JP2003260970A - カップホルダ - Google Patents

カップホルダ

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JP2003260970A JP2002064049A JP2002064049A JP2003260970A JP 2003260970 A JP2003260970 A JP 2003260970A JP 2002064049 A JP2002064049 A JP 2002064049A JP 2002064049 A JP2002064049 A JP 2002064049A JP 2003260970 A JP2003260970 A JP 2003260970A
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誠 岡田
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靖之 三井
Toshiaki Abe
稔晃 阿部
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み付け工数、部品点数が少なく、がたつき
の少ないカップホルダを提供することを課題とする。 【解決手段】 カップホルダ1は、ケース2と、ケース
2に収納可能に配置された第一ホルダ3と、第一ホルダ
3に展開可能に配置された第二ホルダ4と、を備える。
ケース2は、延在部22と湾曲部23とを有するガイド
部21を持つ。第一ホルダ3は、支持軸挿入孔32と支
持軸挿入孔32を中心とする弧状に形成された弧状貫通
孔33とを持つ。第二ホルダ4は、弧状貫通孔33を貫
通しガイド部21に係合する被ガイド部44と支持軸挿
入孔32に係合し被ガイド部44の揺動中心となる支持
軸43とを持つ。被ガイド部44が延在部22に係合す
ることにより、第一ホルダ3の動きを規制する。被ガイ
ド部44が湾曲部23および弧状貫通孔33に係合する
ことにより、第二ホルダ4の動きを規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカップホルダ、より
詳しくは車両パネルに埋設されたケースに対して出し入
れ可能な収納式のカップホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】収納式のカップホルダとしては、例えば
実開平6−59132号公報に記載のカップホルダがあ
る。図9に、このカップホルダの長手方向断面図を示
す。図に示すように、カップホルダ100は、ケース1
01とトレイ102とサポート103とを備える。ケー
ス101の上壁には、溝104が形成されている。トレ
イ102の上壁には、突起105が形成されている。突
起105は溝104に係合している。そして、突起10
5は溝104内を摺動可能である。これら突起105お
よび溝104の係合により、トレイ102はケース10
1に対して出し入れ可能に配置されている。サポート1
03の上端部は、支持軸106により、トレイ102に
枢支されている。このため、サポート103は、支持軸
106を中心に揺動可能である。サポート103の支持
軸106よりも下方には、コイルばね107の一端が係
止されている。コイルばね107の他端は、トレイ10
2に係止されている。コイルばね107は、サポート1
03を、常時下方向に付勢している。コイルばね107
の付勢力により、トレイ102引き出し時において、サ
ポート103は揺動する。また、コイルばね107の付
勢力により、トレイ102引き出し位置、つまり使用位
置において、サポート103がトレイ102下方の所定
位置に保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、同公報
記載のカップホルダ100によると、サポート103の
揺動あるいは保持に、コイルばね107が必要である。
このため、組み付け工数が多い。また、部品点数が多
い。したがって、同公報記載のカップホルダ100は製
造コストが高い。また、コイルばね107によりサポー
ト103を保持すると、サポート103にコイルばね1
07の付勢力以上の外力が作用する際、サポート103
が、がたつくおそれがある。このため、搭乗者がカップ
を挿入しにくい場合がある。
【0004】本発明のカップホルダは、上記課題に鑑み
て完成されたものである。したがって、本発明は組み付
け工数、部品点数が少なく、使用位置におけるがたつき
の少ないカップホルダを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記課題を解決す
るため、本発明のカップホルダは、車両パネルに埋設さ
れ車室側に開口を持つケースと、該ケースに収納可能に
配置された第一ホルダと、該第一ホルダに展開可能に配
置された第二ホルダと、を備え、収納位置においては、
該第二ホルダが該第一ホルダ内方に畳まれ、該第一ホル
ダおよび該第二ホルダが該ケースに収納され、使用位置
においては、該第一ホルダおよび該第二ホルダが該ケー
スから引き出され、該第二ホルダが該第一ホルダから展
開されるカップホルダであって、該ケースは、収納方向
に延びる延在部と該延在部の車室側端に接続された湾曲
部とを有するガイド部を持ち、該第一ホルダは、支持軸
挿入孔と、該支持軸挿入孔を中心とする弧状に形成され
た弧状貫通孔と、を持ち、該第二ホルダは、該弧状貫通
孔を貫通し該ガイド部に係合する被ガイド部と、該支持
軸挿入孔に係合し該被ガイド部の揺動中心となる支持軸
と、を持ち、該被ガイド部が該延在部に係合することに
より、該第一ホルダの動きを規制し、該被ガイド部が該
湾曲部および該弧状貫通孔に係合することにより、該第
二ホルダの動きを規制することを特徴とする。
【0006】本発明のカップホルダは、ケースと第一ホ
ルダと第二ホルダとを備える。第一ホルダは、ケースに
対し往復動可能である。また、第二ホルダは、第一ホル
ダに対し揺動可能である。本発明のカップホルダは、被
ガイド部をガイド部および弧状貫通孔に係合させること
により、第一ホルダの往復動および第二ホルダの揺動の
軌道を確保するものである。なお、収納位置とは、第一
ホルダおよび第二ホルダがケース内に収納されている位
置をいう。また、使用位置とは、第一ホルダおよび第二
ホルダが車室に引き出され、第二ホルダが第一ホルダか
ら展開されている位置をいう。
【0007】本発明のカップホルダによると、収納位置
から使用位置への切り換えにコイルばねなど他の部材が
不要である。このため、組み付け工数が少なく、部品点
数が少ない。また、本発明のカップホルダによると、第
二ホルダの動きは、湾曲部および弧状貫通孔により二方
向から規制される。このため、使用位置において第二ホ
ルダががたつくおそれが小さい。
【0008】(2)好ましくは、前記第一ホルダはカッ
プ保持孔を持つトレイであり、前記第二ホルダは使用位
置において該トレイの下方に配置されるサポートである
構成とする方がよい。本構成のカップホルダは、トレイ
のカップ保持孔によりカップの側壁を保持する。また、
サポートによりカップの底壁を保持する。本構成による
とカップの底壁を保持するサポートががたつくおそれが
小さい。このため、搭乗者がカップを挿入しやすい。
【0009】(3)好ましくは、前記ガイド部はガイド
レールであり、前記被ガイド部は該ガイドレール内に摺
接する被ガイド突起である構成とする方がよい。本構成
によると被ガイド突起は、ガイドレール内に挿入配置さ
れている。このため、被ガイド突起は、ガイドレールの
延びる方向にしか移動することができない。したがっ
て、本構成によると、被ガイド突起の動き、すなわち第
一ホルダおよび第二ホルダの動きを、より確実に規制す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカップホルダの実
施の形態について説明する。
【0011】(1)第一実施形態 まず、本実施形態のカップホルダの構成について説明す
る。図1に本実施形態のカップホルダの分解図を示す。
カップホルダ1は、ケース2とトレイ3とサポート4と
を備える。
【0012】ケース2は、樹脂製であって車室方向端、
つまり後端に開口20を持つ箱状を呈している。ケース
2は、センタークラスタ5に埋設されている。なお、セ
ンタークラスタ5は、本発明の車両パネルに含まれる。
ケース2の両側壁内面には、それぞれガイドレール21
が形成されている。ガイドレール21は、延在部22と
湾曲部23とからなる。延在部22は、収納方向、つま
り前後方向に直線状に延びている。湾曲部23は、延在
部22の後端から上方に反り曲がって延びている。
【0013】トレイ3は、樹脂製であって下方に開口す
る引き出し状を呈している。トレイ3は、ケース2に対
し、前後方向に出し入れ可能に配置されている。トレイ
3の上壁には、円状のカップ保持孔30が穿設されてい
る。トレイ3の後端には把持部31が形成されている。
トレイ3の両側壁には、それぞれ支持軸挿入孔32と弧
状貫通孔33とが穿設されている。弧状貫通孔33は、
支持軸挿入孔32を中心とした弧状に形成されている。
【0014】サポート4は、樹脂製であってロ字状を呈
している。サポート4は、上壁40と二つのアーム41
とカップ保持板42とからなる。アーム41の上部外面
からは、外方に向かって支持軸43が突設されている。
支持軸43は、図中一点鎖線で示すように、支持軸挿入
孔32に内方から挿入係止されている。また、支持軸4
3の斜め上前方からは、外方に向かって被ガイド突起4
4が突設されている。なお、被ガイド突起44の突出量
は、支持軸43の突出量よりも大きく設定されている。
被ガイド突起44は、図中一点鎖線で示すように、弧状
貫通孔33を内外方向に貫通している。また、被ガイド
突起44は、図中一点鎖線で示すように、ガイドレール
21に内方から挿入されている。
【0015】次に、本実施形態のカップホルダの組み付
け方法について説明する。組み付けにおいては、まずサ
ポート4をトレイ3に取り付ける。具体的には、支持軸
43を支持軸挿入孔32に内方から挿入する。また、被
ガイド突起44を弧状貫通孔33に内方から挿入する。
そして、被ガイド突起44の先端を、弧状貫通孔33の
外方に突出させる。続いて、サポート4を取り付けたト
レイ3を、ケース2に取り付ける。具体的には、被ガイ
ド突起44の突出部分を、ガイドレール21に内方から
挿入する。そして、トレイ3がケース2から脱落しない
ように、ストッパ(図略)を配設する。それから、サポ
ート4およびトレイ3を取り付けたケース2を、センタ
ークラスタ5に埋設する。図2に、本実施形態のカップ
ホルダの完成図を示す。図に示すように、ガイドレー
ル、被ガイド突起、弧状貫通孔、支持軸は、車室からは
見えないように配置されている。
【0016】次に、本実施形態のカップホルダの収納位
置から使用位置への切り換え動作について説明する。図
3に、収納位置におけるカップホルダの長手方向断面図
を示す。なお、説明の便宜上、ガイドレール21と支持
軸挿入孔32と弧状貫通孔33と支持軸43と被ガイド
突起44とを、透過させて示す。図に示すように、収納
位置においては、サポート4は、トレイ3の内方に畳ま
れて収納されている。すなわち、サポート4はトレイ3
に対し、ほぼ平行に配置されている。そしてこの状態
で、サポート4およびトレイ3は、ケース2に収納され
ている。収納位置においては、被ガイド突起44は、延
在部22の前部に配置されている。また、被ガイド突起
44は、弧状貫通孔33の下端に配置されている。
【0017】図4に、被ガイド突起が湾曲部にさしかか
った状態におけるカップホルダの長手方向断面図を示
す。図中矢印で示すように、把持部31をつかみトレイ
3をケース2から引き出すと、被ガイド突起44は湾曲
部23にさしかかる。被ガイド突起44が湾曲部23に
さしかかると、被ガイド突起44は、湾曲部23に沿っ
て上昇する。このとき同時に、被ガイド突起44は、弧
状貫通孔33に沿って上昇する。すなわち、被ガイド突
起44は、湾曲部23と弧状貫通孔33との軌道が重な
り合う部分を移動する。ところで、サポート4は支持軸
43により枢支されている。このため、被ガイド突起4
4が上昇すると、支持軸43を挟んだ反対側に位置する
カップ保持板42は、図中矢印で示すように、下降す
る。このようにして、サポート4がトレイ3から下方に
展開される。
【0018】続けてトレイ3を引き出すと、トレイ3が
ストッパに当接する。この位置がカップホルダ1の使用
位置である。図5に、使用位置におけるカップホルダの
長手方向断面図を示す。使用位置においては、被ガイド
突起44は、湾曲部23のほぼ後端に配置されている。
また、被ガイド突起44は、弧状貫通孔33の上端に配
置されている。そして、カップ保持板42は、トレイ3
から下方に大きく展開された状態で保持されている。図
6に、図5のI−I断面の被ガイド突起付近の拡大図を
示す。図に示すように、上壁40外面はトレイ3の上壁
内面に当接している。また、被ガイド突起44の外周面
は、弧状貫通孔33の内周面上部に当接している。ま
た、被ガイド突起44の外周面は、湾曲部23の内周面
に当接している。
【0019】本実施形態のカップホルダ1によると、上
述した上壁40とトレイ3との当接、被ガイド突起44
と弧状貫通孔33との当接、被ガイド突起44と湾曲部
23との当接、により、サポート4が使用位置において
保持されている。このため、サポート4が、がたつくお
それが小さい。
【0020】また、本実施形態のカップホルダ1による
と、コイルばねなどの部材が使用されていない。このた
め、組み付け工数が少なく、また部品点数が少ない。し
たがって、本実施形態のカップホルダ1は製造コストが
低い。
【0021】また、本実施形態のカップホルダ1による
と、サポート4の展開速度は、トレイ3の引き出し速度
に支配される。このため、例えばオイルダンパなどによ
りトレイ3の引き出し速度を小さくすると、サポート4
の展開速度も小さくなる。これに対し、コイルばねによ
りサポート4を展開すると、展開速度はコイルばねの付
勢力に支配されてしまう。このため、サポート4の展開
速度は比較的速くなる。したがって、本実施形態のカッ
プホルダ1によると、コイルばねによりサポート4を展
開する場合と比較して、サポート4の展開動作をより上
質にすることができる。
【0022】また、本実施形態のカップホルダ1による
と、ガイドレール21、被ガイド突起44、弧状貫通孔
33、支持軸43が、車室からは見えないように配置さ
れている。このため、意匠性に優れている。
【0023】(2)第二実施形態 本実施形態と第一実施形態との相違点は、第二ホルダが
第一ホルダから上方に展開する点である。したがって、
ここでは相違点についてのみ説明する。図7に、本実施
形態のカップホルダの分解図を示す。なお、図1と対応
する部材については、同じ記号で示す。
【0024】カップホルダ1は、ケース2と第一ホルダ
6と第二ホルダ7とを備える。ケース2の両側壁内面に
は、それぞれガイドレール21が形成されている。ガイ
ドレール21は、延在部22と湾曲部23とからなる。
延在部22は、収納方向、つまり前後方向に直線状に延
びている。湾曲部23は、延在部22の後端から下降し
て延びている。
【0025】第一ホルダ6は、樹脂製であって長方形板
を呈している。第一ホルダ6は、ケース2に対し、前後
方向に出し入れ可能に配置されている。第一ホルダ6の
後端には把持部61が形成されている。第一ホルダ6の
上面前部には、前後方向に延びるリブ60が立設されて
いる。リブ60は、上面の両側端に合計二枚配置されて
いる。リブ60には、支持軸挿入孔62と弧状貫通孔6
3とが穿設されている。
【0026】第二ホルダ7は、樹脂製であってロ字状を
呈している。第二ホルダ7は、二つのアーム71とカッ
プ保持板72とを持つ。アーム71の下部外面からは、
外方に向かって支持軸73が突設されている。支持軸7
3は、図中一点鎖線で示すように、支持軸挿入孔62に
内方から挿入係止されている。また、支持軸73の斜め
下前方からは、外方に向かって被ガイド突起74が突設
されている。被ガイド突起74は、図中一点鎖線で示す
ように、弧状貫通孔63を内外方向に貫通している。ま
た、被ガイド突起74は、図中一点鎖線で示すように、
ガイドレール21に内方から挿入されている。カップ保
持板72には、カップ保持孔70が穿設されている。カ
ップ保持板72は、二つのアーム71の上端間に架設さ
れている。
【0027】次に、本実施形態のカップホルダの組み付
け方法について説明する。組み付けにおいては、まず第
二ホルダ7を第一ホルダ6に取り付ける。具体的には、
支持軸73を支持軸挿入孔62に挿入する。また、被ガ
イド突起74を弧状貫通孔63に挿入する。そして、弧
状貫通孔63から突出させる。続いて、第一ホルダ6
を、ケース2に取り付ける。具体的には、被ガイド突起
74の突出部分を、ガイドレール21に挿入する。そし
て、ストッパ(図略)を配設する。それから、ケース2
を、センタークラスタ5のセンターコンソール50近接
部に埋設する。
【0028】本実施形態のカップホルダ1においては、
第二ホルダ7が、第一ホルダ6から立ち上がるように、
上方に展開する。このため、直下にセンターコンソール
50が配置されていてもカップ保持スペースを確保する
ことができる。
【0029】(3)第三実施形態 本実施形態と第一実施形態との相違点は、支持軸と被ガ
イド突起との配置、および支持軸挿入孔と弧状貫通孔と
の配置が逆になっている点である。したがって、ここで
は相違点についてのみ説明する。図8に、本実施形態の
カップホルダの分解図を示す。なお、図1と対応する部
材については、同じ記号で示す。
【0030】サポート4においては、支持軸43が被ガ
イド突起44よりも前方に配置されている。また、トレ
イ3においては、支持軸挿入孔32が弧状貫通孔33よ
りも前方に配置されている。また、ケース2において
は、湾曲部23が延在部22の後端から下降して延びて
いる。
【0031】本実施形態のカップホルダ1によると、支
持軸43に対して、被ガイド突起44とカップ保持板4
2とが同方向に配置されている。このため、収納位置か
ら使用位置への切り換えの際、支持軸43を中心にし
て、被ガイド突起44およびカップ保持板42は、とも
に下方に揺動する。
【0032】本実施形態のカップホルダ1のように、支
持軸43が被ガイド突起44よりも前方に配置されてい
ても、並びに、支持軸挿入孔32が弧状貫通孔33より
も前方に配置されていても、サポート4のがたつきを抑
制することができる。また、組み付け工数を少なくし部
品点数を少なくすることができる。
【0033】(4)その他 以上、本発明の実施の形態について説明した。しかしな
がら実施の形態は、上記形態に特に限定されるものでは
ない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態
で実施することもできる。
【0034】例えば、上記実施形態においては、センタ
ークラスタ5にケース2を埋設したが、例えばドアパネ
ルにケース2を埋設してもよい。また、後部座席用とし
てコンソールボックスの後端パネルにケース2を埋設し
てもよい。また、上記実施形態においては、ガイド部と
してガイドレール21を配置したが、例えば前後方向に
長いリブを配置してもよい。
【0035】また、上記実施形態においては、図6に示
すように、サポート4の上壁40とトレイ3との当接、
被ガイド突起44と弧状貫通孔33との当接、被ガイド
突起44と湾曲部23との当接、により、サポート4を
使用位置に保持した。しかしながら、例えばサポート4
の上壁40をトレイ3に当接させずに、被ガイド突起4
4を、弧状貫通孔33の内周面上部と湾曲部23の内周
面下部との間に挟持することにより、サポート4を使用
位置に保持してもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明によると、組み付け工数、部品点
数が少なく、使用位置におけるがたつきの少ないカップ
ホルダを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態のカップホルダの分解図であ
る。
【図2】 第一実施形態のカップホルダの完成図であ
る。
【図3】 収納位置におけるカップホルダの長手方向断
面図である。
【図4】 被ガイド突起が湾曲部にさしかかった状態に
おけるカップホルダの長手方向断面図である。
【図5】 使用位置におけるカップホルダの長手方向断
面図である。
【図6】 図5のI−I断面の被ガイド突起付近の拡大
図である。
【図7】 第二実施形態のカップホルダの分解図であ
る。
【図8】 第三実施形態のカップホルダの分解図であ
る。
【図9】 従来のカップホルダの長手方向断面図であ
る。
【符号の説明】
1:カップホルダ、2:ケース、20:開口、21:ガ
イドレール、22:延在部、23:湾曲部、3:トレ
イ、30:カップ保持孔、31:把持部、32:支持軸
挿入孔、33:弧状貫通孔、4:サポート、40:上
壁、41:アーム、42:カップ保持板、43:支持
軸、44:被ガイド突起、5:センタークラスタ(車両
パネル)、50:センターコンソール、6:第一ホル
ダ、60:リブ、61:把持部、62:支持軸挿入孔、
63:弧状貫通孔、7:第二ホルダ、71:アーム、7
2:カップ保持板、73:支持軸、74:被ガイド突
起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三井 靖之 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 阿部 稔晃 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3B088 LA01 LB05 3D022 CA07 CA16 CC03 CC08 CC18 CD03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両パネルに埋設され車室側に開口を持
    つケースと、該ケースに収納可能に配置された第一ホル
    ダと、該第一ホルダに展開可能に配置された第二ホルダ
    と、を備え、収納位置においては、該第二ホルダが該第
    一ホルダ内方に畳まれ、該第一ホルダおよび該第二ホル
    ダが該ケースに収納され、使用位置においては、該第一
    ホルダおよび該第二ホルダが該ケースから引き出され、
    該第二ホルダが該第一ホルダから展開されるカップホル
    ダであって、 該ケースは、収納方向に延びる延在部と該延在部の車室
    側端に接続された湾曲部とを有するガイド部を持ち、 該第一ホルダは、支持軸挿入孔と、該支持軸挿入孔を中
    心とする弧状に形成された弧状貫通孔と、を持ち、 該第二ホルダは、該弧状貫通孔を貫通し該ガイド部に係
    合する被ガイド部と、該支持軸挿入孔に係合し該被ガイ
    ド部の揺動中心となる支持軸と、を持ち、 該被ガイド部が該延在部に係合することにより、該第一
    ホルダの動きを規制し、該被ガイド部が該湾曲部および
    該弧状貫通孔に係合することにより、該第二ホルダの動
    きを規制することを特徴とするカップホルダ。
  2. 【請求項2】 前記第一ホルダはカップ保持孔を持つト
    レイであり、前記第二ホルダは使用位置において該トレ
    イの下方に配置されるサポートである請求項1に記載の
    カップホルダ。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部はガイドレールであり、前
    記被ガイド部は該ガイドレール内に摺接する被ガイド突
    起である請求項1に記載のカップホルダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083928A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Toyoda Gosei Co Ltd カップホルダ
JP2008094330A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Calsonic Kansei Corp カップホルダ装置

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