JP2003252397A - フレキシブルコンテナー - Google Patents
フレキシブルコンテナーInfo
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Abstract
いフレキシブルコンテナーの提供。 【解決手段】一軸延伸された熱可塑性樹脂線条体6から
なり、導電性線条体7が配設された布状体2を袋状に形
成した外袋3と、導電性合成樹脂からなり、外袋3の内
面に添設さた内層体9とを有し、下部に閉鎖自在の開口
4を形成すると共に、上部に導電性線条体7が配設され
た吊りベルト5が連設され、かつ、外袋3の導電性線条
体7と吊りベルト5の導電性線条体7とが電気的に接合
されて外袋3と吊りベルト5の吊り部5aが電気的に結
合されてなることを特徴とするフレキシブルコンテナ
ー。
Description
等の移送に使用されるフレキシブルコンテナーに関す
る。さらに詳しくは、静電気の発生が少なく異物の混入
の少ないフレキシブルコンテナー関する。
粉粒体の移送には、織布、ターポリン等の布状体で構成
されたフレキシブルコンテナーが広く使用されている。
すように、布状体21で形成された袋本体22の下部、
又は、下部と上部に移送物を充填、排出するための開口
部23が形成され、上部には吊りベルト24が取り付け
られてクレーン等で吊り下げて作業ができるように形成
されており、フレキシブルコンテナー1は、可撓性の布
状体であることから、軽量で、強靭であり、衝撃に強い
特徴を有する。
下の開口部23から落下させると、合成樹脂ペレット
間、あるいは、合成樹脂ペレットとフレキシブルコンテ
ナー間に摩擦が生じ静電気が発生し易い問題がある。
ると、収容物がフレキシブルコンテナーに張付いて落下
せず、内部に残留するものが生じ、次の収容物に異物と
して混じることになり、商品の品質低下を招く原因とな
る。
電気の発生の少ないフレキシブルコンテナーの開発が要
請されていた。
性に優れ、かつ、静電気の発生のないフレキシブルコン
テナーを提供するものである。
決するために鋭意検討した結果なされたもので、具体的
には、一軸延伸された熱可塑性樹脂線条体からなり、導
電性線条体が配設された布状体を袋状に形成した外袋
と、導電性合成樹脂からなり、外袋の内面に添設さた内
層体とを有し、下部に閉鎖自在の開口を形成すると共
に、上部に導電性線条体が配設された吊りベルトが連設
され、かつ、外袋の導電性線条体と吊りベルトの導電性
線条体とが電気的に接合されて外袋と吊りベルトの吊り
部が電気的に結合されてなることを特徴とするフレキシ
ブルコンテナーを提供するものである。
塑性樹脂線条体を織成してなる上記のフレキシブルコン
テナー、布状体がテープ状の線条体を一方向に並列し、
その上に直交する方向に熱可塑性樹脂線条体を並列し、
両者の交点を接合してなる上記のフレキシブルコンテナ
ー、導電性線条体が5〜150mmの間隔にフレキシブ
ルコンテナーの縦方向に延びるように配設されてなる上
記のフレキシブルコンテナー、及び、導電性線条体が、
フレキシブルコンテナーの縦横方向に交差するように配
設されてなる上記のフレキシブルコンテナーを提供する
ものである。
細線である上記のフレキシブルコンテナー、導電性線条
体が導電性の熱可塑性樹脂線条体である上記のフレキシ
ブルコンテナー、布状体がテープ状の熱可塑性樹脂線条
体が織成され、かつ熱可塑性樹脂シートが積層されてな
る上記のフレキシブルコンテナー、布状体がテープ状の
線条体を一方向に並列しその上に直交する方向に熱可塑
性樹脂線条体を並列し、両者の交点を接合すると共に熱
可塑性樹脂シートを積層してなる上記のフレキシブルコ
ンテナー、布状体が高融点の合成樹脂からなる基層と低
融点の合成樹脂からなる表層との積層テープ状体によっ
て構成されてなる上記のフレキシブルコンテナー、及
び、導電性合成樹脂が導電性粉体が混練された熱可塑性
樹脂からなる上記のフレキシブルコンテナーを提供する
ものである。
は、図1に示すように、導電性線条体7が配設された布
状体2を袋状に形成した外袋3と、図4に示すように、
その内面に添設された導電性合成樹脂からなる内層体9
とによって構成される。
体2が袋状に形成され、図1に示すように、外袋3の下
部に収容物を充填、又は、排出するための閉鎖自在な開
口部4が形成される。
く、また、円形で全体として円筒状であってもよい。ま
た、開口部4は充填、排出を専用化して上部に充填用開
口部4bを設けると共に下部に排出用開口部4aを設け
ることもできる。
1をフック等を用いて吊り下げられるように吊りベルト
5、5が連設される。
熱可塑性樹脂線条体からなる可撓性のシート状体を総称
するものとし、一軸延伸された熱可塑性樹脂のモノフィ
ラメント、テープ、ヤーン、スプリットヤーン、短繊
維、長繊維等からなる熱可塑性樹脂線条体を用いて織布
とし、あるいは、多数の熱可塑性樹脂線条体を直交する
ように並設して、その交点を接合して交差結合布(ソ
フ)としたものを含むものである。その他編組物であっ
てもよい。
(A)に示すように、結晶性樹脂の単層であってもよ
く、また、図7(B)に示すように、基層10の片面に
接合層11が積層されたものであってもよく、また、図
7(C)に示すように、基層10の両面に接合層11を
積層したものであってもよい。更に図7(D)に示すよ
うにシースコア構造とすることができ、図7(E)に示
すようにサイドバイサイド構造とすることもできる。中
でも、図7(C)に示すように、テープ状基層10の両
面に低融点の接合層11を積層したものが望ましい。
るいは積層体の基層10を構成する合成樹脂としては、
延伸効果の大きい樹脂、一般には結晶性樹脂が用いら
れ、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・
プロピレン共重合体等のポリオレフィン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリ
エステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド等
を用いることができる。
ポリプロピレン等のポリオレフィンが望ましい。特に、
高密度ポリエチレンが望ましく、高密度ポリエチレンと
しては、密度が0.930〜0.970g/cm3、好
ましくは0.940〜0.960g/cm3、MFRが
0.2〜10.0g/10分、好ましくは0.3〜3.
0g/10分のものが好ましい。
状とされた後、熱可塑性樹脂線条体6間を接合し、ある
いは、布状体2と後述の導電性樹脂からなる内装体9と
を接合するもので、基層10を構成する合成樹脂より融
点が低く熱融着性の優れた合成樹脂が用いられる。
ン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステ
ル、ナイロン6、ナイロン66のポリアミド等を用いる
ことができ、基層10より低融点の合成樹脂が選択され
る。
れる合成樹脂には、目的に応じて各種の添加剤を添加す
ることができる。
等の酸化防止剤;ヒンダードアミン系等の光安定剤;ベ
ンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート
系等の紫外線吸収剤;帯電防止剤;ビスアミド系、ワッ
クス系、有機金属塩系等の分散剤;アミド系、有機金属
塩系等の滑剤;含臭素有機系、リン酸系、三酸化アンチ
モン等の難燃剤;有機顔料;無機顔料;無機充填剤、有
機充填剤;金属イオン系などの無機、有機抗菌剤等が挙
げられる。
10や接合層11の材料組成物を製造するいずれかの工
程で配合される。添加剤の配合は、従来の公知の二軸ス
クリュー押出機、バンバリーミキサー、ニーダーミキシ
ングロール等の混練装置を用いて所定割合に混合して、
これを溶融混練して調製してもよいし、高濃度のいわゆ
るマスターバッチを作製し、これを希釈して使用するよ
うにしてもよい。
積層フラットヤーン、又は、積層スプリットヤーンの成
形材料となる積層フィルムを成形する手段としては、予
め基層10となるフィルムと接合層11となるフィルム
を形成してドライラミネート法や熱ラミネート法を用い
て複層化する手段や、基層10となるフィルムの表面に
接合層11となる合成樹脂をコーティングする方法、予
め形成した基層10となるフィルムに接合層11を押出
ラミネートする方法、あるいは、多層共押出法によって
積層フィルムとして押出成形するなどの公知の手段から
適宜選択して用いることができるが、成形の容易さやコ
スト面、並びに、製品の各層間の接着性及び光透過性の
点では、多層共押出法によって基層10と接合層11の
積層体を一段で得る方法が望ましい。シースコア構造、
あるいは、サイドバイサイド構造については共押出法に
よるのが一般的である。
る手段としては、基層10となるフィルムを一軸方向に
延伸した後接合層11となる合成樹脂を積層し、これを
テープ状にスリットしてもよく、あるいは、基層10と
接合層11が積層された積層フィルムをスリットする
前、又は、スリットした後、一軸方向に延伸することに
よって得ることもできる。延伸倍率は通常3〜10倍程
度とされる。
制限はなく目的に応じて任意に設定することができる
が、一般的には、75〜10000デシテックス、糸幅
が0.3〜30mmの範囲が望ましい。こうして得られ
た一軸延伸フラットヤーンは、縦方向に小さな切れ目を
入れてスプリットヤーンとすることもでき、スプリット
ヤーンとすることによって風合い、手触りを改良するこ
とができる。また、熱可塑性樹脂線条体6としては、一
軸延伸されたモノフィラメントを使用することもでき
る。
ラ、テープ、ヤーン、スプリットヤーン、短繊維、長繊
維等の熱可塑性樹脂線条体6a、6bは、図8に示すよ
うに、平織り、綾織等の織布とし、また、図9に示すよ
うに、多数の熱可塑性樹脂線条体6aを一方向に並設
し、その上に直交する方向に多数の熱可塑性樹脂線条体
6bを並設して、その交点を接合した交差結合布(ソ
フ)とすることによって布状体2とされる。
2には、図1に示すように、導電性線条体7が縦方向に
亘って延びるように所定の間隔をおいて配設される。導
電性線条体7としては、アルミニウム、銅、鉄、ステン
レススチール等の金属線、あるいは、導電性の熱可塑性
樹脂線条体が用いられる。導電性の熱可塑性樹脂線条体
としては、カーボンブラック、グラファイト、銅、真
鍮、青銅、鉄、アルミニウム等の粉体を混練した熱可塑
性樹脂を用いることができ、熱可塑性樹脂としては、延
伸効果の大きい樹脂、一般には、結晶性樹脂が用いら
れ、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・
プロピレン共重合体等のポリオレフィン、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリ
エステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド等
を用いることができる。
く、テープ状、丸型状、長円形いずれであってもよい。
太さは、一般に、幅あるいは直径が3μm〜3mm程度
とされ、布状体の全長に亘って伸びるように配設され
る。
ンテナー1が織布を用いて構成されるときは、図8に示
すように、熱可塑性樹脂線条体6と共に織り込むことに
よって行なうことができる。また、ソフを用いるとき
は、図9に示すように、熱可塑性樹脂線条体6間に沿わ
せて配設することによって導電性線条体7を内蔵した布
状体2とすることができる。また、金属の細線を布状体
2にキルティングすることによって配設することも可能
である。
うに配設され、導電性線条体7の間隔は、5〜150m
m程度とされる。さらに、縦方向の導電性線条体7aに
併せて横方向に交差するように導電性線条体7bを配設
することも好ましい態様である。
樹脂線条体6の交点が接合される。熱可塑性樹脂線条体
6の交点を接合する方法としては、ホットメルト型接着
剤で接着することができ、また、熱可塑性樹脂線条体6
が接合層11を有するときは熱ロールを用いて熱圧着す
ることにより接合することができる。
に、合成樹脂シート層12を積層することができる。合
成樹脂シート層12の積層は、外袋3の外面側に行なわ
れるのが一般的である。しかし、後述するように、布状
体2と電導性樹脂からなる内層体9との間に中間層を設
けることができる。従って、布状体2の内面側に布状体
2の保護層、あるいは、接着層を設けることもできる。
層等の合成樹脂シート層12として使用される材料とし
ては、熱可塑性樹脂が好ましく、具体的には、ポリオレ
フィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン
66等のポリアミド等を用いることができ、中でもポリ
オレフィンが好ましく、ポリオレフィンとしては、エチ
レン、プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1、オクテ
ン−1、デセン−1等の単独重合体、あるいはこれらを
主成分とする共重合体を用いることができる。
リオレフィン、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン・α−オレフィン共重合体を使用すること
が望ましい。
合わせは自体公知の手段によって行なうことができ、布
状体2の上に合成樹脂シート層12を重ねて熱ロールを
用いて熱圧着する方法、布状体2の上に熱可塑性樹脂を
フィルム状に押出して押出しラミネートする方法、合成
樹脂シート層12をホットメルト剤等の接着剤によって
布状体2に接着することによって行なうこともできる。
て任意に選択し得るが、一般には、各層が30〜700
μm、好ましくは50〜500μm、さらに好ましくは
60〜300μm程度とされる。
れて外袋3が形成される。外袋3の形状は特に制限がな
く、目的に応じて成形することができ、断面方形、多角
形、あるいは、断面円形の円筒状とすることができる。
排出用の閉鎖自在とされた開口部4が設けられる。開口
部4は上下にそれぞれ設けることもでき、その構造は、
自体公知の構造であってよい。
ク等で吊り下げられるように吊りベルト5が連設され
る。
成することができ、導電性線条体7が配設された織布、
ソフを用いて形成することができる。吊りベルト5は、
図2(A)、(B)に示すように、外袋3の外面に布状
体2に沿うように添接され、外袋3と吊りベルト5が電
気的に連通するように縫成結合される。外袋3と吊りベ
ルト5間の電気的連通を確実にするために、外袋3と吊
りベルト5の間に導電性シート8を介装することが好ま
しい。また、吊りベルト5は、図3(A)、(B)に示
すように、外袋3の内面に布状体に沿うように添接する
こともできる。また、吊りベルト5の導電性線条体7は
フック等により吊り下げる吊り部5aに電気的に結合す
るように配設される。
面には電導性樹脂からなる内層体9が添接される。内層
体9を形成する電導性樹脂としては、導電性の粉体を混
練した熱可塑性樹脂が望ましく、熱可塑性樹脂として
は、高圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチ
レン・酢酸ビニル等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等の
ポリエステル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポ
リアミド系樹脂等を用いることができる。
ラック、グラファイト、銅、真鍮、青銅、鉄、アルミニ
ウム等を用いることができる。内層体9の導電性として
は、表面抵抗が10×1010Ω/□より導電性のよいも
の、好ましくは10×108Ω/□より導電性のよいも
のが用いられる。
に、予め布状体2に電導性樹脂を積層して内層体9を形
成してこれを袋状としてもよく、また、図4(B)に示
すように、外袋3を形成した後、導電性樹脂で内袋9a
を形成して外袋3の内部に内装して内層体9とすること
もできる。
る場合、その構造は目的に応じて各種の形態をとること
ができ、図5(A)に示すように、布状体2と内層体9
の2層構造としてもよく、図5(B)に示すように、外
面に保護層として合成樹脂シート層12を積層した布状
体2の内面に内層体9を積層したものであってもよい。
また、図5(C)に示すように、布状体2と内層体9間
にホットメルト剤からなる中間層16を介在させたり、
図5(D)に示すように、その外面に合成樹脂シート層
12を積層した布状体2にホットメルト剤16によって
内層体9を積層することができる。
って行なうことができ、また、接着剤によって、あるい
は、縫製によって接合することができる。
て、内袋9aを外袋3の内部に内装する場合の構造とし
ては、図6(A)に示すように、布状体2と電導性樹脂
からなる内袋9aの単なる組み合わせであってもよく、
図6(B)に示すように、裏打材17が積層された内袋
9aを組み合わせたもの、図6(C)に示すように、布
状体2の内面に保護層となる合成樹脂シート層12を積
層したもの、あるいは、図6(D)に示すように、外面
に保護層となる合成樹脂シート層12を設けた布状体2
と裏打材17が積層された内袋9aを用いたもの、さら
には、図6(E)に示すように、布状体2に裏打材17
と保護層18とを積層した内袋9aを組み合わせた構造
とすることができる。
を電導性シートで被覆することによって吊りベルト5と
フック(図示せず)間の電通を確実なものにすることも
できる。
示すように、必要に応じて両面感圧テープ19等で接合
することも好ましい方法である。
ときは、開口部から移送すべき物品を充填し、吊りベル
トにフックを架けて吊り下げれば容易に移送等の作業を
行なうことができ、内容物の取り出しに際しては、下部
の開口部を開放することによって内容物を自然落下させ
ることができる。
る構成からなるから、金属性のフックを架けて吊り下げ
れば、静電気はフックを通して逃げ、静電気によって収
容物がフレキシブルコンテナーに付着することがなく、
全ての収容物を容易に排出することができ、次ぎの収容
物に異物として混入することもない。
た直鎖状低密度ポリエチレンの一軸延伸モノフィラメン
ト(太さ2000dt)をタテ300mm、ヨコ25.
4mmの間隔で織り込んだポリプロピレン製フラットヤ
ーン織布に、厚さが100μ、表面抵抗が104Ω/□
の導電性高密度ポリエチレンフィルムを積層したシー
ト、(2)ポリプロピレンフラットヤーン織布、(3)
ポリプロピレンフラットヤーン織布内面に直鎖状低密度
ポリエチレンフィルムを積層したシート、(4)カーボ
ンブラック30重量%を配合した直鎖状低密度ポリエチ
レンの一軸延伸モノフィラメント(太さ2000dt)
をタテ300mm、ヨコ25.4mmの間隔で織り込ん
だポリプロピレン製織布に、厚さ100mmの直鎖状低
密度ポリエチレンシートを積層した積層シートを用い
て、それぞれ、直径100mm、長さ1.0mの筒状体
を形成し、この中を一個の粒子が0.02gの高密度ポ
リエチレン200kgを30秒間で落下させたときの帯
電量を測定した。
図
例を示す斜視図、(B)は吊りベルト取り付け部を示す
部分縦断面図
に他の例を示す斜視図、(B)は吊りベルト取り付け部
を示す部分縦断面図
断面図
視図
Claims (11)
- 【請求項1】一軸延伸された熱可塑性樹脂線条体からな
り、導電性線条体が配設された布状体を袋状に形成した
外袋と、導電性合成樹脂からなり、外袋の内面に添設さ
た内層体とを有し、下部に閉鎖自在の開口を形成すると
共に、上部に導電性線条体が配設された吊りベルトが連
設され、かつ、外袋の導電性線条体と吊りベルトの導電
性線条体とが電気的に接合されて外袋と吊りベルトの吊
り部が電気的に結合されてなることを特徴とするフレキ
シブルコンテナー。 - 【請求項2】布状体が、テープ状の熱可塑性樹脂線条体
を織成してなる請求項1に記載のフレキシブルコンテナ
ー。 - 【請求項3】布状体が、テープ状の線条体を一方向に並
列し、その上に直交する方向に熱可塑性樹脂線条体を並
列し、両者の交点を接合してなる請求項1に記載のフレ
キシブルコンテナー。 - 【請求項4】導電性線条体が、5〜150mmの間隔
に、フレキシブルコンテナーの縦方向に延びるように配
設されてなる請求項1〜3いずれかに記載のフレキシブ
ルコンテナー。 - 【請求項5】導電性線条体が、フレキシブルコンテナー
の縦横方向に交差するように配設されてなる請求項1〜
4のいずれかに記載のフレキシブルコンテナー。 - 【請求項6】導電性線条体が、金属の細線である請求項
1〜5いずれかに記載のフレキシブルコンテナー。 - 【請求項7】導電性線条体が、導電性の熱可塑性樹脂線
条体である請求項1〜5いずれかに記載のフレキシブル
コンテナー。 - 【請求項8】布状体が、テープ状の熱可塑性樹脂線条体
が織成され、かつ熱可塑性樹脂シートが積層されてなる
請求項1、4、5、6又は7に記載のフレキシブルコン
テナー。 - 【請求項9】布状体が、テープ状の線条体を一方向に並
列し、その上に直交する方向に熱可塑性樹脂線条体を並
列し、両者の交点を接合すると共に熱可塑性樹脂シート
を積層してなる請求項1、4、5、6又は7に記載のフ
レキシブルコンテナー。 - 【請求項10】布状体が、高融点の合成樹脂からなる基
層と、低融点の合成樹脂からなる表層との積層テープ状
体によって構成されてなる請求項1〜9のいずれかに記
載のフレキシブルコンテナー。 - 【請求項11】導電性合成樹脂が、導電性粉体が混練さ
れた熱可塑性樹脂からなる請求項1〜9のいずれかに記
載のフレキシブルコンテナー。
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---|---|---|---|
JP2002051141A JP2003252397A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | フレキシブルコンテナー |
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