JP2003259103A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003259103A
JP2003259103A JP2002057561A JP2002057561A JP2003259103A JP 2003259103 A JP2003259103 A JP 2003259103A JP 2002057561 A JP2002057561 A JP 2002057561A JP 2002057561 A JP2002057561 A JP 2002057561A JP 2003259103 A JP2003259103 A JP 2003259103A
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signal
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Shigehiko Suese
成彦 末瀬
Naruhiro Kono
成宏 河野
Kazunori Goto
和紀 後藤
Hitoshi Asaka
均 浅香
Katsuaki Yasui
克彰 安井
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要なカラー画像データの受信を回避して、
回線占有時間の短縮と記録や出力のためのコストの削減
とを図ることができる。 【解決手段】 本カラーファクシミリ装置1は、所定ル
ールに従い、カラー画像データを相手機10との間で送
受信可能な装置であって、カラー画像データの受信を許
可する時間帯を設定する時間帯設定手段81と、この設
定された時間帯を記憶する記憶部82と、現在のローカ
ル時刻を計時する計時手段83と、現在のローカル時刻
が記憶部82に記憶された時間帯内にあるときには、カ
ラー画像データの受信を許可する一方、現在のローカル
時刻が記憶部82に記憶された時間外にあるときには、
カラー画像データの受信を許可しないカラー受信決定手
段84とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定ルールに従
い、カラー画像データを相手機との間で送受信可能な、
カラーファクシミリ装置、カラースキャナ等の画像形成
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置の普及に伴い、
白黒画像データのみならず、カラー画像データをも送信
できるカラーファクシミリ装置や、カラー画像を読み取
り送信可能なネットワークに接続されたネットワークス
キャナも開発されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カラーファク
シミリ装置においてカラー画像データを受信する場合
は、白黒画像データを受信する場合と比べて、そのデー
タ量が多いため、回線を占有する時間が長くなる。ま
た、その記録や出力のためのコストが高くつくという問
題があった。
【0004】一方、ファクシミリ通信においては、カラ
ー画像データと白黒画像データのいずれで送信するのか
は、送信側が決定するので、受信側ではその選択ができ
なかった。したがって、受信側にとって、不要なカラー
画像データが送信されてきた場合には、上記問題を回避
することが困難であった。
【0005】また、カラースキャナについても同様の問
題があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、不要なカラー画像データの受信を拒否して、回
線占有時間の短縮と記録や出力のためのコストの削減と
を図ることのできる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定ルールに従い、カラー画像データを相手機との
間で送受信可能な画像形成装置において、カラー画像デ
ータの受信を許可する時間帯を設定する時間帯設定手段
と、この設定された時間帯を記憶する記憶部と、現在の
ローカル時刻を計時する計時手段と、現在のローカル時
刻が上記記憶部に記憶された時間帯内にあるときには、
カラー画像データの受信を許可する一方、現在のローカ
ル時刻が上記記憶部に記憶された時間外にあるときに
は、カラー画像データの受信を許可しないカラー受信決
定手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0008】この構成によれば、カラー画像データの受
信を許可する時間帯が設定され、この設定された時間帯
が記憶部に記憶され、現在のローカル時刻が計時され、
現在のローカル時刻が上記記憶部に記憶された時間帯内
にあるときには、カラー画像データの受信が許可される
一方、現在のローカル時刻が上記記憶部に記憶された時
間外にあるときには、カラー画像データの受信が許可さ
れないようになっているので、ファクシミリ通信におい
て、送信側は、現在受信側がカラー画像データを受信で
きる状態にあるか否かを認識できるようになる。したが
って、受信側にとって、不要なカラー画像データが一方
的に送信されてくることがなくなるので、カラーファク
シミリ送信により回線を占有する時間が制限されるよう
になるとともに、その記録や出力のためのコストが削減
可能となる。
【0009】請求項2記載の発明のように、カラー受信
決定手段は、カラー画像データの受信を許可しないとき
には、自機のファクシミリ端末としての能力を相手機に
伝えるためのデジタル識別信号のうち、カラー画像デー
タの受信を許可しないことを示す信号部分を変更する識
別信号変更手段を備えたこととすれば、不要なカラー画
像が一方的に送信されてくることを確実に防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るカラーファクシミリ装置の概略構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【0011】図1に示すように、自機としてのカラーフ
ァクシミリ装置(画像形成装置)1は、画像読取部2、
画像記録部3、画像メモリ4、操作部5、表示部6、通
信処理部7及び制御部8を備えている。そして、このカ
ラーファクシミリ装置1は、電話回線9を介して他のカ
ラーファクシミリ装置(FAX:以下、相手機という)
10に接続されている。
【0012】画像読取部2は、相手機10に送信すべき
カラー原稿を読み取ることができるものである。画像読
取部2は、セットされたカラー原稿を自動給送する自動
原稿給送部、CCD(Charge Coupled Device)ライン
イメージセンサからなる撮像部及び画像処理部を有し、
撮像部が原稿面を相対的に走査するようにカラー原稿を
自動給送して当該カラー原稿をライン単位でカラー画像
信号に変換して取り込み、このカラー画像信号に所定の
信号処理(レベル補正、γ補正、A/D変換等)を施し
て順次、カラー画像データとして制御部8に出力する。
【0013】画像記録部3は、画像読取部2で読み取ら
れたカラー画像データや電話回線9を介して相手機10
から送信されたカラー画像データ(以下、受信画像デー
タという。)を用紙にカラー記録するものである。画像
記録部3は、例えばレーザプリンタからなり、カラー画
像データで変調されたR(赤),B(青),G(緑)の
三色のレーザ光を感光体にそれぞれ照射して当該カラー
画像データからなるカラー画像の潜像を形成するととも
に、この潜像にC(シアン),M(マゼンタ),Y
(黄)の三色、あるいは、これにB(黒)を加えた四色
のトナーをそれぞれ静電的に付着して顕在化し、この顕
像を用紙に転写して画像を形成する。
【0014】画像メモリ4は、カラー画像データ及び受
信画像データを記憶するメモリで、例えばA4サイズの
標準原稿(白黒原稿)が略100枚程度記憶可能な大容
量メモリである。
【0015】操作部5は、カラーファクシミリ装置1に
よるカラー画像データのファクシミリ送信処理を行うた
めの各種の入力操作(カラー画像データの送信先の情報
(FAX No.等)の入力、ファクシミリ送信の開始
/停止の指示、ワンタッチキー又は短縮No.の登録及
び通信モード等の各種のモードや条件の設定)を行うも
のであって、詳しくは後述するカラー画像データの受信
を許可する時間帯等もここから設定される。操作部5
は、テンキー、ワンタッチキー等の各種キースイッチを
有するとともに、ファクシミリ送信処理等の処理の開始
を指示するスタートキー51を備えている。
【0016】表示部6は、LCD(Liquid Crystal Dis
play)及びLED(Light EmittedDiode)から構成さ
れ、回線接続状態、送信状態及び相手機10との通信状
態等の各種状態やカラー画像データの送信先の情報(F
AX No.)等を文字情報でLCD表示するととも
に、通信エラーの有無、設定モード、受信画質、メモリ
受信及びメンテナンスの要否等をLEDで表示するもの
である。
【0017】図2は、この表示部6上に表示される時間
帯等の設定画面201の一例を示している。ここでは、
例えば画面中央にカラー画像データの受信可能な時間帯
の開始時刻欄202と、その時間帯の終了時刻欄203
とが表示され、その下部に「使用しない」ボタン20
4、「決定」ボタン205からなるソフトスイッチが配
置されている。ユーザは、この画面201を見ながら、
操作部5を操作等して、上記時間帯を設定し、「使用し
ない」ボタン204を押圧し、さらに「決定」ボタン2
05を押圧することによって、カラー画像データの受信
を許可しない時間帯を設定することができる。
【0018】通信処理部7は、デジタル識別信号やカラ
ー画像データの送受信処理等を行うものである。通信処
理部7は、符号化/復号化部71、変復調部72及び網
制御部73を有する。符号化/復号化部71は、ファク
シミリ送信すべきカラー画像データの、例えば周知のJ
PEGによる、圧縮及び符号化を行うとともに、ファク
シミリ受信したカラー画像データの伸長及び復号化を行
うものである。変復調部72は、圧縮/符号化されたカ
ラー画像データの音声信号への変調及びファクシミリ受
信した信号(音声信号)のカラー画像データへの復調を
行なうものである。網制御部73は、NCU(Network
Control Unit)に相当し、相手機10との電話回線9の
接続を制御するものである。
【0019】制御部8は、マイクロコンピュータからな
り、上記各部2〜7の動作を制御してカラーファクシミ
リ装置1のファクシミリ機能を制御するものである。な
お、この制御部8は、カラーファクシミリ装置1による
カラー画像データの送受信処理を行うための処理手順を
行うための通信プログラムや各種の処理用データが記録
されたROM(Read Only Memory)と、上記処理プログ
ラムに従って所定の演算処理を行うためのRAM(Rand
om Access Memory)とを有する。
【0020】以上の構成に加えて、本発明に係るファク
シミリ装置1の制御部8は、図1に示すように、カラー
画像データの受信を許可する時間帯を操作部5と表示部
6とを用いて設定する時間帯設定手段81と、この設定
された時間帯を記憶する、例えば不揮発性メモリからな
る記憶部82と、現在のローカル時刻を計時する、例え
ばマイクロコンピュータに内蔵されたクロックである計
時手段83と、現在のローカル時間が記憶部82に記憶
された時間帯内にあるときには、カラー画像データの受
信を許可する一方、時間帯外にあるときには、カラー画
像データの受信を許可しないカラー受信決定手段84と
を備えてなっている。
【0021】カラー受信決定手段84は、現在のローカ
ル時刻が記憶部82に記憶された時間帯内にあるか否か
を時々刻々判定する判定手段841と、この判定の結
果、カラー画像データの受信を許可しないときには、自
機のファクシミリ端末としての能力(例えばモデムの種
類やその送信速度等)を相手機10に伝えるためのDI
S(Digital Identification Signal)信号(デジタル
識別信号)の、相手機10がこのカラー画像データの受
信拒否を認識するための信号部分を変更する識別信号変
更手段842と、このDIS信号に対する相手機10か
らの応答信号であるDTC(Digital Command Signal)
信号(デジタル送信命令信号)の、相手機10が上記カ
ラー画像データの受信拒否を認識するための信号部分を
変更する応答信号変更手段843とを備えている。
【0022】具体的には、カラー画像の受信を許可する
ときには、所定のルールとしてのITU−T.30勧告
のバイナリコード制御手順で用いられる両信号のbit
68(JPEG符号化)を“1”にし、カラー画像デー
タの受信を拒否するときには、上記bit68を“0”
にするようになっている。これらの信号変更手段84
2,843によって、bit68を“0”にした場合に
は、相手機10から不要なカラー画像が一方的に送信さ
れてくることが確実に防止される。なお、DTC信号の
bit68については、詳細説明を省略するが、その後
のファクシミリ通信において利用されて、上記DIT信
号のbit68とほぼ同様の作用をするものである。
【0023】そして、制御部8は、上記ITU−T勧告
T.30の通信プロトコルに従って相手機10との間
で、直ちにあるいは予約された時刻に通信を開始するよ
うに制御する。
【0024】図3は本カラーファクシミリ装置の受信時
における動作を示すフローチャート、図4は相手機との
ファクシミリ通信手順を示す説明図である。以下、図3
及び図4を参照しつつ、本カラーファクシミリ装置1を
自機として、相手機10からファクシミリ受信を行う場
合について説明する。なお、本カラーファクシミリ装置
1から相手機10へファクシミリ送信を行う場合につい
ては、通常の送信手順となるので、その説明を省略す
る。
【0025】図3において、カラーファクシミリ装置1
の電源が投入されると、まず初期設定がなされる(ステ
ップS1)。この初期設定においては、ROMから各種
プログラムが制御部8に読み込まれて、各手段等81〜
84が仮想的に構築されるとともに、RAMには各種デ
フォルト値が設定される。このときには、カラーファク
シミリ措置1は、カラー画像データの受信を許可するよ
うに、そのDIS信号はbit68を“1”に初期設定
しているものとする。
【0026】ついで、時間帯設定手段81によって、カ
ラー画像データの受信を許可する時間帯の開始時刻と終
了時刻とが設定される(ステップS2)。例えば図2の
画面201では、開始時刻欄202に示すようにその時
間帯が「09:00」に開始し、終了時刻欄203に示
すようにその時間帯が「17:00」に終了することと
している。ここでは、無人化する夜間に膨大なカラー画
像データが送信されてくると、そのカラー画像データが
画像メモリ4を占有してしまって,他のファクシミリ装
置からの受信ができなくなるため、日中に設定している
が、ユーザが任意に設定することができるものである。
ついで、「使用しない」ボタン204を押圧して、カラ
ー画像データの受信を許可しないようにし、さらに「決
定」ボタン205を押圧してその時間帯を記憶部82に
記憶させる(ステップS3)。このとき、計時手段82
によって、ローカル時刻が計時される(ステップS
4)。
【0027】ついで、相手機10からの呼出があるまで
待機する(ステップS5)。そして、呼出があれば(ス
テップS5においてYES)、図4の最上段に示すよう
に、自機から相手機10に向けてCED(Called Stati
on Identification)信号を送信する(ステップS
6)。CED信号は自機がファクシミリ装置であり、受
信状態になったことを相手機10に知らせるための信号
である。
【0028】しかる後、カラー受信決定手段84の判定
手段841によって、現在のローカル時刻が記憶部82
に記憶された時間帯内にあるか否かが判定される(ステ
ップS7)。いま、かりに現在のローカル時刻が記憶部
82に記憶された時間帯内であると判定されると、カラ
ー画像データの受信を許可するように、ステップS8は
スキップされて、DIS信号のbit68は“1”に維
持される。
【0029】この状態で、図4の次の段に示すように、
自機から相手機10に向けてDIS信号を送信する(ス
テップS9)。そして、DIS信号に対する相手機10
からDTC信号やDCS(Digital Command Signal)信
号(デジタル命令信号)を受信したか否かを判定する
(ステップS10)。DCS信号は、相手機10がDI
S信号を認識したことを受信側である自機に知らせると
ともに、その送信時にどのような送信条件(モデムスピ
ード、I/Oスピード、原稿幅等)で送信するかを知ら
せるための信号である。
【0030】このときには、相手機10は、DIS信号
のbit68が“1”であるため、DIS信号により自
機がカラーファクシミリ装置であることを認識したとし
て、相手機10からDTC信号が送信され、さらにDC
S信号が送信されるので、自機はこれを受信する(ステ
ップS10でYES)。なお、この相手機10から受信
されたDTC信号についても、応答信号変更手段842
によって、DTC信号のbit68が“1”となってい
なければ、“1”に変更される。
【0031】ついで、図4のその次の段以降に示すよう
に、相手機10からのTCF(Training Check)信号
(トレーニングチェック用信号)を受信する(ステップ
S11)。これに応答して自機から相手機10にCFR
(Confirmation to Receive)信号(受信準備信号)を
送信すると(ステップS12)、相手機10からの送信
画像データ(カラー画像データ)を内容とするFAX
MSG(Facsimile Massage)信号(ファックスメッセ
ージ信号)が送信されてくるので、これを受信する(ス
テップS13)。全てのカラー画像データを受信する
と、相手機10AからのEOP(End of Procedure)信
号(手順終了信号)を受信し(ステップS14)、この
EOP信号に応答して自機から送信したMCF(Messag
e Confirmation)信号(メッセージ確認信号)を相手機
10が受信すると(ステップS15)、更に相手機10
からDCN(Disconnect)信号(切断命令信号)が送信
されてくる(ステップS16)。この受信によって自機
と相手機10Aとの間でのカラーファクシミリ通信処理
がすべて終了する。
【0032】一方、上記ステップS7において、現在の
ローカル時刻が記憶部82に記憶された時間帯外である
と判定されると、次のステップS8で、カラー画像デー
タの受信を許可しないように、識別信号変更手段842
によって、自機のDIS信号のbit68を“0”にし
て、相手機10にこのDIS信号を送信する(ステップ
S9)。
【0033】すると、このときには、相手機10は、D
IS信号のbit68が“0”であるため、このDIS
信号により自機がカラーファクシミリ装置ではないこと
を認識したとして、相手機10からのDTC信号やDC
S信号が送信され、自機はこれを受信する(ステップS
10でYES)。なお、DCT信号についても、応答信
号変更手段843によって、そのbit68が“0”と
される。これにより、相手機10は、カラー画像データ
が受信されないことを認識できる。
【0034】そして、かりに、相手機10がカラー画像
データを送信したいのであれば、以降の処理は行われな
い。
【0035】しかし、相手機10がカラー画像データに
代えて白黒画像データ(カラー画像データを白黒画像デ
ータに変換したものを含む。)を送信するのであれば、
引き続き、図4のその次の段以降に示すように、相手機
10からのTCF(TrainingCheck)信号(トレーニン
グチェック用信号)を受信する(ステップS11)。こ
れに応答して自機から相手機10にCFR(Confirmati
on to Receive)信号(受信準備信号)を送信すると
(ステップS12)、相手機10からの送信画像データ
(白黒画像データのみ)を内容とするFAX MSG(F
acsimile Massage)信号(ファックスメッセージ信号)
が送信されてくるので、これを受信する(ステップS1
3)。全ての白黒画像データを受信すると、相手機10
からのEOP(End of Procedure)信号(手順終了信
号)を受信し(ステップS14)、このEOP信号に応
答して自機から送信したMCF(Message Confirmatio
n)信号(メッセージ確認信号)を相手機10が受信す
ると(ステップS15)、更に相手機10からDCN
(Disconnect)信号(切断命令信号)が送信されてくる
(ステップS16)。この受信によって自機と相手機1
0との間での白黒ファクシミリ通信処理がすべて終了す
る。
【0036】以上説明したように、この実施形態のカラ
ーファクシミリ装置1によれば、時刻設定手段81によ
ってカラー画像データの受信を許可する時間帯が設定さ
れ、この設定された時間帯が記憶部82に記憶され、計
時手段83によって現在のローカル時刻が計時され、カ
ラー受信決定手段84によって、現在のローカル時刻が
記憶部82に記憶された時間帯内にあるときには、カラ
ー画像データの受信が許可される一方、現在のローカル
時刻が記憶部82に記憶された時間外にあるときには、
カラー画像データの受信が許可されないので、ファクシ
ミリ通信において、送信側は、現在受信側がカラー画像
データを受信できる状態にあるか否かを認識できるよう
になる。したがって、受信側にとって、不要なカラー画
像データが一方的に送信されてくることがなくなるの
で、そのようなカラーファクシミリ送信によって電話回
線9が占有される時間が制限されるようになり、また、
その送信されてきたカラー画像データの記録や出力のた
めのコストが削減される。
【0037】なお、上記実施形態では、DIS信号の送
信時に、NSF(Non-Standard Facilities)信号、C
SI(Called Subscriber Identification)信号等を送
信することもできるが、これらを送信しないようにして
装置構成をさらに簡単化することにより、安全確実な通
信処理が可能となる。
【0038】また、上記実施形態では、カラー画像の受
信を許可するときには、所定のルールとしてのITU−
T.30勧告のバイナリコード制御手順で用いられる両
信号のbit68(JPEG符号化)を“1”にし、カ
ラー画像データの受信を拒否するときには、上記bit
68を“0”にするようにしたが、その他のルールに従
って、上記とは異なる方法をとることとしてもよい。
【0039】また、上記実施形態では、カラーファクシ
ミリ装置1について説明したが、本発明は、カラースキ
ャナや、例えばファクシミリとコピー機やプリンタとを
組み合わせた、いわゆるファクシミリ機能付きのデジタ
ル複合機など他の画像形成装置に適用してもよいのはも
ちろんである。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ファクシ
ミリ通信において、送信側は、現在受信側がカラー画像
データを受信できる状態にあるか否かを認識できるよう
になる。したがって、受信側にとって、不要なカラー画
像データが一方的に送信されてくることがなくなるの
で、カラーファクシミリ送信により回線を占有する時間
が制限されるようになるとともに、その記録や出力のた
めのコストが削減可能となる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、不要なカラ
ー画像が一方的に送信されてくることを確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカラーファクシミリ
装置の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本カラーファクシミリ装置における時間帯の設
定画面を示す説明図である。
【図3】本カラーファクシミリ装置の受信時における動
作を示すフローチャートである。
【図4】本カラーファクシミリ装置と相手機との間での
ファクシミリ通信手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 カラーファクシミリ装置(自機:画像形成装
置) 8 制御部 10 相手機 81 時間帯設定手段 82 記憶部 83 計時手段 84 カラー受信決定手段 841 判定手段 842 識別信号変更手段 843 応答信号変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 和紀 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 浅香 均 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 安井 克彰 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 5C075 AA90 BB03 CA08 CA90 CD07 CD22 5C077 MP08 NP07 PQ22 SS05 TT10 5C079 HA02 HA03 LA01 MA01 NA25 PA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定ルールに従い、カラー画像データを
    相手機との間で送受信可能な画像形成装置において、 カラー画像データの受信を許可する時間帯を設定する時
    間帯設定手段と、 この設定された時間帯を記憶する記憶部と、 現在のローカル時刻を計時する計時手段と、 現在のローカル時刻が上記記憶部に記憶された時間帯内
    にあるときには、カラー画像データの受信を許可する一
    方、現在のローカル時刻が上記記憶部に記憶された時間
    外にあるときには、カラー画像データの受信を許可しな
    いカラー受信決定手段と、を備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 カラー受信決定手段は、カラー画像デー
    タの受信を許可しないときには、自機のファクシミリ端
    末としての能力を相手機に伝えるためのデジタル識別信
    号のうち、カラー画像データの受信を許可しないことを
    示す信号部分を変更する識別信号変更手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2002057561A 2002-03-04 2002-03-04 画像形成装置 Withdrawn JP2003259103A (ja)

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