JP2003254594A - 空調制御システム及び空調制御方法 - Google Patents

空調制御システム及び空調制御方法

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JP2003254594A
JP2003254594A JP2002056920A JP2002056920A JP2003254594A JP 2003254594 A JP2003254594 A JP 2003254594A JP 2002056920 A JP2002056920 A JP 2002056920A JP 2002056920 A JP2002056920 A JP 2002056920A JP 2003254594 A JP2003254594 A JP 2003254594A
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JP
Japan
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air conditioning
room
air
conditioning
conditioning control
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JP2002056920A
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English (en)
Inventor
Yoichi Sugiyama
陽一 杉山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夫々感覚の違う利用者が室内に居たとしても
各々に対して快適な空調環境を提供できるようにするこ
と。 【解決手段】 室温を測定する温度センサ200a,2
00b,…,200n及び稼動状況が分かる複数のパソ
コン300a,300b,…,300nを接続する空調
制御装置100と、この空調制御装置100に制御され
室温調整を行う複数の空調機器400a,400b,
…,400nとから構成される。空調制御装置100
は、室温とパソコンの稼動状況から最適な空調環境とな
るよう演算制御し、空調機器400a,400b,…,
400nを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空調環境を
快適にする為の空調制御に係り、特に図書館やインター
ネットカフェ等で利用者の座席にパーソナルコンピュー
タ(パソコン)が設置され、利用者が自由に座席の移動
ができるような環境下で快適な空調環境を提供可能とし
た空調制御システム及び空調制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、パソコンの莫大な普及とともに複
数の空調機器や空調口が設置された室内に、利用者の座
席毎にパソコンが設置された例えばインターネットカフ
ェや図書館等が出現している。この種の室内では、室内
全体を快適だと考えられるある一定の温度にする為に空
調機器を稼動させ、室内全体の温度調整を行っているも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た室内の温度管理方式にあっては、暑がりの人や寒がり
の人は、衣服を脱いだり或いは着用したりして自らが温
度調整する必要があり、利用者にとっては煩わしいもの
であった。これは、従来の空調制御方式では、皆が快適
であるだろうと想定したある一定の空調温度に室内がな
ったとしても、実際に利用者が感じる温度には、個人差
があり、暑がりの人もいれば、寒がりの人もいるといっ
たようにまちまちである為である。又、体調により同じ
温度でも感じ方が違う為でもある。しかも、従来の空調
制御方式は、室内全体を対象に均一な温度制御を行って
いる為でもある。
【0004】そこで、本発明は上記事情を考慮して成さ
れたもので、上記不具合を解消し、夫々感覚の違う利用
者が室内に居たとしても各々に対して快適な空調環境を
提供できる空調制御システム及び空調制御方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
する為、温度センサより温度を取り込む温度入力手段
と、室内に略等間隔で併設されたパソコンから利用され
ているパソコンを調べ人の分布状況を取り込む人分布入
力手段と、温度入力部と人分布入力部から入力されたデ
ータを取り込む為のデータ入力手段と、取り込んだデー
タから最適な温度を演算して算出する為の演算処理手段
と、演算処理部から算出された値を各空調機器に設定す
る為の温度設定データ出力手段と、温度設定データ出力
から温度勾配を付けて空調機器の制御をする手段とから
構成されたことを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、室内に温度勾配を付け
ることにより、従来のような室内全体を均一な温度環境
とするようなことはなく、夫々感覚の違う利用者が室内
に居たとしても各々に対して快適な空調環境となるよう
にすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図を
参照して説明する。
【0008】図1は、本実施形態のシステム全体の概略
構成を示す図である。本システムは、空調制御装置10
0と、この空調制御装置100に接続し室温を測定する
複数の温度センサ200a,200b,…,200n
と、室内で略等間隔に設置され空調制御装置100に接
続する複数のパソコン300a,300b,…,300
nと、空調制御装置100に制御され室温の調節を行う
複数の空調機器400a,400b,…,400nとか
ら構成される。
【0009】上記空調制御装置100は、温度データ入
力部110と、人分布入力部120、データ入力部13
0、演算処理部140、設定温度データ出力部150と
から成るものである。ここで、温度データ入力部110
は、空調機器400a,400b,…,400nが設置
された室内に所定の規則に従って取り付けられた温度セ
ンサ200a,200b,…,200nからの室温に関
する測定情報を取り込み、当該情報をデータ入力部13
0へ送出する機能を有するものである。人分布入力部1
20は、パソコン300a,300b,…,300nの
各電源のオン/オフ状態による稼動状況からパソコンの
使用状態として人の分布情報として取り込み、当該情報
をデータ入力部130へ送出する機能を有するものであ
る。データ入力部130は、入力された測定情報と人の
分布情報とを整えて演算処理部140にデータ送出する
機能を有するものである。演算処理部140は、この送
出されてきたデータをもとにして室内の最適な温度環境
を求める為の演算処理、即ち各空調機器に於ける設定温
度の算出処理を行い、当該算出結果のデータを設定温度
データ出力部150に送出する機能を有するものであ
る。そして、設定温度データ出力部150は、演算処理
部140から送出されてくるデータをもとに、空調機器
毎に合致した各データを送出する機能を有するものであ
る。
【0010】上記構成につき、その動作・作用を図2乃
至図3のフローチャートを参照して説明する。
【0011】初期設定温度を入力すると(図2のステッ
プS202)、初期設定温度を室内の中心部の温度と
し、複数台ある空調機器400a,400b,…,40
0nの送風温度の調整を行うことにより、室内に暖かい
場所と涼しい場所を作り出し、室内全体に温度の勾配を
作る(ステップS204)。すると、温度センサ200
a,200b,…,200nが室内の温度を測定し、温
度データ入力部110にデータを送出することになる
(ステップS206)。ここで、室内で利用者が自分の
最も快適な席に自由に座りパソコンを利用すると(ステ
ップS208)、パソコンの稼動状況が監視されること
になり、即ち室内の人の分布が検出され当該データが人
分布入力部120に送出されることになる(ステップS
210)。而して、温度データ入力部110と人分布入
力部120とから人の分布の偏りとその偏ったところの
温度を計測し、演算処理部140にて一定以上の偏りの
有無が確認される(ステップS212)。もし、一定以
上人の分布に偏りが生じていた場合(ステップS212
のYES)、演算処理部140から最も人の密度の高い
温度を算出し(図3のステップS302)、その温度を
設定温度とし(ステップS304)、温度勾配を変えな
いよう(ステップS306)に空調機器の制御を行うも
のである(ステップS214)。又、もし一定以上人の
分布に偏りが生じない場合(ステップS212のN
O)、室内は最も快適な温度状態であると考えられるの
で、終了となる。
【0012】上記実施形態では、室内に設置された複数
の空調機器400a,400b,…,400nを利用
し、室内に温度の勾配を持たせる。その為、一つの部屋
でありながら個人の最適だと感じられる場所に移動する
ことにより、最も快適な環境で過ごすことができるもの
である。又、室内に略等間隔でパソコン300a,30
0b,…,300nが設置され、利用者は自由にパソコ
ンを利用できるようになっているので、パソコンの電源
を入れる(オンする)ことにより、パソコンを使用して
いる場所が特定できる。パソコンの電源が入るというこ
とは、人がそのパソコンを使用していることが分かる。
要するに、パソコンの電源の入り切り(オン/オフ)に
より、室内の人の分布が分かる訳である。人の分布に一
定以上の偏りが生じたき、人の密度が最も高い温度が温
度勾配の真中になるよう温度勾配を保ちつつ全体の温度
を上げ下げするよう空調機器の制御を行い、室内全体が
最適な温度となるようにする訳である。
【0013】上述について、図4を参照して更に詳述す
る。
【0014】図4の(a)は初期状態であり、まだパソ
コンを利用している人はいない。室内の中心温度をXと
すると壁A側の温度をX+3、壁B側の温度をX−3と
なるように空調機器400aと空調機器400bの制御
をする。この後、図4の(b)に移行する。ここでは、
利用者がパソコンを使い始めた状態である。パソコンの
利用者が壁A側の暖側に集まっている。この為、室内に
居る人にとっては、室内全体が寒いのではないかと推察
される。そこで、空調機器400aと空調機器400b
の制御を行い、室内の中心温度がY(=X+3)となる
ように制御が成される。そして、図4の(c)では、室
内の中心温度がYとなり、室内の中心部に人が集まった
状態である。温度がYの状態でも寒いと感じる人は壁A
側へ座り、暑いと感じる人は壁B側に座ることにより、
室内に居る人全員が快適な環境となる。
【0015】尚、上記実施形態では、温度調節により空
調管理制御を実現していたが、湿度センサを用いて湿度
をも考慮したシステム構成としても良い。又、上記実施
形態では複数の空調機器を用いることにより空調制御を
実現していたが、例えば空調機器は一台ではあるが室内
の空調調節口を複数設けて調節口毎に温度や湿度管理す
るよう構成しても良い。
【0016】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、夫
々感覚の違う利用者が室内に居たとしても各々に対して
快適な空調環境が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシステム全体の概略構
成を示す図。
【図2】同実施形態に係り、室内の空調制御処理の流れ
を示すフローチャート。
【図3】同実施形態に係り、室内を最適温度にする為の
処理の流れを示すフローチャート。
【図4】同実施形態に係り、室内の空調環境の様子を概
略的に示す図。
【符号の説明】
100…空調制御装置、110…温度データ入力部、1
20…人分布入力部、130…データ入力部、140…
演算処理部、150…設定温度データ出力部、200
a,200b,…,200n…温度センサ、300a,
300b,…,300n…パソコン、400a,400
b,…,400n…空調機器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空調状況を測定する複数の空調セ
    ンサと、 上記室内に設置され自身の稼動状況が分かる複数の情報
    処理機器と、 これら情報処理機器及び空調センサを接続し、上記室内
    に設けられた空調調節口により室内の空調調節を行う空
    調調節手段の制御を行う空調制御装置とから成るもので
    あって、 上記空調制御装置は、 上記空調センサから送出されてくる測定情報及び上記情
    報処理機器から送出されてくる稼動状況情報に基いて上
    記室内が最適な空調環境となるよう上記空調調節手段を
    制御する為の演算処理を行う演算処理手段と、 この演算処理手段による演算結果に基いて上記空調調節
    手段を制御する制御情報を出力する手段とを有し、 上記空調調節手段は、上記空調制御装置からの制御情報
    に基いて上記室内の空調調節を行うようにしたことを特
    徴とする空調制御システム。
  2. 【請求項2】 上記空調制御装置からの制御情報は、上
    記室内で温度勾配を付けるよう上記空調調節手段を制御
    する為の情報であることを特徴とする請求項1記載の空
    調制御システム。
  3. 【請求項3】 上記室内に設置された複数の情報処理機
    器は、当該室内に略等間隔で設置され、上記稼動状況を
    上記室内に於ける人の分布情報として上記空調制御装置
    に送出するよう構成したことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の空調制御システム。
  4. 【請求項4】 空調センサにより室内の空調状況を測定
    し、 上記室内に設置された複数の情報処理機器の稼動状況に
    より当該室内に於ける人の分布情報を測定し、 上記測定され空調状況及び人の分布状況に基いて上記室
    内が予め設定された空調環境となるよう上記室内の空調
    調節を行う空調調節手段を制御する為の制御情報を作成
    するようにしたことを特徴とする空調制御方法。
  5. 【請求項5】 上記空調調節は、上記室内で温度勾配を
    付けるよう上記空調調節するようにしたことを特徴とす
    る請求項4記載の空調制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005050098A1 (en) * 2003-11-19 2005-06-02 Lg Electronics Inc. Air conditioner and method for controlling the same
KR100747723B1 (ko) * 2006-05-17 2007-08-08 엘지전자 주식회사 공기조화기 및 그 제어 방법
JP2011133175A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Daikin Industries Ltd ナビゲーション装置及びナビゲーションシステム
CN102829525A (zh) * 2011-06-14 2012-12-19 阿自倍尔株式会社 空调控制装置以及方法
CN109974210A (zh) * 2019-03-16 2019-07-05 张同庆 一种网吧中央空调集中控制系统

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