JP2003264855A - データ放送番組制作における校正方法 - Google Patents

データ放送番組制作における校正方法

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JP2003264855A JP2002063860A JP2002063860A JP2003264855A JP 2003264855 A JP2003264855 A JP 2003264855A JP 2002063860 A JP2002063860 A JP 2002063860A JP 2002063860 A JP2002063860 A JP 2002063860A JP 2003264855 A JP2003264855 A JP 2003264855A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄積型データ放送サービスを利用したデータ放
送番組制作に関して、一般利用者が閲覧するのと同じ環
境で、表示体裁および画面遷移等の動作の確認を容易に
行なうデータ放送番組制作方法およびデータ放送番組制
作システムを提供すること課題とする。 【解決手段】視聴者の受信機に、所定のID番号のイベ
ントメッセージを受信した場合には、所定の条件を満た
す場合はその受信機に蓄積されている指定されたダミー
番組のリンクを変更するリンク変更手段を設定するステ
ップ、制作途中の番組データを所定のサーバーにアップ
ロードするステップ、ダミー番組を用意しこれを放送す
るステップ、必要な情報をデータ部分に添付したイベン
トメッセージを発信するステップ、を順に実行して制作
途中の番組データを受信機上で閲覧可能とすることによ
り上記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ放送を利用
したデータ放送番組の制作における制作データの校正確
認方法に関する。
【0002】
【従来技術】データ放送を伴うデジタル放送サービスと
しては、BSデジタル放送が2000年よりサービスを
開始した。さらに、2002年より蓄積型デジタル放送
サービスを行うCSデジタル放送の開始が予定されてい
る。蓄積型デジタル放送とは、放送番組をデジタルデー
タとして蓄積できるデジタル放送受信機を前提とした放
送サービスであって、放送番組を受信機に蓄積した上
で、後で都合のよい時に必要な番組だけを選択して再生
視聴できるような番組を提供する放送サービスである。
【0003】デジタル放送のデータ放送番組の記述言語
としては、既にサービスが開始したBSデジタル放送の
他、東経110度CS放送、地上波デジタル放送のいず
れもXMLをベースとしたBML(Broadcast Markup L
anguage)が用いられることが予定されている。BML
は、XML(eXtensible Markup Language)を基本にデ
ータ放送用途に専用化した記述言語である。WWWブラ
ウザがHTML(HyperText Markup Language)データ
を解釈してコンピュータ画面に表示するのと同じよう
に、データ放送に対応した受信機は、BMLで記述され
たデータ放送番組データを解釈してTV画面に表示する
機能を備えている。BMLは、さらに、データ放送画面
上で動的な動作を表現可能とするために、ECMAScriptと
いう手続き記述言語で、処理手順を記述させることがで
きる。この手続き記述言語でBMLデータの中に挿入さ
れた部分を便宜上BMLのスクリプトなどと呼ぶ。ECMA
Scriptは、JavaScript(登録商標)をベースとしたオブジ
ェクト指向スクリプト言語である。このようにデジタル
放送に付随したデータ放送は、TV放送に様々な機能を
付加できるため、その有効な利用方法が模索されてい
る。
【0004】ところで、生活情報として身近なものに新
聞の折込みチラシがある。ここでチラシとは、具体的な
商品あるいはサービスの販売促進を図るために作成され
る広告コンテンツの一態様であって、商品またはサービ
スを特定する名称または型番、商品の機能効能またはサ
ービスの内容、価格など広告主および購買者にとって重
要な具体的情報を含むものと定義することができる。イ
ンターネットを利用した電子的なチラシの配布サービス
としては既に http://www.dnp-orikomio.com/等におい
て実用化されている。一方、蓄積型デジタル放送のデー
タ放送サービス(以下蓄積型データ放送)を利用して、
電子チラシ情報を蓄積型データ放送番組として放送すれ
ば、TV受信機(データ放送受信機を接続したTVモニ
タ)上で同様な電子的なチラシ情報を閲覧することが可
能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓄積型
データ放送を利用して上記電子チラシ等のデータ放送番
組を提供するには、既に実用化されたインターネットに
よる情報提供と比べて、実際問題として、次のような問
題を抱えている。インターネットコンテンツでは、その
制作段階において、コンテンツの体裁やリンクの確認
は、制作担当者のコンピュータ上のWWWブラウザで行
うことができるが、これは一般利用者がそのインターネ
ットコンテンツを閲覧する環境と全く同じである。した
がって、制作担当者のコンピュータ上でインターネット
コンテンツの体裁確認およびそのコンテンツが複数HT
ML頁に渡る場合のリンクの確認を完璧に行うことがで
きる。
【0006】一方、データ放送番組制作時においては、
蓄積型データ放送対応受信機は、放送局から提供された
番組データだけしか受信機のハードディスクに記録でき
ないため、制作担当者は、一般利用者がデータ放送番組
を視聴する環境と全く同じ状態でデータ放送番組の体裁
確認およびその番組が複数BML頁に渡る場合のリンク
の確認を行なうことは簡単にはできないという問題点が
ある。一般利用者が閲覧する環境と全く同じ状態でデー
タ放送番組の確認を行なうには、制作途中のデータ放送
番組データを放送局から実際に放送し、これを受信する
か、またはその状態を室内環境でシミュレーションする
高額な機械を使用する必要があるからである。
【0007】本発明は、このようなデータ放送番組制作
上の難点を解消するためになされたものであって、一般
利用者の扱うデジタル放送受信機の環境で、表示体裁お
よび画面遷移等の動作の確認を容易に行なうデータ放送
番組制作方法およびデータ放送番組制作システムを提供
すること課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための第
1の発明は、データ放送番組制作における校正方法であ
って、その第1の態様は、視聴者の受信機に、所定のI
D番号のイベントメッセージを受信した場合には、その
イベントメッセージに添付されたデータから必要な情報
を取得して、所定の条件を満たす場合はその受信機に蓄
積されている指定されたダミー番組のリンクを変更する
リンク変更手段を設定するステップ、制作途中の番組デ
ータを所定のサーバーにアップロードするステップ、ダ
ミー番組を用意しこれを放送するステップ、特定の個人
を識別する情報、ダミー番組の番組識別情報、ダミー番
組のリンクを変更して前記制作途中の番組データを閲覧
可能とするために必要な情報をデータ部分に添付したイ
ベントメッセージを発信するステップ、を順に実行する
ことにより、所定のID番号のイベントメッセージを受
けた時に前記リンク変更手段の働きにより、指定された
特定の個人の識別情報を保持している受信機においてだ
け、前記ダミー番組のリンクが変更されて、前記サーバ
ーにアップロードされた制作途中の番組データを閲覧し
内容を検査することが可能となることを利用することを
要旨とする。ダミー番組のリンクを変更して前記制作途
中の番組データを閲覧可能とするために必要な情報と
は、具体的にはリンクの変更箇所と変更後のリンク宛先
の情報のリスト等である。
【0009】イベントメッセージ(以下EM)とは、番
組放送中に、放送局から発信されるトリガー信号であ
る。受信機はこのEMによって、番組の表示内容を変更
させたり、何らかの割り込み処理を開始するトリガー信
号として利用することができる。EMはEMの種類を特
定するIDを持ち、データ部分を添付することもでき
る。
【0010】視聴者の受信機に、リンク変更手段を設定
するステップは、リンク変更手段を実現するソフトウエ
アプログラムを受信機にインストールすることによって
行なってもよいし、または、リンク変更手段として動作
するBMLスクリプトを含んだ蓄積番組でない番組を放
送局から放送し、受信機に受信させることで行なっても
よい。
【0011】第1の発明に係る異なる態様である第2の
態様は、視聴者の受信機に、所定のID番号のイベント
メッセージを受信した場合には、添付されたデータから
必要な情報を取得して、所定の条件を満たす場合はその
受信機に蓄積されている指定されたダミー番組のリンク
を変更するリンク変更手段を設定するステップ、制作途
中の番組データをダミー番組からのリンクのない付加デ
ータとしてダミー番組に含めて放送するステップ、特定
の個人を識別する情報、ダミー番組の番組識別情報、ダ
ミー番組のリンクを変更して前記制作途中の番組データ
を閲覧可能とするために必要な情報をデータ部分に添付
したイベントメッセージを発信するステップ、を順に実
行することにより、所定のID番号のイベントメッセー
ジを受けた時に前記リンク変更手段の働きにより、指定
された特定の個人の識別情報を保持している受信機にお
いてだけ、前記ダミー番組のリンクが変更されて、制作
途中の番組データを閲覧し内容を検査することが可能と
なることを利用するデータ放送番組制作における校正方
法である。
【0012】第1の発明に係る異なる態様である第3の
態様は、通常の蓄積番組と特別な蓄積番組を区別して扱
い、通常の蓄積番組だけをアクセスするユーザーインタ
ーフェースを提供する蓄積型デジタル放送受信機に対し
て、このような受信機に、所定のID番号のイベントメ
ッセージを受信した場合には、添付されたデータから必
要な情報を取得して、所定の条件を満たす場合はその受
信機に蓄積されている特別な蓄積番組を通常の蓄積番組
として扱うようその属性等を変更する閲覧有効化手段を
設定するステップ、制作途中の番組データを特別な蓄積
番組として放送するステップ、特定の個人を識別する情
報、対象とする特別な蓄積番組の番組識別情報をデータ
部分に添付したイベントメッセージを発信するステッ
プ、を順に実行することにより、所定のID番号のイベ
ントメッセージを受けた時に前記閲覧有効化手段の働き
により、指定された特定の個人の識別情報を保持してい
る受信機においてだけ、前記特別な蓄積番組の属性等が
変更されてアクセス可能となり、当該受信機上で制作途
中の番組データを閲覧し内容を検査することが可能とな
ることを利用するデータ放送番組制作における校正方法
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明の校正
方法を利用したデータ放送番組制作システム1(以下シ
ステム1)を説明してゆく。以下の説明では、作成する
データ放送番組としては、新聞折込みチラシと同様、商
店等の商品売出し情報を内容とした番組を制作する場合
を例に説明する。したがって以下では、そのようなデー
タ放送番組を「チラシ番組」とし、そこに掲載する情報
を提供する情報提供者を「チラシ出稿企業」と呼ぶこと
にする。図1はシステム1の全体構成図である。システ
ム1は、データ放送番組制作業者等に設置される設備1
00に、チラシ出稿企業の担当者が使用するクライアン
トコンピュータ40がネットワーク9を介して接続され
た構成をとる。
【0014】データ放送番組制作業者等に設置される設
備100には、WWWサーバー手段11、原稿登録手段
12、流し込み手段14、番組編集手段15を備えた第
1のサーバー10(以下制作サーバー10と記す)およ
びがデータ放送番組制作業者等の作業者が使用するクラ
イアントコンピュータ50が設置される。制作サーバー
10に接続される記憶装置20には、データ放送番組に
掲載される商品画像やテキスト、ロゴ画像等を記録管理
する原稿データベース21が備えられている。またデー
タ放送番組の制作に必要なBMLテンプレート22が記
録されている。データ放送番組の割付レイアウトは何種
類か用意されており、その各レイアウトのデータ放送番
組データを作成するためのBMLテンプレートが用意さ
れている。原稿データベース21には、チラシの1コマ
(1掲載商品等)を構成するために必要な情報が1レコ
ードとして記録管理される。その1レコードには、テキ
スト、使用する画像ファイルへのリンク、およびパラメ
ータ情報(分類・掲載期間、配信地域、店舗情報の有
無、クーポンの有無、使用するテンプレートの種類(チ
ラシの割付レイアウトの型))が含まれる。
【0015】WWWサーバー手段11は、ネットワーク
を通してアクセスしてくるチラシ出稿担当者のコンピュ
ータ画面に画像・テキスト入力、レイアウトパターンの
指定等を行うユーザーインターフェースを提供し、入力
されたデータを受けて原稿登録手段12を呼出して必要
な処理を行なわせる。WWWサーバー手段11は、入手
可能なWWWサーバーソフトウエアをデータサーバー1
0にインストールして実現する。原稿登録手段12は、
WWWサーバー手段11から呼出されるソフトウエアモ
ジュールであって、WWWサーバー手段11が受付けた
原稿データを、所定の仕方で原稿データベース21に登
録する。流し込み手段14は、受付けた原稿データに基
づいて前記BMLテンプレートを利用して一掲載商品の
ための一画面のBMLデータを作成する。流し込み手段
14はWWWサーバー手段11から呼出されるソフトウ
エアモジュールである。また、クライアントコンピュー
タ50を使用する作業者は、番組編集手段15の提供す
るユーザーインターフェースを利用して、複数の確認済
みの一画面BMLデータを組合わせてデータ放送用の1
本の番組データを作成する。番組編集手段15は、BM
Lデータに他のBMLデータへのハイパーリンクを付加
するなどの編集作業インターフェースをクライアントコ
ンピュータ40または50に提供し、作業者の入力に従
って、複数のBMLデータから1まとまりの放送番組デ
ータを構成するソフトウエアプログラムである。
【0016】図3は、蓄積型データ放送サービスのサー
ビス形態の概念図である。ここで蓄積型データ放送サー
ビスについて一般的な説明をしておく。300は、視聴
者宅に設置される蓄積型データ放送対応受信機である。
放送番組蓄積記録用の記憶装置310を備えている。3
09は受信アンテナである。320はTVモニタ330
の画面をプリントするためのカラープリンタである。受
信機300には表示画面データをキャプチャして画像デ
ータとしてプリントアウトするプリンタドライバが備え
られている。また、受信機300は、ネットワークイン
ターフェースを有しており、回線306を通じて放送局
等が設置する配信サーバー30からコンテンツデータ
(これを通信コンテンツと呼ぶ)を読み出すこともでき
る。データ放送番組制作業者の設備100にて作成され
た番組データは、放送コンテンツとして放送される場合
(図3)と、この配信サーバー30から通信コンテン
ツとして提供される場合(図3)がある。放送コンテ
ンツのデータは放送局200から放送アンテナ209、
中継衛星6を介して受信機300に到達する。(ただし
地上波データ放送がサービスされる場合は中継衛星6を
経由しない。)放送コンテンツとして受信機300に受
信されたデータ放送番組データは、通常、蓄積コンテン
ツとして記憶装置310に記録され(図3)、視聴者
の操作により必要な時に呼出される.
【0017】図2は、データ放送番組制作システム1を
使用したデータ放送番組データの制作フローを示してい
る。以下図2に従って、データ放送番組制作システム1
を使用した製作フローを説明する。チラシ出稿企業の担
当者はクライアントコンピュータ40からサーバー10
のURLを指定してサーバー10にログインする(S1
0)。ログインが了承された場合は、担当者に提供され
るデータ入力画面から掲載チラシ1件の入力を行う(S
12)。まず、パラメータ情報を入力する。パラメータ
とは、そのチラシ1件の情報の分類・掲載期間、配信地
域、店舗情報の有無、クーポンの有無、テンプレートの
種類(チラシの割付レイアウトの型)の選択等の指定情
報である。次に、チラシに使用する画像ファイルの指
定、テキストの入力を行う。1件の入力・指定(または
1画面を構成するのに必要な件数の入力)が終ったとこ
ろで制作者は流し込み手段14を呼出すことによりチラ
シ番組の一画面分のBMLデータの作成を行う(S1
4)。作成されたBMLデータは直ちに配信サーバー3
0に転送され、プレビュー画面として登録される(S1
6)。このプレビュー画面は、特定者(チラシ番組制作
担当者)だけが閲覧可能なデータである。
【0018】一方、放送局は、このプレビュー画面を特
定者が閲覧するためのダミー番組を放送する。ダミー番
組は、特定者以外の者には通常の広告番組あるいは告知
番組等として表示されるものである。そして、放送局
は、配信サーバー30へプレビュー画面を転送直後に所
定のID番号のEMを発信する(S17)。このEMを
受信した受信機は、後述するリンク変更手段301の働
きにより、特定の視聴者(以下特定者)の受信機におい
ては、前記ダミー番組の内部のリンクが変更され、配信
サーバー30にアップロードされたプレビュー画面へア
クセス可能となる(S17)。特定者である作業者は、
受信機300からリモコン操作により作業者しか閲覧で
きない頁、すなわちプレビュー画面をTVモニタ330
に表示させ、単一画面の表示体裁を確認する(S1
8)。体裁を確認してよければ、1画面分のデータを本
登録する(S20)。
【0019】図5は、ステップS17で放送されるダミ
ー番組500を模式的に表したものである。このダミー
番組はトップ頁(頁1)と頁2から構成され、頁1→頁
2→頁1とリンクが貼られていることを表す。ダミー番
組500は、特定者の受信機がEMを受信した後は、リ
ンクが変更されテスト番組501となる。図5の下部に
示すように、頁2→配信サーバー内のプレビュー頁→頁
1と番組内のリンクが変更される。したがってデータ放
送番組制作担当者はステップS18で単一画面体裁の確
認が受信機300上でできるようになる。制作担当者は
表示画面をそのままの画面体裁でプリンタ320からプ
リントアウトすることもできる。
【0020】図2のフローに戻る。制作者は適当なタイ
ミングで、本登録された1画面分のデータの集合23か
ら一番組を構成する一まとまりのデータセットを抽出し
て、必要なリンクの挿入等を行なって一つのデータ放送
番組として編集を行う(S30)。このようにして作成
されたデータ放送番組は、一般視聴者にも視聴できるダ
ミー番組内に隠されたデータとして付加されて放送され
る(S32)。そして、放送局は、その直後に所定のI
D番号のEMを発信する(S34)。このEMを受信し
た受信機は、後述するリンク変更手段301の働きによ
り、特定者の受信機においては、前記ダミー番組の内部
のリンクを変更し、ダミー番組に隠されていた画面へア
クセス可能とする。
【0021】特定者であるデータ放送番組制作担当者
は、受信機300からリモコン操作等を行い、アクセス
可能となった制作途中のチラシ番組の動作の確認をおこ
なう(S36)。問題があれば、ステップS30に戻っ
て手直しする。問題がなければ本放送用のデータとする
(S40)。
【0022】図6は、ステップS32で放送されるダミ
ー番組600を模式的に表したものである。このダミー
番組はトップ頁(頁1)と頁2から構成され、頁1→頁
2→頁1とリンクが貼られていることを表す。頁3以降
の頁はデータとしては存在するが一般の視聴者は決して
閲覧することができない。ダミー番組600は、特定者
の受信機がEMを受信した後は、リンクが変更されテス
ト番組601となる。テスト番組601においては、頁
2→頁3→その他の頁→頁3と番組内のリンクが変更さ
れる。したがってデータ放送番組制作担当者はステップ
S36で頁3→その他の頁→頁3の本来のデータ放送番
組として構成されるべき部分のリンクが正しく貼られて
いるか等のチェックを受信機300のリモコンを操作す
ることにより、後日一般視聴者が完成されたデータ放送
番組を閲覧する場合と全く同じ環境で確認することがで
きる。
【0023】図2に示した方法の特徴は、プレビュー画
面データを配信サーバーにセットした直後、または、制
作途中の確認のための番組データを放送した直後にEM
を発信させ(S17,S34)ることと、このEMのデ
ータ領域に、それらのデータを閲覧できる者を特定する
ID番号等の識別情報と、それらのデータを特定者に閲
覧させるために後述するリンク変更手段301が必要と
する情報を含ませること、および、受信機側では、ステ
ップS17またはS34で発信されるEMに応じて、特
定の視聴者だけにプレビュー画面データまたは制作途中
の番組データへのアクセスを可能とするリンク変更手段
301を備えておくことである。
【0024】リンク変更手段301は、受信機300に
内蔵されたCPUが解釈可能なソフトウエアプログラム
として受信機300にあらかじめインストールしておく
方法も考えられるが、その処理手順をBMLデータに挿
入可能なスクリプトにより記述してデータ放送のBML
データとして作成して放送局から放送し、各受信機30
0で受信させるという方法をとってもよい。後者の方
が、市販の受信機300を改造することなく機能を実現
できるのでより便利である。
【0025】図4は、リンク変更手段301の動作を説
明するフローチャートである。図4に従ってリンク変更
手段301の働きを説明する。以下の説明では、リンク
変更手段301はそれ自身BMLのスクリプトであっ
て、放送局からの放送波に常に含まれて放送されるBM
Lデータであるとする。
【0026】リンク変更手段301の動作を実現するス
クリプトの記述を含んだBMLデータが、受信機に受信
されると、まず、受信機が割込みイベントとして受付け
るEMの種類と、そのEMが到着した場合の割り込み処
理関数を設定する(S50)。ここで、ステップS1
7、S34で発信されるEMについてあらかじめ決めら
れたIDを受付け可能として設定する。以後、受信機3
00は、ステップS17,S34で発信されるEMを受
信することを割込みイベントとして認識することとな
る。
【0027】受信機300が、ステップS17,S34
で発信されるEMを受付けると、割り込み処理関数が呼
出される(S54)。まず最初に、受付けたEMに添付
されているデータ部分を読込む(S60)。EMからデ
ータ部分を抽出するが、この種類のEMには、宛先視聴
者の識別番号、対象とするダミー番組の識別番号、リン
ク変更箇所と変更先リンクのリストが記録されているた
め、このデータ部分を抜き出す。次に、割り込み処理関
数は、受信機300の不揮発メモリまたは受信機300
に挿入されているICカードに記録されている当該受信
機のIDを読み出し、ユーザーIDと照合する(S6
2)。照合結果が一致するならば、番組識別番号で指定
されるダミー番組の中の幾つかのリンクを、ステップS
60で読み出したリンク変更箇所と変更先リンクのリス
トの内容にしたがって書き換える(S66)。その後呼
出し先に戻る。照合結果が一致しない場合は、何もせず
に元に戻る。
【0028】特定者(データ放送番組制作担当者)は、
自分のIDが記録されている受信機上で、ダミー番組5
00または600をテスト番組501または601とし
て閲覧できるため画面体裁やリモコン操作による動作の
確認をすることができる。尚、上記ステップS62の認
証処理では、視聴者の識別番号により受信機を検証する
だけである。その場で視聴している者の認証を厳格に要
する場合は、テスト番組501または601において頁
2の次に最初に表示される頁において視聴者にパスワー
ドを要求することにより、実際に視聴している人の検証
をも併せて行なうことが可能である。この場合には、E
Mのデータ部分に特定者のパスワードをも含めておけば
よい。
【0029】以上本発明に係るデータ放送番組制作にお
ける校正方法を具現化した制作システム1を本発明の実
施形態として説明した。新聞折込みチラシと同様な内容
の番組制作を例にとって説明したが、本発明の校正方法
およびそれを具現化した制作システム1はそれ以外の一
般の番組制作にも利用できることは明らかである。この
制作システムにおいては、必ず一般視聴者の目にも触れ
るダミー番組を放送しなければならないという欠点があ
る。実際上は一般の広告または告知のための番組として
ダミー番組と意識させないように放送するわけである
が、制約事項であることにかわりはない。そこで、次
に、これまで説明した制作システムの変形例を第2の実
施形態として説明する。以下に述べる第2の実施形態
は、ダミー番組を必要としない利点を持つ方法である。
ただし、受信機300に一定の機能を付加することを必
要とする。
【0030】一般に蓄積型デジタル放送対応受信機30
0は、視聴者のリモコン操作に応じて、受信機の内蔵ハ
ードディスク310に蓄積されている蓄積番組を提示
し、それらの番組を閲覧するためのユーザーインターフ
ェース(これを案内画面と呼ぶことにする)を提供する
機能を備えている。これをディレクトリ手段と呼ぶこと
にする。第2の実施形態では、通常の蓄積番組と通常の
蓄積番組とは異なる属性を持つ特別番組とを区別して処
理するディレクトリ手段を備える受信機300を使用す
る。
【0031】図7の上半分は、第2の実施形態における
受信機300のディレクトリ手段の働きを説明する図で
ある。すなわち、通常の蓄積番組である番組1に対して
は、これを閲覧するためのボタン701が案内画面70
0に表示されている。番組2、番組3についても同様で
ある。しかし、特別番組を閲覧するためのボタンは案内
画面に作成されない。
【0032】図7の下半分は、上記のようなディレクト
リ手段を備えた特定者の受信機がEMを受信した場合の
変化を示したものである。すなわち、リンク変更手段3
01に変わる閲覧有効化手段の働きにより、それ以後視
聴者がリモコンの操作等により案内画面700の表示を
要求した場合は、受信機300は特別番組を閲覧するた
めのボタン704を案内画面に付加する。
【0033】このようにして、データ放送番組作成者
は、ダミー番組を放送するのではなく、特別番組を放送
することで、実施形態1と同様に、後日視聴者が閲覧す
るのと全く同じ環境で、データ放送番組と同じ内容の特
別番組の動作を確認することができる。一般の視聴者の
受信機もこの特別番組を受信し記憶装置310に蓄積す
るが、EMを受信後も図7の上側の状態のままにとどま
り、決して特別番組を閲覧可能にはならない。
【0034】この方法は、放送局200が、通常の蓄
積番組と、特別番組とを異なる属性の蓄積番組として区
別して放送する、受信機のディレクトリ手段が案内画
面を構成する際、特別番組属性の番組は案内画面に加え
ない、リンク変更手段301に代わる閲覧有効化手段
は、図4のステップS66において、次にディレクトリ
手段が案内画面を作成する際は特別番組を通常の蓄積番
組と全く同様に扱えるようにするために必要な設定を行
う、の3点を実現することにより実施できる。におけ
るステップS66の処理内容は、具体的には特別番組の
属性値を変更すればよいだけである。したがって、この
方法において使用されるEMの添付データ部分には、特
定者個人を識別する情報と特別番組を指定する情報が含
まれていればよい。
【0035】放送局が放送するデジタル放送番組には、
管理情報が含まれるので、この一部を用いて通常の蓄積
番組と特別番組とを区別させる属性値を設定することは
可能である。したがって以上述べた方法を実現すること
は可能である。尚、実際には、一定のタイミングで再度
EMを発信し、閲覧有効化手段が当別番組を消去するな
どの処置も必要となる。これもEMに添付するデータに
よって閲覧有効化手段の動作を制御することができるた
め実現可能である。
【0036】
【発明の効果】本発明の方法によればいずれの実施形態
によっても、データ放送番組制作担当者は、制作途中の
番組の体裁確認およびリモコン操作等に対する動作の確
認を、実際の受信機の上で、後日視聴者が視聴する時と
同じ環境で、完全に検証することができる。この結果、
室内環境でデジタル放送をシミュレーションするための
高価なテスト設備を要することなく安価に正確に番組制
作を進める事ができるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 データ放送番組制作システム1の全体構成図
である。
【図2】 本発明の校正方法を利用したデータ放送番組
制作システム1の運用フロー図である。
【図3】 蓄積型データ放送サービスのサービス形態概
念図である。
【図4】 リンク変更手段301の処理を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】 ダミー番組のリンクの変更を説明する概念図
である。
【図6】 ダミー番組のリンクの変更を説明する概念図
である。
【図7】 案内画面700の変化を説明する概念図であ
る。
【符号の説明】
1 データ放送番組制作システム 6 中継衛星 9 インターネット 10 第1のサーバー(制作サーバー) 11 WWWサーバー手段 12 原稿登録手段 14 流し込み手段 15 番組編集手段 20 記憶装置 21 原稿データベース 22 BMLテンプレート 23 登録済み一画面データ 30 配信サーバー 40 クライアントコンピュータ 50 クライアントコンピュータ 100 データ放送番組制作業者の設備 200 放送局 209 放送アンテナ 300 受信機 301 リンク変更手段 306 通信線 309 受信アンテナ 310 内蔵記憶装置(ハードディスク) 320 プリンタ 330 TVモニタ 500 ダミー番組の一例 600 ダミー番組の一例 700 案内画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 弘行 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 吉岡 典子 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5C061 BB07 CC05 5C064 BA07 BB10 BC18 BC23 BC25 BD02 BD07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ放送番組制作における校正方法で
    あって、視聴者の受信機に、所定のID番号のイベント
    メッセージを受信した場合には、そのイベントメッセー
    ジに添付されたデータから必要な情報を取得して、所定
    の条件を満たす場合はその受信機に蓄積されている指定
    されたダミー番組のリンクを変更するリンク変更手段を
    設定するステップ、制作途中の番組データを所定のサー
    バーにアップロードするステップ、ダミー番組を用意し
    これを放送するステップ、特定の個人を識別する情報、
    ダミー番組の番組識別情報、ダミー番組のリンクを変更
    して前記制作途中の番組データを閲覧可能とするために
    必要な情報をデータ部分に添付したイベントメッセージ
    を発信するステップ、を順に実行することにより、所定
    のID番号のイベントメッセージを受けた時に前記リン
    ク変更手段の働きにより、指定された特定の個人の識別
    情報を保持している受信機においてだけ、前記ダミー番
    組のリンクが変更されて、前記サーバーにアップロード
    された制作途中の番組データを閲覧し内容を検査するこ
    とが可能となることを利用するデータ放送番組制作にお
    ける校正方法。
  2. 【請求項2】 データ放送番組制作における校正方法で
    あって、視聴者の受信機に、所定のID番号のイベント
    メッセージを受信した場合には、添付されたデータから
    必要な情報を取得して、所定の条件を満たす場合はその
    受信機に蓄積されている指定されたダミー番組のリンク
    を変更するリンク変更手段を設定するステップ、制作途
    中の番組データをダミー番組からのリンクのない付加デ
    ータとしてダミー番組に含めて放送するステップ、特定
    の個人を識別する情報、ダミー番組の番組識別情報、ダ
    ミー番組のリンクを変更して前記制作途中の番組データ
    を閲覧可能とするために必要な情報をデータ部分に添付
    したイベントメッセージを発信するステップ、を順に実
    行することにより、所定のID番号のイベントメッセー
    ジを受けた時に前記リンク変更手段の働きにより、指定
    された特定の個人の識別情報を保持している受信機にお
    いてだけ、前記ダミー番組のリンクが変更されて、制作
    途中の番組データを閲覧し内容を検査することが可能と
    なることを利用するデータ放送番組制作における校正方
    法。
  3. 【請求項3】 データ放送番組制作における校正方法で
    あって、通常の蓄積番組と特別な蓄積番組を区別して扱
    い、通常の蓄積番組だけをアクセスするユーザーインタ
    ーフェースを提供する蓄積型デジタル放送受信機に対し
    て、このような受信機に、所定のID番号のイベントメ
    ッセージを受信した場合には、添付されたデータから必
    要な情報を取得して、所定の条件を満たす場合はその受
    信機に蓄積されている特別な蓄積番組を通常の蓄積番組
    として扱うようその属性等を変更する閲覧有効化手段を
    設定するステップ、制作途中の番組データを特別な蓄積
    番組として放送するステップ、特定の個人を識別する情
    報、対象とする特別な蓄積番組の番組識別情報をデータ
    部分に添付したイベントメッセージを発信するステッ
    プ、を順に実行することにより、所定のID番号のイベ
    ントメッセージを受けた時に前記閲覧有効化手段の働き
    により、指定された特定の個人の識別情報を保持してい
    る受信機においてだけ、前記特別な蓄積番組の属性等が
    変更されてアクセス可能となり、当該受信機上で制作途
    中の番組データを閲覧し内容を検査することが可能とな
    ることを利用するデータ放送番組制作における校正方
    法。
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