JP2008276277A - 操作表示装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来よりもさらに操作アイコンの認識率の向上を図ることのできる操作表示装置を提供する。
【解決手段】表示手段と、前記表示手段上に設けられたタッチパネルと、前記タッチパネルにおける押下箇所の座標を検出する座標検出手段と、前記表示手段に表示される操作アイコンに対応する感応領域を設定し、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域を大きく再設定すると共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】表示手段と、前記表示手段上に設けられたタッチパネルと、前記タッチパネルにおける押下箇所の座標を検出する座標検出手段と、前記表示手段に表示される操作アイコンに対応する感応領域を設定し、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域を大きく再設定すると共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、表示手段上にタッチパネルを設けた構成からなる操作表示装置、及び当該操作表示装置を備えた画像形成装置に関する。
例えば、下記特許文献1には、タッチパネルの認識領域(感応領域)の設定において、画面のデザイン的制約によりボタンアイコンの大きさに制限があったり、ボタンアイコン同士が隣接した場合であっても、自動的に認識領域を最適化することにより、タッチパネルの操作性、認識率を向上させる技術が開示されている。なお、ここで「認識率」とは、装置側が、ユーザが意図したボタンアイコン(操作アイコン)を正しく認識する確率を指す。この特許文献1の技術では、押下されたボタンアイコンの認識領域に他のボタンアイコンの認識領域が隣接するか調べ、隣接する場合隣接する認識領域までの間隔に応じて認識領域の補正を行い、隣接しない場合タッチパネルの端までの間隔に応じて補正を行う。また、補正しようとするボタンアイコンの認識領域に他の認識領域が隣接している際に認識領域間に一定以上の間隔があるかどうか調べ、一定以上の間隔がない場合一定の間隔が開くように補正を行う。
特開2003−296027号公報
上述した特許文献1の技術では、表示手段に表示されるボタンアイコンに対応するタッチパネル上の認識領域を広くすることで、タッチパネルの操作性及び認識率の向上を図っていた。しかしながら、ユーザはタッチパネル上の認識領域が広がったことを知ることができないため、小さなボタンアイコンが密集している場合などに現在自分が押下しているボタンアイコンが正しいのか否かの判断が困難であった。従って、ユーザはボタンアイコンを押下して、その後に実行される処理を待たなければ、自分が押下したボタンアイコンが正しいのか否かを確認することができず、結果的にユーザがボタンアイコンの誤操作をしていた場合、ボタンアイコンの誤認識(つまり装置側が、ユーザが意図したボタンアイコンとは異なるボタンアイコンに応じた処理を実行する)が生じる可能性があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、従来よりもさらに操作アイコンの認識率の向上を図ることのできる操作表示装置及び当該操作表示装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、操作表示装置に係る第1の解決手段として、表示手段と、前記表示手段上に設けられたタッチパネルと、前記タッチパネルにおける押下箇所の座標を検出する座標検出手段と、前記表示手段に表示される操作アイコンに対応する感応領域を設定し、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定する制御手段とを具備し、前記制御手段は、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域を大きく再設定すると共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする。
また、操作表示装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記制御手段は、前記座標検出手段によって1回目に検出された前記押下箇所の座標が含まれる感応領域を大きく再設定すると共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御し、前記座標検出手段によって2回目以降に検出された前記押下箇所の座標を基に最終的な押下箇所の座標を決定し、当該最終的な押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定することを特徴とする。
また、操作表示装置に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記制御手段は、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域だけでなく、当該感応領域の周辺の感応領域も大きく再設定すると共に、再設定した各々の感応領域の大きさに応じて当該各々の感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御することを特徴とする。
一方、本発明は、画像形成装置に係る解決手段として、上記第1〜第3のいずれかの解決手段を有する操作表示装置を具備することを特徴とする。
本発明に係る操作表示装置によれば、タッチパネル上で検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域を大きく再設定すると共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように表示手段を制御するので、小さな操作アイコンが密集している場合などにおいても、ユーザは押下した操作アイコンに応じた処理の実行を待たずして自分が押下した操作アイコンが正しいのか否かを視覚的に確認することができるので、ユーザの誤操作(つまり意図したものとは違う操作アイコンを押下すること)を防止し、操作アイコンの認識率の向上を図ることが可能である。
また、上記のような操作表示装置において、1回目に検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域を大きく再設定すると共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御し、2回目以降に検出された押下箇所の座標を基に最終的な押下箇所の座標を決定し、当該最終的な押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定する構成を採用することにより、1回目の押下によって操作アイコンが大きく表示された際に、ユーザが操作アイコンの誤操作に気付き、他の正しい操作アイコンを押下した場合にも対応することができるので、操作アイコンの認識率の向上に寄与する。
また、上記のような操作表示装置において、検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域だけでなく、当該感応領域の周辺の感応領域も大きく再設定すると共に、再設定した各々の感応領域の大きさに応じて当該各々の感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御するような構成を採用することにより、操作アイコンの視認性がさらに向上するので、ユーザは自分が押下した操作アイコンの確認をより簡単且つ正確に行うことができるので、ユーザの誤操作の防止に寄与し、さらには操作アイコンの認識率の向上に寄与する。
一方、本発明に係る画像形成装置によれば、上記のような特徴を有する操作表示装置を具備することにより、従来よりもさらに操作アイコンの認識率の向上を図ることのでき、ユーザの意図した通りの処理を実行することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の機能ブロック図である。画像形成装置100は、例えば複写機及び印刷機の機能を有する複合機であり、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、各種センサ群13、用紙搬送部14、画像読取部15、画像データ記憶部16、画像形成部17、通信I/F部18及び操作表示装置19を備えている。なお、符号200は、外部から画像形成装置100へ印刷指示するためのPC(Personal Computer)である。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の機能ブロック図である。画像形成装置100は、例えば複写機及び印刷機の機能を有する複合機であり、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、各種センサ群13、用紙搬送部14、画像読取部15、画像データ記憶部16、画像形成部17、通信I/F部18及び操作表示装置19を備えている。なお、符号200は、外部から画像形成装置100へ印刷指示するためのPC(Personal Computer)である。
CPU10は、ROM11に記憶されている制御プログラムや、各種センサ群13から入力される検出信号、画像データ記憶部16に記憶されている、画像読取部15によって読み取った原稿の画像データ、通信I/F部18を介してPC200から受信した印刷指示信号及び印刷用画像データ、操作表示装置19から入力される操作信号に基づいて画像形成装置100の全体動作を制御する。
ROM11は、CPU10で使用される制御プログラムやその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。RAM12は、CPU10が制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先に用いられるワーキングメモリである。各種センサ群13は、例えば用紙切れ検出センサや、用紙位置検出センサ、温度センサ等の画像形成動作に必要な各種センサであり、それぞれで検出した各種の情報を検出信号としてCPU10に出力する。用紙搬送部14は、図示しない用紙トレイに収納されている用紙を画像形成部17に搬送するための搬送ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータや、画像形成処理後の用紙を図示しない排紙トレイに搬送するための搬送ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータなどから構成されている。
画像読取部15は、図示しない原稿台にセットされた原稿に対して走査状に照明光を照射し、その反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサによって受光してアナログ電圧信号に変換した後、当該アナログ電圧信号をデジタル変換することにより、読み取った原稿の画像データを生成するものである。なお、画像読取部15は、生成した画像データをCPU10に出力し、一方、CPU10は、原稿の画像データを1頁ずつ別個のフォルダに格納して画像データ記憶部16に記憶させる。画像データ記憶部16は、例えばフラッシュメモリであり、CPU10の要求に応じて原稿の画像データを1頁ずつ別個のフォルダに格納して記憶する一方、所定の原稿の画像データをCPU10に出力する。
画像形成部17は、CPU10の制御の下、画像データ記憶部16に記憶されている画像データやPC200から受信した印刷用画像データに基づいて、用紙搬送部14から搬送される用紙にトナー像を転写し、当該トナー像の定着処理(画像形成)を行う。通信I/F部18は、画像形成装置100(詳しくはCPU10)と外部のPC200との間で通信を行うためのインタフェースであり、LAN(Local Area Network)等のネットワークによってPC200と接続されている。
次に、操作表示装置19について図2及び図3を参照して詳細に説明する。図2は、操作表示装置19の機能ブロック図であり、図3は操作表示装置19の外観概略図である。
図2に示すように、操作表示装置19は、操作表示用CPU(制御手段)20、ROM21、RAM22、操作キー群23、タッチパネル24、座標検出部(座標検出手段)25、表示用ドライバ26及び表示部(表示手段)27から構成されている。
図2に示すように、操作表示装置19は、操作表示用CPU(制御手段)20、ROM21、RAM22、操作キー群23、タッチパネル24、座標検出部(座標検出手段)25、表示用ドライバ26及び表示部(表示手段)27から構成されている。
操作表示用CPU20は、ROM21に記憶されている操作表示装置19専用の制御プログラムや、操作キー群23から入力される操作検知信号、座標検出部25から入力される、タッチパネル24上の押下箇所の座標を示す座標検出信号、上述したCPU10から入力される表示制御信号に基づいて操作表示装置19の全体動作を制御する。具体的には、この操作表示用CPU20は、表示部27に表示される操作アイコンに対応する感応領域を設定し、座標検出部25によって検出されたタッチパネル24上の押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定し、当該判定結果や操作キー群23から入力される操作検知信号を操作信号としてCPU10に出力する。また、この操作表示用CPU20は、CPU10から入力される表示制御信号を基に、表示用ドライバ26への入力信号(同期信号や画像データ)を生成して表示用ドライバ26に出力する。
ROM21は、操作表示用CPU20で使用される操作表示装置19専用の制御プログラムやその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。RAM22は、操作表示用CPU20が操作表示装置19専用の制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先に用いられるワーキングメモリである。操作キー群23は、図3に示すように、コピースタートキー23a、コピーストップキー23b、電源キー23c、テンキー23dやその他の各種操作キーから構成されており、各々の操作入力に応じた信号(操作検知信号)を操作表示用CPU20に出力する。
タッチパネル24は、押下箇所の座標の検出方式としてアナログ抵抗膜方式を採用したタッチパネルであり、押下箇所のX座標、Y座標を示すアナログ電圧信号を座標検出部25に出力する。なお、このアナログ抵抗膜方式については既に公知の技術であるので、詳細な説明を省略する。座標検出部25は、タッチパネル24から入力されるX座標、Y座標を示すアナログ電圧信号をデジタル変換して、X座標を示す電圧値VxとY座標を示す電圧値Vyとを取得し、予めROM21に記憶されている、X座標と電圧値Vxとの対応関係及びY座標と電圧値Vyとの対応関係を基に押下箇所のX座標及びY座標を検出し、これらXY座標を示す座標検出信号を操作表示用CPU20に出力する。
表示用ドライバ26は、操作表示用CPU20からの入力信号(同期信号や画像データ)に応じた表示部27用の駆動信号を生成して表示部27に出力する。表示部27は、例えば液晶パネルであり、表示用ドライバ26から入力される駆動信号(走査信号やデータ信号)に応じた画像を表示する。なお、図2では、説明の便宜上、タッチパネル24と表示部27とが離れて設置されているように記載されているが、実際には、図3に示すように、表示部27上にタッチパネル24が重なるように配置され両者は一体構成となっている。
次に、上記のように構成された本実施形態に係る画像形成装置100の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。なお、本体側である画像形成装置100の画像形成動作(複写・印刷動作)については従来と同様であるため説明を省略し、以下では本実施形態の操作表示装置19における特徴的な動作について説明する。
なお、表示部27には、図5に示すように、操作アイコン「A」〜「F」が表示されているものと想定する。すなわち、操作表示装置19の操作表示用CPU20は、表示部27に表示されている操作アイコン「A」〜「F」に対応する感応領域を設定し、座標検出部25によって検出されたタッチパネル24上の押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定する。ここで、図5中の網掛け部分が感応領域であり、つまり初期状態において操作アイコン「A」〜「F」の表示上の大きさと、操作アイコン「A」〜「F」の各々に対応する感応領域の大きさとは同一の大きさである。
まず、図4に示すように、操作表示用CPU20は、座標検出部25からタッチパネル24上の押下箇所のXY座標を示す座標検出信号が入力され、押下箇所のXY座標を取得すると(ステップS1)、当該取得したXY座標が1回目に検出されたものであるか否かを判定する(ステップS2)。このステップS2において、取得したXY座標が1回目に検出されたものである場合(YES)、操作表示用CPU20は、取得した押下箇所のXY座標が含まれる感応領域を大きく再設定する(ステップS3)と共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように表示用ドライバ26用の入力信号を生成して表示用ドライバ26に出力する(ステップS4)。
以下、図6及び7を参照して、例えば押下箇所のXY座標が操作アイコン「B」に対応する感応領域に含まれていた場合における、感応領域の再設定及び操作アイコンの表示方法の例について説明する。図6(a)は、操作アイコン「B」の感応領域及び表示上の大きさを大きくした場合の表示例である。この例では、操作アイコン「B」だけの感応領域及び表示上の大きさを拡大した場合を示している。図6(b)は、操作アイコン「B」の感応領域及び表示上の大きさを拡大し、操作アイコン「A」及び「C」の表示位置(感応領域も含む)を移動させた場合を示している。このように、再設定した操作アイコン「B」の感応領域及び表示上の大きさや周囲の操作アイコンの配置によって表示上の制限がある場合は、他の操作アイコンの表示位置を移動させても良い。
また、図7(a)に示すように、操作アイコン「B」の感応領域及び表示上の大きさを拡大し、操作アイコン「A」、「C」、「D」〜「F」の感応領域及び表示上の大きさを縮小しても良い。この場合も図6(b)と同様に、表示上の制限がある場合に有効である。また、図7(b)に示すように、操作アイコン「B」だけでなく、その周囲の操作アイコン「A」及び「C」の感応領域及び表示上の大きさを拡大しても良い。再設定する周囲の操作アイコンとしては、操作アイコン「B」に対して横並びの操作アイコンだけでなく、縦並びの操作アイコンでも良いし、斜め方向に配列している操作アイコンでも良い。また、図6(b)、図7(a)、(b)で説明した方法を組み合わせても良い。なお、押下箇所のXY座標が含まれる感応領域及び当該感応領域に対応する操作アイコン(上記の例では、操作アイコン「B」)の拡大率は常に一定でなくとも良く、現在表示部27に表示している画面や他の操作アイコンの配置などに応じて適宜変更しても良い。
このように、小さな操作アイコン「A」〜「F」が密集している場合などにおいても、ユーザは押下した操作アイコンに応じた処理の実行を待たずして自分が押下した操作アイコンが正しいのか否かを視覚的に確認することができるので、ユーザの誤操作(つまり意図したものとは違う操作アイコンを押下すること)を防止し、操作アイコンの認識率の向上を図ることが可能である。また、押下した操作アイコンだけでなく、その周囲の操作アイコンも大きく表示することにより、操作アイコンの視認性がさらに向上するので、ユーザは自分が押下した操作アイコンの確認をより簡単且つ正確に行うことができるので、ユーザの誤操作の防止に寄与し、さらには操作アイコンの認識率の向上に寄与する。
操作表示用CPU20は、上述のように、操作アイコン「B」の感応領域及び表示上の大きさを大きく再設定した後、ステップS1の処理に戻る。
一方、ステップS2において、取得したXY座標が1回目に検出されたものではない場合、つまり2回目以降に検出したXY座標である場合(NO)、操作表示用CPU20は、2回目以降に取得したXY座標の平均値を最終的なXY座標に決定する(ステップS5)。具体的には、例えば2回目、3回目、4回目の各々で取得したXY座標の平均値を最終的なXY座標に決定する。これは、従来において、タッチパネル24への押下を検知した場合に、所定回数(例えば3回)だけXY座標をサンプリング(検出)して、これらサンプリングしたXY座標の平均値を最終的なXY座標に決定していたためである。本実施形態では、上述したように、1回目のXY座標のサンプリングで、押下箇所のXY座標が含まれる感応領域及び当該感応領域に対応する操作アイコンの拡大を行うので、1回目の押下によって操作アイコン(上記の例では操作アイコン「B」)が大きく表示された際に、ユーザが操作アイコンの誤操作に気付き、他の正しい操作アイコンを押下した場合にも対応することができ、操作アイコンの認識率の向上に寄与する。
なお、2回目に取得したXY座標が含まれる感応領域と1回目に取得したXY座標が含まれる感応領域とを比較して両者が異なる場合、つまり1回目の押下によって操作アイコンが大きく表示された際に、ユーザが操作アイコンの誤操作に気付き、他の正しい操作アイコンを押下した場合、2回目に取得したXY座標が含まれる感応領域の大きさ及び当該感応領域に対応する操作アイコンの表示上の大きさを拡大しても良い。
そして、操作表示用CPU20は、ステップS5で決定した最終的なXY座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定し(ステップS6)、その判定結果を操作信号として本体側のCPU10に出力する(ステップS7)。これにより、本体側のCPU10は、操作表示用CPU20から入力される操作信号を基に、ユーザが押下した操作アイコンに応じた処理を実行する。
以上のように、本実施形態に係る操作表示装置19を具備する画像形成装置100によれば、従来よりもさらに操作アイコンの認識率の向上を図ることのでき、ユーザの意図した通りの処理を実行することが可能である。
なお、上記実施形態では、操作表示装置19に専用のROM21及びRAM22を設けた構成を例示したが、これらROM21及びRAM22の機能を本体側(画像形成装置100)のROM11及びRAM12に統合して、ROM21及びRAM22を削除しても良い。また、操作表示用CPU20の機能を本体側(画像形成装置100)のCPU10に統合しても良い。
また、上記実施形態では、アナログ抵抗膜方式を採用するタッチパネル24を例示して説明したが、押下箇所の座標検出方式はこれに限らず、例えば静電容量方式や、赤外線方式、超音波方式等を採用するタッチパネルを使用しても良い。また、上記実施形態では、操作表示装置19を具備する画像形成装置100として複合機を例示して説明したが、これに限らず、例えばファクシミリ装置やコピー機等の他のOA機器に操作表示装置19を具備させても良い。さらに、本実施形態に係る操作表示装置19を画像形成装置だけでなく、その他の機器、例えばPDA等の携帯端末や銀行のATMなどに適用しても良い。
100…画像形成装置、10…CPU(Central Processing Unit)、11、21…ROM(Read Only Memory)、12、22…RAM(Random Access Memory)、13…各種センサ群、14…用紙搬送部、15…画像読取部、16…画像データ記憶部、17…画像形成部、18…通信I/F部、19…操作表示装置、20…操作表示用CPU、23…操作キー群、24…タッチパネル、25…座標検出部、26…表示用ドライバ、27…表示部、23a…コピースタートキー、23b…コピーストップキー、23c…電源キー、23d…テンキー、200…PC(Personal Computer)
Claims (4)
- 表示手段と、
前記表示手段上に設けられたタッチパネルと、
前記タッチパネルにおける押下箇所の座標を検出する座標検出手段と、
前記表示手段に表示される操作アイコンに対応する感応領域を設定し、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定する制御手段とを具備し、
前記制御手段は、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域を大きく再設定すると共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御する、
ことを特徴とする操作表示装置。 - 前記制御手段は、前記座標検出手段によって1回目に検出された前記押下箇所の座標が含まれる感応領域を大きく再設定すると共に、再設定した感応領域の大きさに応じて当該感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御し、前記座標検出手段によって2回目以降に検出された前記押下箇所の座標を基に最終的な押下箇所の座標を決定し、当該最終的な押下箇所の座標が含まれる感応領域に対応する操作アイコンが押下されたと判定する、
ことを特徴とする請求項1記載の操作表示装置。 - 前記制御手段は、前記検出された押下箇所の座標が含まれる感応領域だけでなく、当該感応領域の周辺の感応領域も大きく再設定すると共に、再設定した各々の感応領域の大きさに応じて当該各々の感応領域に対応する操作アイコンを大きく表示するように前記表示手段を制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の操作表示装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の操作表示装置を具備することを特徴とする画像形成装置。
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