JP2003254164A - フロート型気化器 - Google Patents

フロート型気化器

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JP2003254164A
JP2003254164A JP2002056163A JP2002056163A JP2003254164A JP 2003254164 A JP2003254164 A JP 2003254164A JP 2002056163 A JP2002056163 A JP 2002056163A JP 2002056163 A JP2002056163 A JP 2002056163A JP 2003254164 A JP2003254164 A JP 2003254164A
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JP2002056163A
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Toshimasa Takahashi
利政 高橋
Hidenori Takahashi
秀宣 高橋
Azuma Oji
東 王子
Katsushi Habu
勝志 土生
Takeshi Kobayashi
猛 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単であり、始動ポンプが小型で操作
が毎回確実なフロート型気化器を得る。 【解決手段】 内燃機関へ始動燃料を供給する始動ポン
プ25からの燃料噴出筒を中空ボルト22から構成し、
中空ボルト22を燃料供給管の下端部に設けた主ジエツ
ト19の入口に対向させる。中空ボルト22の上端に主
ジエツト19よりも小さい絞り30aを設ける。中空ボ
ルト22の下端部に始動ポンプ25を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は始動ポンプから始動
燃料を、燃料供給管の下端部の主ジエツトへ噴出するよ
うにしたフロート型気化器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】始動燃料を吸入管へ直接供給する構造の
気化器として、始動ポンプから始動燃料を燃料供給管の
外周部へ噴出するものと、始動ポンプから空気をフロー
ト室の油面上の空部へ圧送し、フロート室の燃料を燃料
供給管から噴出するものとが知られている。
【0003】始動ポンプから始動燃料を燃料供給管の外
周部へ噴出するものは、始動ポンプの1回目の操作では
相当量の始動燃料が吐き出されるが、2〜3回目以降の
操作では吐出量が始動ポンプの動きに追従できないとい
う問題がある。また、始動ポンプの1回目の操作でも、
前回の機関始動時の燃料が始動ポンプに残つているが、
追従が悪いために必ずしも一定量の燃料が始動ポンプに
あるとは限らず、機関の始動が不確実になる。
【0004】始動ポンプによりフロート室の燃料油面を
加圧するものでは、フロート室の空気ベントを予め閉鎖
しないと、燃料油面を加圧することはできない。フロー
ト室の油面上の空部を加圧するには大容量の始動ポンプ
が必要になる。また、始動ポンプの作動が不確実である
から始動が安定せず、混合気が薄くて始動しないことも
濃くて始動しないことも起こり得る。始動ポンプのスポ
イドに空気ベント孔を設けたものは、空気ベント孔を指
で閉じながら始動ポンプを操作しなければならない。空
気ベント孔が大気に開放されていると、ゴミや水分がフ
ロート室へ入り込むことになる。
【0005】米国特許第4738232 号明細書に開示される
気化器では、上述の問題は解消されるが、構造が複雑で
あり、プランジヤの操作方向が限定されるなどの問題点
があり、フロート室の空部を加圧するには始動ポンプが
大型になるのは避けられない。特公平 4-56143号公報に
開示される気化器でも、大型の始動ポンプを装着しなけ
ればならず、始動ポンプの操作方向も限定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、構造が簡単であり、始動ポンプが小型で操
作が毎回確実なフロート型気化器を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の課題は始動ポンプの1〜3回
の操作により、機関の要求する始動燃料を供給できるフ
ロート型気化器を提供することにある。
【0008】本発明の他の課題はフロート室へゴミや水
分が入る恐れがなく、気化器に対する始動ポンプの配置
に関係なく操作方向を自由に選定できるフロート型気化
器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は内燃機関へ始動燃料を供給する始動
ポンプからの燃料噴出筒を中空ボルトから構成し、該中
空ボルトを燃料供給管の下端に設けた主ジエツトの入口
に対向してなるフロート式気化器において、前記中空ボ
ルトの上端に絞りを設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では吸気路へ突出する燃料
供給管の主ジエツトの下方部分に、始動ポンプに接続す
る燃料噴出筒を中空ボルトから構成して配設し、中空ボ
ルトの上端噴孔に絞りを設ける。始動ポンプのスポイド
を指で押すと、スポイドの内部の燃料が中空ボルトから
主ジエツトの入口へ勢い良く噴出される。噴出された燃
料は主ジエツト、燃料供給管を経て、吸気路のベンチユ
リ部へ供給される。スポイドから指を離すとスポイドが
復元し、フロート室の燃料がスポイドの内部へ吸入され
る。中空ボルトの先端に絞りがあつても、スポイドが小
さいのですぐに復元し、連続操作ができる。
【0011】従来の始動ポンプは大型の割に効率が悪く
3〜5回の操作を要するが、本発明では絞りの内径を適
宜選定すれば、排気量の異なる任意の機関に対して、始
動ポンプを1回の操作で所定量の始動燃料を供給でき
る。
【0012】
【実施例】図1に示すように、気化器本体2はこれを横
貫する吸気路3を備えており、吸気路3の入口側端部に
空気清浄器のフイルタを収容するケース9が結合され、
ケース9の外側壁に始動ポンプ25を支持するための取
付板9aが結合される。吸気路3の出口付近には上下方
向の弁軸6が回動可能に支持され、弁軸6にボルト8に
より絞り弁7が結合される。弁軸6の上端には絞り弁レ
バー5が結合され、絞り弁レバー5の突片5aは図示し
てない戻しばねの力により、気化器本体2に螺合支持し
たアイドル停止ボルト11へ回転付勢され、この時、絞
り弁7が吸気路3をほぼ閉鎖する。気化器本体2の入口
付近にはチヨーク弁を支持するための軸孔12が設けら
れるが、本発明では始動ポンプ25を備えることにより
不必要であり、図示の実施例では、軸孔12は蓋10に
より閉鎖される。
【0013】気化器本体2の底壁中心から下方へ突出す
る柱4には軸孔16が設けられ、軸孔16には多数の径
方向の通孔を有する燃料供給管13が、軸孔16との間
に隙間を存して嵌挿される。軸孔16の下端大径部には
主ジエツト19が嵌合され、燃料供給管13の上端部は
軸孔16の小径部に圧入支持され、かつ吸気路3のベン
チユリ部3aへ突出される。吸気路3のベンチユリ部3
aよりも上流側部分から軸孔16へ空気ジエツト14を
有する通路が接続される。
【0014】気化器本体2の下面には柱4を囲む燃料貯
槽18の上端フランジがシール部材15を挟んで結合さ
れる。燃料貯槽18の内部のフロート室18aには、公
知の馬蹄形のフロート17が昇降可能に端部を軸支持さ
れ、フロート室18aの燃料の油面が低下すると流入弁
が開かれ、燃料槽の燃料が燃料ポンプにより流入弁を経
てフロート室18aへ補給されるようになつている。燃
料貯槽18の底壁内面にはナツト20が結合され、底壁
外面から燃料噴出筒としての中空ボルト22がシールリ
ング21と底壁を貫通してナツト20へ螺合される。中
空ボルト22には通路22bが貫通され、通路22bの
上端の絞り22aは主ジエツト19へ向かつて突出され
る。主ジエツト19の下端入口はテーパ状になつてい
る。中空ボルト22の通路22bの下端部には接続管2
3を介して可撓性の管24が結合される。
【0015】始動ポンプ25はポンプ本体28を取付板
9aの通孔へ挿通したうえナツト29により締結し、ポ
ンプ本体28の上端フランジ28aにゴムなどの弾性材
料からなる半球状のスポイド26の周縁部を、環状の押
え板27により結合してなる。ポンプ本体28を貫通す
る通路28bの下端に、前述した管24が結合される。
【0016】機関の始動に先立ち、スポイド26を繰返
し押し潰すと、まずスポイド26の復元に伴つてフロー
ト室18aの燃料が絞り22a、通路22b、管23,
24、通路28bを経てスポイド26の内部へ吸入され
る。次いで、スポイド26を押し潰した時、スポイド2
6の内部の燃料が通路28b、管24,23、通路22
b、絞り22aを経て主ジエツト19へ噴出される。し
たがつて、燃料は燃料供給管23の内部へ入り、濃い混
合気として吸気路3のベンチユリ部3aへ供給される。
こうして、濃い混合気が吸気路3の空気と混合しながら
機関の燃焼室へ供給されるので、機関が容易に始動され
る。
【0017】図2に示す実施例は、柱4の下端を燃料貯
槽18の底壁内面へ押し付け、底壁の外側から燃料噴出
筒としての中空ボルト22をシールリング21と底壁の
通孔を経て柱4の下端部のねじ孔38へ締結し、中空ボ
ルト22のフランジによりシールリング21を挟んで燃
料貯槽18の底壁を柱4の下端面へ結合したものであ
る。柱4のねじ孔38は上方へ延長されて径方向の燃料
入口31を有する燃料室を形成され、該燃料室の延長部
は主ジエツト19を嵌合されかつ軸孔16に連通され
る。中空ボルト22の通路22bは管23,24を経
て、始動ポンプ25の通路28bに接続される。他の構
成は図1に示すものと同様である。
【0018】図3に示す実施例は、燃料噴出筒としての
中空ボルト22の通路22bにボルト35を螺合して、
ボルト35の頭部と中空ボルト22の下端面との間に、
上下1対のシールリング32,34を介して環状の管継
手33を回動可能に支持したものである。管継手33か
ら径外方へ延びる管部33aに管24が接続される。ボ
ルト35には通路22bに連通する軸方向の通路と径方
向の通路と管部33aに連通する環状溝とが備えられ、
径方向の通路が軸方向の通路と環状溝とを連通する。管
継手33の回動により管24の引回しが容易になり、始
動ポンプ25を任意の部位に取り付けることができる。
他の構成は図2に示すものと同様である。
【0019】図4に示す実施例は、上下1対のシールリ
ング32,34の間に挟んだ環状の管継手33を燃料貯
槽18の底壁外面に押し付け、燃料噴出筒としての中空
ボルト22を管継手33を貫通して柱4の下端部のねじ
孔38へ螺合したものである。中空ボルト22には軸方
向の通路22bが設けられ、通路22bの下端はボール
栓36により閉鎖され、通路22bの上端には噴孔ない
し絞り22aが形成される。通路22bは中空ボルト2
2の径方向の通路と環状溝とを経て管継手33の管部3
3aに連通し、さらに管24を経て始動ポンプ25の通
路28bに接続される。図3に示す実施例における中空
ボルト22とボルト35との一体化により、管継手33
の支持構造が簡単になる。他の構成は図3に示すものと
同様である。
【0020】図5に示す実施例は、図1の実施例におい
て中空ボルト22を始動ポンプ25のポンプ本体28と
を一体化し、燃料噴出筒としての中空ボルト22を柱4
の下端部のねじ孔38へ螺合して、フランジ22dをシ
ールリング21を介して燃料貯槽18の底壁外面に押し
付けたものである。中空ボルト22にはスポイド26の
内部と連通する通路30が設けられ、通路30の上端の
噴孔ないし絞り30aが主ジエツト19へ対向される。
【0021】図6に示す実施例は、始動ポンプ25のス
ポイド26を任意の側方へ向けることができるようにし
て操作性を高めたものである。燃料貯槽18の底壁内面
に柱4の下端が当接され、底壁外面にはシールリング4
1、管継手42、シールリング43、燃料噴出筒として
の中空ボルト45の頭部が順に重ね合され、中空ボルト
45のねじ部が柱4のねじ孔38へ螺合される。中空ボ
ルト45を貫通する通路30の下端はボール栓44によ
り閉鎖され、通路30の上端に形成した噴孔ないし絞り
30aは主ジエツト19へ向けられる。管継手42から
径外方へ突出するフランジ42aに、スポイド26の周
縁部が環状の押え板27により結合されるとともに、フ
ランジ42aに設けた円筒部48に、外周面に軸方向の
溝通路を有する筒体46が嵌合され、筒体46にゴムな
どからなる茸型の複合逆止弁47が嵌合される。複合逆
止弁47の傘部はフランジ42aの壁面に弾性的に接し
て円筒部48を覆い、複合逆止弁47の軸部の偏平に潰
された端部が円筒部48の内部へ突出する。円筒部48
は横方向の通路と中空ボルト45に設けた環状溝49、
径方向の通路を経て軸方向の通路30へ連通される。
【0022】スポイド26を押し潰すと、スポイド26
の内部の燃料が複合逆止弁47の軸部の偏平に押し潰さ
れた端部を押し開いて通路30へ流れ、噴孔ないし絞り
30aから主ジエツト19へ向かつて噴出される。スポ
イド26を離すと、フロート室18aの燃料が絞り30
a、通路30、径方向通路、環状溝49を経て円筒部4
8へ入り、さらに筒体46の溝通路、複合逆止弁47の
傘部を押し開いてスポイド26の内部へ吸入される。始
動ポンプ25をフロート室18aの燃料油面よりも低い
部位に配設した場合に、複合逆止弁47、特に複合逆止
弁47の傘部は、外部から衝撃などを受けてスポイド2
6が破れた時にフロート室18aの燃料が外部へ洩れ出
るのを防止する。
【0023】本発明は従来のチヨーク弁を備えた気化器
にも、特殊な変更を加えないで適用できる。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように、内燃機関へ始動
燃料を供給する始動ポンプからの燃料噴出筒を中空ボル
トから構成し、中空ボルトを燃料供給管の下端部に設け
た主ジエツトの入口に対向してなるフロート式気化器に
おいて、中空ボルトの上端に噴孔としての絞りを設けた
ものであり、始動ポンプで加圧された燃料は、燃料噴出
筒としての中空ボルトの絞りから主ジエツトへ噴出さ
れ、さらに燃料供給管を経て、吸気路のベンチユリ部へ
供給される。したがつて、通常の運転よりも濃い混合気
が機関へ供給されるので機関の円滑な始動が得られる。
【0025】主ジエツトの流量係数を小さくするため
に、主ジエツトの入口はテーパになつているので、燃料
噴出筒としての中空ボルトと主ジエツトとの同心性がず
れても燃料噴出量への影響度は小さい。
【0026】燃料噴出筒としての中空ボルトの絞りは主
ジエツトよりも小さく設定されるので、中空ボルトと主
ジエツトとの同心性のずれによる影響は殆ど無視でき
る。
【0027】燃料貯槽が気化器本体の柱に燃料噴出筒を
兼ねる中空ボルトにより締結されるので、主ジエツトと
中空ボルトが同心に取り付けられ、燃料噴出量への影響
度は解消される。
【0028】燃料噴出筒としての中空ボルトの絞りの内
径を適宜選定すれば、排気量の異なる任意の機関に対し
て、始動ポンプを1回の操作で所定量の始動燃料を供給
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るフロート型気化器の
側面断面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るフロート型気化器の
側面断面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係るフロート型気化器の
側面断面図である。
【図4】本発明の第4実施例に係るフロート型気化器の
側面断面図である。
【図5】本発明の第5実施例に係るフロート型気化器の
側面断面図である。
【図6】本発明の第6実施例に係るフロート型気化器の
側面断面図である。
【符号の説明】
2:気化器本体 3:吸気路 3a:ベンチユリ部
4:柱 5:絞り弁レバー5a:突片 6:弁軸 7:
絞り弁 8:ボルト 9:ケース 9a:取付板10:
蓋 11:アイドル停止ボルト 12:軸孔 13:燃
料供給管 14:空気ジエツト 15:シール部材 1
6:通孔 17:フロート 18:燃料貯槽 18a:
フロート室 19:主ジエツト 20:ナツト 21:
シールリング 22:中空ボルト 22a:絞り 22
b:通孔 22d:フランジ 23:管 24:管 2
5:始動ポンプ 26:スポイド 27:押え板 2
8:ポンプ本体 28a:フランジ 28b:通路 2
9:ナツト 30:通路 30a:絞り 31:燃料入
口 32:シールリング 33:管継手 33a:管部
34:シールリング 35:ボルト 36:ボール栓
37: 38:ねじ孔 41:シールリング 42:
管継手 42a:フランジ 43:シールリング 4
4:ボール栓 45:中空ボルト 46:筒体 47:
複合逆止弁 48:円筒部 49:環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 王子 東 東京都港区芝公園2丁目3番3号 株式会 社日本ウォルブロー内 (72)発明者 土生 勝志 東京都港区芝公園2丁目3番3号 株式会 社日本ウォルブロー内 (72)発明者 小林 猛 東京都港区芝公園2丁目3番3号 株式会 社日本ウォルブロー内 Fターム(参考) 3G006 AG00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関へ始動燃料を供給する始動ポンプ
    からの燃料噴出筒を中空ボルトから構成し、該中空ボル
    トを燃料供給管の下端部に設けた主ジエツトの入口に対
    向してなるフロート式気化器において、前記中空ボルト
    の上端に絞りを設けたことを特徴とするフロート型気化
    器。
  2. 【請求項2】前記絞りは絞り弁の全開時の燃料を規制す
    る主ジエツトよりも小さい、請求項1に記載のフロート
    型気化器。
  3. 【請求項3】気化器本体の底部中心から下方へ突出する
    柱の軸孔に燃料供給管を嵌挿し、前記軸孔の下端部に主
    ジエツトを嵌合し、燃料貯槽の底壁が外部から中空ボル
    トにより前記柱の下端に締結されるフロート型気化器に
    おいて、前記中空ボルトの前記主ジエツトに対向する上
    端に絞りを設け、前記中空ボルトの下端部に始動ポンプ
    を接続したことを特徴とするフロート型気化器。
  4. 【請求項4】気化器本体の底部中心から下方へ突出する
    柱の軸孔に燃料供給管を嵌挿し、前記軸孔の下端部に主
    ジエツトを嵌合し、燃料貯槽の底壁が外部から中空ボル
    トにより前記柱の下端に締結されるフロート型気化器に
    おいて、前記中空ボルトの前記主ジエツトに対向する上
    端に絞りを設け、前記中空ボルトの下端フランジに始動
    ポンプのスポイドを取り付けたことを特徴とするフロー
    ト型気化器。
  5. 【請求項5】前記主ジエツトの入口が下方へ広がるテー
    パ状になつている、請求項3,4に記載のフロート型気
    化器。
  6. 【請求項6】前記始動ポンプは前記中空ボルトに対して
    該中空ボルトを中心として回動可能に支持される、請求
    項4に記載のフロート型気化器。
  7. 【請求項7】前記始動ポンプの前記スポイドにより囲ま
    れるポンプ本体の壁面に吸込弁と吐出弁とを設けた、請
    求項5に記載のフロート型気化器。
  8. 【請求項8】前記始動ポンプの吐出口から延びる管を接
    続する管部を有する環状の管継手が、前記中空ボルトを
    中心として任意の回転角度に取り付けられるように、前
    記中空ボルトが管継手を貫通して前記柱に螺合される、
    請求項5に記載のフロート型気化器。
  9. 【請求項9】前記中空ボルトの下端部に始動ポンプの吐
    出口から延びる環状の管継手をボルトにより連結した、
    請求項5に記載のフロート型気化器。
  10. 【請求項10】前記始動ポンプをフロート室の燃料油面
    よりも高い部位に配設した、請求項1〜5に記載のフロ
    ート型気化器。
  11. 【請求項11】前記始動ポンプは空気清浄器のケースの
    外壁の取付板に固定されている、請求項1〜5に記載の
    フロート型気化器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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