JP2003258155A - 配線基板の製造方法 - Google Patents

配線基板の製造方法

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JP2003258155A
JP2003258155A JP2002059071A JP2002059071A JP2003258155A JP 2003258155 A JP2003258155 A JP 2003258155A JP 2002059071 A JP2002059071 A JP 2002059071A JP 2002059071 A JP2002059071 A JP 2002059071A JP 2003258155 A JP2003258155 A JP 2003258155A
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pad
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wiring board
substrate body
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Takuya Hanto
琢也 半戸
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NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッドと、ICチップやプリント基板との間
の接合を良好に保つことが可能な配線基板の製造方法を
提供すること。 【解決手段】 まず基板本体10表面に配列されたFC
パッド11及びBGAパッド13を硫酸にて洗浄し、そ
のパッド11,13表面の酸化膜を除去する。この後、
FCパッド11にハンダペースト41を直接印刷し、続
いてBGAパッド13にハンダペースト41を直接印刷
する。更にこの後、パッド11,13表面に印刷された
ハンダペースト41をリフローして、FCパッド11の
表面にハンダバンプ18を形成し、BGAパッド13の
表面にハンダ層19を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板本体に配列さ
れたパッドの表面に、ハンダ層を形成してなる配線基板
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、配線基板としては、銅メッキ
にて構成された配線パターンを有する合成樹脂製又はセ
ラミック製の基板本体表面に、複数の入出力端子を主表
面に備えるICチップ(半導体集積回路チップ)を搭載
するためのパッドを備えたICチップ搭載用の配線基板
が知られている。この配線基板において、パッドは、I
Cチップの入出力端子の配列パターンに合わせて基板本
体に複数形成されている。また、この種の配線基板とし
ては、ICチップをフリップチップ実装方式にて接合す
るためのハンダバンプを、パッド表面に備えたものが知
られている。
【0003】フリップチップ実装方式は、配線基板表面
に配列されたパッドに、ICチップをフェイスダウンで
ハンダ付けにより接続するものであり、マイクロコンピ
ュータなどの高密度ICチップを搭載するための配線基
板に応用されている。このフリップチップ実装用のハン
ダバンプを備える配線基板は、ボールグリッドアレイ
(BGA)、ピングリッドアレイ(PGA)などといっ
たタイプのパッケージ製造に用いられ、そのハンダバン
プが形成されたパッドを有する基板本体の第一面とは異
なる第二面には、例えば、球状のハンダ(所謂ハンダボ
ール)を取り付けてBGAパッケージを作製するための
ハンダ層が、第二面のパッド表面に形成されている。
【0004】ところで、このような配線基板を製造する
際には、フリップチップ実装用の上記ハンダバンプ又は
ハンダボール取付用の上記ハンダ層をパッド表面に形成
する前に、無電解ニッケルメッキによって、パッド表面
にニッケルメッキ層を形成するのが一般的である。この
ニッケルメッキ層は、ハンダが濡れないパッドにハンダ
付けを行えるようにする目的で形成するものであり、パ
ッドと、上記ハンダバンプ又は上記ハンダ層を接続する
ためのものである。また、このニッケルメッキ層には、
ニッケルメッキ層の酸化を防ぎ、安定したはんだ付け性
を得るために、金メッキを施すことが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ニッケ
ルメッキ層をパッド表面に形成すると、ハンダの濡れ性
は良好に保てるものの、フリップチップ実装時やハンダ
ボール取付時において、ニッケルがハンダ内部に拡散し
て、ニッケルメッキ層とハンダ(上記ハンダバンプや上
記ハンダ層)との境界に、ニッケルとスズによる金属間
化合物が形成され、これが原因でICチップ又はハンダ
ボールとパッドとの間の接合強度が十分に確保できない
といった問題があった。
【0006】ICチップと配線基板との間や、配線基板
とハンダボールを介して接続されるプリント基板(マザ
ーボードなど)との間には、熱膨張率の違いにより応力
が働くから、上述のようにして脆い金属間化合物が形成
されると、熱サイクルの繰り返しによって、パッド表面
に形成されたニッケルメッキ層とハンダとの境界に、亀
裂(クラック)が発生するなどし、これが原因でパッド
とICチップ又はプリント基板との間の電気的接続を良
好に保持できなくなり、製品の信頼性を損なう結果とな
っていた。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、パッドと、ICチップやプリント基板との間
の接合を良好に保つことが可能な配線基板の製造方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、配線構造を有す
る基板本体表面に配列された銅製のパッドの表面に、ハ
ンダ層を形成してなる配線基板の製造方法であって、基
板本体表面に配列されたパッドの表面を、洗浄剤にて洗
浄し酸化膜を除去する洗浄工程と、その洗浄工程後、パ
ッド表面にハンダペーストを直接印刷する印刷工程と、
その印刷工程後、パッド表面に印刷されたハンダペース
トをリフローして、そのパッド表面に上記ハンダ層を形
成するリフロー工程と、を備える配線基板の製造方法で
ある。
【0009】このような配線基板の製造方法によれば、
上記ハンダ層として、フリップチップ実装用のハンダバ
ンプやハンダボール取付用のハンダ層をパッド表面に形
成する際に、パッドとハンダ層(ハンダバンプも含む)
との間にニッケルメッキ層を介在させることなく、ハン
ダ層をパッドに良好に接合することができる。
【0010】つまり、請求項1に記載の配線基板の製造
方法によれば、ニッケル−スズ合金などのような脆い金
属間化合物が、パッドとハンダ層との間に形成されるこ
とがないため、パッドとハンダ層との間の接合面に、熱
膨張率の差などから生じる応力が及んでも、パッドとハ
ンダ層との間の接合を良好に保つことができる。
【0011】結果、上記方法で製造した配線基板のパッ
ド上のハンダバンプに、ICチップを接合すれば、熱膨
張などでICチップが剥離したり、接合部として機能す
るハンダバンプにクラックが生じて、ICチップと配線
基板との間の電気的接続が良好に保てなくなるなどの問
題を解消することができる。
【0012】この他、上記方法で製造した配線基板のパ
ッドにハンダボールを取り付けて、BGAパッケージを
作製し、これをマザーボード等のプリント基板に接合す
れば、配線基板のパッドとハンダ層との間に応力が働く
ことが原因で、パッドとハンダ層との境界でクラックが
生じたりするのを十分に抑制することができる。この結
果、プリント基板(マザーボード等)と配線基板との間
の電気的接続を長期に渡り良好に保つことができる。
【0013】尚、基板本体は、合成樹脂などから形成さ
れたものであってもよいし、セラミックなどから形成さ
れたものであってもよい。また、上記洗浄工程では、請
求項2に記載のように、洗浄剤として硫酸を用い、この
硫酸にてパッドの表面を洗浄するのが良い。このような
配線基板の製造方法では、パッド表面の酸化膜や不純物
を綺麗に除去することができ、結果としてハンダの濡れ
を向上させて、ハンダをしっかりとパッド表面に接合さ
せることができる。
【0014】この他、上記洗浄工程では、洗浄剤として
過硫酸ナトリウム溶液を用い、この過硫酸ナトリウム溶
液にてパッドの表面を洗浄してもよい。この過硫酸ナト
リウム溶液は、洗浄力が硫酸に劣るものの、パッド表面
の酸化膜や不純物を十分に取り除くことができる。勿
論、洗浄工程では、洗浄剤として、硫酸と過硫酸ナトリ
ウムの両方を用いても構わない。洗浄剤を複数種類用い
れば、パッド表面の酸化膜や不純物をより綺麗に取り除
くことが可能である。
【0015】また、配線構造を有する基板本体表面に配
列され、周縁が、基板本体表面に形成されたソルダーレ
ジスト層に包囲されたパッドに、ハンダ層を形成して配
線基板を製造する場合には、請求項3のように印刷工程
を実行するのが良い。請求項3に記載の配線基板の製造
方法では、印刷工程において、ハンダ層の上面がソルダ
ーレジスト層の上面より低くなるように、ハンダペース
トを直接印刷している。
【0016】このようにして、ハンダペーストをパッド
表面に直接印刷すると、配線基板完成時において、ハン
ダ層がソルダーレジスト層上面を越えないので、そのソ
ルダーレジスト層上面と、ハンダ層上面との間に窪みを
形成することができ、その窪みにてハンダボールを位置
決めしてハンダ層上面に載置することができる。
【0017】結果、請求項3に記載の製造方法にて作製
した配線基板を用いれば、BGAパッケージを作製する
際に、配線基板のハンダ層上面の適切な位置(具体的に
は、接合強度を良好に保てる位置)にハンダボールを載
置して、ハンダボールとハンダ層とを良好に接合するこ
とができる。
【0018】尚、基板本体の第一面に配列された銅製の
第一パッドに、ハンダボール取付用のハンダ層を形成
し、基板本体の第一面とは反対側の第二面に配列された
銅製の第二パッドに、フリップチップ実装用のハンダバ
ンプを形成して配線基板を製造する場合には、請求項4
に記載の製造方法を用いるのが良い。
【0019】請求項4に記載の発明は、配線構造を有す
る基板本体の第一面に配列された銅製の第一パッドに、
ハンダボール取付用のハンダ層を形成し、その基板本体
の第一面とは反対側の第二面に配列された銅製の第二パ
ッドに、フリップチップ実装用のハンダバンプを形成し
てなる配線基板の製造方法であって、基板本体表面に配
列された第一パッドの表面を、洗浄剤にて洗浄し酸化膜
を除去する洗浄工程と、洗浄工程後、第一パッド表面に
ハンダペーストを直接印刷するハンダ層形成用印刷工程
と、ハンダ層形成用印刷工程前に、第二パッド表面にハ
ンダペーストを印刷するハンダバンプ形成用印刷工程
と、ハンダ層形成用印刷工程後、第一パッド及び第二パ
ッド表面に印刷されたハンダペーストをリフローして、
第一パッド表面にハンダ層を形成し、第二パッド表面に
ハンダバンプを形成するリフロー工程と、を備える配線
基板の製造方法である。
【0020】この配線基板の製造方法によれば、第一パ
ッドとハンダボール取付用のハンダ層との間にニッケル
メッキ層を介在させることなく、ハンダボール取付用の
ハンダ層をパッドに良好に接合することができる。即
ち、この配線基板の製造方法によれば、ニッケル−スズ
合金などのような脆い金属間化合物がパッドとハンダボ
ール取付用のハンダ層との間に形成されることがなく
て、耐久性が高く、長期に渡ってプリント基板との間の
電気的接続を良好に保つことのできる信頼性の高い配線
基板を提供することができる。
【0021】また、請求項4に記載の配線基板の製造方
法においては、ICチップ接合側の第二パッド表面にハ
ンダペーストを印刷した後に、ハンダボール接合側の第
一パッド表面にハンダペーストを印刷しているので、基
板本体の両面に綺麗にハンダペーストを印刷することが
できる。
【0022】つまり、BGAパッケージ製造用の配線基
板では、基板本体の第一面の略全面に第一パッドが形成
され、基板本体の第二面の一部(例えば、中央部)に第
二パッドが形成されているのが通常であるため、第一パ
ッドへのハンダペースト印刷、第二パッドへのハンダペ
ースト印刷の順に印刷工程を行うと、第二パッドへハン
ダペーストを印刷する際に、既に印刷したハンダペース
トに触らないようにして基板本体を支持することができ
なくなってしまうが、第二パッドへのハンダペースト印
刷、第一パッドへのハンダペースト印刷の順に印刷工程
を行うと、ハンダ層形成用印刷工程の際に、第二パッド
に印刷したハンダペーストに接触することなく、基板本
体の第二面を支持して、第一パッドへハンダペーストを
印刷することができる。
【0023】この他、洗浄工程において、基板本体表面
に配列された第二パッドの表面を、洗浄剤にて洗浄し酸
化膜を除去すれば、第二パッドとフリップチップ実装用
のハンダバンプとの間にニッケルメッキ層を介在させる
ことなく、フリップチップ実装用のハンダバンプを第二
パッドに良好に接合することができる。
【0024】また、洗浄工程においては、請求項5に記
載のように、洗浄剤として硫酸を用い、この硫酸にて第
一パッドの表面を洗浄するのが良い。このようにすれ
ば、第一パッド表面の酸化膜や不純物を綺麗に除去する
ことができ、結果としてハンダ層をしっかりと第一パッ
ド表面に接合させることができる。この他、上記洗浄工
程では、洗浄剤として過硫酸ナトリウム溶液を用いても
よいし、硫酸と過硫酸ナトリウムの両方を用いても構わ
ない。洗浄剤を複数種類用いれば、第一パッド表面の酸
化膜や不純物をより綺麗に取り除くことが可能である。
【0025】また、配線構造を有する基板本体表面に配
列され、周縁が、基板本体表面に形成されたソルダーレ
ジスト層に包囲された第一パッドに、ハンダ層を形成し
て配線基板を製造する場合には、請求項6のように印刷
工程を行うのが良い。請求項6に記載の配線基板の製造
方法における印刷工程では、ハンダボール取付用のハン
ダ層の上面がソルダーレジスト層の上面より低くなるよ
うに、ハンダペーストを直接印刷している。
【0026】このようにして、ハンダペーストを第一パ
ッド表面に直接印刷すると、配線基板完成時において、
ハンダ層がソルダーレジスト層上面を越えないので、そ
のソルダーレジスト層上面とハンダ層上面との間の窪み
にてハンダボールを位置決めし、ハンダ層上面に載置す
ることができ、ハンダボールとハンダ層とを良好に接合
することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について、
図面とともに説明する。図1は、ICチップ3及びハン
ダボール5が取り付けられた配線基板1の側面の構成を
表す概略側面図である。また、図2は、基板本体10の
第一面の構成を表す説明図(同図(a))及び、その第
一面とは反対側の第二面の構成を表す説明図(同図
(b))である。この他、図3は、配線基板1の断面の
構成を概略的に表す概略断面図(同図(a))と、基板
本体10の第二面に形成されたパッド13周辺の断面構
成を表す概略拡大断面図(同図(b))である。
【0028】本発明が適用された配線基板1は、29m
m四方の基板本体10を備え、その基板本体10の両面
に銅メッキからなるパッド11,13を備えている。基
板本体10は、エポキシ樹脂などの合成樹脂から構成さ
れる基体20と、銅メッキ21,22,26,33によ
る配線層と、樹脂絶縁層29,35と、を備えている。
【0029】この基板本体10には、第一面の中央部
(中央の概ね10mm四方)に、最上層の配線層とし
て、ICチップ3の入出力端子の配列パターンに対応す
る配列で、複数の上記パッド11(以下、「FCパッド
11」とも表現する。)が形成されている。また、基板
本体10の第二面には、略全面(概ね25mm四方)に
分散して複数の上記パッド13(以下、「BGAパッド
13」とも表現する。)が配列されている。
【0030】また、基板本体10の表面には、FCパッ
ド11及びBGAパッド13を構成する銅メッキ21,
22の一部を露出した状態で、ソルダーレジスト層15
が形成されている。即ち、両面のパッド(FCパッド1
1及びBGAパッド13)は、基板本体10最上部のソ
ルダーレジスト層15に周囲(周縁)を包囲されてお
り、そのソルダーレジスト層15が形成されていない基
板本体10の凹部16,17内に位置している。
【0031】尚具体的に、本実施例の配線基板1では、
FCパッド11の径が概ね100μm程度の大きさにな
るように、凹部16を形成している(ただし、搭載する
ICチップ3により大きさは若干異なる。)。そして、
BGAパッド13の径が概ね530μmになるように、
凹部17を形成している。この他、ソルダーレジスト層
15は、BGAパッド13表面より概ね21μmの高さ
まで形成されている。
【0032】また、この基板本体10の第一面に配列さ
れたFCパッド11には、フリップチップ実装方式にて
ICチップ3を接合するためのPb−Sn共晶ハンダか
らなるハンダバンプ18がソルダーレジスト層15より
突出するようにして形成されている。尚、このハンダバ
ンプ18は、後述する製造方法により、直接FCパッド
11に接触して、そのFCパッド11の表面を被覆する
ように形成されている。
【0033】また、第二面に配列されたBGAパッド1
3には、ハンダボール5(本実施例ではφ=600μ
m)を接合して取り付けるためのPb−Sn共晶ハンダ
からなるハンダ層19が、そのBGAパッド13の表面
を被覆するようにして形成されている。尚、このハンダ
層19は、後述する製造方法により、上面(より詳しく
は、頂点)がソルダーレジスト層15の上面より低い位
置となるようにして、BGAパッド13に接触するよう
に形成されている(図3(b)参照)。具体的に説明す
ると、ハンダ層19は、ソルダーレジスト層15の上面
から10μm程度低い位置にその頂点がくるように形成
されている。
【0034】次に、上記構成の配線基板1の製造方法に
ついて説明する。尚、図4は、配線基板1の製造方法に
関する説明図である。本実施例においては、基板本体1
0の作製工程(図4(a))、洗浄工程(図4
(b))、印刷工程(図4(c)及び図4(d))、リ
フロー工程(図4(e))の各工程を経て配線基板1を
製造しているため、以下では、この順に各工程について
説明する。ただし、基板本体10は、周知の方法で作製
されているため、ここでは簡単に説明することにする。
【0035】基板本体10の作製工程では、まず基体2
0の両面に、銅箔25(10〜15μm程度)を形成す
る。この後、ドリル等で基体20にスルーホール(貫通
孔)を形成し、銅箔25が形成された基体20の両面及
びスルーホール内の側面に銅メッキ26を施して、基体
20の両面の銅メッキ26をスルーホールを介して接続
する。更に、基体20上の銅メッキ26表面を粗化し、
スルーホールを充填材27(例えば、エポキシ樹脂)に
て充填する。
【0036】そして、両面の銅メッキ26上にエッチン
グレジスト層(図示せず)を形成し、配線パターンに対
応するガラスマスクを用いて露光、現像処理を施すこと
により、エッチングレジスト層を一部除去し、更に、こ
のエッチングレジスト層上部からエッチング液を用いて
エッチング処理を施すことにより、銅メッキ26及びそ
れより下層の上記銅箔25を一部除去して、銅メッキ2
6による配線層(配線パターン)を形成する。
【0037】この後、残留するエッチングレジスト層を
基体20から除去して、銅メッキ26を表面粗化し、こ
の上に絶縁フィルムによる樹脂絶縁層29を形成する。
この樹脂絶縁層29の形成後、露光、現像により一部の
樹脂絶縁層29を除去してビア31(孔)を形成し、更
に、樹脂絶縁層29を熱硬化、表面粗化する。そして、
樹脂絶縁層29の表面に所定のパターンのめっきレジス
トを形成し、選択的に銅メッキ33を施し、一層目の銅
メッキ26(配線層)に接続するようにして、二層目の
配線層(配線パターン)を形成する。また更に、この二
層目の配線層が形成された基体20上に樹脂絶縁層35
を形成する。尚、このような方法(公知のフォトリソグ
ラフィ技術、アディティブ法、サブトラクティブ法な
ど)で銅メッキによる配線層(配線パターン)の形成及
び樹脂絶縁層の形成を繰り返すことにより多層に配線層
を形成する。
【0038】そして、最上層の配線層を形成した後に、
その配線層を構成する銅メッキ21,22の表面を粗化
し、この上にソルダーレジスト層15を形成する。この
ソルダーレジスト層15の形成後には、露光、現像によ
り、配列するパッド11,13表面のソルダーレジスト
層15のみを選択的に除去して上記凹部16,17を形
成し、これにより銅メッキ21,22を露出させてソル
ダーレジスト層15に周囲を包囲されるパッド11,1
3を形成する。
【0039】このパッド11,13形成後には、ソルダ
ーレジスト層15に対して熱硬化、表面粗化などの処理
を施す。以上の処理により、FCパッド11とBGAパ
ッド13とを下層の配線層を介して電気的に接続する基
板本体10が完成する。また、このように基板本体10
が完成した後においては、洗浄工程に処理を移行する。
【0040】洗浄工程では、過硫酸ナトリウム溶液にパ
ッド(FCパッド11及びBGAパッド13)の表面を
浸すことにより、パッド11,13の表面をソフトエッ
チングし、パッド11,13表面の酸化膜などの不純物
を除去する。また、硫酸にパッド(FCパッド11及び
BGAパッド13)表面を浸すことにより、パッド1
1,13表面を洗浄し、パッド11,13表面の酸化膜
やその他の不純物などをパッド11,13表面から除去
する。
【0041】尚、この工程は、主に、パッド11,13
表面を洗浄することにより酸化膜を除去して、ハンダの
濡れ性を良くするための工程である。本実施例では、二
種類の溶液(過硫酸ナトリウム溶液及び硫酸)を用いて
酸化膜を除去し、不純物をパッド11,13表面から除
去するようにしているが、いずれか一方の溶液を用いる
だけでも酸化膜、不純物の除去は十分可能であり、洗浄
工程では、過硫酸ナトリウム溶液による洗浄、硫酸によ
る洗浄、一方だけ行っても良い。
【0042】この洗浄工程後には、パッド(FCパッド
11及びBGAパッド13)にニッケルメッキ層などの
金属層を形成することなく、直接ハンダペースト41を
スクリーン印刷(即ちハンダ印刷)する(印刷工程)。
この印刷工程では、まず最初にFCパッド11へのハン
ダ印刷を行う(第一ハンダ印刷工程)。このFCパッド
11へのハンダ印刷では、FCパッド11に対応する配
列パターンの貫通孔を有するメタルマスクが用いられ
る。尚、貫通孔の開口径及びメタルマスクの厚みは、形
成するハンダバンプ18の形状に合わせて設定されてい
る。
【0043】第一ハンダ印刷工程では、基板本体10の
第二面を下側にして載置台43に載置した後に、このメ
タルマスクを基板本体10上面(即ち第一面)に載置
し、ハンダペースト41を、そのメタルマスクの上面か
ら塗布することにより、貫通孔を介して基板本体10の
第一面に形成されたFCパッド11表面にハンダペース
ト41を直接印刷する。尚、本実施例では、上記メタル
マスクを用いることにより、ハンダペースト41の印刷
量を、配線基板完成時のハンダバンプ18がソルダーレ
ジスト層15より突出する量に調整している。
【0044】この工程を終えると、図4(c)に示すよ
うにメタルマスクを剥がす。尚、図4(c)は、FCパ
ッド11表面へのハンダ印刷後、メタルマスクを剥がし
た状態での基板本体10の態様を表した説明図である。
そして基板本体10を裏返し、第一面を下側にして載置
台43に載置した後に、BGAパッド13に対応するパ
ターンの貫通孔45を有するメタルマスク47を、基板
本体10の第二面に載置し、この後、メタルマスク47
の上面からハンダペースト41を塗布することにより、
貫通孔45を介して基板本体10の第二面に形成された
BGAパッド13表面にハンダペースト41を直接印刷
する(第二ハンダ印刷工程)。
【0045】尚、図4(d)は、BGAパッド13表面
にハンダペースト41を印刷する際における基板本体1
0の態様を表した説明図である。また、図5は、ハンダ
ペースト41の印刷時におけるBGAパッド13表面の
構成を拡大して表した説明図である。
【0046】上記FCパッド11へのハンダ印刷時と同
様、第二ハンダ印刷工程においては、BGAパッド13
用に貫通孔45の開口径、厚みなどを設定して上記メタ
ルマスク47を形成し、そのメタルマスク47を用いる
ことにより、ハンダペーストの印刷量を、配線基板完成
時のハンダ層19の上面がソルダーレジスト層15上面
より低くなる量に調整している。
【0047】また、上記載置台43は、基板本体10の
第一面のFCパッド11が形成された中央部に接触しな
いようにして、FCパッド11が形成されていない基板
本体10の端部を支持する構成にされており、本実施例
では、この載置台43を用いて、FCパッド11、BG
Aパッド13の順にハンダ印刷を行うことにより、FC
パッド11側に印刷されたハンダペースト41を崩さず
に両面のハンダ印刷を行うようにしている。
【0048】この後、リフロー工程において、両面がハ
ンダ印刷された基板本体10を図4(e)に示すように
リフロー炉内に収容し、そのリフロー炉内でハンダペー
スト41を加熱してリフローすることにより、FCパッ
ド11表面にフリップチップ実装用のハンダバンプ18
を形成し、BGAパッド13にハンダボール取付用のハ
ンダ層19を形成する。尚、このリフロー時において、
ハンダペースト41は、上記洗浄工程でのパッド11,
13表面の酸化膜除去により、良好にパッド11,13
表面全体に濡れ広がり、上記構成のハンダバンプ18及
びハンダ層19を形成する。以上のような工程を経て配
線基板1は完成する。
【0049】また、このように製造された配線基板1の
FCパッド11には、周知の技法にて、ICチップ3が
載置された状態で、ハンダバンプ18が溶解され、これ
によりICチップ3がFCパッド11に接合される。こ
の他、配線基板1のBGAパッド13には、ハンダボー
ル5が載置された状態で、ハンダ層19が溶解され、こ
れによりハンダボール5がBGAパッド13に接合され
る。また同時に、ハンダボール5はプリント基板7(マ
ザーボード等)の入出力端子と接合され、これにより配
線基板1は、プリント基板7(マザーボード等)に接合
される。
【0050】以上、本実施例の配線基板1の構成と、そ
の製造方法について説明したが、このような製造方法で
作製した配線基板1では、ICチップ3とFCパッド1
1との間の接合強度、及び、ハンダボール5とBGAパ
ッド13との間の接合強度が、パッド表面にニッケルメ
ッキを施した従来品と比べて優れていることを示す測定
結果を得ることができた。
【0051】表1は、BGAパッド13へハンダボール
5を接合してから1時間経過後に行われたハンダボール
5に関するボールシェア強度の測定結果である。
【0052】
【表1】
【0053】このボールシェア強度の測定結果は、図6
に示すように、ステンレス板51をBGAパッド13に
接合されたハンダボール5側面に圧接することにより、
そのハンダボール5を基板本体10の表面に平行な方向
から押圧し、その押圧力を徐々に上昇させ、ハンダボー
ル5が剥離した際の押圧力を測定する方法で得た測定結
果である。尚、表1に示す各平均値は、従来品及び本実
施例の製造方法で作製した配線基板1について、各配線
基板(表におけるLot1〜4)に形成されたBGAパ
ッドから無作為に25個のBGAパッドを選択し、その
選択した25個のBGAパッドに接合されたハンダボー
ルについて上記測定を行うことによって得た25個の測
定値の合計を個数(25)で除算した値である。
【0054】表1からも理解できるように、従来品(ニ
ッケルメッキ有り)では、ボールシェア強度が1.61
(kgf)前後を示しているのに対して、本実施例の製
造方法で作製した配線基板1(ニッケルメッキ無し)に
おいては、ボールシェア強度が1.79(kgf)前後
を示しており、本実施例の製造方法で作製した配線基板
1では、ニッケルメッキ有りの従来品と比較して、ボー
ルシェア強度が10%以上高いことが示された。
【0055】また、表2は、BGAパッド13へハンダ
ボール5を接合してから48時間経過後に行われたハン
ダボール5に関するボールシェア強度の測定結果であ
る。尚、表2の測定結果が表す各値は、表1で示された
ものと同一の測定方法及び同一の評価方法で算出されて
いる。
【0056】
【表2】
【0057】表2からも理解できるように、BGAパッ
ド13へハンダボール5を接合してから48時間経過後
に行われた測定結果においては、従来品及び本実施例の
製造方法で作製した配線基板1のいずれもが、1時間経
過後に測定したボールシェア強度と比較して低い値を示
している。しかしながら、従来品(ニッケルメッキ有
り)では、ボールシェア強度が1.36(kgf)前後
を示しているのに対して、本実施例の製造方法で作製し
た配線基板1(ニッケルメッキ無し)においては、ボー
ルシェア強度が1.41(kgf)前後を示しており、
ニッケルメッキ有りの従来品と比較して、ボールシェア
強度が4%程度高いことが示された。
【0058】また表には示さないが、FCパッド11と
ICチップ3との間の接合強度に関する測定結果におい
ても、本実施例の配線基板1の方が従来品に対して優位
な値を示した。以上、測定結果について説明したが、こ
の測定結果からも理解できるように、本実施例の製造方
法で作製した配線基板1においては、従来より接合強度
が良好であるため、熱膨張等によって応力が働いても、
ハンダバンプ18や、ハンダ層19が剥離、破損する可
能性が低く、ICチップ3とFCパッド11との間の電
気的接続、及び、プリント基板7(マザーボード)とB
GAパッド13との間の電気的接続を良好に保つことが
できる。
【0059】また本実施例の配線基板1においては、B
GAパッド13上のハンダ層19がソルダーレジスト層
15の表面より低い位置に形成されているので、ハンダ
層19の表面にハンダボール5を接合する際に、ハンダ
ボール5を位置決めして載置しやすく、BGAパッケー
ジを容易に作製することができる。また、ハンダボール
5が位置ずれしてBGAパッド13に接合されることに
よって、接合強度が弱くなる等の問題を回避することが
できる。
【0060】尚、本発明の基板本体の第一面に配列され
た第一パッドは、本実施例の基板本体10の第二面に配
列されたBGAパッド13に相当し、本発明の基板本体
の第二面に配列された第二パッドは、本実施例の基板本
体10の第一面に配列されたFCパッド11に相当す
る。この他、本発明のハンダ層形成用印刷工程は、本実
施例の第二ハンダ印刷工程に相当し、本発明のハンダバ
ンプ形成用印刷工程は、本実施例の第一ハンダ印刷工程
に相当する。
【0061】また、本発明の配線基板の製造方法は、上
記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採る
ことができる。例えば、上記実施例では、FCパッド1
1及びBGAパッド13の両方に、本発明を適用して、
ニッケルメッキ層を生成せずに直接ハンダバンプ18や
ハンダ層19を形成したが、FCパッド11だけに本発
明を適用してもよいし、BGAパッド13だけに本発明
を適用してもよい。
【0062】この他、ハンダバンプ18及びハンダ層1
9には、Sn−AgやSn−Ag−Cu等の共晶ハンダ
を用いても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の配線基板1の側面の構成を表す概
略側面図である。
【図2】 基板本体10の第一面及び第二面の構成を表
す説明図である。
【図3】 配線基板1の断面の構成を概略的に表す概略
断面図である。
【図4】 配線基板1の製造方法に関する説明図であ
る。
【図5】 印刷工程時におけるBGAパッド13表面の
構成を表した説明図である。
【図6】 ボールシェア強度の測定方法に関する説明図
である。
【符号の説明】
1…配線基板、3…ICチップ、5…ハンダボール、7
…プリント基板、10…基板本体、11,13…パッ
ド、15…ソルダーレジスト層、16,17…凹部、1
8…ハンダバンプ、19…ハンダ層、20…基体、2
1,22,26,33…銅メッキ、29,35…樹脂絶
縁層、41…ハンダペースト、43…載置台、45…貫
通孔、47…メタルマスク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線構造を有する基板本体表面に配列さ
    れた銅製のパッドの表面に、ハンダ層を形成してなる配
    線基板の製造方法であって、 前記基板本体表面に配列された前記パッドの表面を、洗
    浄剤にて洗浄し酸化膜を除去する洗浄工程と、 該洗浄工程後、前記パッド表面にハンダペーストを直接
    印刷する印刷工程と、 該印刷工程後、前記パッド表面に印刷されたハンダペー
    ストをリフローして、前記ハンダ層を形成するリフロー
    工程と、 を備えることを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄工程では、前記洗浄剤としての
    硫酸にて前記パッドの表面を洗浄することを特徴とする
    請求項1に記載の配線基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記パッドは、その周縁が前記基板本体
    表面に形成されたソルダーレジスト層に包囲されてお
    り、 前記印刷工程では、前記ハンダ層の上面が前記ソルダー
    レジスト層の上面より低くなるように、ハンダペースト
    を直接印刷することを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の配線基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 配線構造を有する基板本体の第一面に配
    列された銅製の第一パッドに、ハンダボール取付用のハ
    ンダ層を形成し、該基板本体の前記第一面とは反対側の
    第二面に配列された銅製の第二パッドに、フリップチッ
    プ実装用のハンダバンプを形成してなる配線基板の製造
    方法であって、 前記基板本体表面に配列された前記第一パッドの表面
    を、洗浄剤にて洗浄し酸化膜を除去する洗浄工程と、 該洗浄工程後、前記第一パッド表面にハンダペーストを
    直接印刷するハンダ層形成用印刷工程と、 該ハンダ層形成用印刷工程前に、前記第二パッド表面に
    ハンダペーストを印刷するハンダバンプ形成用印刷工程
    と、 前記ハンダ層形成用印刷工程後、前記第一パッド及び前
    記第二パッド表面に印刷されたハンダペーストをリフロ
    ーして、前記第一パッド表面に前記ハンダ層を形成し、
    前記第二パッド表面に前記ハンダバンプを形成するリフ
    ロー工程と、 を備えることを特徴とする配線基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記洗浄工程では、前記洗浄剤としての
    硫酸にて前記第一パッドの表面を洗浄することを特徴と
    する請求項4に記載の配線基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第一パッドは、その周縁が前記基板
    本体表面に形成されたソルダーレジスト層に包囲されて
    おり、 前記ハンダ層形成用印刷工程では、前記ハンダ層の上面
    が前記ソルダーレジスト層の上面より低くなるように、
    ハンダペーストを直接印刷することを特徴とする請求項
    4又は請求項5に記載の配線基板の製造方法。
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