JP2003263275A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2003263275A JP2003263275A JP2002062655A JP2002062655A JP2003263275A JP 2003263275 A JP2003263275 A JP 2003263275A JP 2002062655 A JP2002062655 A JP 2002062655A JP 2002062655 A JP2002062655 A JP 2002062655A JP 2003263275 A JP2003263275 A JP 2003263275A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 経時変化や環境で基準点の電圧が変化した場
合でも、ユーザーが容易に補正できるタッチパネルを備
えた画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 まず、タッチパネル調整モードにはいる
と、タッチパネル4隅の4箇所に基準マークと順序ナン
バーを表示する。基準マーク1の付近が押されたかどう
か判断する。その後、基準マーク1を消去する。基準マ
ーク2の付近が押されたかどうか判断する。押されたと
判断されれば、基準マーク2の表示を消去する。最後に
これらの4つの電圧値をA/D変換して、不揮発性メモ
リ(EEPROM)に書き込む。このように、素人でも
簡単にタッチパネルの調整を行うことのできるシーケン
スにすることにより、タッチパネルを物理的に押した位
置と認識する位置の補正は、ユーザーの手で行える。
合でも、ユーザーが容易に補正できるタッチパネルを備
えた画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 まず、タッチパネル調整モードにはいる
と、タッチパネル4隅の4箇所に基準マークと順序ナン
バーを表示する。基準マーク1の付近が押されたかどう
か判断する。その後、基準マーク1を消去する。基準マ
ーク2の付近が押されたかどうか判断する。押されたと
判断されれば、基準マーク2の表示を消去する。最後に
これらの4つの電圧値をA/D変換して、不揮発性メモ
リ(EEPROM)に書き込む。このように、素人でも
簡単にタッチパネルの調整を行うことのできるシーケン
スにすることにより、タッチパネルを物理的に押した位
置と認識する位置の補正は、ユーザーの手で行える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、より詳細には、透明抵抗薄膜を使用したアナログタ
ッチパネルを備え、調整モードを表示するようにした画
像形成装置に関する。
し、より詳細には、透明抵抗薄膜を使用したアナログタ
ッチパネルを備え、調整モードを表示するようにした画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置は、電子写
真方式或いは静電記録方式を用いて形成した潜像を、現
像材を用いて可視化して画像を得る画像形成装置が知ら
れている。さらに、この画像形成装置に画像読み取り装
置を合体させた複写機がある。
真方式或いは静電記録方式を用いて形成した潜像を、現
像材を用いて可視化して画像を得る画像形成装置が知ら
れている。さらに、この画像形成装置に画像読み取り装
置を合体させた複写機がある。
【0003】図7は、従来例を示す複写機の概観図であ
る。この複写機5は、原稿台11に原稿を置き、原稿抑
え板1を閉じて、タッチパネル2及びキースイッチ3に
よって、複写枚数や紙サイズなどの情報を入力し、複写
開始スイッチ4を押すと、カセット8あるいは、手差し
トレイ6から紙を給紙し、電子写真方式によって、複写
が行われ、排紙トレイ10に排紙されるように構成され
ている。紙が複写機内部に詰まった場合は、表扉9を開
けて詰まった紙を取り出すようになっている。なお、符
号7は電源スイッチを示している。
る。この複写機5は、原稿台11に原稿を置き、原稿抑
え板1を閉じて、タッチパネル2及びキースイッチ3に
よって、複写枚数や紙サイズなどの情報を入力し、複写
開始スイッチ4を押すと、カセット8あるいは、手差し
トレイ6から紙を給紙し、電子写真方式によって、複写
が行われ、排紙トレイ10に排紙されるように構成され
ている。紙が複写機内部に詰まった場合は、表扉9を開
けて詰まった紙を取り出すようになっている。なお、符
号7は電源スイッチを示している。
【0004】タッチパネル2は、表示器の表面に透明な
タッチパネルを重ねて配置し、表示器に表示されるアイ
テムやボタンのパターンをタッチパネル越しに指やペン
でタッチした時、そのタッチした位置の座標を検出し、
この座標に対応する表示器上のアイテムやボタンの機能
を実行するようにプログラムしておくことで、装置の扱
いに不慣れなユーザーでも直感的に所望の機能を実行さ
せることができるという特徴を持っている。
タッチパネルを重ねて配置し、表示器に表示されるアイ
テムやボタンのパターンをタッチパネル越しに指やペン
でタッチした時、そのタッチした位置の座標を検出し、
この座標に対応する表示器上のアイテムやボタンの機能
を実行するようにプログラムしておくことで、装置の扱
いに不慣れなユーザーでも直感的に所望の機能を実行さ
せることができるという特徴を持っている。
【0005】このような画像形成装置において、タッチ
した位置の座標を検出する際には、4隅を基準点とし、
その位置を押下されたときの電圧をあらかじめ工場出荷
時に登録しておき、タッチパネルの中間地点を押下され
たときの位置を示す検知電圧は、直線的に変化するもの
として計算で求めた値から認識していた。
した位置の座標を検出する際には、4隅を基準点とし、
その位置を押下されたときの電圧をあらかじめ工場出荷
時に登録しておき、タッチパネルの中間地点を押下され
たときの位置を示す検知電圧は、直線的に変化するもの
として計算で求めた値から認識していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例によれば、経時変化や環境で基準点の電圧が変
化し、押下された位置と装置が認識する位置がずれるこ
とがあった。
た従来例によれば、経時変化や環境で基準点の電圧が変
化し、押下された位置と装置が認識する位置がずれるこ
とがあった。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、経時変化や環境で
基準点の電圧が変化した場合でも、ユーザーが容易に補
正できるタッチパネルを備えた画像形成装置を提供する
ことにある。
たもので、その目的とするところは、経時変化や環境で
基準点の電圧が変化した場合でも、ユーザーが容易に補
正できるタッチパネルを備えた画像形成装置を提供する
ことにある。
【0008】また、経時変化や環境で基準点の電圧が変
化した場合、ユーザーが不快と感じる前に補正するタイ
ミングを通知し、ユーザーに不快感を与えないタッチパ
ネルを備えた画像形成装置を提供することにある。
化した場合、ユーザーが不快と感じる前に補正するタイ
ミングを通知し、ユーザーに不快感を与えないタッチパ
ネルを備えた画像形成装置を提供することにある。
【0009】また、タッチパネルの調整がユーザーによ
って容易に調整を行うことができるようにした画像形成
装置を提供することにある。
って容易に調整を行うことができるようにした画像形成
装置を提供することにある。
【0010】さらに、タッチパネルの調整モードにおい
て、基準点が容易にわかるようにした画像形成装置を提
供することにある。
て、基準点が容易にわかるようにした画像形成装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、表示画
面上に配設された透明パネルに、それぞれ所定のピッチ
で縦横に分離して形成された透明導電性膜等による配線
を設け、前記透明パネルの上から押圧指示することによ
り、前記表示画面に表示された文字情報や文字認識パタ
ーンの入力が可能なタッチパネルを備えた画像形成装置
において、前記タッチパネルの調整モードへの移行は、
該タッチパネルの操作によって行われることを特徴とす
る。これにより、ユーザーが不快と感じた際にサービス
マンを呼ぶことなく即座に調整を行うことができる。
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、表示画
面上に配設された透明パネルに、それぞれ所定のピッチ
で縦横に分離して形成された透明導電性膜等による配線
を設け、前記透明パネルの上から押圧指示することによ
り、前記表示画面に表示された文字情報や文字認識パタ
ーンの入力が可能なタッチパネルを備えた画像形成装置
において、前記タッチパネルの調整モードへの移行は、
該タッチパネルの操作によって行われることを特徴とす
る。これにより、ユーザーが不快と感じた際にサービス
マンを呼ぶことなく即座に調整を行うことができる。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記タッチパネルの調整モード
への移行を促す表示を一定時間経過後に行うことを特徴
とする。これにより、ユーザーが不快と感じる前にタッ
チパネルの調整を行うことができる。
に記載の発明において、前記タッチパネルの調整モード
への移行を促す表示を一定時間経過後に行うことを特徴
とする。これにより、ユーザーが不快と感じる前にタッ
チパネルの調整を行うことができる。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の発明において、前記調整モードは、複数
の基準位置となる個所のうち、ある1つの特定位置を示
す表示を表示画面上に行い、その位置が押されたことを
認識すると、前記表示を変化させ、順次基準位置を示す
ように表示させ、押されたことを認識すると表示を変化
させるという処理を繰り返し、全ての基準位置が押され
終わるとデータを記憶手段に記憶するアナログタッチパ
ネルを備えたことを特徴とする。これにより、ユーザー
は間違うことなく容易にタッチパネルの調整が可能とな
る。
又は2に記載の発明において、前記調整モードは、複数
の基準位置となる個所のうち、ある1つの特定位置を示
す表示を表示画面上に行い、その位置が押されたことを
認識すると、前記表示を変化させ、順次基準位置を示す
ように表示させ、押されたことを認識すると表示を変化
させるという処理を繰り返し、全ての基準位置が押され
終わるとデータを記憶手段に記憶するアナログタッチパ
ネルを備えたことを特徴とする。これにより、ユーザー
は間違うことなく容易にタッチパネルの調整が可能とな
る。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、前記基準位置の表示は、+の記
号,×の記号,○の記号,矢印の記号のいずれかである
ことを特徴とする。これにより、ユーザーが基準点を認
識し易く、間違いの少ない操作ができる。
に記載の発明において、前記基準位置の表示は、+の記
号,×の記号,○の記号,矢印の記号のいずれかである
ことを特徴とする。これにより、ユーザーが基準点を認
識し易く、間違いの少ない操作ができる。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、前記記号の付近に番号を付ける
ことを特徴とする。
に記載の発明において、前記記号の付近に番号を付ける
ことを特徴とする。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
に記載の発明において、前記記号を該当する1箇所に付
けることを特徴とする。
に記載の発明において、前記記号を該当する1箇所に付
けることを特徴とする。
【0017】また、請求項7に記載の発明は、請求項
4,5又は6に記載の発明において、前記記号を点滅さ
せて表示することを特徴とする。
4,5又は6に記載の発明において、前記記号を点滅さ
せて表示することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明を適用可能な第1の実
施例を説明するための図で、タッチパネルの正面図で、
調整モードに入った直後の表示を示す図である。図中、
+の記号は、基準位置を表しその右上の数字は、押す順
番を表わしている。なお、従来例と重複する箇所の説明
は省略する。
施の形態について説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明を適用可能な第1の実
施例を説明するための図で、タッチパネルの正面図で、
調整モードに入った直後の表示を示す図である。図中、
+の記号は、基準位置を表しその右上の数字は、押す順
番を表わしている。なお、従来例と重複する箇所の説明
は省略する。
【0019】ここで、タッチパネル2の調整モードに
は、一旦電源スイッチ7をオフし、キースイッチ3の上
部3つを同時に押したまま、電源スイッチをオンするこ
とによってはいることができる。
は、一旦電源スイッチ7をオフし、キースイッチ3の上
部3つを同時に押したまま、電源スイッチをオンするこ
とによってはいることができる。
【0020】図2は、タッチパネルコントローラ(1チ
ップマイコン、以下、CPUという)を示す図である。
図中符号103はA/Dコンバータ、104は、X座標
検知時ONにさせる抵抗内蔵型トランジスタ(以下、デ
ジトラという)である。106はY座標検知時ONにさ
せるデジトラである。105は、コンデンサ111を放
電時にONにさせるデジトラである。107は、コンデ
ンサ110を放電時にONにさせるデジトラである。1
08、109は電流制限抵抗である。110と111
は、電圧値を保持させるためのコンデンサである。
ップマイコン、以下、CPUという)を示す図である。
図中符号103はA/Dコンバータ、104は、X座標
検知時ONにさせる抵抗内蔵型トランジスタ(以下、デ
ジトラという)である。106はY座標検知時ONにさ
せるデジトラである。105は、コンデンサ111を放
電時にONにさせるデジトラである。107は、コンデ
ンサ110を放電時にONにさせるデジトラである。1
08、109は電流制限抵抗である。110と111
は、電圧値を保持させるためのコンデンサである。
【0021】以下に、座標の検知手段について説明す
る。通常CPU101のOUT0端子及びOUT1端子
はハイレベルになっている。最初にOUT0端子とOU
T1端子をローレベルにする。デジトラ104と106
はオンし、タッチパネル2へ電源供給を行う。デジトラ
105と107はOFFする。タッチパネルは触られて
いるとX、Y座標の位置に対応して抵抗値がリニアに変
化するので、その抵抗値に応じた充電電流が流れ、コン
デンサ110と111に充電される。
る。通常CPU101のOUT0端子及びOUT1端子
はハイレベルになっている。最初にOUT0端子とOU
T1端子をローレベルにする。デジトラ104と106
はオンし、タッチパネル2へ電源供給を行う。デジトラ
105と107はOFFする。タッチパネルは触られて
いるとX、Y座標の位置に対応して抵抗値がリニアに変
化するので、その抵抗値に応じた充電電流が流れ、コン
デンサ110と111に充電される。
【0022】A/Dコンバータは、チップセレクト信号
(/CS)をローレベルにすると選択されて、ポートセ
レクト信号(SEL)がローのときはCH0のデータを
出力し、ハイレベルにするとCH1のデータを出力す
る。A/Dコンバータから出力させるデータは、8ビッ
トのデータで直接CPU101のポートに入力される。
CPU101は、それぞれCH0とCH1のデータを読
み込み終わるとチップセレクト信号(/CS)とOUT
0端子とOUT1端子を全てハイレベルに戻す。デジト
ラ105と107はONし、コンデンサ110と111
は放電される。
(/CS)をローレベルにすると選択されて、ポートセ
レクト信号(SEL)がローのときはCH0のデータを
出力し、ハイレベルにするとCH1のデータを出力す
る。A/Dコンバータから出力させるデータは、8ビッ
トのデータで直接CPU101のポートに入力される。
CPU101は、それぞれCH0とCH1のデータを読
み込み終わるとチップセレクト信号(/CS)とOUT
0端子とOUT1端子を全てハイレベルに戻す。デジト
ラ105と107はONし、コンデンサ110と111
は放電される。
【0023】図3は、調整モードに入った後の動作を説
明するためのフローチャートを示す図である。まず、タ
ッチパネル調整モードにはいると、タッチパネル4隅の
4箇所に基準マークと順序ナンバーを表示する(S10
1)。次に、基準マーク1の付近が押されたかどうか判
断する(S102)。具体的には、X1;0.15V〜
0.32V、Y1;2.63V〜2.95Vとなってい
れば、基準点位置が押されたと判断する。
明するためのフローチャートを示す図である。まず、タ
ッチパネル調整モードにはいると、タッチパネル4隅の
4箇所に基準マークと順序ナンバーを表示する(S10
1)。次に、基準マーク1の付近が押されたかどうか判
断する(S102)。具体的には、X1;0.15V〜
0.32V、Y1;2.63V〜2.95Vとなってい
れば、基準点位置が押されたと判断する。
【0024】その後、基準マーク1を消去する(S10
3)。次に、基準マーク2の付近が押されたかどうか判
断する(S102)。基準マーク2は、X2;0.15
V〜0.32V、Y2;0.4V〜0.72Vの範囲に
入っていれば押されたと判断し、基準マーク2の表示を
消去する。
3)。次に、基準マーク2の付近が押されたかどうか判
断する(S102)。基準マーク2は、X2;0.15
V〜0.32V、Y2;0.4V〜0.72Vの範囲に
入っていれば押されたと判断し、基準マーク2の表示を
消去する。
【0025】同様に基準マーク3及び4でも同様の処理
を行う。基準マーク3は、X3;3.03V〜3.2
V、Y3;0.4V〜0.72Vの範囲、基準マーク4
は、X4;3.03V〜3.2V、Y4;2.63V〜
2.95Vの範囲に入っていれば、押されたと判断す
る。全ての基準マークが押されると表示を通常動作と同
じにする。
を行う。基準マーク3は、X3;3.03V〜3.2
V、Y3;0.4V〜0.72Vの範囲、基準マーク4
は、X4;3.03V〜3.2V、Y4;2.63V〜
2.95Vの範囲に入っていれば、押されたと判断す
る。全ての基準マークが押されると表示を通常動作と同
じにする。
【0026】その後、以下の演算を行う(S105)。
Xstart=(X1+X2)/2
Xend=(X3+X4)/2
Ystart=(Y2+Y3)/2
Yend=(Y1+Y4)/2
最後にこれらの4つの電圧値をA/D変換して、不揮発
性メモリ(EEPROM)に書き込む(S106)。
性メモリ(EEPROM)に書き込む(S106)。
【0027】通常、使用時にタッチパネルのどこかが押
されたことは、X及びYの入力電圧から直線計算で求め
る。
されたことは、X及びYの入力電圧から直線計算で求め
る。
【0028】このように、素人でも簡単にタッチパネル
の調整を行うことのできるシーケンスにすることによ
り、タッチパネルを物理的に押した位置と認識する位置
の補正は、ユーザーの手で行える。
の調整を行うことのできるシーケンスにすることによ
り、タッチパネルを物理的に押した位置と認識する位置
の補正は、ユーザーの手で行える。
【0029】[第2の実施例]図4は、本発明を適用可
能な第2の実施例を説明するための図である。なお、従
来例及び第1の実施例と重複する箇所の説明は省略す
る。第1の実施例との違いは、タッチパネルの正面から
見て対角の2点に基準位置を置いたことである。処理シ
ーケンスは、第1の実施例と同様である。このように2
点の基準点とすることにより、ユーザーにとっては、よ
り簡易な操作となり、第1の実施例で行ったような演算
も不要となる。
能な第2の実施例を説明するための図である。なお、従
来例及び第1の実施例と重複する箇所の説明は省略す
る。第1の実施例との違いは、タッチパネルの正面から
見て対角の2点に基準位置を置いたことである。処理シ
ーケンスは、第1の実施例と同様である。このように2
点の基準点とすることにより、ユーザーにとっては、よ
り簡易な操作となり、第1の実施例で行ったような演算
も不要となる。
【0030】[第3の実施例]図6は、本発明を適用可
能な第3の実施例を説明するための図である。なお、従
来例及び第1の実施例と重複する箇所の説明は省略す
る。第1の実施例では、ユーザーが任意にタッチパネル
の調整モードに入ったが、本実施例は、電源をONした
状態で1000時間経過するとタッチパネルに、図6に
示すような表示「タッチパネルの調整を行ってくださ
い」を行って、タッチパネルの調整モードに入るように
促す。その後は、第1の実施例と同様の操作をすること
によってタッチパネル調整モードに入る。その後の処理
は、第1の実施例と同様である。
能な第3の実施例を説明するための図である。なお、従
来例及び第1の実施例と重複する箇所の説明は省略す
る。第1の実施例では、ユーザーが任意にタッチパネル
の調整モードに入ったが、本実施例は、電源をONした
状態で1000時間経過するとタッチパネルに、図6に
示すような表示「タッチパネルの調整を行ってくださ
い」を行って、タッチパネルの調整モードに入るように
促す。その後は、第1の実施例と同様の操作をすること
によってタッチパネル調整モードに入る。その後の処理
は、第1の実施例と同様である。
【0031】このように、タッチパネルの調整が必要な
ことを、ユーザーに知らせることによって、経時変化に
よってタッチ位置がずれた場合にユーザーが不快感を覚
える前に調整を行うことができる。
ことを、ユーザーに知らせることによって、経時変化に
よってタッチ位置がずれた場合にユーザーが不快感を覚
える前に調整を行うことができる。
【0032】[第4の実施例]図5は、本発明を適用可
能な第4の実施例を説明するための図である。なお、従
来例及び第1の実施例と重複する箇所の説明は省略す
る。第1の実施例と違う点は、タッチパネルの調整モー
ドに入ってすぐに表示する表示記号を、図5に示すよう
に、1ヶ所だけ表示させることである。この位置をユー
ザーに押されたことを検知すると、この表示を消去し、
図1で説明した第2の位置だけを表示させる。さらに、
この第2の位置を押されたことを認識するとこの表示を
消去させる。順次、第3と第4の位置で同様の処理を行
う。
能な第4の実施例を説明するための図である。なお、従
来例及び第1の実施例と重複する箇所の説明は省略す
る。第1の実施例と違う点は、タッチパネルの調整モー
ドに入ってすぐに表示する表示記号を、図5に示すよう
に、1ヶ所だけ表示させることである。この位置をユー
ザーに押されたことを検知すると、この表示を消去し、
図1で説明した第2の位置だけを表示させる。さらに、
この第2の位置を押されたことを認識するとこの表示を
消去させる。順次、第3と第4の位置で同様の処理を行
う。
【0033】このように、押すべき位置を1箇所のみ表
示させることで、ユーザーがより間違うことが少なくタ
ッチパネルの調整を行うことができる。
示させることで、ユーザーがより間違うことが少なくタ
ッチパネルの調整を行うことができる。
【0034】なお、第1の実施例〜第4の実施例におけ
る基準点を表す記号は、+の記号としたが、基準点を表
す記号は、×の記号、○の記号、あるいは矢印の記号を
表示し、先端を基準位置に向けるなど位置を表す表示で
あればどのようなものでも良いし、該当個所をさらに明
確にするため、表示記号を点滅させても良い。
る基準点を表す記号は、+の記号としたが、基準点を表
す記号は、×の記号、○の記号、あるいは矢印の記号を
表示し、先端を基準位置に向けるなど位置を表す表示で
あればどのようなものでも良いし、該当個所をさらに明
確にするため、表示記号を点滅させても良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示画面上に配設された透明パネルに、それぞれ所定のピ
ッチで縦横に分離して形成された透明導電性膜等による
配線を設け、透明パネルの上から押圧指示することによ
り、表示画面に表示された文字情報や文字認識パターン
の入力が可能なタッチパネルを備えた画像形成装置にお
いて、タッチパネルの調整モードへの移行は、操作によ
って開始されるようにしたので、ユーザーが不快と感じ
た際にサービスマンを呼ぶことなく即座に調整を行うこ
とができるといった効果がある。
示画面上に配設された透明パネルに、それぞれ所定のピ
ッチで縦横に分離して形成された透明導電性膜等による
配線を設け、透明パネルの上から押圧指示することによ
り、表示画面に表示された文字情報や文字認識パターン
の入力が可能なタッチパネルを備えた画像形成装置にお
いて、タッチパネルの調整モードへの移行は、操作によ
って開始されるようにしたので、ユーザーが不快と感じ
た際にサービスマンを呼ぶことなく即座に調整を行うこ
とができるといった効果がある。
【0036】また、一定時間経過後、タッチパネルの調
整モードへの移行を促す表示を行うことにより、ユーザ
ーが不快と感じる前にタッチパネルの調整を行うことが
できるといった効果がある。
整モードへの移行を促す表示を行うことにより、ユーザ
ーが不快と感じる前にタッチパネルの調整を行うことが
できるといった効果がある。
【0037】また、調整モードは、複数の基準位置とな
る個所のうち、ある1つの特定位置を示す表示を表示画
面上に行い、その位置が押されたことを認識すると、前
記表示を変化させ、順次基準位置を示すように表示さ
せ、押されたことを認識すると表示を変化させるという
処理を繰り返し、全ての基準位置が押され終わるとデー
タを記憶手段に記憶するアナログタッチパネルを備えた
ことにより、ユーザーは間違うことなく容易にタッチパ
ネルの調整が可能となるといった効果がある。
る個所のうち、ある1つの特定位置を示す表示を表示画
面上に行い、その位置が押されたことを認識すると、前
記表示を変化させ、順次基準位置を示すように表示さ
せ、押されたことを認識すると表示を変化させるという
処理を繰り返し、全ての基準位置が押され終わるとデー
タを記憶手段に記憶するアナログタッチパネルを備えた
ことにより、ユーザーは間違うことなく容易にタッチパ
ネルの調整が可能となるといった効果がある。
【0038】また、中心位置がわかりやすい記号とその
付近に番号を付けることにより、ユーザーが基準点を認
識し易く、間違いの少ない操作ができるといった効果が
ある。
付近に番号を付けることにより、ユーザーが基準点を認
識し易く、間違いの少ない操作ができるといった効果が
ある。
【図1】本発明に係る第1の実施例の調整モードに入っ
た直後のタッチパネルの正面図である。
た直後のタッチパネルの正面図である。
【図2】タッチパネルコントローラを示す図である。
【図3】第1の実施例の制御シーケンスを示したフロー
チャートを示す図である。
チャートを示す図である。
【図4】第2の実施例の調整モードに入った直後のタッ
チパネルの正面図である。
チパネルの正面図である。
【図5】第4の実施例の調整モードに入った直後のタッ
チパネルの正面図である。
チパネルの正面図である。
【図6】第3の実施例の調整モードに入ることを促すタ
ッチパネルの正面図である。
ッチパネルの正面図である。
【図7】従来例の構成を示した複写機の概要図である。
1 原稿抑え板
2 タッチパネル
3 キースイッチ
4 開始スイッチ
5 複写機
6 手差しトレイ
7 電源スイッチ
8 カセット
9 表扉
10 排紙トレイ
11 原稿台
101 タッチパネルコントローラ
103 A/Dコンバータ
104,105,106,107 抵抗内蔵型トランジ
スタ 108,109 電流制限抵抗 110,111 コンデンサ
スタ 108,109 電流制限抵抗 110,111 コンデンサ
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G03G 21/00 510 B41J 29/00 T
Claims (7)
- 【請求項1】 表示画面上に配設された透明パネルに、
それぞれ所定のピッチで縦横に分離して形成された透明
導電性膜等による配線を設け、前記透明パネルの上から
押圧指示することにより、前記表示画面に表示された文
字情報や文字認識パターンの入力が可能なタッチパネル
を備えた画像形成装置において、 前記タッチパネルの調整モードへの移行は、該タッチパ
ネルの操作によって行われることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】 前記タッチパネルの調整モードへの移行
を促す表示を一定時間経過後に行うことを特徴とする請
求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記調整モードは、複数の基準位置とな
る個所のうち、ある1つの特定位置を示す表示を表示画
面上に行い、その位置が押されたことを認識すると、前
記表示を変化させ、順次基準位置を示すように表示さ
せ、押されたことを認識すると表示を変化させるという
処理を繰り返し、全ての基準位置が押され終わるとデー
タを記憶手段に記憶するアナログタッチパネルを備えた
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】 前記基準位置の表示は、+の記号,×の
記号,○の記号,矢印の記号のいずれかであることを特
徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記記号の付近に番号を付けることを特
徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記記号を該当する1箇所に付けること
を特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記記号を点滅させて表示することを特
徴とする請求項4,5又は6に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062655A JP2003263275A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062655A JP2003263275A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003263275A true JP2003263275A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29196324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002062655A Pending JP2003263275A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003263275A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008108275A1 (ja) | 2007-03-07 | 2008-09-12 | Nec Corporation | タッチパネル機能つき表示端末装置及びキャリブレーション方法 |
JP2012234476A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Casio Comput Co Ltd | 情報処理装置、及びプログラム |
JP2012252415A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Toshiba Corp | 情報処理装置及びキャリブレーション方法 |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002062655A patent/JP2003263275A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008108275A1 (ja) | 2007-03-07 | 2008-09-12 | Nec Corporation | タッチパネル機能つき表示端末装置及びキャリブレーション方法 |
JP2012234476A (ja) * | 2011-05-09 | 2012-11-29 | Casio Comput Co Ltd | 情報処理装置、及びプログラム |
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