JP2003264371A - プリント配線板 - Google Patents

プリント配線板

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JP2003264371A
JP2003264371A JP2003057618A JP2003057618A JP2003264371A JP 2003264371 A JP2003264371 A JP 2003264371A JP 2003057618 A JP2003057618 A JP 2003057618A JP 2003057618 A JP2003057618 A JP 2003057618A JP 2003264371 A JP2003264371 A JP 2003264371A
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Japan
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core
hole
layer
wiring board
core substrate
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JP2003057618A
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English (en)
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Kiyotaka Tsukada
輝代隆 塚田
Mitsuhiro Kondo
光広 近藤
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Ibiden Co Ltd
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Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電層間の導通信頼性に優れ,かつ表面及び
内部の高密度実装を実現できるプリント配線板を提供す
る。 【解決手段】 コア基板7と,その表面を被覆する被覆
層61,62と,コア基板及び被覆層を介してその上側
及び下側に設けた上側導電層51と下側導電層52と,
上側導電層と下側導電層との間の電気導通を行うための
層間導電部2とからなる。層間導電部は,被覆層に設け
たコア孔1と,コア基板におけるコア孔に対してオフセ
ットの位置に設けた表層孔21,22と,コア孔と表層
孔の間を電気的に接続する接続パターン31,32とか
らなる。コア孔及び表層孔は,いずれもレーザーの照射
により開口させたものであり,これらはその内壁を覆う
金属めっき膜又は内部に充填した導電材により導電性が
付与されている。コア孔の一方の開口部及び表層孔の一
方の開口部はいずれも被覆パッドにより被覆されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,プリント配線板,特にビアホー
ルの構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来,プリント配線板としては,図11に
示すごとく,コア基板97の表面に上側導電層951と
下側導電層952とを設け,これらの間の電気的導通を
ビアホール92により行うものがある。ビアホール92
は,コア基板97にドリルを用いて穿設し,その内壁を
銅などの金属めっき膜911により被覆することにより
形成されている。また,ビアホール92の周囲には,ラ
ンド94が設けられている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来のプ
リント配線板9においては,ビアホール92をドリルで
穿設しているため,ビアホール92の直径が大きくなっ
てしまう。そのため,コア基板97の表面がビアホール
92及びそのランド94により占有されてしまい,高密
度配線が妨げられている。
【0004】そこで,図12に示すごとく,コア基板9
7の表面に感光性樹脂からなる被覆層961を設け,被
覆層961に露光法により小径のレーザー孔931を設
けることが考えられる。ドリル孔91の中には充填材9
12を充填しその開口部は被覆パッド913により被覆
する。被覆パッド913の表面に,レーザー孔931を
形成しその内壁を金属めっき膜932により被覆する。
レーザー孔931はドリルにより穿設したドリル孔91
よりも孔径が小さい。そのため,プリント配線板の表面
におけるレーザー孔931及びそのランド94に占有さ
れる面積を小さくすることができ,プリント配線板9の
表面高密度実装を図ることができる。しかし,この場合
には,レーザー孔931を形成する際に,レーザーによ
って被覆パッド913が破損を受けることがある。その
ため,レーザー孔931とドリル孔91との電気的な接
続信頼性が低い。
【0005】また,レーザー孔の代わりに,露光法によ
るフォトビアを形成することが考えられる。しかし,フ
ォトビアの場合には,ドリル孔91を覆う被覆パッド9
13と,レーザー孔931を被覆する金属めっき膜93
2との密着性が低い。そのため,レーザー孔の場合と同
様に,ドリル孔91とレーザー孔931との電気的導通
信頼性が低くなる。
【0006】そこで,図13に示すごとく,レーザー孔
931をドリル孔91とオフセットの位置に設けて両者
を接続パターン93により接続することが考えられる。
しかし,この場合には,ドリル孔91の孔径が大きいた
め,その周囲のパターン実装が妨げられる。そのため,
コア基板97の表面,即ち,プリント配線板9の内部に
おける高密度実装が困難となる。
【0007】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,導電
層間の導通信頼性に優れ,かつ表面及び内部の高密度実
装を実現できるプリント配線板を提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題の解決手段】本発明は,コア基板と,該コア基板
の表面を被覆する被覆層と,上記コア基板及び上記被覆
層を介してその上側及び下側に設けた上側導電層と下側
導電層と,該上側導電層と下側導電層との間の電気的導
通を行うための層間導電部とからなり,上記層間導電部
は,上記コア基板に設けたコア孔と,コア基板における
上記コア孔に対してオフセットの位置に設けた表層孔
と,上記コア基板の表面に設けられ,上記コア孔と上記
表層孔の間を電気的に接続するためのコア接続パターン
とからなり,上記コア孔及び上記表層孔は,いずれもレ
ーザーの照射により開口させたものであり,これらはそ
の内壁を覆う金属めっき膜又は内部に充填した導電材に
より導電性が付与されており,上記コア孔の一方の開口
部及び上記表層孔の一方の開口部はいずれも被覆パッド
により被覆されていることを特徴とするプリント配線板
である。
【0009】本発明において,コア孔とはコア基板に設
けた孔をいい,表層孔とは被覆層に設けた孔をいい,い
ずれもその内壁を金属めっき膜により被覆するか又は内
部に導電材を充填することにより導電性を付与した孔で
ある。また,コア基板とは,プリント配線板を製造する
際に,積層構造を形成するときのコア材となる絶縁基板
をいう。被覆層とは,コア基板に対して順次被覆するこ
とにより形成される絶縁層をいう。
【0010】オフセットとは,表面孔がコア孔に対して
ズレた位置に配置されていることをいう。そのズレ量は
特に限定はしないが,ズレ量の下限は表面孔の開口部と
コア孔の開口部とが重複して配置されない程度にするこ
とが好ましい。これにより,表層孔と,コア基板表面に
形成されているコア接続パターンとが安定して接続され
る。
【0011】本発明の作用及び効果について説明する。
コア孔と表層孔とはオフセット配置されているため,表
層孔はコア基板の表面に形成されることになる。コア基
板の表面は,剛性が有り強度が高い。そのため,表層孔
と,コア基板表面に形成されているコア接続パターンと
が安定して接続されることになる。また,コア接続パタ
ーンはコア基板の表面に形成されており,コア孔との接
続性が高い。したがって,コア孔,表層孔及びコア接続
パターンよりなる層間導通部の導通信頼性は高い。
【0012】また,コア孔は,レーザー照射により形成
されるため,非常に小径の孔である。そのため,コア基
板の表面におけるコア孔の占有面積が小さくなり,その
部分に他のパターンの形成や部材の実装が可能となる。
したがって,プリント配線板の内部における実装面積が
大きい。また,被覆層に形成されている表層孔は,レー
ザー照射により形成された微小な孔である。そのため,
コア基板の表面と同様に被覆層の表面における実装面積
も大きい。
【0013】更に,コア孔及び表層孔は,内壁が金属め
っき膜により被覆されていること,及びこれらの一方の
開口部は被覆パッドにより被覆されている。そのため,
コア孔及び表層孔は,その周辺に設けた導電層との導通
信頼性が高い。したがって,本発明によれば,導電層間
の電気的接続信頼性に優れ,かつ内部及び表面の高密度
実装を実現できるプリント配線板を提供することができ
る。
【0014】コア孔の直径は,0.03〜0.3mmで
あることが好ましい。一方,0.03mm未満の場合に
は,コア孔の形成が困難な場合がある。また,0.3m
mを超える場合には,プリント配線板の内部の高密度実
装が妨げられるおそれがある。
【0015】コア孔の周囲には直径0.05〜0.6m
mのランドが設けられていることが好ましい。0.05
mm未満の場合には,コア孔と接続パターンとの電気的
接続が困難な場合がある。また,0.6mmを超える場
合には,プリント配線板の内部の高密度実装が妨げられ
るおそれがある。
【0016】コア孔と表層孔とは,コア基板の表面に設
けたコア接続パターンにより接続されている。コア接続
パターンは,例えば,コア孔の周囲に設けたランド,ラ
イン,パッドなどである。
【0017】表層孔は,プリント配線板に設けた1層又
は2層以上の被覆層に形成されているが,プリント配線
板に設けられている被覆層のすべてに形成されている必
要はない。被覆層が2層以上ある場合には,表層孔は,
少なくともコア基板を直接被覆する被覆層には形成され
ている。
【0018】また,2層以上の被覆層が積層されている
場合には,各被覆層に形成した表層孔同士がオフセット
配置され,各表層孔の間は表層接続パターンにより電気
的に接続されていることが好ましい。これにより,各被
覆層の実装面積を広く確保しつつ,多層の表層孔を形成
することができる。なお,表層接続パターンも,上記コ
ア接続パターンと同様に,種々の形状に形成することが
できる。
【0019】コア孔と表層孔との間は,コア接続パター
ンにより電気的に接続されている。例えば,コア孔にお
ける被覆パッドにより被覆されていない側の開口部は,
その周囲に設けたランドを介して上記コア接続パターン
と接続されている。また,上記コア孔における被覆パッ
ドにより被覆されている側の開口部は,例えば,被覆パ
ッドを介して上記コア接続パターンと接続されている
か,または,被覆パッドの表面に,直接表層孔が形成さ
れている。
【0020】コア基板としては,例えば,ガラスエポキ
シ基板,ガラスポリイミド基板,ガラスビスマレイミド
トリアジン基板等を用いることができる。コア基板の厚
みは0.05〜0.3mmであることが好ましい。0.
05mm未満の場合には,コア基板の加工性が低下する
おそれがある。また,0.3mmを超える場合には,レ
ーザーによるコア孔形成が困難となる場合がある。
【0021】被覆層としては,たとえば,ガラスクロス
に樹脂を含浸して半硬化状態にしたプリプレグ,プリプ
レグにファイバーを含浸してなるファイバー入りプリプ
レグ等を用いることができる。被覆層の厚みは,0.0
3〜0.3mmであることが好ましい。0.03mm未
満の場合には,被覆層による絶縁性が低下するおそれが
ある。また,0.3mmを超える場合には,表層孔形成
のためのレーザー加工が困難となるおそれがある。
【0022】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかるプリント配線板について,
図1〜図7を用いて説明する。本例のプリント配線板4
1は,図1に示すごとく,コア基板7と,コア基板7の
上側及び下側の表面を被覆する被覆層61,62と,コ
ア基板7及び被覆層61,62を介してその上側及び下
側に設けた上側導電層51及び下側導電層52とを有す
る。上側導電層51と下側導電層52との間は,層間導
電部2により電気的に導通している。
【0023】層間導電部2は,コア基板7に設けたコア
孔1と,被覆層61,62におけるコア孔1に対してオ
フセットの位置に設けた表層孔21,22と,コア孔1
と表層孔21,22との間を電気的に接続するコア接続
パターン31とからなる。
【0024】コア孔1及び表層孔21,22は,いずれ
もレーザーの照射により開口させたものであり,これら
はその内壁を覆う金属めっき膜11により導電性が付与
されている。コア孔1の一方の開口部及び表層孔21,
22の一方の開口部はいずれも被覆パッド10,21
0,220により被覆されている。コア孔1の直径は
0.03〜0.3mmであり,その周囲に設けたランド
13は直径0.05〜0.6mmである。コア基板7の
厚みは0.1mmであり,被覆層61,62の厚みはい
ずれも0.08mmである。
【0025】次に,本例のプリント配線板の製造方法に
ついて説明する。まず,コア基板として,ガラスエポキ
シ基板を準備する。このコア基板の両面には銅箔が貼着
してある。次に,図2に示すごとく,銅箔19に所謂レ
ジスト,エッチングを行い,コア基板7の片面のコア孔
形成部分11の銅箔を除去する。
【0026】次に,図2に示すごとく,コア孔形成部分
11にレーザー8を照射する。これにより,レーザー8
は,コア孔形成部分11を焼失させその底部の銅箔19
に至る。ここで孔穿設が停止する。これにより,図3に
示すごとく,一方の開口部が銅箔19により被覆された
コア孔1が形成される。次いで,図4に示すごとく,コ
ア孔1の内壁に銅などの金属めっき膜12を形成する。
【0027】次に,再度,銅箔19にレジスト,エッチ
ングを行い,コア基板7の両面にパターン形成を行う。
これにより,図4に示すごとく,コア基板7のコア孔1
の開口部周囲にランド13及びコア接続パターン31,
32を形成するとともに,表層孔形成部分の底部に被覆
パッド10,210,220を形成する。
【0028】ランド13,コア接続パターン31及び被
覆パッド210の形状は,図7に示すごとく,種々のも
のがある。例えば,コア接続パターン31をランド13
の直径と同一幅とする場合(図7(a)),当該直径よ
りも細いライン状とする場合(図7(b)),ランド1
3とコア接続パターン31とを1つの楕円状にする場合
(図7(c))などがある。
【0029】次いで,図5に示すごとく,コア基板1の
表面に,ファイバー入りプリプレグを配置し,さらにそ
の表面に銅箔などの金属箔5を積層する。次いで,加熱
圧着によりプリプレグを硬化させて,被覆層61,62
となす。次いで,被覆層61,62の表層孔形成部分2
11,221の金属箔5をエッチングにより除却して開
口孔50を形成し,開口孔50にレーザー8を照射す
る。これにより,図6に示すごとく,表層孔21,22
が穿設され,その底部が被覆パッド210,220で被
覆された表層孔21,22が形成される。次いで,図1
に示すごとく,表層孔21,22の内壁に銅などの金属
めっき膜20を被覆する。また,金属箔5を露光,エッ
チングして,被覆層61,62の表面に,導電層51,
52を形成する。以上により,上記プリント配線板41
が得られる。
【0030】次に,本例の作用及び効果について説明す
る。コア孔1と表層孔21,22とはオフセット配置さ
れているため,表層孔21,22はコア基板7の表面に
形成されることになる。コア基板7の表面は,剛性が有
り強度が高い。そのため,表層孔21,22と,コア基
板7表面に形成されているコア接続パターン31,32
とが安定して接続されることになる。また,コア接続パ
ターン31,32はコア基板7の表面に形成されてお
り,コア孔1との接続性が高い。したがって,コア孔
1,表層孔21,22及びコア接続パターン31,32
よりなる層間導通部2の導通信頼性は高い。
【0031】また,コア孔1は,レーザー照射により形
成されるため,非常に小径の孔である。そのため,コア
基板7の表面におけるコア孔1の占有面積が小さくな
り,その部分に他のパターンの形成や部材の実装が可能
となる。したがって,プリント配線板41の内部におけ
る実装面積が大きい。また,被覆層61,62に形成さ
れている表層孔21,22は,レーザー照射により形成
された微小な孔である。そのため,コア基板7の表面と
同様に被覆層61,62の表面における実装面積も大き
い。
【0032】更に,コア孔1及び表層孔21,22は,
内壁が金属めっき膜12,20により被覆されているこ
と,及びこれらの一方の開口部は被覆パッド10,21
0,220により被覆されているため,これらの周辺に
設けた導電層との導通信頼性が高い。
【0033】実施形態例2 本例のプリント配線板42は,図8に示すごとく,コア
基板7の上側及び下側にそれぞれ2層の被覆層61〜6
4を積層し,これらに表層孔21〜24を設けている。
被覆層61に設けた表層孔21と被覆層63に設けた表
層孔23との間は,表層接続パターン33により接続さ
れている。また,被覆層62に設けた表層孔22と被覆
層64に設けた表層孔24との間は,表層接続パターン
34により接続されている。被覆層61,64の表面に
は,それぞれ上側導電層51及び下側導電層52が形成
されている。その他は実施形態例1と同様である。
【0034】本例においては,コア基板1の表面に複数
の被覆層61〜64を形成しているため,実施形態例1
よりも配線密度を高くすることができる。また,プリン
ト配線板42の内部にも,コア接続パターン31,32
及び表層接続パターン33,34のほかに,他の導電パ
ターンを形成することによって更なる高密度配線化を実
現できる。
【0035】実施形態例3 本例のプリント配線板43は,図9に示すごとく,コア
基板7の上側面に,被覆層61を介して上側導電層51
を設けている。また,コア基板7の下面には,下側導電
層52を設けている。被覆層61及びコア基板7は,そ
れぞれ表層孔21及びコア孔1を設けており,両者はコ
ア接続パターン31により接続されている。その他は,
実施形態例1と同様である。本例においても,実施形態
例1と同様の効果を得ることができる。
【0036】実施形態例4 本例のプリント配線板44は,図10に示すごとく,コ
ア基板7の表面に被覆層61,62を介して上側導電層
51及び下側導電層52を形成したものである。コア基
板7に設けたコア孔1の一方の開口部は被覆パッド10
により被覆されている。コア孔1における被覆パッド1
0により被覆されている側の開口部は,被覆パッド10
に対して直接に表層孔22が設けられている。一方,コ
ア孔1における他方の開口部は,ランド13を介して接
続パターン31と接続されている。その他は,実施形態
例1と同様である。
【0037】本例においては,コア孔1における被覆パ
ッド10により被覆されている側の開口部は,被覆パッ
ド10に対して直接に表層孔22を設けている。この場
合,コア孔1の表面に表層孔22が配置されることにな
るが,両者の間の接続強度は高い。その理由は,コア孔
1と表層孔22との間は被覆パッド10により補強され
ていること,また被覆パッド10の両側は各孔の金属め
っき膜11,20により被覆されるためである。
【0038】従って,コア孔1と表層孔22との間に金
属めっき膜12,被覆パッド10及び金属めっき膜22
の3層構造の金属層を介在させている場合には,コア孔
1と表層孔22との間の接続強度が十分に確保され,オ
フセット配置の場合と同様に優れた導電信頼性を発揮で
きる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば,導電層間の導通信頼性
に優れ,かつ表面及び内部の高密度実装を実現できるプ
リント配線板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1におけるプリント配線板の断面
図。
【図2】実施形態例1のプリント配線板の製造方法にお
ける,コア基板の断面図。
【図3】図2に続く,コア孔を形成したコア基板の断面
図。
【図4】図3に続く,コア孔の内壁に金属めっき膜を形
成したコア基板の断面図。
【図5】図4に続く,表面に被覆層を形成したコア基板
の断面図。
【図6】図5に続く,表層孔を形成したコア基板及び被
覆層の断面図。
【図7】実施形態例1における,コア孔のランド,接続
パターン及び被覆パッドの平面図であり,(a)は接続
パターンが太幅の場合,(b)は細幅の場合,(c)は
楕円形状であるものの平面図。
【図8】実施形態例2におけるプリント配線板の断面
図。
【図9】実施形態例3におけるプリント配線板の断面
図。
【図10】実施形態例4におけるプリント配線板の断面
図。
【図11】第1の従来例のプリント配線板の断面図。
【図12】第2の従来例のプリント配線板の断面図。
【図13】第3の従来例のプリント配線板の断面図。
【符号の説明】
1...コア孔, 10,210,220,230,240...被覆パッ
ド, 2...層間導電部, 21〜24...表層孔, 31,32...コア接続パターン, 33,34...表層接続パターン, 41〜44...プリント配線板, 51...上側導電層, 52...下側導電層, 61〜64...被覆層, 7...コア基板, 8...レーザー,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E346 AA02 AA15 AA43 BB16 CC04 CC08 CC09 CC10 CC32 DD12 DD32 EE31 FF04 GG15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア基板と,該コア基板の表面を被覆す
    る被覆層と,上記コア基板及び上記被覆層を介してその
    上側及び下側に設けた上側導電層と下側導電層と,該上
    側導電層と下側導電層との間の電気的導通を行うための
    層間導電部とからなり,上記層間導電部は,上記コア基
    板に設けたコア孔と,コア基板における上記コア孔に対
    してオフセットの位置に設けた表層孔と,上記コア基板
    の表面に設けられ,上記コア孔と上記表層孔の間を電気
    的に接続するためのコア接続パターンとからなり,上記
    コア孔及び上記表層孔は,いずれもレーザーの照射によ
    り開口させたものであり,これらはその内壁を覆う金属
    めっき膜又は内部に充填した導電材により導電性が付与
    されており,上記コア孔の一方の開口部及び上記表層孔
    の一方の開口部はいずれも被覆パッドにより被覆されて
    いることを特徴とするプリント配線板。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記コア孔の直径
    は,0.03〜0.3mmであることを特徴とするプリ
    ント配線板。
  3. 【請求項3】 請求項1において,上記コア孔の周囲に
    は直径0.05〜0.6mmのランドが設けられている
    ことを特徴とするプリント配線板。
  4. 【請求項4】 請求項1において,上記被覆層はコア基
    板の表面に2層以上積層されており,各被覆層には互い
    にオフセット配置された表層孔が形成されており,各表
    層孔の間は表層接続パターンにより電気的に接続されて
    いることを特徴とするプリント配線板。
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