JP2003259543A - 異常電源電圧検出回路 - Google Patents

異常電源電圧検出回路

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JP2003259543A
JP2003259543A JP2002060929A JP2002060929A JP2003259543A JP 2003259543 A JP2003259543 A JP 2003259543A JP 2002060929 A JP2002060929 A JP 2002060929A JP 2002060929 A JP2002060929 A JP 2002060929A JP 2003259543 A JP2003259543 A JP 2003259543A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧が降下したときに発生する警報信号
の発生タイミングを、対象ユニットの運転モードに応じ
て変化させる。 【解決手段】 異常電圧検出部30は、対象ユニットへ
供給される電源電圧を入力し、該電源電圧を監視して、
該電源電圧が所定電圧以下になったと判定したときに警
報信号を発生し対象ユニットのマイコン60に与える。
一方、モード判断部40は、入力端子IN2に入力され
た入力信号に基づき、対象ユニットの運転モードを示す
モード信号を生成する。判定基準変更部50は、モード
信号に基づき、所定電圧を変化させる。即ち、抵抗54
を抵抗35に並列に接続し、異常電圧検出部30が警報
信号を発生するタイミングをずらす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常電源電圧検出
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の異常電源電圧検出回路の
構成例を示す図である。この異常電源電圧検出回路は、
例えば車載された対象ユニットに対して、図示しないバ
ッテリが発生する電源電圧が降下したときに警報信号を
発生する回路である。入力端子INが図示しないバッテ
リに接続され、入力端子1Nにツェナーダイオード11
のカソードが接続されている。ツェナーダイオード11
のアノードには、抵抗12の一端が接続され、抵抗12
の他端には、抵抗13の一端とキャパシタ14の一方の
電極とが、接続されている。
【0003】抵抗13の他端には、抵抗15の一端と、
NPN型トランジスタ16のベースとが、接続されてい
る。トランジスタ16のコレクタは、抵抗17を介して
例えば5[V]の固定電圧に接続されている。トランジ
スタ16のエミッタ、抵抗15の他端、及びキャパシタ
14の他方の電極が、グランドに共通に接続されてい
る。トランジスタ16のコレクタと抵抗17との接続点
が、ユニットの制御を行うためのマイクロコンピュータ
(以下、マイコンという)20に接続されている。
【0004】バッテリから正規の電圧が入力されている
ときには、トランジスタ16のベース・エミッタ間電圧
が閾値を超え、トランジスタ16がオンしてトランジス
タ16のエミッタ・コレクタ間電圧がほぼ0[V]にな
っている。ここで、バッテリから入力される電圧が低下
すると、キャパシタ14の充電電圧が低下し、トランジ
スタ16のベース・エミッタ間電圧が低下する。
【0005】トランジスタ16のベース・エミッタ間電
圧が、閾値以下になると、トランジスタトランジスタ1
6がオフし、トランジスタ16のコレクタ電圧が、抵抗
17によって引き上げられ、マイコン20に入力される
電圧が高くなる。これが、警報信号となり、マイコン2
0は、ユニットの電源部に制御信号を与えてユニットを
停止する。
【0006】このような異常電源電圧検出回路を持つユ
ニットを単独で運転する場合もあるが、マスターユニッ
ト又はスレーブユニットとして用いて他のユニットと連
携させて運転することもある。マスターユニット又はス
レーブユニットとして用いる場合には、マイコン20に
単独で運転ではないことを示し、動作を切替えるための
切替回路が、ユニットに設けられている。
【0007】切替回路は、図4のように、例えば5
[V]の固定電圧に一端が接続された抵抗21と、抵抗
21の他端に一端が接続された抵抗22と、抵抗22の
他端とグランドとの間に接続されたメカニカルスイッチ
23とで構成されている。メカニカルスイッチ23とし
ては、スライドスイッチ等が用いられる。抵抗21と抵
抗22との接続点が、マイコン20に接続されている。
【0008】メカニカルスイッチ23をスライドさせて
オンすることにより、抵抗21と抵抗22との接続点の
電圧が降下し、単独運転であることがマイコン20に示
される。また、メカニカルスイッチ23をスライドさせ
てオフさせることにより、マイコン20に、例えばスレ
ーブユニットとして使用されることが示される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
異常電源電圧検出回路を持つユニットでは、次のような
課題があった。車載機器では、異常電源電圧検出回路を
持つユニットを接続して、マスターユニット及びスレー
ブユニットとして用いる場合がある。マスターユニット
となる機器とスレーブユニットとなる機器とは、通信を
行っている。ここで、両方の機器が電源電圧の瞬減を検
出したときには、異常電源電圧検出回路が同時に警報信
号をユニットに対して発生するので、通信エラーが発生
する可能性があった。この問題を解消するために、マス
ターユニットとして使用される機器が電源電圧の降下を
検出する際の電源電圧の判定値を、スレーブユニットで
電源電圧の降下を検出する際の電源電圧の判定値よりも
高くしていた。即ち、図4の異常電源電圧検出回路中の
抵抗15の抵抗値を、マスターユニットとスレーブユニ
ットとで異らせる必要があった。また、マスターユニッ
トとして用いられることと、スレーブユニットとして用
いられることの両方の可能性があるユニットでは、電源
電圧の判定値を2つ用意しておき、スライドスイッチ等
のメカニカルスイッチで切替えていた。ところが、メカ
ニカルスイッチで切替えを行う機器は、小型化と低コス
トが困難であると共に、メカニカルスイッチの切替え設
定を誤ることもあった。本発明は、電源電圧が降下した
ときに警報信号の初制するタイミングを、対象ユニット
の使用状況に応じてずらすことが可能な異常電源電圧検
出回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の観点に係る異常電源電圧検出回路は、対象
ユニットへ供給される電源電圧を入力し、該電源電圧を
監視し、該電源電圧が所定電圧以下になったと判定した
ときに警報信号を発生して該対象ユニットに与える異常
電圧検出部と、入力信号に基づき、前記対象ユニットの
運転モードを示すモード信号を生成するモード判断部
と、前記モード信号に基づき、前記所定電圧を変化させ
る判定基準変更部と、を備えることを特徴とする。
【0011】なお、前記モード判断部は、前記モード信
号を前記対象ユニットへ与えてもよい。また、前記対象
ユニットの運転モードには、該対象ユニットが単独で運
転される単独モードと、該対象ユニットが他のユニット
と連携して運転される連携モードとがあり、前記判定基
準変更部は、前記単独モードと前記連携モードとで前記
所定電圧を変化させてもよい。
【0012】その場合には、前記判定基準変更部は、前
記モード判断部が前記対象ユニットの運転モードを前記
連携モードと判断したときには、前記所定電圧を低下さ
せてもよい。また、前記判定基準変更部は、前記モード
判断部が前記対象ユニットの運転モードを前記連携モー
ドと判断したときには、前記所定電圧を上昇させてもよ
い。
【0013】さらに、前記対象ユニットの運転モードに
は、該対象ユニットが他のユニットの動作の少なくとも
一部を律するマスターモードと、該他のユニットによっ
て該対象ユニットの動作の少なくとも一部が律せられる
スレーブモードとがあり、前記判定基準変更部は、前記
マスターモードと前記スレーブモードとで前記所定電圧
を変化させてもよい。
【0014】その場合には、前記判定基準変更部は、前
記モード判断部が前記対象ユニットの運転モードを前記
スレーブモードと判断したときには、前記所定電圧を低
下させてもよい。また、前記判定基準変更部は、前記モ
ード判断部が前記対象ユニットの運転モードを前記マス
ターモードと判断したときには、前記所定電圧を上昇さ
せてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1は、本発
明の第1の実施形態に係る異常電源電圧検出回路を示す
回路図である。この異常電源電圧検出回路は、異常電圧
検出部30とモード判断部40と判定基準変更部50と
を備えている。
【0016】異常電圧検出部30は、図示しないバッテ
リから入力端子IN1に与えられる電源電圧が降下した
ときに、警報信号を発生するものであり、入力端子IN
1にカソードが接続されたツェナーダイオード31を備
えている。ツェナーダイオード31のアノードには、抵
抗32の一端が接続されている。抵抗32の他端には、
抵抗33の一端とキャパシタ34の一方の電極とが接続
されている。キャパシタ34の他方の電極は、グランド
に接続されている。
【0017】抵抗33の他端は、抵抗35の一端とNP
N型トランジスタ36のベースとに接続されている。抵
抗35の他方の電極は、トランジスタ36のエミッタに
接続されている。トランジスタ36のコレクタは、抵抗
37を介して例えば5[V]の固定電圧に接続されてい
る。トランジスタ36のエミッタがもグランドに接続さ
れている。
【0018】モード判断部40は、入力端子IN2に入
力された入力信号のレベルを判定し、対象ユニットの運
転モードを示すモード信号を発生する。入力端子IN2
には、抵抗41の一端が接続されている。抵抗41の他
端は、抵抗42の一端とNPN型トランジスタ43のベ
ースとに接続されている。抵抗42の他端は、トランジ
スタ43のエミッタに接続されている。トランジスタ4
3のコレクタは、抵抗44を介して5[V]の固定電圧
に接続されている。トランジスタ43のエミッタが、グ
ランドに接続されている。モード判断部40は、トラン
ジスタ43のコレクタと抵抗44との接続点を出力端子
とし、モード信号を判定基準変更部50とマイコン60
とに与える。マイコン60は、対象ユニットに組込ま
れ、対象ユニットを制御する。
【0019】判定基準変更部50は、モード判断部40
の出力端子に一端が接続された抵抗51を備えている。
抵抗51の他端は、判定基準変更部50の一端とNPN
型トランジスタ53のベースとに接続されている。抵抗
52の他端は、トランジスタ53のエミッタに接続され
ている。トランジスタ53のコレクタは、抵抗54の一
端に接続されている。抵抗54の他端は、異常電圧検出
部30のトランジスタ36のベースに接続されている。
トランジスタ53のエミッタがグランドに接続されてい
る。判定基準変更部50は、対象ユニットの運転モード
により、トランジスタ36のベース・エミッタ間に印加
させる電圧を変更する機能を持つ。
【0020】次に、この異常電源電圧検出回路の動作を
説明する。マイコン60が組込まれた対象ユニットは、
単独動作を行うことができると共に、他のユニットに接
続されたときには、他のユニットをマスターユニットと
して連携動作するものとする。このときには、対象ユニ
ットがスレーブユニットとして動作し、マスターユニッ
トによって動作の一部が律せられるものとする。
【0021】対象ユニットを単独運転させるときには、
対象ユニットと他のユニットとは接続されておらず、異
常電源電圧検出回路の入力端子IN2には、入力信号が
入力されない。この状態では、トランジスタ43のベー
ス・エミッタ間電圧がトランジスタ43の閾値を越えて
おらず、トランジスタ43がオフしている。トランジス
タ43がオフしていときには、トランジスタ43のコレ
クタ電圧が、抵抗44によって5[V]近傍に引き上げ
られる。このトランジスタ43のコレクタ電圧は、入力
端子IN2の電圧レベルを判断した結果のモード信号と
して、マイコン60と判定基準変更部50とに与えられ
る。トランジスタ43のコレクタ電圧が、5[V]にな
っていれば、マイコン60は、対象ユニットが単独運転
される単独モードとしての制御信号を生成し、対象ユニ
ットを制御をする。
【0022】判定基準変更部50の抵抗51及び抵抗5
2は、トランジスタ43のコレクタ電圧を分圧して、ト
ランジスタ53のベース・エミッタ間に印加する。これ
により、トランジスタ53がオン状態になる。オン状態
のトランジスタ53のエミッタ・コレクタ間は導通し、
抵抗54とグランドとの間を接続する。よって、抵抗5
4と抵抗35とが並列になる。
【0023】一方、入力端子IN1には、バッテリから
電源電圧の例えば14[V]が与えられている。入力端
子IN1に入力された電源電圧は、抵抗32を介してキ
ャパシタ34に印加され、キャパシタ34が電源電圧を
充電する。キャパシタ34に充電された電源電圧は、抵
抗35及び抵抗54の合成抵抗と抵抗33とによって分
圧され、トランジスタ36のベース・エミッタ間に印加
される。即ち、抵抗54と抵抗35の両端の電位差が、
トランジスタ36のベース・エミッタ間に印加される電
圧になる。
【0024】トランジスタ36のベース・エミッタ間電
圧が、トランジスタ36の閾値を越えているときには、
トランジスタ36はオン状態であり、トランジスタ36
のコレクタ電圧は、グランド電圧に近くなる。
【0025】ここで、バッテリが発生する電源電圧が降
下すると、トランジスタ36のベース・エミッタ間に印
加される電圧が低くなる。トランジスタ36のベース・
エミッタ間に印加される電圧が、トランジスタ36の閾
値以下になると、トランジスタ36がオフ状態になる。
トランジスタ36がオフ状態になると、トランジスタ3
6のエミッタ・コレクタ間が絶縁状態になり、トランジ
スタ36のコレクタの電圧が、抵抗37によって高レベ
ルに引き上げられる。トランジスタ36のコレクタは、
警報信号の出力端子であり、高レベルに活性化された警
報信号が、マイコン60に入力される。マイコン60
は、警報信号が与えられたときに、対象ユニットを停止
するための制御信号を発生する。
【0026】対象ユニットを他のユニットと接続し、対
象ユニットをスレーブユニットとして動作させる場合に
は、入力端子IN2には、マスタユニットとなる他のユ
ニットから入力信号が入力される。この入力信号は、例
えば電源電圧の14[V]であってもよい。
【0027】入力端子IN2に入力信号が入力される
と、トランジスタ43のベース・エミッタ間電圧が、ト
ランジスタ43の閾値よりも高くなり、トランジスタ4
3がオン状態になる。トランジスタ43がオン状態にな
ると、トランジスタ43のエミッタ・コレクタ間が導通
し、トランジスタ43のコレクタ電圧が低下してグラン
ド電位に近くなる。
【0028】このトランジスタ43のコレクタ電圧は、
入力端子IN2の電圧レベルを判断した結果としてマイ
コン60と、判定基準変更部50とに与えられる。トラ
ンジスタ43のコレクタ電圧が、0[V]近傍になって
いれば、マイコン60は、対象ユニットが連携運転され
る連携モードとしての制御信号を生成し、対象ユニット
を制御する。
【0029】判定基準変更部50中の抵抗51及び抵抗
52は、トランジスタ43のエミッタ電圧を分圧してト
ランジスタ53のベース・エミッタ間に印加する。これ
により、トランジスタ53がオフ状態になる。トランジ
スタ53がオフ状態になることにより、トランジスタ5
3のエミッタ・コレクタ間が絶縁状態になり、抵抗54
とグランドとが切り離される。
【0030】一方、入力端子IN1には、バッテリから
電源電圧が与えられる。入力端子IN1に入力された電
源電圧は、抵抗32を介してキャパシタ34に印加さ
れ、キャパシタ34が電源電圧を充電する。キャパシタ
34に充電された電源電圧は、抵抗33と抵抗35とに
よって分圧される。即ち、抵抗35の両端の電圧が、ト
ランジスタ36のベース・エミッタ間に印加される。
【0031】バッテリが発生する電源電圧が降下し、ト
ランジスタ36のベース・エミッタ間に印加される電圧
が低くなる。トランジスタ36のベース・エミッタ間に
印加される電圧が、トランジスタ36の閾値以下になる
と、トランジスタ36がオフ状態になる。トランジスタ
36がオフ状態になると、トランジスタ36のエミッタ
・コレクタ間が絶縁状態になり、トランジスタ36のコ
レクタの電圧が、抵抗37によって高レベルに引き上げ
られる。高レベルに活性化された警報信号が、マイコン
60に入力される。マイコン60は、警報信号が与えら
れたときに、対象ユニットを停止するための制御信号を
発生する。
【0032】ここで、警報信号の発生タイミングを、図
2を参照しつつ、説明する。図2は、電源電圧とトラン
ジスタ36のベース・エミッタ間電圧とを示す特性図で
ある。入力信号が入力端子IN2に入力されず、対象ユ
ニットが単独モードで動作する場合には、トランジスタ
36のベースとグランドとの間には、抵抗35及び抵抗
54の両方が接続される。これに対し、入力信号が入力
端子IN2に入力されて対象ユニットが連携モードで動
作するときには、トランジスタ36のベースとグランド
との間には、抵抗35のみが接続される。よって、単独
モードのときに、トランジスタ36のベース・エミッタ
間電圧に印加される電圧V1と、連携モードのときにト
ランジスタ36のベース・エミッタ間に印加され電圧V
2とは、ことなる。電源電圧V0が低下するときには、
電圧V1,V2の両方とも降下するが、電圧V1の方が
早く低くなる。つまり、電圧V1が時刻t1でトランジ
スタ36の閾値Vth以下になるとすると、電圧V2
は、時刻t1より後の時刻t2で値Vth以下になる。
よって、マスターユニット側で、電源電圧が降下したこ
とを検出したときでも、スレーブユニットとなる対象ユ
ニットでは、マスターユニットと通信を行うことができ
る。
【0033】以上のように本実施形態では、以下のよう
な効果を奏する。 (1) 電源電圧が降下したときに警報信号を発生する
異常電圧検出部30と、モード判断部40と、判定基準
変更部50とを設け、入力端子IN2から入力される入
力信号に基づき、異常電圧検出部30で警報信号を発生
する際の電源電圧を変化させる構成にしたので、他のユ
ニットと連携運転させても、他のユニットとの通信に失
敗すること回避できる。 (2) 単独運転とスレーブユニットとしての運転が可
能な対象ユニットの動作を、入力信号だけで切替えるこ
とができる。
【0034】(3) モード判断部40により、入力信
号に基づき、対象ユニットの運転モードを示すモード信
号を生成し、マイコン60に与えるので、対象ユニット
にメカニカルスイッチ等を設ける必要がなくなり、対象
ユニットを小型化できる。また、メカニカルスイッチを
切替える必要もなくなる。
【0035】[第2の実施形態]図3は、本発明の第2
の実施形態に係る異常電源電圧検出回路を示す回路図で
あり、図1中の要素と共通する要素には、共通の符号が
付されている。この異常電源電圧検出回路は、第1の実
施形態のモード判断部40をモード判断部70に置換し
たものであり、他の構成は、第1の実施形態と同様にな
っている。
【0036】モード判断部70は、入力端子IN2に一
端が接続された抵抗71を備えている。抵抗71の他端
には、抵抗72の一端とNPN型トランジスタ73のベ
ースとが接続されている。トランジスタ73のコレクタ
は、例えば5[V]の固定電圧に接続され、トランジス
タ73のエミッタには、抵抗72の他端と抵抗74の一
端とが接続されている。抵抗74の他端は、グランドに
接続されている。トランジスタ73のエミッタが、対象
ユニットの運転モードを示すモード信号を出力する出力
端子になる。トランジスタ73のエミッタは判定基準変
更部50中の抵抗51の一端と、対象ユニットに組込ま
れたマイコン80とに接続されている。
【0037】次に、異常電源電圧検出回路の動作を説明
する。マイコン80が組込まれた対象ユニットは、単独
動作を行うことができると共に、他のユニットに接続さ
れたときには、他のユニットをスレーブユニットとした
連携動作するものとする。このときには、対象ユニット
が、スレーブユニットの動作の一部を制御するマスター
ユニットとして動作するものとする。
【0038】対象ユニットを単独運転させるときには、
対象ユニットと他のユニットとは接続されておらず、異
常電源電圧検出回路の入力端子IN2には、入力信号が
入力されない。この状態では、トランジスタ73のベー
ス・エミッタ間電圧がトランジスタ73の閾値を越えて
おらず、トランジスタ73がオフしている。トランジス
タ73がオフしていときには、トランジスタ73のエミ
ッタ電圧が、グランドの電位になっている。このトラン
ジスタ73のエミッタの電圧が、入力端子IN2の電圧
レベルを判断した結果としてマイコン80と、判定基準
変更部50とに与えられる。トランジスタ73のエミッ
タ電圧が、0[V]近傍になっていれば、マイコン80
は、対象ユニットが単独運転される単独運転モードとし
ての制御信号を生成し、対象ユニットを制御をする。
【0039】判定基準変更部50の抵抗51及び抵抗5
2は、トランジスタ73のコレクタ電圧を分圧して、ト
ランジスタ53のベース・エミッタ間に印加する。これ
により、トランジスタ53がオフ状態になる。トランジ
スタ53がオフ状態になることにより、トランジスタ5
3のエミッタ・コレクタ間が絶縁状態になり、抵抗54
とグランドとが切り離されている。
【0040】一方、入力端子IN1には、バッテリから
電源電圧が与えられている。入力端子IN1に入力され
た電源電圧は、抵抗32を介してキャパシタ34に印加
され、キャパシタ34が電源電圧を充電する。キャパシ
タ34に充電された電源電圧は、抵抗33と抵抗35と
によって分圧される。即ち、抵抗35の両端の電圧が、
トランジスタ36のベース・エミッタ間に印加される。
【0041】バッテリが発生する電源電圧が降下する
と、トランジスタ36のベース・エミッタ間に印加され
る電圧が低くなる。トランジスタ36のベース・エミッ
タ間に印加される電圧が、トランジスタ36の閾値以下
になると、トランジスタ36がオフ状態になる。トラン
ジスタ36がオフ状態になると、トランジスタ36のエ
ミッタ・コレクタ間が絶縁状態になり、トランジスタ3
6のコレクタの電圧が、抵抗37によって高レベルに引
き上げられる。トランジスタ36のコレクタは、警報信
号の出力端子であり、高レベルに活性化された警報信号
が、マイコン80に入力される。マイコン80は、警報
信号が与えられたときに、対象ユニットを停止するため
の制御信号を発生する。
【0042】対象ユニットを他のユニットと接続し、対
象ユニットをマスターユニットとして動作させる場合に
は、入力端子IN2には、スレーブユニットとなる他の
ユニットから入力信号が入力される。この入力信号は、
例えば電源電圧の14[V]であってもよい。
【0043】入力端子IN2に入力信号が入力される
と、トランジスタ73のベース・エミッタ間電圧が、ト
ランジスタ73の閾値よりも高くなり、トランジスタ7
3がオン状態になる。トランジスタ73がオン状態にな
ると、トランジスタ73のエミッタ・コレクタ間が導通
し、トランジスタ73のエミッタ電圧が上昇する。
【0044】このトランジスタ73のエミッタ電圧は、
入力端子IN2の電圧レベルを判断した結果のモード信
号として、マイコン80と、判定基準変更部50とに与
えられる。トランジスタ43のエミッタ電圧が高けれ
ば、マイコン80は、対象ユニットが連携運転される連
携モードとしての制御信号を生成し、対象ユニットを制
御をする。
【0045】判定基準変更部50中の抵抗51及び抵抗
52は、トランジスタ73のエミッタ電圧を分圧してト
ランジスタ53のベース・エミッタ間に印加する。これ
により、トランジスタ53がオン状態になる。トランジ
スタ53がオン状態になることにより、トランジスタ5
3のエミッタ・コレクタ間が導通し、抵抗54とグラン
ドとが接続される。よって、よって、抵抗54と抵抗3
5とが並列になる。一方、入力端子IN1には、バッテ
リから電源電圧の例えば14[V]が与えられている。
入力端子IN1に入力された電源電圧は、抵抗32を介
してキャパシタ34に印加され、キャパシタ34が電源
電圧を充電する。
【0046】キャパシタ34に充電された電源電圧は、
抵抗35及び抵抗54の合成抵抗と抵抗33とによって
分圧され、トランジスタ36のベース・エミッタ間に印
加される。即ち、抵抗54と抵抗35の両端の電位差
が、トランジスタ36のベース・エミッタ間に印加され
る電圧になる。
【0047】トランジスタ36のベース・エミッタ間電
圧が、トランジスタ36の閾値を越えているときには、
トランジスタ36はオン状態であり、トランジスタ36
のコレクタ電圧は、グランド電圧に近くなる。
【0048】ここで、バッテリが発生する電源電圧が降
下すると、トランジスタ36のベース・エミッタ間に印
加される電圧が低くなる。トランジスタ36のベース・
エミッタ間に印加される電圧が、トランジスタ36の閾
値以下になると、トランジスタ36がオフ状態になる。
トランジスタ36がオフ状態になると、トランジスタ3
6のエミッタ・コレクタ間が絶縁状態になり、トランジ
スタ36のコレクタの電圧が、抵抗37によって高レベ
ルに引き上げられる。高レベルに活性化された警報信号
が、マイコン80に入力される。マイコン80は、警報
信号が与えられたときに、対象ユニットを停止するため
の制御信号を発生する。これにより、対象ユニットは、
スレーブユニットとなる他のユニットと通信し、他のユ
ニットを停止させる。
【0049】ここで、入力信号が入力端子IN2に入力
されず、対象ユニットが単独モードで動作する場合に
は、トランジスタ36のベースとグランドとの間には、
抵抗35が接続される。これに対し、入力信号が入力端
子IN2に入力されて対象ユニットが連携モードで動作
するときには、トランジスタ36のベースとグランドと
の間には、抵抗35及び抵抗54が接続される。よっ
て、電源電圧が降下したときには、対象ユニットが連携
モードで動作する場合の方が早く警報信号を発生するこ
とになる。よって、同様の異常電源電圧検出回路を持つ
他のユニットに、対象ユニットを接続して連携動作させ
たときには、他のユニットがよりも早くバッテリの電源
電圧の降下を検出するので、その後の両ユニット間の通
信を行わせてから、両ユニットを停止できる。
【0050】以上のように、本実施形態では、第1の実
施形態と同様に、次のような効果を奏する。 (4) 電源電圧が降下したときに警報信号を発生する
異常電圧検出部30と、モード判断部70と、判定基準
変更部50とを設け、入力端子IN2から入力される入
力信号に基づき、異常電圧検出部30で警報信号を発生
する際の電源電圧を変化させる構成にしたので、他のユ
ニットと連携運転させても、他のユニットとの通信に失
敗することが回避できる。 (5) 単独運転とマスターユニットとしての運転が可
能な対象ユニットの動作を、入力信号だけで切替えるこ
とができる。 (6) モード判断部70により、入力信号に基づき、
対象ユニットの運転モードを示すモード信号を生成し、
マイコン80に与えるので、対象ユニットにメカニカル
スイッチ等を設ける必要がなくなり、対象ユニットを小
型化できる。また、メカニカルスイッチを切替える必要
もなくなる。
【0051】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ず、種々の変形が可能である。その変形例としては、次
のようなものがある。 (a)第1の実施形態では、対象ユニットが単独運転
と、連携運転とで警報信号発生する際の電源電圧を切替
えていたが、対象ユニットがマスターユニットとして用
いられる場合と、スレーブユニットとして用いられる場
合とで、警報信号を発生する際の電源電圧を切替えても
よい。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、対象ユニットの運転モードに応じ、電源電圧が低
下して警報信号を発生するときの所定電圧を変更するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る異常電源電圧検
出回路を示す回路図である。
【図2】電源電圧とトランジスタ36のベース・エミッ
タ間電圧の関係を示す特性図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係る異常電源電圧検
出回路を示す回路図である。
【図4】従来の異常電源電圧検出回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
30 異常電圧検出部 40,70 モード判断部 50 判定基準変更部 60,80 対象ユニットに組込まれたマイコン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象ユニットへ供給される電源電圧を入力
    し、該電源電圧を監視し、該電源電圧が所定電圧以下に
    なったと判定したときに警報信号を発生して該対象ユニ
    ットに与える異常電圧検出部と、 入力信号に基づき、前記対象ユニットの運転モードを示
    すモード信号を生成するモード判断部と、 前記モード信号に基づき、前記所定電圧を変化させる判
    定基準変更部と、 を備えることを特徴とする異常電源電圧検出回路。
  2. 【請求項2】前記モード判断部は、前記モード信号を前
    記対象ユニットへ与えることを特徴とする請求項1に記
    載の異常電源電圧検出回路。
  3. 【請求項3】前記対象ユニットの運転モードには、該対
    象ユニットが単独で運転される単独モードと、該対象ユ
    ニットが他のユニットと連携して運転される連携モード
    とがあり、 前記判定基準変更部は、前記単独モードと前記連携モー
    ドとで前記所定電圧を変化させることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の異常電源電圧検出回路。
  4. 【請求項4】前記判定基準変更部は、前記モード判断部
    が前記対象ユニットの運転モードを前記連携モードと判
    断したときには、前記所定電圧を低下させることを特徴
    とする請求項3に記載の異常電源電圧検出回路。
  5. 【請求項5】前記判定基準変更部は、前記モード判断部
    が前記対象ユニットの運転モードを前記連携モードと判
    断したときには、前記所定電圧を上昇させることを特徴
    とする請求項3に記載の異常電源電圧検出回路。
  6. 【請求項6】前記対象ユニットの運転モードには、該対
    象ユニットが他のユニットの動作の少なくとも一部を律
    するマスターモードと、該他のユニットによって該対象
    ユニットの動作の少なくとも一部が律せられるスレーブ
    モードとがあり、 前記判定基準変更部は、前記マスターモードと前記スレ
    ーブモードとで前記所定電圧を変化させることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の異常電源電圧検出回路。
  7. 【請求項7】前記判定基準変更部は、前記モード判断部
    が前記対象ユニットの運転モードを前記スレーブモード
    と判断したときには、前記所定電圧を低下させることを
    特徴とする請求項6に記載の異常電源電圧検出回路。
  8. 【請求項8】前記判定基準変更部は、前記モード判断部
    が前記対象ユニットの運転モードを前記マスターモード
    と判断したときには、前記所定電圧を上昇させることを
    特徴とする請求項6に記載の異常電源電圧検出回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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