JP2003252878A - 有機インジウム化合物 - Google Patents

有機インジウム化合物

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JP2003252878A
JP2003252878A JP2003008068A JP2003008068A JP2003252878A JP 2003252878 A JP2003252878 A JP 2003252878A JP 2003008068 A JP2003008068 A JP 2003008068A JP 2003008068 A JP2003008068 A JP 2003008068A JP 2003252878 A JP2003252878 A JP 2003252878A
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JP2003008068A
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Deodatta V Shenai-Khatkhate
デオダッタ・ビナヤク・シェナイ−ハトハテ
Ronald L Dicarlo Jr
ロナルド・エル・ジカルロ,ジュニア
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/22Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
    • C23C16/30Deposition of compounds, mixtures or solid solutions, e.g. borides, carbides, nitrides
    • C23C16/301AIII BV compounds, where A is Al, Ga, In or Tl and B is N, P, As, Sb or Bi
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インジウム蒸着法における使用に好適な新規な
インジウム化合物の提供。 【解決手段】式BgBgInRを有し、Bg及び
Bgはそれぞれが少なくとも三つの炭素を有する嵩高
なアルキル基であり、Rは(C〜C)アルキルであ
り、R及びBgは異なるものである、インジウム化合
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、一般的に有機金属化合物の分野
に関する。特に、本発明は、インジウム蒸着法における
使用に好適なある種のインジウム化合物に関する。
【0002】金属フィルムは、化学蒸着(「CV
D」)、物理蒸着(「PVD」)、及び液相エピタキシ
ー(「LPE」)、分子ビームエピタクシー(「MB
E」)及び化学ビームエピタクシー(「CBE」)等の
他のエピタキシャル技術のような多様な手段により非導
電性表面のような表面上に析出され得る。金属有機化学
蒸着(「MOCVD」)のような化学蒸着法は、高めら
れた温度において、即ち、室温より上で、大気圧又は減
圧のいずれかにおいて、有機金属前駆体化合物を分解す
ることにより金属層を析出する。
【0003】多岐に亘る金属が、斯かるCVD又はMO
CVD法を使用して析出され得る。例えば、ストリング
フェローによる「有機金属気相エピタクシー:理論と実
際」、アカデミックプレス、第二版、1999年に斯か
る方法の概観について記載がある。例えば、インジウム
は、エピタキシャル成長、特に集積回路及び発光ダイオ
ード(「LED」)のような電子デバイスの製造におい
て製造される多様な金属フィルムにおいて使用される。
インジウム含有金属フィルムの例としては、インジウム
‐リン化物(「InP」)、インジウム‐ガリウム‐砒
化物(「InGaAs」)、インジウム‐ガリウム‐ア
ルミニウム‐リン化物(「InGaAlP」)、インジ
ウム‐ガリウム‐砒素‐リン化物(「InGaAs
P」)、インジウム‐ガリウム‐砒化物/ガリウム‐砒
化物/アルミニウム‐ガリウム‐砒化物(「InGaA
s/GaAs/AlGaAs」)、インジウム‐砒化物
(「InAs」)、インジウム‐アンチモン化物(「I
nSb」)及びインジウム‐砒素‐ビスマス化物(「I
nAsBi」)が挙げられる。
【0004】金属層及び合金層は、典型的には1以上の
前駆体化合物の析出によりCVD又はMOCVD法にお
いて形成される。多岐に亘る前駆体化合物が、使用され
得る.慣用のCVD法において、好適な前駆体化合物
は、それらが析出チャンバーに輸送されることを可能な
らしめるのに十分な蒸気圧を有しなければならない。取
り扱い容易さ及び析出チャンバーへの輸送から、液体前
駆体化合物が好ましい。
【0005】多くのインジウム化合物は、CVD及び/
又はMOCVD前駆体として知られている。固体トリメ
チルインジウムは、インジウム含有半導体製造における
使用のために選択対象の慣用の前駆体である。しかしな
がら、この化合物は、慣用のバブラー式容器がデリバリ
ー系において使用されるとき化合物の蒸発速度における
一定性の無さ故に、インジウム含有合金の成長の過程で
数種の問題を強要する。トリメチルインジウムの気相濃
度において斯かる非一定性は、a)成長の進展に伴い固
体トリメチルインジウムの表面領域における還元、b)
キャリヤーガスとの最小の接触だけを提供する固体トリ
メチルインジウムにおける空隙又はチャネルの形成、
c)キャリヤーガス流へ近づきがたいデリバリー系部分
へのトリメチルインジウムの昇華、及びd)蒸発を防止
するその表面領域における変化をもたらすトリメチルイ
ンジウムの再結晶に帰されていた。
【0006】種々の試みがこれらの困難を克服するため
に試みられてきたが、成功は限られたものであった。こ
れらには、キャリヤーガス流の方向を逆流させ、イリジ
ウム前駆体を不活性多孔性固体支持体上に析出させ、液
体媒体中に前駆体を懸濁し、前駆体を他のアルキルイン
ジウムに懸濁し及びトリメチルインジウムの代わりにハ
イブリッド有機インジウム化合物を使用することが含ま
れていた。例えば、米国特許第4,720,560号
(ヒュイ等)は、式MRx、ここでx=2〜4;Rは独
立して水素、低級アルキル、フェニル、アルキル置換フ
ェニル、シクロペンタジエニル又はアルキル置換シクロ
ペンタジエニルから選択され;Mは周期律表の2B族又
は3Aの元素、ビスマス、セレン、テルル、ベリリウム
及びマグネシウムであり;ここでRの少なくとも二つは
異なっている、を有するハイブリッド有機金属化合物を
開示する。この特許に開示されたインジウム化合物は、
ジメチルエチルインジウム及びジエチルメチルインジウ
ムだけである。これらのインジウム化合物は、それらは
十分に高い蒸気圧を有せず、且つそれらは単一種として
存在しないので、商業的成功を収めなかった。ジメチル
エチルインジウム及びジエチルメチルインジウム双方
は、トリメチルインジウム及びトリエチルインジウムと
の平衡として存在し、斯かる平衡は温度依存性である。
斯かる平衡混合物は、蒸着プロセスの過程で最初により
揮発性のトリメチルインジウムがより多く消費され、揮
発性の低いトリエチルインジウムが二番目に消費される
ので、不利益である。しかしながら、これらの化合物間
の蒸気圧における相違(不適合)故に、より少容積のト
リエチルインジウムが析出チャンンバーに輸送され得
る、従って析出されるインジウムフィルムの品質に悪影
響を及ぼす。
【0007】トリエチルインジウムは固体ではあるけれ
ど、その高い蒸気圧故に商業的成功を達成する唯一のイ
ンジウム化合物である。液体形態でトリメチルインジウ
ムを提供する方法が、探求されてきた。例えば、溶媒中
におけるトリメチルインジウムの溶液が、市販されてい
る。これは、溶媒中の不純物又は溶媒それ自身が析出さ
れるインジウムフィルムを汚染するので問題となり得
る。トリメチルインジウムは、また、トリス(C〜C
)アルキルインジウムに溶解された。例えば、米国特
許第5,502,227号は、トリプロピルインジウ
ム、トリ‐n‐ブチルインジウム又はトリ‐イソ‐ブチ
ルインジウムのような高沸点トリ(C〜C )アルキ
ルインジウムに溶解されたトリメチルインジウムの溶液
を開示する。如何なる不純物もトリアルキルインジウム
の精製の過程で除去されているであろうし、さもなけれ
ばそれらはトリメチルインジウムの添加前にトリアルキ
ルインジウムと反応するであろうから、斯かる高沸点ト
リアルキルインジウムは有機溶媒よりより有益な溶媒で
あると報告されている。しかしながら、斯かる試みは、
トリエチルインジウムが優勢な化合物であるようにシフ
トされた平衡を保つために、析出過程で17℃から40
℃等のより高い温度を要求する。
【0008】トリメチルインジウムについての他の問題
は、トリメチルインジウムから成長したフィルム(純粋
インジウム又はインジウム合金)は高炭素取り込みに悩
んでいることである。トリエチルインジウムは、低炭素
含量を有するインジウムフィルムが望ましい用途に使用
される。トリエチルインジウムから成長したインジウム
フィルムは、トリメチルインジウムから成長したフィル
ムよりより低い炭素含量を有する。トリエチルインジウ
ムについての一つの問題は、それはトリメチルインジウ
ムより低い蒸気圧を有し、結果的に気相においてより低
い濃度を有することである。トリエチルインジウムは、
インジウムリン化物のようなインジウム合金を形成する
のに好適ではない。
【0009】従って、CVD及び/又はMOCVDイン
ジウム前駆体化合物としての使用に適するに十分な蒸気
圧を有する液体インジウム化合物にとっての必要性が存
在する。
【0010】驚くべきことに、ある種のトリアルキルイ
ンジウム化合物は室温において液体であり、ディスクリ
ートな種であり且つCVD及び/又はMOCVDインジ
ウム前駆体化合物としての使用に好適な十分な蒸気圧を
有することが見出された。
【0011】一態様において、本発明は式BgBg
InR、ここでBg及びBgはそれぞれが少なくと
も三つの炭素を有する嵩高なアルキル基であり、Rは
(C〜C)アルキル、ここでR及びBgは異な
る、を有するインジウム化合物を提供する。斯かるイン
ジウム化合物は、特にCVD及び/又はMOCVD前駆
体化合物としての使用に好適である。
【0012】第二の態様において、本発明は、a)式B
BgInR、ここでBg及びBgはそれぞれ
が少なくとも三つの炭素を有する嵩高なアルキル基であ
り、Rは(C〜C)アルキル、ここでR及びBg
は異なる、のトリアルキルインジウム化合物を気相にお
いて基体を含有する析出チャンバーに運搬し;b)析出
チャンバー内でトリアルキルインジウム化合物を分解
し;及びc)基体上にインジウムを含むフィルムを析出
する工程を含む、基体上にインジウムを含むフィルムを
析出する方法を提供する。
【0013】第三の態様において、本発明は、a)式B
BgInR、ここでBg及びBgはそれぞれ
が少なくとも三つの炭素を有する嵩高なアルキル基であ
り、Rは(C〜C)アルキル、ここでR及びBg
は異なる、のトリアルキルインジウム化合物を気相にお
いて基体を含有する析出チャンバーに運搬し;b)析出
チャンバー内でトリアルキルインジウム化合物を分解
し;及びc)基体上にインジウムを含むフィルムを析出
する工程を含む、電子デバイス基体上にインジウムを含
むフィルムを析出する工程を含む電子デバイスを製造す
る方法を提供する。
【0014】第四の態様において、本発明は蒸着前駆体
化合物としての使用に好適な液体インジウム化合物を提
供する、ここで液体インジウム化合物は実質的にディス
クリートな種であり、室温で液体である。
【0015】本明細書の全体に亘る使用において、明ら
かに別段の指示がない限り、次の略語は次の意味を有す
る:℃=摂氏度;FTNMR=フーリエ変換核磁気共
鳴;g=グラム;L=リットル;M=モル;ca.=
略;mm=ミリメートル;Bg=嵩高なアルキル基;m
ol=モル;及びmL=ミリリットル。
【0016】「ハロ」は、フルオロ、クロロ及びヨード
を意味する。同様に、「ハロゲン化」は、フッ素化、塩
素化、臭素化及びヨウ素化を意味する。「アルキル」
は、線状、分岐及び環状アルキルを意味する。断りのな
い限り、全ての量は重量%であり、全ての比率は重量で
ある。全ての数的範囲は、その両端の数字を含み、任意
の順序で組み合わせ可能である、但し、斯かる数的範囲
が合計で100%であることが余儀なくされることが明
らかである場合を除く。
【0017】本発明は、CVD及び/又はMOCVD用
等の蒸着前駆体化合物として使用に好適な且つ式Bg
BgInR、ここでBg及びBgはそれぞれが少
なくとも三つの炭素を有する独立した嵩高なアルキル基
であり、Rは(C〜C)アルキル、ここでR及びB
は異なる、を有するインジウム化合物を提供する。
「嵩高なアルキル基」とは、モノマー形態でのインジウ
ム化合物を提供するに十分な立体障害を有する任意の
基、即ち、ダイマー、トリマー、テトラマー及びより高
次の複合体形成を阻止する任意の基を意味する。嵩高な
アルキル基は、斯かる基において炭素の数に特定の上限
のない少なくとも三つの炭素を有する。嵩高なアルキル
基のそれぞれは、好ましくは3から6の炭素原子、より
好ましくは3から5炭素原子、更により好ましくは3か
ら4の炭素原子及び最も好ましくは3の炭素原子を有す
る。斯かる基は、好ましくは線状ではなく、好ましく
は、環式又は分岐である。
【0018】嵩高な基は、好ましくは、β‐水素化物脱
離を蒙ることができるものである。少なくとも一つの嵩
高な基が、β‐水素化物脱離を蒙ることができることが
好ましい。従って、好ましい嵩高な基は、インジウムに
対しβ位にある炭素に結合する水素を含有するのが好ま
しい。好適な嵩高なアルキル基としては、tert‐ブ
チル、イソ‐プロピル、イソ‐ブチル、sec‐ブチ
ル、シクロペンチル、メチルシクロペンチル、シクロヘ
キシル、メチルシクロヘキシル及びシクロプロピル、よ
り好ましくはtert‐ブチル、イソ‐プロピル、se
c‐ブチル、及び好ましくはtert‐ブチル及びイソ
‐プロピルである。最も好ましいのは、イソ‐プロピル
である。少なくとも一つの嵩高なアルキル基がイソ‐プ
ロピルであることが更に好ましい。代替の態様におい
て、Bg及びBgは同一であることが好ましい。一
つの嵩高なアルキル基が5以上の炭素を有するとき、第
二の嵩高なアルキル基は3から4の炭素原子を有するこ
とが好ましい。任意の(C〜C)アルキル基は、R
がBgにより表される基とは異なることを条件として
好適である。Rのアルキル基は、線状であることが好ま
しい。従って、Rはメチル、エチル、n‐プロピル又は
n‐ブチル及びより好ましくはメチル又はエチルである
ことが好ましい。
【0019】本発明のインジウム化合物は、ヘテロレプ
ティック(heteroleptic)、即ち、それら
は非対称である。「非対称」とはインジウムに結合する
三つの基の全てが同一ではないことを意味する。基の二
つが同一でもよく、又は三つの基の全てが異なるもので
もよい。
【0020】特に好適なインジウム前駆体化合物は、ジ
‐イソ‐プロピルメチルインジウム、ジ‐イソ‐プロピ
ルエチルインジウム、ジ‐イソ‐プロピル‐n‐プロピ
ルインジウム、イソ‐プロピル‐tert‐ブチルメチ
ルインジウム、イソ‐プロピル‐tert‐ブチルエチ
ルインジウム、ジ‐tert‐ブチルメチルインジウ
ム、ジ‐tert‐ブチルエチルインジウム、イソ‐ブ
チル‐イソ‐プロピルメチルインジウム、イソ‐ブチル
‐イソ‐プロピルエチルインジウム、ジ‐イソ‐ブチル
メチルインジウム、ジ‐イソ‐ブチルエチルインジウ
ム、及びジシクロペンチルメチルインジウムである。好
ましいインジウム化合物としては、ジ‐イソ‐プロピル
メチルインジウム、ジ‐イソ‐プロピルエチルインジウ
ム及びイソ‐プロピル‐tert‐ブチルメチルインジ
ウム、及びより好ましくはジ‐イソ‐プロピルメチルイ
ンジウムが挙げられる。
【0021】斯かるトリアルキルインジウム化合物は、
当分野で知られた多様な方法によって調製され得る。例
えば、本発明は、トリメチルインジウム及びトリ‐嵩高
基‐インジウム化合物との間のアルキル交換反応又はイ
ンジウムハライドとアルキルリチウム又はグリニャール
試薬との反応により調製され得る。好ましくは、インジ
ウムハライドは、アルキルリチウム試薬と反応させられ
る。斯かる反応は、下記に図示され、R及びBgは、
上記の通りである、
【0022】
【化1】
【0023】これらの反応は、典型的には、溶媒中で遂
行される。反応混合物は、任意に、は発熱体の存在に応
じて加熱又は冷却され得る。
【0024】任意の好適な有機溶媒が、使用され得る。
好ましくは、溶媒はエーテルではない。理論に制限され
るわけではないが、本発明者等は、エーテル溶媒が本液
体インジウム化合物の対称アルキルインジウム化合物へ
の不均化反応を引き起こす傾向があると信じている。特
に、好適な有機溶媒としては、炭化水素及び芳香族炭化
水素が挙げられるが、限定はされない。好ましい有機溶
媒としては、ベンゼン;トルエン、キシレン及び(C
10〜C12)アルキルベンゼン及び(C10
20)アルキルビフェニルのような(C〜C20
アルキルベンゼンのようなアルキルベンゼン;ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン、ドデカ
ン、スクアラン、シクロペンタン及びシクロヘキサンの
ような脂肪族炭化水素;及びこれらの混合物が挙げられ
る。より好ましくは、その有機溶媒は、ベンゼン、トル
エン、キシレン、(C〜C20)アルキルベンゼン、
ヘキサン、ヘプタン、シクロペンタン又はシクロヘキサ
ンである。有機溶媒の混合物が、本発明において有益に
使用され得ることが認識されるであろう。
【0025】好ましくは、斯かる有機溶媒は使用前に脱
酸素化され得る。溶媒は、不活性ガスでパージ、真空で
溶媒を脱気又はこれらの組み合わせ等の多様な手段によ
り脱酸素化され得る。好適な不活性ガスとしては、アル
ゴン、窒素及びヘリウム及び好ましくはアルゴン又は窒
素が挙げられる。
【0026】本液体インジウム化合物は、蒸留等により
多様な手段で精製され得る。斯かる精製法は、当業者に
よりよく知られている。好適な精製法は、米国特許第
4,847,399号(ハロック等)に開示されたもの
である。
【0027】本発明のトリアルキル化合物は、典型的に
は室温又はその付近で液体又は比較的容易に液化できる
固体であり、好ましくは液体である。好ましくは、本化
合物は、溶媒なしで、室温又はその付近で(即ち、22
〜28℃)液体である。そのような化合物は、CVD、
MOCVD及び他のエピタキシャル技術のような蒸着法
に使用される前駆体化合物として適するに十分高い蒸気
圧を有する。
【0028】本発明のトリアルキルインジウム化合物
は、実質的に分離した又はディスクリートな種である。
「実質的に分離した又はディスクリートな種」とは、そ
れらはモノマーであり、ダイマー、トリマー、テトラマ
ー又は他の高次の複合体として1%以下、好ましくは
0.5%以下、及びより好ましくは0.1%以下で存在
する。好ましくは、本化合物は、ダイマー、トリマー、
テトラマー又はより高次の複合体としては存在しない。
本トリアルキルインジウム化合物は、貯蔵過程で実質的
に解離せず(即ち、1%未満、好ましくは0.5%未
満、及びより好ましくは0.1%未満)、好ましくは無
解離である。従って、本発明は、化学蒸着及び/又は金
属有機化学蒸着前駆体化合物としての使用に好適な液体
インジウム化合物を提供し、ここで、液体インジウム化
合物は、実質的にディスクリートな種である。本発明の
化合物は、実質的に有機溶媒を含まない。本トリアルキ
ルインジウム化合物は、好ましくは実質的に検出可能濃
度の珪素、スズ、ゲルマニウム及び亜鉛を含まず、即
ち、それらが斯かる不純物の1ppm未満を含有する。
好ましくは、本化合物は、検出可能濃度の斯かる不純物
を含まない。
【0029】インジウムフィルムは、典型的には、最初
に望ましいインジウム前駆体化合物又はソース化合物
を、析出チャンバーに連結された出口を有し、気相にお
ける本化合物をデリバリーするのに好適なバブラー又は
他のデリバリー装置に置くことにより析出される。多岐
に亘るバブラーが使用されることができ、それらは当業
者に公知である。具体的なバブラーは、使用される具体
的な析出機器に部分的に依存するであろう。本発明のソ
ース化合物は、液体として又は容易に液化可能な固体と
してバブラー中に維持される。固体ソース化合物は、典
型的には、析出チャンバーへの輸送前に液化され又は昇
華される。ソース化合物は、典型的には、バブラーを通
してキャリヤーガスを通すことにより析出チャンバーに
輸送される。好適なキャリヤーガスとしては、窒素、水
素及びこれらの混合物が、挙げられる。一般に、キャリ
ヤーガスは、ソース化合物の表面の下に導入され、キャ
リヤーガス中のソース化合物の蒸気を飛沫同伴させ又は
運搬しながら、その上のヘッドスペースにソース化合物
を通って上昇する。飛沫同伴された又は運搬された蒸気
は、それから析出チャンバーを通過する。
【0030】析出チャンバーは、典型的には、その中に
少なくとも一つ及び多分多くの基体が配置される加熱さ
れる容器である。析出チャンバーは出口を有し、それは
典型的にはチャンバーから副生成物を吸引するためにそ
こに適当な減圧を提供する真空ポンプに接続されてい
る。MOCVDは、大気圧で又は減圧で遂行され得る。
析出チャンバーは、ソース化合物の分解を誘導するのに
十分高い温度において維持される。典型的な析出温度
は、約300℃から約1000℃であり、温度は効率的
析出を提供するために最適化されるよう正確に選択され
る。斯かる最適化は、十分、当業者の能力の範囲内であ
る。任意に、析出チャンバー内の温度は、もし基体が高
められた温度に維持され、又は無線周波数(「RF」)
エネルギーのような他のエネルギーがRF源により発生
させられるならば、全体として減少され得る。
【0031】その上にインジウムを含むフィルムが所望
される析出用の好適な基体は、集積回路製造において使
用されるシリコンウェーハのような珪素、ガリウム砒化
物及びインジウムリン化物等の任意のものであり得る
が、これらに限定されない。斯かる基体は、特に集積回
路の製造において有用である。
【0032】析出は、所望の特性を有するフィルムを生
成するために望まれるだけ長く継続される。析出が停止
されるとき、典型的には、フィルム厚さは数百から数千
オングストロームまたはそれ以上であろう。
【0033】本トリアルキルインジウム化合物は、純粋
インジウム又はその合金としていずれかのインジウムを
含有する任意のフィルムを析出する上で有用である。好
適なフィルムとしては、インジウム‐リン化物(「In
P」)、インジウム‐ガリウム‐砒化物(「InGaA
s」)、インジウム‐ガリウム‐アルミニウム‐リン化
物(「InGaAlP」)、インジウム‐ガリウム‐砒
素‐リン化物(「InGaAsP」)、インジウム‐ガ
リウム‐砒化物/ガリウム‐砒化物/アルミニウム‐ガ
リウム‐砒化物(「InGaAs/GaAs/AlGa
As」)、インジウム‐砒化物(「InAs」)、イン
ジウム‐アンチモン化物(「InSb」)及びインジウ
ム‐砒素‐ビスマス化物(「InAsBi」)が挙げら
れるが、これらに限定されない。
【0034】従って、本発明は、a)式BgBg
nR、ここでBg及びBgはそれぞれが少なくとも
三つの炭素を有する嵩高なアルキル基であり、Rは(C
〜C)アルキル、ここでR及びBgは異なる、の
トリアルキルインジウム化合物を気相で基体を含有する
析出チャンバーに運搬し;b)析出チャンバー内でトリ
アルキルインジウム化合物を分解し;及びc)基体上に
インジウムを含むフィルムを析出する工程を含む、基体
上にインジウムを含むフィルムを析出する方法を提供す
る。
【0035】また、本発明により提供されるのは、a)
式BgBgInR、ここでBg 及びBgはそれ
ぞれが少なくとも三つの炭素を有する嵩高なアルキル基
であり、Rは(C〜C)アルキル、ここでR及びB
は異なる、のトリアルキルインジウム化合物を気相
で基体を含有する析出チャンバーに運搬し;b)析出チ
ャンバー内でトリアルキルインジウム化合物を分解し;
及びc)基体上にインジウムを含むフィルムを析出する
工程を含む、電子デバイス基体上にインジウムを含むフ
ィルムを析出する工程を含む電子デバイスを製造する方
法である。
【0036】好適な電子デバイスとしては、集積回路及
び発光ダイオード(「LED」)が挙げられるが、これ
らに限定されない。
【0037】次の実施例は、本発明の更なる種々の態様
を例示するために提示されるが、如何なる態様において
も本発明の範囲を制限するものではない。
【0038】実施例1 ジ‐イソ‐プロピルメチルインジウムは、次のように調
製された。トリメチルインジウム(1.6g、0.01
モル)及び塩化インジウム(III)(4.4g、0.
02モル)は、反応容器において約50mLの線状アル
キルベンゼン(ジ‐/トリ‐イソプロピルビフェニル)
の混合物(サーソル(Sursol、商標)300、コ
ッホスペシャルティーケミカル Co.から入手可能)
に投入された。反応混合物は、それから100℃に加熱
された。冷却の後、ペンタン中の0.7モルイソ‐プロ
ピルリチウム100mLは、反応混合物に適下して添加
された。イソ‐プロピルリチウムの添加に続き、反応混
合物は真空下で加熱され、−78℃に冷却されたレシー
バーの中に全ての揮発物を蒸留する。レシーバーの内容
物は真空蒸留に付されて、溶媒を除去する。約3mLの
重い、油状の、黄色液体生成物が得られた。生成物は、
FTNMR分光法で分析され、ジ‐イソ‐プロピルメチ
ルインジウムであることが確認された。
【0039】実施例2 ジ‐イソ‐プロピルメチルインジウムの調製が次のよう
に試みられた。塩化インジウム(III)(44g)及
び線状アルキルベンゼン(ジ/トリ‐イソプロピルビフ
ェニル)(サーソル300)の混合物100mLが反応
フラスコに添加され、それにエーテル中2Mの塩化イソ
‐プロピルマグネシウム400mLが滴下して添加され
た。添加に引き続き、エーテルは常圧蒸留により除去さ
れ、トリ‐イソ‐プロピルインジウムは110℃におい
て真空蒸留により分離された。それからトリ‐イソ‐プ
ロピルインジウムは痕跡エーテルを除去するため更に真
空蒸留により精製された。
【0040】フラスコに、化学量論量のトリメチルイン
ジウム(1g)及びトリ‐イソ‐プロピルインジウム
(3g)が添加された。始めは透明な液体は、灰色に変
わり、インジウム金属への分解を示した。NMR分光法
による反応混合物の分析は、ジ‐イソ‐プロピルメチル
インジウムの形成を示さなかった。
【0041】実施例3 イソ‐プロピルジメチルインジウムの調製は、次の通り
試みられた。トリメチルインジウム(10.5g)及び
塩化インジウム(III)(7.2g)は、スクアラン
中で80℃に加熱されて塩化ジメチルインジウムを形成
した。これにエーテル中における塩化イソ‐プロピルマ
グネシウム45mLが添加された。全ての揮発性成分
は、真空蒸留により除去された。粗生成物は、その後完
全真空に付されて残存エーテルを除去した。FTNMR
分光法による生成物の分析は、それがトリメチルインジ
ウムエーセレート(etherate)であることを示
した。イソ‐プロピルジメチルインジウムは、観察され
なかった。エーテルの存在が、ヘテロレプティックトリ
アルキルインジウム化合物の不均化を引き起こしたもの
と信じられる。
【0042】実施例4 ジ‐tert‐ブチルジメチルインジウムの調製は、次
の通り試みられた。トリメチルインジウム(10g)及
び塩化インジウム(III)(27.5g)は、炭化水
素溶媒として線状(C10〜C12)アルキルベンゼン
(540Lアルキレート(alkylate、商標)の
混合物250mLを含有するフラスコ中で反応させられ
た。反応混合物は81℃に加熱されて二塩化メチルイン
ジウムの形成を促進した。反応混合物に対し、ペンタン
中0.7Mのtert‐ブチルリチウム220mLが滴
下して添加された。添加に続き、大気圧において蒸留に
よりペンタンが反応混合物から除去され、その後反応混
合物は真空蒸留され、反応塊は完全真空下で100℃に
加熱された。受容器には白色結晶および透明液状ペンタ
ンが見られた。ペンタンを除去するための更なる精製
は、白色結晶生成物を生じた。NMR分光法による生成
物の分析は、予期されたように、それがトリメチルイン
ジウムであり、ジ‐tert‐ブチルメチルインジウム
ではないことを示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デオダッタ・ビナヤク・シェナイ−ハトハ テ アメリカ合衆国マサチューセッツ州01923, ダンバーズ,サリー・レーン・5 (72)発明者 ロナルド・エル・ジカルロ,ジュニア アメリカ合衆国ニュー・ハンプシャー州 03856,ニューフィールズ,ディクソン・ アベニュー・28 Fターム(参考) 4H048 AA01 AB78 AB91 VA86 VB80 4K030 AA11 BA02 BA08 BA11 BA25 BA51 FA10 LA14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式BgBgInRを有し、Bg及び
    Bgはそれぞれが少なくとも三つの炭素を有する嵩高
    なアルキル基であり、Rは(C〜C)アルキルであ
    り、R及びBgは異なるものである、インジウム化合
    物。
  2. 【請求項2】それぞれの嵩高アルキル基が3から6の炭
    素原子を有する請求項1に記載のインジウム化合物。
  3. 【請求項3】該嵩高なアルキル基が分岐又は環式アルキ
    ルである請求項1に記載のインジウム化合物。
  4. 【請求項4】Bg及びBgが独立してtert‐ブ
    チル、イソ‐プロピル、イソ‐ブチル、sec‐ブチ
    ル、シクロペンチル、メチルシクロペンチル、シクロヘ
    キシル、メチルシクロヘキシル及びシクロプロピルから
    なる群から選択される請求項1に記載のインジウム化合
    物。
  5. 【請求項5】Bg及びBgが独立してtert‐ブ
    チル又はイソ‐プロピルからなる群から選択され及びR
    がメチル又はエチルである請求項1に記載のインジウム
    化合物。
  6. 【請求項6】該化合物がジ‐イソ‐プロピルメチルイン
    ジウム又はジ‐イソ‐プロピルエチルインジウムである
    請求項1に記載のインジウム化合物。
  7. 【請求項7】液体インジウム化合物が実質的にディスク
    リートな種である、化学蒸着及び/又は金属有機化学蒸
    着前駆体化合物としての使用に好適な液体インジウム化
    合物。
  8. 【請求項8】a)請求項1から7に記載のいずれか一つ
    のインジウム化合物を気相で基体を含有する析出チャン
    バーに運搬し;b)析出チャンバー内でトリアルキルイ
    ンジウム化合物を分解し;及びc)基体上にインジウム
    を含むフィルムを析出する工程を含む、基体上にインジ
    ウムを含むフィルムを析出する方法。
  9. 【請求項9】該フィルムがインジウム‐リン化物、イン
    ジウム‐ガリウム‐砒化物、インジウム‐ガリウム‐ア
    ルミニウム‐リン化物、インジウム‐ガリウム‐砒素‐
    リン化物、インジウム‐ガリウム‐砒化物/ガリウム‐
    砒化物/アルミニウム‐ガリウム‐砒化物、インジウム
    ‐砒化物、インジウム‐アンチモン化物及びインジウム
    ‐砒素‐ビスマス化物から選択される請求項8に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】a)請求項1から7に記載のいずれか一
    つのインジウム化合物を気相で基体を含有する析出チャ
    ンバーに運搬し;b)析出チャンバー内でトリアルキル
    インジウム化合物を分解し;及びc)基体上にインジウ
    ムを含むフィルムを析出させる工程を含む、電子デバイ
    ス基体上にインジウムを含むフィルムを析出させる工程
    を含む電子デバイスを製造する方法。
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