JP2003264853A - 画像表示方法、画像観察方法、画像表示装置、画像印刷装置、印刷物収納用具及び画像観察メガネ - Google Patents

画像表示方法、画像観察方法、画像表示装置、画像印刷装置、印刷物収納用具及び画像観察メガネ

Info

Publication number
JP2003264853A
JP2003264853A JP2002064136A JP2002064136A JP2003264853A JP 2003264853 A JP2003264853 A JP 2003264853A JP 2002064136 A JP2002064136 A JP 2002064136A JP 2002064136 A JP2002064136 A JP 2002064136A JP 2003264853 A JP2003264853 A JP 2003264853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
colors
primary colors
color
primary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002064136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4503910B2 (ja
Inventor
Hideaki Yoshida
英明 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2002064136A priority Critical patent/JP4503910B2/ja
Publication of JP2003264853A publication Critical patent/JP2003264853A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4503910B2 publication Critical patent/JP4503910B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/332Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD]
    • H04N13/334Displays for viewing with the aid of special glasses or head-mounted displays [HMD] using spectral multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/324Colour aspects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自然なカラー画像を立体視して鑑賞する。 【解決手段】合成して1つのカラー画像を表示するため
の複数色として、第1の3原色RX,GX,BXと、こ
の第1の3原色RX,GX,BXとは実質的に互いに排
他的な分光分布特性を有した第2の3原色RZ,GZ,
BZとを使用し、第1の画像を上記第1の3原色によ
り、第2の画像を上記第2の3原色により同一の表示媒
体上に重畳表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体カラー画像を
表示し、印刷し、これをするための画像表示方法、画像
観察方法、画像表示装置、画像印刷装置、印刷物収納用
具及び画像観察メガネに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2眼式の立体画像再生には、
左右独立ディスプレイ方式、パララックスバリア方式、
時分割方式、偏光方式、赤青アナグリフ方式などがあ
る。このような各種立体画像再生方式のうち、投影など
の特殊な機構を用いることなく、2眼用の画像を重畳し
て表示し、あるいは印刷することが可能なものは、赤青
アナグリフ方式のみである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アナグ
リフ方式は、カラーアナグリフ方式も考案されている
が、本来はカラー画像に使用できず、当然ながら色再現
性がきわめて異常であり、モノクロ画像も含めて使用時
に大きな違和感を生じるという不具合がある。
【0004】したがって、写真や映画など、カラー画像
を鑑賞するというレベルでの使用に耐える技術ではな
く、従来より多くの人に認知はされているものの、一般
的に広く普及するには至っていない。
【0005】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、きわめて自然にカ
ラー画像を立体視して鑑賞することが可能な画像表示方
法、画像観察方法、画像表示装置、画像印刷装置、印刷
物収納用具及び画像観察メガネを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
合成して1つのカラー画像を表示するための複数色とし
て、第1の複数色と、この第1の複数色とは実質的に互
いに排他的な分光分布特性を有した第2の複数色とを使
用し、第1の画像を上記第1の複数色により、第2の画
像を上記第2の複数色により同一の表示媒体上に重畳表
示することを特徴とする。
【0007】なお、上記及び以下の文中でも使用する
「実質的に互いに排他的な分光分布特性」とは、すなわ
ち「フィルタによって実用上使用可能な分離度で互いを
分離可能な程度に、分光分布の重なり(オーバーラッ
プ)が充分小さいような分光分布特性」を意味するもの
とする。
【0008】このような方法とすれば、きわめて自然で
鑑賞に耐え得る高画質の複数のカラー画像を重畳表示さ
せることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記第1及び第2の複数色のうちの一
方のみを選択的に出力可能な波長選択性を有する光学フ
ィルタを介して上記表示媒体上に重畳表示された画像を
観察することにより、上記第1及び第2の画像のうち一
方のみを分離観察することを特徴とする。
【0010】このような方法とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、重畳表示された複数の画像の
一方のみを確実に分離して観察することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、上記第1及び第2の画像は、立体画像
を構成する左眼用画像及び右眼用画像の各単眼視画像で
あることを特徴とする。
【0012】このような方法とすれば、上記請求項1記
載の発明の作用に加えて、左右両眼用の画像を重畳表示
することで、立体カラー画像を重畳表示させることがで
きる。
【0013】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、上記第1及び第2の画像は、立体画像
を構成する左眼用画像及び右眼用画像の各単眼視画像で
あり、左眼用画像を分離観察するための光学フィルタを
左眼用レンズに、右眼用画像を分離観察するための光学
フィルタを右眼用レンズにそれぞれ配した画像観察メガ
ネを用いることを特徴とする。
【0014】このような構成とすれば、上記請求項2記
載の発明の作用に加えて、きわめて自然な立体カラー画
像を観察することができる。
【0015】請求項5記載の発明は、合成して1つのカ
ラー画像を表示するための複数色として、第1の複数色
と、この第1の複数色とは実質的に互いに排他的な分光
分布特性を有した第2の複数色とを使用し、第1の画像
を上記第1の複数色により、第2の画像を上記第2の複
数色により同一の表示媒体上に重畳表示することを特徴
とする。
【0016】このような構成とすれば、きわめて自然で
鑑賞に耐え得る高画質の複数のカラー画像を重畳表示す
ることができる。
【0017】請求項6記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、上記複数色として加色混合の3原色R
GBによる第1の3原色RX,GX,BXと、この第1
の3原色RX,GX,BXと実質的に互いに排他的な分
光分布特性を有した第2の3原色RZ,GZ,BZとを
少なくとも使用し、第1の画像を上記第1の3原色を発
光する蛍光体により、第2の画像を上記第2の3原色を
発光する蛍光体により同一の表示画面上に重畳表示する
ことを特徴とする。
【0018】このような構成とすれば、上記請求項5記
載の発明において、例えば陰極管ディスプレイなどで複
数のカラー画像を重畳表示することができる。
【0019】請求項7記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、上記複数色として加色混合の3原色R
GBによる第1の3原色RX,GX,BXと、この第1
の3原色RX,GX,BXと実質的に互いに排他的な分
光分布特性を有した第2の3原色RZ,GZ,BZとを
少なくとも使用し、第1の画像を上記第1の3原色を発
光する3種類の発光ダイオードにより、第2の画像を上
記第2の3原色を発光する3種類の発光ダイオードによ
り同一の表示画面上に重畳表示することを特徴とする。
【0020】このような構成とすれば、上記請求項5記
載の発明の作用に加えて、例えば発光ダイオードディス
プレイや、光源として発光ダイオードを使用したフィー
ルドシーケンシャル方式のカラー液晶ディスプレイなど
で複数のカラー画像を重畳表示することができる。
【0021】請求項8記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、上記複数色として加色混合の3原色R
GBによる第1の3原色RX,GX,BXと、この第1
の3原色RX,GX,BXと実質的に互いに排他的な分
光分布特性を有した第2の3原色RZ,GZ,BZとを
少なくとも使用し、第1の画像を上記第1の3原色を発
色する3原色フィルタにより、第2の画像を上記第2の
3原色を発色する3原色フィルタにより同一の表示画面
上に重畳表示することを特徴とする。
【0022】このような構成とすれば、上記請求項5記
載の発明の作用に加えて、例えばカラーフィルタを形成
したカラー液晶ディスプレイなどで複数のカラー画像を
重畳表示することができる。
【0023】請求項9記載の発明は、合成して1つのカ
ラー画像を表示するための3原色として、第1の3原色
と、この第1の3原色と実質的に互いに排他的な分光分
布特性を有した第2の3原色とを少なくとも使用し、第
1の画像を上記第1の3原色を発色するインクにより、
第2の画像を上記第2の3原色を発色するインクにより
同一の印刷媒体上に重畳印刷することを特徴とする。
【0024】このような構成とすれば、きわめて自然で
鑑賞に耐え得る高画質の複数のカラー画像を重畳印刷す
ることができる。
【0025】請求項10記載の発明は、上記請求項9記
載の発明において、上記第1の3原色は減色混合の3原
色であるCy,Mg,YeによるCyX,MgX,Ye
Xであり、上記第2の3原色は、この第1の3原色Cy
X,MgX,YeXと実質的に互いに排他的な分光分布
特性を有した第2の3原色CyZ,MgZ,YeZであ
ることを特徴とする。
【0026】このような構成とすれば、上記複数のカラ
ー画像の重畳印刷を、特に印刷物の大半を占める紙など
の反射媒体に対して好適に行なうことができる。
【0027】請求項11記載の発明は、合成して1つの
カラー画像を表示するための3原色として、第1の3原
色と、この第1の3原色と実質的に互いに排他的な分光
分布特性を有した第2の3原色とを少なくとも使用し、
第1の画像を上記第1の3原色を発色するインクによ
り、第2の画像を上記第2の3原色を発色するインクに
より同一の印刷面に重畳印刷した印刷物を収納する印刷
物収納用具であって、上記印刷物を収納した状態で重畳
印刷面に当接される位置の少なくとも一部に、上記第1
及び第2の3原色のうちの一方のみを選択的に透過する
波長選択性光学フィルタ材を配設したことを特徴とす
る。
【0028】このような構成とすれば、用具外部から、
収納された印刷物に印刷されている第1及び第2の画像
の一方を視認できる。
【0029】請求項12記載の発明は、合成して1つの
カラー画像を表示するための複数色として、第1の複数
色と、この第1の複数色とは実質的に互いに排他的な分
光分布特性を有した第2の複数色とを使用し、立体画像
を構成する左眼用の単眼視画像である第1の画像を上記
第1の複数色により、立体画像を構成する右眼用の単眼
視画像である第2の画像を上記第2の複数色により同一
の表示媒体上に重畳表示した表示画面を観察する画像観
察メガネであって、上記第1の画像を分離観察するため
の光学フィルタを左眼用レンズに、上記第2の画像を分
離観察するための光学フィルタを右眼用レンズにそれぞ
れ配したことを特徴とする。
【0030】このような構成とすれば、偏光メガネと同
等の簡易な構造としながら、きわめて自然で鑑賞に耐え
得る高画質の立体カラー画像を視認し観察することがで
きる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明の具体的な実施の形態
を説明するのに先立って、まず本発明の基本的な概念に
ついて説明する。
【0032】図1は、一般的なカラーCRTディスプレ
イの蛍光体の分光分布特性を模式的に示したものであ
る。但し、3原色RGB各色の蛍光体それぞれのピーク
強度を1として規格化している。
【0033】各蛍光体のピーク波長は、B=約450
[nm]、G=約535[nm]、R=約620[n
m]であり、人間の視覚のRGB感度特性のピークとほ
ぼ同じであるが、その分布形状に関しては人間の視覚と
さほど似ていない。
【0034】すなわち、すなわち各蛍光体の分布の半値
幅はB,G共に50〜60[nm]程度、Rでは30n
m程度とかなり狭いものとなっているが、このような特
性でも高い色再現性を実現できている。
【0035】この点は別に奇異なわけではなく、撮像装
置の受光分光感度特性については、いわば目の代わりを
するものであるから、様々な周波数成分のスペクトラム
を有する被写体のすべてに良好な色再現を求める場合に
は、視覚のRGB特性と高い一致度が必要になる一方
で、表示装置はいわば被写体それ自体の代わりをするも
のであるから、結果的に人間の視覚のRGB受容体に対
して、本来の刺激と同強度比率の刺激を与えることがで
きさえすれば、高い色再現性を実現できることになる。
【0036】したがって、左眼用の画像と右眼用の画像
のそれぞれに、実質的に互いに排他的な分光分布特性を
有する複数色、例えば加法混色の3原色であるRGBを
使用して同一の表示媒体上に重畳表示し、且つそれを観
察する側で、左眼レンズに左眼用の画像に合致した分光
特性のみ透過可能な光学フィルタを、右眼レンズに右眼
用の画像に合致した分光特性のみ透過可能な光学フィル
タをそれぞれ配した観察メガネを用いるものとすれば、
観察する人間の左眼及び右眼では、それぞれ視覚のRG
B受容体に対して本来の刺激と同強度比率の刺激を与え
られて、左眼用画像と右眼用画像をそれぞれ分離して高
い色再現性で視認することができることになる。
【0037】図2は、上記論点を補充するべく用いるも
ので、3波長型と呼ばれる代表的な高演色性蛍光灯に使
用されている3蛍光体の分光分布特性の一例を模式的に
示している。
【0038】同図中、B,G,Rの各ピーク波長は人間
の視覚のRGB感度特性のピーク波長に比較的近い43
5[nm]、545[nm]、615[nm]である。
なお、現実の特性は強度10%程度以下に多少の「裾
野」部分を持っているが、強度の強い主要部分について
はほぼこのような特性となる。
【0039】蛍光灯は照明であるから、高い色再現性
(=演色性)を得るためには、本来は平坦な(ブロード
な)分光分布特性が必要となるものであるが、このよう
なRGB各蛍光体の半値幅がわずか10[nm]程度と
極端に狭い、狭帯域特性のものであっても、実用上は高
い演色性を得ることができる。
【0040】いわんや、ディスプレイの場合は、人間の
視覚のRGB受容体に適当な強度比率の刺激を与えるこ
とができるのであれば、狭帯域の光、あるいは複数の単
色光であっても原理的にまったく問題はないことにな
る。
【0041】このように図2は、本発明の実施に際して
必須となる狭帯域の3原色を用いたカラー表示方式の有
効性を示すものであると同時に、下記の各実施の形態の
ようなディスプレイを製作するにあたり、要求されるよ
うな狭帯域発光の蛍光体が現実に存在するということの
一つの証左という意味も有している。
【0042】(第1の実施の形態)以下本発明をカラー
CRTディスプレイに適用した場合の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。
【0043】図3は、本発明の第1実施形態であるカラ
ーCRTに用いられる6種類の蛍光体の分光分布特性の
一例を示す。
【0044】6種類の蛍光体は、RGBの各原色に対し
て2つずつ割り当てられており、2組の3原色を構成し
ている。それぞれの組をXおよびZで表わすことにす
る。ピーク波長は BX,BZ,GX,GZ,RX,RZ の順に 435[nm],465[nm],520[nm],5
50[nm],605[nm],635nm[nm] であり、半値幅はいずれも約20[nm]である。
【0045】したがって、各同一原色のBXとBZ、G
XとGZ、RXとRZの特性の裾野部分には、図中に示
すようにX系とZ系の間で5[nm]に渡る若干のオー
バーラップが存在するが、範囲も僅かであり、ピーク強
度も低いことから、実用上十分な分離度を実現すること
ができる。もちろん、上記図2で示した3波長型蛍光灯
のように、さらに半値幅の小さなものを用いて裾野部分
のオーバーラップをなくすものとすれば、きわめて効果
的な改善例となる。
【0046】また、上記ピーク波長は、人間の視覚のR
GB感度特性のピーク波長約450[nm]、535
[nm]、620[nm]を中心として、X系で15
[nm]短く、Z系で15[nm]長く設定されてい
る。
【0047】このように、ピーク波長の視覚のRGB感
度特性のピーク波長に対するずれがX系の色とZ系の色
とを等しく設定することにより、視覚のRGB感度特性
に対する寄与度がX,Zの両系ともほぼ等しくなる。
【0048】したがって、同じ表示色に対する両系の発
光強度、すなわち入力信号強度を共通にすることができ
る。これは換言すれば、同じ入力を与えれば同じ色が表
示される、という効果を奏するものである。
【0049】このような条件は必須ではなく、X系とZ
系の色再現に多少の誤差があっても実用に供することは
充分可能であるし、あるいは各系のRGB特性にマトリ
クス補正を加えるなどして、色再現誤差を低減すること
も可能である。
【0050】図4は、本実施の形態に係るCRTの基本
構造を示しており、基本的な構造自体は一般的なCRT
と同様である。すなわち、電子銃11のカソード12か
ら発射された電子ビーム13は、グリッド14にて収束
され、輝度変調された後に偏向ヨーク15で射出方向を
制御されて蛍光面16に輝点を結ぶ。
【0051】以下、図5及び図6により一般的なCRT
と本実施の形態に係るCRTとの構造の違いについて説
明する。
【0052】図5(A)は、一般的なシャドウマスク型
カラーCRTの電子銃21a〜21cと蛍光面22との
対応関係の一例を示す。インライン状に配置された3つ
の電子銃21a〜21cからの電子ビーム23は、シャ
ドウマスク24によって蛍光面22に形成された3原色
のそれぞれ対応する蛍光体のみに選択的に到達する。図
5(B)は、この蛍光面22に形成された3原色R,
G,Bの各蛍光体の配列状態を例示したものである。
【0053】図6(A)は本実施の形態に係るシャドウ
マスク型カラーCRTの電子銃11と蛍光面16との対
応関係の一例を示す。ここで電子銃11は、従来のイン
ライン状の3つの電子銃を2段重ねにした、いってみれ
ばデュアルインライン配置とでも呼称すべき配置構成を
有している。
【0054】その上列にはX系の電子銃11a〜11c
が、下列にはZ系の電子銃11d〜11fが配され、シ
ャドウマスク17によって蛍光面16に形成された2組
の3原色、計6色の蛍光体のみに選択的に到達するよう
に構成されている。図7(B)は、この蛍光面16に形
成された6色の蛍光体RX,RZ,GX,GZ,BX,
BZの配列状態を例示したものである。
【0055】図7は、上記CRTディスプレイを用いて
ステレオ画像を表示する場合の具体的な方法を示したも
のである。
【0056】図7(1)に示す左眼用のL画像にX系の
3原色RX,GX,BXを用い、図7(2)に示す右眼
用のR画像にZ系の3原色RZ,GZ,BZを用いて、
図7(3)に示すように一つの画面上に同時に重畳表示
する。
【0057】この重畳表示されたステレオ画像は、L,
R両画像ともにRGB3原色情報を有したもの、すなわ
ちフルカラー画像であるが、上述したように、X系とZ
系は分光分布の重なり(オーバーラップ)が充分小さ
い、実質的に互いに排他的な分光分布特性を有してい
る。
【0058】そのため、左眼レンズ用に上記X系の分光
特性のみ透過可能な光学フィルタを配し、右眼レンズ用
に上記Z系の分光特性のみ透過可能な光学フィルタを配
した、後述する観察メガネを用いるものとすれば、L画
像とR画像とをそれぞれ分離して左眼と右眼で観察する
ことが可能となり、結果として立体画像を観察すること
ができる。
【0059】なお、上述した「実質的に互いに排他的な
分光分布特性」とは、すなわち「フィルタによって実用
上使用可能な分離度で互いを分離可能な程度に、分光分
布の重なり(オーバーラップ)が充分小さいような分光
分布特性」を意味するものである。
【0060】次いで図8により上記図7で示したような
立体画像表示を実現する、カラーCRTディスプレイの
信号処理回路の構成を説明する。
【0061】ここでは、例えばNTSCビデオ信号にお
けるフィールド順次ステレオ信号のような時分割入力信
号がLR分離部31に与えられるものとする。
【0062】LR分離部31は、内部にバッファメモリ
を有し、与えられた画像信号に対して水平/垂直各走査
信号やLR識別信号など同期信号の分離を行ない、これ
に基づいて、順次与えられる時分割入力信号をバッファ
内に設けられたLおよびRの各専用記憶領域に順次記憶
(データ更新)することによってL画像信号とR画像信
号とを分離同時化し、所定の1フィールド間隔時点毎に
これを同時に読出してそれぞれX系処理部32とZ系処
理部33とに同時に送出する。
【0063】X系処理部32は、与えられたL画像信号
に対して必要に応じて通常のビデオ信号と同様に同期信
号の分離や映像信号処理等の処理を施して表示装置を駆
動するための各種信号を生成するもので、生成されたX
系の各種信号が出力部34へ送られる。
【0064】Z系処理部33もX系処理部32と同様の
信号処理を行なうものであり、LR分離部31から与え
られたR画像信号からZ系の各種信号を生成して出力部
34へ送る。
【0065】出力部34は、例えば上記カラーCRTデ
ィスプレイとその駆動回路とで構成されるもので、与え
られるX系,Y系の各種信号により左眼用のカラー画像
と右眼用のカラー画像とを上述した如く重畳表示する。
【0066】なお、上述した本実施の形態に係るカラー
CRTディスプレイでは、通常の構造のものと比較し
て、電子銃の数が増えると共に、2倍の垂直密度の画素
が必要となるため、製造が難しくなる場合も有り得る。
この問題に対する解決策として本実施の形態の変形例を
示す。
【0067】すなわち、一般的なCRTと同様に3つの
電子銃を有する構造とし、蛍光面の各蛍光体には1走査
ライン毎にX系蛍光体RX,GX,BXとZ系蛍光体R
Z,GZ,BZとを交互に塗布しておく。
【0068】そしてL,Rの各画像を1ラインおきにイ
ンターレース状態で出力して描画させるように構成す
る。このときL,Rの各モノキュラ画像の垂直解像度は
全走査線数の1/2に低下するが、立体画像としては両
画像を融合して観察するので、この解像度の低下は事実
上問題にはならないものである。
【0069】また、そのCRTがノンインターレース走
査型であるか、あるいはインターレース走査型であって
もフィールドレートが100[Hz]以上の高速走査型
であれば、フリッカを生じることはなく、鑑賞者に画像
のちらつきによる違和感を与えることはない。
【0070】なお、一般的な3つの電子銃を有するカラ
ーCRTを用い、液晶シャッタを組込んだ眼鏡装置を用
いて立体画像を観察する時分割提示方式とは異なり、本
実施の形態でのL画像とR画像との像の分離は、ディス
プレイの蛍光面に塗布した蛍光体の発光スペクトラムに
拠っているものであるから、残光性の高い蛍光体を使用
するものとすれば、たとえ低速で走査するインターレー
ス走査型のカラーCRTであっても、フリッカの発生を
回避することが可能となる。
【0071】(その他の実施の形態)以下に説明する第
2以降の各実施の形態に関して、表示、印刷で表わされ
るカラー画像の分光分布特性等については、基本的な原
理等、上記第1の実施の形態と同様であるので、簡略的
に説明するものとする。
【0072】(第2の実施の形態)本発明を発光ダイオ
ード(LED)ディスプレイに適用した場合の第2の実
施の形態について説明する。
【0073】この場合、上記図4及び図6で示したカラ
ーCRTディスプレイと同様に、従来は3原色RGBだ
けを使用していたLEDディスプレイで、上記図3に示
したような分光分布特性を有するX系およびZ系それぞ
れの3原色RGB、都合6色のLEDを光源として置き
換えた構成とすればよい。
【0074】なお、通常のLEDディスプレイは、各画
素に独立したLEDをアレイ状に配したLEDアレイデ
ィスプレイであって、この第2の実施の形態もそのよう
なものを仮定しているが、変形例として、例えば、カラ
ーフィルタを用いない液晶表示パネルのような、透過型
または反射型のモノクロ表示デバイスに、時分割で発光
するカラー照明を組合わせたフィールドシーケンシャル
方式とも呼称される面順次型のカラー表示装置であっ
て、そのカラー照明用の光源としてLEDを拡散板を介
して使用したものも考え得る。
【0075】例えば、フィールドシーケンシャル方式の
液晶表示パネルに光源としてのLEDを使用する場合、
6種類のLEDを1サブフィールドに1種類ずつRX,
RZ,GX,GZ,BX,BZの順序で点灯駆動し、且
つ、例えばLEDとしてRXが点灯されているサブフィ
ールド期間ではその点灯に同期させてモノクロの液晶表
示パネルで左眼用のR成分の画像を表示させる、という
ように、6サブフィールドで1フィールドに相当する左
右両眼用の画像を表示させることにより、結果として左
右両眼用の画像を1枚の液晶表示パネルで重畳表示し得
るものとなる。
【0076】また、LEDディスプレイではないが、こ
のようなフィールドシーケンシャル方式のカラー表示装
置であって、そのカラー照明光源として上記第1の実施
の形態と同様の蛍光体を複数の光源装置に対応させて配
設したものも変形例として提示し得る。
【0077】(第3の実施の形態)以下本発明をカラー
液晶ディスプレイに適用した場合の第3の実施の形態に
ついて説明する。
【0078】この場合、一般的なカラー液晶表示パネル
の場合、カラーコーディングは3原色RGBの点順次フ
ィルタによって行なわれているから、これを上記図3で
示したような分光透過特性を有したX系およびZ系それ
ぞれの3原色RGB、都合6色で1画素を構成するよう
なカラーフィルタを有したものに置き換えればよい。
【0079】(第4の実施の形態)本発明をインクジェ
ット式のプリンタに適用した場合を第4の実施の形態と
して図面を参照して説明する。
【0080】インクジェット式のプリンタの場合、従来
の着色は原理的には減法混色の3原色であるCy(シア
ン)、Mg(マゼンタ)、Ye(イェロー)の3つの補
色インクを用いて行なわれる。
【0081】なお、製品としてのプリンタでは、特にM
gの理想特性との乖離が大きく、理想的なインクの特性
が得られないことへの対策と、カラープリントだけでは
なく文書等の白黒プリントを行なう際の経済性を考慮し
て、第4色である黒(BK)のインクも使用されること
が多いが、これは必須ではないから、本実施の形態に関
しては、説明を簡略にして発明を明確化するために、発
色特性の良好なCy,Mg,Yeの3つの補色インクを
使用し、BKは使用しないものとする。
【0082】図9は、一般的インクジェット式のプリン
タで使用される3色インクの分光分布特性を模式するも
のである。これに対して図10は、本第4の実施の形態
であるインクジェット式のプリンタに用いられる6種類
のインクの分光分布特性の一例を示すものである。
【0083】図10に示す6種類のインクは、減法混色
の3原色である3つの補色Cy,Mg,Yeに対して2
つずつ割り当てられて2組の3原色を構成している。そ
れぞれの組をXおよびZで示すものとすると、 CyX,CyZ,MgX,MgZ,YeX,YeZ となり、それら各色に対してピーク波長が2つずつ存在
するが、補色であるために同じ組に関しては重複がある
から、結局ピーク波長は、低周波側から順に 430[nm],470[nm],515[nm],5
55[nm],600[nm],640[nm] の6つとなる。
【0084】このインクジェット式のプリンタは、X系
用の画像を印刷するために3つ、Z系用の画像を印刷す
るために3つの計6つのインクタンク及びこれらに対応
したプリントヘッドを有しており、それぞれに上述の6
色のインクが適用される。X系、Z系のそれぞれには、
上述した図7及び図8と同様の方法でL画像、R画像が
入力され、用紙に重畳印刷される。
【0085】なお、従来の3原色のみに基づいたインク
ジェット式のプリンタでも、カラーインクとして6色を
使用するものは存在しているから、そのインクタンクの
搭載部にこの第4の実施の形態で説明した6色、すなわ
ちCyX,CyZ,MgX,MgZ,YeX,YeZの
各インクタンクを装着するものとし、さらに印刷制御系
の回路を上記図8に対応した、左右両眼用の画像を重畳
して印刷するものに変更すれば、比較的容易に本実施の
形態を実現できる。
【0086】なお、インクジェット式以外のプリンタ、
例えば昇華型熱転写プリンタなどにも全く同様に適用で
きる。その場合、例えば従来使用していた3色のインク
シートを上述した6色に変更すればよい。
【0087】また、上記第4実施形態では3原色として
反射媒体に適した減法混色のインク(色素)を使用した
が、いわゆるスライド作成など透過型媒体に印画する場
合など、目的によっては加法混色の3原色RGBのイン
ク(色素)を用いても良い。
【0088】(第5の実施の形態)以下本発明を、上記
第1乃至第4の実施の形態で説明したような表示画面ま
たは印刷物のステレオ画像を観察する観察メガネに適用
した第5の実施の形態について図面を参照して説明す
る。
【0089】図12は、その観察メガネ41の外観構成
を示すもので、ここでは一般的な近視、遠視、乱視等の
視力矯正用のメガネと外観上はまったく同一の構成を有
するものとして示している。
【0090】しかして、観察メガネ41の左眼用のレン
ズには、L画像の分光分布特性に適応したX系フィルタ
42を配し、一方、右眼用のレンズには、R画像の分光
分布特性に適応したZ系フィルタ43を配している。
【0091】図11は上記X系フィルタ42とZ系フィ
ルタ43の分光分布特性を例示するものである。図11
(1)に示すL画像=左眼用のX系フィルタ42と、図
11(2)に示すR画像=右眼用のZ系フィルタ43
は、共に等しい5つのカットオフ周波数 450[nm],492.5[nm],535[n
m],597.5[nm],620[nm] において急峻に変化する、いわゆるシャープカットバン
ドパス特性を有し、かつ互いに透過と遮断の周波数帯域
が反転した関係になっている。
【0092】そのため、上記第1内視第4の各実施の形
態で説明した表示画面あるいは印刷物上に重畳表示(印
刷)されているステレオ画像を観察すると、観察メガネ
41の左眼用レンズのX系フィルタ42ではX系の3原
色RX,GX,BX(またはCyX,MgX,YeX)
のみ、右眼用レンズのZ系フィルタ43ではZ系の3原
色RZ,GZ,BZ(またはCyZ,MgZ,YeZ)
のみがそれぞれ透過する。したがって、L画像とR画像
が分離され、左右各眼に個別に視認、観察される。
【0093】なお、上記X系フィルタ42やZ系フィル
タ43などの光学フィルタは、例えばガラスなどの透明
部材に金属などの物質を多層薄膜コーティングすること
によって製作することができる。
【0094】また、本実施の形態では、観察メガネ41
を単純に通常の視力矯正用のメガネと同一の構成である
ものとして説明したが、その形状等は限定されるもので
はなく、例えば視力矯正用のメガネ使用の有無に関係な
く装着可能なオーバーグラスタイプのものとしてもよい
し、さらには視力矯正用のメガネの使用者に対して、該
メガネの上部に重ねて装着するクリップオンタイプのも
のとすることも容易に考えられる。
【0095】(第6の実施の形態)以下本発明を、上記
第4の実施の形態で説明したプリンタによって印刷され
た写真プリントなどの印刷物を収納し、必要に応じて持
ち運ぶためのカードキャリアとしても機能するプリント
ホルダに適用した第6の実施の形態について図面を参照
して説明する。図13(A)は、そのようなプリントホ
ルダ51の外観構成を示すもので、図13(B)は同図
(A)のb−b線に沿った一部断面構造を示す。ここで
は、1枚の印刷物52を若干の余裕を持って収納するべ
く、一対のシート53,54の周囲3方を貼着し袋状に
して形成したものとする。
【0096】ここで、シート53,54の少なくとも一
方、例えばシート53は透明なフィルム状で構成される
ものとし、印刷物52の印刷面をこのシート53に向け
て挿入することで、印刷物52を汚すことなくその印刷
内容を観賞することを可能としている。
【0097】しかるにこの透明なシート53は、単なる
透明部材ではなく、上記図12で示したX系フィルタ4
2またはZ系フィルタ43と同等の透過分光分布特性を
有しているものとする。
【0098】したがって、L画像とR画像とが重畳印刷
された印刷物52を挿入した場合には、L画像またはR
画像のみが選択的に観察できることになり、本来であれ
ば左右の画像が重畳して印刷されているために不自然に
「ぶれた」画像となっているステレオ写真などを意識す
ることなく、あたかも通常の単眼視の印刷物のように取
り扱うことが可能となる。
【0099】なお、本実施の形態の変形例として、例え
ば複数枚数の写真プリントを収納可能な写真アルバムに
おいて、その観察面の保護シートをX系フィルタ42ま
たはZ系フィルタ43と同等の透過分光分布特性を有し
た部材で構成するものも考えられる。この変形例におい
ても、上記図13に示したものと同様の効果を奏するこ
とが可能となる。
【0100】上記第1乃至第6の実施の形態によれば、
フルカラーでステレオ画像を観察することができ、従来
の赤青分離方式のアナグリフのような色再現性において
異常な感覚を生じることがない。
【0101】また、偏光メガネ方式のステレオ画像の鑑
賞方法などのように、偏光を利用していないので、例え
ば液晶表示パネルのように、他の目的で偏光を使用して
いる構造のものにも適用できる。
【0102】さらに、CRTディスプレイや液晶表示パ
ネル、LEDディスプレイ等の光像を直接出力する表示
装置のみならず、印刷物においてもステレオ画像を(広
義の意味で)「表示」することが可能となる。
【0103】加えて、上記直接裸眼で視認した場合には
左右両眼の画像が重畳されているために不自然に「ぶれ
た」画像となっている印刷物であっても、上記第6の実
施の形態で示したようなプリントホルダやアルバムを利
用することによって、通常の単眼視の画像と同等に取り
扱うことが可能となる。
【0104】なお、上記各実施の形態においては、左右
両眼用の2つの画像を重畳した画像を表示または印刷
し、これを観察するものとして説明したが、分光分布特
性における波長の設定を適切に設定すれば、3つ以上の
系の画像を重畳して表示させるものにも拡張することが
可能となる。
【0105】これは、ステレオ画像への応用以外にも、
例えば一連の動作を連続的に示す分解写真など、複数の
画像を重畳表示しつつ単独の画像の観察も必要になるよ
うな用途や、ある出来事の原因と過程、及び結果など、
画像としては全く内容の異なる複数の画像を1つの印刷
物に重畳する用途など、アイデア次第で任意の用途に適
用することが可能となる。
【0106】その他、本発明は上記実施の形態に限ら
ず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施す
ることが可能であるものとする。
【0107】さらに、上記実施の形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば、実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0108】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、きわめて
自然で鑑賞に耐え得る高画質の複数のカラー画像を重畳
表示させることができる。
【0109】請求項2記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、重畳表示された複数の画
像の一方のみを確実に分離して観察することができる。
【0110】請求項3記載の発明によれば、上記請求項
1記載の発明の効果に加えて、左右両眼用の画像を重畳
表示することで、立体カラー画像を重畳表示させること
ができる。
【0111】請求項4記載の発明によれば、上記請求項
2記載の発明の効果に加えて、きわめて自然な立体カラ
ー画像を観察することができる。
【0112】請求項5記載の発明によれば、きわめて自
然で鑑賞に耐え得る高画質の複数のカラー画像を重畳表
示することができる。
【0113】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明において、例えば陰極管ディスプレイなど
で複数のカラー画像を重畳表示することができる。
【0114】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、例えば発光ダイオードデ
ィスプレイや、光源として発光ダイオードを使用したフ
ィールドシーケンシャル方式のカラー液晶ディスプレイ
などで複数のカラー画像を重畳表示することができる。
【0115】請求項8記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、何らかの光源を用いてき
わめて自然で鑑賞に耐え得る高画質の複数のカラー画像
を重畳表示することができる。
【0116】請求項9記載の発明によれば、きわめて自
然で鑑賞に耐え得る高画質の複数のカラー画像を重畳印
刷することができる。
【0117】請求項10記載の発明によれば、上記請求
項9記載の発明の効果である上記複数のカラー画像の重
畳印刷を、紙などの反射媒体に対して好適に行なうこと
ができる。
【0118】請求項11記載の発明によれば、用具外部
から、収納された印刷物に印刷されている第1及び第2
の画像の一方を視認できる。
【0119】請求項12記載の発明によれば、偏光メガ
ネと同等の簡易な構造としながら、きわめて自然で鑑賞
に耐え得る高画質の立体カラー画像を視認し観察するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本概念を説明するための、一般的な
カラーCRTディスプレイの蛍光体の分光分布特性を示
す図。
【図2】本発明の基本概念を説明するための、一般的な
3波長型蛍光灯の蛍光体の分光分布特性を示す図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るカラーCRT
ディスプレイの蛍光体の分光分布特性を示す図。
【図4】同実施の形態に係るカラーCRTディスプレイ
の構造を示す図。
【図5】一般的なシャドウマスク型カラーCRTの電子
銃と蛍光体との対応関係の一例を示す図。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るシャドウマス
ク型カラーCRTの電子銃と蛍光体との対応関係の一例
を示す図。
【図7】同実施の形態に係る左眼用画像と右眼用画像の
重畳表示方法を示す図。
【図8】同実施の形態に係る信号処理系統の構成を例示
するブロック図。
【図9】一般的なインクジェット式のプリンタで使用さ
れるカラーインクの分光分布特性を示す図。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るインクジェ
ット式のプリンタで使用されるカラーインクの分光分布
特性を示す図。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係る観察メガネ
に使用する各光学フィルタの分光分布特性を示す図。
【図12】同実施の形態に係る観察メガネの外観構成を
示す図。
【図13】本発明の第6の実施の形態に係るプリントホ
ルダの構成を示す図。
【符号の説明】
11…電子銃 12…カソード 13…電子ビーム 14…グリッド 15…偏向ヨーク 16…蛍光面 17…シャドウマスク 21a〜21c…電子銃 22…蛍光面 23…電子ビーム 24…シャドウマスク 31…LR分離部 32…X系処理部 33…Z系処理部 34…出力部 41…観察メガネ 42…X系フィルタ 43…Z系フィルタ 51…プリントホルダ 52…印刷物 53…(透明)シート 54…シート

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成して1つのカラー画像を表示するため
    の複数色として、第1の複数色と、この第1の複数色と
    は実質的に互いに排他的な分光分布特性を有した第2の
    複数色とを使用し、 第1の画像を上記第1の複数色により、第2の画像を上
    記第2の複数色により同一の表示媒体上に重畳表示する
    ことを特徴とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】上記第1及び第2の複数色のうちの一方の
    みを選択的に出力可能な波長選択性を有する光学フィル
    タを介して上記表示媒体上に重畳表示された画像を観察
    することにより、上記第1及び第2の画像のうち一方の
    みを分離観察することを特徴とする請求項1記載の画像
    観察方法。
  3. 【請求項3】上記第1及び第2の画像は、立体画像を構
    成する左眼用画像及び右眼用画像の各単眼視画像である
    ことを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】上記第1及び第2の画像は、立体画像を構
    成する左眼用画像及び右眼用画像の各単眼視画像であ
    り、 左眼用画像を分離観察するための光学フィルタを左眼用
    レンズに、右眼用画像を分離観察するための光学フィル
    タを右眼用レンズにそれぞれ配した画像観察メガネを用
    いることを特徴とする請求項2記載の画像観察方法。
  5. 【請求項5】合成して1つのカラー画像を表示するため
    の複数色として、第1の複数色と、この第1の複数色と
    は実質的に互いに排他的な分光分布特性を有した第2の
    複数色とを使用し、 第1の画像を上記第1の複数色により、第2の画像を上
    記第2の複数色により同一の表示媒体上に重畳表示する
    ことを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】上記複数色として加色混合の3原色RGB
    による第1の3原色RX,GX,BXと、この第1の3
    原色RX,GX,BXと実質的に互いに排他的な分光分
    布特性を有した第2の3原色RZ,GZ,BZとを少な
    くとも使用し、 第1の画像を上記第1の3原色を発光する蛍光体によ
    り、第2の画像を上記第2の3原色を発光する蛍光体に
    より同一の表示画面上に重畳表示することを特徴とする
    請求項5記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】上記複数色として加色混合の3原色RGB
    による第1の3原色RX,GX,BXと、この第1の3
    原色RX,GX,BXと実質的に互いに排他的な分光分
    布特性を有した第2の3原色RZ,GZ,BZとを少な
    くとも使用し、 第1の画像を上記第1の3原色を発光する3種類の発光
    ダイオードにより、第2の画像を上記第2の3原色を発
    光する3種類の発光ダイオードにより同一の表示画面上
    に重畳表示することを特徴とする請求項5記載の画像表
    示装置。
  8. 【請求項8】上記複数色として加色混合の3原色RGB
    による第1の3原色RX,GX,BXと、この第1の3
    原色RX,GX,BXと実質的に互いに排他的な分光分
    布特性を有した第2の3原色RZ,GZ,BZとを少な
    くとも使用し、 第1の画像を上記第1の3原色を発色する3原色フィル
    タにより、第2の画像を上記第2の3原色を発色する3
    原色フィルタにより同一の表示画面上に重畳表示するこ
    とを特徴とする請求項5記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】合成して1つのカラー画像を表示するため
    の3原色として、第1の3原色と、この第1の3原色と
    実質的に互いに排他的な分光分布特性を有した第2の3
    原色とを少なくとも使用し、 第1の画像を上記第1の3原色を発色するインクによ
    り、第2の画像を上記第2の3原色を発色するインクに
    より同一の印刷媒体上に重畳印刷することを特徴とする
    画像印刷装置。
  10. 【請求項10】上記第1の3原色は減色混合の3原色で
    あるCy,Mg,YeによるCyX,MgX,YeXで
    あり、上記第2の3原色は、この第1の3原色CyX,
    MgX,YeXと実質的に互いに排他的な分光分布特性
    を有した第2の3原色CyZ,MgZ,YeZであるこ
    とを特徴とする請求項9記載の画像印刷装置。
  11. 【請求項11】合成して1つのカラー画像を表示するた
    めの3原色として、第1の3原色と、この第1の3原色
    と実質的に互いに排他的な分光分布特性を有した第2の
    3原色とを少なくとも使用し、第1の画像を上記第1の
    3原色を発色するインクにより、第2の画像を上記第2
    の3原色を発色するインクにより同一の印刷面に重畳印
    刷した印刷物を収納する印刷物収納用具であって、 上記印刷物を収納した状態で重畳印刷面に当接される位
    置の少なくとも一部に、上記第1及び第2の3原色のう
    ちの一方のみを選択的に透過する波長選択性光学フィル
    タ材を配設したことを特徴とする印刷物収納用具。
  12. 【請求項12】合成して1つのカラー画像を表示するた
    めの複数色として、第1の複数色と、この第1の複数色
    とは実質的に互いに排他的な分光分布特性を有した第2
    の複数色とを使用し、立体画像を構成する左眼用の単眼
    視画像である第1の画像を上記第1の複数色により、立
    体画像を構成する右眼用の単眼視画像である第2の画像
    を上記第2の複数色により同一の表示媒体上に重畳表示
    した表示画面を観察する画像観察メガネであって、 上記第1の画像を分離観察するための光学フィルタを左
    眼用レンズに、上記第2の画像を分離観察するための光
    学フィルタを右眼用レンズにそれぞれ配したことを特徴
    とする画像観察メガネ。
JP2002064136A 2002-03-08 2002-03-08 画像表示方法、画像表示装置及び画像印刷装置 Expired - Fee Related JP4503910B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002064136A JP4503910B2 (ja) 2002-03-08 2002-03-08 画像表示方法、画像表示装置及び画像印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002064136A JP4503910B2 (ja) 2002-03-08 2002-03-08 画像表示方法、画像表示装置及び画像印刷装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007157827A Division JP4657256B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 画像観察方法及び印刷物収納用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003264853A true JP2003264853A (ja) 2003-09-19
JP4503910B2 JP4503910B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=29197068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002064136A Expired - Fee Related JP4503910B2 (ja) 2002-03-08 2002-03-08 画像表示方法、画像表示装置及び画像印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4503910B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007531473A (ja) * 2004-04-01 2007-11-01 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 3次元で画像を表示する方法およびシステム
JP2008181141A (ja) * 2008-02-13 2008-08-07 Toppan Printing Co Ltd 液晶表示装置およびそれに用いるカラーフィルタ
EP1982317A2 (en) * 2006-02-10 2008-10-22 Colorlink, Inc. Multi-functional active matrix liquid crystal displays
JP2009532747A (ja) * 2006-04-05 2009-09-10 ボーズ・コーポレーション スペクトルフィルタの形成
WO2010093587A3 (en) * 2009-02-13 2011-01-20 3M Innovative Properties Company Stereoscopic 3d display device
JP2011510333A (ja) * 2007-12-14 2011-03-31 イーストマン コダック カンパニー 個別の複数波長光源を使用するプロジェクタ
WO2012132379A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 富士フイルム株式会社 画像表示装置、表示制御装置、表示制御方法ならびにプログラム
JP2013015695A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Seiko Epson Corp 表示装置および頭部装着型表示装置
JP2015026918A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 国立大学法人 名古屋工業大学 裸眼対応多重画像提示装置
JP2015038613A (ja) * 2007-05-09 2015-02-26 ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション 3d画像を映写し視聴するためのシステム
US9172946B2 (en) 2010-07-27 2015-10-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for driving liquid crystal display device displaying stereoscopic images
US9547179B2 (en) 2007-05-09 2017-01-17 Dolby Laboratories Licensing Corporation Method and system for shaped glasses and viewing 3D images
JP2019191372A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 キヤノン株式会社 波長変換素子、光源装置および画像投射装置。
US10809543B2 (en) 2017-01-23 2020-10-20 Dolby Laboratories Licensing Corporation Glasses for spectral and 3D imaging

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4796052B2 (ja) * 2004-04-01 2011-10-19 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 3次元で画像を表示する方法およびシステム
JP2007531473A (ja) * 2004-04-01 2007-11-01 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. 3次元で画像を表示する方法およびシステム
US8233034B2 (en) 2006-02-10 2012-07-31 Reald Inc. Multi-functional active matrix liquid crystal displays
EP1982317B1 (en) * 2006-02-10 2017-08-09 RealD Inc. Multi-functional active matrix liquid crystal displays
EP1982317A2 (en) * 2006-02-10 2008-10-22 Colorlink, Inc. Multi-functional active matrix liquid crystal displays
JP2009526277A (ja) * 2006-02-10 2009-07-16 カラーリンク・インコーポレイテッド 多機能アクティブマトリクス型液晶ディスプレイ
US8610762B2 (en) 2006-02-10 2013-12-17 Reald Inc. Multi-functional active matrix liquid crystal displays
JP2009532747A (ja) * 2006-04-05 2009-09-10 ボーズ・コーポレーション スペクトルフィルタの形成
US9313482B2 (en) 2006-04-05 2016-04-12 Bose Corporation Forming spectral filters
US10397558B2 (en) 2006-04-05 2019-08-27 Dolby Laboratories Licensing Corporation Forming spectral filters
US9958693B2 (en) 2007-05-09 2018-05-01 Dolby Laboratories Licensing Corporation System for 3D image projections and viewing
JP2016164661A (ja) * 2007-05-09 2016-09-08 ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション 3d画像を映写し視聴するためのシステム
KR102024512B1 (ko) * 2007-05-09 2019-09-24 돌비 레버러토리즈 라이쎈싱 코오포레이션 3d 이미지 프로젝션들 및 뷰잉을 위한 시스템
US11585971B2 (en) 2007-05-09 2023-02-21 Dolby Laboratories Licensing Corporation System for 3D image projections and viewing
JP2017167556A (ja) * 2007-05-09 2017-09-21 ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション 3d画像を映写し視聴するためのシステム
US10338399B2 (en) 2007-05-09 2019-07-02 Dolby Laboratories Licensing Coporation Method and system for shaped glasses and viewing 3D images
KR20180108882A (ko) * 2007-05-09 2018-10-04 돌비 레버러토리즈 라이쎈싱 코오포레이션 3d 이미지 프로젝션들 및 뷰잉을 위한 시스템
JP2015038613A (ja) * 2007-05-09 2015-02-26 ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション 3d画像を映写し視聴するためのシステム
US9921412B2 (en) 2007-05-09 2018-03-20 Dolby Laboratories Licensing Corporation Method and system for shaped glasses and viewing 3D images
US11994702B2 (en) 2007-05-09 2024-05-28 Dolby Laboratories Licensing Corporation System for 3D image projections and viewing
US10802293B2 (en) 2007-05-09 2020-10-13 Dolby Laboratories Licensing Corporation System for 3D image projections and viewing
US9547179B2 (en) 2007-05-09 2017-01-17 Dolby Laboratories Licensing Corporation Method and system for shaped glasses and viewing 3D images
JP2011510333A (ja) * 2007-12-14 2011-03-31 イーストマン コダック カンパニー 個別の複数波長光源を使用するプロジェクタ
JP2008181141A (ja) * 2008-02-13 2008-08-07 Toppan Printing Co Ltd 液晶表示装置およびそれに用いるカラーフィルタ
CN102317845A (zh) * 2009-02-13 2012-01-11 3M创新有限公司 立体3d显示装置
US8928745B2 (en) 2009-02-13 2015-01-06 3M Innovative Properties Company Stereoscopic 3D display device
EP2396695A4 (en) * 2009-02-13 2012-08-01 3M Innovative Properties Co STEREOSCOPIC 3D DISPLAY DEVICE
EP2396695A2 (en) * 2009-02-13 2011-12-21 3M Innovative Properties Company Stereoscopic 3d display device
WO2010093587A3 (en) * 2009-02-13 2011-01-20 3M Innovative Properties Company Stereoscopic 3d display device
US9172946B2 (en) 2010-07-27 2015-10-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Method for driving liquid crystal display device displaying stereoscopic images
WO2012132379A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 富士フイルム株式会社 画像表示装置、表示制御装置、表示制御方法ならびにプログラム
JP2013015695A (ja) * 2011-07-05 2013-01-24 Seiko Epson Corp 表示装置および頭部装着型表示装置
JP2015026918A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 国立大学法人 名古屋工業大学 裸眼対応多重画像提示装置
US10809543B2 (en) 2017-01-23 2020-10-20 Dolby Laboratories Licensing Corporation Glasses for spectral and 3D imaging
JP2019191372A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 キヤノン株式会社 波長変換素子、光源装置および画像投射装置。
JP7134692B2 (ja) 2018-04-25 2022-09-12 キヤノン株式会社 光源装置および画像投射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4503910B2 (ja) 2010-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9383586B2 (en) Stereoscopic imaging systems utilizing solid-state illumination and passive glasses
US8570363B2 (en) Display of generalized anaglyphs without retinal rivalry
US9217876B2 (en) 3-D projection full color multimedia display
US8177367B2 (en) 2D/3D switchable color display apparatus with narrow band emitters
JP3766274B2 (ja) 時分割カラー表示装置および表示方法
US20080158672A1 (en) Method and Apparatus for Three Dimensional Imaging
CN104509105B (zh) 提供观察者同色异谱故障减小的显示系统
US6283597B1 (en) Method and facility for light-beam projection of images on a screen
US8724039B2 (en) Hybrid multiplexed 3D display and displaying method thereof
JP4503910B2 (ja) 画像表示方法、画像表示装置及び画像印刷装置
WO2005099279A1 (en) Method and system for displaying an image in three dimensions
CN104509104A (zh) 观察者同色异谱故障减小方法
US9116357B2 (en) Hybrid multiplexed 3D display and displaying method thereof
US20120105807A1 (en) Laser projector compatible with wavelength multiplexing passive filter techniques for stereoscopic 3D
WO2010015867A1 (en) Apparatus for generating a three-dimensional view, and a method and 3d-glasses therefor
JP4657256B2 (ja) 画像観察方法及び印刷物収納用具
WO2008073000A1 (fr) Système de formation d'images stéréoscopiques
US20130063813A1 (en) Method of viewing anaglyphs with single color filter to optimize color perception
JP2009229645A (ja) カラー表示装置および立体映像表示装置
US20120002124A1 (en) Hybrid multiplexed 3d display and displaying method thereof
JP5240197B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JPH11249065A (ja) カラー画像形成方法、カラー画像形成装置および投写型表示装置
JPH06347744A (ja) 眼鏡型液晶ディスプレー装置
FR2942664A3 (fr) Dispositif de visualisation d'images stereoscopiques
JPH04291335A (ja) 画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070921

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071011

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20071102

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100422

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4503910

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees