JP2003257727A - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JP2003257727A
JP2003257727A JP2002057668A JP2002057668A JP2003257727A JP 2003257727 A JP2003257727 A JP 2003257727A JP 2002057668 A JP2002057668 A JP 2002057668A JP 2002057668 A JP2002057668 A JP 2002057668A JP 2003257727 A JP2003257727 A JP 2003257727A
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JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
yoke
screw
coil device
cramp
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP2002057668A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Uchiyama
貴広 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減を図りつつボビンをしっか
りと固定する。 【解決手段】 コイル装置10は、コイル11が巻装さ
れるボビン20と、このボビン20を収容する環状の収
容凹部31を設けたヨーク30とを備えている。ボビン
20には、ねじ止め突部27が突出して形成される一
方、ヨーク30にはねじ止め突部27が嵌合される回り
止め孔34が設けられており、ボビン20のねじ止め突
部27をヨーク30の回り止め孔34に嵌合させつつボ
ビン20を収容凹部31に収容して、ボビン20とヨー
ク30とをねじ止め固定する。ねじ止めという簡易な構
成のため、設備費がかからず、製造コストの低減を図る
ことが可能となる。また、ねじ止め突部27が回り止め
孔34に嵌合されることでボビン20が回り止め状態で
しっかりと固定される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コイル装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】自動車等に搭載されるコイル装置とし
て、コイルが巻装されるボビンをヨークに設けられた環
状の収容凹部に収容するようにした構成のものがある。
従来、ボビンをヨークに対して固定するための手段とし
て、例えば収容凹部の開口を閉塞するように蓋体を溶接
等によって取り付けたり、収容凹部の開口縁部に形成し
たかしめ片をかしめてボビンを係止させたり、あるい
は、収容凹部内にエポキシ樹脂等を充填して硬化させる
といった構成が採られていた。なお、このようなコイル
装置の一例として、特開平3−41224号公報に記載
されたものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの構成も製造のための設備費が高くつくという
問題があった。一方でこのようなコイル装置は、振動対
策としてボビンをヨークに対してしっかりと固定する必
要があるという事情があった。本発明は、上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、製造コストの低減を
図りつつボビンをしっかりと固定することの可能なコイ
ル装置を提供するところにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係るコイル装置は、コイルが巻装
されるボビンと、このボビンを収容する環状の収容凹部
を設けた保持部材とを備えるものであって、前記ボビン
には、このボビンと前記保持部材とを取り付けるための
ねじを締め付け可能なねじ止め突部が突出して形成され
る一方、前記保持部材には、前記ねじ止め突部が嵌合さ
れる回り止め孔が設けられ、前記ねじ止め突部と回り止
め孔とが嵌合されることにより前記ボビンが周方向に回
り止めされる構成としたところに特徴を有する。 【0005】 【発明の作用および効果】請求項1の発明によれば、ボ
ビンのねじ止め突部を保持部材の回り止め孔に嵌合させ
つつボビンを収容凹部に収容して、ボビンと保持部材と
をねじ止め固定する。ねじ止めという簡易な構成のた
め、設備費がかからず、製造コストの低減を図ることが
可能となる。また、ねじ止め突部が回り止め孔に嵌合さ
れることでボビンが回り止め状態でしっかりと固定され
る。また、ねじ止め突部が回り止めの機能を兼ねるた
め、構成の複雑化を回避することができる。 【0006】 【発明の実施の形態】次に本発明の一実施形態について
図1から図5を参照して説明する。本実施形態のコイル
装置10は、ソレノイド装置の一部を構成するものであ
って、図1に示すように、コイル11が巻装されるボビ
ン20をヨーク30(本発明の「保持部材」に相当)に
収容する構成となっている。 【0007】ボビン20は、合成樹脂製であり、図1及
び図2に示すように、全体として環状に形成されてお
り、前後に貫通する円筒部21の両端部からフランジ状
の前壁部22及び後壁部23が張り出して設けられてい
る。円筒部21の周囲には、銅線等からなる巻き線12
が多数回巻き付けられてコイル11が形成されている。
後壁部23の後面には、上端寄りの位置に略角筒状の嵌
合部24が後方へ向けて突設されており、この嵌合部2
4には、電線Wの端末部に接続された一対の雌側端子金
具51が装着されたコネクタ50を嵌合可能となってい
る。後壁部23には一対の接続端子26が埋設されてお
り、各接続端子26の一端に形成されたタブ部26Aが
嵌合部24の内側に突出して雌側端子金具51と接続さ
れるようになっている。また、接続端子26のもう一端
部は、後壁部23の上端付近から前方へ向けて突出して
おり、ここに巻き線12の両端部12Aがそれぞれかし
めによって接続されている。さらに、後壁部23の後面
には、略120度の角度間隔位置に円筒状のねじ止め突
部27が後方へ向けて計3個突出して形成されている。
各ねじ止め突部27には、ボビン20とヨーク30とを
取り付けるためのねじ40を締め付けることが可能とな
っている。 【0008】ヨーク30は、図1及び図3に示すよう
に、金属材によって全体として環状に形成されており、
前方に開口する環状の溝をなす収容凹部31が形成され
ている。収容凹部31内には、前方からボビン20が収
容されるようになっており、その内側の筒状壁面の外径
寸法が円筒部21の内径寸法とほぼ同じ大きさとなって
いる。収容凹部31の底壁32には、嵌合部24が概ね
緊密に嵌合可能な方形の挿通孔33と、各ねじ止め突部
27が概ね緊密に嵌合可能な円形の回り止め孔34とが
貫通して形成されている。なお、収容凹部31の底壁3
2の厚み寸法は、ねじ止め突部27の後壁部23からの
突出寸法とほぼ同じとされている。 【0009】次に、コイル装置10の組み付け手順を説
明する。コイル11を巻装させたボビン20を前方から
ヨーク30の収容凹部31へ嵌め込んでいく。このと
き、嵌合部24を挿通孔33に嵌合させ、各ねじ止め突
部27を対応する回り止め孔34に嵌合させることで、
ボビン20がヨーク30に対して周方向に遊動不能に位
置決めされる。続いて、ヨーク30の背面において、各
ねじ止め突部27にねじ40の軸部40Aを差し込むよ
うにして締め付けることで、ヨーク30の底壁32がね
じ40の頭部40Bとボビン20の後壁部23との間に
挟まれた状態となり、これによりボビン20がヨーク3
0に対して固定される(図4及び図5参照)。以上によ
り、コイル装置10の組み付けが完了する。 【0010】以上のように本実施形態によれば、ボビン
20のねじ止め突部27をヨーク30の回り止め孔34
に嵌合させつつボビン20を収容凹部31に収容して、
ボビン20とヨーク30とをねじ止め固定する。ねじ止
めという簡易な構成のため、設備費がかからず、製造コ
ストの低減を図ることが可能となる。また、ねじ止め突
部27が回り止め孔34に嵌合されることでボビン20
が回り止め状態でしっかりと固定される。また、ねじ止
め突部27が回り止めの機能を兼ねるため、構成の複雑
化を回避することができる。 【0011】本発明は上記記述及び図面によって説明し
た実施形態に限定されるものではなく、例えば次のよう
な実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下
記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施
することができる。 (1)上記実施形態では、ねじ止め突部をボビンに3つ
設けたものを示したが、ねじ止め突部の数や位置や形状
等は任意に変更することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施形態におけるコイル装置の分解断面図 【図2】ボビンの正面図 【図3】ヨークの正面図 【図4】コイル装置の断面図(コネクタを接続した状
態) 【図5】コイル装置の背面図 【符号の説明】 10…コイル装置 11…コイル 20…ボビン 27…ねじ止め突部 30…ヨーク(保持部材) 31…収容凹部 34…回り止め孔

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コイルが巻装されるボビンと、このボビ
    ンを収容する環状の収容凹部を設けた保持部材とを備え
    るものであって、 前記ボビンには、このボビンと前記保持部材とを取り付
    けるためのねじを締め付け可能なねじ止め突部が突出し
    て形成される一方、前記保持部材には、前記ねじ止め突
    部が嵌合される回り止め孔が設けられ、前記ねじ止め突
    部と回り止め孔とが嵌合されることにより前記ボビンが
    周方向に回り止めされる構成としたことを特徴とするコ
    イル装置。
JP2002057668A 2002-03-04 2002-03-04 コイル装置 Abandoned JP2003257727A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073519A (ja) * 2008-09-19 2010-04-02 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 電磁接触器のコイルユニットおよびその組立方法

Cited By (3)

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JP4706742B2 (ja) * 2008-09-19 2011-06-22 富士電機機器制御株式会社 電磁接触器のコイルユニットおよびその組立方法
US8040211B2 (en) 2008-09-19 2011-10-18 Fuji Electric Fa Components And Systems Co., Ltd. Coil unit of electromagnetic contactor and assembling method thereof

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