JP2003252477A - 原稿搬送装置及び該装置を備えた画像読取装置 - Google Patents

原稿搬送装置及び該装置を備えた画像読取装置

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JP2003252477A
JP2003252477A JP2002054988A JP2002054988A JP2003252477A JP 2003252477 A JP2003252477 A JP 2003252477A JP 2002054988 A JP2002054988 A JP 2002054988A JP 2002054988 A JP2002054988 A JP 2002054988A JP 2003252477 A JP2003252477 A JP 2003252477A
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Masahiro Shirai
雅浩 白井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿搬送装置において、原稿の間隔を広げる
ことなく読み取りの終了した原稿を容易に引き出すこと
ができるようにする。 【解決手段】 画像読取装置34は、原稿を読み取る密
着型イメージセンサ8,9に原稿を送り込む駆動ローラ
7b及び駆動ローラに対して従動回転する従動ローラ7
cを有する上流側搬送ローラ対7と、密着型イメージセ
ンサから原稿を搬出する駆動ローラ12b及び駆動ロー
ラに対して従動回転する従動ローラ12cを有する上流
側搬送ローラ対と、下流側搬送ローラ対12の駆動ロー
ラを回転させる原稿搬送用モータ18とこの駆動ローラ
12bとの間に設けられて、駆動ローラに原稿を搬送す
る方向の原稿搬送用モータの回転力を伝達し、かつ駆動
ローラに原稿を搬送する方向の回転力が加わったとき回
転力による駆動ローラの回転を許容するワンウェイクラ
ッチ30と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取る画
像読取手段に原稿を送り込んで、原稿の搬送を継続して
読み取り終えた原稿を画像読取手段から搬出する原稿搬
送方式の原稿搬送装置と、この原稿搬送装置を装置本体
に装置の構成要素として組み込まれた画像読取装置とに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のような原稿搬送方式の原稿
搬送装置を装備した画像読取装置は、ファクシミリ、ス
キャナ、複写機、及びこれらの複合機等として知られて
いる。通常、この原稿搬送方式の原稿搬送装置は、一般
に、画像読取位置の前後に搬送ローラ対を配設した構成
になっている。
【0003】図5は、従来の原稿搬送装置を装置本体に
備えた画像読取装置の原稿搬送方向に沿った概略断面図
である。図5において、画像読取装置100は、ドキュ
メントスキャナであり、原稿に形成してある画像を読み
取る画像読取手段である密着型イメージセンサによって
原稿の画像を読み取る装置である。
【0004】画像読取装置100の構成を説明する。原
稿供給トレイ101は、原稿Pが積載されるようになっ
ている。原稿供給ローラ102は、原稿供給トレイ10
1上の原稿を装置本体内に送り込むローラである。リタ
ードローラ103は、原稿供給ローラ102によって装
置本体内に送り込む原稿を1枚ずつに分離するローラで
ある。
【0005】上流側搬送ローラ対104は、原稿供給ロ
ーラ102によって装置本体内に送り込まれた原稿を密
着型イメージセンサ105に送り込むローラ対である。
画像読取手段である密着型イメージセンサ105は、原
稿の画像を読み取るようになっている。
【0006】下流側搬送ローラ対106は、密着型イメ
ージセンサ105によって画像を読み取られた原稿を密
着型イメージセンサ105から装置本体の外部に搬出す
るローラ対である。原稿排出トレイ107は、排出され
た原稿を受け止めるトレイである。
【0007】密着型イメージセンサ105は、焦点深度
が浅い。このため、密着型イメージセンサ105の画像
読取位置Aに対向して、プラテンローラ108を設置し
てある。したがって、このプラテンローラ108が原稿
Pを密着型イメージセンサ105のコンタクトガラス1
05a面に押圧することになり、密着型イメージセンサ
105は、原稿の画像の読み取りを良好に行うことがで
きる。また、上流側搬送ローラ対104と密着型イメー
ジセンサ105との間には、原稿Pの通過を検知する原
稿通過検知センサ109を配設してある。
【0008】次に、画像読取装置100の動作を説明す
る。画像を形成した面を下向きにして原稿供給トレイ1
01にセットした複数枚の原稿Pは、最下位の原稿から
1枚ずつ、原稿供給ローラ102とリタードローラ10
3とによって分離されて、上流側搬送ローラ対104へ
搬送される。さらに、原稿Pは、上流側搬送ローラ対1
04によりプラテンローラ108、及びこれと対向する
密着型イメージセンサ105の画像読取位置Aに送り込
まれて、密着型イメージセンサ105によって、画像が
読み取られる。その後、原稿は、下流側搬送ローラ対1
06によって原稿排出トレイ107に順次排出されて積
載される。
【0009】ところで、この画像読取装置100は、原
稿供給ローラ102と、搬送ローラ対104,106に
原稿を搬送する速度に差を設けることによって、原稿と
原稿との間に間隔(原稿間隔)が生じるようにしてい
る。すなわち、原稿供給ローラ102と上流側搬送ロー
ラ対104とのローラ間距離に応じて、原稿供給ローラ
102の回転周速度を上流側搬送ローラ対104及び下
流側搬送ローラ対106の回転周速度よりも遅く設定す
ることによって、所定の原稿間隔が得られるようにして
いる。
【0010】しかし、原稿供給ローラ102によって搬
送された原稿Pが、上流側搬送ローラ対104に到達し
た後、相対的な速度差によって各ローラ102,10
3,104による原稿Pの引っ張り合いが生じることが
ある。このため、原稿供給ローラ102は、駆動軸10
2aにワンウェイクラッチ110を介して設けてある。
このワンウェイクラッチ110によって、原稿供給ロー
ラ102が原稿に引かれて原稿に連れ回りし、速度差を
吸収することになる。
【0011】したがって、画像読取装置100は、原
稿、あるいは装置の駆動系に大きな負荷が加わることが
ないようにしてある。しかも、従来の画像読取装置10
0は、原稿供給ローラ102の駆動をON/OFFし
て、原稿間隔を生じるようにする高価な電磁クラッチ等
を使用することなく、安価なワンウェイクラッチ100
を使用して、簡単な構成で原稿間隔が生じるようにして
いるので、小型で低コストにすることができる。これら
の理由によって、従来の画像読取装置には、上記の構成
が一般的に採用されている。
【0012】また、通常、ドキュメントスキャナの場合
には、原稿供給トレイ101にセットした複数枚の原稿
を連続して読み取る連続スキャンモードと、1枚ずつ読
み取る頁スキャンモードとを、ユーザが使い勝手に応じ
て選択することができるようになっている。頁スキャン
モードは、1枚ずつ原稿を読み取った後で、スキャンし
たオリジナル原稿と、読み取られてモニタ上に表示され
たスキャン画像とを見比べて内容を確認する必要がある
ときなどに使用される。
【0013】なお、以上の構成において、上流側搬送ロ
ーラ対104、下流側搬送ローラ対106等は、原稿搬
送装置111を形成している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像読取装
置は、連続スキャンモードの場合、短い時間でより多く
の原稿を読み取ることができるのが望ましい。そのた
め、画像読取装置は、同じ搬送速度で原稿を搬送する場
合、原稿間隔をできるだけ詰めて搬送するのが好まし
い。
【0015】しかし、頁スキャンモードの場合、画像読
取装置は、最初の原稿を読み取った時点で、次の原稿が
読み取られる前に、全体の原稿の搬送を一旦停止するよ
うになっている。すなわち、画像読取装置は、図5にお
いて最初の原稿P1の後端が密着型イメージセンサ10
5の画像読取位置を通過した時点で、次の原稿P2の先
端を原稿通過検知センサ109によって検知した検知信
号に基づいて、両方の原稿P1、P2の搬送を一旦停止
するようになっている。
【0016】ユーザは、両方の原稿P1、P2が一旦停
止している間に、スキャンしたオリジナル原稿である最
初の原稿P1と、読み取られてモニタ上に表示されたス
キャン画像とを見比べて内容を確認する。ユーザは、内
容の確認を終了すると、不図示のスキャンボタンを押し
て、原稿の搬送を再開させる。なお、読み終えた最初の
原稿P1は、一旦停止させることなくそのまま排出して
もよいが、画像読取装置の小型化、コストダウン化を図
るため、各ローラを回転させる駆動モータに共通のモー
タを使用しているため、各ローラを同時に停止しなけれ
ばならない。この結果、画像読取装置は、下流側搬送ロ
ーラ対106の回転も停止させなければならず、読み終
えた最初の原稿P1を停止している。
【0017】この頁スキャンモードの場合、原稿間隔を
広く設定してあれば、画像読取装置100は、最初の原
稿P1を下流側搬送ローラ対106によって完全に原稿
排紙トレイ107に排出することができる。しかし、原
稿間隔を狭く設定してあると、画像読取装置100は、
図5に示すように原稿P1の後端を下流側搬送ローラ対
106で挟んだ状態で停止することになる。
【0018】この状態で、ユーザが原稿P1を引き出そ
うとすると、原稿P1が破損することがあった。また、
駆動系が連れ回りを起こして、次の原稿P2の停止(待
機)位置にずれが生じて、画像の読み取りに狂いが生じ
るおそれがあった。
【0019】また、原稿搬送路の短い小型の画像読取装
置は、頁スキャンモードに限らず、原稿の搬送中に画像
読取位置において何らかの原因で原稿の詰まり(ジャ
ム)や、搬送不良が発生して、原稿を搬送できなくなる
ことがあった。このような場合、ユーザは、装置本体を
開閉してジャム処理をする必要があるが、装置本体の開
閉に手間を要するため、途中まで排出された原稿を引っ
張って取り出すことが多かった。この場合も、原稿や駆
動系に無理な負荷が加わって原稿や装置が損傷する恐れ
があった。
【0020】さらに、従来の画像読取装置は、安定した
読取画像を得るため、画像読取位置の前後に配設した上
流側搬送ローラ対と下流側搬送ローラ対との回転周速度
が同一になるように、上流側搬送ローラ対と下流側搬送
ローラ対とを駆動することが望ましい。しかし、実際に
は、上流側搬送ローラ対と下流側搬送ローラ対とのロー
ラの外径には、製造上の公差が存在するため、微妙に両
者の回転周速度にずれが生じることがあった。
【0021】図6に示すように、下流側搬送ローラ対1
06の回転周速度が上流側搬送ローラ対104の回転周
速度よりも遅くなった状態で、特に、厚みが厚くて腰の
強い原稿Pの先端が下流側搬送ローラ対106に突入し
たとき、上流側搬送ローラ対104と下流側搬送ローラ
対106との回転周速度差が抵抗になって、原稿Pの先
端部が、挫屈したり、駆動系に対する衝撃や負荷が増大
したりすることがある。この結果、画像読取装置は、読
取画像に部分的な画像伸びやブレが顕著になって現れて
画像品位を低下させるという問題があった。
【0022】本発明は、原稿の間隔を広げることなく読
み取りの終了した原稿を容易に引き出すことができるよ
うになった原稿搬送装置と、この原稿搬送装置を備え
て、原稿のジャム処理の場合においても、ジャム原稿を
装置の排出口から原稿や装置に損傷を与えることなく容
易に取り出せる画像読取装置とを提供することを目的と
している。
【0023】本発明は、回転体対であるローラの外径寸
法の許容誤差を多くして、ローラの製造コストを低減す
ることができると同時に、上流側回転体対である上流側
搬送ローラ対と下流側回転体対である下流側搬送ローラ
対に回転周速度差が生じた場合でも、原稿の搬送を安定
して搬送できる原稿搬送装置と、この原稿搬送装置を備
えて、読み取り画像の画像伸びやブレを防止することの
できるコンパクトな画像読取装置とを提供することを目
的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像読取装置は、原稿を読み取る原稿読取
手段に前記原稿を送り込む駆動回転体及び該駆動回転体
に対して従動回転する従動回転体を有する上流側回転体
対と、前記原稿読取手段から前記原稿を搬出する駆動回
転体及び該駆動回転体に対して従動回転する従動回転体
を有する下流側回転体対と、前記下流側回転体対の駆動
回転体を回転させる駆動源と該駆動回転体との間に設け
られて、該駆動回転体に前記原稿を搬送する方向の該駆
動源の回転力を伝達し、かつ該駆動回転体に前記原稿を
搬送する方向の回転力が加わったとき該回転力による該
駆動回転体の回転を許容する下流側一方向回転力伝達手
段と、を備えている。
【0025】本発明の原稿搬送装置は、前記上流側回転
体対の駆動回転体を回転させる駆動源と該駆動回転体と
の間に設けられて、該駆動回転体に前記原稿を搬送する
方向の該駆動源の回転力を伝達し、かつ該駆動回転体に
前記原稿を搬送する方向の回転力が加わったとき該回転
力による該駆動回転体の回転を許容する上流側一方向回
転力伝達手段を備えている。
【0026】本発明の原稿搬送装置の前記上流側回転体
対の駆動源と、前記下流側回転体対の駆動源とは、共通
の駆動源である。
【0027】本発明の原稿搬送装置の前記上流側回転体
対の駆動回転体と、前記下流側回転体対の駆動回転体
は、径が同一のローラである。
【0028】上記目的を達成するため、本発明の画像読
取装置は、原稿を読み取る原稿読取手段と、前記原稿読
取手段に原稿を送り込み、かつ前記原稿読取手段から原
稿を搬出する原稿搬送装置と、を備え、前記原稿搬送装
置は、上記いずれか1つの原稿搬送装置である。
【0029】上記目的を達成するため、本発明の画像読
取装置は、原稿を読み取る原稿読取手段と、前記原稿読
取手段に原稿を送り込み、かつ前記原稿読取手段から原
稿を搬出する原稿搬送装置と、を備え、前記原稿搬送装
置は、上記いずれか1つの原稿搬送装置であって、前記
原稿搬送装置の下流側回転体対は、原稿排出部の近傍に
配設してある。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の原稿搬
送装置と、この原稿搬送装置を装置本体に備えた画像読
取装置とを図に基づいて説明する。
【0031】図1は、本発明の実施形態の画像読取装置
の外観斜視図である。図2は、原稿搬送装置を装置本体
に備えた図1に示す画像読取装置を原稿搬送方向に沿っ
て破断した画像読取装置の断面概略図である。
【0032】図1と図2とに示すように、画像読取装置
1の原稿供給口2の上方には、原稿供給トレイ3が垂直
に近い角度で配設してある。原稿Pは、ユーザによっ
て、原稿供給トレイ3に表面を下向きにセットされる。
そして、操作部のスタートボタン4が押されて、読み取
り開始命令が出されると、原稿供給ローラ5とリタード
ローラ6は図3、図4に示す原稿搬送用モータ18によ
って回転し始める。原稿供給ローラ5は、原稿Pを装置
本体16の内部に引き込む方向に原稿搬送用モータ18
の回転力を与えられる。リタードローラ6は、該ローラ
6に連結した図4に示すトルクリミッタ31によって所
定のトルクで原稿Pを押し戻す方向に原稿搬送用モータ
18の回転力を与えられる。
【0033】原稿供給ローラ5とリタードローラ6との
ニップに原稿Pが1枚だけ進入した場合、リタードロー
ラ6は原稿Pと連れ回りする。このため、原稿Pは、原
稿供給ローラ5の回転力によって上流側搬送ローラ対7
に送られる。しかし、原稿供給ローラ5とリタードロー
ラ6とのニップに複数枚の原稿Pが同時に進入した場
合、リタードローラ6は、原稿Pの搬送方向とは反対の
方向へ回転して、原稿供給ローラ5と接していない2枚
目以降の原稿Pを原稿供給トレイ3に押し戻す。そし
て、リタードローラ6は、原稿Pが1枚目のみになる
と、その原稿Pの搬送に合わせて連れ回りを開始する。
このようにして、原稿Pは、リタードローラ6によるリ
タード分離によって、1枚ずつに分離されて、上流側搬
送ローラ対7へと給送される。
【0034】上流側搬送ローラ対(上流側回転体対)7
は、図3、図4に示す原稿搬送用モータ18によって回
転する駆動ローラ(駆動回転体)7bと、この駆動ロー
ラ7bに直接或いは原稿を介して接触して、駆動ローラ
7bの回転にともなって従動回転する従動ローラ(従動
回転体)7cとを有している。
【0035】原稿Pは、上流側搬送ローラ対7によって
一定の速度で上流側密着型イメージセンサ8に搬送され
る。本実施形態の画像読取装置1は、原稿の両面に形成
してある画像を読み取るため、画像読取手段である一対
の密着型イメージセンサ8,9を、原稿搬送路17の両
側に、各密着型イメージセンサ8,9の読取面32a,
33aが原稿搬送路17に対向するように配設してあ
る。このような配置において、まず、上流側密着型イメ
ージセンサ8が原稿Pの裏面の画像を読み取る。次い
で、下流側密着型イメージセンサ9が原稿Pの表面の画
像を読み取る。
【0036】密着型イメージセンサ8,9の各読取位置
Aの対向側には、各々プラテンローラ10,11が近接
して設置してある。プラテンローラ10,11は、その
外周面が密着型イメージセンサ8,9の読取面(コンタ
クトガラス32,33の表面)32a,33aに対し
て、直接接触することなく所定の間隔を保てるように配
設してある。この間隔を保持してあるのは、コンタクト
ガラス32,33の表面が汚れたり、表面に傷が付いた
りしないようにするためと、プラテンローラ10,11
と、コンタクトガラス32,33との接触摩擦によるプ
ラテンローラ10,11の回転負荷の増大を防ぐためで
ある。
【0037】なお、原稿の片面だけを読み取る形式の画
像読取装置の場合では、読み取る画像に対向する密着型
イメージセンサのみ設けてあればよい。したがって、密
着型イメージセンサは、必ず1対設ける必要がない。
【0038】本実施形態の画像読取装置1は、原稿搬送
路17を屈曲して装置を小型にするため、下流側密着型
イメージセンサ9を、読取面33aが原稿搬送方向に対
して、所定の角度だけ傾いた位置に配置してある。下流
側密着型イメージセンサ9の読取位置Aを通過した原稿
Pの先端部は、プラテンローラ11の外周面に沿って搬
送方向を切り換えて、下流側搬送ローラ対12へ搬送さ
れる。
【0039】下流側搬送ローラ対(下流側回転体対)1
2は、図3、図4に示す原稿搬送用モータ18によって
回転する駆動ローラ(駆動回転体)12bと、この駆動
ローラ12bに直接或いは原稿を介して接触して、駆動
ローラ12bの回転にともなって従動回転する従動ロー
ラ(従動回転体)12cとを有している。
【0040】原稿Pは、原稿搬送路17の原稿排出端に
設けた排出ローラ対である下流側搬送ローラ対12によ
って、画像読取装置1の排出口13の下方に配置した原
稿排出トレイ14に排出される。2枚目以降の原稿Pも
同様にして原稿排出トレイ14に排出される。原稿P
は、原稿供給トレイ3にセットされたときと同一の順序
で原稿排出トレイ14に積載される。
【0041】図3は、本実施形態における画像読取装置
1の装置本体16に、画像読取装置1の構成要素として
組み込んだ原稿搬送装置34の原稿搬送の駆動系を示す
図である。図4は、図3に示す原稿搬送装置34の駆動
系の要部の斜視図である。図3、図4に示すように、原
稿搬送用モータ18のモータギア19は、ギア列20に
よって、下流側搬送ローラ対12の駆動ローラ12bの
ローラ軸12aに固定した駆動ギア21と、プラテンロ
ーラ10,11の軸10a,11aに固定した駆動ギア
22,23と、上流側搬送ローラ対7の駆動ローラ7b
のローラ軸7aに固定した駆動ギア24と、および原稿
供給ローラ5のローラ軸5aに固定した駆動ギア25と
に連結してあり、原稿搬送用モータ18の回転力を各ロ
ーラ12b,10,11,7bに回転力を伝達するよう
になっている。なお、歯車列20の代わりにベルトを使
用してもよい。
【0042】原稿供給ローラ5のローラ軸5aに固定し
た駆動ギア25の回転力は、さらにギア26およびリタ
ードローラ6の軸6aに固定した駆動ギア27によって
軸6aに伝達される。この結果、リタードローラ6の内
部に装着したトルクリミッタ31を介して、リタードロ
ーラ6が回転する。
【0043】また、原稿と原稿の間に間隔(原稿間隔)
が生じるようにするため、原稿供給ローラ5の回転周速
度は、上流側搬送ローラ対7と、プラテンローラ10,
11と、下流側搬送ローラ対12との回転周速度よりも
遅く設定してある。しかし、原稿供給ローラ5の駆動ギ
ア25を、ワンウェイクラッチ28を介してローラ軸5
aに連結してあるので、原稿Pの先端部が上流側搬送ロ
ーラ対7に到達してから、原稿の後端部が原稿供給ロー
ラ5を抜け出るまで、原稿供給ローラ5は原稿Pと連れ
回りをする。
【0044】頁スキャンモードの場合、最初の原稿P1
の後端が下流側密着型イメージセンサ9(図2参照)の
読取位置Aを通過した時点で、次の原稿P2の先端が上
流側密着型イメージセンサ8の読取位置Aに到達する前
に、すなわち、次の原稿P2の先端が原稿通過検知セン
サ15によって検知された検知信号に基づいて、原稿の
搬送が一旦停止される。
【0045】したがって、原稿間隔の長さは、最初の原
稿P1の後端が下流側密着型イメージセンサ9の読取位
置Aを通過した時点で、次の原稿P2の先端が上流側密
着型イメージセンサ8の読取位置Aに到達しない程度の
長さが最低必要である。頁スキャンモードの場合、従来
例と同様に読み取りを終了した原稿P1の後端が下流側
搬送ローラ対12に挟まれた状態で停止する。
【0046】なお、読み終えた最初の原稿P1は、一旦
停止させることなくそのまま排出してもよいが、画像読
取装置1の小型化、コストダウンを図るため、1つの原
稿搬送用モータ18で各ローラ12b,10,11,7
bを回転するようになっているため、各ローラを同時に
停止しなければならず、この結果、下流側搬送ローラ対
12の回転も停止させなければならず、読み終えた最初
の原稿P1を下流側搬送ローラ対12に挟んだ状態で停
止させている。仮に、下流側搬送ローラ対12だけ、回
転を継続できるようにして最初の原稿P1を排出するよ
うにすると、下流側搬送ローラ対12専用のモータや、
駆動切換用のクラッチ手段等を別途設けなければなら
ず、その分、画像読取装置が大型化、コストアップにな
り好ましくない。
【0047】ここで、本実施形態の原稿搬送装置34に
おいて、上流側搬送ローラ対7の駆動ギア24はワンウ
ェイクラッチ29を介してローラ軸7aに連結してあ
る。同様に、下流側搬送ローラ対12の駆動ギア21は
ワンウェイクラッチ30を介してローラ軸12aに連結
してある。これにより、上流側搬送ローラ対7は原稿搬
送方向に回転駆動されるが、上流側搬送ローラ対7のロ
ーラ軸7aは原稿搬送方向に空転可能である。同様に、
下流側搬送ローラ対12は原稿搬送方向に回転駆動され
るが、下流側搬送ローラ対12のローラ軸12aは原稿
搬送方向に空転可能である。
【0048】したがって、読み取りが終了し、後端が下
流側搬送ローラ対12に挟まれた状態で停止した原稿を
排出口13から引き出しても、ローラ軸12aが空転す
るので、原稿や駆動系に無理な負荷が生じたり、駆動系
である歯車、ギア列20、及び原稿搬送用モータ18が
連れ回りを起して次の原稿の待機位置がずれたりするこ
とはない。
【0049】仮に、ワンウェイクラッチ30を設けてい
ないと、後端が下流側搬送ローラ対12に挟まれた状態
で停止した原稿を排出口13から引き出すと、下流側ロ
ーラ対12が回転して、その回転によって、ローラ軸1
2a、駆動系である歯車、ギア列20、及び原稿搬送用
モータ18が連れ回りを起して、上流側搬送ローラ対7
を回転させ、上流側搬送ローラ対7が原稿を送って、原
稿の待機位置がずれ、画像読み出し開始位置にずれを生
じさせることになる。
【0050】また、上流側搬送ローラ対7と下流側搬送
ローラ対12に挟まった位置で停止したジャム原稿を排
出口13から引き出して取り除くときも同様である。
【0051】なお、原稿が、上流側搬送ローラ対7と下
流側搬送ローラ対12に挟まった位置で停止することな
く、下流側搬送ローラ対12にのみ挟まって停止する場
合には、上流側搬送ローラ対7にワンウェイクラッチ2
9を設ける必要がなく、下流側搬送ローラ対12にのみ
ワンウェイクラッチ30を設けてもよい。
【0052】ところで、本実施形態の原稿搬送装置34
における上流側搬送ローラ対7と下流側搬送ローラ対1
2は同一外径にして、かつそれぞれの駆動ギア24,2
1のギア比を同一にして、原稿の搬送速度がほぼ同一に
なるようにしているが、ローラの外径の製造上の公差に
より、原稿搬送速度に差異が生じることがある。
【0053】例えば、下流側搬送ローラ対12の速度
が、上流側搬送ローラ対7の速度よりも速くなった場合
には、通常ローラ間で原稿の引っ張り合いが生じる。し
かし、上流側搬送ローラ対7の駆動ギア24に連結され
たワンウェイクラッチ29によって、ローラ軸7aが空
転し、速度差が吸収される。この結果、駆動系である歯
車、ギア列20、及び原稿搬送用モータ18に原稿の引
っ張り合いによる負荷が発生するようなことがない。ま
た、原稿の後端が上流側搬送ローラ対7を抜けるときの
駆動系の負荷変動を緩和することもできる。
【0054】逆に、下流側搬送ローラ対12の速度が、
上流側搬送ローラ対7の速度よりも遅くなった場合に
は、特に厚みが厚くて腰の強い原稿であると、原稿の先
端が下流側搬送ローラ対12のニップに突入したとき、
下流側搬送ローラ対12の回転速度差が抵抗となり、原
稿や駆動系に対する衝撃や負荷が増大する。しかし、下
流側搬送ローラ対12の駆動ギア21に連結されたワン
ウェイクラッチ30によって、ローラ軸12aが駆動ロ
ーラ12bとともに空転して、下流側搬送ローラ対12
が上流側搬送ローラ対7による原稿搬送速度で連れ回り
するので原稿や駆動系に対する衝撃や負荷を吸収するこ
とができる。
【0055】また、厚みが薄くて腰の弱い原稿の場合
は、上流側搬送ローラ対7と下流側搬送ローラ対12と
の間で、ループ(原稿の撓み)が発生することがある。
しかし、密着型イメージセンサ8,9の読取位置Aの対
向側に原稿規制手段であるプラテンローラ10,11を
配設してあるので読取画像が劣化することはない。
【0056】以上の構成の内、上流側搬送ローラ対(上
流側回転体対)7と、下流側搬送ローラ対(下流側回転
体対)12と、駆動系である歯車21,22,23,2
4,25と、歯車列20と、原稿搬送用モータ18、ワ
ンウェイクラッチ(上流側一方向回転力伝達手段)2
9、ワンウェイクラッチ(下流側一方向回転力伝達手
段)30等によって、原稿搬送装置34が構成されてい
る。
【0057】なお、本実施形態の画像読取装置1におい
て、プラテンローラ10,11は、上流側搬送ローラ対
7と下流側搬送ローラ対12と同じ回転周速度で回転す
るが、その外周面が密着型イメージセンサ8,9の読取
面(コンタクトガラス32,33の表面)32a,33
aに対して、直接接触することなく、所定の間隔を保っ
て保持されているため、原稿に対しては補助的な搬送力
のみを与えることになる。
【0058】また、密着型イメージセンサ8,9の読取
位置Aの対向面には、プラテンローラに限らず原稿規制
手段として圧板等を微小な押圧力で接触させておくよう
にしてもよい。
【0059】また、本実施形態の原稿搬送装置34にお
いて、ワンウェイクラッチ29,30をそれぞれ上流側
搬送ローラ対7、及び下流側搬送ローラ対12のローラ
軸7a,8aに連結した各駆動ギア24,21に一体に
設けたが、各駆動ローラ7b,12bとローラ軸7a,
8aとの間に設けてもよい。
【0060】本実施形態の原稿搬送装置34は、上記構
成によって、原稿の間隔を広げることなく読み取りの終
了した原稿を容易に引き出すことができる。
【0061】本実施形態の原稿搬送装置34は、上流側
搬送ローラ対7と下流側搬送ローラ対12における駆動
ローラ7b,12bの外径寸法公差の影響で駆動ローラ
7b,12bの回転周速度が異なり、原稿の搬送速度に
差が生じたとしても、上流側搬送ローラ対7と下流側搬
送ローラ対12との間で、原稿の引っ張り合いや、下流
側搬送ローラ対12に原稿が突入するときの抵抗、およ
び上流側搬送ローラ対7から原稿が離脱するときに駆動
系に与える負荷変動を抑制することができる。
【0062】本実施形態の画像読取装置1は、装置本体
16に読み取りの終了した原稿を容易に引き出すことが
できる原稿搬送装置34を備えているので、ジャム原稿
を装置本体16の排出口13から原稿や装置に損傷を与
えることなく容易に取り出すことができる。
【0063】また、下流側搬送ローラ対12を原稿搬送
路17の原稿排出端に設けることによって、コンパクト
な画像読取装置にすることができると同時に、原稿搬送
方向に対して原稿を引き出す際に負荷の発生を少なくす
ることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明の原稿搬送装置は、下流側一方向
回転力伝達手段を備えたので、原稿の間隔を広げること
なく読み取りの終了した原稿を容易に引き出すことがで
きる。
【0065】本発明の原稿搬送装置は、下流側回転体対
の駆動回転体と上流側回転体対の駆動回転体との外径寸
法の公差を大きくして、回転体の製造コストを低減する
ことができる。
【0066】本発明の画像読取装置は、上流側搬送回転
体対と下流側搬送回転体対との間で原稿の引っ張り合い
や、原稿のローラ進入時、およびローラ離脱時に駆動系
に与える負荷変動を抑制することができる原稿搬送装置
を備えているので、原稿の搬送を円滑に行って、読取画
像の部分的な画像伸びやブレを防止することができる。
【0067】本発明の画像読取装置は、下流側搬送回転
体対を原稿搬送路の原稿排出端に設けることによって、
コンパクトにすることができる。
【0068】本発明の画像読取装置は、排紙口から原稿
を引き出すとき、原稿に対する負荷の発生や待機原稿の
位置ズレを防止することが出来る原稿搬送装置を備えて
いるので、上流側搬送回転体対と下流側搬送回転体対と
の駆動源を共通にしても、画像の読み取りに影響を受け
ることなく、原稿を正確に読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像読取装置の外観斜視図
である。
【図2】原稿搬送装置を装置本体に備えた図1に示す画
像読取装置を原稿搬送方向に沿って破断した画像読取装
置の断面概略図である。
【図3】本実施形態における画像読取装置の装置本体
に、画像読取装置の構成要素として組み込んだ原稿搬送
装置の原稿搬送の駆動系を示す図である。
【図4】図3に示す駆動系の要部の斜視図である。
【図5】従来の原稿搬送装置を装置本体に備えた画像読
取装置の原稿搬送方向に沿った概略断面図である。
【図6】図5に示す、従来の原稿搬送装置において、問
題点を説明するための図である。
【符号の説明】
P 原稿 P1 最初の原稿 P2 次の原稿 A 読取位置 1 画像読取装置 7 上流側搬送ローラ対(上流側回転体対) 7a 上流側搬送ローラ対のローラ軸 7b 駆動ローラ(駆動回転体) 7c 従動ローラ(従動回転体) 8 上流側密着型イメージセンサ(原稿読取手段) 9 下流側密着型イメージセンサ(原稿読取手段) 12 下流側搬送ローラ対(下流側回転体対) 12a 下流側搬送ローラ対のローラ軸 12b 駆動ローラ(駆動回転体) 12c 従動ローラ(従動回転体) 13 排出口(原稿排出部) 15 原稿通過検知センサ 16 装置本体 17 原稿搬送路 18 原稿搬送用モータ(駆動源) 29 ワンウェイクラッチ(上流側一方向回転力伝
達手段) 30 ワンウェイクラッチ(下流側一方向回転力伝
達手段) 34 原稿搬送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H108 AA14 CA01 CB01 3F049 AA10 DA11 DA12 EA02 LA02 LA05 LA07 LB02 5C062 AA02 AA05 AB17 AB32 AC11 AD06 BA01 5C072 AA01 BA02 BA17 EA07 NA01 WA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る原稿読取手段に前記原稿
    を送り込む駆動回転体及び該駆動回転体に対して従動回
    転する従動回転体を有する上流側回転体対と、 前記原稿読取手段から前記原稿を搬出する駆動回転体及
    び該駆動回転体に対して従動回転する従動回転体を有す
    る下流側回転体対と、 前記下流側回転体対の駆動回転体を回転させる駆動源と
    該駆動回転体との間に設けられて、該駆動回転体に前記
    原稿を搬送する方向の該駆動源の回転力を伝達し、かつ
    該駆動回転体に前記原稿を搬送する方向の回転力が加わ
    ったとき該回転力による該駆動回転体の回転を許容する
    下流側一方向回転力伝達手段と、 を備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記上流側回転体対の駆動回転体を回転
    させる駆動源と該駆動回転体との間に設けられて、該駆
    動回転体に前記原稿を搬送する方向の該駆動源の回転力
    を伝達し、かつ該駆動回転体に前記原稿を搬送する方向
    の回転力が加わったとき該回転力による該駆動回転体の
    回転を許容する上流側一方向回転力伝達手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記上流側回転体対の駆動源と、前記下
    流側回転体対の駆動源とは、共通の駆動源であることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記上流側回転体対の駆動回転体と、前
    記下流側回転体対の駆動回転体は、径が同一のローラで
    あることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載の原稿搬送装置。
  5. 【請求項5】 原稿を読み取る原稿読取手段と、 前記原稿読取手段に原稿を送り込み、かつ前記原稿読取
    手段から原稿を搬出する原稿搬送装置と、を備え、 前記原稿搬送装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の原稿搬送装置であることを特徴とする画像読取装
    置。
  6. 【請求項6】 原稿を読み取る原稿読取手段と、 前記原稿読取手段に原稿を送り込み、かつ前記原稿読取
    手段から原稿を搬出する原稿搬送装置と、を備え、 前記原稿搬送装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の原稿搬送装置であって、 前記原稿搬送装置の下流側回転体対は、原稿排出部の近
    傍に配設してあることを特徴とする画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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