JP2003263687A - 侵入警戒装置 - Google Patents
侵入警戒装置Info
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- JP2003263687A JP2003263687A JP2002062452A JP2002062452A JP2003263687A JP 2003263687 A JP2003263687 A JP 2003263687A JP 2002062452 A JP2002062452 A JP 2002062452A JP 2002062452 A JP2002062452 A JP 2002062452A JP 2003263687 A JP2003263687 A JP 2003263687A
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Abstract
知動作を防止でき、且つ万が一屋外に設置された部分が
破壊されたとしても警報を発することができる侵入警戒
装置を提供する。 【解決手段】この侵入警戒装置は、玄関扉Dの屋外側X
に取り付けられ、人の存否を検知する第1のセンサ部を
備えた検知ユニット1と、玄関扉Dの屋内側Yに取り付
けられ、検知ユニット1が人を検知すると警報を発生さ
せる警報発生部及び人の存否を検知する第2のセンサ部
を備えた報知ユニット2と、検知ユニット1と報知ユニ
ット2との間を連結する連結部3とからなり、報知ユニ
ット2内の第2のセンサ部が人体を検知すると、所定の
期間、検知ユニット1内の第1のセンサ部が人体を検知
しても警報を発生させないようにした。
Description
するものである。
に示すように、人体から放射される熱線を検知すること
により人の存否を検知する検知ユニット1と、スピーカ
SPと、警戒状態と非警戒状態とを切り替える切替スイ
ッチSW3と、切替スイッチSW3により警戒状態に設
定されている場合に検知ユニット1が検知領域内で人を
検知するとスピーカSPから警報音を発生させる制御部
(図示せず)とを収納した侵入警戒装置本体Aを、住宅
の軒天井部に設置して侵入者を検知するものが提供され
ている。
侵入警戒装置では、家人が外出する際にも検知ユニット
1が検知して、警報音を発生させてしまうという問題が
あった。その問題を解決するために、屋内にスイッチを
設けて、スイッチの操作後一定期間は、検知ユニット1
が検知しないようにすることも可能であるが、外出の際
に必ず操作が必要となり使用者にとって煩わしい。
設置されているため、侵入者によって警戒装置本体Aが
破壊される虞があり、警戒装置本体Aが破壊されると、
警報を発することができなくなるという問題もあった。
であって、その目的とするところは、特別な操作をする
ことなく、外出時の不要な報知動作を防止でき、且つ万
が一屋外に設置された部分が破壊されたとしても警報を
発することができる侵入警戒装置を提供することにあ
る。
に、請求項1の発明は、屋外に設置され人体を検知する
第1のセンサ部と、屋内に設置され人体を検知する第2
のセンサ部と、警報を発生する警報発生部とを備え、前
記警報発生部は、前記第2のセンサ部が人体を検知して
から所定の期間、警報を発生させない警報抑制期間を設
け、前記警報抑制期間以外で、前記第1のセンサ部が人
体を検知すると、該検知に基づいて警報を発生させるも
のとした。
おいて、前記第1のセンサ部を、建物の外壁に設けた開
口部に開閉自在に設置された開閉部材の屋外側に取り付
けられた検知ユニット内に収納し、前記警報発生部と前
記第2のセンサ部とを、前記開閉部材の屋内側に取り付
けられた報知ユニット内に収納し、前記検知ユニットと
前記報知ユニットとを、前記開閉部材と前記開口部との
隙間に配置される連結部とで連結したものとした。
発明において、前記警報発生部は、前記第1のセンサ部
のセンサ出力が発生するタイミング毎に連動して警報音
を発生させるものとした。
おいて、前記警報音は、動物の鳴き声をした音声とし
た。
おいて、前記動物の鳴き声は、犬の鳴き声とした。
おいて、前記開閉部材は、扉枠内に開閉自在に取り付け
られた玄関扉とした。
おいて、前記開閉部材は、窓枠内に開閉自在に取り付け
られた窓板とした。
て説明する。
扉Dに取り付けた状態を示す図である。この侵入警戒装
置は、玄関扉Dの屋外側Xに取り付けられ、玄関扉Dに
屋外側Xから近づく人Hを検知する検知ユニット1と、
玄関扉Dの屋内側Yに取り付けられ、警報発生動作を行
う報知ユニット2と、報知ユニット2との間を連結す
る、例えば金属部材等から形成された連結部3とからな
る。
ット1は、人体から放射される熱線を検知することによ
り人の存否を検知する、例えば焦電素子からなる第1の
センサ部1aを内部に収納している。報知ユニット2
は、スピーカSPが発する音を、例えば"切"・"小"・"
大"のうちいずれかに切り替える切替スイッチSW1
と、スピーカSPが発する音を、例えば"ピンポン音"
・"犬の鳴き声"・"アラーム音"のうちいずれかに切り替
える切替スイッチSW2とを報知ユニット2の略表面に
有し、内部には警報音を発生させる警報発生部20と、
人の存否を検知する、例えば焦電素子からなり、玄関扉
Dに屋内側Yから近づく人を検知する第2のセンサ部2
aとを収納している。警報発生部20は、さらに、マイ
コン20a、音響回路20b、スピーカSPとからな
る。
ら略垂直に折曲した側片3cとでL字状に形成されてお
り、中央片3aを玄関扉Dの上端部に載置し、側片3c
を玄関扉Dの屋内側Yに当接するようにして玄関扉Dに
取り付けられる。そして中央片3aの先端部に、長辺方
向に並行した長孔3dを介して、検知ユニット1をボル
ト4で取り付け、側片3cの先端部には送信ユニット2
を取り付けることで、検知ユニット1を屋外側Xに、送
信ユニット2を屋内側Yに配している。
装置の動作を説明する。図3は、第1のセンサ部1aの
検知エリア1a'と第2のセンサ部2aの検知エリア2
a'を示す図で、図4は、侵入警戒装置が取り付けられ
た玄関付近の部屋Rを上から見た上視図で、図5は、侵
入警戒装置の動作を示すフローチャートである。
大又は小に切り替えられている待機状態の時に(ステッ
プS0)、第2のセンサ部2aが人体を検知すると(ス
テップS1)、マイコン20aは、警報抑制期間Tを設
定する(ステップS2)。警報抑制期間Tは、家人が玄
関を通って外出するのに要すると思われる時間であれば
よく、例えば10秒と設定する。マイコン20aは、警
報抑制期間T設定後、経過時間を計測し、警報抑制期間
T内は(ステップS3)、警報の発生を抑制する(ステ
ップS4)。
aが人体を検知せず、警報抑制期間Tが経過している時
に(ステップS3)、第1のセンサ部1aが人体を検知
すると(ステップS5)、マイコン20aは、その検知
信号に基づき、センサ出力間隔tが所定の規定時間以内
で続く間は、1つのセンサ検知期間とみなして、センサ
検知期間を計測する(ステップS6)。センサ検知期間
が5秒未満の時は(ステップS7)、ステップ5に戻
り、センサの検知期間の測定を継続する。
ップ7)、マイコン20aは、明らかに外部からの侵入
者がいると判断して、切替スイッチSW2によって選択
された、"ピンポン音"・"犬の鳴き声"・"アラーム"のう
ち何れかの音色の警報音を、音響回路20bを介してス
ピーカSPより出力する(ステップS8)。
センサ部1aの検知信号がなくなると、待機状態へ戻る
(ステップS9)。
関先に人が滞在している場合にのみ、警報が発生され
る。
サ部2aが、まず家人を検知するので、警報抑制期間T
が設定され、警報抑制期間T内であれば、第1のセンサ
部1aが家人を検知しても、報知ユニット2は報知動作
を行わないので、不要な報知動作を防止できる。
うに、第2のセンサ部2aが家人を検知してから警報抑
制期間T経過後に、玄関先に人Hが来て5秒以上滞在す
れば、例えば切替スイッチSW2で"ピンポン音"を選択
しておけば、報知ユニット2からピンポン音が発生さ
れ、もしくは切替スイッチSW2で"犬の鳴き声"を選択
しておけば、犬の鳴き声が報知ユニット2から発生さ
れ、室内に犬がいると思わせ、空き巣等の侵入を未然に
防止することができる。
タイミングについて、図6を用いて説明する。検知ユニ
ット1内のセンサ部1aのセンサ出力100は、検知し
た人体の周囲との温度差や通過速度などの条件でランダ
ムな間隔で出力される。センサ出力100を受けた報知
ユニット2内のマイコン20aは、センサ出力100が
発生するタイミング毎に連動して"犬の鳴き声"の警報音
200が発せられるように音響回路20bを制御する。
その結果、"犬の鳴き声"の警報音200も、センサ出力
100に同期してランダムな間隔で出力されることとな
り、実際の犬の鳴き声に近くなり、侵入者Hに見破られ
にくくなる。
アラーム音"を選択している時は、"犬の鳴き声"の時と
違って、ランダムな間隔で出力する必要がないので、セ
ンサ出力100をトリガとして、一定期間固定フレーズ
の警報音を出力すれば良い。
扉Dに取り付けた場合を例にして説明を行ったが、侵入
警戒装置の設置部位を玄関扉Dに限定する趣旨のもので
はなく、建物の外壁に設けた開口部に開閉自在に設置さ
れた開閉部材であれば玄関扉D以外の部材でも良く、例
えば図7(a),(b)に示したように、開口部として
の窓板Gに侵入警戒装置を取り付けて、窓からの侵入者
を警戒するようにしても良い。則ち、侵入警戒装置は、
検知ユニット1を屋外側、報知ユニット2を屋内側と
し、検知ユニット1と報知ユニット2の間に窓板Gを挟
むと共に、窓板Gのスライド方向の端部と窓枠Mとの間
の隙間に連結部3の中央片3aを挟んだ状態で窓板Gに
取り付けられる。
ユニット2とが連結部3とで連結された構成となってい
るため、玄関扉Dや窓板G等の開閉部材への取り付け
が、容易となっている。
るものではなく、例えば"切"・"入"の2段階でもよい。
るものではなく、例えば"ピンポン音"と、"犬の鳴き声"
だけでもよい。
センサ部1aが人を検知したとみなす検知期間(本実施
形態では5秒)は、本実施形態の設定時間に限定するも
のではなく、明らかに人が玄関にいると判断できる時間
であればよい。
を検知する第1のセンサ部と、屋内に設置され人体を検
知する第2のセンサ部と、警報を発生する警報発生部と
を備え、前記警報発生部は、前記第2のセンサ部が人体
を検知してから所定の期間、警報を発生させない警報抑
制期間を設け、前記警報抑制期間以外で、前記第1のセ
ンサ部が人体を検知すると、該検知に基づいて警報を発
生させるので、屋外からの侵入者に対しては警報が発せ
られるが、家人が外出する時は第2のセンサ部が家人を
検知してから、所定の警報抑制期間内に第1のセンサ部
が家人を検知するので、警報が発せられず、特別な操作
をすることなく、外出時の不要な報知動作を防止できる
という効果がある。
おいて、前記第1のセンサ部を、建物の外壁に設けた開
口部に開閉自在に設置された開閉部材の屋外側に取り付
けられた検知ユニット内に収納し、前記警報発生部と前
記第2のセンサ部とを、前記開閉部材の屋内側に取り付
けられた報知ユニット内に収納し、前記検知ユニットと
前記報知ユニットとを、前記開閉部材と前記開口部との
隙間に配置される連結部とで連結したので、請求項1の
効果に加えて、万が一屋外に設置された検知ユニットが
破壊されたとしても、警報発生部は家の中で無事なの
で、警報を発することができるという効果がある。
発明において、前記警報発生部は、前記第1のセンサ部
のセンサ出力が発生するタイミング毎に連動して警報音
を発生させるので、例えば動物の鳴き声の警報音を出力
した時に、センサ出力がランダムであれば、ランダムな
間隔で動物の鳴き声が出力されることとなり、実際の動
物の鳴き声に近くなり、侵入者に見破られにくいという
効果がある。
おいて、前記警報音は、動物の鳴き声をした音声である
ので、動物の鳴き声で侵入者を威嚇できるできるという
効果がある。
おいて、前記動物の鳴き声は、犬の鳴き声であるので、
侵入者に番犬がいると錯覚させることができるという効
果がある。
おいて、前記開閉部材は扉枠内に開閉自在に取り付けら
れた玄関扉であるので、玄関からの侵入者を検知できる
という効果がある。
おいて、前記開閉部材は、窓枠内に開閉自在に取り付け
られた窓板であるので、窓からの侵入者を検知できると
いう効果がある。
た状態を示す斜視図である。
図である。 (b)同上のセンサ部の検知エリアを示す側面図であ
る。 (c)同上のセンサ部の検知エリアを示す上視図であ
る。
である。
ある。
図である。
図である。 (b)同上を窓板に取り付けた状態を示す斜視図であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 屋外に設置され人体を検知する第1のセ
ンサ部と、屋内に設置され人体を検知する第2のセンサ
部と、警報を発生する警報発生部とを備え、前記警報発
生部は、前記第2のセンサ部が人体を検知してから所定
の期間、警報を発生させない警報抑制期間を設け、前記
警報抑制期間以外で、前記第1のセンサ部が人体を検知
すると、該検知に基づいて警報を発生させることを特徴
とする侵入警戒装置。 - 【請求項2】前記第1のセンサ部を、建物の外壁に設け
た開口部に開閉自在に設置された開閉部材の屋外側に取
り付けられた検知ユニット内に収納し、前記警報発生部
と前記第2のセンサ部とを、前記開閉部材の屋内側に取
り付けられた報知ユニット内に収納し、前記検知ユニッ
トと前記報知ユニットとを、前記開閉部材と前記開口部
との隙間に配置される連結部とで連結したことを特徴と
する請求項1記載の侵入警戒装置。 - 【請求項3】 前記警報発生部は、前記第1のセンサ部
のセンサ出力が発生するタイミング毎に連動して警報音
を発生させることを特徴とする請求項1又は2記載の侵
入警戒装置。 - 【請求項4】 前記警報音は、動物の鳴き声をした音声
であることを特徴とする請求項3記載の侵入警戒装置。 - 【請求項5】 前記動物の鳴き声は、犬の鳴き声である
ことを特徴とする請求項4記載の侵入警戒装置。 - 【請求項6】 前記開閉部材は、扉枠内に開閉自在に取
り付けられた玄関扉であることを特徴とする請求項2記
載の侵入警戒装置。 - 【請求項7】 前記開閉部材は、窓枠内に開閉自在に取
り付けられた窓板であることを特徴とする請求項2記載
の侵入警戒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062452A JP3855806B2 (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 侵入警戒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062452A JP3855806B2 (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 侵入警戒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003263687A true JP2003263687A (ja) | 2003-09-19 |
JP3855806B2 JP3855806B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=29196217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002062452A Expired - Fee Related JP3855806B2 (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 侵入警戒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3855806B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017153330A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 河村電器産業株式会社 | デマンド監視装置 |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002062452A patent/JP3855806B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2017153330A (ja) * | 2016-02-26 | 2017-08-31 | 河村電器産業株式会社 | デマンド監視装置 |
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