JP2003255643A - ローラ - Google Patents

ローラ

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JP2003255643A
JP2003255643A JP2002057271A JP2002057271A JP2003255643A JP 2003255643 A JP2003255643 A JP 2003255643A JP 2002057271 A JP2002057271 A JP 2002057271A JP 2002057271 A JP2002057271 A JP 2002057271A JP 2003255643 A JP2003255643 A JP 2003255643A
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JP
Japan
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layer
roller
release layer
sleeve
fluororesin
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Pending
Application number
JP2002057271A
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English (en)
Inventor
Susumu Mitobe
進 三戸部
Teruo Kanai
照夫 金井
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Arai Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Arai Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2002057271A priority Critical patent/JP2003255643A/ja
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーに対する十分な離型性を確保すること
ができ、かつ離型層をソフトに接触させることができ、
しかも安価なローラを提供する。 【解決手段】 芯金2の外周に弾性体層3が形成され、
この弾性体層3の外周に離型層4が形成されているロー
ラ1において、離型層4をふっ素樹脂スリーブ4aによ
り形成し、離型層4をふっ素樹脂スリーブ4a自身の緊
迫力によって弾性体層3の外周に対して抱締めするとと
もに、離型層4が軸方向に移動して抜けるのを防止する
ための抜け止め手段6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローラに係り、特
に、電子写真方式の複写機、プリンタおよびファクシミ
リなどの負荷の小さい状態でトナーと接触する部位に好
適なローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真方式の複写機、プリ
ンタおよびファクシミリなどの画像形成装置において
は、芯金の外周にトナーに対する離型性のよいPTFE
からなるふっ素樹脂をコーティング、詳しくは粉体塗装
することにより得られる離型層を被覆したローラが、用
紙(記録媒体)の搬送やトナー(現像剤)の現像器への
供給などの負荷の小さい状態でトナーと接触する部位に
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
形成装置においては、主として黒色からなる単色のトナ
ーを用紙に定着させることで単色の画像が形成される構
成とされていることから、用紙に転写されるトナー層の
厚さが薄く、加熱時および放熱時の熱効率がよいため、
定着ローラの温度がトナーの溶融温度より高いものの、
定着ローラの温度をトナーの溶融温度の近くに設定する
ことができる。その結果、用紙が定着部を通過した直後
に、短時間の放熱によってトナーを固化させることがで
きる。したがって、トナーが固化した後に排紙部に用紙
が到達するので、排紙部において用紙を搬送するローラ
である排紙ローラの離型層を用紙に形成された画像と接
触させても、トナーが排紙ローラに付着するなどの問題
は何ら生じないものであった。
【0004】これに対して、近年のフルカラー画像を形
成することのできる画像形成装置においては、用紙上に
複数色、詳しくは最大4色のトナーが転写されるので用
紙上でトナーが多層化し、用紙に転写されるトナー層の
厚さが厚くなるとともに、カラートナー、例えばイエロ
ー、シアン、マゼンタトナーに対しては、画像の光沢性
が損なわれるなどの理由により、大きな圧力を付与する
ことができない。
【0005】よって、熱効率の観点から定着ローラの温
度とトナーの溶融温度との温度差が大きく設定され、ト
ナーの固化に時間が必要となり、しかも近年の記録速度
の高速化、小型化により、定着部と排紙部との距離が短
くされているので、トナーが固化する前、すなわち用紙
上のトナーが半溶融状態で排紙部に到達してしまう。そ
の結果、排紙部において、排紙ローラの離型層を用紙に
形成された画像と接触させると、従来のPTFEのコー
ティング膜からなる離型層では、微小なピンホールを有
していたり、表面が凸凹しているなどの理由により、ト
ナーの一部が排紙ローラの表面に転写してオフセットが
生じ、さらに排紙ローラに付着したトナーがつぎの用紙
に転写されて画像の品質を低下させてしまうなどの問題
点があった。
【0006】なお、従来の排紙ローラは、芯金の表面に
PTFEのコーティング材を塗工、詳しくは粉体塗装す
ることにより製造されているため、環境汚染の生じない
おおがかりな塗工装置を必要とするとともに、段取り時
の装置のマスキングや作業終了後の洗浄メンテナンスに
手間を要し、かつコーティング材の使用効率に劣り製造
コストが高くなるという問題点もあった。さらに、PT
FEの溶融にあたっては400℃近くの高温での焼成を
必要とするため、専用設備が必要であり、汎用の恒温槽
では対応できないという難点もあった。
【0007】また、近年のフルカラー画像を形成するこ
とのできる画像形成装置においては、写真画質に匹敵す
る光沢のある画像品質が求められており、用紙に形成さ
れた画像にローラの離型層をソフトに接触させる必要が
ある。このため、芯金と離型層との間にゴムなどからな
る弾性体層を設ける構成が求められている。このような
芯金と離型層との間に弾性体層を有するローラは、弾性
体層を設けることでコストが高くなるので、できるだけ
安価なものが求められている。さらに、弾性体層の外周
に離型層を形成する必要があり、弾性体層の外周にPT
FEのコーティング膜からなる離型層を形成するのは、
弾性体層に用いられる一般的なゴムの耐熱性がPTFE
の焼成温度より低いため困難である。また、低温でのコ
ーティングが可能なPTFE系のコーティング材では、
トナーに対する離型性が不十分である。
【0008】そこで、排紙ローラやトナー供給ローラな
どのトナーと接触する部位に用いらている負荷の小さい
ローラとして、トナーに対する十分な離型性を確保する
ことができ、かつ、離型層をソフトに接触させることが
でき、しかも安価なものが求められている。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、トナーに対する十分な離型性を確保することが
でき、かつ離型層をソフトに接触させることができ、し
かも安価なローラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明のローラの
特徴は、芯金の外周に弾性体層が形成され、この弾性体
層の外周に離型層が形成されているローラにおいて、離
型層がふっ素樹脂スリーブであり、離型層が接着するこ
となくふっ素樹脂スリーブ自身の緊迫力によって弾性体
層の外周に対して抱締めされているとともに、離型層が
軸方向に移動して抜けるのを防止するための抜け止め手
段が設けられている点にある。そして、このような構成
を採用したことにより、離型層を形成するふっ素樹脂ス
リーブは、ピンホールがなく、しかも表面が平滑なの
で、トナーに対する十分な離型性を確保できる。さら
に、弾性体層は、離型層をソフトに接触させることがで
きる。また、離型層は、離型層離型層自身の緊迫力によ
って弾性体層に抱き締めされているとともに、抜け止め
手段によって弾性体層の外周を軸方向へ移動して抜ける
のを確実に防止されているので、接着剤を用いて離型層
を弾性体層に固着する必要がなく、製造工程が簡単とな
り、安価なものとすることができる。
【0011】また、請求項2に係る本発明のローラの特
徴は、請求項1において、ふっ素樹脂スリーブが溶融押
出し成形可能なふっ素樹脂からなり、前記ふっ素樹脂ス
リーブの成膜時の内径寸法が、ふっ素樹脂スリーブによ
り抱き締めされる前の弾性体層の外径寸法より小さく設
定されている点にある。そして、このような構成を採用
したことにより、離型層と弾性体層とを密着させるのに
十分な緊迫力を容易に得ることができる。
【0012】また、請求項3に係る本発明のローラの特
徴は、請求項1または請求項2において、ふっ素樹脂ス
リーブが径方向および軸方向に熱収縮性を有している点
にある。そして、このような構成を採用したことによ
り、離型層と弾性体層とを密着させるのに十分な緊迫力
をより容易に得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
【0014】図1は本発明に係るローラを適用した排紙
ローラの第1実施形態の要部を示す縦断面図である。
【0015】本実施形態のローラは、電子写真方式の複
写機やLBPやファクシミリなどの画像形成装置の定着
部につづく排紙部に用いられている排紙ローラを例示し
ている。
【0016】図1に示すように、本実施形態のローラと
しての排紙ローラ1は、芯金2と、弾性体層3と、離型
層4とを有している。
【0017】本実施形態の芯金2は、両端が小径の段付
き円柱状に形成されている。この芯金2の素材として
は、特に制限されるものではないが、アルミニウム、ア
ルミニウム合金、ステンレス鋼、表面に防錆用のメッキ
を施した鉄鋼などが一般的であり、必要に応じて樹脂も
使用可能である。また、芯金2の形状としては、円柱、
円筒などの各種の形状から選択することができる。ま
た、本実施形態の芯金2は、大径部2aの外径寸法が6
mm程度、長さが340mm程度に形成されている。
【0018】本実施形態の弾性体層3は、芯金2の大径
部2aのほぼすべてを覆う厚みが一様の円筒状に形成さ
れている。この弾性体層3の素材としては、特に制限さ
れるものではないが、エチレン・プロピレンゴム、シリ
コーンゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴ
ム、ウレタンゴムなどのゴムが一般的であり、必要に応
じて熱可塑性エラストマなどのゴム弾性を呈するものも
使用可能である。また、本実施形態の弾性体層3は、外
径寸法が15mm程度(厚さ4.5mm程度)、長さが
340mm程度に形成されている。
【0019】また、本実施形態の芯金2と弾性体層3と
は、従来公知の固着方法によって一体化されている。
【0020】例えば、芯金2と弾性体層3とを一体化す
る方法としては、接着剤を用いた加硫同時接着による方
法や、円筒状の弾性体層3を単独に形成し、この内部に
芯金2を挿入する方法などを例示できる。この場合、接
着剤は、用いても、用いなくてもどちらでもよい。
【0021】また、芯金2と弾性体層3との接着は、例
えば弾性体層3をシリコーンゴム、詳しくは付加型シリ
コーンゴムによって形成する場合、DY−39−051
A/B(東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社製
商品名)やプライマーNo.101A/B(信越化学工
業株式会社製商品名)のようなシリコーゴム系の接着剤
を使用することにより、より強固な接着を得ることがで
きる。この時、芯金2は、予めサンドブラストなどで表
面を活性化した後、メチレンクロライドや炭化水素系洗
浄剤あるいは水系洗浄剤などで脱脂し、その後接着剤が
塗布され、必要に応じて120〜170℃で30〜60
分程度焼成を施して使用される。
【0022】前記離型層4は、ふっ素樹脂スリーブ4a
により形成されており、このふっ素樹脂スリーブ4aの
素材としては、PFA(テトラフルオロエチレン−パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、FEP
(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン
共重合体)が一般的であり、MFA(テトラフルオロエ
チレン−パーフルオロメチルビニルエーテル共重合
体)、EPA(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオ
ロプロピレン−パーフルオロイソプロピルビニルエーテ
ル三元共重合体)、THV(テトラフルオロエチレンと
ヘキサフルオロプロピレンとビニリデンフロライドの三
元共重合体)なども必要に応じて使用することができ
る。
【0023】このようなふっ素樹脂スリーブ4aの厚さ
としては、特に制限されるものではないが、排紙ローラ
1に代表される負荷の小さいローラに用いる場合には、
加工性および耐久性を満足するとともに、経済的負担を
低減するために、0.15mm以下に形成することが好
ましく、0.1mm以下に形成することがさらに好まし
い。このふっ素樹脂スリーブ4aの厚さを0.15mm
以下とすることのできるふっ素樹脂スリーブ4aの素材
としては、現時点ではトナーに対する離型性が十分で、
溶融押出し成形により薄膜のスリーブを容易に形成でき
るPFAが好ましく、EPA、FEP、EPA、THV
なども必要に応じて使用される。なお、PFA、EP
A、FEP、EPA、THVなどは、単独使用に限ら
ず、2種以上を混合して使用してもよい。
【0024】また、本実施形態におけるふっ素樹脂スリ
ーブ4aとしては、以下の2種類のものから選択使用す
ることができる。
【0025】第1のふっ素樹脂スリーブ4aは、ふっ素
樹脂スリーブ4aの自由状態における内径寸法が、弾性
体層3の外径寸法より小さく形成されているものであ
る。この第1のふっ素樹脂スリーブ4aの自由状態にお
ける内径寸法としては、溶融押出し成形により形成され
るふっ素樹脂スリーブ4aの長手方向に生じる巻取り時
の折り目を消滅させるのに十分なふっ素樹脂スリーブ4
aの拡張率を得ることができるとともに、排紙ローラ1
の製造工程において、ふっ素樹脂スリーブ4aを弾性体
層3の外径寸法より大きく拡径することができ、しか
も、この拡径状態のふっ素樹脂スリーブ4aの内部に中
間品(芯金2の外周に弾性体層3を被覆したもの。以下
同様)を挿入した後に、ふっ素樹脂スリーブ4aが縮径
することによりその内周面を弾性体層3の外周に対して
確実に密着できるように、十分な緊迫力をもって抱き締
めすることができるように設定することが好ましい。さ
らに、ふっ素樹脂スリーブ4aの内部に中間品を挿入し
た後に、加熱することが好ましい。この加熱により、離
型層4と弾性体層3とを密着させるのに必要な十分な緊
迫力をより確実に得ることができるとともに、中間品挿
入時に発生する可能性のあるふっ素樹脂スリーブ4aの
表面のしわなどの機械的ひずみを解消できる。この場合
の加熱温度と時間は150℃、20分程度で十分であ
る。
【0026】本実施形態における第1のふっ素樹脂スリ
ーブ4aとしては、PFAを素材とし、溶融押出し成形
により自由状態における内径寸法が14mm程度、厚さ
(肉厚)が70μm程度、長さが350mm程度に形成
されたものが用いられている。
【0027】なお、第1のふっ素樹脂スリーブ4aを弾
性体層3の外周面に装着する際の拡径方法としては、例
えば、第1のふっ素樹脂スリーブ4aを圧縮空気を用い
て拡径する方法や、金型内にふっ素樹脂スリーブ4aを
挿入した後に、ふっ素樹脂スリーブ4aと金型の内周面
との間隙を減圧状態にすることにより金型の内周面にふ
っ素樹脂スリーブ4aの外周面が密着するように拡径さ
せる方法、およびこれらを組み合わせた方法などが挙げ
られる。
【0028】また、第1のふっ素樹脂スリーブ4aとし
ては、特に熱収縮性を有していなくてもよいが、加熱に
より軸方向に伸張するものは、加熱後に、離型層4に周
方向の皺が生じる傾向があるので好ましくない。
【0029】一般的に、延伸工程を用いないで製造され
ている通常の非熱収縮性のふっ素樹脂スリーブ4aにお
いても、ふっ素樹脂を溶融押出し成形して薄膜のスリー
ブを形成する成膜時の残留応力によって、加熱により径
方向に収縮する性質がある。この性質は、弱熱収縮性と
呼ばれているものである。この弱熱収縮性は、径方向お
よび軸方向の伸縮のバランスの上に成り立つものであ
り、径方向に強く収縮するものは軸方向に伸張してしま
う場合がある。軸方向に伸びるか否かは、成膜時の巻取
りなどによる張力の加え方で制御できる。この収縮の制
御範囲は、径方向および軸方向ともに5%以内である。
【0030】そこで、本実施形態の第1のふっ素樹脂ス
リーブ4aとしては、特に延伸工程を用いずとも径方向
に4%程度、軸方向に1.5%程度の弱熱収縮をするも
のが用いられている。
【0031】第2のふっ素樹脂スリーブ4aは、ふっ素
樹脂スリーブ4aが熱収縮性を有する熱収縮性ふっ素樹
脂スリーブにより形成されているものである。この熱収
縮性ふっ素樹脂スリーブの内径寸法は、弾性体層3の外
径寸法より大きくても、小さくてもどちらでもよいが、
ふっ素樹脂スリーブ4aを弾性体層3の外周面により容
易に装着することができるという意味で、その自由状態
(熱収縮前)における内径寸法を、弾性体層3の外径寸
法より大きく形成することが好ましい。また、第2のふ
っ素樹脂スリーブ4aの熱収縮率としては、加熱によっ
て縮径させることにより、その内周面を弾性体層3の外
周に対して密着できるように、十分な緊迫力をもって抱
締めすることができるように設定することが好ましい。
【0032】すなわち、熱収縮後の内径寸法が、弾性体
層3の外径寸法より小さくなるように形成することが肝
要である。これは、熱収縮性ふっ素樹脂スリーブの製造
時における延伸工程前の成膜時の内径寸法(原管内径)
が弾性体層3の外径寸法よりも小さく形成されているこ
とを意味している。
【0033】なお、熱収縮性ふっ素樹脂スリーブとして
は、機能的には、熱収縮により径方向および軸方向が共
に収縮するものを用いることが好ましい。
【0034】すなわち、前述したように、加熱により軸
方向に伸張するものは、加熱後に、離型層4に周方向の
皺が生じる傾向があるので好ましくない。
【0035】本実施形態における第2のふっ素樹脂スリ
ーブ4aとしては、PFAを素材とし、溶融押出し成形
により、自由状態における内径寸法が15.5mm程
度、厚さ(肉厚)が70μm程度、長さが350mm程
度のもので、径方向および軸方向の熱収縮率が5%程度
以上に設定されたものが用いられている。そして、第2
のふっ素樹脂スリーブ4aの内部に芯金2の外周に弾性
体層3を被覆した中間品を挿入した後、150℃程度の
温度で20分程度保持することにより熱収縮させて、第
2のふっ素樹脂スリーブ4aが弾性体層3の外周に抱締
めされている。
【0036】本発明において、ふっ素樹脂スリーブ4a
として前記第1および第2のいずれを選択するかはロー
ラ1の製造の煩雑さとコストを勘案して決定すればよ
い。
【0037】すなわち第1のふっ素樹脂スリーブ4aを
用いた場合には、ふっ素樹脂スリーブ4aの製造に熱収
縮性を付与するための延伸工程を必要としないため、ふ
っ素樹脂スリーブ4aは安価になるものの、ローラ1の
製造時におけるふっ素樹脂スリーブ4aの被覆(装着)
工程が煩雑になる。これに対して第2のふっ素樹脂スリ
ーブ4aを用いた場合には、逆になる。
【0038】なお、本実施形態の第1および第2のふっ
素樹脂スリーブ4aは、ともに原管内径である成膜時の
内径寸法が弾性体層3の外径寸法より小さく設定されて
いるという点で何ら違いはない。
【0039】したがって、前記第1および第2のふっ素
樹脂スリーブ4aの成膜時の内径寸法である原管内径と
しては、ともにふっ素樹脂スリーブ4aにより抱き締め
される前の弾性体層3の外径寸法の0.73以上1.0
未満の範囲に設定することが好ましく、0.80以上
0.98以下の範囲に設定することがさらに好ましく、
0.84以上0.96以下の範囲に設定することが最も
好ましい。
【0040】この範囲を下回ると、ふっ素樹脂スリーブ
4aの内部に中間品を挿入する被覆工程における中間品
挿入時に、ふっ素樹脂スリーブ4aが弾性限界を超えて
しまい、離型層4と弾性体層3とを密着させるのに十分
な緊迫力を得ることができず、甚だしくは中間品挿入時
にふっ素樹脂スリーブ4aが裂けてしまう傾向がある。
【0041】また、この範囲を上回ると、加熱によって
収縮させても離型層4と弾性体層3とを密着させるのに
十分な緊迫力を得ることができず、ローラ1を使用中に
時間の経過とともにふっ素樹脂スリーブ4aが抜けてし
まう傾向がある。
【0042】なお、このような原管内径とすることで、
後述するように、本実施形態における弾性体層3の端
部、詳しくは端面の縁をふっ素樹脂スリーブ4aの端部
4aaによって包み込むことが確実にできる。
【0043】本実施形態のふっ素樹脂スリーブ4aは、
その軸方向の長さが弾性体層3の軸方向の長さより長く
形成されており、ふっ素樹脂スリーブ4aの両端部4a
aは、図1において誇張して示すように、弾性体層3の
両端部より軸方向外側に突出されているとともに、両端
部4aaが弾性体層3の両端縁をそれぞれ包み込むよう
に、その端縁が弾性体層3の外径寸法より小さくなるよ
うに縮径されて倒れ込み部5が形成されている。なお、
ふっ素樹脂スリーブ4aの端縁は、弾性体層3の端面か
ら離間していてもよい。
【0044】前記ふっ素樹脂スリーブ4aの両端部4a
aに設けられている倒れ込み部5により、本実施形態の
離型層4が軸方向に移動して抜けるのを防止するための
抜け止め手段6が構成されている。この抜け止め手段6
は、離型層4が軸方向に移動して抜けるのを防止する機
能と、離型層4が軸方向に移動するのを防止する機能と
を併せ持つものである。ここでいう離型層4の軸方向へ
の移動の防止とは、機能上影響のない微小な移動は許容
する。
【0045】前記抜け止め手段6としては、特に、本実
施形態の倒れ込み部5に限定されるものではなく、弾性
体層3の外周に密着させたふっ素樹脂スリーブ4aが、
使用状態において受ける負荷などによって軸方向に移動
して抜けるのを長期間に亘り確実に阻止することのでき
る各種の構成から選択使用することができる。
【0046】ここで、抜け止め手段6の変形例について
以下に説明する。
【0047】図2は、抜け止め手段6の変形例を示すも
ので、図2における抜け止め手段62は、弾性体層3の
外周面の軸方向の両端部の非紙送り面部分(一方のみ図
示)に面取り(C)による縮径部62a(図2において
誇張して示す)を形成し、この縮径部62aの表面をふ
っ素樹脂スリーブ4aの端部4aaにより覆うことによ
り形成されている。なお、縮径部62aとしては、丸め
(R)、傾斜面などの端部に向かって外径寸法が漸減す
る構成から選択することができる。
【0048】図3は、抜け止め手段6の他の変形例を示
すもので、図3における抜け止め手段63は、弾性体層
3の外周面の軸方向の両端部の非紙送り面部分に小径の
段付き部63a(図3において誇張して示す)を形成
し、この段付き部63aをふっ素樹脂スリーブ4aによ
り覆うことにより、段付き部63aの外周に位置するふ
っ素樹脂スリーブ4aの外径寸法を小径とすることによ
り形成されている。この場合、ふっ素樹脂スリーブ4a
の端部4aaを段付き部63aの内部に配置してもよ
い。なお、段付き部63aのかわりに単数もしくは複数
の環状溝を用いてもよい。
【0049】図4は、抜け止め手段6のさらに他の変形
例を示すもので、図4における抜け止め手段64は、弾
性体層3の外周面を太鼓状(クラウン状:図4において
誇張して示す)とすることにより形成されている。この
場合、ふっ素樹脂スリーブ4aは弾性体層3の端面に
て、被覆後にカットされている。また、この抜け止め手
段64は、芯金2の大径部2aに、軸方向の長さの短い
複数の弾性体層3を間隔をおいて配設した構成のローラ
に好適である。
【0050】図5は、抜け止め手段6のまたさらに他の
変形例を示すもので、図5における抜け止め手段65
は、弾性体層3の外周面の軸方向の両端部の非紙送り面
部分に紙送り面より大径の大径段付き部65a(図5に
おいて誇張して示す)を形成し、弾性体層3の外周面の
全体をふっ素樹脂スリーブ4aにより覆うことにより形
成されている。なお、大径段付き部65aのかわりに単
数もしくは複数の環状突起を用いたり、弾性体層3の外
周面の全体を鼓状(逆クラウン状)に形成してもよい。
この抜け止め手段65は、葉書、封筒などの厚紙の紙送
りを主として行う用途のローラに好適である。
【0051】また、抜け止め手段6としては、ふっ素樹
脂スリーブ4aの内面を表面処理することにより弾性体
層3の外周と離型層4の内面との相互間の摩擦係数を大
きくする構成としてもよい。この内面処理としては、テ
トラH(株式会社潤工社製商品名)のようなTHF(テ
トラヒドロフラン)もしくはエチレングリコールジメチ
ルエーテルに金属ナトリウムとナフタリンを溶解させた
溶液で化学処理する方法、液体アンモニアに金属ナトリ
ウムを溶解させた溶液で化学処理する方法、リチウムの
ようなアルカリ金属の水銀アマルガムにより化学処理す
る方法、電解還元法、コロナ放電処理法、ヘリウムやア
ルゴンのような不活性ガスプラズマで処理する方法、エ
キシマレーザにより処理する方法などが例示される。こ
のふっ素樹脂スリーブ4aの内面を表面処理する構成の
抜け止め手段6は、単独使用してもよいが、ふっ素樹脂
スリーブ4aのコストが高くなるものの、前記各抜け止
め手段6,62,63,64,65と組み合わせて用い
ることが長期間に亘り抜け止め機能をより確実に発揮さ
せることができるという意味で好ましい。
【0052】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
【0053】本実施形態の排紙ローラ1によれば、離型
層4がふっ素樹脂スリーブ4aにより形成されているか
ら、離型層4を形成するふっ素樹脂スリーブ4aは、ピ
ンホールがなく、しかも表面が平滑なので、トナーに対
する十分な離型性を容易に確保できる。すなわち、本実
施形態の排紙ローラ1は、オフセットを防止することの
できる耐トナー汚染性に優れたものとなる。
【0054】さらに、本実施形態の排紙ローラ1によれ
ば、離型層4が弾性体層3の外周に形成されているか
ら、弾性体層3は、離型層4を用紙上に形成されたトナ
ーからなる画像に対してソフトに接触させることができ
る。これにより、排紙ローラ1が接触したフルカラー画
像のつぶれを防止できるので、写真画質に匹敵する光沢
のある画像品質を確保できる。
【0055】また、本実施形態の排紙ローラ1によれ
ば、離型層4が接着することなくふっ素樹脂スリーブ4
a自身の緊迫力によって弾性体層4の外周に対して抱締
めされているとともに、抜け止め手段6が設けられてい
るから、弾性体層3の外周に離型層4を確実に密着で
き、しかも弾性体層3の外周に密着させたふっ素樹脂ス
リーブ4aが、使用状態において受ける負荷などによっ
て軸方向に移動して抜けるのを長期間に亘り確実に阻止
することができる。これにより、接着剤を用いて離型層
4を弾性体層3に固着する必要がなく、製造工程が簡単
となり、安価なものとすることができる。
【0056】したがって、本実施形態の排紙ローラ1に
よれば、トナーに対する十分な離型性を確保することが
でき、かつ離型層4をソフトに接触させることができ、
しかも安価なものとすることが容易かつ確実にできる。
【0057】また、本実施形態の排紙ローラ1によれ
ば、ふっ素樹脂スリーブ4aが溶融押出し成形可能なふ
っ素樹脂からなり、ふっ素樹脂スリーブ4aの成膜時の
内径寸法である原管内径が、ふっ素樹脂スリーブ4aに
より抱き締めされる前の弾性体層3の外径寸法より小さ
く設定されているから、離型層4と弾性体層3とを密着
させるのに十分な緊迫力を容易に得ることができる。
【0058】さらに、本実施形態の排紙ローラ1によれ
ば、ふっ素樹脂スリーブ4aの成膜時の内径寸法である
原管内径が、ふっ素樹脂スリーブ4aにより抱き締めさ
れる前の弾性体層3の外径寸法より小さく設定されてい
るから、弾性体層3の両端縁をそれぞれ包み込む倒れ込
み部5を容易に形成し、この倒れ込み部5によってふっ
素樹脂スリーブ4aの両端部4aaの押さえを確実にで
きる。これにより、使用状態において受ける負荷などに
よって、弾性体層3の外周に密着させたふっ素樹脂スリ
ーブ4aが軸方向に移動して抜けるのを長期間に亘り確
実に阻止することができる抜け止め機能を確実に発揮で
きる。
【0059】さらにまた、本実施形態の排紙ローラ1に
よれば、ふっ素樹脂スリーブ4aが径方向および軸方向
に熱収縮性を有しているから、離型層4と弾性体層3と
を密着させるのに十分な緊迫力をより容易に得ることが
できる。
【0060】またさらに、本実施形態の排紙ローラ1に
よれば、前記第2のふっ素樹脂スリーブ4aを用いた場
合、離型層4のふっ素樹脂スリーブ4aが熱収縮性ふっ
素樹脂スリーブであるから、ふっ素樹脂スリーブ4aの
内径寸法(熱収縮前)を弾性体層3の外径寸法に対して
大きくしたり、小さくしたりすることができるので、設
計の自由度が向上する。この時、弾性体層3に装着する
前のふっ素樹脂スリーブ4aの内径寸法を弾性体層3の
外径寸法に対して大きくすることにより、ふっ素樹脂ス
リーブ4aを弾性体層3により容易に装着できるので、
製造工程がより簡単にできる。
【0061】なお、本実施形態の排紙ローラ1は、カラ
ープリンタによる30万枚の評価試験において何ら問題
が生じないということが確認できた。この時、従来の排
紙ローラにおいては5千枚以下の初期段階から評価基準
以上のオフセットが発生した。
【0062】図6は、本発明に係るローラを適用した排
紙ローラの第2実施形態を示すものである。
【0063】図6に示すように、本実施形態の排紙ロー
ラ1Aは、芯金2の大径部2aに長さの短い弾性体層3
Aが所定の間隔をおいて4箇所設けられている。そし
て、各弾性体層3Aの外周には、ふっ素樹脂スリーブ4
aからなる離型層4がそれぞれ形成されており、各ふっ
素樹脂スリーブ4aの両端部4aaには、前述した第1
実施形態の排紙ローラ1と同一の倒れ込み部5からなる
抜け止め手段6がそれぞれ形成されている。その他の構
成は、前述した第1実施形態の排紙ローラ1と同様とさ
れている。
【0064】なお、弾性体層3Aのサイズ、数および配
設位置などは、排紙ローラ1Aの大きさや長さなどの製
品仕様および設計コンセプトなどの必要に応じて設定す
ればよい。
【0065】このような構成の本実施形態の排紙ローラ
1Aによれば、前述した第1実施形態の排紙ローラ1と
同様の効果を奏することができる。
【0066】なお、本発明のローラは、排紙ローラだけ
でなく、現像部の感光体にトナーを供給するトナー供給
ロールに用いることができる。もちろん、本発明のロー
ラは、インクジェットプリンタ、熱転写プリンタなどの
プリンタを始め、負荷が小さく、しかも離型性が要求さ
れる多種多様のローラとして用いることもできる。
【0067】また、本発明は、前記各実施形態に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々変更することがで
きる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る本発
明のローラによれば、トナーに対する十分な離型性を確
保することができ、かつ離型層をソフトに接触させるこ
とができ、しかも安価なものとすることが容易かつ確実
にできるなどの極めて優れた効果を奏する。
【0069】また、請求項2に係る本発明のローラによ
れば、離型層と弾性体層とを密着させるのに十分な緊迫
力を容易に得ることができるなどの極めて優れた効果を
奏する。
【0070】また、請求項3に係る本発明のローラによ
れば、離型層と弾性体層とを密着させるのに十分な緊迫
力をより容易に得ることができるなどの極めて優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るローラを排紙ローラに適用した
第1実施形態の要部を示す縦断面図
【図2】 図1の排紙ローラの抜け止め手段の変形例を
示す要部の拡大断面図
【図3】 図1の排紙ローラの抜け止め手段の他の変形
例を示す要部の拡大断面図
【図4】 図1の排紙ローラの抜け止め手段のさらに他
の変形例を示す要部の拡大断面図
【図5】 図1の排紙ローラの抜け止め手段のまたさら
に他の変形例を示す要部の拡大断面図
【図6】 本発明に係るローラを排紙ローラに適用した
第2実施形態の要部を示す縦断面図
【符号の説明】
1、1A 排紙ローラ 2 芯金 3、3A 弾性体層 4 離型層 4a ふっ素樹脂スリーブ 5 倒れ込み部 6、62、63、64、65 抜け止め手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA01 AA21 BA10 2H071 BA43 DA08 DA12 DA21 2H077 AC04 DB14 FA13 GA03 3F049 AA03 CA14 CA16 LA02 LA05 LA07 LB03 3J103 AA02 AA14 AA21 AA53 BA41 FA15 GA02 GA57 GA58 GA60

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金の外周に弾性体層が形成され、この
    弾性体層の外周に離型層が形成されているローラにおい
    て、 前記離型層がふっ素樹脂スリーブであり、前記離型層が
    接着することなくふっ素樹脂スリーブ自身の緊迫力によ
    って前記弾性体層の外周に対して抱締めされているとと
    もに、前記離型層が軸方向に移動して抜けるのを防止す
    るための抜け止め手段が設けられていることを特徴とす
    るローラ。
  2. 【請求項2】 前記ふっ素樹脂スリーブが溶融押出し成
    形可能なふっ素樹脂からなり、前記ふっ素樹脂スリーブ
    の成膜時の内径寸法が、前記ふっ素樹脂スリーブにより
    抱き締めされる前の前記弾性体層の外径寸法より小さく
    設定されていることを特徴とする請求項1に記載のロー
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記ふっ素樹脂スリーブが径方向および
    軸方向に熱収縮性を有していることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のローラ。
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