JP2003259179A - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2003259179A
JP2003259179A JP2002059954A JP2002059954A JP2003259179A JP 2003259179 A JP2003259179 A JP 2003259179A JP 2002059954 A JP2002059954 A JP 2002059954A JP 2002059954 A JP2002059954 A JP 2002059954A JP 2003259179 A JP2003259179 A JP 2003259179A
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camera
camera body
image
holder
electronic
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JP2002059954A
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English (en)
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Kazunori Kita
一記 喜多
Yasuo Kuroki
保雄 黒木
Toshiya Ando
俊也 安藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性や機動性を損なうことなく、撮像を行
う際の姿勢上の制約を解消する。 【解決手段】 電子カメラ1は、支持体2と、この支持
体2の両端部に係止されたリストバンド3、及び支持体
2上に着脱自在に取り付けられたカメラ本体4とで構成
されている。撮像を行うに際しては、矢印a、aで示し
たように、着脱ロックの解除ボタン205、205を右
手RHの親指R1と人差指R2の先端側で押圧しつつ、
これら親指R1と人差指R2の基端側でカメラ本体4を
挾持して矢印b方向に引き抜く。これによりカメラ本体
4は支持体2から離脱され、自由な姿勢で自由に撮像角
度調整して撮像を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、手首等の身体に装着して手軽に
携帯することのできる電子カメラに関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】今日においては、電子カメラの小型化が急
速に図られており、その中には一体的に設けられたバン
ドにより、手首に装着して携帯可能なリスト型の電子カ
メラ(以下、リスト型カメラという)も出現するに至っ
ている。このリスト型カメラにあっては、カメラ本体の
側面部にレンズが配置されている。したがって、ユーザ
は、リスト型カメラを一方の左手首に装着して、レンズ
を被写体に向け、右手指でシャッター操作することによ
り、撮像を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】このように、リスト型カメラは、手首に装
着して携帯しそのまま撮像できることから、携帯性や機
動性の面では優れる。しかし、左手首に装着したカメラ
を右手で操作して撮像を行う際の姿勢上の制約が伴う。
このため、所望の被写体を撮像することが困難となった
り、迅速に所望の被写体を撮像することができないとい
う欠点を有する。
【0007】無論、ビデオカメラに採用されているよう
に、カメラ部を回動自在とすれば、撮像角度調整上の制
約は緩和することは可能となるが、構造が複雑化して大
型化し、携帯性や機動性が損なわれてしまう。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、携帯性や機動性を損なうことなく、撮像
を行う際の姿勢上の制約を解消することのできる電子カ
メラを提供することをを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】前記課題を解決するために請求項1記載の
発明にかかる電子カメラにあっては、人体に装着可能な
支持体と、被写体を撮像する撮像手段と表示手段とを有
し、前記支持体に着脱自在に支持されるカメラ本体とを
備える。したがって、携帯する際には、カメラ本体を支
持体に支持しておくことにより、手軽に携帯することが
でき携帯性及び機動性は確保される。そして、撮像を行
う際には、カメラ本体を支持体から離脱させれば、自由
な姿勢で撮像を行うことができる。また、カメラ本体を
片手あるいは両手で持ち、自由に撮像角度を調整するこ
とができる。したがって、撮像を行う際の姿勢上の制約
及び撮像角度調整上の制約を伴うことなく、撮像を行う
ことができる。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記カメラ本体は、前記支持体に対して水平方向へスライ
ド可能に取り付けられている。したがって、カメラ本体
を水平方向に引き抜けば、支持体から離脱させることが
でき、迅速な撮像開始が可能となる。
【0012】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記支持体には、前記スライド方向の一側面側が開口さ
れ、前記カメラ本体を着脱自在に抱持する載置部が形成
され、この載置部及び前記カメラ本体のいずれか一方
に、前記スライド方向に沿う案内溝が形成され、他方に
この案内溝に係合する突起部が形成されている。したが
って、カメラ本体をスライドさせれば迅速に支持体から
離脱させることができるとともに、再度カメラ本体を支
持体に支持させる際には、突起と案内溝とを合致させて
スライドさせることにより、容易に再支持が可能とな
る。
【0013】また、請求項5記載の発明にあっては、前
記撮像手段の構成部材であるレンズが、前記カメラ本体
の下面に設けられ、前記表示手段が前記カメラ本体の上
面に設けられている。したがって、カメラ本体を支持体
から離脱させた後は、通常の電子カメラと同様に、表示
部が眼の前方に位置するようにカメラ本体を構えて、自
由に撮像角度を調整することができる。
【0014】また、請求項6記載の発明にあっては、前
記支持体には、前記カメラ本体が支持されている状態に
おいて、前記レンズと対面する部位にレンズ保護部が設
けられている。したがって、レンズがカメラ本体の下面
に設けられても、支持体との接触によりレンズに傷等が
生ずることはい。
【0015】また、請求項7記載の発明にあっては、前
記支持体には、前記カメラ本体が支持されている状態に
おいて、前記レンズと対面する部位にレンズ曇り防止孔
が設けられている。したがって、カメラ本体はレンズに
曇りのない状態で支持体に支持されており、カメラ本体
を支持体から離脱させて撮像を行う際、レンズに曇りの
ない状態で迅速に支障なく撮像を開始することができ
る。
【0016】また、請求項8記載の発明にあっては、前
記カメラ本体は、前記撮像手段により撮像されて記録さ
れた画像を前記表示手段に再生表示する表示制御手段を
備える。したがって、撮像のみならず再生も行うことが
でき、このとき自由な姿勢で表示部に表示される再生画
像を楽しむことができる。
【0017】また、請求項9記載の発明にあっては、前
記カメラ本体には、現在時刻を計時する計時手段が更に
設けられ、前記表示手段は前記計時手段により計時され
る現在時刻を更に表示する。したがって、カメラ本体を
支持体に支持した状態においては、腕時計として利用す
ることもできる。
【0018】また、請求項10記載の発明にあっては、
前記カメラ本体には、第1のモードと第2のモードとを
選択的に設定するモード設定手段が更に設けられ、前記
表示手段は、前記第1のモードが設定されている状態に
おいては前記現在時刻を表示し、前記第2のモードが設
定されている状態においては前記被写体を表示する。よ
って、モード設定に応じて腕時計として用いたり、電子
カメラとして用いたりすることができる。
【0019】また、請求項11記載の発明にあっては、
前記カメラ本体は、前記支持体からの離脱に伴って、前
記第1のモードから前記第2のモードに切り換える切換
手段を備える。したがって、カメラ本体を支持体から離
脱させれば、自動的に第2のモードに切り替わって、迅
速に撮像を開始することができる。
【0020】また、請求項12記載の発明にあっては、
前記切換手段は、前記カメラ本体の下面部に設けられ、
当該カメラ本体の前記支持体からの離脱に伴って突出動
作するスイッチである。したがって、簡単なスイッチ構
造により、自動的なモード切り替えが可能となる。
【0021】また、請求項13記載の発明あっては、前
記カメラ本体は、前記撮像手段により撮像された画像を
外部に送信する送信手段を更に備える。したがって、撮
像した画像を外部に送信することもできる。
【0022】また、請求項14記載の発明あっては、前
記支持体は、人体の手首に装着されるバンドを備える。
したがって、手軽に携帯することができ携帯性及び機動
性は確保される。
【0023】また、請求項15記載の発明にあっては、
前記支持体は、前記カメラ本体が支持されている状態に
おいて当該カメラ本体に係合し、操作に伴って係合を解
除するロック手段を備える。したがって、カメラ本体が
支持体から不用意に脱落してしまうことはない。
【0024】また、請求項16記載の発明にかかる電子
カメラにあっては、被写体を表示する表示手段と被写体
を撮像する撮像手段とを有するカメラ本体と、このカメ
ラ本体の両端部に係着され人体の手首に装着可能なバン
ドとを備えるとともに、前記カメラ本体の一方のバンド
が係着された端部側には、前記人体の手首に装着された
状態に応じて前記一方のバンドよりも外方に突出する突
出部が設けられ、この突出部の下面に前記撮像手段の構
成部材であるレンズが配置され、前記カメラ本体の上面
に前記表示手段が配置されている。したがって、この電
子カメラの場合、バンドで手首に装着したまま装着状態
を調整すると、装着状態の変化に伴って突出部がバンド
よりも外方に突出する。この突出部の下面にレンズが配
置され、かつ、カメラ本体の上面に前記表示手段が配置
されているので、表示部が眼の前方に位置するようにし
て、自由に撮像角度を調整することができる。したがっ
て、撮像を行う際の姿勢上の制約及び撮像角度調整上の
制約を伴うことなく、撮像を行うことができる。
【0025】また、請求項17記載の発明にあっては、
前記カメラ本体が、前記バンドに着脱自在である。した
がって、前述と同様にカメラ本体を片手あるいは両手で
持ち、表示部が眼の前方に位置するようにカメラ本体を
構えて、自由に撮像角度を調整することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
【0027】以下、本発明の実施の形態を図に従って説
明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1に示すように、
第1の実施の形態にかかる電子カメラ1は、ホルダー2
と、このホルダー2の両端部に係止されたリストバンド
3、及び前記ホルダー2上に着脱自在に取り付けられた
カメラ本体4とで構成されている。リストバンド3の端
部には、バックル301が係止されている。
【0029】カメラ本体4はケース401を有し、この
ケース401の底面部には開口部402が設けられてい
る。ケース401の内部には、制御部403及びこの制
御部403に接続された操作部404、時計部405、
電池部406、撮像カメラ部407、無線リンク・送受
信部408、LCD表示部409が設けられており、L
CD表示部409の表面はケース401の上面から露出
している。
【0030】撮像カメラ部407は、前記開口部402
に配置された撮像レンズ410、この撮像レンズ410
の光軸上に配置されたイメージセンサ411、このイメ
ージセンサ411に順次接続されたアンプ/ADC41
2、画像信号処理部452、画像データメモリ413を
備え、画像信号処理部412と画像データメモリ413
とが制御部403に接続されている。アンプ/ADC4
12は、イメージセンサ411から出力された撮像信号
を保持するCDS、その撮像信号を増幅するゲイン調整
アンプ(AGC)、増幅後の撮像信号をデジタル信号に
変換するA/D変換器(AD)からなるユニット回路か
らなる。
【0031】画像信号処理部412は、各種の信号処
理、及び画像処理機能を備えたものであり、アンプ/A
DC412を経てデジタル信号に変換された撮像信号か
らビデオ信号を生成し、イメージセンサ411によって
撮像した被写体像をスルー画像として制御部403に送
り、制御部403はLCD表示部409にスルー画像を
表示させる。また、撮像時には、撮像信号を圧縮して所
定のフォーマットの画像ファイルを生成し、それをフラ
ッシュメモリ等からなる画像データメモリ413に記憶
させ、再生時には圧縮した画像ファイルを伸張してLC
D表示部409に表示させる。
【0032】無線リンク・送受信部408は、Blue
tooth方式を採用するものであって、無線デバイス
ID記憶部414、無線リンク制御部415、情報変復
調部416、拡散変復調部417、送受信部418及び
アンテナ419を備えており、無線リンク制御部415
は前記制御部403に接続されている。無線デバイスI
D記憶部414には、Bluetooth通信相手とな
る携帯電話端末5のIDが記憶されており、無線リンク
制御部415は、無線リンク・送受信部408の各部を
制御するものである。情報変復調部416は送受信する
情報を変復調し、拡散変復調部417は送受信する情報
を拡散変復調する。送受信部418は、アンテナ419
により受信される情報及びアンテナ419から送信する
情報を送受信処理する。
【0033】また、カメラ本体4とBluetooth
により近接無線接続される携帯電話端末5も、無線リン
ク・送受信部501を備えているとともに、携帯電話・
送受信部502を備えている。無線リンク・送受信部5
01は、前記カメラ本体4側と同様に、Bluetoo
th方式を採用するものであって、無線デバイスID記
憶部503、無線リンク制御部504、情報変復調部4
05、拡散変復調部506、送受信部507及びアンテ
ナ508を備えており、無線デバイスID記憶部503
には、Bluetooth通信相手となるカメラ本体4
のIDが記憶されている。
【0034】携帯電話・送受信部502は、一般的な携
帯電話端末と同様の回路構成であって、スピーカ50
9、マイク510、音声/データ処理部511、通信制
御部512、受送信部513及びアンテナ514を備
え、通信制御部512は、前記無線リンク制御部504
に接続されている。したがって、この携帯電話端末5
は、無線基地局6、移動体通信網7、及び無線基地局6
を介して、カメラ又は表示画面付携帯電話端末9や、他
の携帯電話端末10、あるいは画像表示機能付情報端末
11に接続可能であるとともに、インターネット12を
介してPC13等に接続可能である。
【0035】図2(B)及び図3(B)に示すように、
前記カメラ本体4のケース401の表面部420には、
前記LCD表示部409が設けられているとともに、撮
像時に握りやすくするための、円曲状の突起421が設
けられている。
【0036】一方、図3(A)に示すように、前記ホル
ダー2は、カメラ本体4が設置される水平面からなる載
置面201と、一対のホールド部202、202とを備
えている。載置面201は略矩形であって、一対のスラ
イド着脱用ガイド溝203、203が、前記ホールド部
202、202が設けられ辺に沿って平行に形成されて
いる。ホールド部202、202は、載置面201の相
対向する両側部の一部に設けられて、載置面201より
も上方に突出している。ホールド部202、202の相
対向する側面には、後述する機構により出没する着脱ロ
ック用爪204、204が突出しており、ホールド部2
02、202の上面には、この着脱ロック用爪204、
204を退入させる際に操作される着脱ロックの解除ボ
タン205、205が配置されている。
【0037】他方、図3(C)に示すように、前記カメ
ラ本体4のケース401の裏面部422には、前記開口
部402を介して撮像レンズ410が露呈しているとも
に、前記スライド着脱用ガイド溝203、203と合致
する一対のスライド着脱用ガイドレール423、423
が設けられている。更に、前記ケース401の両側面部
424、424には、前記着脱ロック用爪204、20
4が係合するロック溝425、425が設けられ、一方
の側面部424には前記操作部404に設けられたシャ
ッターボタン426が配置されている。このシャッター
ボタン426からの操作信号は、図1に示した操作部4
04を介して制御部403に入力されるように構成され
ている。なお、操作部404には、シャッターボタン4
26該にも、図示しないモード切り替えボタンや再生ボ
タンが設けられている。
【0038】以上の構成にかかる本実施の形態において
通常時は、一対のスライド着脱用ガイド溝203、20
3に、スライド着脱用ガイドレール423、423を嵌
合させ状態で、ロック溝425、425に着脱ロック用
爪204、204を係合させることにより、カメラ本体
4はホルダー2の載置面201に固定されている。この
状態で、図4に示すようにリストバンド3を左手首LA
に巻き付けて、電子カメラ1を携帯する。なお、この状
態では時計モードが設定され、LCD表示部409に
は、時計部405により計時されている現在時刻が表示
されている。
【0039】そして、撮像を行うに際しては、図4に矢
印a、aで示したように、着脱ロックの解除ボタン20
5、205を右手RHの親指R1と人差指R2の先端側
で押圧しつつ、これら親指R1と人差指R2の基端側で
カメラ本体4を挾持して矢印b方向に引き抜く。する
と、ロック溝425、425から着脱ロック用爪20
4、204が離脱した状態で、カメラ本体4はスライド
着脱用ガイド溝203、203及びスライド着脱用ガイ
ドレール423、423に沿ってスライドし、これによ
りカメラ本体4はホルダー2から離脱される。
【0040】次に、前記モード切り替えボタンを操作し
て、撮像モードを設定すると撮像カメラ部407が起動
して、時計モードから撮像モードに切り替わる。これに
より、LCD表示部409には、撮像レンズ410によ
りイメージセンサ411状に結像された被写体の画像が
表示される。
【0041】そして、撮像に際しては図5に示すよう
に、突起421上に親指R1を置き、人差指R2をシャ
ッターボタン426上に置くとともに、他の手指を裏面
部422(図3(C)参照)側に回し込んでカメラ本体
4を挾持し、ユーザの目の前方に位置させる。これによ
り、ユーザの目の前方には、スルー画像が表示されてい
るLCD表示部409が位置することとなる。次に、L
CD表示部409に所望の被写体画像が表示された時点
で、シャッターボタン426を人差指R2で押圧する。
すると、画像信号処理部412は、アンプ/ADC41
2を経てデジタル信号に変換された撮像信号を圧縮して
所定のフォーマットの画像ファイルを生成し、それを画
像データメモリ413に記憶させる。これにより、撮像
が終了することとなる。
【0042】このようにして撮像が終了したならば、ス
ライド着脱用ガイド溝203、203の端部にスライド
着脱用ガイドレール423、423を合致させた後、図
4に示した矢印bとは逆方向にカメラ本体4を押し込
む。すると、カメラ本体4は載置面201上を反矢印b
方向にスライドし、やがてロック溝425、425に着
脱ロック用爪204、204が係合することにより、カ
メラ本体4はホルダー2に固定される。
【0043】なお、この状態で前記再生ボタンを操作を
操作して、再生モードを設定すると画像信号処理部41
2は、画像データメモリ413に記憶されている画像フ
ァイルを伸張してLCD表示部409に表示させる。こ
れにより、撮像済の画像がLCD表示部409に表示さ
れる。
【0044】(第1の実施の形態の変形例)図6〜図8
は、第1の実施の形態の変形例を示すものである。 変形例1(図6) この変形例においては、カメラ本体4のケース401の
裏面部422であって、一側部の略中央部に開口部40
2を介して撮像レンズ410が突出している。他方、ホ
ルダー2の載置面201には、撮像レンズ410が遊嵌
可能なスライド脱着用ガイド溝227が、ホールド部2
02、202が設けられ辺に沿って平行に形成されてい
る。スライド脱着用ガイド溝227の基端部には、図6
(A)に示したように、撮像レンズ410の下端を閉鎖
し得る凹部からなるレンズ保護用カバー部228が設け
られている。なお、着脱ロック用爪204、204、ロ
ック溝425、425、シャッターボタン426を備え
る構成は、前述した実施の形態と同様である。
【0045】かかる変形例1において、通常時は、撮像
レンズ410の下端がレンズ保護用カバー部によって閉
鎖されることにより、保護されている。また、ロック溝
425、425に着脱ロック用爪204、204が係合
することにより、カメラ本体4はホルダー2の載置面2
01に固定されている。
【0046】そして、撮像を行うに際しては、前述と同
様に、図4に矢印a、aで示したように、着脱ロックの
解除ボタン205、205を右手RHの親指R1と人差
指R2の先端側で押圧しつつ、これら親指R1と人差指
R2の基端側でカメラ本体4を挾持して矢印b方向に引
き抜く。すると、ロック溝425、425から着脱ロッ
ク用爪204、204が離脱した状態で、カメラ本体4
は撮像レンズ410の下端をスライド脱着用ガイド溝2
27内にてスライドさせ、これによりカメラ本体4はホ
ルダー2から離脱され、前述と同様に撮像を行うことが
できる。
【0047】そして、撮像が終了したならば、スライド
脱着用ガイド溝227の端部に撮像レンズ410の下端
を合致させた後、図4に示した矢印bとは逆方向にカメ
ラ本体4を押し込む。すると、カメラ本体4は載置面2
01上を反矢印b方向にスライドし、やがてロック溝4
25、425に着脱ロック用爪204、204が係合す
ることにより、カメラ本体4はホルダー2に固定され
る。また、カメラ本体4がホルダー2に固定されると、
再度撮像レンズ410の下端はレンズ保護用カバー部2
28により閉鎖されて、保護されることとなる。
【0048】変形例2(図7) この変形例においては、開口部402を介して撮像レン
ズ410が突出している。他方、ホルダー2の載置面2
01には、カメラ本体4がホルダー2に固定された状態
で前記撮像レンズ410が対面する位置に、一端部が開
放状の凹部からなるレンズ保護用凹部229が設けられ
ている。これ以外の構成は、前述した実施の形態と同様
であるので、同一符号を付して説明を省略する。
【0049】かかる変形例1において、通常時は、撮像
レンズ410の下端がレンズ保護用凹部229内に位置
することにより保護されている。また、ロック溝42
5、425に着脱ロック用爪204、204が係合する
ことにより、カメラ本体4はホルダー2の載置面201
に固定されている。
【0050】そして、撮像を行うに際しては、前述の実
施の形態と同様にして、カメラ本体4をホルダー2から
離脱させる。また、撮像が終了したならば、スライド着
脱用ガイド溝203、203の端部にスライド着脱用ガ
イドレール423、423を合致させた後、図4に示し
た矢印bとは逆方向にカメラ本体4を押し込む。する
と、カメラ本体4は載置面201上を反矢印b方向にス
ライドし、やがてロック溝425、425に着脱ロック
用爪204、204が係合することにより、カメラ本体
4はホルダー2に固定される。また、カメラ本体4がホ
ルダー2に固定されると、再度撮像レンズ410の下端
はレンズ保護用凹部229内に位置することにより保護
されることとなる。
【0051】変形例3(図8) この変形例においては、カメラ本体4のケース401の
裏面部422であって、前述した変形例1とは逆の他側
部の略中央部に開口部402を介して撮像レンズ410
が突出している。他方、ホルダー2の載置面201に
は、カメラ本体4がホルダー2に固定された状態で前記
撮像レンズ410が対面する位置に、一端部が開放状で
あって、撮像レンズ410の下端を閉鎖し得る凹部から
なるレンズ保護用カバー部230が設けられている。更
に、レンズ保護用カバー部230には、ホルダー2を貫
通する曇り取り用孔231が設けられている。なお、着
脱ロック用爪204、204、ロック溝425、42
5、シャッターボタン426を備える構成は、前述した
実施の形態と同様である。
【0052】かかる変形例1においては、カメラ本体4
がホルダー2に固定されていると、曇り取り用孔231
から流入した空気による換気作用により、レンズ保護用
カバー部230に当接している撮像レンズ410の曇り
を防止することができる。よって、カメラ本体4をホル
ダー2から離脱させて撮像を行う際、撮像レンズ410
に曇りのない状態で迅速に支障なく撮像を開始すること
ができる。
【0053】(脱着機構の構成例)図9〜図13は、脱
着機構の構成例を示すものである。 構成例1(図9) この構成例においては、ホルダー2のホールド部20
2、202の内部に回転軸232によって、フック・レ
バー233が回動自在に支持されており、このフック・
レバー233の一端部に、前記ロック溝425に係合す
る着脱ロック用爪204が設けられている。また、フッ
ク・レバー233の他端部には、ホールド部202の外
部に突出した解除ボタン205が係止されているともも
に、図9(C)に示すように、この解除ボタン205と
同一軸上にこれを突出させる方向に付勢するスプリング
234が設けられている。
【0054】この構成例において通常時は、図9(A)
に示すように、ロック溝425、425にフック・レバ
ー233の着脱ロック用爪204、204が係合するこ
とにより、カメラ本体4はホルダー2に固定されてい
る。そして、撮像を行うに際しては、同図に矢印aで示
したように、解除ボタン205を押圧する。すると、図
9(B)に示すように、フック・レバー233が回動し
て、着脱ロック用爪204がロック溝425から離脱
し、カメラ本体4をホルダー2から離脱させることがで
きる。また、撮像の終了後、カメラ本体4をホルダー2
上の所定位置に戻すと、図9(C)に示したように、ス
プリング234により付勢されてフック・レバー233
が回動し、再びロック溝425、425にフック・レバ
ー234の着脱ロック用爪204、204が係合するこ
ととなる。
【0055】構成例2(図10) この構成例においては、ホルダー2のホールド部20
2、202の内部に回転軸232によって、逆L字状の
フック・レバー235、235が回動自在に支持されて
おり、このフック・レバー235の一端部に、前記ロッ
ク溝425に係合する着脱ロック用爪204が設けられ
ている。また、フック・レバー235の他端部側には、
一端がホールド部202の外部に突出しかつ他端がフッ
ク・レバー235、235の他端に対向する解除ボタン
205が遊嵌されている。この解除ボタン205には、
これを突出する方向に付勢する第1スプリング236が
巻装され、更にホールド部402の内部には、前記着脱
ロック用爪204が突出する方向にフック・レバー23
5を付勢する第2スプリング237が設けられている。
【0056】この構成例において通常時は、図10
(A)に示すように、ロック溝425、425にフック
・レバー235の着脱ロック用爪204、204が係合
することにより、前記カメラ本体4はホルダー2に固定
されている。そして、撮像を行うに際しては、図10
(A)に矢印aで示したように、解除ボタン205を押
圧する。すると、解除ボタン205が第1スプリング2
36に抗して没入し、フック・レバー235は第2スプ
リング237に抗して回動する。よって、着脱ロック用
爪204がロック溝425から離脱し、カメラ本体4を
ホルダー2から離脱させることができる。また、撮像の
終了後、カメラ本体4をホルダー2上の所定位置に戻す
と、図10(A)に示したように、第2スプリング23
7により付勢されてフック・レバー235が回動し、再
び前記ロック溝425、425にフック・レバー234
の着脱ロック用爪204、204が係合することとな
る。 構成例3(図11) この構成例においては、ホルダー2のホールド部20
2、202の内部に回転軸232によって、フック・レ
バー238が回動自在に支持されており、このフック・
レバー238の一端部に、前記ロック溝425に係合す
る着脱ロック用爪204が設けられている。また、フッ
ク・レバー238の他端部には、ホールド部202の外
部に突出した解除ボタン205が係止されているともも
に、この解除ボタン205に対しオフセットした位置
に、着脱ロック用爪2及び解除ボタン205を突出させ
る方向に付勢するスプリング234が設けられている。
つまり、この構成例3は、前述した構成例1とはスプリ
ング234の配置部位のみが異なる。
【0057】したがって、この構成例においても通常時
は、図11(A)に示すように、ロック溝425、42
5にフック・レバー238の着脱ロック用爪204、2
04が係合することにより、カメラ本体4はホルダー2
に固定されている。そして、撮像を行うに際しては、図
11(B)に矢印aで示したように、解除ボタン205
を押圧する。すると、同図に示すように、フック・レバ
ー238が回動して、着脱ロック用爪204がロック溝
425から離脱し、カメラ本体4をホルダー2から離脱
させることができる。また、撮像の終了後、カメラ本体
4をホルダー2上の所定位置に戻すと、図11(A)に
示したように、スプリング234により付勢されてフッ
ク・レバー238が回動し、再びロック溝425、42
5にフック・レバー234の着脱ロック用爪204、2
04が係合することとなる。 構成例4(図12) この構成例は、解除ボタン205の取り付け部位に防水
性を付与したものである。すなわち、ホルダー2のホー
ルド部202、202には、外部側に解除ボタン205
のボタン部239に合致する形状の大径部240が設け
られており、内部側に解除ボタン205の軸241が遊
嵌する小径部242が設けられている。大径部240と
小径部242間には、軸241に巻装されて解除ボタン
205を突出する方向に付勢するスプリング243が配
置されており、また、小径部242の外側端部には前記
軸241に圧接するOリング244が配置されている。
【0058】したがって、この構成例によれば通常時
は、図12(A)に示すように、ボタン部239の外周
縁部が大径部240に密接し、かつOリング244が軸
241に圧接していることにより、二重の防水構造が形
成され、ホルダー2のホールド部202内への水の浸入
を防止することができる。また、解除ボタン205を押
圧操作した際にも、図12(B)に示すように、ボタン
部239の外周全面が大径部240に密接し、かつOリ
ング244が軸241に圧接していることにより、二重
の防水構造が形成され、ホルダー2のホールド部202
内への水の浸入を防止することができる。
【0059】構成例5(図13) この構成例は、前述した構成例とは異なりスライド式の
脱着機構である。すなわち、ホルダー2のホールド部2
02、202の外部に一対のスライド・レバー245、
245がスライド自在に支持されている。また、ホール
ド部202、202内部には、この一対のスライド・レ
バー245、245を、その端部246、246が相近
接する方向に付勢するスプリング247が配設されてい
る。一方、カメラ本体4のケース401には、両側面部
にはカメラ本体4がホルダー2に固定された状態で、前
記スライド・レバー245、245の端部246、24
6の下縁部に当接する凸部427が設けられている。
【0060】この構成例において通常時は、図13
(A)(B1)(B2)に示すように、スライド・レバ
ー245、245の端部246、246が凸部427の
上端部に接触することにより、カメラ本体4はホルダー
2に固定されている。そして、撮像を行うに際しては、
図13(A)(C1)(C2)に矢印cで示したよう
に、スライド・レバー245、245をスライドさせる
する。すると、図13(C1)(C2)に示すように、
スライド・レバー245、245の端部246、246
が凸部427の上部より退避し、カメラ本体4をホルダ
ー2から矢印d方向(上方)離脱させることができる。
また、撮像の終了後、カメラ本体4をホルダー2上の所
定位置に戻すと、図13(A)(B1)(B2)に示し
たように、スプリング247により付勢されてスライド
・レバー245、245が復帰し、再びスライド・レバ
ー245、245の端部246、246が凸部427の
上端部に接触することにより、カメラ本体4はホルダー
2に固定されることとなる。
【0061】(第2の実施の形態)図14に示すよう
に、第2の実施の形態にかかる電子カメラ1は、ホルダ
ー2と、このホルダー2の両端部に係止されたリストバ
ンド3、及び前記ホルダー2上に着脱自在に取り付けら
れたカメラ本体4とで構成されている。リストバンド3
の端部には、バックル301が係止されている。カメラ
本体4はケース401を有し、このケース401の内部
には、前述の図1に示した第1の実施の形態と同様の回
路が内蔵されている。
【0062】一方、ホルダー2は、カメラ本体4が設置
される水平面からなる載置面201と、一対のホールド
部202、202とを備えている。載置面201は略矩
形であり、ホールド部202、202は、載置面201
の相対向する両側部の一部に設けられて、載置面201
よりも上方に突出している。ホールド部202、202
の相対向する側面には、一対のロック凹部248、24
8が形成されている。他方、前記カメラ本体4のケース
401の両側面部424、424には、ロック機構42
9、429が設けられている。このロック機構429に
は、一端部にアンロックボタン430を有し、他端部に
前記ロック凹部248と係合するロック爪431を有す
るロック部材432が摺動自在に設けられているととも
に、このロック部材432を突出する方向に付勢するス
プリング433が設けられている。また、ケース401
の底面部には、オン/オフフック釦スイッチ434が突
設されている。このオン/オフフック釦スイッチ434
は、前記制御部403(図1参照)に接続されており、
制御部403は、オン/オフフック釦スイッチ434が
退入してオフとなっている状態では時計モードを設定
し、突出してオンとなっている状態では撮像モードを設
定する機能を具備している。
【0063】以上の構成にかかる本実施の形態において
通常時は、図15(A)に示すように、ロック凹部24
8、248にロック爪431が係合することにより、カ
メラ本体4はホルダー2の載置面201に固定されてい
る。この状態では、オン/オフフック釦スイッチ434
は退入してオフとなっており、時計モードが設定されて
いる。したがって、LCD表示部409(図1参照)に
は、時計部405により計時されている現在時刻が表示
されている。
【0064】そして、撮像を行うに際しては、図12
(B)に示すように、アンロックボタン430、430
を右手の親指R1と人差指R2とで押圧しつつ、カメラ
本体4を上方に引き上げげる。これにより、ロック部材
432、432が摺動して、ロック爪431がロック凹
部248から離脱して(アンロック)、カメラ本体4を
ホルダー2から取り外すことができる。
【0065】また、カメラ本体4がホルダー2から取り
外されると、図15(C)に示すように、オン/オフフ
ック釦スイッチ434は突出してオンとなり、撮像モー
ドが設定される。したがって、カメラ本体4をホルダー
2から取り外した後、直ちに撮像を開始することができ
る。
【0066】(第3の実施の形態)図16(A)に示す
ように、第3の実施の形態にかかる電子カメラ1は、ホ
ルダー2と、このホルダー2上に着脱自在に取り付けら
れたカメラ本体4とで構成されている。ホルダー2は、
両端部にリストバンド3(図1参照)を取り付け可能な
構成であり、カメラ本体4の端部にはストラップを係止
するための係止部435が設けられている。なお、カメ
ラ本体4の回路構成は第1の実施の形態と同様であり、
カメラ本体4とホルダー2との脱着機構は前述したいず
れかの機構が用いられている。
【0067】かかる第3の実施の形態によれば、図16
(B)に示すように、ホルダー2から離脱させた状態で
カメラ本体4により撮像を行うことができる。また、図
17(A)に示すように、カメラ本体4をホルダー2に
固定した状態でリストバンド3を用いて左手首LAに装
着して携帯したり、図17(B)に示すように離脱操作
を行って、カメラ本体4をホルダー2から分離し、図1
7(C)に示すように、ストラップ14の端部に設けら
れている可動フック141を係止部435に係止させる
ことにより、カメラ本体4単体で持ち歩くこともでき
る。
【0068】(第4の実施の形態)図18に示すよう
に、第4の実施の形態にかかる電子カメラ1は、ホルダ
ー2と、このホルダー2の両端部に係止されたリストバ
ンド3、及び前記ホルダー2上に着脱自在に取り付けら
れたカメラ本体4とで構成されている。カメラ本体4の
一方のリストバンド3側には、突出部436が設けら
れ、この突出部436の内部に前記撮像カメラ部407
が設けられ突出部436の裏面側に、前記開口部402
が設けられているとともに、前記撮像レンズ410が配
置されている。なお、カメラ本体4の回路構成は第1の
実施の形態と同様であり、カメラ本体4とホルダー2と
の脱着機構は前述したいずれかの機構が用いられてい
る。また、符号426は、シャッターボタンである。
【0069】かかる第4の実施の形態によれば、カメラ
本体4をホルダー2から離脱させてから撮像を行うこと
もできるし、後述の変形例で詳細に説明するように、撮
像レンズ410が突出部436の裏面に配置されている
ので、カメラ本体4をホルダー2から離脱させずとも、
撮像を行うこともできる。
【0070】(第4の実施の形態の変形例)図19は、
第4の実施の形態の変形例を示すものである。この変形
例においては、第4の実施の形態において用いたホルダ
ー2を使用することなく、リストバンド3が直接カメラ
本体4に係着されている。他の構成は、第4の実施の形
態と同様であるので、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0071】かかる変形例において、撮像を行うに際し
てはリストバンド3により左手首LAに装着されている
カメラ本体4を、図20に示すように上方にずらして、
突出部436を左手首LAよりも外側に位置させる。こ
れにより、突出部436の裏面に設けられている撮像レ
ンズ410は左手首LAにより遮られることなく、被写
体Oを捉えることができる。したがって、LCD表示部
409には、被写体Oの画像が表示されることから、L
CD表示部409に所望の被写体画像が表示された時点
で、シャッターボタン426を人差指R2で押圧するこ
とにより、カメラ本体4の取り外しを伴うことなく撮像
を行うことができる。
【0072】(第5の実施の形態)図21に示すよう
に、第5の実施の形態にかかる電子カメラ1は、ホルダ
ー2と、このホルダー2上に着脱自在に取り付けられた
カメラ本体4とで構成されている。ホルダー2の両端部
には、ストラップ型リストバンド302を取り付けるた
めの係止部249、249が設けられている。ストラッ
プ型リストバンド302は起毛素材からなり、その一端
部に可動フック303が設けられているとともに、他端
部の裏面に面ファスナー304が設けられている。な
お、カメラ本体4の回路構成は第1の実施の形態と同様
であり、カメラ本体4とホルダー2との脱着機構は前述
したいずれかの機構が用いられている。
【0073】かかる第5の実施の形態によれば、図22
に示すように、可動フック303のみを一方の係止部2
49に係着するとともに、面ファスナー304をストラ
ップ型リストバンド302の任意の部分に係着させて、
ストラップ型リストバンド302の他端部を環状にする
ことにより、手軽に持ち歩くことができる。
【0074】また、このようにストラップ型リストバン
ド302の他端部を環状して、図23に示すように、ユ
ーザUの首にぶら下げて携帯したり、図24に示すよう
に、ユーザUのネックレスNにぶら下げて携帯したり、
図25に示すようにズボンのバンドBぶら下げて携帯し
たり、図26に示すように衣服の上から左手首LAに装
着して携帯することができ、ファッション感覚で携帯す
ることができる。
【0075】
【発明の効果】
【0076】以上説明したように請求項1記載の発明に
よれば、携帯する際には、カメラ本体を支持体に支持し
ておくことにより、手軽に携帯することができ携帯性及
び機動性を確保することができる。撮像を行う際には、
カメラ本体を支持体から離脱させれば、自由な姿勢で撮
像を行うことができる。また、カメラ本体を片手あるい
は両手で持ち、自由に撮像角度を調整することができ
る。したがって、撮像を行う際の姿勢上の制約及び撮像
角度調整上の制約を伴うことなく、撮像を行うことがで
きる。
【0077】また、請求項16記載の発明によれば、バ
ンドで手首に装着したまま装着状態を調整すると、装着
状態の変化に伴って突出部をバンドよりも外方に突出さ
せることができる。この突出部の下面にレンズが配置さ
れ、かつ、カメラ本体の上面に前記表示手段が配置され
ていることから、表示部が眼の前方に位置するようにし
て、自由に撮像角度を調整することができる。よって、
撮像を行う際の姿勢上の制約及び撮像角度調整上の制約
を伴うことなく、撮像を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を用いたシステムの
構成図である。
【図2】(A)はカメラ本体をホルダーに固定した状態
における模式断面図、(B)は同平面図、(C)はカメ
ラ本体をホルダーから離脱させた状態における模式断面
図である。
【図3】(A)は、カメラ本体をホルダーから離脱させ
た状態におけるホルダーの平面図、(B)をホルダーか
ら離脱させた状態におけるカメラ本体の平面図、(C)
は同カメラ本体の裏面図である。
【図4】カメラ本体をホルダーから離脱させる際の操作
を示す斜視図である。
【図5】撮像時の操作状態を示す斜視図である。
【図6】(A)は第1の実施の形態の変形例1のカメラ
本体をホルダーに固定した状態における模式断面図、
(B)はカメラ本体をホルダーから離脱させた状態にお
けるホルダーの平面図、(C)はカメラ本体の裏面図で
ある。
【図7】(A)は第1の実施の形態の変形例2のカメラ
本体をホルダーに固定した状態における模式断面図、
(B)はカメラ本体をホルダーから離脱させた状態にお
けるホルダーの平面図、(C)はカメラ本体の裏面図で
ある。
【図8】(A)は第1の実施の形態の変形例3のカメラ
本体をホルダーに固定した状態における模式断面図、
(B)はカメラ本体をホルダーから離脱させた状態にお
けるホルダーの平面図、(C)はカメラ本体の裏面図で
ある。
【図9】(A)は脱着機構の構成例1を示す模式断面
図、(B)(C)は要部拡大模式断面図である。
【図10】(A)は脱着機構の構成例2におけるロック
状態の模式断面図、(B)アンロック状態の模式断面図
である。
【図11】(A)は脱着機構の構成例3におけるロック
状態の模式断面図、(B)アンロック状態の模式断面図
である。
【図12】(A)は脱着機構の構成例4におけるロック
状態の模式断面図、(B)アンロック状態の模式断面図
である。
【図13】(A)は脱着機構の構成例4における模式断
面図、(B1)(C1)は要部斜視図、(B2)(C
2)は要部模式図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態を示す模式断面図
である。
【図15】同実施の形態におけるカメラ本体の離脱遷移
図である。
【図16】(A)は本発明の第3の実施の形態を示す斜
視図、(B)は使用状態を示す斜視図である。
【図17】同実施の形態の使用バリエーションを示す図
である。
【図18】本発明の第4の実施の形態を示す側面図であ
る。
【図19】(A)は本発明の第4の実施の形態の変形例
を示す平面図、(B)は側面図である。
【図20】同変形例の使用方法を示す図である。
【図21】本発明の第5の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図22】同実施の形態の使用例を示す図である。
【図23】同実施の形態の携帯バリエーションを示す図
である。
【図24】同実施の形態の携帯バリエーションを示す図
である。
【図25】同実施の形態の携帯バリエーションを示す図
である。
【図26】同実施の形態の携帯バリエーションを示す図
である。
【符号の説明】
1 電子カメラ 2 ホルダー 3 リストバンド 4 カメラ本体 14 ストラップ 141 可動フック 201 載置面 202 ホールド部 203 スライド着脱用ガイド溝 204 着脱ロック用爪 205 解除ボタン 227 スライド脱着用ガイド溝 228 レンズ保護用カバー部 229 レンズ保護用凹部 230 レンズ保護用カバー部 231 用孔 232 回転軸 233 レバー 234 スプリング 236 第1スプリング 237 第2スプリング 238 レバー 239 ボタン部 240 大径部 241 軸 242 小径部 243 スプリング 244 Oリング 245 レバー 246 端部 247 スプリング 248 ロック凹部 249 係止部 301 バックル 302 ストラップ型リストバンド 303 可動フック 304 面ファスナー 401 ケース 402 ホールド部 402 開口部 407 撮像カメラ部 408 送受信部 409 LCD表示部 410 撮像レンズ 411 イメージセンサ 421 突起 422 裏面部 423 スライド着脱用ガイドレール 425 ロック溝 426 シャッターボタン 430 アンロックボタン 431 ロック爪 432 ロック部材 433 スプリング 435 係止部 436 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 俊也 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内 Fターム(参考) 2H100 AA18 AA32 AA41 BB06 2H105 AA02 AA34 AA43 AA48 BB06 BB07 5C022 AA12 AC01 AC23 AC25 AC42 AC78 5K027 AA11 BB01 HH29

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に装着可能な支持体と、 被写体を撮像する撮像手段を有し、前記支持体に着脱自
    在に支持されるカメラ本体と、を備えることを特徴とす
    る電子カメラ。
  2. 【請求項2】 前記カメラ本体は、前記支持体に対して
    水平方向へスライド可能に取り付けられていることを特
    徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  3. 【請求項3】 前記支持体には、前記スライド方向の一
    側面側が開口され、前記カメラ本体を着脱自在に抱持す
    る載置部が形成され、この載置部及び前記カメラ本体の
    いずれか一方に、前記スライド方向に沿う案内溝が形成
    され、他方にこの案内溝に係合する突起部が形成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の電子カメラ。
  4. 【請求項4】 前記カメラ本体には、被写体を表示する
    表示手段が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の電子カメラ。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段の構成部材であるレンズ
    が、前記カメラ本体の下面に設けられ、前記表示手段が
    前記カメラ本体の上面に設けられていることを特徴とす
    る請求項4記載の電子カメラ。
  6. 【請求項6】 前記支持体には、前記カメラ本体が支持
    されている状態において、前記レンズと対面する部位に
    レンズ保護部が設けられていることを特徴とする請求項
    5記載の電子カメラ。
  7. 【請求項7】 前記支持体には、前記カメラ本体が支持
    されている状態において、前記レンズと対面する部位に
    レンズ曇り防止用孔が設けられていることを特徴とする
    請求項5記載の電子カメラ。
  8. 【請求項8】 前記カメラ本体は、前記撮像手段により
    撮像されて記録された画像を前記表示手段に再生表示す
    る表示制御手段を備えることを特徴とする請求項4記載
    の電子カメラ。
  9. 【請求項9】 前記カメラ本体には、現在時刻を計時す
    る計時手段が更に設けられ、前記表示手段は前記計時手
    段により計時される現在時刻を更に表示することを特徴
    とする請求項4記載の電子カメラ。
  10. 【請求項10】 前記カメラ本体には、第1のモードと
    第2のモードとを選択的に設定するモード設定手段が更
    に設けられ、前記表示手段は、前記第1のモードが設定
    されている状態においては前記現在時刻を表示し、前記
    第2のモードが設定されている状態においては前記被写
    体を表示することを特徴とする請求項9記載の電子カメ
    ラ。
  11. 【請求項11】 前記カメラ本体は、前記支持体からの
    離脱に伴って、前記第1のモードから前記第2のモード
    に切り換える切換手段を備えることを特徴とする請求項
    10記載の電子カメラ。
  12. 【請求項12】 前記切換手段は、前記カメラ本体の下
    面部に設けられ、当該カメラ本体の前記支持体からの離
    脱に伴って突出動作するスイッチであることを特徴とす
    る請求項11記載の電子カメラ。
  13. 【請求項13】 前記カメラ本体は、前記撮像手段によ
    り撮像された画像を外部に送信する送信手段を更に備え
    ることを特徴とする請求項1記載の電子カメラ。
  14. 【請求項14】 前記支持体は、人体の手首に装着され
    るバンドを備えることを特徴とする請求項1記載の電子
    カメラ。
  15. 【請求項15】 前記支持体は、前記カメラ本体が支持
    されている状態において当該カメラ本体に係合し、操作
    に伴って係合を解除するロック手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載の電子カメラ。
  16. 【請求項16】 被写体を表示する表示手段と被写体を
    撮像する撮像手段とを有するカメラ本体と、 このカメラ本体の両端部に係着され人体の手首に装着可
    能なバンドとを備えるとともに、 前記カメラ本体の一方のバンドが係着された端部側に
    は、前記人体の手首に装着された状態に応じて前記一方
    のバンドよりも外方に突出する突出部が設けられ、 この突出部の下面に前記撮像手段の構成部材であるレン
    ズが配置され、 前記カメラ本体の上面に前記表示手段が配置されている
    ことを特徴とする電子カメラ。
  17. 【請求項17】 前記カメラ本体が、前記バンドに着脱
    自在であることを特徴とする請求項16記載の電子カメ
    ラ。
JP2002059954A 2002-03-06 2002-03-06 電子カメラ Abandoned JP2003259179A (ja)

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