JP2003252786A - 抗アレルギー物質及びその製造方法,並びに抗アレルギー剤及び健康食品 - Google Patents

抗アレルギー物質及びその製造方法,並びに抗アレルギー剤及び健康食品

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JP2003252786A
JP2003252786A JP2002056178A JP2002056178A JP2003252786A JP 2003252786 A JP2003252786 A JP 2003252786A JP 2002056178 A JP2002056178 A JP 2002056178A JP 2002056178 A JP2002056178 A JP 2002056178A JP 2003252786 A JP2003252786 A JP 2003252786A
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antiallergic
cinnamon
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Toshioki Kawakami
敏興 川上
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SANTOREKKU KK
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SANPO KK
SANTOREKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経口摂取が容易で,好塩基性白血球のアレル
ギー性脱顆粒反応に対して優れた抑制効果を有する抗ア
レルギー物質及びその製造方法,並びに該抗アレルギー
物質を有効成分とする抗アレルギー剤及び健康食品を提
供すること。 【解決手段】 コレウス・フォルスコリ根より抽出され
るフォルスコリン含有コレウス抽出物と,桂皮より抽出
される桂皮抽出物とを含有することを特徴とする抗アレ
ルギー物質。また,コレウス・フォルスコリ根から有機
溶媒により,フォルスコリン含有コレウス抽出物を抽出
してコレウス抽出液を作製するコレウス抽出工程と,桂
皮から有機溶媒により,桂皮抽出物を抽出して桂皮抽出
液を作製する桂皮抽出工程と,上記コレウス抽出液と桂
皮抽出液とを混合して混合抽出液を作製する抽出物混合
工程と,上記混合抽出液を乾燥して抗アレルギー物質を
作製する乾燥工程とから成ることを特徴とする抗アレル
ギー物質の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,即時型アレルギー反応に対して
抑制的な効果を示す抗アレルギー物質及びその製造方
法,並びに該抗アレルギー物質を含有する抗アレルギー
剤及び健康食品に関する。
【0002】
【従来技術】近年,大気汚染等の生活環境の変化や,社
会環境の複雑化による精神的ストレスの増大等により,
気管支喘息,花粉症等の即時型アレルギー反応によって
引き起こされる呼吸器疾患が増大している。この即時型
アレルギー反応による呼吸器疾患は,以下のような機序
により起こると考えられている。
【0003】即ち,まず病因アレルゲンを吸入すると,
該アレルゲンは,好塩基性白血球の一種であり,気道粘
膜中に存在する肥満細胞上にあるIgE抗体と結合す
る。このIgE抗体との結合が刺激となり,上記肥満細
胞はヒスタミン等の化学伝達物質を遊離し,いわゆるア
レルギー性脱顆粒反応を引き起こす。この化学伝達物質
が気管支平滑筋収縮,気道粘液分泌亢進,粘膜浮腫等を
引き起こして発作を誘発する。
【0004】また,皮膚に存在する肥満細胞から放出さ
れるヒスタミン等の化学伝達物質によって引き起こされ
るアトピー性皮膚炎もその患者数が増加している。その
発症機序は明らかになっていないが,アトピー性皮膚炎
も上記即時型アレルギー反応によって引き起こされると
考えられている。
【0005】このような気管支喘息,花粉症,及びアト
ピー性皮膚炎等のアレルギー性疾患の治療方法として
は,ステトロイドホルモンの投与がある。しかし,ステ
ロイドホルモンの長期投与は,重篤な副作用を引き起こ
すため,近年その使用は問題視されている。
【0006】一方,非ステロイド系の治療方法として
は,β−刺激剤,抗ヒスタミン剤等の使用がある。β−
刺激剤は細胞表面にあるβ−受容体に結合し,アデニル
酸シクラーゼを活性化し,細胞内の環状AMP量を上昇
させる。この環状AMPは細胞内において二次メッセン
ジャーとして作用し,平滑筋の弛緩等を引き起こし,喘
息等の発作を緩和する。しかし,日本人は遺伝的にβ−
受容体の感受性が低く,β−刺激剤が機能し難いという
問題があった。さらに,上記β−刺激は,長期間にわた
って使用し続けるとβ−刺激に対する感受性が低下し,
いわゆるβ−ブロッケイドの状態になることがある。
【0007】また,上記抗ヒスタミン剤は,ケミカル・
メディエーターとしてのヒスタミンを抑制し,免疫反応
を引き起こすことを防止する。しかし,一般的にヒスタ
ミンの抑制は,喘息等の軽減に対して効果が弱いという
問題があった。
【0008】ところで,最近,シソ科植物コレウス・フ
ォルスコリの根に含まれるフォルスコリンが,喘息等の
アレルギー性疾患に対して,有効であるということわか
ってきた。このフォルスコリンは,人体に投与すると,
上記β−受容体を介さずに細胞内のアデニル酸シクラー
ゼを活性化し,環状AMP量を上昇させる。そのため,
β−レセプターの感受性に関係なく,喘息などの発作を
緩和させることができる。
【0009】また,上記フォルスコリンは,好塩基性白
血球や肥満細胞等のアレルギー性脱顆粒反応を抑制する
効果を有する。そのため,上記即時型アレルギー反応に
よって引き起こされるアレルギー性疾患に対して,有効
な治療薬となると考えられている。
【0010】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記フォルス
コリンが有する好塩基性白血球のアレルギー性脱顆粒反
応に対する抑制効果は,アレルギー性疾患に対する治療
薬等としては充分ではないという問題があった。また,
上記フォルスコリンは,特有の不快な味及び匂いを有す
るため,経口摂取に適さない。そのため,上記フォルス
コリンを利用して,経口投与が可能な医薬,健康食品等
を開発することが困難であるという問題があった。
【0011】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,経口摂取が容易で,好塩基性白血球のア
レルギー性脱顆粒反応に対して優れた抑制効果を有する
抗アレルギー物質及びその製造方法,並びに該抗アレル
ギー物質を有効成分とする抗アレルギー剤及び健康食品
を提供しようとするものである。
【0012】
【課題の解決手段】第1の発明は,コレウス・フォルス
コリ根より抽出されるフォルスコリン含有コレウス抽出
物と,桂皮より抽出される桂皮抽出物とを含有すること
を特徴とする抗アレルギー物質にある(請求項1)。
【0013】次に,本発明の作用効果につき説明する。
本発明の抗アレルギー物質は,フォルスコリン含有コレ
ウス抽出物を含有している。そのため,上記抗アレルギ
ー物質は,好塩基性白血球のアレルギー性脱顆粒反応を
抑制し,抗アレルギー効果を有する。また,細胞内のア
デニル酸シクラーゼを活性化し,喘息等の発作を緩和さ
せる効果を有する。ここで,上記フォルスコリン含有コ
レウス抽出物はフォルスコリンを含有している。そし
て,該フォルスコリンが上記抗アレルギー効果及び発作
の緩和を引き起こす。
【0014】また,本発明の抗アレルギー物質は,上記
桂皮抽出物を含有している。そのため,上記抗アレルギ
ー物質は,上記フォルスコリンと桂皮抽出物の相乗効果
により,好塩基性白血球のアレルギー性脱顆粒反応に対
して,フォルスコリン以上の優れた抑制効果をする。そ
れ故,上記抗アレルギー物質は,即時型アレルギー反応
に起因するアレルギー性疾患に対する有効な医薬及び健
康食品等として利用することができる。
【0015】さらに,上記桂皮抽出物は,コレウス・フ
ォルスコリ根に特有の不快な味及び匂いを,桂皮抽出物
特有の爽快な風味によってうち消すことができる。その
ため,上記抗アレルギー物質は経口摂取し易く,経口投
与に適している。
【0016】このように,本発明によれば,経口摂取が
容易で,好塩基性白血球のアレルギー性脱顆粒反応に対
して優れた抑制効果を有する抗アレルギー物質を提供す
ることができる。
【0017】第2の発明は,コレウス・フォルスコリ根
から有機溶媒により,フォルスコリン含有コレウス抽出
物を抽出してコレウス抽出液を作製するコレウス抽出工
程と,桂皮から有機溶媒により,桂皮抽出物を抽出して
桂皮抽出液を作製する桂皮抽出工程と,上記コレウス抽
出液と桂皮抽出液とを混合して混合抽出液を作製する抽
出物混合工程と,上記混合抽出液を乾燥して抗アレルギ
ー物質を作製する乾燥工程とから成ることを特徴とする
抗アレルギー物質の製造方法にある(請求項2)。
【0018】本発明は上記第1の発明(請求項1)の抗
アレルギー物質の製造方法である。上記コレウス抽出工
程においては,コレウス・フォルスコリ根を有機溶媒に
より抽出している。そのため,上記フォルスコリン含有
コレウス抽出物を容易に抽出することができる。
【0019】また,上記桂皮抽出工程においては,桂皮
から有機溶媒により桂皮抽出物を抽出している。そのた
め,上記桂皮抽出物を容易に抽出することができる。
【0020】上記抽出物混合工程においては,上記コレ
ウス抽出液と桂皮抽出液とを混合して混合抽出液を作製
している。そのため,上記混合抽出液は,上記フォルス
コリン含有コレウス抽出物と桂皮抽出物とを含有してい
る。次に,上記乾燥工程においては,上記混合抽出液を
乾燥している。そのため,上記混合抽出液から有機溶媒
が蒸発し,上記フォルスコリン含有コレウス抽出物と桂
皮抽出物とを含有する抗アレルギー物質を得ることがで
きる。
【0021】このように,本発明によれば,経口摂取が
容易で,好塩基性白血球のアレルギー性脱顆粒反応に対
して優れた抑制効果を有する抗アレルギー物質の製造方
法を提供することができる。
【0022】第3の発明は,コレウス・フォルスコリ根
と桂皮とを混合して原料混合物を作製する原料混合工程
と,上記原料混合物から有機溶媒により,フォルスコリ
ン含有コレウス抽出物と桂皮抽出物とを抽出して混合抽
出液を作製する原料混合物抽出工程と,上記混合抽出液
を乾燥して抗アレルギー物質を作製する乾燥工程とから
成ることを特徴とする抗アレルギー物質の製造方法にあ
る(請求項3)。
【0023】本発明は,上記第1の発明(請求項1)の
抗アレルギー物質の製造方法である。ここで本発明は,
上記原料混合工程,原料混合物抽出工程及び乾燥工程の
3つの工程よりなる。そのため,上記抗アレルギー物質
を少ないステップにて容易に作製することができる。
【0024】また,上記原料混合物抽出工程において
は,上記原料混合物から有機溶媒により,フォルスコリ
ン含有コレウス抽出物と桂皮抽出物とを抽出して混合抽
出液を作製している。そのため,上記混合抽出液中に
は,上記フォルスコリン含有コレウス抽出物と桂皮抽出
物とが含まれている。
【0025】上記乾燥工程においては,上記混合抽出液
を乾燥する。そのため,上記混合抽出液から有機溶媒が
蒸発し,上記フォルスコリン含有コレウス抽出物と桂皮
抽出物とを含有する抗アレルギー物質を得ることができ
る。
【0026】第4の発明は,第1の発明の抗アレルギー
物質を有効成分とすることを特徴とする抗アレルギー剤
にある(請求項6)。上記抗アレルギー剤は,上記第1
の発明の抗アレルギー物質を有効成分としている。その
ため,上記抗アレルギー剤は,経口摂取が容易で,アレ
ルギー性脱顆粒反応に対して優れた抑制効果を有する。
それ故,上記抗アレルギー剤は,即時型アレルギー反応
によって引き起こされるアレルギー性疾患に対する有効
な医薬品として利用することができる。
【0027】第5の発明は,第1の発明の抗アレルギー
物質を含有することを特徴とする健康食品にある(請求
項7)。上記健康食品は,上記第1の発明の抗アレルギ
ー物質を含有している。そのため,上記健康食品は,経
口摂取が容易で,アレルギー性脱顆粒反応に対して優れ
た抑制効果を有する。それ故,上記健康食品は,即時型
アレルギー反応によって引き起こされるアレルギー性疾
患に対して有効である。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明において,上記コレウス・
フォルスコリ根は,シソ科の植物コレウス・フォルスコ
リ(Coleus forskohlii)の根の部分
を用いることができる。また,上記フォルスコリン含有
コレウス抽出物は,コレウス・フォルスコリ根を抽出し
てなり,フォルスコリンと,コレウス・フォルスコリ根
に含まれる他の植物成分とを含む粗抽出物である。
【0029】次に,上記第2の発明(請求項2)及び第
3の発明(請求項3)においては,上記有機溶媒とし
て,例えばメタノール,エタノール,アセトン,アセト
ニトリル等を用いることができる。また,上記有機溶媒
としては,メタノール,エタノール,アセトン,アセト
ニトリル等の有機溶媒をそのまま用いることができる
が,該有機溶媒の含水物を用いることもできる。
【0030】また,上記コレウス抽出工程,桂皮抽出工
程,及び原料混合物抽出工程においては,上記有機溶媒
を加温することができる。この場合には,上記フォルス
コリン含有コレウス抽出物と桂皮抽出物とを短時間で抽
出することができる。
【0031】また,上記有機溶媒は,メタノール,エタ
ノール,アセトンから選ばれる1種以上であることが好
ましい(請求項4)。この場合には,コレウス抽出工
程,桂皮抽出工程,及び原料混合物抽出工程において,
フォルスコリン含有コレウス抽出物及び桂皮抽出物を効
率よく抽出することができる。
【0032】次に,上記第3の発明において,上記桂皮
はコレウス・フォルスコリ根100重量部に対して10
〜100重量部混合することが好ましい(請求項5)。
この場合には,上記抗アレルギー物質が有する好塩基性
白血球のアレルギー性脱顆粒反応に対する抑制効果を充
分に引き出すことができると共に,フォルスコリン含有
コレウス抽出物に特有の不快な味及び匂いを桂皮抽出物
により充分にマスクすることができる。
【0033】上記桂皮が10重量部未満の場合には,コ
レウス・フォルスコリ根特有の匂い及び味が強すぎて,
経口摂取が困難になるおそれがある。一方,100重量
部を越える場合には,上記好塩基性白血球のアレルギー
性脱顆粒反応に対する抑制効果において,上記フォルス
コリン含有コレウス抽出物と桂皮抽出物との相乗効果が
薄れるおそれがある。
【0034】また,上記第3の発明(請求項6)におい
て,上記抗アレルギー剤は,例えば錠剤,顆粒剤,散
剤,カプセル剤,注射剤,座剤,点鼻剤,貼付剤,軟膏
剤等の製剤として,経口的又は非経口的に投与すること
ができる。
【0035】上記抗アレルギー剤は,特に吸入剤,舌下
錠,点鼻剤,座剤,うがい薬として投与することが好ま
しい。この場合には,即時型アレルギー反応に対して,
効率よく優れた効果を発揮することができる。即時型ア
レルギーは,鼻粘膜,気道粘膜,気管支粘膜,腸管粘膜
等の外胚葉性の部位で発現しており,粘膜局所吸収作用
を利用して直接作用させることができるからである。
【0036】また,上記第3の発明(請求項7)におい
て,上記健康食品としては,例えば飴,チューイングガ
ム,ドリンク,顆粒状食品,粒状食品,カプセル状食品
等がある。
【0037】また,上記健康食品は飴又はチューイング
ガムであることであることが好ましい(請求項8)。こ
の場合には,上記飴又はチューイングガムに含まれる上
記抗アレルギー物質が口腔内でゆっくり溶けだして,口
腔及び上気道粘膜等の局所に対して長時間,集中的に作
用することができる。そのため,喘息等のアレルギー性
呼吸器疾患の患部に直接かつ継続的に作用することがで
きる。それ故,上記健康食品が有する効果を効率よく発
揮することができる。
【0038】
【実施例】(実施例1)本例では,コレウス・フォルス
コリ根より抽出されるフォルスコリン含有コレウス抽出
物と,桂皮より抽出される桂皮抽出物とを含有する抗ア
レルギー物質を作製する例を示す。
【0039】本例の抗アレルギー物質の製造方法では,
まずコレウス・フォルスコリ根と桂皮とを混合して原料
混合物を作製する(原料混合工程)。続いて,上記原料
混合物から有機溶媒により,フォルスコリン含有コレウ
ス抽出物と桂皮抽出物とを抽出して混合抽出液を作製す
る(原料混合物抽出工程)。次に,上記混合抽出液を乾
燥して抗アレルギー物質を作製する(乾燥工程)。
【0040】以下,本例の抗アレルギー物質の製造方法
につき詳細に説明する。まず,上記コレウス・フォルス
コリ根の細断乾燥物を準備し,これをミキサーにて粉砕
してコレウス・フォルスコリ粉砕物を得た。また,上記
桂皮を準備し,これをミキサーにて粉砕して桂皮粉砕物
を得た。続いて,上記コレウス・フォルスコリ粉砕物9
0gと桂皮粉砕物10gとを混合して上記原料混合物を
得た(原料混合工程)。
【0041】次に,上記原料混合物を95%エタノール
300mlに浸し,60℃にて2時間加温しながら上記
フォルスコリン含有コレウス抽出物及び桂皮抽出物を有
機溶媒中に抽出させ,混合抽出液を作製した。ここで残
った残渣は再びエタノール300ml中に浸し,上記と
同じ条件の抽出をさらに2回繰り返した(原料混合物抽
出工程)。合計3回の上記抽出によって得られた混合抽
出液にマルトデキストリンを固形分の等量(3.5g)
添加し,60℃にて,一晩減圧乾燥した(乾燥工程)。
これにより,7.0gの上記抗アレルギー物質を得た。
【0042】次に,上記抗アレルギー物質1gを50m
lのエタノールに溶かしクロマトグラフィー用サンプル
とし,これを高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
にて分析した。なお,上記高速液体クロマトグラフィー
の検出は株式会社常磐植物化学研究所に依頼して行っ
た。
【0043】HPLCの分析条件は,カラムとして15
0mm×4.6mmI.D.のCAPCELLPAK
C18(株式会社資生堂製)を用いた。移動層にはアセ
トニトリルと水との混合比が50:50の混合溶媒を用
いた。移動層の流速は1.6ml/分,温度は40℃と
し,検出には示差屈折計(Waters Corpor
ation製,商品名 示差屈折計410型を用いた。
また,HPLC分析には上記クロマトグラフィー用サン
プル40μlを用いて行った。その結果を図1に示す。
【0044】また,比較対照用として,フォルスコリン
(フナコシ株式会社製 商品名 フォスルコリン)1.
2mgを5mlのエタノールに溶かし,フォルスコリン
標準品とした。このフォルスコリン標準品を上記クロマ
トグラフィー用サンプルと同様の条件にてHPLC分析
した。その結果を図2に示す。
【0045】図1及び図2より知られるごとく,上記抗
アレルギー物質は,HPLC分析においてフォルスコリ
ンと約同一のリテンションタイムに顕著なピーク(図中
矢印で示すピーク)を有している。これより,上記抗ア
レルギー物質は,フォルスコリンを成分中に含有してい
ることがわかる。なお,上記フォルスコリンの含有量
は,上記抗アレルギー物質に対して1.08%であっ
た。
【0046】また,図1より知られるごとく,上記抗ア
レルギー物質は,図1の矢印により示すフォルスコリン
のピーク以外にも複数のピークを有している。これらの
ピークは,フォルスコリンと共にコレウス・フォルスコ
リ根から抽出された物質のピークを示すと考えられる。
【0047】次に,HPLCの条件を変えて,上記クロ
マトグラフィー用サンプルを以下の条件にて分析した。
即ち,カラムとしては150mm×4.6mmI.D.
のCAPCELLPAK C18(株式会社資生堂製)
を用い,移動層には0.1%トリフルオロ酢酸アセトニ
トリル溶液と0.1%トリフルオロ酢酸水溶液との混合
比が25:75の混合溶媒を用いた。移動層の流速は
1.2ml/min,温度は40℃とし,検出は紫外線
検出器(Waters Corporation製,商
品名 486型可変波長UV/VIS検出器)を用いて
波長270nmの紫外線にて行った。また,HPLC分
析には上記クロマトグラフィー用サンプル10μlを用
いて行った。その結果を図3に示す。
【0048】また,比較対照用として,ケイ皮アルデヒ
ド(和光純薬工業株式会社製 商品名 シンナムアルデ
ヒド)0.25mgを1mlのエタノールに溶かし,桂
皮標準品とした。この桂皮標準品を上記クロマトグラフ
ィー用サンプルと同様の条件にてHPLCにより分析し
た。その結果を図4に示す。
【0049】図3及び図4に示すごとく,上記抗アレル
ギー物質は,HPLC分析においてケイ皮アルデヒドと
約同一のリテンションタイムに顕著なピーク(図中矢印
で示すピーク)を有している。そのため,上記抗アレル
ギー物質は,桂皮抽出物としてのケイ皮アルデヒドを成
分中に含有していることがわかる。
【0050】以上のように,本例の抗アレルギー物質
は,上記フォルスコリン含有コレウス抽出物と桂皮抽出
物を含有している。
【0051】(実施例2)本例では,抗アレルギー物質
の上記アレルギー性脱顆粒反応に対する抑制効果を調べ
る例を示す。まず,実施例1と同様にして,上記コレウ
ス・フォルスコリ根の細断乾燥物及び桂皮をミキサーに
て粉砕して,コレウス・フォルスコリ粉砕物及び桂皮粉
砕物を得た。続いて,上記コレウス・フォルスコリ粉砕
物90gと桂皮粉砕物10gとを混合して混合物を得た
(原料混合工程)。
【0052】次に,上記混合物を90%エタノール50
0mlに浸し,50℃の湯浴上にて3時間加熱還流させ
て上記混合物の抽出を行った(リフラックス抽出法)。
この抽出液をひだ折り濾紙にて濾過し,濾液を採取した
(原料混合物抽出工程)。さらに,この濾液を減圧濃縮
した後,減圧乾固して,7.9gの上記抗アレルギー物
質を得た(乾燥工程)。この抗アレルギー物質を最終濃
度が10mg/mlとなるようにエタノールに溶解し,
0.1mlをスピッツ管に分注した。続いて,アスピレ
ーターを用いて減圧乾固し,これを試料E1とした。
【0053】次に,上記コレウス・フォルスコリ粉砕物
100gを90%エタノールに浸し,50℃の湯浴上に
て3時間加熱還流させて上記コレウス・フォルスコリ粉
砕物の抽出を行った(リフラックス抽出法)。続いて,
上記試料E1と同様にして,濾過,減圧濃縮,減圧乾固
して,8.5gの抽出乾固物を作製した。この抽出乾固
物を最終濃度が10mg/mlとなるようにエタノール
に溶解し,0.1mlをスピッツ管に分注した。続い
て,アスピレーターを用いて減圧乾固し,これを試料C
1とした。
【0054】次に,上記桂皮粉砕物100gを90%エ
タノールに浸し,50℃の湯浴上にて3時間加熱還流さ
せて上記桂皮粉砕物の抽出を行った(リフラックス抽出
法)。続いて,上記試料E1及び試料C1と同様にし
て,濾過,減圧濃縮,減圧乾固して,6.8gの抽出乾
固物を作製した。この抽出乾固物を最終濃度が10mg
/mlとなるようにエタノールに溶解し,0.1mlを
スピッツ管に分注した。続いて,アスピレーターを用い
て減圧乾固し,これを試料C2とした。
【0055】次に,以下の方法により抗原で感作させた
ウサギ血を準備した。まず,抗原としての2%BSA
(牛血清アルブミン)生理食塩水とアジュバントとして
のアルミニウムゲル(シグマ アルドリッチ ジャパン
株式会社製,商品名 ALUMN)とを等容量混合し,
抗原混合物を作製した。この抗原混合物を体重2.0〜
2.5kgの家兎(日本在来種,雄)5羽の足蹠及び背
部の皮下に接種し,感作させた。
【0056】抗原混合物を接種した日から14日後に,
上記各家兎の耳静脈から静脈血10mlをベノジェクト
真空採血システムを用いて採血した。上記のようにして
採取した10mlの各静脈血から0.5mlをスピッツ
管に分注し,白血球用メランジュールを用いて上記静脈
血をトルイジンブルー染色液にて希釈染色し,フックス
ローゼンタール氏血球計算板上の全区画(3.2m
2)における,染色された好塩基性白血球の数を倍率
400倍の光学顕微鏡下により計測した。計測は合計3
回行い,その平均を抗原添加前の残存好塩基性白血球数
とした。
【0057】また,上記のようにして採取した10ml
の各静脈血から再び0.5mlをスピッツ管に分注し,
0.05mlの1%BSA生理食塩水を抗原として添加
し,37℃にて15分間加温した。その後,再び白血球
用メランジュールを用いて上記静脈血をトルイジンブル
ー染色液にて希釈染色し,フックスローゼンタール氏血
球計算板上の全区画(3.2mm2)における,染色さ
れた好塩基性白血球の数を倍率400倍の光学顕微鏡下
により計測した。計測は合計3回行い,その平均を抗原
添加後の残存好塩基性白血球数とした。
【0058】上記ようにして,抗原添加前の残存好塩基
性白血球数が平均20個以上であり,かつ抗原添加後の
脱顆粒率が90%以上である静脈血を3種選定した。そ
して,これら3種の静脈血をそれぞれ血液サンプルa,
血液サンプルb,及び血液サンプルcとし,以下の実験
に用いた。なお,上記抗原添加前及び抗原添加後の残存
好塩基性白血球数の結果を表1に示す。また,抗原添加
後の脱顆粒率(%)は後述する式で算出した。
【0059】次に,上記血液サンプルa〜cと,抗原と
しての0.1mlの1%BSA生理食塩水とを,上記試
料E1が入ったスピッツ管に加え,37℃にて15分間
加温した。また,上記試料E1と同様にして,上記試料
C1又は試料C2が入ったスピッツ管に血液サンプルa
〜cと,上記抗原とを添加し,上記と同様にして37℃
にて15分間加温した。その後,白血球用メランジュー
ルを用いて,各血液サンプルa〜cをトルイジンブルー
染色液にて希釈染色し,フックスローゼンタール氏血球
計算板上の全区画(3.2mm2)における,染色され
た好塩基性白血球の数を倍率400倍の光学顕微鏡下に
より計測した。計測は合計3回行い,その平均を抗原及
び添加物添加後の残存好塩基性白血球数とした。その結
果を表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】表1より知られるごとく,抗原添加前の血
液サンプルa〜cにおいては,好塩基性白血球はアレル
ギー性脱顆粒反応を示さないため,好塩基性白血球の数
は減少せずそのまま残っている。また,抗原添加後の血
液サンプルa〜cにおいては,ほとんどの好塩基性白血
球がアレルギー性脱顆粒反応を起こし,残存好塩基性白
血球数は著しく減少している。
【0062】これに対し,抗原及び添加物を添加した血
液サンプルa〜cにおいては,抗原を添加しているにも
かかわらず,添加物として試料E1,試料C1又は試料
C2のいずれを添加した場合においても好塩基性白血球
のアレルギー性脱顆粒反応を抑制した。特に,添加物と
して試料E1を添加した血液サンプルは,試料C1及び
試料C2を添加した血液サンプルに比べて非常に高いア
レルギー性脱顆粒反応抑制効果を示した。
【0063】なお,表1において,脱顆粒率(%)及び
抑制率(%)は以下の式によって算出した。 脱顆粒率=(抗原添加前の残存好塩基性白血球数−抗原
又は抗原及び添加物添加後の残存好塩基性白血球数)×
100/(抗原添加前の残存好塩基性白血球数) 抑制率={1−(抗原添加前の残存好塩基性白血球数−
抗原及び添加物添加後の残存好塩基性白血球数)}×1
00/(抗原添加前の残存好塩基性白血球数−抗原添加
後の残存好塩基性白血球数)
【0064】このように,本例の抗アレルギー物質(試
料E1)は,好塩基性白血球のアレルギー性脱顆粒反応
抑制効果に対して優れた抑制効果を示した。
【0065】(実施例3)本例では,上記抗アレルギー
物質を用いて,健康食品としての飴を作製する例を示
す。まず,飴の原料として,黒糖,麦芽水飴,蜂蜜及び
実施例1において作製した抗アレルギー物質を準備し
た。次に,50重量部の黒糖と,30重量部の粉末状の
麦芽水飴と,5重量部の蜂蜜とを混合し,水を15重量
部加え,攪拌した。これを直火にて154℃まで加温し
て充分に煮詰め,続いて140℃まで冷却させ,実施例
1において作製した抗アレルギー物質0.24重量部を
添加した。
【0066】その後,100℃まで冷却し,全体を練り
合わせ伸ばして一口大のサイズに切断及び成形した。さ
らにこれらを冷却し,上記抗アレルギー物質を約0.3
%含有する飴を作製した。なお,上記のようにして作製
した飴の栄養分析を行ったところ水分3.3%,糖質9
6%,脂質0.5%,灰分0.2%,エネルギー389
Kcal/100gという結果が得られた。
【0067】(実験例)次に,実施例3において作製し
た飴の効果を確認するために,慢性気道性疾患の既往歴
のある患者に上記飴を投与した。まず,過去に慢性気道
性疾患の既往歴のある5人の患者に,上記飴を朝,昼,
晩の一日3回,14日間食間に摂取してもらった。14
日後,各患者の上気道に関する主訴を聞き取り調査し
た。その結果を表2に示す。
【0068】
【表2】
【0069】表2より知られるごとく,5例中4例で上
記飴を摂取後に改善効果が得られた。このように本例の
飴は,経口投与により上気道の疾患に対して優れた効果
を示した。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1にかかる,示差屈折計を用いたHPL
Cによる抗アレルギー物質の分析結果を示す説明図。
【図2】実施例1にかかる,示差屈折計を用いたHPL
Cによるフォルスコリン標準品の分析結果を示す説明
図。
【図3】実施例1にかかる,UVを用いたHPLCによ
る抗アレルギー物質の分析結果を示す説明図。
【図4】実施例1にかかる,UVを用いたHPLCによ
るケイ皮アルデヒド標準品の分析結果を示す説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A23G 3/00 101 A23G 3/00 101 3/30 3/30 A23L 1/30 A23L 1/30 B A61K 31/352 A61K 31/352 A61P 37/08 A61P 37/08 Fターム(参考) 4B014 GB06 GB13 GG18 GK06 GL03 4B018 MD61 ME07 MF01 4C086 AA01 AA02 BA08 MA02 MA04 MA52 NA14 ZB13 4C088 AB33 AB38 BA10 BA32 CA06 CA11 MA07 MA08 MA52 NA14 ZB13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コレウス・フォルスコリ根より抽出され
    るフォルスコリン含有コレウス抽出物と,桂皮より抽出
    される桂皮抽出物とを含有することを特徴とする抗アレ
    ルギー物質。
  2. 【請求項2】 コレウス・フォルスコリ根から有機溶媒
    により,フォルスコリン含有コレウス抽出物を抽出して
    コレウス抽出液を作製するコレウス抽出工程と,桂皮か
    ら有機溶媒により,桂皮抽出物を抽出して桂皮抽出液を
    作製する桂皮抽出工程と,上記コレウス抽出液と桂皮抽
    出液とを混合して混合抽出液を作製する抽出物混合工程
    と,上記混合抽出液を乾燥して抗アレルギー物質を作製
    する乾燥工程とから成ることを特徴とする抗アレルギー
    物質の製造方法。
  3. 【請求項3】 コレウス・フォルスコリ根と桂皮とを混
    合して原料混合物を作製する原料混合工程と,上記原料
    混合物から有機溶媒により,フォルスコリン含有コレウ
    ス抽出物と桂皮抽出物とを抽出して混合抽出液を作製す
    る原料混合物抽出工程と,上記混合抽出液を乾燥して抗
    アレルギー物質を作製する乾燥工程とから成ることを特
    徴とする抗アレルギー物質の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3において,上記有機溶媒
    は,メタノール及びエタノールから選ばれる1種以上で
    あることを特徴とする抗アレルギー物質の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3において,上記桂皮はコレウス
    ・フォルスコリ根100重量部に対して10〜100重
    量部混合することを特徴とする抗アレルギー物質の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の抗アレルギー物質を有
    効成分とすることを特徴とする抗アレルギー剤。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の抗アレルギー物質を含
    有することを特徴とする健康食品。
  8. 【請求項8】 請求項7において,上記健康食品は飴又
    はチューイングガムであることを特徴とする健康食品。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199661A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Sunstar Inc 共凝集阻害剤
JP2009510053A (ja) * 2005-10-26 2009-03-12 コリア インスティチュート オブ オリエンタル メディシン 桂皮抽出物を有効成分として含む腸内菌叢改善及び免疫機能増進用組成物
JP2009142272A (ja) * 2007-11-22 2009-07-02 Taisho Pharmaceutical Co Ltd 飲料
JP2009284900A (ja) * 2008-04-30 2009-12-10 Taisho Pharmaceutical Co Ltd 飲料
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JP2015205913A (ja) * 2011-01-21 2015-11-19 ライオン株式会社 内服組成物

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