JP2003252495A - 紙接続装置及び紙接続方法 - Google Patents

紙接続装置及び紙接続方法

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JP2003252495A
JP2003252495A JP2002057409A JP2002057409A JP2003252495A JP 2003252495 A JP2003252495 A JP 2003252495A JP 2002057409 A JP2002057409 A JP 2002057409A JP 2002057409 A JP2002057409 A JP 2002057409A JP 2003252495 A JP2003252495 A JP 2003252495A
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JP2002057409A
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Kenji Shibata
健司 柴田
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Orion Machinery Co Ltd Tokyo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旧新各原反ロールから送給される旧用紙と新
用紙とを効率よく接続すると共に、特に旧用紙と新用紙
のそれぞれが2枚に重ねられ、且つ比較的破れ易い用紙
でも容易に接続できる紙接続装置及び紙接続方法を提供
する。 【解決手段】 旧新各原反ロール51、52から送給さ
れる旧新用紙55、56を用紙供給ライン上で接続する
紙接続装置1は、用紙供給ラインの上流側から下流側に
沿って、一対の切断部8、9と、一対の位置揃え部材
2、3と、一対の回動部材4、5と、一対の押圧部材
6、7とから概略構成される。旧新用紙55、56は、
一対の位置揃え部材2、3により対向するように案内さ
れ、一対の押圧部材6、7で旧用紙55と新用紙56の
先端部を押圧し、押圧部材7に吸着された接着テープ3
0で接続して、一対の回動部材4、5で旧用紙55の末
端部と新用紙56を挟持して回動し、回動部材4に吸着
された接着テープ30で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙接続装置及び紙
接続方法に関するものであり、詳細には、新原反ロール
から送給される2枚に重ねられた新用紙と、旧原反ロー
ルから送給される2枚に重ねられた旧用紙とを接続する
紙接続装置及び紙接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】紙、プラスチックフィルム等の長尺材
は、ロール状に巻かれて原反ロールとなる。この原反ロ
ールから連続紙搬送装置により用紙等を巻き出して、巻
き出された用紙等をさらに加工して製品にする。そし
て、原反ロールに巻かれた用紙等が終了した場合には、
連続紙搬送装置を停止して、新規に原反ロールに取り替
えるか、あるいは連続紙搬送装置を停止して、終了直前
の旧原反ロールから送給される旧用紙を切断し、この旧
用紙の末端部に、新原反ロールから送給される新用紙の
先端部を手動で接続して作業が続行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、原反
ロールに巻かれた用紙等が終了した時は、連続紙搬送装
置を一旦停止して、原反ロールを新規に取り替えなけれ
ばならない。この場合、連続紙搬送装置を一旦停止する
ことにより時間的なロスがあり、また取り替え作業には
複数の作業員が必要であり作業効率が低下する虞があ
る。また、旧原反ロールから送給され、切断された旧用
紙の末端部と新原反ロールから送給される新用紙の先端
部を手動で接続する場合にも、連続紙搬送装置を一旦停
止させて、接着テープ等を使用して旧用紙の末端部と新
用紙の先端部とを接続する作業が必要であり、前記と同
様に作業員及び作業時間が増加し、作業効率が低下する
虞がある。
【0004】さらにまた、新旧各原反ロールから送給さ
れる新用紙及び旧用紙のそれぞれが2枚に重ねられてい
る場合は、図17に示すように、2枚に重ねられた旧用
紙150の末端部150cと2枚に重ねられた新用紙1
60を重ねて、接着テープ30により、2枚に重ねられ
た旧用紙150の外方に位置する旧用紙150aと、2
枚に重ねられた新用紙160の内方に位置する新用紙1
60bとを接着できる。しかし、旧用紙150の内方に
位置する旧用紙150bと、新用紙160の外方に位置
する新用紙160aは接着されず、旧用紙150と新用
紙160とが完全に接続できない虞がある。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、旧原反ロールから連続して送給される旧用紙と
新原反ロールから連続して送給される新用紙とを効率よ
く接続すると共に、特に旧用紙と新用紙のそれぞれが2
枚に重ねられ、且つ比較的破れ易い用紙でも容易に接続
できる紙接続装置及び紙接続方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した紙接続装
置に係る発明は、旧原反ロールから連続して送給される
旧用紙と、新原反ロールから連続して送給される新用紙
の先端部とを用紙供給ライン上で接続する紙接続装置に
おいて、該紙接続装置は、前記用紙供給ラインの上流側
から下流側に沿って、前記旧用紙を切断する切断部と、
前記旧用紙と前記新用紙とが対向して流れるように案内
する一対の位置揃え部材と、該一対の位置揃え部材を通
過した前記旧用紙の末端部と前記新用紙とを接着する接
着部材を吸着する吸着部を備えると共に前記新旧用紙を
挟持して回動するように近接・遠退自在の一対の回動部
材と、該一対の回動部材を通過した前記旧用紙と前記新
用紙を押圧して固着するエンボス加工部を備えた押圧部
及び前記旧用紙と前記新用紙の先端部とを接着する接着
部材を吸着する吸着部を備えた近接・遠退自在の一対の
押圧部材と、を具備することを特徴とする。このように
構成することにより、新原反ロールから送給される新用
紙と旧原反ロールから送給される旧用紙とは、一対の切
断部の下流側に配置された一対の位置揃え部材により、
所定の間隔をあけて対向するように案内される。また、
一対の位置揃え部材の下流側に配置された一対の回動部
材は近接・遠退自在であり、切断部で切断された旧用紙
と新用紙とを挟持しながら回動できると共に、一方の回
動部材の吸着部に吸着された接着部材により、旧用紙の
末端部と新用紙とを接着できる。さらに、一対の回動部
材の下流側に配設された一対の押圧部材は近接・遠退自
在であり、エンボス加工部を備えた各押圧部により旧用
紙と新用紙の先端部とを押圧して強固に固着できると共
に、一方の押圧部材の吸着部に吸着された接着部材によ
り旧用紙と新用紙の先端部とを接着できる。
【0007】請求項2に記載した紙接続装置に係る発明
は、請求項1に記載した発明において、前記切断部の上
流側に一対の第1ストッパ部材を備えると共に、前記一
対の押圧部材の下流側に第2ストッパ部材を具備するこ
とを特徴とする。このように構成することにより、一対
の第1ストッパ部材と第2ストッパ部材とを同時に作動
させて、新用紙及び旧用紙の流れを停止させるので、一
対の第1ストッパ部材と第2ストッパ部材との間の旧用
紙及び新用紙に弛みが生じることを防ぐ。
【0008】請求項3に記載した紙接続装置に係る発明
は、請求項1または2に記載した発明において、前記一
対の位置揃え部材には、複数の空気噴射開口が形成され
ており、前記切断部により切断された前記旧用紙の末端
部の姿勢を保持するように、前記複数の空気噴射開口か
ら前記旧用紙の末端部に向けて空気を噴射することを特
徴とする。このように構成することにより、旧用紙の末
端部を、切断された状態の姿勢に保持することができ
る。
【0009】請求項4に記載した紙接続装置に係る発明
は、請求項1〜3のいずれかに記載した発明において、
前記一対の押圧部材の上流側に、前記新旧用紙を押圧し
て固着した後、前記一対の押圧部材が離間する際に、前
記新旧用紙側に突出する一対のセンター寄せ部材を備え
ることを特徴とする。このように構成することにより、
これら一対のセンター寄せ部材は、一対の押圧部材が離
間する際に、各押圧部材より新旧用紙側に突出するの
で、各押圧部材と新旧用紙とを容易に離間させることが
できると共に、この新旧用紙を中央の位置に揃えること
が可能となる。
【0010】請求項5に記載した紙接続装置に係る発明
は、請求項1〜4のいずれかに記載した発明において、
前記新旧用紙は、複数枚重ねの脆弱な用紙であることを
特徴とする。このように構成することにより、旧用紙の
末端部と新用紙とを接着し、更に旧用紙と新用紙の先端
部とを接着するように2箇所の位置で新用紙と旧用紙と
を接着するので、新用紙と旧用紙とが複数に重ねられ脆
弱な場合でも確実に接続することができる。
【0011】請求項6に記載した紙接続方法に係る発明
は、旧原反ロールから連続して送給される旧用紙と、新
原反ロールから連続して送給される新用紙の先端部とを
用紙供給ライン上で接続する紙接続方法において、前記
旧原反ロールから前記旧用紙が連続して供給している状
態で、前記旧用紙の末端部を前記新用紙に接着する接着
部材を用紙供給ライン上流側に配置した回動部材の吸着
部に吸着すると共に、前記新用紙の先端部に接着させた
接着部材を用紙供給ラインの下流側に配置した押圧部材
の吸着部に吸着保持し、その後、新旧用紙の供給を一時
的に停止して、前記旧原反ロールから連続して送給され
る前記旧用紙を切断し、さらに、前記新原反ロールから
連続して送給される前記新用紙の先端部を前記旧用紙に
接着して固着した後に、前記回動部材を回動させて前記
旧用紙の末端部を前記新用紙に接着することを特徴とす
る。このように構成することにより、旧原反ロールから
旧用紙が連続して供給されている状態で、新旧用紙の供
給を一時的に停止させ、一対の押圧部材により新用紙の
先端部と旧用紙を押圧すると、新用紙の先端部に接着さ
れ、且つ一方の押圧部材に吸着された接着材料により、
新用紙の先端部と旧用紙とを接着できる。また、新用紙
の先端部と旧用紙とを接着すると同時に、旧原反ロール
から送給される旧用紙を切断して、その後、切断された
旧用紙と新用紙とを一対の回動部材で挟持しながら回動
すると、一方の回動部材に吸着された接着材料により、
旧用紙の末端部と新用紙とを接着でき、旧用紙と新用紙
とを2箇所の位置で接続することができる。
【0012】請求項7に記載した紙接続方法に係る発明
は、請求項6に記載した発明において、前記新原反ロー
ルから連続して送給される前記新用紙の先端部を前記旧
用紙に接着して固着する工程は、前記新原反ロールの先
端部に接着させた前記接着部材を前記旧用紙に接着する
工程と、前記新用紙と前記旧用紙とをエンボス加工によ
り固着する工程を含むことを特徴とする。このように構
成することにより、新用紙の先端部と旧用紙とをエンボ
ス加工により押圧して強固に固着すると同時に、新用紙
の先端部と旧用紙を接着部材で接着するので、確実に新
用紙の先端部と旧用紙とを接着することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
紙接続装置を図1〜図16に基いて詳細に説明する。ま
ず、本発明の実施の形態に係る紙接続装置の概略の構成
について説明する。図1に示す符号51は、所定の幅を
有し2枚に重ねられた終了直前の旧用紙55が巻かれて
いる旧原反ロールを示し、符号52は、所定の幅を有し
2枚に重ねられた新用紙56が巻かれている新原反ロー
ルを示す。図1に示すように、紙接続装置1は、左右一
対に配設される旧新各原反ロール51、52の間の用紙
供給ラインに沿って上流側から下流側にかけて、左右一
対の第1ストッパ部材10、11と、左右一対の切断部
8、9と、左右一対の位置揃え部材2、3と、左右一対
の回動部材4、5と、左右一対の押圧部材6、7と、第
2ストッパ部材14とを備えている。
【0014】次に、本発明の実施の形態に係る紙接続装
置の構成部品について詳細に説明する。図1及び図2に
示すように、一対の位置揃え部材2、3は、略円筒状の
部材からなり、旧新各原反ロール51、52から送給さ
れる旧用紙55又は新用紙56の幅とほぼ同等の幅Wに
形成されている。また、各位置揃え部材2、3には、長
手方向に沿って空気を噴射する複数の空気噴射開口2
a、3aが形成されている。そして、これらの位置揃え
部材2、3は、旧新各原反ロール51、52の間のほぼ
中央の位置で、旧原反ロール51から送給される旧用紙
55と新原反ロール52から送給される新用紙56とが
対向して所定の間隔をあけて下流側に流れるように、用
紙供給ラインに沿って左右一対に配設されると共に、各
位置揃え部材2、3の長手方向に沿って、複数の空気噴
射開口2a、3aが上方を指向するように形成されてい
る。
【0015】図1及び図3に示すように、一対の回動部
材4、5は、回動自在の一対のローラで形成した一対の
回動部本体4e、5eと、各回動部本体4e、5eを回
動自在に保持する一対の軸部材4g、5gからなり、各
回動部本体4e、5eは、旧新各原反ロール51、52
から送給される旧用紙55又は新用紙56の幅とほぼ同
等の幅Wに形成されている。また、各回動部本体4e、
5eの全周には、それぞれ合成樹脂シート4a、5aが
貼付されている。
【0016】さらに、各回動部材4、5には、長手方向
に沿って吸着部4b、5bが形成されており、これらの
吸着部4b、5bには、空気を吸引する開口4c、5c
が長手方向に沿って複数形成されている。また、これら
の複数の開口4c、5cと連通する吸引ホース4d、5
dが、各回動部本体4e、5eの後部にそれぞれ連結さ
れている。そして、吸着部4b、5bの複数の開口4
c、5cから回動部本体4e、5eの内部を介して吸引
ホース4d、5dにより空気を吸引する。さらに、一対
の軸部材4g、5gの前面には、それぞれ指示板4f、
5fが配設されており、これら指示板4f、5fの先端
鋭部は、直下方向を指向するように設定されている。そ
して、これらの回動部材4、5は、一対の位置揃え部材
2、3の下流側で、対向する旧用紙55と新用紙56と
を挟むように左右一対に配設されている。また、一対の
回動部材4、5のうち、右方に配設される回動部材5の
後部右側面には、回動部材移動用シリンダ5’が配設さ
れており、この回動部材移動用シリンダ5’により一対
の回動部材4、5を左右方向に移動させる。
【0017】図1及び図4に示すように、一対の押圧部
材6、7は、押圧部本体6a、7aと吸着部6b、7b
とを上下方向に併設したブロック形状に形成すると共
に、これら押圧部材6、7の幅Wは、旧用紙55又は新
用紙56の幅とほぼ同等に形成されている。また、各押
圧部本体6a、7aの押圧面6e、7eに複数のエンボ
ス爪6g、7gを上下左右方向に所定の間隔で突出させ
て形成すると共に、複数の凹部6h、7hを上下左右方
向に所定の間隔で凹まして形成している。また、各吸着
部6b、7bの各吸着面6f、7fには、上下左右方向
に所定の間隔で複数の開口6c、7cを形成している。
また、これらの複数の開口6c、7cと連通する一対の
吸引ホース6d、7dが、各吸着部6b、7bの下方に
連結されており、これらの複数の開口6c、7cから各
吸着部6b、7bの内部を介して吸引ホース6d、7d
により空気を吸引する。また、各押圧部本体6a、7a
の外側には、フランジ部20、21を介して押圧部材移
動用シリンダ6’、7’が連結されており、各押圧部材
6、7は、これらの押圧部材移動用シリンダ6’、7’
により左右方向に移動される。
【0018】図1に示すように、左右一対の押圧部材
6、7の上方には、旧用紙55又は新用紙56の幅とほ
ぼ同等の幅Wを有する棒状のセンター寄せ部材12、1
3が、Lアングル材を介してフランジ部20、21に連
結されている。これらのセンター寄せ部材12、13に
は、それぞれセンター寄せシリンダ12’、13’が連
結されており、これらのセンター寄せシリンダ12’、
13’により各センター寄せ部材12、13はそれぞれ
左右方向に移動される。
【0019】図1及び図5に示すように、左右一対の切
断部8、9は、左右一対に配設された位置揃え部材2、
3の上流側で且つ外側に配設されている。各切断部8、
9は、用紙把持部8a、9a、カッタ8d、9d及び切
断部用シリンダ8’、9’で概略構成されている。各用
紙把持部8a、9aは、旧用紙55又は新用紙56の幅
とほぼ同等の幅Wを有し、旧用紙55又は新用紙56が
通過できるように上下方向に所定の間隔をあけて上部把
持部8b、9bと下部把持部8c、9cとを構成してい
る。各上部把持部8b、9bと各下部把持部8c、9c
は、カッタ8d、9dが移動できる隙間を形成するよう
に配設されている。また、下部把持部8c、9cは、カ
ッタ保持部8f、9fに上下方向に移動自在に装着さ
れ、常時上方に位置するように図示しないばねで付勢さ
れている。各上部把持部8b、9bの下端部及び下部把
持部8c、9cの上端部には、旧用紙を切断する際に、
旧用紙55及び新用紙56を押圧する合成樹脂材8e、
9eが装着されている。
【0020】また、各カッタ8d、9dは、カッタ保持
部8f、9fに固着されており、各カッタ保持部8f、
9fは、台座8g、9gを介して切断用シリンダ8’、
9’に連結されている。旧用紙を切断する場合は、切断
用シリンダ8’または9’により下部把持部8c及びカ
ッタ8d、或いは、下部把持部9c及びカッタ9dを上
方へ移動させ、上部把持部8bと下部把持部8c、或い
は、上部把持部9bと下部把持部9cとで用紙を把持す
ると共に、カッタ8dまたはカッタ9dで用紙を切断す
る。
【0021】第1ストッパ部材10、11は、図1に示
すように、左右一対に配設された切断部8、9の上方
で、且つ外側に左右一対に配設されている。各第1スト
ッパ部材10,11は、旧用紙を切断する際に、旧用紙
55及び新用紙56を停止させるストッパ部10a、1
1aと第1ストッパ部用シリンダ10’、11’で概略
構成されている。これらのストッパ部10a、11a
は、軟質合成樹脂材をL字状板材に固着して形成され、
各ストッパ部10a、11aの長手方向の幅は、旧用紙
55又は新用紙56の幅とほぼ同等の幅Wに形成されて
いる。各L字状板材にそれぞれシャフト10b、11b
を連結して、これらシャフト10b、11bはそれぞれ
第1ストッパ部用シリンダ10’、11’に連結されて
いる。そして、これらの第1ストッパ部用シリンダ1
0’、11’により、各ストッパ部10a、11aを上
下方向に移動させる。
【0022】第2ストッパ部材14は、図1に示すよう
に、旧原反ロール51の下方で、一対の押圧部材6、7
の下流側に配設されており、上部押圧部14aと、下部
押圧部14bと、第2ストッパ部用シリンダ14’とか
ら概略構成されている。上部押圧部14aと下部押圧部
14bの長手方向の幅は、旧用紙55の幅とほぼ同等の
幅Wに形成されている。また、上部押圧部14aには、
シャフトを介して第2ストッパ部用シリンダ14’が連
結されており、この第2ストッパ部用シリンダ14’に
より上部押圧部14aを上下方向に移動させる。そし
て、旧用紙を切断させる際に、第2ストッパ部用シリン
ダ14’により上部押圧部14aを下方へ移動すること
により、上部押圧部14aと下部押圧部14bとで旧用
紙55を押圧して、旧用紙55の移動を停止させる。
【0023】さらに、図1に示すように、一対の回動部
材4、5及び一対の挟持部材6、7の吸着部6a、7a
にそれぞれ連結されている吸引ホース4d、5d、6
d、7dは、1点鎖線で示すように集管部材57に集め
られて連結されている。また、この集管部材57の下面
には1本の吸引ホース57bが連結されており、この吸
引ホース57bは、図示しない真空ポンプに連結されて
いる。また、集管部材57の内部には、電磁式シャッタ
部材57aが内蔵されており、電磁式シャッタ部材57
aを左右方向に移動させることにより、集管部材57の
内部を開放して、真空ポンプに接続した吸引ホース57
bと所望の吸引ホース4d、5d、6d、7dとを連通
して吸引することができる。
【0024】また、本発明の紙接続装置1には、旧用紙
55及び新用紙56が所定の方向に流れるように、案内
ローラ100〜108が計9本配設されている。左右一
対の案内ローラ101、106は、旧新各原反ロール5
1、52の内側近傍に配置され、左右一対の案内ローラ
102、105は、一対の第1ストッパ部材10、11
の下方に近接して配置されている。また、左右一対の案
内ローラ103、104は、一対の位置揃え部材2、3
の上流側に配置され、左右一対の案内ローラ100、1
07は、左右一対のセンター寄せ部材12、13の上流
側に配置されている。さらに、案内ローラ108は、一
対の押圧部材6、7の下流側に配置されている。これら
案内ローラ100〜108は、長手方向の幅を旧用紙5
5又は新用紙56とほぼ同等の幅Wに形成している。ま
た、各案内ローラ100〜108の表面は、旧用紙55
又は新用紙56が滑らかに流れるようにフッ素樹脂等で
コーティングされている。
【0025】このように構成された本発明の実施の形態
に係る紙接続装置1を利用して、旧原反ロール51から
送給される旧用紙55に、新原反ロール52から送給さ
れる新用紙56を接続する方法について下記(ア)〜
(ス)に説明する。ここで、旧新各原反ロール51、5
2から送給される旧用紙55及び新用紙56は、ティッ
シュペーパ等に用いられる破れ易い材質で形成された2
枚重ねの用紙である場合について説明する。
【0026】(ア)図1に示すように、2枚に重ねられ
た旧用紙55は、左方側に位置する旧原反ロール51か
らベルト式駆動部材53により送給される。まず、2枚
に重ねられた旧用紙55は、案内ローラ101を経由し
て上方に案内され、第1ストッパ部材10と案内ローラ
102との間及び切断部8を通過した後、一対の案内ロ
ーラ103、104の間を経由して、一対の位置揃え部
材2、3の間を通り、下方へ案内される。その後、2枚
に重ねられた旧用紙55は、一対の案内ローラ100、
107の間と、一対の押圧部材6、7の間を通過した後
に、一対の押圧部材の6、7の下流側に配置した案内ロ
ーラ108により左方に屈曲して案内されて、第2スト
ッパ部材14を経由して、図示しない次の工程の折り畳
み装置などの加工装置に送給されている。
【0027】(イ)次に、2枚に重ねられた新用紙56
は、右方側に位置する新原反ロール52からベルト式駆
動部材54により送給される。まず、2枚に重ねられた
新用紙56の先端部は、案内ローラ106を経由して上
方に案内して、第1ストッパ部材11と案内ローラ10
5との間及び切断部9を通過させた後、一対の案内ロー
ラ103、104の間を経由させ、一対の位置揃え部材
2、3の間を通り、下方へ案内する。その後、一対の案
内ローラ100、107の間を通過した2枚に重ねられ
た新用紙56の先端部に、図6に示すように、新用紙5
6の幅Wと略同じ幅に切断した接着テープ30を、接着
テープ30の接着面30aが2枚に重ねられた旧用紙5
5に向くように接着する。そして、新用紙56に接着し
た接着テープ30を押圧部材7の吸着面7fに吸着させ
ている。このようにして、相違する方向から送給される
旧用紙55と新用紙56は、一対の位置揃え部材2、3
により、所定の間隔を設けて対向するように下方に指向
して、一対の回動部材4、5及び一対の押圧部材6、7
に挟まれるようにして配置される。
【0028】(ウ)次に、図1に示すように、左方の回
動部材4の吸着部4bに、旧用紙55の幅と略同じ幅に
切断した接着テープ30の接着面30aが外方に向くよ
うにして、接着テープ30を吸着する。そして、この接
着テープ30が、回動部材4の指示板4fの先端鋭部が
指向している箇所に配置されるように、回動部材4を回
転させる。
【0029】このように紙接続装置1をセットした状態
で、2枚に重ねられた旧用紙55は、旧原反ロール51
からベルト式駆動部材53により所定の繰出し速度で図
示しない折畳み装置などの装置へ供給されている。
【0030】(エ)旧原反ロール51から送給される旧
用紙55に、新原反ロール52から送給される新用紙5
6を接続する場合には、まず、ベルト式駆動部材53の
回転速度を下げて旧用紙55の繰出し速度を所定速度に
低下させる。
【0031】(オ)その後、図7に示すように、左右一
対の第1ストッパ部用シリンダ10’、11’、を作動
させて、第1ストッパ部材10と案内ローラ102との
間で旧用紙55を押圧して停止させると共に、第1スト
ッパ部材11と案内ローラ105との間で新用紙56を
押圧して停止させ、また、第2ストッパ部材14の上部
押圧部14aと下部押圧部14bとの間で旧用紙55を
押圧して停止させる。また同時に、切断部用シリンダ
8’を作動させて、切断部8の用紙把持部8aで旧用紙
55を把持して停止させる。また同時に、回動部材用シ
リンダ5’を作動させて、左右の回動部材4、5を中央
寄りに移動させて、回動部材4と回動部材5とを当接さ
せて旧用紙55と新用紙56とを挟持すると共に、各押
圧部材用シリンダ6’、7’を作動させて、一対の押圧
部材6、7で旧用紙55と新用紙56とを押圧する。こ
のようにして、それぞれのシリンダを同時に作動させ、
旧用紙55及び新用紙56のそれぞれが瞬間的に、第1
ストッパ部材10、11と第2ストッパ部材14との間
で停止して、弛みの無い状態となる。 (カ)次に、さらに切断部用シリンダ8’を作動させ
て、切断部8のカッタ8dで旧用紙55を切断する。
【0032】(キ)図8に示すように、一対の押圧部材
6、7により旧用紙55と新用紙56とを押圧すると、
各押圧部本体6a、7aに形成された複数のエンボス爪
6g、7gが、対応する各押圧部本体6a、7aに形成
された凹部6h、7hに係合して、旧用紙55と新用紙
56とが凹凸状に重ねられて、一体的に固定される。ま
た、一対の吸着部6b、7bで旧用紙55と新用紙56
とを押圧することにより、右方の押圧部材7の吸着部7
bに吸着され、新用紙56の先端部56aに接着された
接着テープ30の接着面30aが旧用紙55に接着され
る。この接着状態を詳述すると、図10に示すように、
2枚に重ねられた新用紙56の外方に面する新用紙56
bに接着された接着テープ30が、2枚に重ねられた旧
用紙55の内方に面する旧用紙55cに接着して、新用
紙56の先端部56aと旧用紙55とが接続される。
【0033】(ク)そして、一対の押圧部材6、7で旧
用紙55と新用紙56を押圧した直後、一対の押圧部材
6、7が離れる瞬間、図9に示すように、一対の押圧部
材6、7の上方に配設されている一対のセンター寄せ部
材12、13は、各センター寄せシリンダ12’、1
3’により、各押圧部本体6a、7aの各押圧面6e、
7eより新旧用紙56、55側に突出して、旧用紙55
と新用紙56とを挟むように移動する。このようにし
て、センター寄せ部材12、13により、接続された旧
用紙55と新用紙56の先端部56aとを、押圧部本体
6a、7aの押圧面6e、7eから容易に離間させるこ
とができる。
【0034】(ケ)一対の押圧部材6、7のそれぞれが
離れると同時に、図11に示すように、第1ストッパ部
材10、11及び第2ストッパ部材14が、旧用紙55
及び新用紙56を開放すると共に、ベルト部駆動部材5
4を回動させて新用紙56を供給すると、切断された旧
用紙55及び新用紙56が用紙供給ラインに沿って所定
の方向に流れ始める。
【0035】(コ)次に、一対の回動部材4、5は、旧
用紙55及び新用紙56を挟持しながら、矢印Cの方向
に回転して、左方の回動部材4に吸着された接着テープ
30も回転する。この時に、図12に示すように、旧用
紙55の末端部55aには、左方の位置揃え部材2に形
成された複数の空気噴射開口2aから矢印の上方向に空
気が噴射されて、旧用紙55は、左方の位置揃え部材2
側に倒れ込まないように立設した状態に保持される。
【0036】(サ)そして、図13及び図14に示すよ
うに、回動部材4、5がそれぞれ矢印Cの方向に回転し
て、左方の回動部材4の吸着部4bに吸着されている接
着テープ30が、右方の回動部材5に対向した時に、旧
用紙55の末端部55aと新用紙56とに重なるように
配設されて、この接着テープ30により、2枚に重ねら
れた旧用紙55の末端部55aの外方に面する旧用紙5
5bと、2枚に重ねられた新用紙56の内方に面する新
用紙56cとを接続する。
【0037】(シ)その後、図15及び図16に示すよ
うに、旧用紙55と新用紙56とは、新用紙56の先端
部56aと旧用紙55とが接着テープ30で接着された
位置60と、旧用紙55の末端部55aと新用紙56と
が接着テープ30で接着された位置70との2箇所で接
続される。この接着状態を詳述すると、図16に示すよ
うに、接着位置60では、2枚に重ねられた新用紙56
の外方に面する新用紙56bと、2枚に重ねられた旧用
紙55の内方に面する旧用紙55cとを接着テープ30
で接着する。また、接着位置70では、2枚に重ねられ
た新用紙56の内方に面する新用紙56cと、2枚に重
ねられた旧用紙55の外方に面する旧用紙55bとを接
着テープ30で接着する。これら2箇所の接着位置6
0、70の間では、旧用紙55と新用紙56とが当接し
た4枚の状態となっている。 (ス)そして、旧用紙55と新用紙56とが接続された
後、回動部材用シリンダ5’を作動させて、一対の回動
部材4、5が離れると、最終的に新用紙56だけが用紙
供給ラインに沿って流れることになる。
【0038】このように本発明の紙接続装置及び紙接続
方法によれば、新原反ロールから送給される2枚に重ね
られた新用紙と、旧原反ロールから送給される2枚に重
ねられた旧用紙とを、2箇所の位置で確実に接続するこ
とができる。
【0039】なお、2枚に重ねられた新用紙と旧用紙を
接続する形態を説明したが、本発明の紙接続装置及び紙
接続方法によれば新用紙及び旧用紙は、それぞれ1枚或
いは3枚以上であっても新用紙及び旧用紙とを容易に接
続することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た紙接続装置に係る発明によれば、位置揃え部材により
相違する方向から送給される旧用紙と新用紙とを所定の
間隔をあけて対向するように案内して、対向する新用紙
と旧用紙とを一対の押圧部材により押圧すると、一方の
押圧部材に吸着され、且つ新用紙の先端部に予め接着さ
れた接着材料により、新用紙の先端部と旧用紙とを接着
でき、その後、新用紙と切断された旧用紙とを一対の回
動部材で挟持しながら回動すると、一方の回動部材に吸
着された接着材料により、切断された旧用紙の末端部と
新用紙とを接着できる。このようにして、用紙を連続し
て搬送する連続紙搬送装置を停止させることなく旧用紙
と新用紙とを容易に接続できるので、旧用紙から新用紙
へ移行する作業時間が短縮されて、且つ作業人員も削減
できるために、作業効率が大幅に向上されると共に、製
品のトータルコストが削減する。
【0041】請求項2に記載した紙接続装置に係る発明
によれば、一対の第1ストッパ部材と第2ストッパ部材
との間の旧用紙及び新用紙のそれぞれには弛みが生じな
いので、切断部で確実に旧用紙を切断できると共に、一
方の回動部材に吸着された接着部材により、確実に旧用
紙の末端部と新用紙とを接着でき、一方の押圧部材に吸
着された接着部材により、確実に新用紙の先端部と旧用
紙とを接着することができる。
【0042】請求項3に記載した紙接続装置に係る発明
によれば、切断部により切断された旧用紙の末端部に位
置揃え部材の空気噴射開口から空気を噴射させ、旧用紙
の末端部の姿勢を保持するので、旧用紙の末端部は、他
部材と干渉することなく、スムーズに一対の回動部材に
導かれ押圧される。
【0043】請求項4に記載した紙接続装置に係る発明
によれば、一対の押圧部材の押圧部で新用紙と旧用紙と
を押圧した後、一対の押圧部材が離間する際、一対のセ
ンター寄せ部材が各押圧部材より新旧用紙側に突出し
て、この接着された新用紙の先端部と旧用紙とを中央の
位置で両側から挟むように移動するので、この新旧用紙
をすみやかに各押圧部材から離脱させると共に、中央の
位置に揃えることができる。
【0044】請求項5に記載した紙接続装置に係る発明
によれば、旧用紙の末端部と新用紙とを接着し、更に旧
用紙と新用紙の先端部とを接着して、旧用紙と新用紙と
を2箇所の位置で接着するので、複数に重ねられ脆弱な
新旧用紙でも確実に接続することができる。
【0045】請求項6に記載した紙接続方法に係る発明
によれば、旧原反ロールから旧用紙が連続して供給され
ている状態で、一対の押圧部材により新用紙の先端部と
旧用紙とを押圧して、一方の押圧部材に吸着された接着
材料により新用紙の先端部と旧用紙とを接着でき、同時
に旧原反ロールから送給される旧用紙を切断して、その
後、旧用紙の末端部と新用紙とを一対の回動部材で挟持
しながら回動して、一方の回動部材に吸着された接着材
料により旧用紙の末端部と新用紙とを接着できる。この
ようにして、終了直前の旧原反ロールから旧用紙が連続
して供給されている状態を停止することなく旧用紙と新
用紙とを接続し、容易に旧用紙から新用紙へ移行できる
ので、作業時間が短縮され、作業効率が向上すると共
に、製品のトータルコストを低減することができる。
【0046】請求項7に記載した紙接続方法に係る発明
によれば、新用紙の先端部と旧用紙とをエンボス加工に
より押圧して強固に固着すると同時に、新用紙の先端部
と旧用紙とを接着部材により接着するので、確実に新用
紙の先端部と旧用紙とを接着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係る紙接続装置
を示す正面図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係る紙接続装置
の構成部品である位置揃え部材を示す斜視図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態に係る紙接続装置
の構成部品である回動部材を示す斜視図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態に係る紙接続装置
の構成部品である押圧部材を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態に係る紙接続装置
の構成部品である切断部を示す図であり、(a)は側面
図であり、(b)はA方向から見た図である。
【図6】図6は、新用紙の先端部に接着テープを接着し
た状態を示す斜視図である。
【図7】図7は、本発明の実施の形態に係る紙接続装置
の構成部品である各シリンダを作動させて新用紙及び旧
用紙の流れを停止した状態を示す正面図である。
【図8】図8は、本発明の実施の形態に係る紙接続装置
の構成部品である押圧部材により新用紙の先端部と旧用
紙とを押圧及び接着した状態を拡大して示す断面図であ
る。
【図9】図9は、本発明の実施の形態に係る紙接続装置
の構成部品である押圧部材で新旧用紙を押圧した直後の
押圧部材及びセンター寄せ部材の位置関係を示す正面図
である。
【図10】図10は、本発明の実施の形態に係る紙接続
装置の構成部品である押圧部材により新用紙の先端部と
旧用紙とを接着テープで接着された状態を示す正面図で
ある。
【図11】図11は、本発明の実施の形態に係る紙接続
装置の構成部品である押圧部材で新旧用紙を押圧した後
の紙接続装置の状態を示す正面図である。
【図12】図12は、本発明の実施の形態に係る紙接続
装置の構成部品である押圧部材で新旧用紙を押圧した後
の回動部材と位置揃え部材の状態を示す正面図である。
【図13】図13は、図11で示した本発明の実施の形
態に係る紙接続装置の状態から所定の時間が経過した紙
接続装置の状態を示す正面図である。
【図14】図14は、図13のB部を拡大して示す正面
図である。
【図15】図15は、図13で示した本発明の実施の形
態に係る紙接続装置の状態から更に時間が経過した紙接
続装置の状態を示す正面図である。
【図16】図16は、本発明の実施の形態に係る紙接続
装置により接着された新用紙と旧用紙との接続状態を示
す正面図である。
【図17】図17は、2枚に重ねられた新用紙と2枚に
重ねられた旧用紙とを接着テープにより1箇所で接着す
る状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 紙接続装置 2、3 位置揃え部材 2a、3a 空気噴射開口 4、5 回動部材 4b、5b 吸着部 6、7 押圧部材 6a、7a 押圧部本体 6b、7b 吸着部 6f、7f 押圧面 6g、7g エンボス爪 6h、7h 凹部 8、9 切断部 8d、9d カッタ 10、11 第1ストッパ部材 12、13 センター寄せ部材 14 第2ストッパ部材 30 接着テープ 51 旧原反ロール 52 新原反ロール 55 旧用紙 56 新用紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旧原反ロールから連続して送給される旧用
    紙と、新原反ロールから連続して送給される新用紙の先
    端部とを用紙供給ライン上で接続する紙接続装置におい
    て、 該紙接続装置は、前記用紙供給ラインの上流側から下流
    側に沿って、前記旧用紙を切断する切断部と、前記旧用
    紙と前記新用紙とが対向して流れるように案内する一対
    の位置揃え部材と、該一対の位置揃え部材を通過した前
    記旧用紙の末端部と前記新用紙とを接着する接着部材を
    吸着する吸着部を備えると共に前記新旧用紙を挟持して
    回動するように近接・遠退自在の一対の回動部材と、該
    一対の回動部材を通過した前記旧用紙と前記新用紙を押
    圧して固着するエンボス加工部を備えた押圧部及び前記
    旧用紙と前記新用紙の先端部とを接着する接着部材を吸
    着する吸着部を備えた近接・遠退自在の一対の押圧部材
    と、を具備することを特徴とする紙接続装置。
  2. 【請求項2】前記切断部の上流側に一対の第1ストッパ
    部材を備えると共に、前記一対の押圧部材の下流側に第
    2ストッパ部材を具備することを特徴とする請求項1に
    記載の紙接続装置。
  3. 【請求項3】前記一対の位置揃え部材には、複数の空気
    噴射開口が形成されており、前記切断部により切断され
    た前記旧用紙の末端部の姿勢を保持するように、前記複
    数の空気噴射開口から前記旧用紙の末端部に向けて空気
    を噴射することを特徴とする請求項1または2に記載の
    紙接続装置。
  4. 【請求項4】前記一対の押圧部材の上流側に、前記新旧
    用紙を押圧して固着した後、前記一対の押圧部材が離間
    する際に、前記新旧用紙側に突出する一対のセンター寄
    せ部材を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の紙接続装置。
  5. 【請求項5】前記新旧用紙は、複数枚重ねの脆弱な用紙
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の紙接続装置。
  6. 【請求項6】旧原反ロールから連続して送給される旧用
    紙と、新原反ロールから連続して送給される新用紙の先
    端部とを用紙供給ライン上で接続する紙接続方法におい
    て、 前記旧原反ロールから前記旧用紙が連続して供給してい
    る状態で、 前記旧用紙の末端部を前記新用紙に接着する接着部材を
    用紙供給ライン上流側に配置した回動部材の吸着部に吸
    着すると共に、前記新用紙の先端部に接着させた接着部
    材を用紙供給ラインの下流側に配置した押圧部材の吸着
    部に吸着保持し、その後、新旧用紙の供給を一時的に停
    止して、前記旧原反ロールから連続して送給される前記
    旧用紙を切断し、さらに、前記新原反ロールから連続し
    て送給される前記新用紙の先端部を前記旧用紙に接着し
    て固着した後に、前記回動部材を回動させて前記旧用紙
    の末端部を前記新用紙に接着することを特徴とする紙接
    続方法。
  7. 【請求項7】前記新原反ロールから連続して送給される
    前記新用紙の先端部を前記旧用紙に接着して固着する工
    程は、前記新原反ロールの先端部に接着させた前記接着
    部材を前記旧用紙に接着する工程と、前記新用紙と前記
    旧用紙とをエンボス加工により固着する工程を含むこと
    を特徴とする請求項6に記載の紙接続方法。
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