JP2003254488A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JP2003254488A JP2003254488A JP2002061016A JP2002061016A JP2003254488A JP 2003254488 A JP2003254488 A JP 2003254488A JP 2002061016 A JP2002061016 A JP 2002061016A JP 2002061016 A JP2002061016 A JP 2002061016A JP 2003254488 A JP2003254488 A JP 2003254488A
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Abstract
の管継手を提供する。 【解決手段】少なくとも3つの開口部2、3及び4を有
する管継手1において、少なくとも2つの開口部2、3
を残し、残りの開口部4を一体成形された閉塞面5によ
り閉塞し、閉塞された開口部4の閉塞面5及び/又は側
面に各種部材の装着用穴8を設ける。閉塞面5の内面6
をなだらかな凹面状に形成すると共に、その外面7も内
面6に合わせてなだらかな凸面状に形成する。
Description
れた強度を確保できる特殊形状の管継手に関し、さらに
詳しくは、流体サンプリング用バルブや圧力計などの各
種部材が装着されて使用される管継手に関する。
管継手として、例えば、図7に示すものがあった。同図
において20は管継手で、21、22は内周面にテーパ
をもった主開口部である。23は主開口部21、22よ
り長さが短く設けられた枝開口部であり、該開口部23
には管継手1と同材質の円盤状板24が溶接、溶着ある
いは接着でその内周面に接合されている。円盤状板24
の中央部には貫通された装着用穴25が設けられてお
り、図7では各種部材の一つであるコック26が螺着さ
れている状態が示されている。
7に示された従来の管継手20では、次のような問題が
あった。 (1)枝開口部23に接合された円盤状板24は溶接、
溶着あるいは接着で接合されているため、接合度合にバ
ラツキが生じやすく品質(耐圧力)が安定しない。ま
た、円盤状板24と管継手20との接合状態が悪い場合
には接合部からの流体漏れが発生していた。 (2)管継手20に内部流体の圧力が加わった場合(白
抜き矢印方向)、管継手20は外へ膨らみ円盤状板24
は外方向へ押されるため、円盤状板24の側面が管継手
20の枝開口部23の内周面から離れようとする。この
時に生じる接合部の亀裂のために流体が接合部から漏れ
たり、低い圧力でも円盤状板24が枝開口部23から抜
け出るなど、圧力に対する強度が問題になることがあっ
た。本発明は以上のような従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、流体圧力に対して優れた強度を有する特殊
形状の管継手を提供することを目的とする。
になされた本発明の構成を図1を参照して説明すると、
少なくとも3つの開口部2、3及び4を有する管継手1
において、2つの開口部2、3を残し、残りの開口部4
を一体成形された閉塞面5により閉塞し、閉塞された開
口部4の閉塞面5及び又は側面に各種部材の装着用穴8
を設けたことを第1の特徴とし、前記閉塞面の内面6が
凹面状に形成されていることを第2の特徴とし、前記閉
塞面の外面7が凸状に形成されていることを第3の特徴
とし、前記各種部材の装着用穴8の内面に雌ねじ部9が
設けられていることを第4の特徴とする。
化ポリ塩化ビニル、あるいは、ポリプロピレン等のプラ
スチックや金属であればよく、特に限定されるものでは
ない。また、各種部材とは圧力計や温度計、バルブある
いは各種センサーなどが挙げられる。
に基づいて説明するが、本発明がこれらの実施態様に限
定されなことは言うまでもない。図1は本発明の第1実
施態様を示す縦断面図である。図2は本発明の第2実施
態様を示す縦断面図である。図3は図1の斜視図であ
る。図4は図1の使用状態を示す縦断面図である。図5
は本発明の第3実施態様を示す縦断面図である。図6は
本発明の第4実施態様を示す縦断面図である。
継手で、内面にテーパが設けられた流路を形成する主開
口部2、3が直角方向に2箇所と、閉塞された枝開口部
4が1箇所一体成形にて形成されている。枝開口部4は
主開口部2、3の長さより短く設けてあり、その閉塞面
5の内面6はなだらかな凹面状に形成されており、ま
た、その外面7も内面6に合わせてなだらかな凸面状に
形成されている。(図3参照)。閉塞面5の中央部には
各種部材の装着用穴8が設けられ、その内周面には雌ね
じ部9が設けられている。
を示す図4に基づいて説明する。図4では、枝開口部4
の閉塞面5の装着用穴8にはポリ塩化ビニル製のコック
(ボールバルブ)10が螺合されており、コック10を
開閉することで、管継手内の流体を採取又は排出するこ
とができる。
ると、水は矢印方向にそって直角に流れて行く。この
時、枝開口部4の閉塞面5の内面6には水圧が白抜き矢
印方向に加わる。しかしながら、枝開口部4の閉塞面5
の内面6はなだらかな凹面状に一体成形されているた
め、水圧が1箇所に集中して作用せずに、閉塞面5の全
体に均一に作用する。また、閉塞面5の外面7が内面6
に合わせてなだらかな凸面状になっているため、水圧に
より管継手1が膨張した場合でも、閉塞面5が鏡板の役
割を果たし、白抜き矢印方向に管継手1に追従して膨張
するため、水圧に対する管継手1の耐圧力が大きくな
る。この閉塞面5の外面7の形状を凸面状にする効果
は、管継手1のサイズが大きくなるほど有効である。し
たがって、従来例のように接合部に水圧が集中すること
がなく、亀裂の発生による漏れなどの問題は発生しな
い。また、水圧に対する強度も向上する。
図である。第1実施態様と異なる点は、枝開口部4の閉
塞面5の外面7が主開口部2の軸線と平行な面に設けら
れていることである。その他の点については第1実施態
様と同じであるので説明を省略する。
図である。第1実施態様と異なる点は、枝開口部4が若
干長く設けられ、その側面13に装着用穴8が設けられ
ている点にある。配管ラインにおける管継手の位置によ
っては、本実施態様のように設計すると好都合の場合が
ある。枝開口部4の軸方向の長さは主開口部2、3と同
一に設けても良く特に限定されないが、短い方が好適で
ある。その他の点については第1実施態様と同じである
ので説明を省略する。
図である。本実施態様の管継手1は主開口部2、3に加
えてさらに主開口部2と軸線を同じくする主開口部14
がさらに設けられたものである。主開口部は最低2つあ
ればよいことは明らかであるが、本実施態様のように3
つ設けても良く、さらに展開して、4〜5つ設けること
もできる。
穴8に閉状態のコックが装着されている時を想定して説
明する。今、この状態において、例えば水が主開口部3
より通されると、水は矢印方向にそって主開口部2、1
3の方向へそれぞれ直角に流れていく。この時、枝開口
部4の閉塞面5の内面6には主開口部3から通水された
水が衝突する為、大きな水圧が作用する。しかしなが
ら、枝開口部4の閉塞面の内面6はなだらかな凹面状に
一体成形されているため、水圧が1箇所に集中して作用
せずに、閉塞面5の全体に均一に作用する。したがって
従来例のように接合部に水圧が集中することがなく、亀
裂の発生による漏れなどの問題は発生しない。
開口部の閉塞面を従来の円板状板の接合により設ける方
法ではなく、一体成形して設けるようにしたので、施工
後の管継手内部に水圧が加わっても、従来のような接合
部の亀裂の発生、接合度合いのバラツキによる品質(耐
圧力)の低下及び流体の漏れなどの心配が全くなくな
り、長期にわたって安定して使用できるという優れた効
果がある
る。
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも3つの開口部を有する管継手に
おいて、少なくとも2つの開口部を残し、残りの開口部
を一体成形した閉塞面により閉塞すると共に、該閉塞さ
れた開口部の閉塞面及び/又は側面に各種部材の装着用
穴を設けたことを特徴とする管継手。 - 【請求項2】閉塞面の内面が凹面状に形成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の管継手。 - 【請求項3】閉塞面の外面が凸面状に形成されているこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の管継手。 - 【請求項4】装着用穴の内面に雌ねじ部が設けられたこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002061016A JP2003254488A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002061016A JP2003254488A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003254488A true JP2003254488A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28670157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002061016A Pending JP2003254488A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003254488A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014074494A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-24 | Roy E Roth Company | 石油/化学流体圧送装置のためのドレイン・ベントおよびそれを製造する方法 |
WO2015125253A1 (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機及びこれを用いた冷凍サイクル装置 |
-
2002
- 2002-03-06 JP JP2002061016A patent/JP2003254488A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014074494A (ja) * | 2012-09-25 | 2014-04-24 | Roy E Roth Company | 石油/化学流体圧送装置のためのドレイン・ベントおよびそれを製造する方法 |
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GB2538005A (en) * | 2014-02-20 | 2016-11-02 | Mitsubishi Electric Corp | Scroll compressor and refrigeration cycle device using same |
JPWO2015125253A1 (ja) * | 2014-02-20 | 2017-03-30 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機及びこれを用いた冷凍サイクル装置 |
GB2538005B (en) * | 2014-02-20 | 2020-06-24 | Mitsubishi Electric Corp | Scroll compressor and refrigeration cycle apparatus using the same |
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