JP2003259616A - 内燃機関駆動発電機 - Google Patents

内燃機関駆動発電機

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JP2003259616A
JP2003259616A JP2002057061A JP2002057061A JP2003259616A JP 2003259616 A JP2003259616 A JP 2003259616A JP 2002057061 A JP2002057061 A JP 2002057061A JP 2002057061 A JP2002057061 A JP 2002057061A JP 2003259616 A JP2003259616 A JP 2003259616A
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JP
Japan
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internal combustion
combustion engine
flywheel
stator
rotor
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JP2002057061A
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English (en)
Inventor
Toru Nozu
徹 野津
Masakazu Ashikawa
雅一 芦川
Yutaka Inaba
豊 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータ内に空間を形成できる内燃機関駆動発
電機を得る。 【解決手段】 ロータ2とステータ3とを備え、ロータ
2を内燃機関で駆動してステータ3から発電出力を得
る。ロータ2は、筒部16aの一端が底板16bで塞が
れていてこの底板16bの外面側から内燃機関の回転軸
を連結して駆動する椀状のフライホイール16と、この
フライホイール16の筒部16aの外周に固定した永久
磁石6とを備えて構成する。ステータ3は、フライホイ
ール16の筒部16aの外周に同心配置して内周に突設
した複数の凸極11aを空隙を介して永久磁石6に対向
させるステータ鉄心11と、このステータ鉄心11の各
凸極11aに巻装した発電コイル12とを備えて構成す
る。ロータ2のフライホイール16の筒部16aの中に
空間18を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータとステータ
とを備え、ロータが内燃機関で駆動されてステータから
発電出力が得られるようになっている内燃機関駆動発電
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の内燃機関駆動発電機1
は、図3に示すように、ロータ2とステータ3とを備
え、ロータ2が内燃機関4で駆動されてステータ3から
発電出力が得られるようになっている。ロータ2は、環
状の積層鉄心5と、この積層鉄心5の外周に固定された
永久磁石6とで構成されている。このロータ2は、内燃
機関4の回転軸7に円板状の内燃機関フライホイール8
が取り付けられ、この内燃機関フライホイール8の先端
側の同心状の凸部8aの外周に環状の積層鉄心5が嵌ま
って同心状に固定されて回転駆動されるようになってい
る。ステータ3は、内燃機関4のケース9にブラケット
10を介して固定されていてロータ2の外周に同心状に
配置された環状のステータ鉄心11と、永久磁石6に対
して空隙を隔ててステータ鉄心11の内周に突設された
凸極11aに巻装された発電コイル12とを備えて構成
されている。
【0003】また、内燃機関4の回転出力は、積層鉄心
5に固定されたカップリング13と、このカップリング
13に連結された回転軸14を経てコンプレッサー等の
内燃機関4の負荷15に与えられるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな内燃機関駆動発電機1では、内燃機関4の回転軸7
にこの発電機1が取り付けられていて、この発電機1の
外にカップリング13及び回転軸14を介して負荷15
が接続されているので、内燃機関4から負荷15までの
距離が長くなり、大型化して負荷15の利用に制限を受
ける問題点があった。
【0005】本発明の目的は、ロータ内に空間を形成で
きる内燃機関駆動発電機を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、内燃機関と負荷との
間に発電機が介在しても、内燃機関から負荷までの距離
を短くして負荷の利用に制限を受けない内燃機関駆動発
電機を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、小型化を図れる内燃
機関駆動発電機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロータとステ
ータとを備え、ロータが内燃機関で駆動されてステータ
から発電出力が得られるようになっている内燃機関駆動
発電機を対象とする。
【0009】本発明に係る内燃機関駆動発電機では、ロ
ータは、筒部の一端が底板で塞がれていて該底板の外面
側から内燃機関の回転軸が連結されて駆動される椀状の
フライホイールと、該フライホイールの筒部の外周に固
定された永久磁石とを備えて構成され、ステータは、フ
ライホイールの筒部の外周に同心配置されていて内周に
突設されている複数の凸極が空隙を介して永久磁石に対
向するステータ鉄心と、該ステータ鉄心の各凸極に巻装
されている発電コイルとを備えて構成されている。
【0010】このような内燃機関駆動発電機は、ロータ
内に空間を形成することができる。この空間を利用し
て、内燃機関の負荷の接続を行うことができる。このた
め内燃機関と負荷との間に発電機が介在しても、内燃機
関から負荷までの距離を短くして小型化を図り、負荷の
利用に制限を受けないようにすることができる。
【0011】また、本発明に係る内燃機関駆動発電機で
は、ロータは、筒部の一端が底板で塞がれていて該底板
の外面側から内燃機関の回転軸が連結されて駆動される
椀状のフライホイールと、該フライホイールの筒部の外
周に固定された永久磁石とを備えて構成され、ステータ
は、フライホイールの筒部の外周に同心配置されていて
内周に突設されている複数の凸極が空隙を介して永久磁
石に対向するステータ鉄心と、該ステータ鉄心の各凸極
に巻装されている発電コイルとを備えて構成され、フラ
イホイールの筒部の中には負荷に回転力を伝達するカッ
プリングが組み込まれている。
【0012】このような内燃機関駆動発電機は、ロータ
内に空間を形成することができ、この空間内に負荷に回
転力を伝達するカップリングを組み込んでいるので、内
燃機関と負荷との間に発電機が介在しても、内燃機関か
ら負荷までの距離を短くして小型化を図り、負荷の利用
に制限を受けないようにすることができる。
【0013】これらの場合、永久磁石を希土類磁石で構
成すると、発電機の外径が小さくなり、より小型化を図
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1(A)(B)は本発明に係る
内燃機関駆動発電機の実施の形態の一例を示したもの
で、(A)は本例の内燃機関駆動発電機の正面図、
(B)はこの内燃機関駆動発電機の縦断面図である。な
お、前述した図3と対応する部分には、同一符号を付け
て示している。
【0015】本例の内燃機関駆動発電機1では、ロータ
2は、筒部16aの一端が底板16bで塞がれていて該
底板16bの外面側から後述する内燃機関の回転軸が連
結されて駆動される椀状のフライホイール16と、該フ
ライホイール16の筒部16aの外周に固定された希土
類磁石よりなる永久磁石6とを備えて構成されている。
フライホイール16の底部1bの中央には、他の機器を
接続するための孔16cがあけられている。
【0016】ステータ3は、フライホイール16の筒部
16aの外周に同心配置されていて内周に突設されてい
る複数の凸極11aが空隙を介して永久磁石6に対向す
るステータ鉄心11と、該ステータ鉄心11の各凸極1
1aに巻装されている発電コイル12とを備えて構成さ
れている。
【0017】ステータ3の発電コイル12からの発電出
力は、コード17を経て取り出されるようになってい
る。
【0018】このような内燃機関駆動発電機1は、ロー
タ2のフライホイール16の筒部16a内に空間18を
形成することができる。この空間18を利用して、内燃
機関の負荷の接続を行うことができる。このため内燃機
関と負荷との間に発電機1が介在しても、内燃機関から
負荷までの距離を短くして小型化を図り、負荷の利用に
制限を受けないようにすることができる。
【0019】図2は本例の内燃機関駆動発電機1に負荷
15を接続した使用例を示す一部縦断側面図である。
【0020】本例の内燃機関駆動発電機1では、ロータ
2のフライホイール16の筒部16aの内部に形成され
ている空間18を利用し、この空間18内に、負荷15
に回転力を伝達するカップリング13が組み込まれてい
る。カップリング13の一端は、フライホイール16の
底部1bの中央の孔16cを利用して円板状の内燃機関
フライホイール8の先端に同心状に固定されている。こ
のカップリング13の他端に回転軸14を介してコンプ
レッサー等の内燃機関4の負荷15が連結されて回転駆
動されるようになっている。
【0021】このような内燃機関駆動発電機1は、ロー
タ2のフライホイール16の筒部16a内に空間18を
形成することができ、この空間18内に負荷15に回転
力を伝達するカップリング13を組み込んでいるので、
内燃機関4と負荷15との間に発電機1が介在しても、
内燃機関4から負荷15までの距離を短くして小型化を
図り、負荷15の利用に制限を受けないようにすること
ができる。
【0022】また、永久磁石6が希土類磁石で構成され
ているので薄くなり、発電機1の外径が小さくなり、よ
り小型化を図ることができる。
【0023】なお、ロータ2のフライホイール16の筒
部16a内に空間18には、他の手段を内蔵させて、内
燃機関4の負荷15の接続を行うこともできる。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る内燃機関駆動発電機では、
ロータは、筒部の一端が底板で塞がれていて該底板の外
面側から内燃機関の回転軸が連結されて駆動される椀状
のフライホイールと、該フライホイールの筒部の外周に
固定された永久磁石とを備えて構成され、ステータは、
フライホイールの筒部の外周に同心配置されていて内周
に突設されている複数の凸極が空隙を介して永久磁石に
対向するステータ鉄心と、該ステータ鉄心の各凸極に巻
装されている発電コイルとを備えて構成されているの
で、ロータ内に空間を形成することができる。この空間
を利用して、内燃機関の負荷の接続を行うことができ
る。このため内燃機関と負荷との間に発電機が介在して
も、内燃機関から負荷までの距離を短くして小型化を図
り、負荷の利用に制限を受けないようにすることができ
る。
【0025】また、本発明に係る内燃機関駆動発電機で
は、ロータは、筒部の一端が底板で塞がれていて該底板
の外面側から内燃機関の回転軸が連結されて駆動される
椀状のフライホイールと、該フライホイールの筒部の外
周に固定された永久磁石とを備えて構成され、ステータ
は、フライホイールの筒部の外周に同心配置されていて
内周に突設されている複数の凸極が空隙を介して永久磁
石に対向するステータ鉄心と、該ステータ鉄心の各凸極
に巻装されている発電コイルとを備えて構成され、フラ
イホイールの筒部の中には負荷に回転力を伝達するカッ
プリングが組み込まれているので、内燃機関と負荷との
間に発電機が介在しても、内燃機関から負荷までの距離
を短くして小型化を図り、負荷の利用に制限を受けない
ようにすることができる。
【0026】これらの構成で、永久磁石を希土類磁石で
構成することにより、発電機の外径が小さくなり、より
小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)(B)は本発明に係る内燃機関駆動発電
機の実施の形態の一例を示したもので、(A)は本例の
内燃機関駆動発電機の正面図、(B)はこの内燃機関駆
動発電機の縦断面図である。
【図2】本例の内燃機関駆動発電機に負荷を接続した使
用例を示す一部縦断側面図である。
【図3】従来の内燃機関駆動発電機に負荷を接続した使
用例を示す一部縦断側面図である。
【符号の説明】
1 内燃機関駆動発電機 2 ロータ 3 ステータ 4 内燃機関 5 積層鉄心 6 永久磁石 7 回転軸 8 内燃機関フライホイール 9 ケース 10 ブラケット 11 ステータ鉄心 11a 凸極 12 発電コイル 13 カップリング 14 回転軸 15 負荷 16 フライホイール 16a 筒部 16b 底部 16c 孔 18 空間
フロントページの続き (72)発明者 稲葉 豊 静岡県沼津市大岡3744番地 国産電機株式 会社内 Fターム(参考) 5H607 AA12 BB02 BB14 CC05 DD19 FF12 FF22 5H621 GA01 GB14 HH01 JK02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータとステータとを備え、前記ロータ
    が内燃機関で駆動されて前記ステータから発電出力が得
    られるようになっている内燃機関駆動発電機において、 前記ロータは、筒部の一端が底板で塞がれていて該底板
    の外面側から内燃機関の回転軸が連結されて駆動される
    椀状のフライホイールと、該フライホイールの前記筒部
    の外周に固定された永久磁石とを備えて構成され、 前記ステータは、前記フライホイールの前記筒部の外周
    に同心配置されていて内周に突設されている複数の凸極
    が空隙を介して前記永久磁石に対向するステータ鉄心
    と、該ステータ鉄心の前記各凸極に巻装されている発電
    コイルとを備えて構成されている内燃機関駆動発電機。
  2. 【請求項2】 ロータとステータとを備え、前記ロータ
    が内燃機関で駆動されて前記ステータから発電出力が得
    られるようになっている内燃機関駆動発電機において、 前記ロータは、筒部の一端が底板で塞がれていて該底板
    の外面側から内燃機関の回転軸が連結されて駆動される
    椀状のフライホイールと、該フライホイールの前記筒部
    の外周に固定された永久磁石とを備えて構成され、 前記ステータは、前記フライホイールの前記筒部の外周
    に同心配置されていて内周に突設されている複数の凸極
    が空隙を介して前記永久磁石に対向するステータ鉄心
    と、該ステータ鉄心の前記各凸極に巻装されている発電
    コイルとを備えて構成され、 前記フライホイールの前記筒部の中には負荷に回転力を
    伝達するカップリングが組み込まれている内燃機関駆動
    発電機。
  3. 【請求項3】 前記永久磁石は希土類磁石で構成されて
    いる請求項1または2に記載の内燃機関駆動発電機。
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