JP2003259924A - 角度可変式棚受ブラケット - Google Patents

角度可変式棚受ブラケット

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JP2003259924A
JP2003259924A JP2002064993A JP2002064993A JP2003259924A JP 2003259924 A JP2003259924 A JP 2003259924A JP 2002064993 A JP2002064993 A JP 2002064993A JP 2002064993 A JP2002064993 A JP 2002064993A JP 2003259924 A JP2003259924 A JP 2003259924A
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JP2002064993A
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Yasuo Yamanishi
康夫 山西
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係合孔等の係合部の数を最小限に抑えて、角
度変更可能段数を増大させることができるようにした角
度可変式棚受ブラケットを提供する。 【解決手段】 後端部に棚支柱1に係合しうる係合手段
6を有する取付部材4に、前部に棚板支持部5bを有す
る棚受部材5を、左右方向を向く枢軸7をもって枢着
し、取付部材4と棚受部材5とにおける枢軸7を中心と
する同一円周上に、互いにピッチの異なる複数個ずつの
係合部10、11を設け、かつ両部材4、5における任
意に選択した係合部10、11同士を、連結部材12を
もって連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚板を角度調節可
能として棚支柱に取り付けることができるようにした棚
受ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、レンタルビデオ店等において、
ビデオソフト、CD、DVD等を陳列する陳列棚は、各
棚板上に載置されたそれらの商品のタイトルが見易いよ
うに、各棚板が下方のものほど大きな傾斜角で前上がり
傾斜するようにして棚支柱に取り付けらりれている。
【0003】このように、各棚板を異なった傾斜角度で
棚支柱に取り付けるため、従来は、棚板の支持角度が異
なる多数種類の棚受ブラケットを使用していることが多
い。また、例えば、実公平3−21628号公報に開示
されているように、「支柱等に適宜前向きに止着した取
付基板の前部両側面に、多数の係合突起をそれぞれ円環
状に配設し、棚板載置用ブラケットの後部に、前記取付
基板のいずれの面側の各係合突起にも嵌合する多数の凹
孔を円環状に配設し、各係合突起を各凹孔に嵌合させ
て、取付基板とブラケットを締付具により締着してなる
角度調節式棚板支持装置も提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の前者では、多数
種類の棚受ブラケットを使用しなければならず、その製
造や管理が煩雑になる。
【0005】また同じく後者では、各段のブラケットを
共通化できるものの、多数の係合突起や凹孔を設けなけ
ればならず、やはり製造が煩雑になり、コスト高とな
る。
【0006】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、係合孔等の係合部の数を最小限に抑え
て、角度変更可能段数を増大させることができるように
した角度可変式棚受ブラケットを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は次のようにして解決される。 (1)後端部に棚支柱に係合しうる係合手段を有する取
付部材に、前部に棚板支持部を有する棚受部材を、左右
方向を向く枢軸をもって枢着し、前記取付部材と棚受部
材とにおける前記枢軸を中心とする同一円周上に、互い
にピッチの異なる複数個ずつの係合部を設け、かつ前記
両部材における任意に選択した係合部同士を、連結部材
をもって連結する。
【0008】(2)上記(1)項において、両部材の係合
部を係合孔とし、かつ連結部材を連結ピンとする。
【0009】(3)上記(1)項において、両部材のう
ち、いずれか一方の係合部を係合孔とし、他方の係合部
をねじ孔とし、かつ連結部材を、前記係合孔に挿通し
て、前記ねじ孔に螺合しうる止めねじとする。
【0010】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、両部材のうちの少なくともいずれか一方の係合部
を、その部材の外周縁に設けた凹入溝とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明の第1の実
施形態を用いて、棚板を棚支柱に取り付けた状態を示
す。角筒状をなす棚支柱(以下単に支柱という)(1)の
前面には、左右2列をなして上下方向に並ぶ多数の縦長
の係合孔(2)が穿設されている。
【0012】角度可変式棚受けブラケット(3)は、取付
部材(4)と棚受部材(5)とを主要構成部材として備えて
いる。
【0013】取付部材(4)は、後端部に、支柱(1)の前
面における左右いずれかの列の任意の係合孔(2)に係合
しうる複数の下向きフック(係合手段)(6)を有し、前
部が半円状をなす垂直板材により形成されている。
【0014】なお、図示の例では、複数の下向きフック
(6)を有する後部と他部とを、それぞれ別の板材により
形成し、それらを溶接により接合して取付部材(4)を形
成しているが、それらを1枚の板材により形成してもよ
い。
【0015】取付部材(4)の前部中央には、棚板部材
(5)の側片(5a)が、段付ねじ(7a)とナット(7b)とからな
る左右方向を向く枢軸(7)をもって枢着されている。
【0016】棚受部材(5)は、側片(5a)の前端に横向き
の棚板支持片(棚板支持部)(5b)が連設された平面視L
字状をなし、棚板支持片(5b)を、図1に想像線で示すよ
うに、背板(8a)と底板(8b)とを側面視L字状に直角に連
設してなる棚板(8)における背板(8a)の両側端面に設け
た縦長のスリット(9)にそれぞれ嵌合することにより、
棚板(8)の各端部を支持しうるようになっている。
【0017】取付部材(4)の下部における枢軸(7)を中
心とする同一円周上には、4個(複数個)の係合孔(係
合部)(10)が等ピッチ(P1)で穿設されている。
【0018】また、棚受部材(5)の側片(5a)の下部にお
ける枢軸(7)を中心とする上記の同一の円周上には、2
個(複数個)のねじ孔(係合部)(11)が、上記ピッチ(P
1)と異なるピッチ、この例では、ピッチ(P1)の1.5倍
のピッチ(P2)で穿設されている。
【0019】この4個の係合孔(10)のいずれかを選択し
て、そこに止めねじ(連結部材)(12)を挿通し、かつそ
の止めねじ(12)を、上記2個のねじ孔(11)を選択して螺
合させることにより、図2に示すように、棚受部材(5)
の棚板支持片(5b)が垂直をなし、かつ棚板(8)の底板(8
b)が水平をなす水平位置から、図4に示すように、底板
(8b)が最大に前上向き傾斜する最大上向き傾斜位置ま
で、及び図示は省略するが、底板(8b)が前下がり傾斜す
る最大前下がり傾斜位置までの間において、棚板(8)
を、最大8段階の傾斜角度をもって保持することができ
る。すなわち、係合孔(10)の数(4個)×ねじ孔の数
(2個)だけ、棚板(8)を角度調節することができる。
【0020】棚板(8)の底板(8b)を前下がり傾斜状態で
保持する場合には、底板(8b)の前端部に、落下防止用の
棚または上向き突条を設けるか、さらにその上方に、転
倒防止バー(いずれも(図示略)を設けるのがよい。
【0021】なお、ねじ孔(11)に代えて、係合孔(10)と
同一の係合孔(係合部)を側片(5a)に設け、それらのう
ちの選択したものと、4個の係合孔(10)の中から選択し
たものとを整合させて、それらに、連結部材としての連
結ピン(図示略)を圧嵌するようにしてもよい。
【0022】また、図5に示すように、取付部材(4)に
おける枢軸(7)を中心とする円弧状の前下縁に、係合孔
(10)に代わる複数の凹入溝(係合部)(14)を設けたり、
取付部材(4)を棚受部材(5)の側片(5a)の内側に配設し
たりすることもできる。
【0023】さらに、必要とする角度変更段数に応じ
て、係合孔(10)及びねじ孔(11)の数やピッチ(P1)(P2)を
種々変更してもよい。例えば、ねじ孔(11)の数を3個と
し、そのピッチ(P1)を、係合孔(10)のピッチ(P1)の1.
33倍等としてもよい。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、取付部材
に設けた係合部の数×棚受部材に設けた係合部の数だ
け、棚板の支持角度を変更することができるので、従来
のものより、係合部の数を最小限に抑えて、角度変更可
能段数を増大させることができる。
【0025】請求項2記載の発明によると、連結ピンを
簡単かつ迅速に着脱できるので、棚板の角度変更作業を
容易かつ迅速に行なうことができる。
【0026】請求項3記載の発明によると、取付部材と
棚受部材とが強固に結合されるとともに、それらのがた
つき等を防止することができる。
【0027】請求項4記載の発明によると、製造が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を利用して、棚板を棚
支柱に取り付けた陳列棚の一部の分解斜視図である。
【図2】同じく、棚板の底板が水平となるように棚板を
支持したときの側面図である。
【図3】同じく、図2のIII−III線に沿う横断平面図で
ある。
【図4】同じく、棚板の底板が最大上向き傾斜位置とな
るように棚板を支持したときの側面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を利用して、棚板を棚
支柱に取り付けた陳列棚の一部の分解斜視図である。
【符号の説明】
(1)棚支柱 (2)係合孔 (3)棚受ブラケット (4)取付部材 (5)棚受部材 (5a)側片 (5b)棚板支持片(棚板支持部) (6)下向きフック(係合手段) (7)枢軸 (7a)段付ねじ (7b)ナット (8)棚板 (8a)背板 (8b)底板 (9)スリット (10)係合孔(係合部) (11)ねじ孔(係合部) (12)止めねじ(連結部材) (13)ビデオソフト (14)凹入溝(係合部) (P1)(P2)ピッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後端部に棚支柱に係合しうる係合手段を
    有する取付部材に、前部に棚板支持部を有する棚受部材
    を、左右方向を向く枢軸をもって枢着し、前記取付部材
    と棚受部材とにおける前記枢軸を中心とする同一円周上
    に、互いにピッチの異なる複数個ずつの係合部を設け、
    かつ前記両部材における任意に選択した係合部同士を、
    連結部材をもって連結したことを特徴とする角度可変式
    棚受ブラケット。
  2. 【請求項2】 両部材の係合部を係合孔とし、かつ連結
    部材を連結ピンとした請求項1記載の角度可変式棚受ブ
    ラケット。
  3. 【請求項3】 両部材のうち、いずれか一方の係合部を
    係合孔とし、他方の係合部をねじ孔とし、かつ連結部材
    を、前記係合孔に挿通して、前記ねじ孔に螺合しうる止
    めねじとした請求項1記載の角度可変式棚受ブラケッ
    ト。
  4. 【請求項4】 両部材のうちの少なくともいずれか一方
    の係合部を、その部材の外周縁に設けた凹入溝とした請
    求項1〜3のいずれかに記載の角度可変式棚受ブラケッ
    ト。
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