JP2003263844A - デジタルデータ符号化回路および符号化回路を備えたデジタルデータ符号化装置 - Google Patents

デジタルデータ符号化回路および符号化回路を備えたデジタルデータ符号化装置

Info

Publication number
JP2003263844A
JP2003263844A JP2002062274A JP2002062274A JP2003263844A JP 2003263844 A JP2003263844 A JP 2003263844A JP 2002062274 A JP2002062274 A JP 2002062274A JP 2002062274 A JP2002062274 A JP 2002062274A JP 2003263844 A JP2003263844 A JP 2003263844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
code
designated
terminal
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002062274A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotake Takeuchi
浩毅 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Electronics Corp
Original Assignee
NEC Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Electronics Corp filed Critical NEC Electronics Corp
Priority to JP2002062274A priority Critical patent/JP2003263844A/ja
Publication of JP2003263844A publication Critical patent/JP2003263844A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】DVDのデジタルデータの符号化処理に要する
メモリ容量を低減でき、また、符号化処理を高速に実行
する技術を提供する。 【解決手段】i番目の時間では、データブロックDBi
が端子6から入力され、IED,EDCを生成しID等
とともにID−RAMの表面側に格納し、スクランブラ
初期値設定回路の表面側の初期値に基づいてスクランブ
ルされたデータを用いてPO符号を生成しPO−RAM
の表面側に格納する。並行してデータブロックDBi-1
が端子7から入力され、スクランブラ初期値設定回路の
裏面側の初期値に基づいてスクランブルされたデータと
ID−RAMの裏面側のデータとPO−RAMからのP
O符号によりPI符号を生成する。i+1番目の時間で
は表面側と裏面側を交代してデータブロックDBi+1
端子6から入力され、データブロックDBi が端子7か
ら入力され、同様の処理を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルデータの
符号化回路に関し、特に、DVDへのデータ記録時にお
ける符号化のためのデジタルデータ符号化回路および符
号化回路を備えたデジタルデータ符号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データ記憶媒体として利用されるDVD
では、データは図7(b)に示すECC(Error
Correction Code)ブロックの配置構造
をもって記録される。1つのECCブロックは16のデ
ータセクタを含み、DVDに記録される画像・音声デー
タであるデータメインデータは1データセクタ分のデー
タ(2048バイト)毎に分割され、図7(a)に示す
ように、各データセクタの先頭にはアドレス情報とその
セクタの素性とを表す4バイトのIDと、IDのエラー
検出符号である2バイトのIED(ID Error
Detection code)と、コピーライト管理
情報である6バイトのCPR_MAI(Copyrig
ht Management Infomation)
とが付加される。また、各データセクタの最後尾にはそ
のデータセクタに対するエラー検出符号である4バイト
のEDC(Error Detection Cod
e)が付加される。図7(a)に示すように、データセ
クタは、エラー訂正符号化のために172バイト×12
行のデータ構造にさらに分割される。D0〜D2047
は1データセクタ分(2048バイト)のメインデータ
を表す。
【0003】DVDへの記録データでは、データの信頼
性を向上させるために16のデータセクタを1つのデー
タブロックとし、データブロックに対してリードソロモ
ン符号である積符号を求め、それらをECCとして付加
し使用する。このようなエラー訂正符号の計算が行われ
る単位であるデータブロックはECCブロックとも呼ば
れる。
【0004】データブロック(ECCブロック)の積符
号化では、まず縦方向(列方向)のバイト列ごとに符号
化を行う。これをPO(Parity of Oute
r;外符号)生成と呼ぶ。PO生成により得られた16
バイトの符号は、図7(b)に示すように、対応する列
の後に縦方向に(16行に渡って)付加される。列方向
の符号化によるPO符号は全体で172バイト×16行
となる。
【0005】次に、ECCブロックの横方向(行方向)
について、バイト行ごとに符号化を行う。これをPI
(Parity of Inner;内符号)生成と呼
ぶ。PI生成により得られた10バイトの符号は、図7
(b)に示すように、対応する行の後に付加される。付
加されるPI符号は全体で10バイト×208行とな
る。なお、図7(b)でPI/POはPO符号のバイト
行に対するPI符号であることを示す。 次に、図8
(c)に示すように、2064バイトのスクランブル済
データセクタを172バイト×12行のデータ構造に再
構成し、16のスクランブル済データセクタ(1つのE
CCブロック)に対してPO符号の生成およびPI符号
の生成を行う。その後、インタリーブと呼ばれる処理に
より、ECCブロックのデータセクタ(172バイト×
12行)に該データセクタに対応するPI符号部を加え
た12行と、それに続けてPO符号部の1行を抜き出し
て付加した182バイト×13行を1つの記録フレーム
とし、PO符号部およびPI符号部が付加されたECC
ブロックを16の記録フレームに順次変換する。
【0006】この後は、記録フレームの1行を2等分
し、各々の91バイトに対して先頭に2バイト分のシン
ク(Sync)コードを付加することにより2418バ
イトの物理セクタを得る。このようにして得られる物理
セクタに必要な変調処理を行ったものをディスクに書込
むことによってDVDへの記録が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8の符号化処理を行
なう装置(第1の従来技術とする)では、データを一時
記憶するためにメモリを備えており、(1)各データセ
クタに対するEDCの生成および付加、(2)メインデ
ータのスクランブル実行、(3)EDCが付加されたP
O符号生成及び付加、(4)PI符号生成及び付加、の
それぞれの処理のたびに、外部メモリに記憶されたEC
Cブロック分(例えば32kバイト)のデータを読み出
し次のデータを生成している。したがって、これらの読
出し時間が符号化処理の高速化に対する制限要因となっ
ていた。
【0008】この問題点に対して、特開2001−15
6649号公報には、スクランブラとEDC生成回路と
パリティ生成回路とを備え、外部メモリにアクセスして
読み出したECCブロック分のデータを用いてスクラン
ブルとEDC生成とを並行して行い、その直後にパリテ
ィ生成を行うことにより、上記の外部メモリへのアクセ
ス(1)〜(4)のうちの(1),(2),(4)を1
回のアクセスに削減する技術を開示している(第2の従
来技術)。しかしながら、この第2の従来技術では、パ
リティ生成においてはスクランブル済のデータセクタ部
分の各行に対して順次PI符号の生成を行って外部メモ
リに書き込むので、その後、PO符号を生成するとき
に、(3)に相当する外部メモリからの読み出しと、P
O符号およびPO符号に対するPI符号の書き込みが必
要なため、さらなる高速化が要求される場合には制限要
因となる。また、外部メモリには、物理セクタを記録部
へ連続的に供給するために必要なECCブロック分(1
82バイト×208行)の記憶領域に加えて、PI符号
およびスクランブル済データセクタのECCブロック分
を一時記憶する記憶領域(計182バイト×192行)
をも必要とするので、これらの記憶領域として確保され
る分だけ外部メモリにおけるホストコンピュータからの
受信データの格納領域が減少することになり、ホストコ
ンピュータからのデータの書込パフォーマンスが低下す
る。
【0009】一方、デジタルVTRの符号化において外
部メモリを削減する技術が特開平8−129836号公
報に開示されている(第3の従来技術)。この第3の従
来技術では、画像データの処理に関してC2符号(外符
号でPO符号に相当)を格納するC2符号メモリを信号
処理回路に内蔵し、画像データの符号化のときにデータ
行を順次読み込んでC1符号(内符号でPI符号に相
当)を生成しバッファを介して外部へ出力するとともに
列方向のC2符号演算を行ってC2符号メモリに格納
し、データ行に対するC1符号の生成および出力を終了
した後にC2符号をC2符号メモリから行ごとに読み出
し、C2符号部のC1符号を生成してバッファを介して
外部へ出力する。入力されたデータが連続的に処理され
て外部に出力されるので出力間隔を調整するための一時
記憶が不要であり、また、小容量のC2符号メモリを内
蔵することにより外部メモリにC2符号を含むデータ全
体を記憶する必要がなくなるので、デジタルVTRの符
号化において外部メモリを大幅に削減することができ
る。
【0010】しかしながら、DVDにおいては、各デー
タセクタの先頭にID,IED,CPR_MAIを付加
し、最後尾にそのデータセクタに対するエラー検出符号
であるEDCを付加する処理が必要なため、また、ED
Cはスクランブル前のメインデータを用いて生成され、
ECC(PO符号およびPI符号)はスクランブル済の
メインデータを用いて生成されるため、第3の従来技術
をそのまま適用することはできない。第3の従来技術を
DVDに適用する場合には、まず外部メモリからECC
ブロック分の各データセクタを読み込んでID,IE
D,CPR_MAIを付加しEDCを生成したのちにメ
インデータのスクランブルを行い、ID,IED,CP
R_MAI、スクランブル済メインデータおよびEDC
を一旦外部メモリに書き込んで保持することが必要とな
り、その後にそのECCブロックについてID,IE
D,CPR_MAI、スクランブル済メインデータおよ
びEDCが含まれるデータセクタを読み出してデジタル
VTRにおけると同様な符号化処理を行うことになる。
これによりデジタルVTRの場合のように入力データを
連続的に処理して出力することができなくなり、物理セ
クタを記録部へ連続的に供給するためにはECCブロッ
ク分(182バイト×208行)の記憶領域が外部メモ
リに必要となる。
【0011】本発明の目的は、DVDのデジタルデータ
の符号化処理に要するメモリ容量を低減でき、また、符
号化処理を高速に実行する技術を提供することであり、
具体的には、第2の従来技術を適用した場合および第3
の従来技術をDVDの符号化処理に適用した場合に比較
して、これらの従来技術で符号化処理および出力処理の
ために外部メモリに確保されていた記憶領域を削減で
き、また、これらの従来技術と同等以上に高速な符号化
処理が可能なデジタルデータ符号化回路および符号化回
路を備えるデジタルデータ符号化装置を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明のデ
ジタルデータ符号化回路は、外部メモリから供給される
メインデータに対して誤り訂正符号として積符号を生成
するデジタルデータ符号化回路において、前記外部メモ
リから読み出されたメインデータのIDに対するエラー
検出符号を生成するIED生成回路と、前記メインデー
タに対するエラー検出符号を生成するEDC生成回路
と、前記メインデータ、前記ID、前記IDに対するエ
ラー検出符号及び前記メインデータに対するエラー検出
符号により第1の誤り訂正符号を生成する第1の誤り訂
正符号生成回路とを有する第1の符号化処理部と、前記
メインデータに対する前記第1の誤り訂正符号を記憶す
る第1の内部メモリと、前記メインデータに対する前記
ID、前記IDに対するエラー検出符号及び前記データ
に対するエラー検出符号とを記憶する第2の内部メモリ
と、前記外部メモリから読み出した前記メインデータと
前記第1及び第2の内部メモリからそれぞれ読み出した
前記メインデータに対する前記第1の誤り訂正符号、前
記ID、前記IDに対するエラー検出符号及び前記メイ
ンデータに対するエラー検出符号とから第2の誤り訂正
符号を生成する第2の誤り訂正符号生成回路と、前記第
1の誤り訂正符号、前記ID、前記IDに対するエラー
検出符号、前記メインデータに対するエラー検出符号及
び前記第2の誤り訂正符号を前記メインデータに付加し
て出力する誤り訂正符号付加回路とを有する第2の符号
化処理部と、を備えて構成される。
【0013】第2の発明のデジタルデータ符号化回路
は、CPUの制御のもとに外部メモリに格納されたメイ
ンデータを順次入力しデータブロック毎にECC符号を
生成し付加して出力するDVDの符号化回路において、
2つの格納部を有する第1の内部メモリと、2つの格納
部を有する第2の内部メモリと、第1の端子から表面側
入力データブロックのデータストリームを入力し該デー
タストリームのデータセクタ毎にID,CPR_MAI
を入力してIEDおよびEDCを生成しID,IED,
CPR_MAIおよびEDCを前記第1の内部メモリの
表面側用に指定された格納部に格納するとともにID,
IED,CPR_MAIおよびEDCを所定の位置に付
加したデータに基づいて前記表面側入力データブロック
に対する外符号を生成して前記第2の内部メモリの表面
側用に指定された格納部に書き込む表面側処理部と、第
2の端子から裏面側入力データブロックのデータストリ
ームを入力しデータセクタ毎に対応するID,IED,
CPR_MAIおよびEDCを前記第1の内部メモリの
裏面側用に指定された格納部から読み出してデータセク
タの所定の位置に付加したデータに基づいてデータセク
タ部分の内符号を生成するとともに前記第2の内部メモ
リの裏面側用に指定された格納部から外符号を読み出し
て外符号部の内符号を生成し外符号および内符号が付加
された裏面側入力データブロックを所定の配置構造に整
列して第3の端子へ出力する裏面側処理部とを備え、前
記第1の端子に表面側入力データブロックが前記外部メ
モリから転送入力されて表面側処理が実行されると同時
に前記第2の端子に前記表面側入力データブロックより
もひとつ前に前記第1の端子に転送入力され表面側処理
が行われたデータブロックが裏面側入力データブロック
として前記外部メモリより転送入力されて裏面側処理が
実行され、前記裏面側入力データブロックに対応するデ
ータの第3の端子への出力が終了すると前記第1の内部
メモリの表面側用に指定されていた格納部と裏面側用に
指定されていた格納部とが交替し、次の入力側データブ
ロックおよび裏面側入力データブロックに対して同様の
処理を繰り返すことを特徴としている。
【0014】第3の発明のデジタルデータ符号化装置
は、第1の発明の符号化回路と前記デジタルデータ符号
化回路の第1の端子に接続されたバスと、前記バスに接
続され装置全体を制御するCPUと、メインデータが格
納された外部メモリと、前記CPUの制御のもとにメイ
ンデータのデータブロックを前記外部メモリから第1の
チャネルを経由して前記バスに転送するとともに、前記
データブロックよりひとつ前に第1のチャネルを経由し
て転送されたデータブロックを前記外部メモリから第2
のチャネルを経由して前記デジタル符号化回路の第2の
端子に転送するバス管理回路とを有して構成される。
【0015】第4の発明のデジタル符号化回路は、CP
Uの制御のもとに外部メモリに格納されたメインデータ
を順次入力しデータブロック毎にECC符号を生成し付
加して出力するDVDの符号化回路において、第1の端
子からIDおよびCPR_MAIを入力しIDに基づい
てIDエラー検出符号IEDを生成してID,IED,
CPR_MAIを出力するIED生成回路と、前記第1
の端子から1データセクタ分のメインデータを入力する
毎に該メインデータとIED生成回路から出力されるI
D,IEDおよびCPR_MAIに基づいてデータセク
タ用エラー検出符号EDCを生成して出力するEDC生
成回路と、第1および第2の初期値格納部を有し選択信
号が第1のレベルのときに第1の初期値格納部が表面側
用に第2の初期値格納部が裏面側用に指定され前記選択
信号が第2のレベルのときに第2の初期値格納部が表面
側用に指定され第1の初期値格納部が裏面側用に指定さ
れ、表面側用に指定された初期値格納部は第1の端子か
ら入力する初期値を格納するとともに格納された初期値
を表面側出力端から出力し、裏面側用に指定された側の
初期値格納部は格納された初期値を裏面側出力端から出
力するスクランブラ初期値設定回路と、前記第1の端子
から1データセクタ分のメインデータを入力する毎に該
メインデータを前記スクランブラ初期値設定回路の表面
側出力端から出力される初期値に基づいて決定されるス
クランブルパタンでスクランブル処理して出力する第1
のスクランブラと、前記IED生成回路の出力と前記E
DC生成回路の出力と前記第1のスクランブラの出力と
を入力しデータセクタ毎にID,IED,CPR_MA
I,1データセクタ分のスクランブル済メインデータ,
EDCの順序にデータを整列して出力する第1のマルチ
プレクサと、前記第1のマルチプレクサからデータを入
力して外符号演算を実行し1データブロック分の外符号
の生成を完了したのち生成された外符号を順次出力する
外符号生成回路と、第1および第2のデータ格納部を有
し、前記選択信号が第1のレベルのときに第1のデータ
格納部が表面側用に第2のデータ格納部が裏面側用に指
定され前記選択信号が第2のレベルのときに第2のデー
タ格納部が表面側用に第2のデータ格納部が裏面側用に
指定され、表面側用に指定されたデータ格納部に前記第
1のマルチプレクサの出力からデータセクタ毎にID,
IED,CPR_MAI,EDCを選択的に入力してデ
ータブロック分のID,IED,CPR_MAI,ED
Cを格納し、裏面側用に指定されたデータ格納部から該
データ格納部に格納されているID,IED,CPR_
MAI,EDCを出力する第1の内部メモリと、第1お
よび第2の符号格納部を有し前記選択信号が第1のレベ
ルのときに第1の符号格納部が表面側用に第2の符号格
納部が裏面側用に指定され前記選択信号が第2のレベル
のときに第2の符号格納部が表面側用に第1の符号格納
部が裏面側用に指定され、表面側用に指定された符号格
納部に前記外符号生成部から出力されるデータブロック
分の外符号を入力して格納し、裏面側用に指定された符
号格納部から該符号格納部に格納されているデータブロ
ック分の外符号を出力する第2の内部メモリと、第2の
端子から1データセクタ分のメインデータを入力する毎
に該メインデータを前記スクランブラ初期値設定回路の
裏面側出力端から出力される初期値に基づいて決定され
るスクランブルパタンでスクランブル処理して出力する
第2のスクランブラと、データセクタ部のデータ行につ
いては前記第1の内部メモリの裏面側用に指定されたデ
ータ格納部からID,IED,CPR_MAI,EDC
を読み出して入力し前記第2のスクランブラからスクラ
ンブル済のメインデータを入力してデータ行毎に内符号
を生成して出力し、外符号部のデータ行については前記
第2の内部メモリの裏面側用に指定された符号格納部か
ら外符号を読み出して入力してデータ行毎に内符号を生
成して出力する内符号生成回路と、前記第1の内部メモ
リの裏面側用に指定されたデータ格納部からID,IE
D,CPR_MAIおよびEDCを読み出して入力し前
記第2のスクランブラからスクランブル済メインデータ
を入力し前記第2の内部メモリの裏面側用に指定された
側から外符号を読み出して入力し前記内符号生成回路か
ら内符号を入力し、これらのデータを所定の配置をとる
ように切替制御して第3の端子へ出力する第4のマルチ
プレクサと、を備え、前記外部メモリより転送された表
面側入力データブロックのデータストリームを前記第1
の端子から入力しデータセクタ毎にID,CPR_MA
Iを入力してIEDおよびEDCを生成してID,IE
D,CPR_MAIおよびEDCを前記第1の内部メモ
リの表面側用に指定されたデータ格納部に格納しデータ
セクタ毎にメインデータを前記スクランブラ初期値設定
回路の表面側用に指定された初期値格納部の初期値に基
づいて決定されるスクランブルパタンでスクランブルし
ID,IED,CPR_MAIおよびEDCを所定の位
置に付加して構成したデータに基づいて前記表面側入力
データブロックに対する外符号を生成して前記第2の内
部メモリの表面側用に指定された符号格納部に書き込む
表面側処理と、前記表面側入力データブロックよりもひ
とつ前に前記第1の端子に転送入力され表面側処理が行
われたデータブロックが前記外部メモリより転送されて
裏面側入力データブロックのデータストリームとして前
記第2の端子から入力しデータセクタ毎にメインデータ
を前記スクランブラ初期値設定回路の裏面側用に指定さ
れた初期値格納部の初期値に基づいて決定されるスクラ
ンブルパタンでスクランブルし前記第1の内部メモリの
裏面側用に指定されたデータ格納部からデータセクタに
対応するID,IED,CPR_MAIおよびEDCを
読み出してデータセクタの所定の位置に付加したデータ
に基づいてデータセクタ部分の内符号を生成するととも
に前記第2の内部メモリの裏面側用に指定された符号格
納部から外符号を読み出して外符号部の内符号を生成し
外符号および内符号が付加された裏面側入力データブロ
ックを所定の配置構造に整列して第3の端子へ出力する
裏面側処理とを並行して実行し、前記裏面側入力データ
ブロックに対応するデータの第3の端子への出力が終了
すると前記選択信号のレベルが切り替わって次の入力側
データブロックおよび裏面側入力データブロックに対し
て同様の処理を繰り返すことを特徴としている。
【0016】第5の発明のデジタルデータ符号化装置
は、第3の発明のデジタルデータ符号化回路と、前記デ
ジタルデータ符号化回路の第1の端子に接続されたバス
と、前記バスに接続され装置全体を制御するCPUと、
メインデータが格納された外部メモリと、前記CPUの
制御のもとにメインデータのデータブロックを前記外部
メモリから第1のチャネルを経由して前記バスに転送す
るとともに、前記データブロックよりひとつ前に第1の
チャネルを経由して転送されたデータブロックを前記外
部メモリから第2のチャネルを経由して前記デジタル符
号化回路の第2の端子に転送するバス管理回路とを有し
て構成される。
【0017】第6の発明のデジタルデータ符号化回路
は、CPUの制御のもとに外部メモリに格納されたメイ
ンデータを順次入力しデータブロック毎にECC符号を
生成し付加して出力するDVDの符号化回路において、
第1の端子からIDおよびCPR_MAIを入力しID
に基づいてIDエラー検出符号IEDを生成してID,
IED,CPR_MAIを出力するIED生成回路と、
第1および第2の固定データ格納部を有し、選択信号が
第1のレベルのときに第1の固定データ格納部が表面側
用に指定され第2の固定データ格納部が裏面側用に指定
され前記選択信号が第2のレベルのときに第2の固定デ
ータ格納部が表面側用に指定され第1の固定データ格納
部が裏面側用に指定され、前記第1の端子から入力する
固定データを表面側用に指定された固定データ格納部に
格納するとともに格納された固定データを表面側出力端
から出力し、裏面側用に指定された固定データ格納部に
格納された固定データを裏面側出力端から出力する固定
データ設定回路と、第1および第2の選択範囲格納部を
有し、選択信号が第1のレベルのときに第1の選択範囲
格納部が表面側用に指定され第2の選択範囲格納部が裏
面側用に指定され前記選択信号が第2のレベルのときに
第2の選択範囲格納部が表面側用に指定され第1の選択
範囲格納部が裏面側用に指定され、前記第1の端子から
入力するセクタ選択範囲を表面側用に指定された選択範
囲格納部に格納するとともに格納されたセクタ選択範囲
を表面側出力端から出力し、裏面側用に指定された選択
範囲格納部に格納されたセクタ選択範囲を裏面側出力端
から出力するセクタ選択範囲設定回路と、前記第1の端
子入力するデータセクタのセクタ番号が前記セクタ選択
範囲設定回路の表面側出力端から出力されるセクタ選択
範囲に含まれる場合には前記固定データ設定回路の表面
側出力端から入力する固定データを選択してメインデー
タとして出力し前記第1の端子入力するデータセクタの
セクタ番号が表面側用に指定された選択範囲格納部に格
納されたセクタ選択範囲に含まれない場合には前記第1
の端子6から入力したメインデータを選択して出力する
第1のマルチプレクサと、前記第1のマルチプレクサか
ら1データセクタ分のメインデータを入力する毎に該メ
インデータとIED生成回路から出力されるID,IE
DおよびCPR_MAIに基づいてデータセクタ用エラ
ー検出符号EDCを生成して出力するEDC生成回路
と、第1および第2の初期値格納部を有し選択信号が第
1のレベルのときに第1の初期値格納部が表面側用に第
2の初期値格納部が裏面側用に指定され前記選択信号が
第2のレベルのときに第2の初期値格納部が表面側用に
指定され第1の初期値格納部が裏面側用に指定され、表
面側用に指定された初期値格納部は第1の端子から入力
する初期値を格納するとともに格納された初期値を表面
側出力端から出力し、裏面側用に指定された初期値格納
部に格納された初期値を裏面側出力端から出力するスク
ランブラ初期値設定回路と、前記第1のマルチプレクサ
から1データセクタ分のメインデータを入力する毎に該
メインデータを前記スクランブラ初期値設定回路の表面
側出力端から出力される初期値に基づいて決定されるス
クランブルパタンでスクランブル処理して出力する第1
のスクランブラと、前記IED生成回路の出力と前記E
DC生成回路の出力と前記第1のスクランブラの出力と
を入力しデータセクタ毎にID,IED,CPR_MA
I,1データセクタ分のスクランブル済メインデータ,
EDCの順序にデータを整列して出力する第2のマルチ
プレクサと、前記第2のマルチプレクサからデータを入
力して外符号演算を実行し1データブロック分の外符号
の生成を完了したのち生成された外符号を出力する外符
号生成回路と、第1および第2のデータ格納部を有し、
前記選択信号が第1のレベルのときに第1のデータ格納
部が表面側用に第2のデータ格納部が裏面側用に指定さ
れ前記選択信号が第2のレベルのときに第2のデータ格
納部が表面側用に第2のデータ格納部が裏面側用に指定
され、表面側用に指定されたデータ格納部に前記第1の
マルチプレクサの出力からデータセクタ毎にID,IE
D,CPR_MAI,EDCを選択的に入力してデータ
ブロック分のID,IED,CPR_MAI,EDCを
格納し、裏面側用に指定されたデータ格納部から該デー
タ格納部に格納されているID,IED,CPR_MA
I,EDCを出力する第1の内部メモリと、第1および
第2の符号格納部を有し前記選択信号が第1のレベルの
ときに第1の符号格納部が表面側用に第2の符号格納部
が裏面側用に指定され前記選択信号が第2のレベルのと
きに第2の符号格納部が表面側用に第1の符号格納部が
裏面側用に指定され、表面側用に指定された符号格納部
に前記外符号生成部から出力されるデータブロック分の
外符号を入力して格納し、裏面側用に指定された符号格
納部から該符号格納部に格納されている1データブロッ
ク分の外符号を出力する第2の内部メモリと、第2の端
子から入力するデータセクタのセクタ番号が前記セクタ
選択範囲設定回路の裏面側出力端から出力されるセクタ
選択範囲に含まれる場合には前記固定データ設定回路の
裏面側出力端から入力する固定データを選択してメイン
データとして出力し前記第2の端子から入力するデータ
セクタのセクタ番号が裏面側用に指定された選択範囲格
納部に格納されたセクタ選択範囲に含まれない場合には
前記第2の端子から入力したメインデータを選択して出
力する第3のマルチプレクサと、前記第3のマルチプレ
クサから1データセクタ分のメインデータを入力する毎
に該メインデータを前記スクランブラ初期値設定回路の
裏面側用に指定された初期値格納部に格納された初期値
に基づいて決定されるスクランブルパタンでスクランブ
ル処理して出力する第2のスクランブラと、データセク
タ部のデータ行については前記第1の内部メモリの裏面
側用に指定されたデータ格納部からID,IED,CP
R_MAI,EDCを読み出して入力し前記第2のスク
ランブラからスクランブル済のメインデータを入力して
データ行毎に内符号を生成して出力し、外符号部のデー
タ行については前記第2の内部メモリの裏面側用に指定
された符号格納部から外符号を読み出して入力してデー
タ行毎に内符号を生成して出力する内符号生成回路と、
前記第1の内部メモリの裏面側用に指定されたデータ格
納部からID,IED,CPR_MAIおよびEDCを
読み出して入力し前記第2のスクランブラからスクラン
ブル済メインデータを入力し前記第2の内部メモリの裏
面側用に指定された側から外符号を読み出して入力し前
記内符号生成回路から内符号を入力し、これらのデータ
を所定の配置をとるように切替制御して第3の端子へ出
力する第2のマルチプレクサと、を備え、前記外部メモ
リより転送された表面側入力データブロックのデータス
トリームを前記第1の端子から入力しデータセクタ毎に
ID,CPR_MAIを入力してIEDおよびEDCを
生成してID,IED,CPR_MAIおよびEDCを
前記第1の内部メモリの表面側用に指定されたデータ格
納部に格納しデータセクタ毎にメインデータを前記スク
ランブラ初期値設定回路の表面側用に指定された初期値
格納部の初期値に基づいて決定されるスクランブルパタ
ンでスクランブルしID,IED,CPR_MAIおよ
びEDCを所定の位置に付加して構成したデータに基づ
いて前記表面側入力データブロックに対する外符号を生
成して前記第2の内部メモリの表面側用に指定された符
号格納部に書き込む表面側処理と、前記表面側入力デー
タブロックよりもひとつ前に前記第1の端子に転送入力
され表面側処理が行われたデータブロックが前記外部メ
モリより転送されて裏面側入力データブロックのデータ
ストリームとして前記第2の端子から入力しデータセク
タ毎にメインデータを前記スクランブラ初期値設定回路
の裏面側用に指定された初期値格納部の初期値に基づい
て決定されるスクランブルパタンでスクランブルし前記
第1の内部メモリの裏面側用に指定されたデータ格納部
からデータセクタに対応するID,IED,CPR_M
AIおよびEDCを読み出してデータセクタの所定の位
置に付加したデータに基づいてデータセクタ部分の内符
号を生成するとともに前記第2の内部メモリの裏面側用
に指定された符号格納部から外符号を読み出して外符号
部の内符号を生成し外符号および内符号が付加された裏
面側入力データブロックを所定の配置構造に整列して第
3の端子へ出力する裏面側処理とを並行して実行し、前
記裏面側入力データブロックに対応するデータの第3の
端子への出力が終了すると前記選択信号のレベルが切り
替わって次の入力側データブロックおよび裏面側入力デ
ータブロックに対して同様の処理を繰り返すことを特徴
としている。
【0018】第7の発明のデジタルデータ符号化装置
は、第5の発明のデジタルデータ符号化回路と、前記デ
ジタルデータ符号化回路の第1の端子に接続されたバス
と、前記バスに接続され装置全体を制御するCPUと、
メインデータが格納された外部メモリと、前記CPUの
制御のもとにメインデータのデータブロックを前記外部
メモリから第1のチャネルを経由して前記バスに転送す
るとともに、前記データブロックよりひとつ前に第1の
チャネルを経由して転送されたデータブロックを前記外
部メモリから第2のチャネルを経由して前記デジタル符
号化回路の第2の端子に転送するバス管理回路とを有し
て構成される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明について図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本発明のデジタルデータ符号化
回路を備えるデジタルデータ符号化装置の全体ブロック
図である。デジタルデータ符号化装置は、符号化回路1
と、バス2と、CPU3と、バス管理回路(BMU)4
と、外部メモリであるシンクロナスDRAM(SDRA
M)5とを備えている。
【0020】CPU3の制御のもとにi番目の処理時間
では、SDRAM5に格納されたデータのうちi番目の
データブロックDBi のデータストリームが、バス管理
回路4の第1のチャネル(CH1)およびバス2を介し
て符号化回路1の端子6に転送され、また同時に、i番
目の処理時間では、(i−1)番目のデータブロックD
i-1 のデータストリームが、SDRAM5からバス管
理回路4の第2のチャネル(CH2)を介して符号化回
路1の端子7に転送される。
【0021】符号化回路1は、第1の内部メモリと、第
2の内部メモリと、表面側処理部と、裏面側処理部とを
備えている。ここで、表面側処理部とは、外符号を生成
するための処理部を示し、裏面側処理部とは内符号を生
成するための処理部を示す。表面側処理部では、第1の
端子6から入力されるデータブロックのデータセクタ毎
に、ID及びCPR_MAIからIED及びEDCを生
成し、ID、CPR_MAI、IED及びEDCを第1
の内部メモリの表面側用に指定された格納部に格納す
る。また、ID、CPR_MAI、IED及びEDCを
端子6から入力されたデータに付加したデータに基づい
て外符号を生成し、生成した外符号を第2の内部メモリ
の表面側用に指定された格納部に書き込む。裏面側処理
部では、第2の端子7から入力されたデータブロックの
データセクタに対応するID,IED、CPR_MAI
及びEDCを第1の内部メモリの裏面側用に指定された
格納部から読み出し、端子7から入力されたデータセク
タに付加する。付加されたデータに基づいて内符号を生
成するとともに、第2の内部メモリの裏面側用に指定さ
れた格納部から外符号を読み出して該外符号部分に対応
する内符号を生成し、これら外符号及び内符号を付加し
たデータをさらに所定の配置構造に整列して第3の端子
8から出力する。
【0022】i番目の処理時間に、データブロックDB
i に対応するID,IED,CPR_MAI,EDCの
第1の内部メモリへの書き込みおよびPO符号の第2の
内部メモリへの書き込みが行われ、これと並行してデー
タブロックDBi 1 に対応するID,IED,CPR_
MAI,EDC(これらをIDデータと称することとす
る)の第1の内部メモリからの読み出しおよびPO符号
の第2の内部メモリからの読み出しが行われるので、第
1の内部メモリには2つの格納部が設けられ、第2の内
部メモリにも2つの格納部が設けられている。i番目の
処理時間では、データブロックDBi に対応するIDデ
ータの書き込みが第1の内部メモリの第1の格納部に対
して行われ、PO符号の書き込みが第2の内部メモリの
第1の格納部に対して行われる。また、同じi番目の処
理時間に、データブロックDBi- 1 に対応するIDデー
タの読み出しが第1の内部メモリの第2の格納部に対し
て行われ、PO符号の読み出しが第2の内部メモリの第
2の格納部に対して行われる。
【0023】次の(i+1)番目の処理時間では、書き
込まれる格納部と読み出される格納部とが交換され、表
面側処理部では表面側入力データブロックであるデータ
ブロックDBi+1 に対応するIDデータの書き込みが第
1の内部メモリの第2の格納部に対して行われ、PO符
号の書き込みが第2の内部メモリの第2の格納部に対し
て行われる。同じ(i+1)番目の処理時間に、裏面側
処理部では裏面側入力データブロックDBi に対応する
IDデータの読み出しが第1の内部メモリの第1の格納
部に対して行われ、PO符号の読み出しが第2の内部メ
モリの第1の格納部に対して行われる。
【0024】このように構成することにより、記録フレ
ームRFMが符号化回路1から連続的に出力されるの
で、出力の時間間隔を調整するための一時記憶領域をS
DRAM5内に設ける必要がなくなる。また、1つのE
CCブロック分のデータを符号化処理する際に、SDR
AMへのアクセスがECCブロック分のデータの読み出
しを2回行うだけであるので、第2の従来技術(ECC
ブロック分の読み出し2回および書き込み1回)、第3
の従来技術(ECCブロック分の読み出しが2回と、I
D,IED,CPR_MAI,EDCの書き込みおよび
読み出し)と比較して少ないので、これらと同等以上に
高速に符号化処理を実行することが可能となる。
【0025】次に、本発明の符号化回路について詳細に
説明する。図2は、本発明の符号化回路の第1実施形態
のブロック図である。符号化回路1は、端子6と、端子
7と、端子8とを有している。また、符号化回路1は、
IED生成回路11と、EDC生成回路2と、第1のス
クランブラであるところのスクランブラ13と、スクラ
ンブラ初期値設定回路14と、第1のマルチプレクサ
(MUX)であるところのMUX15と、外符号生成回
路であるところのPO生成回路16と、第1の内部メモ
リであるところのID−RAM17と、第2の内部メモ
リであるところのPO−RAM18と、第2のスクラン
ブラであるところのスクランブラ19と、内符号生成回
路であるところのPI生成回路20と、第2のマルチプ
レクサ(MUX)であるところのMUX21とを有して
構成されている。IED生成回路11、EDC生成回路
2、スクランブラ13、スクランブラ初期値設定回路1
4、MUX15およびPO生成回路16が表面側処理部
を構成し、スクランブラ19、PI生成回路20および
MUX21が裏面側処理部を構成する。
【0026】IED生成回路11は、端子6から4バイ
トのIDおよび6バイトのCPR_MAIを入力し、I
Dに基づいて2バイトのIDエラー検出符号IEDを生
成してID,IED,CPR_MAIを出力する。
【0027】EDC生成回路12は、端子6から1デー
タセクタ分のメインデータを入力する毎に、該メインデ
ータとIED生成回路11から出力されるID,IED
およびCPR_MAIに基づいてデータセクタのエラー
検出のための4バイトのエラー検出符号EDCを生成し
て出力する。
【0028】スクランブラ13は、端子6から1データ
セクタ分のメインデータを入力する毎に、該メインデー
タをスクランブラ初期値設定回路14の表面側用に指定
された初期値格納部に格納された初期値に基づいて決定
されるスクランブルパタンでスクランブル処理して出力
する。
【0029】スクランブラ初期値設定回路14は、2つ
の初期値格納部(A)、(B)を有し、選択信号SELによっ
て表面側用又は裏面側用のいずれかに指定される。すな
わち、選択信号SELが第1のレベルのときには、初期
値格納部(A)が表面側用に、初期値格納部(B)が裏
面側用に指定され、選択信号SELが第2のレベルのと
きには、初期値格納部(A)が裏面側用に、初期値格納
部(B)が表面側用に指定される。表面側用として指定
された初期値格納部は、端子6から供給された初期値を
格納すると共にスクランブラ13に出力する。また、裏
面側用として指定された初期値格納部は、格納している
初期値をスクランブラ19へ出力する。
【0030】MUX15は、IED生成回路11の出力
と、EDC生成回路12の出力と、スクランブラ13の
出力とを入力し、制御信号CNTAにより出力が切替制
御されてデータセクタ毎にID,IED,CPR_MA
I,1データセクタ分のスクランブル済メインデータ,
EDCの順序にデータを整列して出力する。
【0031】PO生成回路16は、MUX15からデー
タを入力して外符号演算を実行しECCブロック分のP
O符号の生成が終了すると生成した各PO符号行をPO
−RAM18へ順次出力する。
【0032】ID−RAM17は、それぞれが16バイ
ト×16の2つのIDデータ格納部(A),(B)を有
し、選択信号SELによって表面側用または裏面側用の
いずれかに指定される。すなわち、選択信号SELが第
1のレベルのときには、IDデータ格納部(A)が表面
側用に、IDデータ格納部(B)が裏面側用に指定さ
れ、選択信号SELが第2のレベルのときには、IDデ
ータ格納部(A)が裏面側用に、IDデータ格納部
(B)が表面側用に指定される。表面側用として指定さ
れたIDデータ格納部は、MUX15の出力からデータ
セクタ毎にID,IED,CPR_MAIおよびEDC
(計16バイト)を取り込んで1データブロック分のI
D,IED,CPR_MAI,EDC(16組)を格納
する。また、裏面側用として指定されたIDデータ格納
部は、格納している1ECCブロック分のID,IE
D,CPR_MAI,EDCをPI生成回路20へ順次
出力する。
【0033】PO−RAM18は、それぞれが172バ
イト×16の2つのPO符号格納部(A),(B)を有
し、選択信号SELによって表面側用または裏面側用の
いずれかに指定される。すなわち、選択信号SELが第
1のレベルのときには、PO符号格納部(A)が表面側
用に、PO符号格納部(B)が裏面側用に指定され、選
択信号SELが第2のレベルのときには、PO符号格納
部(A)が裏面側用に、PO符号格納部(B)が表面側
用に指定される。表面側用として指定されたPO符号格
納部は、PO生成部16から出力される1ECCブロッ
ク分のPO符号(172バイト×16行)を格納する。
また、裏面側用として指定されたPO符号格納部は格納
している1ECCブロック分のPO符号をPI生成回路
20へ順次出力する。
【0034】スクランブラ19は、端子7から1データ
セクタ分のメインデータを入力する毎に、該メインデー
タをスクランブラ初期値設定回路14の裏面側用に指定
された初期値格納部に格納された初期値に基づいて決定
されるスクランブルパタンでスクランブル処理して出力
する。
【0035】PI生成回路20は、データセクタ部のデ
ータ行についてはID−RAM17の裏面側用に指定さ
れたIDデータ格納部からID,IED,CPR_MA
I,EDCを読み出して入力し、スクランブラ19から
スクランブル済データを入力してデータ行毎にPI符号
を生成して出力し、また、PO符号部のデータ行につい
てはPO−RAM18の裏面側用に指定されたPO符号
格納部からPO符号を読み出して入力し、データ行毎に
PI符号を生成して出力する。
【0036】MUX21は、ID−RAM17の裏面側
用のIDデータ格納部から入力するID,IED,CP
R_MAIおよびEDCと、スクランブラ19から入力
するスクランブル済メインデータと、PO−RAM18
の裏面側用に指定された側から入力するPO符号と、P
I生成回路20から入力するPI符号とを、制御信号C
NTBにより切替制御されてデータを所定の配置に構成
し、記録フレームRFMとして端子8へ出力する。デー
タの出力順序は制御信号CNTBにより任意に制御で
き、例えば記録フレームRFMが図7(b)の配置を構
成するように制御して出力しても良いが、図7(b)の
配置にインタリーブを施して得られる配置となるように
制御して記録フレームRFMを出力する方がさらに好ま
しい。
【0037】MUX21は、まずECCブロックの1番
目のデータセクタの1行目のデータ行に対応して、I
D,IED,CPR_MAIを出力し、続いて160バ
イトのスクランブル済メインデータを出力し、10バイ
トのPI符号を出力する。次に、同じデータセクタの2
行目から11行目のデータ行のそれぞれに対応して、1
72バイトのメインデータを出力し、10バイトのPI
符号を出力する処理を繰り返し実行する。次に、同じデ
ータセクタの12行目のデータ行に対応して、168バ
イトのスクランブル済メインデータを出力し、4バイト
のEDCを出力し10バイトのPI符号を出力する。続
いてPO符号部の1番目のデータ行に当たる172バイ
トのPO符号を出力し、対応する10バイトのPI符号
を出力する。以上の切替出力処理を2〜16番目のデー
タセクタと2〜16行目のPO符号データ行のそれぞれ
に相当するデータに対して同様に実行し、ECCブロッ
ク分のインタリーブ済の配置に対応するデータの出力順
序で記録フレームRFMを出力する。
【0038】次に、図1、図2、図3,図7を参照して
本実施形態の動作について説明する。図3は、第1実施
形態の符号化回路1の動作フロー図である。
【0039】以下の説明の初期状態として、端子6から
のデータブロックDBi 入力時に選択信号SELが第1
の信号レベルにあり、スクランブラ初期値設定回路14
の(A)側の初期値格納部、ID−RAM18の(A)
側のIDデータ格納部およびPO−RAM18の(A)
側のPO符号格納部が表面側用になり、スクランブラ初
期値設定回路14の(B)側の初期値格納部、ID−R
AM18の(B)側のIDデータ格納部およびPO−R
AM18の(B)側のPO符号格納部が裏面側用になっ
ているものとする。
【0040】符号化回路1は、端子6から入力するI
D,CPR_MAI,DBi に対して表面側処理部で図
3のS1〜S7の表面側処理を行う。また、これと並行
して、符号化回路1は、端子7から入力するDBi-1
対して裏面側処理部で図3のS11〜S14の裏面側処
理を行う。符号化回路1はCPU3に制御のもとにこれ
ら全ての処理を終了すると選択信号SELによりそれま
で表面側用であった(A)側が裏面側用になり、裏面側
用であった(B)側が表面側用に切り替わる。以下、図
3に沿って説明する。
【0041】まず、S1で、予め適用する順序が決めら
れた複数のスクランブルのパタンのうち最初に適用する
スクランブルのパタンを決めるために、CPU3によ
り、スクランブルの初期値がスクランブラ初期値設定回
路14の(A)側の初期値格納部に設定される。初期値
は、CPU3が任意に設定してもよいが、SDRAM5
から読みだされたIDをもとに算出してもよい。
【0042】次にS2で、CPU3の制御の下にSDR
AM5からBMU4のCH1を経由してデータブロック
DBi のデータストリームが読み出され、符号化回路1
の端子6に転送される。CPU3は転送時にSDRAM
5から符号化回路1への転送数をカウントし、データセ
クタ毎にID、ID内のセクタ情報(セクタ番号等を含
む)、CPR_MAIの位置を検出し、ID、CPR_
MAIを入力する。
【0043】次にS3で、IED生成回路11は、デー
タセクタ毎にIDに基づいてIEDを生成しID,IE
D,CPR_MAIを出力する。また、EDC生成回路
12は、IED生成回路11から入力したID,IE
D,CPR_MAIと、端子6から入力した1データセ
クタ分のメインデータとに基づいてEDCを生成する。
【0044】S4で、スクランブラ13は、データセク
タ毎にスクランブラ初期値保持回路14の(A)側の初
期値格納部に格納された初期値に基づいて決められるス
クランブルパタンでメインデータにスクランブルをかけ
る。なお、この処理はS3と並行して実行してもよい。
【0045】次にS5で、MUX15は、制御信号CN
TAにより適宜切換制御されて、1データセクタ分のデ
ータ毎にID、IED、CPR_MAI、スクランブル
済のメインデータ、EDCの順序で図7(a)のデータ
セクタの配置に構成して出力する。
【0046】次にS6で、ID−RAM17は、データ
セクタ毎にID、IED、CPR_MAIおよびEDC
(計16バイト)を抽出してID−RAM17の(A)
側のIDデータ格納部に順次格納する。ID−RAM1
7の(A)側のIDデータ格納部には最終的に1データ
ブロック分(16データセクタ)のID、IED、CP
R_MAIおよびEDCが格納される。
【0047】次にS7で、PO生成回路16は、スクラ
ンブル済のデータセクタを構成するデータの1行分を入
力する毎にPO符号の演算を行い、1データブロック分
(16データセクタ)のPO符号の生成を終了するとP
O−RAM18の(A)側のPO符号格納部に格納す
る。
【0048】以上が、表面側の処理すなわち端子6から
の入力に関係する処理である。次に、端子6からの入力
に関係する処理のときに行なわれる裏面側の処理すなわ
ち端子7からの入力に関係する処理について図3に沿っ
て説明する。
【0049】まずS11で、SDRAM5からBMU4
のCH2を経由してデータブロックDBi-1 のデータス
トリームが符号化回路1の端子7に転送される。
【0050】次にS12で、スクランブラ19は、スク
ランブラ初期値保持回路14の(B)側の初期値格納部
に格納された初期値に基づいて決められたスクランブル
パタンで1データセクタ毎にメインデータにスクランブ
ルをかける。これにより、先に表面側処理でデータブロ
ックDBi-1 の各データセクタに対してに実行されたス
クランブルが裏面側処理で再現される。
【0051】次にS13で、PI生成回路20は、デー
タセクタ部についてはID−RAM18の(B)側のI
Dデータ格納部から読み出されたID、IED、CPR
_MAIおよびEDCと、スクランブラ19の出力であ
るスクランブル済のメインデータとを入力してPI符号
を生成し、PO符号部についてはPO−RAMの18の
(B)側のPO符号格納部から読み出されたPO符号を
入力してPI符号を生成する。
【0052】次にS14で、MUX21は、ID−RA
M17の(B)側のIDデータ格納部からID,IE
D,CPR_MAI,EDCを入力し、スクランブラ1
9からスクランブル済メインデータを入力し、PO−R
AMの18の(B)側のPO符号格納部からPO符号を
入力し、PI生成回路20からPI符号を入力し、デー
タが所定の配置となるように制御信号CNTBにより切
換制御されて記録フレームRFMを構成し端子8へ出力
する。
【0053】符号化回路1では、S1〜S7の処理およ
びS11〜S14の処理が終了すると選択信号SELが
第2の信号レベルとなり、面切替が行われる。すなわ
ち、それまで表面側用であったスクランブラ初期値設定
回路14の(A)側の初期値格納部、ID−RAM18
の(A)側のIDデータ格納部およびPO−RAM18
の(A)側のPO符号格納部が裏面側用になり、裏面側
用であったスクランブラ初期値設定回路14の(B)側
の初期値格納部、ID−RAM18の(B)側のIDデ
ータ格納部およびPO−RAM18の(B)側のPO符
号格納部が表面側用に切り替わる。
【0054】面切替が行われた後には、符号化回路1の
表面側に端子6を通じて次のデータブロックDBi+1
転送され、裏面側に端子7を通じてデータブロックDB
i が転送されて符号化の処理が開始される。表面側の動
作はS1〜S7の動作説明において(A)側を(B)側
に置き換えればよく、裏面側の動作はS11〜S14の
動作説明において(B)側を(A)側に置き換えればよ
いので、詳細は省略する。なお、IED、EDC、PO
符号,PI符号の算出するための演算については周知で
あるので説明を省略する。
【0055】図4は、符号化回路1における表面側およ
び裏面側のそれぞれにおける処理データと使用面の時間
変化を模式的に示した図である。例えば時刻T2〜T3
(2番目の処理時間)では、スクランブラ初期値設定回
路14、ID−RAM17、PO−RAM18の(A)
側が表面側用で(B)側が裏面側用であり、表面側では
データブロックDB2 が処理され、裏面側ではデータブ
ロックDB1 が処理されて1ECCブロック分の記録フ
レームRFM16〜RFM31が端子8から連続的に順
次出力される。次の時刻T3〜T4(3番目の処理時
間)では、スクランブラ初期値設定回路14、ID−R
AM17、PO−RAM18の(B)側が表面側用で
(A)側が裏面側用であり、表面側ではデータブロック
DB3 が処理され、裏面側では前の(2番目の)処理時
間にスクランブラ初期値設定回路14、ID−RAM1
7、PO−RAM18のA側に格納された初期値、ID
データ、PO符号を用いてデータブロックDB2 が処理
されて次の1ECCブロック分の記録フレームRFM3
2〜RFM47が端子8から連続的に順次出力される。
【0056】このように、第1実施形態の符号化処理回
路1においては、i番目の処理時間にデータブロックD
i に対するIDデータおよびPO符号の生成の処理
と、データブロックDBi-1 に対するPI符号の生成お
よび記録フレームの出力の処理を並行して行うので、記
録フレームRFMが符号化回路1から連続的に出力され
るため、出力の時間間隔を調整するための一時記憶領域
をSDRAM5内に設ける必要がなくなる。これによ
り、第2の従来技術において必要としていたスクランブ
ル済のデータとPO符号とを格納する記憶領域(182
バイト×192行)と、記録部へデータを連続的に出力
するためECCブロック分の記憶領域(182バイト×
208行)とをSDRAM5から削減することができ
る。また、第3の従来技術をDVDに適用したものと比
較すると、記録部へデータを連続的に出力するためEC
Cブロック分の記憶領域(182バイト×208行)を
SDRAM5から削減することができる。
【0057】また、外部メモリであるSDRAM5への
アクセス回数においては、第1実施形態の符号化回路で
は1つのECCブロック分のデータの符号化処理につき
ECCブロック分のデータの読み出しを2回行うだけで
ある。これに対して第2の従来技術では、ECCブロッ
ク分の読み出し2回および書き込み1回が行われ、第3
の従来技術をDVDに適用したものでは、ECCブロッ
ク分の読み出しが2回と、ID,IED,CPR_MA
I,EDCの書き込みおよび読み出しとが行われるの
で、これらと比較して第1実施形態での外部メモリへの
アクセス回数を少なくすることができるため、これらと
同等以上に高速に符号化処理を実行することが可能とな
る。
【0058】次に、本発明の符号化回路の第2実施形態
について説明する。図9に示すように、DVDディスク
の記録面にはリードイン領域およびリードアウト領域が
設けられ、これらの領域にはそのDVDの管理情報が記
録される。リードイン領域、リードアウト領域に記録さ
れるメインデータは大部分が(00H)または(AC
H)などの一定のデータであるにもかかわらず、SDR
AM5にリードイン領域、リードアウト領域のメインデ
ータを格納しており、SDRAM5のメモリ領域を消費
していた。第2実施形態は、第1実施形態を基礎とし、
CPUにより指定されたセクタ番号の範囲に予め固定的
に設定されたデータを符号化回路側でメインデータとし
て書き込むことにより、リードイン領域、リードアウト
領域のメインデータに消費されていたSDRAM5のメ
モリ領域を削減することができるようにしたものであ
る。
【0059】図5は、第2実施形態の符号化回路1aの
ブロック図である。符号化回路1aは、第1実施形態の
符号化回路1を構成するIED生成回路11,EDC生
成回路12,スクランブラ13,スクランブラ初期値設
定回路14,MUX15,PO生成回路16,ID−R
AM17,PO−RAM18,スクランブラ19,PI
生成回路20およびMUX21に加えて、固定データ設
定回路31と、セクタ選択範囲設定回路32と、マルチ
プレクサ(MUX)33と、マルチプレクサ(MUX)
34とを有している。MUX33、IED生成回路1
1、EDC生成回路2、スクランブラ13、スクランブ
ラ初期値設定回路14、MUX15、PO生成回路1
6、固定データ設定回路31、セクタ選択範囲設定回路
32およびMUX33が表面側処理部を構成し、スクラ
ンブラ19、PI生成回路20、MUX21およびMU
X34が裏面側処理部を構成する。なお、デジタルデー
タ符号化装置の全体の構成は図1と同様で、符号化回路
1を符号化回路1aに置き換えたものであり、符号化回
路1aの端子6a,7a,8aは符号化回路1の端子
6,7,8に対応する。
【0060】固定データ設定回路31は、(A)側と
(B)側の2つの固定データ格納部を有し、選択信号S
ELが第1のレベルのときに(A)側が表面側用に
(B)側が裏面側用に指定され、選択信号SELが第2
のレベルのときに(B)側が表面側用に(A)側が裏面
側用に指定される。表面側用に指定された側の固定デー
タ格納部は第1の端子6aから入力する固定データFI
XDを格納し、また、格納された固定データをMUX3
3へ出力する。裏面側用に指定された側の固定データ格
納部は格納された固定データをMUX34へ出力する。
【0061】セクタ選択範囲設定回路32は、(A)側
と(B)側の2つの選択範囲格納部を有し、選択信号S
ELが第1のレベルのときに(A)側が表面側用に
(B)側が裏面側用に指定され、選択信号SELが第2
のレベルのときに(B)側が表面側用に(A)側が裏面
側用に指定される。表面側用に指定された固定データ格
納部は、第1の端子6aを介してCPUから供給される
固定データFIXDを格納する。また、格納された固定
データをMUX33へ出力する。裏面側用に指定された
固定データ格納部は格納された固定データをMUX34
へ出力する。
【0062】本実施形態における第1のマルチプレクサ
であるところのMUX33は、第1の端子6aから入力
するデータセクタのセクタ番号SNUMがセクタ選択範
囲設定回路32の表面側用に指定された選択範囲格納部
に格納されたセクタ選択範囲に含まれる場合には、固定
データ設定回路31の表面側用に指定された固定データ
格納部に格納された固定データFIXDを選択しメイン
データとして出力し、第1の端子6aから入力するデー
タセクタのセクタ番号SNUMが表面側用に指定された
選択範囲格納部に格納されたセクタ選択範囲に含まれな
い場合には第1の端子6aから入力したメインデータを
選択して出力する。
【0063】本実施形態における第3のマルチプレクサ
であるところのMUX34は、第2の端子7aから入力
するデータセクタのセクタ番号SNUMがセクタ選択範
囲設定回路32の裏面側用に指定された選択範囲格納部
に格納されたセクタ選択範囲に含まれる場合には、固定
データ設定回路31の裏面側用に指定された固定データ
格納部に格納された固定データFIXDを選択しメイン
データとして出力し、第2の端子7aから入力するデー
タセクタのセクタ番号SNUMが裏面側用に指定された
選択範囲格納部に格納されたセクタ選択範囲に含まれな
い場合には第2の端子7aから入力したメインデータを
選択して出力する。
【0064】本実施形態における他の構成要素について
は、EDC生成回路12がMUX33の出力を入力する
ように変更されていること、スクランブラ13がMUX
33の出力を入力するように変更されていること、スク
ランブラ19がMUX34の出力を入力するように変更
されていることのみが異なっており、これ以外は第1実
施形態と同じであるので説明を省略する。なお、本実施
形態においては、第1のスクランブラがスクランブラ1
3であるとし、第2のスクランブラがスクランブラ19
であるとし、第1のマルチプレクサがMUX33である
とし、第2のマルチプレクサがMUX15であるとし、
第3のマルチプレクサがMUX34であるとし、第4の
マルチプレクサがMUX21であるとする。
【0065】図6は、第2実施形態の符号化回路1aの
動作フロー図である。図1,図5,図6を参照して符号
化回路1aの動作について説明する。
【0066】初期状態として、端子6aからのデータブ
ロックDBi 入力時に選択信号SELが第1の信号レベ
ルにあり、固定データ設定回路31の(A)側の固定デ
ータ格納部、セクタ選択範囲設定回路32の(A)側の
選択範囲格納部、スクランブラ初期値設定回路14の
(A)側の初期値格納部、ID−RAM18の(A)側
のIDデータ格納部およびPO−RAM18の(A)側
のPO符号格納部が表面側用になり、固定データ設定回
路31の(B)側の固定データ格納部、セクタ選択範囲
設定回路32の(B)側の選択範囲格納部、スクランブ
ラ初期値設定回路14の(B)側の初期値格納部、ID
−RAM18の(B)側のIDデータ格納部およびPO
−RAM18の(B)側のPO符号格納部が裏面側用に
なっているものとする。
【0067】符号化回路1aは、端子6aからの入力デ
ータ(ID,CPR_MAI,DB i )に対して表面側
処理部で図6のS21〜S29の表面側処理を行う。ま
た、これと並行して、符号化回路1aは端子7aからの
入力データDBi-1 に対して裏面側処理部で図6のS3
1〜S35の裏面側処理を行う。符号化回路1aがCP
U3に制御のもとにこれら全ての処理を終了すると選択
信号SELによりそれまで表面側用であった(A)側が
裏面側用になり、裏面側用であった(B)側が表面側用
に切り替わることは、第1実施形態と同様である。以
下、図6に沿って説明する。
【0068】まず、S21で、CPU3により、バス2
を介して固定データ保持回路31の表面側用である
(A)側の固定データ格納部に固定データFIXDが設
定され、また、セクタ選択回路32の表面側用である
(A)側の選択範囲格納部にセクタ選択範囲が設定され
る。
【0069】次に、S22で、予め適用する順序が決め
られた複数のスクランブルのパタンのうち最初に適用す
るスクランブルのパタンを決めるために、CPU3によ
り、スクランブルの初期値がスクランブラ初期値設定回
路14の(A)側の初期値格納部に設定される。初期値
は、CPU3が任意に設定してもよいが、SDRAM5
から読みだされたIDをもとに算出してもよい。
【0070】次にS23で、CPU3の制御の下にSD
RAM5からBMU4のCH1を経由してデータブロッ
クDBi のデータストリームが読み出され、符号化回路
1aの端子6aに転送される。CPU3は転送時にSD
RAM5から符号化回路1aへの転送数をカウントし、
データセクタ毎にID、ID内のセクタ情報(セクタ番
号等を含む)、CPR_MAIの位置を検出し、ID,
CPR_MAIを入力する。
【0071】次にS24で、読み込んだセクタ番号SN
UMがセクタ選択回路32の(A)側の選択範囲格納部
に設定された範囲のセクタ番号である場合には、固定デ
ータ設定回路31の(A)側の固定データ設定部からの
入力を選択して出力するようにMUX33が切り替わ
る。この場合には、MUX33は固定データFIXDを
メインデータとしてEDC生成回路12およびスクラン
ブラ13へ出力する。これに対して読み込んだセクタ番
号SNUMがセクタ選択回路32の(A)側に設定され
たセクタ選択範囲外の場合には、端子6a側からの入力
を選択して出力するようにMUX33が切り替わる。こ
の場合には、MUX33は端子6aから入力されるデー
タをメインデータとしてEDC生成回路12およびスク
ランブラ13へ出力する。
【0072】次にS25で、IED生成回路11は、デ
ータセクタ毎にIDに基づいてIEDを生成しID,I
ED,CPR_MAIを出力する。また、EDC生成回
路12は、IED生成回路11から入力したID,IE
D,CPR_MAIと、端子6から入力した1データセ
クタ分のメインデータとに基づいてEDCを生成する。
【0073】S26で、スクランブラ13は、データセ
クタ毎にスクランブラ初期値保持回路14の(A)側の
初期値格納部に格納された初期値に基づいて決められる
スクランブルパタンでメインデータにスクランブルをか
ける。なお、この処理はS25と並行して実行してもよ
い。
【0074】次にS27で、MUX15は、制御信号C
NTAにより切換制御されて、1データセクタ分のデー
タ毎にID、IED、CPR_MAI、スクランブル済
のメインデータ、EDCの順序で図7(a)のデータセ
クタの配置に構成して出力する。
【0075】次にS28で、ID−RAM17は、デー
タセクタ毎にID、IED、CPR_MAIおよびED
C(計16バイト)を抽出してID−RAM17の
(A)側のIDデータ格納部に順次格納する。ID−R
AM17の(A)側のIDデータ格納部には最終的に1
データブロック分(16データセクタ)のID、IE
D、CPR_MAIおよびEDCが格納される。
【0076】次にS29で、PO生成回路16は、スク
ランブル済のデータセクタを構成するデータの1行分を
入力する毎にPO符号の演算を行い、1データブロック
分(16データセクタ)のPO符号の生成を終了すると
PO−RAM18の(A)側のPO符号格納部に格納す
る。
【0077】以上が表面側の処理すなわち端子6aから
の入力に関係する処理である。次に、裏面側の処理すな
わち端子7aからの入力に関係する処理について図6に
沿って説明する。
【0078】まずS31で、SDRAM5からBMU4
のCH2を経由してDBi-1 のデータストリームが符号
化回路1の端子7aに転送される。
【0079】次にS32で、読み込んだセクタ番号SN
UMがセクタ選択回路32の(B)側の選択範囲格納部
に設定されたセクタ選択範囲のセクタ番号である場合に
は、固定データ設定回路31の(B)側の固定データ格
納部を選択して出力するようにMUX34が切り替わ
る。この場合には、MUX34は固定データFIXDを
メインデータとしてスクランブラ19へ出力する。これ
に対して読み込んだセクタ番号SNUMがセクタ選択回
路32の(B)側の固定データ格納部に設定されたセク
タ選択範囲外の場合には、端子7a側からの入力を選択
して出力するようにMUX34が切り替わる。この場合
には、MUX34は端子7aから入力されるデータをメ
インデータとしてスクランブラ19へ出力する。
【0080】次にS33で、スクランブラ19は、スク
ランブラ初期値保持回路14の(B)側の初期値格納部
に格納された初期値に基づいて決められたスクランブル
パタンで1データセクタ毎にメインデータにスクランブ
ルをかける。これにより、先に表面側処理でデータブロ
ックDBi-1 の各データセクタに対してに実行されたス
クランブルが裏面側処理で再現される。
【0081】次にS34で、PI生成回路20は、デー
タセクタ部についてはID−RAM18の(B)側のI
Dデータ格納部から読み出されたID、IED、CPR
_MAIおよびEDCと、スクランブラ19の出力であ
るスクランブル済のメインデータとを入力してPI符号
を生成し、PO符号部についてはPO−RAMの18の
(B)側のPO符号格納部から読み出されたPO符号を
入力してPI符号を生成する。
【0082】次にS35で、MUX21は、ID−RA
M17の(B)側のIDデータ格納部からID,IE
D,CPR_MAI,EDCを入力し、スクランブラ1
9からスクランブル済メインデータを入力し、PO−R
AMの18の(B)側のPO符号格納部からPO符号を
入力し、PI生成回路20からPI符号を入力し、デー
タが所定の配置となるように制御信号CNTBにより切
換制御されて記録フレームRFMを構成し端子8aへ出
力する。
【0083】符号化回路1aでは、S21〜S29の処
理およびS31〜S35の処理が終了すると選択信号S
ELが第2の信号レベルとなり、面切替が行われる。す
なわち、それまで表面側用であった固定データ設定回路
31の(A)側の固定データ格納部、セクタ選択範囲設
定回路32の(A)側の選択範囲格納部、スクランブラ
初期値設定回路14の(A)側の初期値格納部、ID−
RAM18の(A)側のIDデータ格納部およびPO−
RAM18の(A)側のPO符号格納部が裏面側用にな
り、裏面側用であった固定データ設定回路31の(B)
側の固定データ格納部、セクタ選択範囲設定回路32の
(B)側の選択範囲格納部、スクランブラ初期値設定回
路14の(B)側の初期値格納部、ID−RAM18の
(B)側のIDデータ格納部およびPO−RAM18の
(B)側のPO符号格納部が表面側用に切り替わる。
【0084】面切替が行われた後には、符号化回路1a
の表面側に端子6aを通じて次の1ECCブロック分の
データブロックDBi+1 が転送され、裏面側に端子7を
通じてデータブロックDBi が転送されて符号化の処理
が開始される。表面側の動作はS21〜S29の動作説
明において(A)側を(B)側に置き換えればよく、裏
面側の動作はS31〜S35の動作説明において(B)
側を(A)側に置き換えればよいので、詳細は省略す
る。
【0085】第2実施形態では、第1実施形態と同様
に、符号化の処理および出力の処理のために使用される
一時記憶領域をSDRAM5から削減することができ、
また、SDRAM5へのアクセス回数を削減して高速に
符号化処理を実行できる。これに加えて第2実施形態で
は、リードイン領域およびリードアウト領域に対して、
CPUにより指定されたセクタ番号の範囲に予め設定さ
れた特定のデータを符号化回路1a側でメインデータと
して書き込むことにより、リードイン領域およびリード
アウト領域のメインデータに消費されていたSDRAM
5のメモリ領域を削減することができるという効果があ
る。
【0086】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明を適用す
ることにより、DVDのデジタルデータの符号化処理に
要するメモリ容量を低減でき、また、高速な符号化処理
が可能となる。具体的には、第2の従来技術を適用した
場合および第3の従来技術をDVDの符号化処理に適用
した場合に比較して、本発明ではこれらの従来技術で符
号化処理および出力処理のために外部メモリに確保され
ていた記憶領域を削減することが可能となり、また、第
2の従来技術を適用した場合および第3の従来技術をD
VDの符号化処理に適用した場合に比較して、本発明で
は外部メモリへのアクセス回数が減少するので、これら
従来技術と同等以上に高速に符号化処理を実行すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号化回路を備えるデジタルデータ符
号化装置の全体ブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態の符号化回路のブロック
図である。
【図3】第1実施形態の符号化回路の動作フロー図であ
る。
【図4】符号化回路の表面側および裏面側のそれぞれに
おける処理データと使用面の時間変化を模式的に示した
図である。
【図5】第2実施形態の符号化回路のブロック図であ
る。
【図6】第2実施形態の符号化回路の動作フロー図であ
る。
【図7】(a)は、データセクタの配置構造を示す図で
あり、(b)は、ECCブロックの配置構造を示す図で
ある。
【図8】従来の符号化処理の手順を示す図である。
【図9】DVDディスクの記録面を示す図である。
【符号の説明】
1,1a 符号化回路 2 バス 3 CPU 4 バス管理回路 5 シンクロナスDRAM(SDRAM) 6,6a,7,7a,8,8a 端子 11 IED生成回路 12 EDC生成回路 13,19 スクランブラ 14 スクランブラ初期値設定回路 15,21,33,34 マルチプレクサ(MUX) 16 PO生成回路 17 ID−RAM 18 PO−RAM 20 PI生成回路 31 固定データ設定回路 32 セクタ選択範囲設定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03M 13/29 H03M 13/29

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部メモリから供給されるメインデータ
    に対して誤り訂正符号として積符号を生成するデジタル
    データ符号化回路において、 前記外部メモリから読み出されたメインデータのIDに
    対するエラー検出符号を生成するIED生成回路と、前
    記メインデータに対するエラー検出符号を生成するED
    C生成回路と、前記メインデータ、前記ID、前記ID
    に対するエラー検出符号及び前記メインデータに対する
    エラー検出符号により第1の誤り訂正符号を生成する第
    1の誤り訂正符号生成回路とを有する第1の符号化処理
    部と、 前記メインデータに対する前記第1の誤り訂正符号を記
    憶する第1の内部メモリと、 前記メインデータに対する前記ID、前記IDに対する
    エラー検出符号及び前記データに対するエラー検出符号
    とを記憶する第2の内部メモリと、 前記外部メモリから読み出した前記メインデータと前記
    第1及び第2の内部メモリからそれぞれ読み出した前記
    メインデータに対する前記第1の誤り訂正符号、前記I
    D、前記IDに対するエラー検出符号及び前記メインデ
    ータに対するエラー検出符号とから第2の誤り訂正符号
    を生成する第2の誤り訂正符号生成回路と、前記第1の
    誤り訂正符号、前記ID、前記IDに対するエラー検出
    符号、前記メインデータに対するエラー検出符号及び前
    記第2の誤り訂正符号を前記メインデータに付加して出
    力する誤り訂正符号付加回路とを有する第2の符号化処
    理部と、 を備えることを特徴とするデジタルデータ符号化回路。
  2. 【請求項2】 前記外部メモリから読み出されるメイン
    データに対する前記第1の符号化処理部による処理に並
    行して、前記第2の符号化処理部は前記外部メモリから
    読み出される前記第1の符号化処理部で処理済のメイン
    データに対する処理を行なうことを特徴とする請求項1
    記載のデジタルデータ符号化回路。
  3. 【請求項3】 前記第1の内部メモリは、第1及び第2
    の格納領域と、制御信号に応じて前記第1及び第2の格
    納領域のうち記憶する領域と読み出される領域とを交互
    に選択する第1の選択手段とを有し、 前記第2の内部メモリは、第3及び第4の格納領域と、
    前記制御信号に応じて前記第3及び第4の格納領域のう
    ち記憶する領域と読み出される領域とを交互に選択する
    第2の選択手段とを有することを特徴とする請求項1又
    は2記載のデジタルデータ符号化回路。
  4. 【請求項4】 固定データを格納する固定データ格納手
    段と、 前記固定データ格納手段及び前記外部メモリから供給さ
    れるメインデータを選択的に出力する第1のデータ切換
    手段と、 前記固定データ格納手段及び前記外部メモリから供給さ
    れるメインデータを選択的に出力する第2のデータ切換
    手段とをさらに備え、 前記第1の符号化処理部は、前記第1のデータ切換手段
    により出力されたデータを前記メインデータとして処理
    を行ない、 前記第2の符号化処理部は、前記第2のデータ切換手段
    により出力されたデータを前記メインデータとして処理
    を行なうことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載のデジタルデータ符号化回路。
  5. 【請求項5】 前記デジタルデータ符号化回路は、スク
    ランブラ初期値格納手段をさらに有し、 前記第1の符号化処理部は、第1のスクランブラをさら
    に有し、前記スクランブラ初期値格納手段に格納された
    前記第1のメインデータに対する第1の初期値でスクラ
    ンブルした前記第1のメインデータを前記第1の誤り訂
    正符号生成回路に供給し、 前記第2の符号化処理部は、第2のスクランブラをさら
    に有し、前記第2のメインデータに対して前記スクラン
    ブラ初期値に格納された第2の初期値でスクランブルし
    た前記第2のメインデータを前記第2の誤り訂正符号生
    成回路に供給することを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載のデジタルデータ符号化回路。
  6. 【請求項6】 CPUの制御のもとに外部メモリに格納
    されたメインデータを順次入力しデータブロック毎にE
    CC符号を生成し付加して出力するDVDの符号化回路
    において、 2つの格納部を有する第1の内部メモリと、 2つの格納部を有する第2の内部メモリと、 第1の端子から表面側入力データブロックのデータスト
    リームを入力し該データストリームのデータセクタ毎に
    ID,CPR_MAIを入力してIEDおよびEDCを
    生成しID,IED,CPR_MAIおよびEDCを前
    記第1の内部メモリの表面側用に指定された格納部に格
    納するとともにID,IED,CPR_MAIおよびE
    DCを所定の位置に付加したデータに基づいて前記表面
    側入力データブロックに対する外符号を生成して前記第
    2の内部メモリの表面側用に指定された格納部に書き込
    む表面側処理部と、 第2の端子から裏面側入力データブロックのデータスト
    リームを入力しデータセクタ毎に対応するID,IE
    D,CPR_MAIおよびEDCを前記第1の内部メモ
    リの裏面側用に指定された格納部から読み出してデータ
    セクタの所定の位置に付加したデータに基づいてデータ
    セクタ部分の内符号を生成するとともに前記第2の内部
    メモリの裏面側用に指定された格納部から外符号を読み
    出して外符号部の内符号を生成し外符号および内符号が
    付加された裏面側入力データブロックを所定の配置構造
    に整列して第3の端子へ出力する裏面側処理部とを備
    え、 前記第1の端子に表面側入力データブロックが前記外部
    メモリから転送入力されて表面側処理が実行されると同
    時に前記第2の端子に前記表面側入力データブロックよ
    りもひとつ前に前記第1の端子に転送入力され表面側処
    理が行われたデータブロックが裏面側入力データブロッ
    クとして前記外部メモリより転送入力されて裏面側処理
    が実行され、前記裏面側入力データブロックに対応する
    データの第3の端子への出力が終了すると前記第1の内
    部メモリの表面側用に指定されていた格納部と裏面側用
    に指定されていた格納部とが交替し、次の入力側データ
    ブロックおよび裏面側入力データブロックに対して同様
    の処理を繰り返すことを特徴とするデジタルデータ符号
    化回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデジタルデータ符号化回
    路と、 前記デジタルデータ符号化回路の第1の端子に接続され
    たバスと、 前記バスに接続され装置全体を制御するCPUと、 メインデータが格納された外部メモリと、 前記CPUの制御のもとにメインデータのデータブロッ
    クを前記外部メモリから第1のチャネルを経由して前記
    バスに転送するとともに、前記データブロックよりひと
    つ前に第1のチャネルを経由して転送されたデータブロ
    ックを前記外部メモリから第2のチャネルを経由して前
    記デジタル符号化回路の第2の端子に転送するバス管理
    回路とを有することを特徴とするデジタルデータ符号化
    装置。
  8. 【請求項8】 CPUの制御のもとに外部メモリに格納
    されたメインデータを順次入力しデータブロック毎にE
    CC符号を生成し付加して出力するDVDの符号化回路
    において、 第1の端子からIDおよびCPR_MAIを入力しID
    に基づいてIDエラー検出符号IEDを生成してID,
    IED,CPR_MAIを出力するIED生成回路と、 前記第1の端子から1データセクタ分のメインデータを
    入力する毎に該メインデータとIED生成回路から出力
    されるID,IEDおよびCPR_MAIに基づいてデ
    ータセクタ用エラー検出符号EDCを生成して出力する
    EDC生成回路と、 第1および第2の初期値格納部を有し選択信号が第1の
    レベルのときに第1の初期値格納部が表面側用に第2の
    初期値格納部が裏面側用に指定され前記選択信号が第2
    のレベルのときに第2の初期値格納部が表面側用に指定
    され第1の初期値格納部が裏面側用に指定され、表面側
    用に指定された初期値格納部は第1の端子から入力する
    初期値を格納するとともに格納された初期値を表面側出
    力端から出力し、裏面側用に指定された側の初期値格納
    部は格納された初期値を裏面側出力端から出力するスク
    ランブラ初期値設定回路と、 前記第1の端子から1データセクタ分のメインデータを
    入力する毎に該メインデータを前記スクランブラ初期値
    設定回路の表面側出力端から出力される初期値に基づい
    て決定されるスクランブルパタンでスクランブル処理し
    て出力する第1のスクランブラと、 前記IED生成回路の出力と前記EDC生成回路の出力
    と前記第1のスクランブラの出力とを入力しデータセク
    タ毎にID,IED,CPR_MAI,1データセクタ
    分のスクランブル済メインデータ,EDCの順序にデー
    タを整列して出力する第1のマルチプレクサと、 前記第1のマルチプレクサからデータを入力して外符号
    演算を実行し1データブロック分の外符号の生成を完了
    したのち生成された外符号を順次出力する外符号生成回
    路と、 第1および第2のデータ格納部を有し、前記選択信号が
    第1のレベルのときに第1のデータ格納部が表面側用に
    第2のデータ格納部が裏面側用に指定され前記選択信号
    が第2のレベルのときに第2のデータ格納部が表面側用
    に第2のデータ格納部が裏面側用に指定され、表面側用
    に指定されたデータ格納部に前記第1のマルチプレクサ
    の出力からデータセクタ毎にID,IED,CPR_M
    AI,EDCを選択的に入力してデータブロック分のI
    D,IED,CPR_MAI,EDCを格納し、裏面側
    用に指定されたデータ格納部から該データ格納部に格納
    されているID,IED,CPR_MAI,EDCを出
    力する第1の内部メモリと、 第1および第2の符号格納部を有し前記選択信号が第1
    のレベルのときに第1の符号格納部が表面側用に第2の
    符号格納部が裏面側用に指定され前記選択信号が第2の
    レベルのときに第2の符号格納部が表面側用に第1の符
    号格納部が裏面側用に指定され、表面側用に指定された
    符号格納部に前記外符号生成部から出力されるデータブ
    ロック分の外符号を入力して格納し、裏面側用に指定さ
    れた符号格納部から該符号格納部に格納されているデー
    タブロック分の外符号を出力する第2の内部メモリと、 第2の端子から1データセクタ分のメインデータを入力
    する毎に該メインデータを前記スクランブラ初期値設定
    回路の裏面側出力端から出力される初期値に基づいて決
    定されるスクランブルパタンでスクランブル処理して出
    力する第2のスクランブラと、 データセクタ部のデータ行については前記第1の内部メ
    モリの裏面側用に指定されたデータ格納部からID,I
    ED,CPR_MAI,EDCを読み出して入力し前記
    第2のスクランブラからスクランブル済のメインデータ
    を入力してデータ行毎に内符号を生成して出力し、外符
    号部のデータ行については前記第2の内部メモリの裏面
    側用に指定された符号格納部から外符号を読み出して入
    力してデータ行毎に内符号を生成して出力する内符号生
    成回路と、 前記第1の内部メモリの裏面側用に指定されたデータ格
    納部からID,IED,CPR_MAIおよびEDCを
    読み出して入力し前記第2のスクランブラからスクラン
    ブル済メインデータを入力し前記第2の内部メモリの裏
    面側用に指定された側から外符号を読み出して入力し前
    記内符号生成回路から内符号を入力し、これらのデータ
    を所定の配置をとるように切替制御して第3の端子へ出
    力する第4のマルチプレクサと、を備え、 前記外部メモリより転送された表面側入力データブロッ
    クのデータストリームを前記第1の端子から入力しデー
    タセクタ毎にID,CPR_MAIを入力してIEDお
    よびEDCを生成してID,IED,CPR_MAIお
    よびEDCを前記第1の内部メモリの表面側用に指定さ
    れたデータ格納部に格納しデータセクタ毎にメインデー
    タを前記スクランブラ初期値設定回路の表面側用に指定
    された初期値格納部の初期値に基づいて決定されるスク
    ランブルパタンでスクランブルしID,IED,CPR
    _MAIおよびEDCを所定の位置に付加して構成した
    データに基づいて前記表面側入力データブロックに対す
    る外符号を生成して前記第2の内部メモリの表面側用に
    指定された符号格納部に書き込む表面側処理と、前記表
    面側入力データブロックよりもひとつ前に前記第1の端
    子に転送入力され表面側処理が行われたデータブロック
    が前記外部メモリより転送されて裏面側入力データブロ
    ックのデータストリームとして前記第2の端子から入力
    しデータセクタ毎にメインデータを前記スクランブラ初
    期値設定回路の裏面側用に指定された初期値格納部の初
    期値に基づいて決定されるスクランブルパタンでスクラ
    ンブルし前記第1の内部メモリの裏面側用に指定された
    データ格納部からデータセクタに対応するID,IE
    D,CPR_MAIおよびEDCを読み出してデータセ
    クタの所定の位置に付加したデータに基づいてデータセ
    クタ部分の内符号を生成するとともに前記第2の内部メ
    モリの裏面側用に指定された符号格納部から外符号を読
    み出して外符号部の内符号を生成し外符号および内符号
    が付加された裏面側入力データブロックを所定の配置構
    造に整列して第3の端子へ出力する裏面側処理とを並行
    して実行し、前記裏面側入力データブロックに対応する
    データの第3の端子への出力が終了すると前記選択信号
    のレベルが切り替わって次の入力側データブロックおよ
    び裏面側入力データブロックに対して同様の処理を繰り
    返すことを特徴とするデジタルデータ符号化回路。
  9. 【請求項9】 前記第1の内部メモリが第1のデータ格
    納部および第2のデータ格納部としてそれぞれ16バイ
    ト×16のメモリ容量を有し手構成され、 前記第2の内部メモリが第1の符号格納部および第2の
    符号格納部としてそれぞれ172バイト×16のメモリ
    容量を有して構成されることを特徴とする請求項8記載
    のデジタルデータ符号化回路。
  10. 【請求項10】 前記第2のマルチプレクサが、 データブロックにおける1番目のデータセクタの1行目
    のデータ行について前記第1の内部メモリの裏面側用に
    指定されたデータ格納部から対応するID,IED,C
    PR_MAIを読み出して前記第3の端子から出力し第
    2のスクランブラから160バイトのスクランブル済メ
    インデータ入力して前記第3の端子から出力し前記内符
    号生成回路から1行目のデータ行に対応して生成された
    10バイトの内符号を入力して前記第3の端子から出力
    し、同じデータセクタの2行目から11行目のデータ行
    のそれぞれについて前記第2のスクランブラから172
    バイトのスクランブル済メインデータを前記第3の端子
    に出力し前記内符号生成回路からそれぞれのデータ行に
    対応して生成された10バイトの内符号を入力して前記
    第3の端子から出力する処理を繰り返し、同じデータセ
    クタの12行目のデータ行について第2のスクランブラ
    から168バイトのスクランブル済メインデータを入力
    して前記第3の端子に出力し前記第1の内部メモリの裏
    面側用に指定されたデータ格納部から対応する4バイト
    のEDCを読み出して前記第3の端子から出力し前記内
    符号生成回路から1行目のデータ行に対応して生成され
    た10バイトの内符号を入力して前記第3の端子から出
    力し、続いて前記第2の内部メモリの裏面側用に指定さ
    れたされた符号格納部の1行目の外符号データ行に対応
    する172バイトの外符号を読み出して前記第3の端子
    から出力し前記内符号生成回路からこの外符号データ行
    に対応して生成された10バイトの内符号を入力して前
    記第3の端子から出力する切替出力処理を行い、2番目
    から16番目までのデータセクタと2行目から16行目
    までの外符号符号データ行のそれぞれに対しても前記切
    替出力処理を行って前記第3の端子から符号化済のデー
    タを1データブロック分のインタリーブ済の配置に対応
    する出力順序で出力することを特徴とする請求項8記載
    のデジタルデータ符号化処理回路。
  11. 【請求項11】 請求項8記載のデジタルデータ符号化
    回路と、 前記デジタルデータ符号化回路の第1の端子に接続され
    たバスと、 前記バスに接続され装置全体を制御するCPUと、 メインデータが格納された外部メモリと、 前記CPUの制御のもとにメインデータのデータブロッ
    クを前記外部メモリから第1のチャネルを経由して前記
    バスに転送するとともに、前記データブロックよりひと
    つ前に第1のチャネルを経由して転送されたデータブロ
    ックを前記外部メモリから第2のチャネルを経由して前
    記デジタル符号化回路の第2の端子に転送するバス管理
    回路とを有することを特徴とするデジタルデータ符号化
    装置。
  12. 【請求項12】 CPUの制御のもとに外部メモリに格
    納されたメインデータを順次入力しデータブロック毎に
    ECC符号を生成し付加して出力するDVDの符号化回
    路において、 第1の端子からIDおよびCPR_MAIを入力しID
    に基づいてIDエラー検出符号IEDを生成してID,
    IED,CPR_MAIを出力するIED生成回路と、 第1および第2の固定データ格納部を有し、選択信号が
    第1のレベルのときに第1の固定データ格納部が表面側
    用に指定され第2の固定データ格納部が裏面側用に指定
    され前記選択信号が第2のレベルのときに第2の固定デ
    ータ格納部が表面側用に指定され第1の固定データ格納
    部が裏面側用に指定され、前記第1の端子から入力する
    固定データを表面側用に指定された固定データ格納部に
    格納するとともに格納された固定データを表面側出力端
    から出力し、裏面側用に指定された固定データ格納部に
    格納された固定データを裏面側出力端から出力する固定
    データ設定回路と、 第1および第2の選択範囲格納部を有し、選択信号が第
    1のレベルのときに第1の選択範囲格納部が表面側用に
    指定され第2の選択範囲格納部が裏面側用に指定され前
    記選択信号が第2のレベルのときに第2の選択範囲格納
    部が表面側用に指定され第1の選択範囲格納部が裏面側
    用に指定され、前記第1の端子から入力するセクタ選択
    範囲を表面側用に指定された選択範囲格納部に格納する
    とともに格納されたセクタ選択範囲を表面側出力端から
    出力し、裏面側用に指定された選択範囲格納部に格納さ
    れたセクタ選択範囲を裏面側出力端から出力するセクタ
    選択範囲設定回路と、 前記第1の端子入力するデータセクタのセクタ番号が前
    記セクタ選択範囲設定回路の表面側出力端から出力され
    るセクタ選択範囲に含まれる場合には前記固定データ設
    定回路の表面側出力端から入力する固定データを選択し
    てメインデータとして出力し前記第1の端子入力するデ
    ータセクタのセクタ番号が表面側用に指定された選択範
    囲格納部に格納されたセクタ選択範囲に含まれない場合
    には前記第1の端子6から入力したメインデータを選択
    して出力する第1のマルチプレクサと、 前記第1のマルチプレクサから1データセクタ分のメイ
    ンデータを入力する毎に該メインデータとIED生成回
    路から出力されるID,IEDおよびCPR_MAIに
    基づいてデータセクタ用エラー検出符号EDCを生成し
    て出力するEDC生成回路と、 第1および第2の初期値格納部を有し選択信号が第1の
    レベルのときに第1の初期値格納部が表面側用に第2の
    初期値格納部が裏面側用に指定され前記選択信号が第2
    のレベルのときに第2の初期値格納部が表面側用に指定
    され第1の初期値格納部が裏面側用に指定され、表面側
    用に指定された初期値格納部は第1の端子から入力する
    初期値を格納するとともに格納された初期値を表面側出
    力端から出力し、裏面側用に指定された初期値格納部に
    格納された初期値を裏面側出力端から出力するスクラン
    ブラ初期値設定回路と、 前記第1のマルチプレクサから1データセクタ分のメイ
    ンデータを入力する毎に該メインデータを前記スクラン
    ブラ初期値設定回路の表面側出力端から出力される初期
    値に基づいて決定されるスクランブルパタンでスクラン
    ブル処理して出力する第1のスクランブラと、 前記IED生成回路の出力と前記EDC生成回路の出力
    と前記第1のスクランブラの出力とを入力しデータセク
    タ毎にID,IED,CPR_MAI,1データセクタ
    分のスクランブル済メインデータ,EDCの順序にデー
    タを整列して出力する第2のマルチプレクサと、 前記第2のマルチプレクサからデータを入力して外符号
    演算を実行し1データブロック分の外符号の生成を完了
    したのち生成された外符号を出力する外符号生成回路
    と、 第1および第2のデータ格納部を有し、前記選択信号が
    第1のレベルのときに第1のデータ格納部が表面側用に
    第2のデータ格納部が裏面側用に指定され前記選択信号
    が第2のレベルのときに第2のデータ格納部が表面側用
    に第2のデータ格納部が裏面側用に指定され、表面側用
    に指定されたデータ格納部に前記第1のマルチプレクサ
    の出力からデータセクタ毎にID,IED,CPR_M
    AI,EDCを選択的に入力してデータブロック分のI
    D,IED,CPR_MAI,EDCを格納し、裏面側
    用に指定されたデータ格納部から該データ格納部に格納
    されているID,IED,CPR_MAI,EDCを出
    力する第1の内部メモリと、 第1および第2の符号格納部を有し前記選択信号が第1
    のレベルのときに第1の符号格納部が表面側用に第2の
    符号格納部が裏面側用に指定され前記選択信号が第2の
    レベルのときに第2の符号格納部が表面側用に第1の符
    号格納部が裏面側用に指定され、表面側用に指定された
    符号格納部に前記外符号生成部から出力されるデータブ
    ロック分の外符号を入力して格納し、裏面側用に指定さ
    れた符号格納部から該符号格納部に格納されている1デ
    ータブロック分の外符号を出力する第2の内部メモリ
    と、 第2の端子から入力するデータセクタのセクタ番号が前
    記セクタ選択範囲設定回路の裏面側出力端から出力され
    るセクタ選択範囲に含まれる場合には前記固定データ設
    定回路の裏面側出力端から入力する固定データを選択し
    てメインデータとして出力し前記第2の端子から入力す
    るデータセクタのセクタ番号が裏面側用に指定された選
    択範囲格納部に格納されたセクタ選択範囲に含まれない
    場合には前記第2の端子から入力したメインデータを選
    択して出力する第3のマルチプレクサと、 前記第3のマルチプレクサから1データセクタ分のメイ
    ンデータを入力する毎に該メインデータを前記スクラン
    ブラ初期値設定回路の裏面側用に指定された初期値格納
    部に格納された初期値に基づいて決定されるスクランブ
    ルパタンでスクランブル処理して出力する第2のスクラ
    ンブラと、 データセクタ部のデータ行については前記第1の内部メ
    モリの裏面側用に指定されたデータ格納部からID,I
    ED,CPR_MAI,EDCを読み出して入力し前記
    第2のスクランブラからスクランブル済のメインデータ
    を入力してデータ行毎に内符号を生成して出力し、外符
    号部のデータ行については前記第2の内部メモリの裏面
    側用に指定された符号格納部から外符号を読み出して入
    力してデータ行毎に内符号を生成して出力する内符号生
    成回路と、 前記第1の内部メモリの裏面側用に指定されたデータ格
    納部からID,IED,CPR_MAIおよびEDCを
    読み出して入力し前記第2のスクランブラからスクラン
    ブル済メインデータを入力し前記第2の内部メモリの裏
    面側用に指定された側から外符号を読み出して入力し前
    記内符号生成回路から内符号を入力し、これらのデータ
    を所定の配置をとるように切替制御して第3の端子へ出
    力する第2のマルチプレクサと、を備え、 前記外部メモリより転送された表面側入力データブロッ
    クのデータストリームを前記第1の端子から入力しデー
    タセクタ毎にID,CPR_MAIを入力してIEDお
    よびEDCを生成してID,IED,CPR_MAIお
    よびEDCを前記第1の内部メモリの表面側用に指定さ
    れたデータ格納部に格納しデータセクタ毎にメインデー
    タを前記スクランブラ初期値設定回路の表面側用に指定
    された初期値格納部の初期値に基づいて決定されるスク
    ランブルパタンでスクランブルしID,IED,CPR
    _MAIおよびEDCを所定の位置に付加して構成した
    データに基づいて前記表面側入力データブロックに対す
    る外符号を生成して前記第2の内部メモリの表面側用に
    指定された符号格納部に書き込む表面側処理と、前記表
    面側入力データブロックよりもひとつ前に前記第1の端
    子に転送入力され表面側処理が行われたデータブロック
    が前記外部メモリより転送されて裏面側入力データブロ
    ックのデータストリームとして前記第2の端子から入力
    しデータセクタ毎にメインデータを前記スクランブラ初
    期値設定回路の裏面側用に指定された初期値格納部の初
    期値に基づいて決定されるスクランブルパタンでスクラ
    ンブルし前記第1の内部メモリの裏面側用に指定された
    データ格納部からデータセクタに対応するID,IE
    D,CPR_MAIおよびEDCを読み出してデータセ
    クタの所定の位置に付加したデータに基づいてデータセ
    クタ部分の内符号を生成するとともに前記第2の内部メ
    モリの裏面側用に指定された符号格納部から外符号を読
    み出して外符号部の内符号を生成し外符号および内符号
    が付加された裏面側入力データブロックを所定の配置構
    造に整列して第3の端子へ出力する裏面側処理とを並行
    して実行し、前記裏面側入力データブロックに対応する
    データの第3の端子への出力が終了すると前記選択信号
    のレベルが切り替わって次の入力側データブロックおよ
    び裏面側入力データブロックに対して同様の処理を繰り
    返すことを特徴とするデジタルデータ符号化回路。
  13. 【請求項13】 前記第1の内部メモリが第1のデータ
    格納部および第2のデータ格納部としてそれぞれ16バ
    イト×16のメモリ容量を有し手構成され、 前記第2の内部メモリが第1の符号格納部および第2の
    符号格納部としてそれぞれ172バイト×16のメモリ
    容量を有して構成されることを特徴とする請求項12記
    載のデジタルデータ符号化回路。
  14. 【請求項14】 前記第4のマルチプレクサが、 データブロックにおける1番目のデータセクタの1行目
    のデータ行について前記第1の内部メモリの裏面側用に
    指定されたデータ格納部から対応するID,IED,C
    PR_MAIを読み出して前記第3の端子から出力し第
    2のスクランブラから160バイトのスクランブル済メ
    インデータ入力して前記第3の端子から出力し前記内符
    号生成回路から1行目のデータ行に対応して生成された
    10バイトの内符号を入力して前記第3の端子から出力
    し、同じデータセクタの2行目から11行目のデータ行
    のそれぞれについて前記第2のスクランブラから172
    バイトのスクランブル済メインデータを前記第3の端子
    に出力し前記内符号生成回路からそれぞれのデータ行に
    対応して生成された10バイトの内符号を入力して前記
    第3の端子から出力する処理を繰り返し、同じデータセ
    クタの12行目のデータ行について第2のスクランブラ
    から168バイトのスクランブル済メインデータを入力
    して前記第3の端子に出力し前記第1の内部メモリの裏
    面側用に指定されたデータ格納部から対応する4バイト
    のEDCを読み出して前記第3の端子から出力し前記内
    符号生成回路から1行目のデータ行に対応して生成され
    た10バイトの内符号を入力して前記第3の端子から出
    力し、続いて前記第2の内部メモリの裏面側用に指定さ
    れたされた符号格納部の1行目の外符号データ行に対応
    する172バイトの外符号を読み出して前記第3の端子
    から出力し前記内符号生成回路からこの外符号データ行
    に対応して生成された10バイトの内符号を入力して前
    記第3の端子から出力する切替出力処理を行い、2番目
    から16番目までのデータセクタと2行目から16行目
    までの外符号符号データ行のそれぞれに対しても前記切
    替出力処理を行って前記第3の端子から符号化済のデー
    タを1データブロック分のインタリーブ済の配置に対応
    する出力順序で出力することを特徴とする請求項12記
    載のデジタルデータ符号化処理回路。
  15. 【請求項15】 請求項12記載のデジタルデータ符号
    化回路と、 前記デジタルデータ符号化回路の第1の端子に接続され
    たバスと、 前記バスに接続され装置全体を制御するCPUと、 メインデータが格納された外部メモリと、 前記CPUの制御のもとにメインデータのデータブロッ
    クを前記外部メモリから第1のチャネルを経由して前記
    バスに転送するとともに、前記データブロックよりひと
    つ前に第1のチャネルを経由して転送されたデータブロ
    ックを前記外部メモリから第2のチャネルを経由して前
    記デジタル符号化回路の第2の端子に転送するバス管理
    回路と、 を有することを特徴とするデジタルデータ符号化装置。
JP2002062274A 2002-03-07 2002-03-07 デジタルデータ符号化回路および符号化回路を備えたデジタルデータ符号化装置 Pending JP2003263844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062274A JP2003263844A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 デジタルデータ符号化回路および符号化回路を備えたデジタルデータ符号化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062274A JP2003263844A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 デジタルデータ符号化回路および符号化回路を備えたデジタルデータ符号化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003263844A true JP2003263844A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29196126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002062274A Pending JP2003263844A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 デジタルデータ符号化回路および符号化回路を備えたデジタルデータ符号化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003263844A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005322394A (ja) * 2004-05-04 2005-11-17 Samsung Electronics Co Ltd デジタルデータの符号化装置とdvdへの記録装置及びその方法
KR100609166B1 (ko) * 2003-12-12 2006-08-02 엘지전자 주식회사 디브이디 기기의 인코딩 장치 및 방법
JP2006244631A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nec Electronics Corp スクランブル回路、エンコード装置、エンコード方法及び記録装置
KR100654110B1 (ko) 2004-12-01 2006-12-06 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 에러검출코드 추가 회로, 에러 검출 회로 및 방법, 및디스크 장치
US7475324B2 (en) 2004-03-17 2009-01-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Encoding apparatus for storing data to disk

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100609166B1 (ko) * 2003-12-12 2006-08-02 엘지전자 주식회사 디브이디 기기의 인코딩 장치 및 방법
US7475324B2 (en) 2004-03-17 2009-01-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Encoding apparatus for storing data to disk
JP2005322394A (ja) * 2004-05-04 2005-11-17 Samsung Electronics Co Ltd デジタルデータの符号化装置とdvdへの記録装置及びその方法
US8281225B2 (en) 2004-05-04 2012-10-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital data coding and recording apparatus, and method of using the same
KR100654110B1 (ko) 2004-12-01 2006-12-06 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 에러검출코드 추가 회로, 에러 검출 회로 및 방법, 및디스크 장치
JP2006244631A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Nec Electronics Corp スクランブル回路、エンコード装置、エンコード方法及び記録装置
JP4571523B2 (ja) * 2005-03-04 2010-10-27 ルネサスエレクトロニクス株式会社 スクランブル回路、エンコード装置、エンコード方法及び記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3896206B2 (ja) Eccブロック構造を使用する記憶装置のための符号化方法及びシステム
US7530009B2 (en) Data storage method and data storage device
JP2004348824A (ja) Eccエンコード方法、eccエンコード装置
US7149171B2 (en) Apparatus for writing data and method for generating DVD format data
TW200818137A (en) Apparatus for reproducing data on an information recording medium
JP2003263844A (ja) デジタルデータ符号化回路および符号化回路を備えたデジタルデータ符号化装置
JPWO2005050909A1 (ja) データ処理装置
JP2002260341A5 (ja)
JP2002216358A (ja) データ記録方法,データ再生方法,データ記録装置及びデータ再生装置
US7225385B2 (en) Optical recording method
JP3869598B2 (ja) デジタルデータ符号化処理回路、符号化処理方法、及び符号化処理回路を備えるデジタルデータ記録装置
JP2001023316A (ja) ディジタルデータ再生方法及びディジタルデータ再生回路並びに誤り検出方法
JPH1049984A (ja) 信号処理回路、信号処理装置、及び、ディスク装置
JP3991905B2 (ja) データ記録方法およびデータ記録装置
US8397135B2 (en) Recording apparatus and recording method
JP3266932B2 (ja) 再生装置及び方法
US20090052658A1 (en) Descrambling circuit, error detection code calculating circuit and scrambling circuit
JP3740256B2 (ja) 誤り訂正符号復号化装置及び誤り訂正符号復号化方法
US7334180B2 (en) Optical encoding method
JPS63197122A (ja) エラ−訂正及びチエツク装置
JP2000081988A (ja) 情報記録装置、情報記録方法、情報再生装置、情報再生方法及び情報記録媒体
JP2003091942A (ja) デジタル情報再生装置
JPH1186465A (ja) 信号処理装置
JP2002319233A (ja) デジタル信号記録再生装置
JP2000090595A (ja) デ・スクランブル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050218

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080304