JP2003256246A - 記憶装置および記憶方法 - Google Patents
記憶装置および記憶方法Info
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Abstract
つ、一連のデータが複数フレームにわたって伝送される
ものがある場合でも、各データを記憶するための記憶容
量の増大を抑制すること。 【解決手段】 一連のデータの伝送に使用される無線フ
レーム数が最も多い1番目のデータが選択され、このデ
ータに関して、処理対象となる無線フレームが一連のデ
ータの先頭フレームであるか否かが判定される(ST1
200)。この無線フレームが先頭フレームである場合
は、一連のデータ分の記憶領域が確保され(ST130
0)、1フレームに含まれる1番目のデータのデータ数
Dkと一連のデータ伝送のためのフレーム数Fkとの積だ
け空き領域の始点を示すポインタPの値がインクリメン
トされる(ST1400)。以下、無線フレーム数が2
番目に多いデータ以降についても同様に記憶領域が確保
される。
Description
憶方法に関する。
ばれる一定時間の単位でデータの伝送を行う。ある一連
のデータを送信する際、このデータの伝送時間に占める
連続的な誤り(バースト誤り)が生じる時間の割合を小
さくするほど、受信側における誤り訂正の精度を向上す
ることができるため、このデータを複数の無線フレーム
にマッピングして伝送することがある。特に、3GPP
(3rd Generation Partnership Project)の仕様におい
ては、一連のデータの伝送を行うために、データの種類
やデータ数に応じて、1,2,4,または8個の無線フ
レームが用いられる。
する場合には、同時に伝送されるデータについて、同一
の無線フレームにマッピングされるデータ同士を結合
し、結合されたデータ列を無線フレームにマッピングす
る。ここで、同時に並行して伝送されるデータは、常に
同数の無線フレームによって伝送されるわけではなく、
例えば、2種類のデータを伝送する場合、一方のデータ
は2つの無線フレームで伝送され、もう一方のデータは
4つの無線フレームで伝送されることがある。
受信装置によって無線フレームごとに復調され、複数の
データが結合されている場合はそれぞれのデータに分割
され、例えばメモリなどの記憶装置にデータごとに記憶
される。受信されたデータが1フレームで送信されたも
のであれば、1フレーム分が受信された時点で一連のデ
ータが受信されたことになるため、記憶装置に記憶され
たデータが読み出され、フレーム結合や誤り訂正復号な
どの後段の処理が行われる。一方、受信されたデータが
複数フレームで送信されたものであれば、1フレーム分
が受信された時点ではまだ一連のデータが受信されたこ
とにはならないため、以降の無線フレームによって受信
されるデータが順次記憶装置に記憶される。そして、一
連のデータを含むすべての無線フレームが受信された
後、記憶装置に記憶されたデータが読み出され、フレー
ム結合や誤り訂正復号などの後段の処理が行われる。
記憶するための記憶領域を記憶装置に確保する方法とし
ては、各無線フレームごとに、受信したデータに対して
受信した順に記憶領域を確保する方法や、それぞれのデ
ータについて当該データを含む無線フレーム数分の記憶
領域を確保する方法がある。
フレームごとに、受信したデータに対して受信した順に
記憶領域を確保する方法においては、複数フレームにわ
たる一連のデータが無線フレームごとに離れて記憶され
ると同時に、一連のデータがそろったデータは、後段の
処理のために記憶装置から読み出され、当該データが記
憶されていた領域が空き領域となるため、記憶装置の使
用領域が歯抜け状態となることがあり、必要とされる記
憶容量が大きくなるという問題がある。
タを含む無線フレーム数分の記憶領域を確保する方法に
おいては、複数の無線フレームにわたる複数のデータが
ある場合、上記したのと同様に、記憶装置の使用領域が
歯抜け状態となることがあり、必要とされる記憶容量が
大きくなるという問題がある。
8を参照して説明する。
ームの構成の一例を示す図である。同図に示すように、
無線フレーム#1〜#4によってデータA〜Jが伝送さ
れており、無線フレーム#1によって、データA〜Dの
それぞれ1フレーム目に対応する部分が伝送されてい
る。また、無線フレーム#2によって、データEの1フ
レーム目に対応する部分とデータB,Cの2フレーム目
に対応する部分とが伝送されている。以下、同様に無線
フレーム#3,#4によって、各データが伝送され、デ
ータA,D,E,F,I,Jに関しては1フレーム分で
一連のデータがそろい、データB,G,Hに関しては2
フレーム分で一連のデータがそろい、データCに関して
は4フレーム分で一連のデータがそろったことになる。
レームごとに、受信したデータに対して受信した順に記
憶領域を確保して記憶した場合の使用領域の状態は図7
に示すようになる。同図に示すように、無線フレーム#
1については、データA〜Dの1フレーム目に対応する
部分の記憶領域が確保され、順番に記憶される。そし
て、無線フレーム#1のみで一連のデータがそろったデ
ータA,Dに関しては後段の処理のために読み出され、
データA,Dの領域が開放される。無線フレーム#2に
ついては、データEの1フレーム目に対応する部分とデ
ータB,Cの2フレーム目に対応する部分との記憶領域
が確保され、順番に記憶される。このとき、データAが
記憶されていた部分は開放されているため空き領域とな
っているが、データB,Cの2フレーム目に対応する部
分のデータ量およびデータEの1フレーム目に対応する
部分のデータ量がどれもデータAよりも大きいため、こ
の空き領域を使用することができない。
の記憶領域が確保されて記憶される。ここで、例えば無
線フレーム#3に含まれるデータを記憶した状態では、
データCに関しては、一連のデータであるにもかかわら
ず離れて記憶されている。このため、後段の処理のため
に一連のデータを出力するときの処理が煩雑となる。ま
た、無線フレーム#4に含まれるデータまで記憶した状
態では、使用領域が歯抜け状態となっており、記憶領域
が有効に使用されず、必要な記憶容量が増大する。
れのデータについて当該データを含む無線フレーム数分
の記憶領域を確保して記憶した場合の使用領域の状態は
図8に示すようになる。同図に示すように、無線フレー
ム#1については、データA〜Dについて、各データを
含む無線フレーム数分の記憶領域が確保されて記憶され
る。すなわち、データA,Dに関しては1フレーム分、
データBに関しては2フレーム分、データCに関しては
4フレーム分の記憶領域が確保される。そして、無線フ
レーム#1のみで一連のデータがそろったデータA,D
に関しては後段の処理のために読み出され、データA,
Dの領域が開放される。無線フレーム#2については、
確保されている領域にデータB,Cの2フレーム目に対
応する部分が記憶され、データEに関しては1フレーム
分の記憶領域が確保されて記憶される。このとき、デー
タAが記憶されていた部分は開放されているため空き領
域となっているが、データEの1フレーム目に対応する
部分のデータ量がデータAよりも大きいため、この空き
領域を使用することができない。
ム記憶時に当該データすべての記憶領域が確保されて記
憶される。このような場合でも、例えば無線フレーム#
4に含まれるデータまで記憶した状態では、使用領域が
歯抜け状態となっており、記憶領域が有効に使用され
ず、必要な記憶容量が増大する。
あり、1フレームに複数のデータが含まれ、かつ、一連
のデータが複数フレームにわたって伝送されるものがあ
る場合でも、各データを記憶するための記憶容量の増大
を抑制することができる記憶装置および記憶方法を提供
することを目的とする。
数のデータを記憶する記憶手段と、前記複数のデータの
うちデータ全体の時間長が長いデータから順に各データ
に対応する記憶領域を前記記憶手段に確保させる制御手
段と、を有する構成を採る。
長いデータから順に記憶領域を確保して複数のデータを
記憶するため、複数のフレームにわたって伝送される一
連のデータを連続した必要最小限の記憶領域に記憶でき
るとともに、一連のデータがそろった後に当該データの
記憶領域が開放された場合にも無駄な空き領域を作るこ
となく次のデータを記憶でき、記憶容量の増大を抑制す
ることができる。
ータが複数のフレームにわたって伝送される複数のデー
タを記憶するための記憶装置であって、前記複数のデー
タを記憶する記憶手段と、前記複数のデータのうちフレ
ーム数が多いデータから順に各データに対応する記憶領
域を前記記憶手段に確保させる制御手段と、を有する構
成を採る。
タから順に記憶領域を確保して複数のデータを記憶する
ため、複数のフレームにわたって伝送される一連のデー
タを連続した必要最小限の記憶領域に記憶できるととも
に、一連のデータがそろった後に当該データの記憶領域
が開放された場合にも無駄な空き領域を作ることなく次
のデータを記憶でき、記憶容量の増大を抑制することが
できる。
記複数のデータのうちデータ全体が記憶されたものがあ
る場合に、当該データを出力して当該データの記憶領域
を開放する構成を採る。
ると、当該データを以降の処理を行う処理部に出力して
当該データの記憶領域を開放するため、無駄な空き領域
を作ることなく複数のデータを記憶することができ、記
憶容量の増大を抑制することができる。
載の記憶装置を有する構成を採る。
の記憶装置と同様の作用効果を復号装置において実現す
ることができる。
記載の記憶装置を有する構成を採る。
の記憶装置と同様の作用効果を基地局装置において実現
することができる。
に記載の記憶装置を有する構成を採る。
の記憶装置と同様の作用効果を通信端末装置において実
現することができる。
する記憶方法であって、前記複数のデータのうちデータ
全体の時間長が長いデータから順に各データに対応する
記憶領域を確保するステップと、確保した領域に各デー
タを記憶するステップと、前記複数のデータのうちデー
タ全体を記憶したものがある場合に、当該データを出力
して当該データの記憶領域を開放するステップと、を有
するようにした。
長いデータから順に記憶領域を確保して複数のデータを
記憶し、データ全体が記憶されると、当該データを以降
の処理を行う処理部に出力して当該データの記憶領域を
開放するため、複数のフレームにわたって伝送される一
連のデータを連続した必要最小限の記憶領域に記憶でき
るとともに、一連のデータがそろった後に当該データの
記憶領域が開放された場合にも無駄な空き領域を作るこ
となく次のデータを記憶でき、記憶容量の増大を抑制す
ることができる。
ータが複数のフレームにわたって伝送される複数のデー
タを記憶するための記憶方法であって、前記複数のデー
タのうちフレーム数が多いデータから順に各データに対
応する記憶領域を確保するステップと、確保した記憶領
域に各データを記憶するステップと、前記複数のデータ
のうちデータ全体を記憶したものがある場合に、当該デ
ータを出力して当該データの記憶領域を開放するステッ
プと、を有するようにした。
タから順に記憶領域を確保して複数のデータを記憶し、
データ全体が記憶されると、当該データを以降の処理を
行う処理部に出力して当該データの記憶領域を開放する
ため、複数のフレームにわたって伝送される一連のデー
タを連続した必要最小限の記憶領域に記憶できるととも
に、一連のデータがそろった後に当該データの記憶領域
が開放された場合にも無駄な空き領域を作ることなく次
のデータを記憶でき、記憶容量の増大を抑制することが
できる。
様(3GPP Technical Specification: 3GPP TS 25.212 V
ersion 3.8.0 Section 4.2.14)においては、各無線フ
レームに対して連続する番号(フレーム番号)が付加さ
れており、一連のデータを伝送する場合には、当該デー
タの伝送のために使用される無線フレーム数でフレーム
番号を割った余りが0となる無線フレームが先頭フレー
ムとなり、この先頭フレームからのみデータがマッピン
グされることに着目した。すなわち、例えば2つの無線
フレームで伝送されるデータは、フレーム番号が偶数の
無線フレームを先頭フレームとして伝送され、4つの無
線フレームで伝送されるデータは、フレーム番号が4の
倍数である無線フレームを先頭フレームとして伝送され
ることに着目した。そして、複数の無線フレームで伝送
されるデータの先頭フレームは、常にそのデータを伝送
する無線フレームよりも少ない無線フレームで伝送され
るデータの先頭フレームになること、さらに、複数の無
線フレームで伝送されるデータの最終フレームは、常に
そのデータを伝送する無線フレームよりも少ない無線フ
レームで伝送されるデータの最終フレームになることを
見出した。
る際に、一連のデータを伝送する無線フレーム数が最も
大きいデータから順に、各データを記憶するために必要
な記憶領域を確保することにより、使用領域が歯抜け状
態になることを防げることを見出し、本発明をするに至
った。すなわち、例えば4フレームで伝送されるデータ
の最終フレームは、常に1または2フレームで伝送され
るデータの最終フレームであるため、データの記憶領域
を確保する際は、4フレームで伝送されるデータ、2フ
レームで伝送されるデータ、1フレームで伝送されるデ
ータの順でそれぞれ4フレーム分、2フレーム分、1フ
レーム分記憶領域を確保することにより、2フレームで
伝送されるデータの領域が開放されるときには常に1フ
レームで伝送されるデータが開放され、4フレームで伝
送されるデータの領域が開放されるときには常に2フレ
ームおよび1フレームで伝送されるデータが開放される
ため、無駄な空き領域を作ることなくデータを記憶でき
ることを見出し、本発明をするに至った。
を記憶装置に記憶する際、一連のデータを伝送するため
に使用される無線フレーム数が多いものから順にその無
線フレーム数分の記憶領域を割り当てて確保することで
ある。
面を参照して詳細に説明する。
装置の構成を示すブロック図である。図1において、符
号化部100は、送信データを符号化する。変調部20
0は、符号化された送信データを変調する。無線送信部
300は、変調後の送信データに所定の無線送信処理を
行い、送信アンテナから送信する。
送信データを誤り検出符号化および誤り訂正符号化す
る。レートマッチ部120は、誤り訂正符号化された送
信データについて、データの繰り返しまたは間引きを行
って、データ数の調整(レートマッチ)をする。インタ
リーバ130は、レートマッチ後の送信データをインタ
リーブ(順序入れ替え)する。フレーム分割部140
は、インタリーブ後の送信データを所定の無線フレーム
数にフレーム分割する。データ結合部150は、複数の
送信データを送信する場合、複数の送信データを1フレ
ーム分ごとに結合する。フレームインタリーバ160
は、1フレーム分ごとの送信データをインタリーブす
る。無線フレームマッピング部170は、無線フレーム
に送信データをマッピングする。
装置の構成を示すブロック図である。同図に示す受信装
置は、図1に示す送信装置から送信されたデータを受信
する。図2において、無線受信部400は、受信アンテ
ナを介して受信されたデータに所定の無線受信処理を行
う。復調部500は、無線受信処理後のデータを復調す
る。復号部600は、復調された受信データを復号して
復号データを得る。
後のデータを蓄積し、無線フレーム単位のデータを復元
する。フレームデインタリーバ620は、無線フレーム
単位でデータをデインタリーブする。なお、ここでのデ
インタリーブは、図1に示す送信装置のフレームインタ
リーバ160によって行われたインタリーブの逆変換で
ある。データ分割部630は、1フレーム内に複数のデ
ータが結合されている場合、データ分割位置、分割後の
各データのデータ数および無線フレーム数などを示すデ
ータ識別情報に基づいてそれぞれのデータに分割する。
また、データ分割部630は、一連のデータが複数フレ
ームにわたって送信されている場合、一連のデータがそ
ろうまで各データを記憶する。フレーム結合部640
は、無線フレーム単位で分割されている一連のデータを
結合する。デインタリーバ650は、結合された一連の
データをデインタリーブする。なお、ここでのデインタ
リーブは、図1に示す送信装置のインタリーバ130に
よって行われたインタリーブの逆変換である。レートデ
マッチ部660は、デインタリーブ後のデータについ
て、送信装置のレートマッチ部120によってレートマ
ッチされているデータを所定の方法を用いて元に戻す
(レートデマッチ)。誤り訂正/検出復号部670は、
レートデマッチされたデータを誤り訂正復号および誤り
検出復号して復号データを得る。
ブロック図である。図3において、データ出力制御部6
32は、フレームデインタリーバ620によってデイン
タリーブされた無線フレーム単位のデータをデータ識別
情報に基づいて後述する方法によって制御しながら出力
する。記憶部634は、データ出力制御部632から出
力されたデータを一時的に記憶する。また、記憶部63
4は、一連のデータがそろうと当該データをフレーム結
合部640に出力し、当該データが記憶されている記憶
領域を開放する。
御方法について、図4に示すフロー図を用いて説明す
る。なお、図4は、1フレーム分のデータに対する処理
の流れを示しており、この無線フレームによってN種類
のデータが伝送されているものとする。
無線フレームに何種類のデータが含まれているか、それ
ぞれの種類のデータについて一連のデータが何フレーム
にわたってフレーム分割されたか、および当該無線フレ
ームによって一連のデータのうちフレーム分割されて伝
送されたデータ数が認識される(ST1000)。以降
の処理は、領域確保ステップ(ST1200〜ST16
00)、データ書き込みステップ(ST1800〜ST
2100)、および領域解放ステップ(ST2300〜
ST2800)の3つに大きく分かれている。
を伝送するために使用される無線フレーム数が多いもの
から順に行われる。すなわち、無線フレーム内に含まれ
るN種類のデータのうち、処理が行われたデータをカウ
ントするためのパラメータkが1で初期化され(ST1
100)、一連のデータを伝送するために使用される無
線フレーム数が最も多いデータが、1番目に処理される
データ(以下、「1番目のデータ」という)として選択
される。
象となる無線フレームが1番目のデータを含む一連のデ
ータを伝送するための先頭フレームであるか否かが判定
される(ST1200)。
でない場合は、パラメータkが1インクリメントされ、
一連のデータを伝送するために使用される無線フレーム
数が2番目に多いデータが、2番目に処理されるデータ
(以下、「2番目のデータ」という)として選択される
(ST1500)。また、パラメータkの値が処理対象
の無線フレームによって伝送されるデータ種類数Nより
大きいか否かが判定され(ST1600)、kの値がN
より大きい場合は領域確保ステップを終了し、データ書
き込みステップへと進む。一方、パラメータkがデータ
種類数Nより小さいか等しい場合は、2番目のデータに
関して、領域確保ステップが繰り返される。
ームである場合は、1番目のデータを含む一連のデータ
分の記憶領域が記憶部634に確保され(ST130
0)、確保された記憶領域分、すなわち1フレームに含
まれる1番目のデータのデータ数Dkと一連のデータを
伝送するためのフレーム数Fkとの積だけ記憶部634
の確保されていない領域(空き領域)の始点を示すポイ
ンタPの値がインクリメントされる(ST1400)。
そして、パラメータkが1インクリメントされ、一連の
データを伝送するために使用される無線フレーム数が2
番目に多いデータ(2番目のデータ)が選択される(S
T1500)。また、パラメータkの値が処理対象の無
線フレームによって伝送されるデータ種類数Nより大き
いか否かが判定され(ST1600)、kの値がNより
大きい場合は領域確保ステップを終了し、データ書き込
みステップへと進む。一方、パラメータkがデータ種類
数Nより小さいか等しい場合は、2番目のデータに関し
て、領域確保ステップが繰り返される。
行うデータの順序は問わないため、まず、パラメータk
が1で初期化され(ST1700)、複数のデータの中
から任意のデータ(1番目のデータ)が選択される。
が分割され(ST1800)、分割された1番目のデー
タが確保された記憶領域に書き込まれる(ST190
0)。そして、パラメータkが1インクリメントされ、
複数のデータの中から1番目のデータとは別の任意のデ
ータ(2番目のデータ)が選択される(ST200
0)。また、パラメータkの値が処理対象の無線フレー
ムによって伝送されるデータ種類数Nより大きいか否か
が判定され(ST2100)、kの値がNより大きい場
合はデータ書き込みステップを終了し、領域解放ステッ
プへと進む。一方、パラメータkがデータ種類数Nより
小さいか等しい場合は、2番目のデータに関して、デー
タ書き込みステップが繰り返される。
を行うデータの順序は問わないため、まず、データ書き
込みステップと同様に、パラメータkが1で初期化され
(ST2200)、複数のデータの中から任意のデータ
(1番目のデータ)が選択される。
象となる無線フレームが1番目のデータを含む一連のデ
ータを伝送するための最終フレームであるか否かが判定
される(ST2300)。
でない場合は、パラメータkが1インクリメントされ、
複数のデータの中から1番目のデータとは別の任意のデ
ータ(2番目のデータ)が選択される(ST270
0)。また、パラメータkの値が処理対象の無線フレー
ムによって伝送されるデータ種類数Nより大きいか否か
が判定され(ST2800)、kの値がNより大きい場
合は領域開放ステップを終了し、すべての処理を終了す
る。一方、パラメータkがデータ種類数Nより小さいか
等しい場合は、2番目のデータに関して、領域開放ステ
ップが繰り返される。
ームである場合は、1番目のデータについて一連のデー
タが記憶部634にそろったことになるため、1番目の
データを含む一連のデータは、フレーム結合部640に
出力され(ST2400)、記憶領域が開放される(S
T2500)。さらに、開放された記憶領域分、すなわ
ち1フレームに含まれる1番目のデータのデータ数Dk
と一連のデータを伝送するためのフレーム数Fkとの積
だけポインタPの値がデクリメントされる(ST260
0)。そして、パラメータkが1インクリメントされ、
複数のデータの中から1番目のデータとは別の任意のデ
ータ(2番目のデータ)が選択される(ST270
0)。また、パラメータkの値が処理対象の無線フレー
ムによって伝送されるデータ種類数Nより大きいか否か
が判定され(ST2800)、kの値がNより大きい場
合は領域開放ステップを終了し、すべての処理を終了す
る。一方、パラメータkがデータ種類数Nより小さいか
等しい場合は、2番目のデータに関して、領域開放ステ
ップが繰り返される。
憶の具体例について、図5および図6を用いて説明す
る。
を、データA,D,E,F,I,およびJは1フレーム
で、データB,G,およびHは2フレームで、データC
は4フレームで伝送する場合の、各フレームに含まれる
データの一例を示す図である。同図に示すように、無線
フレーム#1では、データA,B,C,およびDの1フ
レーム目に対応する部分(すなわち、データA−1,B
−1,C−1,およびD−1)が結合されて伝送され
る。同様に、無線フレーム#2では、データB,Cの2
フレーム目に対応する部分(データB−2,C−2)お
よびデータEの1フレーム目に対応する部分(データE
−1)が結合されて伝送される。以下、無線フレーム#
3,#4も同様である。
が4の倍数であるため、上述したように、データCを伝
送するための先頭フレームとなるとともに、より少ない
無線フレームで伝送されるデータA,B,D(順に、1
フレーム、2フレーム、1フレーム)を伝送するための
先頭フレームとなっている。
ーム#1〜#4を本実施の形態の受信装置が受信する場
合の記憶部634の状態を説明する図である。
データ識別情報に基づいて、データA−1,B−1,C
−1,およびD−1の4種類のデータが含まれており、
対応する一連のデータA,B,C,およびDはそれぞれ
1フレーム、2フレーム、4フレーム、および1フレー
ムにわたってフレーム分割されていることがデータ出力
制御部632によって認識される。そして、一連のデー
タを伝送するために使用される無線フレーム数が最も多
いデータ、すなわち、4フレームにわたって伝送される
データCに関して、無線フレーム#1が先頭フレームで
あるか否かが判定される。
−1が含まれており、先頭フレームであるため、データ
C−1〜C−4を記憶するための領域710が確保され
る。同様に、データB−1〜B−2を記憶するための領
域720、データA−1を記憶するための領域730、
およびデータD−1を記憶するための領域740が順次
確保される。同時に、確保された記憶領域分だけポイン
タPの値がインクリメントされる。
タA−1,B−1,C−1,およびD−1がそれぞれ確
保された領域に記憶され、データA,Dに関しては、無
線フレーム#1が最終フレームであるため、データA,
Dがフレーム結合部640に出力された後、領域73
0,740は開放される。このとき、ポインタPの値
は、領域730,740の分だけデクリメントされる。
と、無線フレーム#2に含まれるデータB,C,Eに関
して、無線フレーム#2が先頭フレームであるか否かが
判定される。ここでは、無線フレーム#2にはデータE
−1が含まれており、先頭フレームであるため、データ
E−1を記憶するための領域750が確保される。同時
に、ポインタPの値が確保された記憶領域分だけインク
リメントされる。
は、既に記憶領域が確保されている領域に、データE−
1は新たに確保された記憶領域に、それぞれ記憶され
る。データB,Eに関しては、無線フレーム#2が最終
フレームであるため、データB,Eがフレーム結合部6
40に出力された後、領域720,750は開放され
る。このとき、ポインタPの値は、領域720,750
の分だけデクリメントされる。
と、無線フレーム#3に含まれるデータC,F,G,H
に関して、無線フレーム#3が先頭フレームであるか否
かが判定される。ここでは、無線フレーム#3にはデー
タF−1,G−1,H−1が含まれており、先頭フレー
ムであるため、まず2フレームにわたって伝送されるデ
ータG−1〜G−2,データH−1〜H−2を記憶する
ための領域760,770が確保される。続いて、1フ
レームで伝送されるデータF−1を記憶するための領域
780が確保される。これらと同時に、確保された記憶
領域分だけポインタPの値がインクリメントされる。
保されている記憶領域に、データF−1,G−1,H−
1については、新たに確保された記憶領域に、それぞれ
記憶される。データFに関しては、無線フレーム#3が
最終フレームであるため、データFがフレーム結合部6
40に出力された後、領域780は開放される。このと
き、ポインタPの値は、領域780の分だけデクリメン
トされる。
と、無線フレーム#4に含まれるデータC,G,H,
I,Jに関して、無線フレーム#4が先頭フレームであ
るか否かが判定される。ここでは、無線フレーム#4に
はデータI−1,J−1が含まれており、先頭フレーム
であるため、データI−1,J−1を記憶するための領
域790,800が確保される。同時に、確保された記
憶領域分だけポインタPの値がインクリメントされる。
しては、既に確保されている記憶領域に、データI−
1,J−1については、新たに確保された記憶領域に、
それぞれ記憶される。データC,G,H,I,Jに関し
て、無線フレーム#4が最終フレームであるため、デー
タC、データG、データH、データIおよびデータJが
フレーム結合部640に出力された後、これらすべての
領域が開放され、ポインタPの値は、これらの領域すべ
ての分だけデクリメントされることで、初期状態に戻
る。
記憶装置によれば、1フレームに含まれる複数のデータ
のうち、データを伝送するために用いられる無線フレー
ム数が多いものから順に、一連のデータを記憶するため
の領域を確保するため、無駄な空き領域ができることが
なく、一連のデータを連続した必要最小限の記憶領域に
記憶でき、記憶容量の増大を抑制することができる。
信される無線フレームの記憶について説明したが、本発
明は、例えば有線伝送に用いられる記憶装置など、デー
タを一時的に記憶する各種の記憶装置に適用することが
できる。
1フレームに複数のデータが含まれ、かつ、一連のデー
タが複数フレームにわたって伝送されるものがある場合
でも、各データを記憶するための記憶容量の増大を抑制
することができる。
示すブロック図
ック図
ブロック図
法を示すフロー図
説明する図
ームの構成の一例を示す図
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のデータを記憶する記憶手段と、 前記複数のデータのうちデータ全体の時間長が長いデー
タから順に各データに対応する記憶領域を前記記憶手段
に確保させる制御手段と、 を有することを特徴とする記憶装置。 - 【請求項2】 少なくとも1つのデータが複数のフレー
ムにわたって伝送される複数のデータを記憶するための
記憶装置であって、 前記複数のデータを記憶する記憶手段と、 前記複数のデータのうちフレーム数が多いデータから順
に各データに対応する記憶領域を前記記憶手段に確保さ
せる制御手段と、 を有することを特徴とする記憶装置。 - 【請求項3】 前記記憶手段は、 前記複数のデータのうちデータ全体が記憶されたものが
ある場合に、当該データを出力して当該データの記憶領
域を開放することを特徴とする請求項1または請求項2
記載の記憶装置。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の記憶装置を有することを特徴とする復号装置。 - 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の記憶装置を有することを特徴とする基地局装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
の記憶装置を有することを特徴とする通信端末装置。 - 【請求項7】 複数のデータを記憶する記憶方法であっ
て、 前記複数のデータのうちデータ全体の時間長が長いデー
タから順に各データに対応する記憶領域を確保するステ
ップと、 確保した領域に各データを記憶するステップと、 前記複数のデータのうちデータ全体を記憶したものがあ
る場合に、当該データを出力して当該データの記憶領域
を開放するステップと、 を有することを特徴とする記憶方法。 - 【請求項8】 少なくとも1つのデータが複数のフレー
ムにわたって伝送される複数のデータを記憶するための
記憶方法であって、 前記複数のデータのうちフレーム数が多いデータから順
に各データに対応する記憶領域を確保するステップと、 確保した記憶領域に各データを記憶するステップと、 前記複数のデータのうちデータ全体を記憶したものがあ
る場合に、当該データを出力して当該データの記憶領域
を開放するステップと、 を有することを特徴とする記憶方法。
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