JP2003265107A - 食用油添加剤及び食用油添加剤を含む食用油 - Google Patents
食用油添加剤及び食用油添加剤を含む食用油Info
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- JP2003265107A JP2003265107A JP2002073842A JP2002073842A JP2003265107A JP 2003265107 A JP2003265107 A JP 2003265107A JP 2002073842 A JP2002073842 A JP 2002073842A JP 2002073842 A JP2002073842 A JP 2002073842A JP 2003265107 A JP2003265107 A JP 2003265107A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】天ぷらやフライなどの揚げ物において、食材に
含まれる水分による食用油の酸化を防止するとともに、
食材の投入による食用油の温度低下を防ぐ食用油添加剤
について、環境や人体への影響を考慮して不要物として
処理されている天然資源を用いた材料から生成する。 【解決手段】炭酸カルシウムを含む粉末より構成される
ことを特徴としている食用油添加剤による。前記粉末は
ホタテ貝などの貝殻を粉砕した生成物であることを特徴
とするとなお望ましい。
含まれる水分による食用油の酸化を防止するとともに、
食材の投入による食用油の温度低下を防ぐ食用油添加剤
について、環境や人体への影響を考慮して不要物として
処理されている天然資源を用いた材料から生成する。 【解決手段】炭酸カルシウムを含む粉末より構成される
ことを特徴としている食用油添加剤による。前記粉末は
ホタテ貝などの貝殻を粉砕した生成物であることを特徴
とするとなお望ましい。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、炭酸カルシウムを
含む粉末、特にホタテなどの貝殻から生成した粉末を利
用した食用油添加剤に関するものである。
含む粉末、特にホタテなどの貝殻から生成した粉末を利
用した食用油添加剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】天ぷらなどの調理に用いられる植物油脂
等からなる食用油は、空気中の酸素と結合して酸化が進
み易いため、使用しているうちに悪臭や刺激臭が発生し
たり粘度や比重が増加してしまうため頻繁に交換するこ
とが必要という問題が、従来より知られている。これに
対して、アルカリ金属等からなるセラミックで構成され
る酸化防止剤や、電気的な処理で酸化を抑制する酸化防
止装置などが提案されている。
等からなる食用油は、空気中の酸素と結合して酸化が進
み易いため、使用しているうちに悪臭や刺激臭が発生し
たり粘度や比重が増加してしまうため頻繁に交換するこ
とが必要という問題が、従来より知られている。これに
対して、アルカリ金属等からなるセラミックで構成され
る酸化防止剤や、電気的な処理で酸化を抑制する酸化防
止装置などが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】空気中の酸素の影響の
他に、天ぷらやフライを揚げる際には、食材に含まれた
り付着したりしている水分中の酸素の影響も食用油が酸
化する原因となる。油は疎水性があるために水と交じり
合わず、天ぷら等を揚げれば揚げるほど油に粒子状に混
入する水の量が増え、その水に含まれる酸素が油の酸化
を進行させる。こうした水分による酸化を効果的に防止
することも必要である。
他に、天ぷらやフライを揚げる際には、食材に含まれた
り付着したりしている水分中の酸素の影響も食用油が酸
化する原因となる。油は疎水性があるために水と交じり
合わず、天ぷら等を揚げれば揚げるほど油に粒子状に混
入する水の量が増え、その水に含まれる酸素が油の酸化
を進行させる。こうした水分による酸化を効果的に防止
することも必要である。
【0004】また、天ぷらの衣は食材と食用油との温度
差が大きいほどからっと揚がって食感が向上するが、冷
凍品などの冷たい食材を用いると、食用油の温度が急激
に低下してからっと揚がりにくいという問題があり、こ
のような食材による温度低下を軽減することも必要であ
る。
差が大きいほどからっと揚がって食感が向上するが、冷
凍品などの冷たい食材を用いると、食用油の温度が急激
に低下してからっと揚がりにくいという問題があり、こ
のような食材による温度低下を軽減することも必要であ
る。
【0005】さらに、現在使用されている多くの酸化防
止剤は化学合成物質であるが、それらは有限資源の枯渇
可能性や人体への長期的な影響の有無など将来的な問題
点を残しているため、酸化防止剤も天然資源を利用した
ものであることが望ましい。さらに、前記天然資源は原
材料の安定供給確保と資源の有効利用の観点から、通常
は不要物とされているものを利用するものであると、な
お望ましい。
止剤は化学合成物質であるが、それらは有限資源の枯渇
可能性や人体への長期的な影響の有無など将来的な問題
点を残しているため、酸化防止剤も天然資源を利用した
ものであることが望ましい。さらに、前記天然資源は原
材料の安定供給確保と資源の有効利用の観点から、通常
は不要物とされているものを利用するものであると、な
お望ましい。
【0006】本発明は、これらの課題に対応して、食材
に含まれる水分による食用油の酸化を防止するととも
に、食材の投入による食用油の温度低下を防ぐ食用油添
加剤について、環境や人体への影響も考慮しながらなる
べく天然資源を用いた材料から生成することを目的とし
ている。
に含まれる水分による食用油の酸化を防止するととも
に、食材の投入による食用油の温度低下を防ぐ食用油添
加剤について、環境や人体への影響も考慮しながらなる
べく天然資源を用いた材料から生成することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題に対応するた
めに、本発明の食用油添加剤は、炭酸カルシウムを含む
粉末より構成されることを特徴としている。また、前記
粉末は貝殻を粉砕した生成物であることを特徴とするこ
ともできる。さらに、前記貝殻はホタテの貝殻であるこ
とを特徴とすることもできる。
めに、本発明の食用油添加剤は、炭酸カルシウムを含む
粉末より構成されることを特徴としている。また、前記
粉末は貝殻を粉砕した生成物であることを特徴とするこ
ともできる。さらに、前記貝殻はホタテの貝殻であるこ
とを特徴とすることもできる。
【0008】また、本発明は、上記それぞれの特徴を有
する食用油添加剤を添加した食用油として構成すること
もできる。
する食用油添加剤を添加した食用油として構成すること
もできる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、以
下に詳細に説明する。
下に詳細に説明する。
【0010】本発明における食用油添加剤は、炭酸カル
シウムを含む粉末として構成されている。食用油の温度
は、通常は180〜200℃程度の高温に設定される。
前記粉末を食用油に混入し天ぷらやフライなどを揚げる
油として用いると、炭酸カルシウムが下記化学式1の反
応により、空気中に存在しているか、又は食材を油で揚
げることにより生じる二酸化炭素を取り込みつつ、炭酸
水素カルシウムあるいは類似の化合物となって食材に含
まれる水分による油の酸化を抑制する。
シウムを含む粉末として構成されている。食用油の温度
は、通常は180〜200℃程度の高温に設定される。
前記粉末を食用油に混入し天ぷらやフライなどを揚げる
油として用いると、炭酸カルシウムが下記化学式1の反
応により、空気中に存在しているか、又は食材を油で揚
げることにより生じる二酸化炭素を取り込みつつ、炭酸
水素カルシウムあるいは類似の化合物となって食材に含
まれる水分による油の酸化を抑制する。
【0011】
【化1】
【0012】あるいは炭酸カルシウムは、下記化学式2
の水和反応により、酸化反応の原因となる水を取り込ん
で、油の酸化を抑制する。
の水和反応により、酸化反応の原因となる水を取り込ん
で、油の酸化を抑制する。
【0013】
【化2】
【0014】前記化学式1及び前記化学式2の化学反応
は、いずれも発熱反応であるため、局所的に温度を上昇
させる効果がある。従って、前記食用油添加剤を食用油
に混入しておくと、天ぷらの材料として冷たい食材を入
れた場合にも、前記食材に含まれる水分からその周囲で
発熱反応が生じることにより、食材の投入による食用油
の温度低下を抑制することができる。天ぷらの衣は油と
の温度差が大きいほどからっとした食感に仕上がるの
で、従来のようにバーナーの火加減の調節等によらなく
とも、容易にからっとした食感を生じさせることが可能
になる。
は、いずれも発熱反応であるため、局所的に温度を上昇
させる効果がある。従って、前記食用油添加剤を食用油
に混入しておくと、天ぷらの材料として冷たい食材を入
れた場合にも、前記食材に含まれる水分からその周囲で
発熱反応が生じることにより、食材の投入による食用油
の温度低下を抑制することができる。天ぷらの衣は油と
の温度差が大きいほどからっとした食感に仕上がるの
で、従来のようにバーナーの火加減の調節等によらなく
とも、容易にからっとした食感を生じさせることが可能
になる。
【0015】炭酸カルシウムを含む粉末を生成するため
には、ホタテ貝などの貝殻を粉砕加工すれば良い。ホタ
テ貝などの貝殻は炭酸カルシウムを主成分とするとも
に、抗菌性を有しているため食用添加剤に適しているか
らである。
には、ホタテ貝などの貝殻を粉砕加工すれば良い。ホタ
テ貝などの貝殻は炭酸カルシウムを主成分とするとも
に、抗菌性を有しているため食用添加剤に適しているか
らである。
【0016】粉末の生成法について、ホタテ貝について
の一例を説明する。ホタテ貝の貝柱を取り除いた後の貝
殻について、3年から5年の天日乾燥を行って硬化させ
る。硬化した貝殻を約120℃の温度で20分から30
分程度焼却する。この焼却は貝殻に付着した不純物を取
り除き、炭酸カルシウムの純度を高めるために行われ
る。焼却後の貝殻を粉砕して食用油添加剤としての粉末
が得られるが、粉砕方法や粒径は特に限定されるもので
はない。
の一例を説明する。ホタテ貝の貝柱を取り除いた後の貝
殻について、3年から5年の天日乾燥を行って硬化させ
る。硬化した貝殻を約120℃の温度で20分から30
分程度焼却する。この焼却は貝殻に付着した不純物を取
り除き、炭酸カルシウムの純度を高めるために行われ
る。焼却後の貝殻を粉砕して食用油添加剤としての粉末
が得られるが、粉砕方法や粒径は特に限定されるもので
はない。
【0017】ホタテ貝の貝殻は、貝柱を取り除いた後の
ものが大量に発生する一方で、通常は不要物として処理
されているものであるため、資源の有効利用及び原材料
供給の安定性の観点からも、本発明にかかる食用油添加
剤の原材料に適するものである。
ものが大量に発生する一方で、通常は不要物として処理
されているものであるため、資源の有効利用及び原材料
供給の安定性の観点からも、本発明にかかる食用油添加
剤の原材料に適するものである。
【0018】上記により生成されたホタテ貝殻の粉末
は、天ぷらを揚げる場合には食用油1リットルに対し
て、1グラム程度を混入するとよい。本発明の効果を生
じさせるためには通常はこの程度で十分であるが、1グ
ラム以上を混入しても特段の問題はない。
は、天ぷらを揚げる場合には食用油1リットルに対し
て、1グラム程度を混入するとよい。本発明の効果を生
じさせるためには通常はこの程度で十分であるが、1グ
ラム以上を混入しても特段の問題はない。
【0019】食用油への混入方法については、食用油が
天ぷらを揚げるのに適した温度(通常は180〜200
℃程度)まで上昇した後に、前記粉末を混入して軽くか
き混ぜる。加熱されると油は容器内で循環するので、前
記粉末は沈殿することなく全体に行き渡る。
天ぷらを揚げるのに適した温度(通常は180〜200
℃程度)まで上昇した後に、前記粉末を混入して軽くか
き混ぜる。加熱されると油は容器内で循環するので、前
記粉末は沈殿することなく全体に行き渡る。
【0020】
【発明の効果】本発明により、天ぷらなど揚げ物に用い
る食用油について、食材に含まれる水分による食用油の
酸化を抑制することができるとともに、食材の投入によ
る食用油の温度低下を加熱等の操作を行うことなく軽減
することができる。
る食用油について、食材に含まれる水分による食用油の
酸化を抑制することができるとともに、食材の投入によ
る食用油の温度低下を加熱等の操作を行うことなく軽減
することができる。
【0021】また、ホタテ貝の貝殻等の不要物として処
理されている貝殻を原料として用いることにより、資源
を有効に利用するとともに、原材料の安定供給を確保す
ることができる。
理されている貝殻を原料として用いることにより、資源
を有効に利用するとともに、原材料の安定供給を確保す
ることができる。
【0022】さらに、ホタテ貝の貝殻等の抗菌効果も有
する天然物を原料として用いることにより、食用として
の安全性も確保することが可能になる。
する天然物を原料として用いることにより、食用として
の安全性も確保することが可能になる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(71)出願人 502095616
福原 長寿
青森県八戸市柏崎4丁目15−43 フローセ
ラスルイケ607
(71)出願人 502095627
小比類巻 孝幸
青森県三沢市大字三沢字横沢89−3
(72)発明者 小山 信次
青森県八戸市大字新井田字外久保4−23
(72)発明者 奥田 慎一
宮城県仙台市青葉区台原森林公園1番1の
114号
(72)発明者 福原 長寿
青森県八戸市柏崎4丁目15−43 フローセ
ラスルイケ607
(72)発明者 小比類巻 孝幸
青森県三沢市大字三沢字横沢89−3
(72)発明者 笹谷 廣治
横浜市中区三吉町3番地11 株式会社チャ
フローズコーポレーション内
Fターム(参考) 4B026 DC04 DG01 DG11 DL07 DP01
DX01
4H059 AA06 AA20 DA08 EA03
Claims (6)
- 【請求項1】 炭酸カルシウムを含む粉末より構成され
ることを特徴とする食用油添加剤。 - 【請求項2】 前記粉末は貝殻を粉砕した生成物である
ことを特徴とする請求項1記載の食用油添加剤。 - 【請求項3】 前記貝殻はホタテ貝の貝殻であることを
特徴とする請求項2記載の食用油添加剤。 - 【請求項4】 炭酸カルシウムを含む粉末より構成され
る食用油添加剤が添加されていることを特徴とする食用
油。 - 【請求項5】 前記粉末は貝殻を粉砕した生成物である
ことを特徴とする請求項4記載の食用油。 - 【請求項6】 前記貝殻はホタテ貝の貝殻であることを
特徴とする請求項5記載の食用油。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002073842A JP2003265107A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 食用油添加剤及び食用油添加剤を含む食用油 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002073842A JP2003265107A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 食用油添加剤及び食用油添加剤を含む食用油 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003265107A true JP2003265107A (ja) | 2003-09-24 |
Family
ID=29203393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002073842A Pending JP2003265107A (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | 食用油添加剤及び食用油添加剤を含む食用油 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003265107A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7794766B2 (en) | 2005-08-25 | 2010-09-14 | Brunob Ii B.V. | Oil modifier to lower fat content of fried foods |
-
2002
- 2002-03-18 JP JP2002073842A patent/JP2003265107A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7794766B2 (en) | 2005-08-25 | 2010-09-14 | Brunob Ii B.V. | Oil modifier to lower fat content of fried foods |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071001 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080226 |