JP2003261920A - 除塵機 - Google Patents

除塵機

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JP2003261920A
JP2003261920A JP2002065845A JP2002065845A JP2003261920A JP 2003261920 A JP2003261920 A JP 2003261920A JP 2002065845 A JP2002065845 A JP 2002065845A JP 2002065845 A JP2002065845 A JP 2002065845A JP 2003261920 A JP2003261920 A JP 2003261920A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降高さを大きく設定することができ、上昇
時にはアームなどがをコンパクトに収納する。 【解決手段】 支持フレーム2の駆動側昇降体3に上下
動昇降可能に支持された第1昇降アーム4と、駆動側昇
降体3に回転自在に軸支され支持フレーム2と第1昇降
フレーム4の相対する両面のラック21,41に同時に噛合
する駆動側昇降ギヤ31と、第1昇降アーム4に沿って上
下動昇降可能に支持された従動側昇降体5と、この従動
側昇降体5に上下動昇降可能に支持された第2昇降アー
ム6と、従動側昇降体5に回転自在に軸支され第1昇降
フレーム4と第2昇降フレーム6の相対する両面のラッ
ク41A,61に同時に噛合する従動側昇降ギヤ51と、支持
フレーム2に対して駆動側昇降体3を昇降駆動する昇降
駆動手段7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降するレーキを
備えた除塵機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種のものと
して、実公昭57−43948号公報には、傾動自在に
支持されたガイドフレームと、そのガイドフレームに案
内される上下昇降自在な昇降ブロックと、この昇降ブロ
ックに上下摺動自在に抱持され下端部にレーキを取付け
たレーキアーム、及び昇降ブロックに回転自在に軸支さ
れ且つガイドフレームとレーキアームの相対する両面の
ラックに同時に噛合わされた昇降ギヤーとよりなり、前
記ガードフレームには、その上下両部にチェーンホイー
ルとその間に張掛した無端チェーン、及び無端チェーン
を駆動する駆動装置とを設け、無端チェーンの一部に前
記昇降ブロックを連結してなるラック式除塵機が提案さ
れている。
【0003】上記ラック式除塵機では、昇降ギヤーがガ
イドフレームとレーキアームの相対するラックに挟まれ
た状態で同時に両ラックに噛合しているから、昇降ブロ
ックがチェーンの引張りにより、引き上がられ又は降下
すると、レーキアームは、その2倍の上昇又は降下する
ことになる(公報第3欄39行〜第4欄6行)。
【0004】このように上記のラック式除塵機ではレー
キアームの2倍の長さで昇降が可能となるから、上昇時
にはアームなどを約2分の1に収納することができる。
【0005】しかし、単にガイドフレームとレーキアー
ムを組み合わせたものでは、昇降高さに限界があり、昇
降高さを大きくすることができる除塵機が望まれてい
る。
【0006】そこで、本発明は、昇降高さを大きく設定
することができ、上昇時にはアームなどがをコンパクト
に収納することができる除塵機を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、水路
上の支持部に支持された支持フレームと、この支持フレ
ームに沿って上下昇降可能に支持された駆動側昇降体
と、この駆動側昇降体に上下動昇降可能に支持された第
1昇降アームと、前記駆動側昇降体に回転自在に軸支さ
れ前記支持フレームと第1昇降フレームの相対する両面
のラックに同時に噛合する駆動側昇降ギヤと、前記第1
昇降アームに沿って上下動昇降可能に支持された従動側
昇降体と、この従動側昇降体に上下動昇降可能に支持さ
れた第2昇降アームと、前記従動側昇降体に回転自在に
軸支され前記第1昇降フレームと第2昇降フレームの相
対する両面のラックに同時に噛合する従動側昇降ギヤ
と、前記支持フレームに対して前記駆動側昇降体を昇降
駆動する昇降駆動手段と、前記駆動側昇降体の第1昇降
アームに対する上下方向の移動により前記従動側昇降体
を第1昇降アームに対して上下逆方向に移動する従動駆
動機構と、前記第2昇降アーム又は第2昇降アームに対
して上下動可能に支持されたアームに設けられたレーキ
とを備えたものである。
【0008】請求項1の構成によれば、昇降駆動手段に
より、駆動側昇降体を支持フレームに沿って長さLだけ
降下すると、支持フレームと第1昇降フレームの相対す
る両面のラックに同時に噛合する駆動側昇降ギヤによ
り、昇降側駆動体に対して第1昇降アームが長さLだけ
降下し、その結果、第1昇降アームは長さ2L降下す
る。
【0009】この際、第1昇降アームに対して、駆動側
昇降体は、相対的に長さLだけ上に移動する。従動駆動
機構は、駆動側昇降体の第1昇降アームに対する上下方
向の移動により前記従動側昇降体を第1昇降アームに対
して上下逆方向に移動するから、従動側昇降体は、第1
昇降アームに対して長さLだけ降下し、第1及び第2昇
降フレームの相対する両面のラックに同時に噛合する従
動側昇降ギヤにより、従動側昇降体に対して第2昇降ア
ームが長さLだけ降下し、第2昇降アームは長さ2L降
下する。したがって、第1昇降アームは長さ2L降下
し、その第1昇降アームに対して第2昇降アームは長さ
2L降下するから、全体として、第2昇降アームは、長
さLの4倍降下する。
【0010】また、請求項2の発明は、前記従動駆動機
構は、前記第1昇降アームの上下に設けられたホイール
と、上側の前記ホイールに掛装され端部を駆動側及び従
動側昇降体に連結した上側索状体と、下側の前記ホイー
ルに掛装され端部を駆動側及び従動側昇降体に連結した
下側索状体とを備えるものである。
【0011】請求項2の構成によれば、第1昇降アーム
に対して駆動側昇降体が上昇すると、下側のホイールに
掛装された下側索状体により従動側昇降体が引っ張られ
て降下し、逆に第1昇降アームに対して駆動側昇降体が
降下すると、上側のホイールに掛装された上側索状体に
より従動側昇降体が引っ張られて上昇し、このように駆
動側昇降体だけを駆動することにより、従動側昇降体の
逆方向の昇降を確実に行うことができる。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の除塵機の第1実施形
態について、図1〜図3を参照しながら説明する。同図
に示すように、水路上に支持部たる架台1または走行台
車が設けられ、この架台1にほぼ上下方向の支持フレー
ム2を傾動自在に支持し、この支持フレーム2の後部
に、ラック21を設けると共に駆動側昇降体3を上下昇降
可能に支持し、この駆動側昇降体3は前記ラック21に噛
合する昇降ギヤ31を有し、前記駆動側昇降体3の後部に
第1昇降アーム4を上下昇降可能に支持し、この第1昇
降アーム4の前部に、前記昇降ギヤ31に噛合するラック
41を設け、前記第1昇降アーム3の後部に、ラック41A
を設けると共に従動側昇降体5を上下昇降可能に支持
し、この従動側昇降体5は前記ラック41Aに噛合する昇
降ギヤ51を有し、前記従動側昇降体5の後部に第2昇降
アーム6を上下昇降可能に支持し、この第2昇降アーム
6の前部に、前記昇降ギヤ51に噛合するラック61を設け
る。この例では、第2昇降アーム6によりレーキアーム
を構成している。
【0013】前記支持フレーム2の途中がピン11により
前記架台1に枢着され、その支持フレーム2の上部と架
台1とに傾動手段たる伸縮シリンダー12の端部をピン結
合し、伸縮シリンダー12の伸縮により前記支持フレーム
2を傾動する。
【0014】前記支持フレーム2にはその上下に一対の
チェーンホイール22,22Aが設けられ、これらチェーン
ホイール22,22Aにチェーン23を張掛する。そして、上
部チェーンホイール22を経たチェーン23の一端231を駆
動側昇降体3の上部に固着し、下部チェーンホイール22
Aを経たチェーン23の他端232を駆動側昇降体3の下部
に固着し、チェーン23を駆動側昇降体3を介してエンド
レスに張掛する。
【0015】前記駆動側昇降体3には、支持フレーム2
に対する案内及び第1昇降アーム4の上下摺動を円滑に
行わせるために、ガイドローラ32,32Aが設けられ、そ
の各々が支持フレーム2と第1昇降アーム4の案内溝2
M,4Mに沿って転動し、前記昇降ギヤ31が両ラック2
1,41に噛合する。このようにガイドローラ32が案内溝
2Mに係合することにより、支持フレーム2に駆動側昇
降体3が上下動可能に支持され、ガイドローラ32Aが案
内溝4Mに係合することにより、駆動側昇降体3に第1
昇降アーム4が上下動可能に支持される。
【0016】また、前記支持フレーム2にはその上部に
昇降駆動手段7が設けられ、この昇降駆動手段7は、ブ
レーキ付ギヤードモータ71と、このモータ71の回転を前
記チェーンホイール22に伝達するチェーン72又は歯車と
を備える。
【0017】前記第1昇降アーム4にはその上下に一対
のチェーンホイール42,42Aが設けられ、これらチェー
ンホイール42,42Aにチェーン43を張掛する。そして、
上部チェーンホイール42を経た上側索状体たるチェーン
43の前側の一端431を前記駆動側昇降体3の上部に固着
すると共に、後側の他端431Aを従動側昇降体5の上部
に固着し、下部チェーンホイール42Aを経た下側索状体
たるチェーン43Aの前側の一端432を駆動側昇降体3の
下部に固着すると共に、後側の他端432Aを従動側昇降
体5の下部に固着し、チェーン43を駆動側昇降体3及び
従動側昇降体5を介してエンドレスに張掛する。そし
て、チェーンホイール42,42A,チェーン43,43A及び従
動側昇降体5により、従動駆動機構55が構成されてい
る。
【0018】前記駆動側昇降体5には、第1昇降アーム
4に対する案内及び第2昇降アーム6の上下摺動を円滑
に行わせるために、ガイドローラ52,52Aが設けられ、
その各々が第1昇降アーム4と第2昇降アーム6の案内
溝4M,6Mに沿って転動し、前記昇降ギヤ51が両ラッ
ク41A,61に噛合する。このようにガイドローラ52が案
内溝4Mに係合することにより、第1昇降アーム4に従
動側昇降体5が上下動可能に支持され、ガイドローラ52
Aが案内溝6Mに係合することにより、駆動側昇降体5
に第2昇降アーム6が上下動可能に支持される。尚、支
持フレーム2及び昇降アーム4,6は、案内溝2M,4
M,6Mが平行になるように組立てられている。
【0019】前記第2昇降アーム6の下端にレーキ62を
設け、このレーキ62がスクリーン8に沿って昇降し、上
昇時にスクリーン8が捕捉した塵芥類を水路上に掻き揚
げる。
【0020】尚、前記支持フレーム2及び昇降アーム
4,6は、水路の幅方向に間隔をおいて複数設けること
ができ、図示しない横フレームなどによりそれぞれ一体
的に設けられている。
【0021】次に、前記構成につき、その作用を説明す
ると、昇降駆動手段7により、チェーンホイール22を図
1中時計回り方向に回転すると、チェーン23に引張られ
て駆動側昇降体3が長さLだけ降下する。駆動側昇降体
3が長さLだけ降下する際、支持フレーム2と第1昇降
フレーム4の相対する両面のラック21,41に同時に噛合
する駆動側昇降ギヤ31が回転し、この回転により昇降側
駆動体3に対して第1昇降アーム4が長さLだけ降下
し、第1昇降アーム4は長さ2L降下する。
【0022】この際、第1昇降アーム4に対して、駆動
側昇降体3は、相対的に長さLだけ上に移動すると、そ
の駆動側昇降体3とチェーン43,43Aにより連結された
従動側駆動体5は、第1昇降アーム4に対して長さLだ
け下方に移動するから、従動側昇降体5は、第1昇降ア
ーム4に対して長さLだけ降下し、第1及び第2昇降フ
レーム4,6の相対する両面のラック41A,61に同時に
噛合する従動側昇降ギヤ51により、従動側昇降体5に対
して第2昇降アーム6が長さLだけ降下し、第2昇降ア
ーム6は長さ2L降下する。したがって、第1昇降アー
ム4は長さ2L降下し、その第1昇降アーム4に対して
第2昇降アーム6は長さ2L降下するから、全体とし
て、第2昇降アーム6は、長さLの4倍降下する。
【0023】そして、図3に示すように、レーキ62の最
大上方位置では、フレーム2及びアーム4,6の上下寸
法はほぼ長さ2Lで収まり、降下時には長さLの4倍降
下可能となる。
【0024】このように本実施形態では、請求項1に対
応して、水路上の支持部たる架台1に支持された支持フ
レーム2と、この支持フレーム2に沿って上下昇降可能
に支持された駆動側昇降体3と、この駆動側昇降体3に
上下動昇降可能に支持された第1昇降アーム4と、駆動
側昇降体3に回転自在に軸支され支持フレーム2と第1
昇降フレーム4の相対する両面のラック21,41に同時に
噛合する駆動側昇降ギヤ31と、第1昇降アーム4に沿っ
て上下動昇降可能に支持された従動側昇降体5と、この
従動側昇降体5に上下動昇降可能に支持された第2昇降
アーム6と、従動側昇降体5に回転自在に軸支され第1
昇降フレーム4と第2昇降フレーム6の相対する両面の
ラック41A,61に同時に噛合する従動側昇降ギヤ51と、
支持フレーム2に対して駆動側昇降体3を昇降駆動する
昇降駆動手段7と、駆動側昇降体3の第1昇降アーム4
に対する上下方向の移動により従動側昇降体5を第1昇
降アーム4に対して上下逆方向に移動する従動駆動機構
55と、第2昇降アーム6に設けられたレーキ62とを備え
たから、昇降駆動手段7により、駆動側昇降体3を支持
フレーム2に沿って長さLだけ降下すると、支持フレー
ム2と第1昇降フレーム4の相対する両面のラック21,
41に同時に噛合する駆動側昇降ギヤ31により、駆動側昇
降体に対して第1昇降アーム4が長さLだけ降下し、第
1昇降アーム4は長さ2L降下する。この際、第1昇降
アーム4に対して、駆動側昇降体3は、相対的に長さL
だけ上に移動する。従動駆動機構55は、駆動側昇降体3
の第1昇降アーム4に対する上下方向の移動により従動
側昇降体5を第1昇降アーム4に対して上下逆方向に移
動するから、従動側昇降体5は、第1昇降アーム4に対
して長さLだけ降下し、第1及び第2昇降フレーム4,
6の相対する両面のラック41A,61に同時に噛合する従
動側昇降ギヤ51により、従動側昇降体5に対して第2昇
降アーム6が長さLだけ降下し、第2昇降アーム6は長
さ2L降下する。したがって、第1昇降アーム4は長さ
2L降下し、その第1昇降アーム4に対して第2昇降ア
ーム6は長さ2L降下するから、全体として、第2昇降
アーム6は、長さLの4倍降下する。また、図1のレー
キ62の最下位置から、レーキ62の上昇方向に昇降駆動手
段7を駆動すれば、逆にレーキ62が上昇する。
【0025】また、このように本実施形態では、請求項
2に対応して、従動駆動機構55は、第1昇降アーム4の
上下に設けられたホイールたるチェーンホイール42,42
Aと、上側のチェーンホイール42に掛装され端部を駆動
側及び従動側昇降体3,5に連結した上側索状体たるチ
ェーン43と、下側のチェーンホイール42Aに掛装され端
部を駆動側及び従動側昇降体3,5に連結した下側索状
体たるチェーン43Aとを備えるから、第1昇降アーム4
に対して駆動側昇降体3が上昇すると、下側のチェーン
ホイール42Aに掛装されたチェーン43Aにより従動側昇
降体5が引っ張られて降下し、逆に第1昇降アーム4に
対して駆動側昇降体3が降下すると、上側のチェーンホ
イール42に掛装されたチェーン43により従動側昇降体5
が引っ張られて上昇し、このように駆動側昇降体3を支
持フレーム2に対して昇降駆動することにより、従動側
昇降体5の逆方向の昇降を確実に行うことができる。
【0026】図4は本発明の第2実施形態を示し、上記
第1実施形態と同一部分に同一符号を付し、その詳細な
説明を省略して詳述すると、この例は、他の昇降駆動手
段7Aを示し、この昇降駆動手段7Aは前記駆動側昇降
体3に一体的に設けた取付部73と、この取付部73に設け
られ、前記昇降駆動ギヤ31を回転駆動するブレーキ付ギ
ヤードモータ74とからなり、これにより前記昇降駆動手
段7,チェーンホイール22,22A及びチェーン23を設け
ていない。
【0027】したがって、昇降駆動手段7Aにより、駆
動側昇降ギヤ31を回転駆動し、支持フレーム2に対して
駆動側昇降体3を降下すれば、レーキ62が降下し、駆動
側昇降ギヤ31を逆方向に回転駆動すれば、レーキ62が上
昇する。
【0028】このように本実施形態においても、請求項
1及び2に対応して、上記第1実施形態と同様な作用・
効果を奏する。
【0029】図5及び図6は本発明の第3実施形態を示
し、上記各実施形態と同一部分に同一符号を付し、その
詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、第1昇
降アーム4と第3昇降アーム6Aとの間に第2昇降アー
ム4Aを設け、この第2昇降アーム4Aは前記第1昇降
アーム4と同一構成のものである。また、第2昇降アー
ム4Aと第3昇降アーム6Aとの間に、前記従動側昇降
体5と同一構成の従動側昇降体5Aが設けられている。
そして、前記従動側昇降体5の後部に前記第2昇降アー
ム4Aを上下昇降可能に支持し、この第2昇降アーム4
Aの前部に、前記従動側昇降体5の昇降ギヤ51に噛合す
るラック41を設け、前記第2昇降アーム4Aの後部に、
ラック41Aを設けると共に前記従動側昇降体5Aを上下
昇降可能に支持し、この従動側昇降体5Aは前記ラック
41Aに噛合する昇降ギヤ51を有し、前記従動側昇降体5
Aの後部に第3昇降アーム6Aを上下昇降可能に支持
し、この第3昇降アーム6Aの前部に、前記従動側昇降
体5Aの昇降ギヤ51に噛合するラック61を設ける。ま
た、この例の従動駆動機構55Aは、駆動側昇降体5の第
2昇降アーム4Aに対する上下方向の移動により従動側
昇降体5Aを第2昇降アーム4Aに対して上下逆方向に
移動するものである。
【0030】前記第2昇降アーム4Aにはその上下に一
対のチェーンホイール42,42Aが設けられ、これらチェ
ーンホイール42,42Aにチェーン43,43Aを張掛する。
そして、上部チェーンホイール42を経た上側索状体たる
チェーン43の前側の一端431を前記従動側昇降体5の上
部に固着すると共に、後側の他端431Aを前記従動側昇
降体5Aの上部に固着し、下部チェーンホイール42Aを
経た下側索状体たるチェーン43Aの前側の一端432を前
記従動側昇降体5の下部に固着すると共に、後側の他端
432Aを前記従動側昇降体5Aの下部に固着し、チェー
ン43を従動側昇降体5及び従動側昇降体5Aを介してエ
ンドレスに張掛する。そして、第2昇降アーム4Aのチ
ェーンホイール42,42A,チェーン43,43A及び従動側
昇降体5Aにより、従動駆動機構55Aが構成されてい
る。そして、この例では、レーキ62を設けた第3昇降ア
ーム6Aによりレーキアームを構成している。
【0031】そして、この例では、図6に示すように、
第2昇降アーム4Aが長さLの4倍降下し、さらに、第
2昇降アーム4Aに対して第3昇降アーム6Aが長さ2
L降下するから、全体で第3昇降アーム6Aを長さ6L
降下することができる。
【0032】このように本実施形態では、請求項1に対
応して、水路上の支持部たる架台1に支持された支持フ
レーム2と、この支持フレーム2に沿って上下昇降可能
に支持された駆動側昇降体3と、この駆動側昇降体3に
上下動昇降可能に支持された第1昇降アーム4と、駆動
側昇降体3に回転自在に軸支され支持フレーム2と第1
昇降フレーム4の相対する両面のラック21,41に同時に
噛合する駆動側昇降ギヤ31と、第1昇降アーム4に沿っ
て上下動昇降可能に支持された従動側昇降体5と、この
従動側昇降体5に上下動昇降可能に支持された第2昇降
アーム4Aと、従動側昇降体5に回転自在に軸支され第
1昇降フレーム4と第2昇降フレーム4Aの相対する両
面のラック41A,41に同時に噛合する従動側昇降ギヤ51
と、支持フレーム2に対して駆動側昇降体3を昇降駆動
する昇降駆動手段7と、駆動側昇降体3の第1昇降アー
ム4に対する上下方向の移動により従動側昇降体5を第
1昇降アーム4に対して上下逆方向に移動する従動駆動
機構55と、第2昇降アーム4Aに対して上下動可能に支
持されたアームたる第3昇降アーム6Aに設けられたレ
ーキ62を備えたから、上記第1実施形態と同様な作用・
効果を奏する。また、従動駆動機構55を備えるから、請
求項2に対応して、上記第1実施形態と同様な作用・効
果を奏する。
【0033】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
第3実施形態では、2つの昇降アーム4,4Aを備えた
例を示したが、さらに、同一構成の昇降アームと従動側
昇降体とを増やすようにしてもよい。また、実施形態で
は、ラック及び昇降ギヤは、ピンラック及びピンギヤを
図示したが、チェーンラック,スプロケットホイール,
ラックギヤ,ピニオン等を組み合わせて用いることがで
きる。また、ホイールもチェーンホイールもチェーンホ
イールに限らず、使用する索状体により各種のホイール
を用いることができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、前記支持フレームに
対して前記駆動側昇降体を昇降駆動する昇降駆動手段
と、前記駆動側昇降体の第1昇降アームに対する上下方
向の移動により前記従動側昇降体を第1昇降アームに対
して上下逆方向に移動する従動駆動機構と、前記第2昇
降アーム又は第2昇降アームに対して上下動可能に支持
されたアームに設けられたレーキとを備えたものであ
り、昇降高さを大きく設定することができ、上昇時には
アームなどがをコンパクトに収納することができる除塵
機を提供することができる。
【0035】また、請求項2の発明は、前記従動駆動機
構は、前記第1昇降アームの上下に設けられたホイール
と、上側の前記ホイールに掛装され端部を駆動側及び従
動側昇降体に連結した上側索状体と、下側の前記ホイー
ルに掛装され端部を駆動側及び従動側昇降体に連結した
下側索状体とを備えるものであり、昇降高さを大きく設
定することができ、上昇時にはアームなどがをコンパク
トに収納することができる除塵機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す側面図である。
【図2】同上、平断面図である。
【図3】同上、側面説明図であり、レーキの上昇位置を
示す。
【図4】本発明の第2実施形態を示す平断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す側面説明図であ
る。
【図6】同上、レーキが降下位置の側面説明図である。
【符号の説明】 1 架台(支持部) 2 支持フレーム 21 ラック 3 駆動側昇降体 31 駆動側昇降ギヤ 4 第1昇降アーム 41 ラック 41A ラック 42,42A チェーンホイール(ホイール) 43,43A チェーン(上側,下側索状体) 5 従動側昇降体 51 従動側昇降ギヤ 55 従動駆動機構 6 第2昇降アーム 61 ラック 62 レーキ 7,7A 昇降駆動手段 4A 第2昇降アーム 6A 第3昇降アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路上の支持部に支持された支持フレー
    ムと、この支持フレームに沿って上下昇降可能に支持さ
    れた駆動側昇降体と、この駆動側昇降体に上下動昇降可
    能に支持された第1昇降アームと、前記駆動側昇降体に
    回転自在に軸支され前記支持フレームと第1昇降フレー
    ムの相対する両面のラックに同時に噛合する駆動側昇降
    ギヤと、前記第1昇降アームに沿って上下動昇降可能に
    支持された従動側昇降体と、この従動側昇降体に上下動
    昇降可能に支持された第2昇降アームと、前記従動側昇
    降体に回転自在に軸支され前記第1昇降フレームと第2
    昇降フレームの相対する両面のラックに同時に噛合する
    従動側昇降ギヤと、前記支持フレームに対して前記駆動
    側昇降体を昇降駆動する昇降駆動手段と、前記駆動側昇
    降体の第1昇降アームに対する上下方向の移動により前
    記従動側昇降体を第1昇降アームに対して上下逆方向に
    移動する従動駆動機構と、前記第2昇降アーム又は第2
    昇降アームに対して上下動可能に支持されたアームに設
    けられたレーキとを備えたことを特徴とする除塵機。
  2. 【請求項2】 前記従動駆動機構は、前記第1昇降アー
    ムの上下に設けられたホイールと、上側の前記ホイール
    に掛装され端部を駆動側及び従動側昇降体に連結した上
    側索状体と、下側の前記ホイールに掛装され端部を駆動
    側及び従動側昇降体に連結した下側索状体とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の除塵機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101332278B1 (ko) 2013-09-11 2013-11-22 에이치씨테크 주식회사 동조기어장치를 가지는 상승개폐식 로터리 제진기

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