JP2003260120A - 吐出供給栓 - Google Patents
吐出供給栓Info
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- JP2003260120A JP2003260120A JP2002063651A JP2002063651A JP2003260120A JP 2003260120 A JP2003260120 A JP 2003260120A JP 2002063651 A JP2002063651 A JP 2002063651A JP 2002063651 A JP2002063651 A JP 2002063651A JP 2003260120 A JP2003260120 A JP 2003260120A
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Abstract
給又は定量揮散させることができ、薬剤供給装置の吐出
口への挿入嵌合作業が容易であり、かつ安価に製造する
ことができる倒立型薬液剤供給装置に使用される吐出供
給栓を提供すること。 【解決手段】 倒立型薬液剤供給・揮散装置に使用する
ための吐出供給栓であって、前記倒立型薬液剤供給・揮
散装置に設けられた揮散体と接触する先端部分が、鍔状
の形状を有することを特徴とする吐出供給栓。
Description
・揮散装置に使用するための吐出供給栓に関する。さら
に詳しくは、玄関、トイレ、浴室、自動車内等に設置し
て、芳香剤、消臭剤等の薬剤を周囲空間に揮散させる倒
立型薬液剤供給・揮散装置に使用するための吐出供給栓
及び該吐出供給栓を具備してなる倒立型薬液剤供給・揮
散装置に関する。
揮散させる薬剤供給装置としては、正立型又は倒立型の
ものが知られている。倒立型の薬剤供給装置は、容器の
下部に配設された供給体から容器の下方にある揮散体へ
薬剤を移行させるものであることから、薬剤を上方に吸
い上げて揮散させる正立型のものに比べ、薬剤が供給体
を介して揮散体へ良好に供給される点で優れている。
用される吐出供給栓としては、一般的には繊維束毛管体
や多孔質成形体の円柱体を、所定の寸法にカットした短
円柱体を吐出口に挿入嵌合して使用されていた。しかし
ながら、吐出供給栓として円柱状の繊維束毛管体を使用
した場合、薬剤供給装置の吐出口への挿入嵌合作業が困
難であり、また嵩密度の不均一な変化に伴い、薬剤を揮
散体へ定量供給することができなかった。また、円柱状
の多孔質成形体を使用した場合も薬剤供給装置の吐出口
への挿入嵌合作業が困難であった。
は、芳香剤などの薬液剤を使用期間を通じて定量供給又
は定量揮散させることができ、薬剤供給装置の吐出口へ
の挿入嵌合作業が容易であり、かつ安価に製造すること
ができる倒立型薬液剤供給装置に使用される吐出供給栓
を提供することである。
を解決するために鋭意検討した結果、今回、倒立型薬液
剤供給装置に使用される吐出供給栓として、鍔状の形状
を有する吐出供給栓を採用することにより芳香剤などの
薬液剤を使用期間を通じて定量供給又は定量揮散させる
ことができ、薬剤供給装置の吐出口への挿入嵌合作業が
容易であり、かつ安価に製造することができることを見
出し本発明を完成するに至った。
供給・揮散装置に使用するための吐出供給栓であって、
前記倒立型薬液剤供給・揮散装置に設けられた揮散体と
接触する先端部分が、鍔状の形状を有することを特徴と
する吐出供給栓が提供される。
形体である上記の吐出供給栓を提供するものである。
ダーに、薬液剤供給部材を挿入嵌合してなる上記の吐出
供給栓が提供される。
具備することを特徴とする倒立型薬液剤供給・揮散装置
を提供するものである。
発明の吐出供給栓を説明する。図1は本発明の一体成形
体からなる吐出供給栓の説明図を、図2は本発明のホル
ダーに、薬液剤供給部材を挿入嵌合してなる吐出供給栓
の説明図を、図3及び図4は本発明の吐出供給栓を使用
した倒立型薬液剤供給装置の説明図を示す。
成形体である吐出供給栓の一実施態様の斜視図を示す。
本発明の吐出供給栓1は、倒立型薬液剤供給・揮散装置
に設けられた揮散体と接触する先端部分が、鍔状の形状
を有することを特徴とする。本発明の吐出供給栓の素材
は、吸液性を有するものであれば特に制限されず、例え
ば、多孔質成形体、多孔質毛管体などを利用することが
できる。先端部を鍔状の形状とすることにより、芳香剤
などの薬液剤を使用期間を通じて定量供給又は定量揮散
させることができ、薬剤供給装置の吐出口への挿入嵌合
作業が容易であり、かつ安価に製造することができる吐
出供給栓を提供することができる。
有するホルダー3に、薬液剤供給部材2を挿入嵌合して
なる吐出供給栓を示す一実施態様の斜視図である。薬液
剤供給部材としては、例えば、硬質繊維束、多孔質成形
体、中空毛管成形体、中空細管成形体、外壁毛管溝成形
体、素焼類などを例示することができる。
吐出供給栓を使用した倒立型の薬液剤供給・揮散装置の
説明図である。図3の(A)は、非気密性のキャップ
5、硬質の薬液剤収容容器6、薬剤収容容器を支持する
支持台7および吐出供給栓1から供給される薬液剤を周
囲空間に揮散させる揮散体8からなる倒立型薬液剤供給
・揮散装置9であり、硬質の薬液剤収容容器6には、下
部に備える吐出口4に本発明の吐出供給栓1が挿入嵌合
されている。図3の(B)は、非気密性キャップ5と、
下部に吐出口4を具備する硬質の薬液剤収容容器6およ
び吐出供給栓1の分解図を示す斜視図である。
器に、本発明の吐出供給栓を使用した倒立型の薬液剤供
給・揮散装置の説明図である。図4の(A)は、液体芳
香剤などの薬剤が隙間なく充填されるとともに、吐出口
4を下部に備えた柔軟性を有する軟質薬液剤収容容器1
0と、吐出口4に嵌合する吐出供給栓1と接触し、この
吐出供給栓1から供給される薬液剤を周囲空間に揮散さ
せる揮散体8を備え、前記軟質薬液剤収容容器10は、
薬液剤の減少に伴う液位の低下、すなわちヘッド圧の減
少を調節するために、軟質薬液剤収容容器10の前・後
面を挟みつけ保持する狭窄部材11からなり、この狭窄
部材11の一端は、前記揮散体8を内部に収容する支持
台7によって支持されている。図4の(B)は、吐出口
4を下部に備えた柔軟性を有する軟質薬液剤収容容器1
0と、吐出口4に嵌合する吐出供給栓1の分解図を示す
斜視図である。
使用期間を通じて定量供給又は定量揮散させることがで
き、薬剤供給装置の吐出口への挿入嵌合作業が容易であ
り、かつ安価に製造することができる倒立型薬液剤供給
装置に使用される吐出供給栓を提供することができる。
図である。
挿入嵌合してなる吐出供給栓の一実施態様の斜視図であ
る。 (B)本発明のホルダーに、薬液剤供給部材を挿入嵌合
してなる吐出供給栓の一実施態様の斜視図である。
液剤供給・揮散装置の斜視図である。 (B)本発明の吐出供給栓を使用した倒立型薬液剤供給
・揮散装置の分解斜視図である。
液剤供給・揮散装置の斜視図である。 (B)本発明の吐出供給栓を使用した倒立型薬液剤供給
・揮散装置の分解斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】倒立型薬液剤供給・揮散装置に使用するた
めの吐出供給栓であって、前記倒立型薬液剤供給・揮散
装置に設けられた揮散体と接触する先端部分が、鍔状の
形状を有することを特徴とする吐出供給栓。 - 【請求項2】吸液性素材からなる一体成形体である請求
項1記載の吐出供給栓。 - 【請求項3】鍔状の形状を有するホルダーに、薬液剤供
給部材を挿入嵌合してなる請求項1記載の吐出供給栓。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の吐出供
給栓を具備することを特徴とする倒立型薬液剤供給・揮
散装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063651A JP2003260120A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 吐出供給栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063651A JP2003260120A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 吐出供給栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003260120A true JP2003260120A (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=28670880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002063651A Pending JP2003260120A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 吐出供給栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003260120A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007061290A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 揮散用容器 |
JP2008504900A (ja) * | 2004-07-01 | 2008-02-21 | マイクロリン エルシー | ガス発生セルを用いた、周囲環境中への流体の制御放出を容易にするための装置 |
-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002063651A patent/JP2003260120A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008504900A (ja) * | 2004-07-01 | 2008-02-21 | マイクロリン エルシー | ガス発生セルを用いた、周囲環境中への流体の制御放出を容易にするための装置 |
JP2007061290A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 揮散用容器 |
JP4640809B2 (ja) * | 2005-08-30 | 2011-03-02 | 株式会社吉野工業所 | 揮散用容器 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041228 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080422 |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080930 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090224 |