JP2003252343A - 開封判別機能付き収容体 - Google Patents

開封判別機能付き収容体

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JP2003252343A
JP2003252343A JP2002055086A JP2002055086A JP2003252343A JP 2003252343 A JP2003252343 A JP 2003252343A JP 2002055086 A JP2002055086 A JP 2002055086A JP 2002055086 A JP2002055086 A JP 2002055086A JP 2003252343 A JP2003252343 A JP 2003252343A
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JP
Japan
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unsealing
opening
container
sealing
adhesive layer
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JP2002055086A
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English (en)
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Yasuhiro Hattori
泰宏 服部
Hideaki Haga
秀明 芳賀
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管物品に不正な行為がなされた場合に外観
上一目で判別することが出来、不正な行為を抑止するよ
うにした開封判別機能を有する保管物品用の収容体を提
供する。 【解決手段】 透明かつ柔軟な合成樹脂シート体により
全体が形成され、折り返し可能なフラップ部3aを有す
る封筒形の収容体であり、前記フラップ3aと該フラッ
プ3aが貼着される重ね部とからなる封止部1Bを有す
る。封止部1Bは、フラップ部3aを、重ね部に固定さ
れた開封判別用積層体5に対してリフト用粘着層7によ
って貼着、固定して封止される構造であり、開封操作に
よって開封判別用積層体5に内部破壊を生じさせて開封
表示を出現させるようになっている開封判別機能付き収
容体1を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物品を収容保管
する袋状又は箱状の収容体に係り、詳しくは、正当な権
限の無い者による収容体の不正な開封行為の有無を判別
できるようにした収容体に関する。
【0002】
【従来の技術】宝石類等の貴重品や、重要書類等の重要
物品の保管にあっては、盗難被害とは別に、複製(不正
な複製)、改竄、すり替えなどの不正行為の防止も重要
であり、近年、これら不正行為の防止ための技術の要求
が高まってきている。特に、ホテルや銀行の貴重品預か
り業務など、保管業務を行う業者は、単に盗難に備える
のみならず、複製(不正な複製)、改竄、すり替えなど
の不正行為に対しても充分な対策が要求される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のような
不正行為は捕捉が難しく、また、保管物品が複製に利用
された後に正規の保管場所に戻されたり、保管物品との
判別が難しい精巧な贋物とすり替えられたりした場合
は、不正行為が有ったこと自体が発覚しにくいといった
問題がある。例えば、前述のホテルや銀行の貴重品預か
り業務などでは、鍵、指輪等を預かる場合、封筒や布袋
に入れて金庫等に保管していることが一般的である。し
かし、仮に従業員以外の者によって、複製(不正な複
製)、改竄、すり替えなどの不正行為が行われた場合、
不正行為に気づかぬまま預かり品を利用者に返却してし
まったり、利用者への預かり品の返却時あるいは返却後
に不正行為の存在が判明して思わぬ責任を負う可能性が
ある。
【0004】前述のような不正行為を防止するために、
例えば、保管物品を二重、三重に包装して、保管物品の
取り出しや、包装の再現を難しくすることで、不正行為
を防止することが考えられる。しかしながら、これでは
包装に手間が掛かる上、実際のところ、不正行為があっ
たかどうかの確認が難しいといった問題がある。また、
包装が嵩張るため、金庫等に保管する場合に不便である
といった問題もある。
【0005】本発明は、上記の事情に基づきなされたも
ので、その目的とするところは、不正な開封行為がなさ
れた場合に外観上一目で判別することが出来、しかも、
簡単な作業で封止部を封止するだけで保管物品を収容す
ることができる開封判別機能付き収容体を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明は、収容体の開口部又は開口部付近の封止部
として、封止後の不正な開封の有無を確認できるように
した開封判別機能を有する構造を採用したものである。
【0007】すなわち、本発明は、物品を収容保管する
袋状又は箱状の収容体であって、前記物品を挿入するた
めの開口部あるいは該開口部付近に、粘着層を介して重
ね合わせるようにして封止される封止部を有し、この封
止部の一方側には、前記封止部の封止時に前記粘着層に
よって前記封止部の他方側に貼着、固定されるととも
に、封止後の開封行為によって少なくとも一部が封止部
の一方側から分離されることで、開封表示を外側から目
視可能に表示するようになっている開封判別用積層体が
設けられ、前記封止部の一方側及び/又は他方側には、
前記開封表示を外側から目視可能とする透明又は半透明
の部分が形成されていることを特徴とする開封判別機能
付き収容体を前記課題の解決手段とした。
【0008】まず、この開封判別機能付き収容体(以下
「収容体」と略称する場合がある)は、全体として袋
状、箱状のいずれでも良く、物品を挿入するための開口
部付近に、重ね合わせ状態で粘着層によって封止される
封止部を有するものであり、前記封止部の一方側、他方
側の内の少なくとも一方が相手側に対して重ね合わせ可
能に可動になっている構成のものである。封止部は、一
方側に固定されている開封判別用積層体に、該封止部の
他方側を粘着層によって貼着、固定することで封止され
る。封止された封止部では、重ね合わせ状態になった粘
着層と開封判別用積層体とが、一方側と他方側との間に
挟み込まれるようになる。ここで、粘着層としては、封
止部を容易には開放できないように、他方側と開封判別
用積層体との間を強力に貼着できるものであれば特に限
定されないが、例えば、アクリル樹脂系やポリウレタン
系、シリコーン系の感圧性粘着(接着)剤が採用され
る。また、この粘着層は、封止部の封止作業時に封止部
の他方及び/又は前記開封判別用積層体に設けるように
して良いが、前記封止部の他方及び/又は前記開封判別
用積層体の前記封止部他方に臨む内面側に予め固定して
おくことが望ましい。
【0009】一旦封止された封止部を無理に開放しよう
とすると、開封判別用積層体の開封判別機能が働き、開
封判別用積層体に開封表示が出現、表示される。この開
封表示は、封止部の一方側及び/又は他方側に形成され
ている透明又は半透明の部分を介して封止部の外側から
目視可能になっているため、この開封表示を目視確認す
ることで、開封行為があったかどうかを一目で簡単に判
別できる。開封判別用積層体としては、例えば(A)封
止後の開封行為によって一部が封止部の一方側から分離
されることで、開封表示を外側から目視可能に表示する
ようになっているもの、(B)封止後の開封行為によっ
て全体が封止部の一方側から分離されるとともに、内部
の破壊によって、開封表示を外側から目視可能に表示す
るようになっているもの、などが採用可能である。
【0010】この種の開封判別用積層体は、破壊によっ
て開封表示を表示するものであるため、開封表示を表示
した後に、封止部を元の封止状態に復元しようとして
も、開封表示が表示される前の状態に戻して、開封表示
を消滅させることは極めて困難である。したがって、不
正な開封行為によって開封表示が表示された場合に、不
正開封の事実を隠蔽することは現実的には不可能であ
り、不正行為があったことはたちどころに判明すること
になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の開封判別機能付き
収容体(以下、「収容体」と略称する場合がある)に係
る実施の形態について、図面に基づき説明する。なお、
これから以下に説明する実施の形態においては、収容体
として平面的な袋体を採用し、紛失し易い小さい物品を
内部に収容保管する場合について示している。しかしな
がら、本発明はこれに限定されること無く、大きい物品
用の袋体や立体的な袋体、又は立体的な箱体にも採用す
ることが出来るものである。
【0012】図1は、本発明の実施の形態に係る収容体
である袋体の中に保管物品を収容し、その封止部を封止
する前の状態を示す全体斜視図である。この実施の形態
の収容体1は、柔軟な合成樹脂よりなる二枚のシート体
2,3を重ね合わせ、開口部4側を除く三方の縁部を溶
着等により接合することで袋状に形成された収容体本体
部1Aと、この収容体本体部1Aの一方のシート体3の
前記開口部4に臨む端部から延設されたフラップ部3a
とを有している。この実施の形態の収容体1の収容体本
体部1Aは、例えば、鍵k−1やカードk−2といった
小さい収容保管物品の収容に適するために、縦が数百m
m、横が数十mm程度の長方形の扁平袋状に形成されて
いる。フラップ部3aは、開口部4を跨ぐようして他方
のシート体2外面側に折り返すことで、他方のシート体
2の前記開口部4付近に位置する部分である重ね部1a
に重ね合わせることができる。フラップ部3aは、シー
ト体2の開口部4付近に位置する部分のみに重ね合わさ
れる大きさに形成されている。なお、フラップ部3a
は、シート体3と一体成形された部分であり、シート体
3から連続して形成されている。
【0013】シート体2,3を形成する合成樹脂として
は、例えば、アクリル樹脂やポリエチレンテレフタレー
ト、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリプロピレン、
塩化ビニル樹脂等が採用可能である。また、ここでは、
シート体2,3(シート体3はフラップ3aを含む)と
して、全体が透明の合成樹脂製シートを採用している
が、これに限定されず、例えば、一部に、合成樹脂と紙
又は布の組み合わせ等により形成した部分や、樹脂自体
の色又は顔料の添加による着色部が存在していても良
い。但し、フラップ部3aや、収容体本体部1Aにおい
て前記フラップ部3aが重ね合わされる部分である重ね
部1a、及び、シート体3において前記重ね部1aに対
応する部分については、この収容体1の不正開封時に開
封判別用積層体5に出現する開封表示が収容体外側から
目視確認可能な程度の透明度を有する透明又は半透明
(着色を含む)に形成する。
【0014】図2は、図1に示す収容体1のフラップ部
3aを伸ばした状態を示す正面側平面図であり、図3
は、図1に示す収容体1のフラップ部3aを途中まで折
り返した状態を示す側断面図である。なお、この実施の
形態では、シート体2の側を正面側、シート体3の側を
背面側と称することとする。図2及び図3に示すよう
に、収容体1における正面側シート体2の開口部4付近
外側(外面)、つまり、重ね部1aの外面側には、開封
判別用積層体5が、粘着層6(以下「固定用粘着層」と
称する場合がある)によって取り付けられている。ま
た、収容体1における背面シート体3の開口縁部から延
設されたフラップ部3aの内側(内面)、つまり、重ね
部1aに重ね合わされる側の面には、重ね部1aに対す
る重ね合わせによって開封判別用積層体5の表面に接着
(貼着)してフラップ部3aを重ね部1aに固定する粘
着層7(以下、「リフト用粘着層」と称する場合があ
る)が取り付けられており、さらに、このリフト用粘着
層7の表面には、これを覆い保護する剥離紙8が取り付
けられている。図4、図5に示すように、剥離紙8を除
去して、フラップ部3aを重ね部1aに重ね合わせるよ
うにして、リフト用粘着層7を開封判別用積層体5に接
着させると、リフト用粘着層7の粘着力によってフラッ
プ部3aが開封判別用積層体5に接着され、フラップ部
3aがリフト用粘着層7及び開封判別用積層体5を介し
て重ね部1aに重ね合わせ状態となった部分によって、
収容体本体部1A内の物品の開口部4からの取り出しが
不可能となる。重ね部1aとフラップ部3aと開封判別
用積層体5と固定用粘着層6とリフト用粘着層7とは、
この収容体1の封止部1Bを構成する。なお、開封判別
用積層体5は、全体が正面側シート体2の開口部4付近
外側(外面)と背面シート体3の開口縁部から延設され
たフラップ部3aの内側(内面)との間に挟み込まれる
位置に設けられている。
【0015】開封判別用積層体5の構成は、図8に示す
ように、透明又は半透明のプラスチックフィルムよりな
る基材5aと、後述する開封表示に適応して基材5aの
内面に接着塗布して形成された透明又は半透明のマーキ
ング層5bと、マーキング層5bを全体的に覆うように
形成された有色の固着インク層5cと、固着インク層5
cを全体的に覆い接着された透明又は半透明の粘膜層5
dとからなり、粘膜層5dを固定用粘着層6と接着固定
して重ね部1aに固定されている。マーキング層5bと
固着インク層5cとの間の接着強度は、基材5aとマー
キング層5bとの間の接着強度や、マーキング層5bの
無い部分における基材5aと固着インク層5cとの間の
接着強度や、固着インク層5cと粘膜層5dとの間の接
着強度に比べて弱い。また、マーキング層5bの無い部
分における基材5aと固着インク層5cとの間の接着強
度は、固着インク層5cと粘膜層5dとの間の接着強度
に比べて強く、粘膜層5d、6間の接着強度に比べて弱
い。粘着層6と開封判別用積層体5との間の接着強度
や、リフト用粘着層7と開封判別用積層体5との間の接
着強度は、開封判別用積層体5を構成するどの層間の接
着強度よりも強い。なお、開封判別用積層体5の外面と
なる基材5a外面には、不正な開封を抑止する効果を高
めるために、「開封禁止」や「開封表示付き」等の文字
表示を予め印刷等によって形成しても良い。
【0016】かかる構成の収容体1を用いて物品を保管
するには、収容体本体部1Aに物品(鍵k−1、カード
k−2)を収容した後、図5に示すように、フラップ部
3aの内側に設けられたリフト用粘着層7の表面を覆う
剥離紙8を取り去り、リフト用粘着層7を露出させた状
態でフラップ部3aを収容体1の正面側開口部付近に向
って折り返し、リフト用粘着層7を開封判別用積層体5
の表面に接着させ封止する(封止部1Bの形成)。この
時、図8の状態となる。この封止状態では、封止部1B
は、リフト用粘着層7の強力な粘着力によって容易には
開封できなくなり、無理に封止部1Bを開封しない限
り、開口部4からの物品の取り出しが不可能となる。
【0017】また、図4に示すように、フラップ部3a
を開封判別積層体5に重ね合わせるようにして接着固定
した時、フラップ部3aのシート体3からの延出先端部
の外側表面側と、収容体本体部1Aの正面側のシート体
2の外表面側とにそれぞれ形成されている封緘表示形成
部(ここでは、所謂、サインパネル)が連続して、一つ
の連続する封緘表示形成部9が形成される。この封緘表
示形成部9は、筆記具による書き込みや捺印等によって
封緘表示が可能なものであり、フラップ部3aを開封判
別積層体5に重ね合せて接着した後、フラップ部3aと
収容体本体部1A(詳細にはシート体2)との間の境界
に跨るようにして、サインの書き込み、捺印等によって
封緘表示を形成することで、この封緘表示が割り印とし
ての機能を果たすようになり、封止部1Bの不正開封の
抑止効果が得られる。
【0018】上述のように封止された収容体1のフラッ
プ部3aを強引に剥がそうとすると、図6及び図7に示
すように、リフト用粘着層7の強力な接着力によって開
封判別用積層体5がフラップ部3aと一体的に移動する
ことになり、結局、重ね部1aとフラップ部3aとの間
で最も弱い部分、すなわち、マーキング層5b(図8参
照)と固着インク層5cとの間、及び、粘膜層5dと固
着インク層5cとの間が剥離して固着インク層5cが破
壊されて、開封判別用積層体5が、封止部1Bの一方側
(ここでは重ね部1a側)と他方側(ここではフラップ
部3a側)とにとに分離する(図9参照)。この際、開
封判別用積層体5の破壊は、図9に示すように、正面側
シート体2の外側には固着インク層5cが残り、一方、
フラップ部3aの内側表面には前記所定の文字が抜けた
残りの固着インク層5cが固着することとなる。これに
より、正面側シート体2の外側(重ね部1a外面)に
は、固着インク層5cによる「OPEN VOID」と
いった有色表示14b(図6、図7参照)が現れ、一
方、フラップ部3aの内側表面には、固着インク層5c
から前記所定の文字が抜けた色抜き反転逆表示14c
(図7参照)として現れることとなる。
【0019】この収容体1では、収容体本体部1Aやフ
ラップ部3aの全体が透明のシート体2,3によって形
成されており、しかも、固定用粘着層6及びリフト用粘
着層7は、開封表示(有色表示14b、色抜き反転逆表
示14c)を該開封表示が形成されている面に対する逆
側の面から目視確認できる程度の透明度を有している。
このため、例えば、フラップ部3aの外側表面には、所
定の文字が抜けた残りの固着インク層5cが固着するこ
とで現れた色抜き反転表示14aが、リフト用粘着層7
及びフラップ部3aを介して外側から透けて見える。ま
た、図示を略すが、重ね部1a上の有色表示14bも、
固定用粘着層6及び重ね部1a及びシート体3の前記重
ね部1aに対応する部分を介して、収容体1外側から透
けて見える。
【0020】この実施の形態では、収容体本体部1A及
びフラップ部3aの全体を透明としているが、開封表示
を確認することを目的とする点では、例えば、開封表示
の出現位置に対応する部分のみを開封表示を外側から目
視可能な透明又は半透明に形成することでも足りる。ま
た、フラップ部3aのみを透明又は半透明に形成するな
ど、開封表示14a〜14cの内の一部のみに対応して
開封表示を外側から目視可能な透明又は半透明に形成す
ることも可能である。なお、ここで示した色抜き反転表
示14a、有色表示14b、色抜き反転逆表示14c
は、いずれも開封表示として機能するものである。
【0021】リフト用粘着層7の粘着力による封止部1
Bの引き剥がしの煩わしさと、開封表示14a〜14c
の出現は、不正に封止部1Bを開封しようとする者に対
する不正行為の抑止力として働くこととなる。また、封
止部1Bを形成した状態では、開封判別用積層体5の全
体がフラップ部3aによって覆われ、収容体本体部1A
(詳細には重ね部1a)とフラップ部3aとの間に挟ま
れるようになるから、開封判別用積層体5の構造につい
て知識を有する者が、開封表示を出現させないように開
封判別用積層体5の剥がし作業を行おうとしても、剥が
し作業に手間が掛かるため、不正行為の抑止に繋がる。
【0022】正当な権限を有する者が保管状態にあった
収容体1を確認したとき、万一、開封表示が出現してい
ることが目視確認されれば、収容体1の封止部1Bを開
封するまでも無く、何等かの不正行為が有った可能性が
ある。また、収容体本体部1A内の物品の有無、収容状
態等も収容体1外側から簡単に目視確認することができ
る。収容体1外側から開封表示の出現が目視確認できな
れば、不正行為は無く、内部の物品の安全が確認された
ことになる。これにより、例えば、実際に預かり保管物
品に何ら不正な行為がなされていなくとも、預けた人の
勘違いで不正行為がなされたと疑われてしまった場合
に、破壊されていない収容体の開封判別用積層体を預け
た人に見せることで、物品の保管前と保管後の状態に何
ら変化の無いことの証明を行い、その疑いを晴らすこと
が出来ることとなる。
【0023】以上のように構成した収容体は上記説明し
たものに限られるものではなく、種々の変更が可能であ
る。そして、その種々の変更例を以下に説明する。な
お、以下に述べる変更例においては、上記実施の形態と
同じ構成とした箇所の符号は同じ符号を用いることと
し、その説明は省略することとした。
【0024】まず、封止部における粘着層の他の構成例
について説明する。上述の実施の形態における粘着層
は、図3に示すように、正面側シート体2の外側開口部
付近に、固定用粘着層6だけを具備した開封判別用積層
体5を片面シール体として取り付け、背面側シート体3
の開口縁部から延設されたフラップ部3aの内側にリフ
ト用粘着層7を取り付け、収容体の封止時に、開封判別
用積層体5の表面にリフト用粘着層7を接着させること
としている。しかしながら、このように粘着層をフラッ
プ部側と収容体本体部側とに分ける構成とはせず、例え
ば、図10に示すように、正面側シート体2側若しくは
フラップ部3a側の何れか一方(図10では正面側シー
ト体2側)に、固定用粘着層6と開封判別用積層体5と
リフト用粘着層7と及び剥離紙8をまとめて具備した両
面シール体として取り付けるように構成しても良い。こ
れにより、開封判別用積層体5の表面へのリフト用粘着
層7の接着を位置ずれさせることなく収容体の封止作業
を行うことが出来ることとなる。
【0025】次に、固定用粘着層及びリフト用粘着層と
いった粘着層を伴う開封判別用積層体を設ける封止部の
他の構成例について説明する。上記実施の形態における
封止部は、正面側シート体2の開口部付近外側と背面側
シート体3の開口縁部から延設されたフラップ部3aの
内側とが重なり合う部分に粘着層を設けることで封止部
としている。しかしながら、このような位置に限定せ
ず、例えば、図11に示すように、正面側シート体12
の開口部内側と背面側シート体13の開口部内側とが重
なり合う部分に粘着層を設けることで封止部としても良
い。これにより、固定用粘着層6、開封判別用積層体
5、リフト用粘着層7、及び剥離紙8は、完全に収容体
の正面側シート体12と背面側シート体13との間に挟
み込まれる。この場合、開封判別用積層体5を破壊させ
ずに固定用粘着層6もしくはリフト用粘着層7から剥が
そうとする作業が一層難しくなり、不正な開封が抑制さ
れることとなる。
【0026】次に、封緘表示形成部を伴う開封判別用積
層体を設ける封止部の他の構成例について説明する。例
えば、図12に示すように、開封判別用積層体を背面側
シート体13の内側開口部付近に取り付け、この開封判
別用積層体の表面に封緘表示形成部19を設けるように
しても良い。これにより、開封判別用積層体を設ける封
止部及び封緘表示形成部は、共に完全に収容体の内部、
すなわち、正面側シート体12と背面側シート体13と
の間に挟み込まれ、開封判別用積層体5を破壊させずに
固定用粘着層6もしくはリフト用粘着層7から上手に剥
がそうとすることや、封緘表示形成部19に対する偽装
等が一層難しくなり、不正な開封が抑制されることとな
る。
【0027】この場合は、この封緘表示形成部19を伴
う開封判別用積層体5の外側(表面)を覆うこととなる
正面側シート体12の開口側上縁部を、外縁に向う切断
線20に沿って切断し、封緘表示形成部19を分断する
よう形成すると良い。これにより、切断線20によって
分断された正面側シート体12の開口側上縁部12a,
12aを外側に向ってめくり上げることで、開封判別用
積層体5及び封緘表示形成部19が表面に現れた露出状
態となり、収容体開口部(すなわち、封止部)の封止作
業や封緘表示形成部への署名又は捺印作業に及ぼす恐れ
のある支障が解消されることとなる。
【0028】さらに、開封判別用積層体の他の構成例に
ついて説明する。上記実施の形態における開封判別用積
層体は、図8及び図9に示すように、収容体の開封に伴
って固着インク層5cが収容体の正面側シート体2側と
背面側シート体3のフラップ部3a側とに分離するよう
破壊され、フラップ部3aの外側表面及び分離破壊面に
文字や模様、記号といった表示がそれぞれ出現するよう
に構成されている。しかしながら、このような、所謂全
転移型の開封判別用積層体に限定せず、例えば、図13
及び図14に示すように、透明又は半透明のプラスチッ
クフィルムよりなる基材15aと、出現させる表示に適
応して基材15aの内面に接着塗布される透明又は半透
明のマーキング層15bと、マーキング層15bを全体
的に覆い、設けられたマーキング層5bに従って表示を
出現させる有色の固着インク層15cと、固着インク層
15cを全体的に覆い接着される透明又は半透明の粘膜
層15dとからなり、収容体の開封に伴ってマーキング
層15bと固着インク層15cとの間に剥離部21が生
じ、固着インク層15cがマーキング層15bだけから
分離するよう内部破壊され、フラップ部3aの外側表面
及び分離破壊面に文字や模様、記号といった表示がそれ
ぞれ出現するように構成しても良い。
【0029】図15、図16は、開封判別用積層体にす
り替え防止用の識別表示を設けた例を示す。識別表示は
開封判別用積層体固有の識別用記号として機能するもの
であり、例えば仮に開封表示が出現していない開封判別
用積層体を用いて不正な開封行為が無かったかのように
偽装されたとしても、識別表示を確認することで偽装が
あったことを検知できる。つまり、識別表示は、開封判
別用積層体のすり替えの有無を判別するための判別手段
として機能する。この識別表示を設けることで、例え
ば、収容体自体のすり替えや、開封判別用積層体のすり
替え等を抑止する効果が得られる。但し、識別表示は、
収容体の封止部を封止したときに収容体外側から目視確
認できる構成とする。
【0030】図15、図16は、図1等に例示した収容
体1に適用した例であり、識別表示30は、収容体1の
開封判別用積層体5の基材表面側に印刷等によって形成
されたバーコードである。この識別表示30は、封止部
1Bを封止しても、透明又は半透明のフラップ部3aを
介して収容体1外側から目視確認することができる。し
たがい、例えば収容体による保管物品の保管を完了した
ときに、開封表示の有無とともに識別表示30が変わっ
ていないかどうかを確認することで、不正行為の有無を
より正確に判別することができる。銀行の貴重品預かり
等の保管業務では、業務の信頼性を一層向上できるとい
った利点がある。
【0031】なお、識別表示は、バーコードに限定され
ず、例えば、図柄、捺印、サイン等であっても良い。ま
た、識別表示の形成位置は、収容体の封止部を封止した
ときに収容体外側から目視確認できるようになっていれ
ば良く、前述の図15、図16に例示した構成に限定さ
れず、例えば、図10に例示した収容体の開封判別用積
層体5では、粘着層7(リフト用粘着層)が積層されて
いる側の面に印刷等によって形成したり(開封判別用積
層体5の製造において、識別表示の形成後に粘着層7を
形成する)、図11に例示した収容体の開封判別用積層
体5では、封止部(開口部)の封止時に粘着層7(リフ
ト用粘着層)が粘着される面に形成することが可能であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の開封判別機能付き
収容体は、正当な権限なく保管物品を取り出そうとする
不正な行為がなされた場合に、開口部又はその付近を封
止している封止部に挟み込むようにして設けられた開封
判別用積層体が前記封止部を開封しようとする力によっ
て破壊され、この開封判別用積層体に文字や模様、記号
といった開封表示が浮かび上がるように出現する。開封
表示は、封止部に形成されている透明又は半透明の部分
を介して収容体外側から目視可能であり、また、開封表
示が出現していれば、保管中に不正行為が有ったことが
判り、保管完了時に開封表示の出現が確認できなけれ
ば、保管が安全になされたことを簡単に判別できる。保
管完了時に開封表示が出現していない状態で、正当な受
取人に預かり品を渡すことができれば、開封表示が出現
していない開封判別用積層体自体が、保管が安全になさ
れたことの証明になり、預かった側の信頼性が向上す
る。したがって、本発明は、信用を第一として貴重品や
手荷物、重要書類、鍵等の物品を預かるサービス(例え
ば、ホテルや銀行、デパート、宅配便、バイク便、パー
キング等)において、その保管状態の安全性を証明する
場合に有効に利用することが出来るものである。
【0033】また、前記開口部の一部から延設されて、
前記開口部を塞ぐように折り返すことで、物品を収容す
る収容体本体部に外側から重ね合わされるフラップ部を
有し、前記フラップ部と前記収容体本体部の前記フラッ
プ部が重ね合わされる部分である重ね部とが、一方を前
記一方側、他方を前記他方側として、前記封止部を構成
しており、前記開封判別用積層体の全体が、前記重ね部
と前記フラップ部との間に挟み込まれる位置に設けられ
ている構成を採用すると、封止部を封止状態としたとき
には開封判別用積層体がフラップ部に保護されることに
なり、この収容体を例えば金庫に収納する際などに誤っ
てフラップ部を障害物に引っ掛けて開封表示を表示させ
てしまうなどの不都合が生じにくい。つまり、開封表示
の誤表示が防止されることで、この開封表示の信頼性が
向上する。また、この場合、重ね部やフラップ部が邪魔
になって、開封判別用積層体を開封表示を表示させない
ようにして不正に剥がす行為をしづらくするといった利
点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る開封判別機能付き
収容体の構造を説明する全体斜視図である。
【図2】 図1の開封判別機能付き収容体のフラップ部
を伸ばした状態を示す正面側平面図である。
【図3】 図1の開封判別機能付き収容体のフラップ部
を途中まで折り返した状態を示す側断面図である。
【図4】 図1の開封判別機能付き収容体のフラップ部
を完全に折り返した状態を示す正面側平面図である。
【図5】 図1の開封判別機能付き収容体を封止する状
態を示す側断面図である。
【図6】 図1の開封判別機能付き収容体を開封する状
態を示す全体斜視図である。
【図7】 図1の開封判別機能付き収容体を半分開封し
た状態を示す正面側平面図である。
【図8】 図1の開封判別機能付き収容体に用いる開封
判別用積層体に、フラップ部及びリフト用粘着層を接着
積層した状態を示す部分拡大断面図である。
【図9】 図8に示す開封判別用積層体が収容体の開封
に伴って破壊された状態を示す部分拡大断面図である。
【図10】 本発明に係る開封判別用積層体の他の構成
例を示す側断面図である。
【図11】 本発明に係る開封判別用積層体の他の取り
付け例を示す側断面図である。
【図12】 本発明に係る開封判別用積層体と封緘表示
形成部の更に他の取り付け例を示す正面側平面図であ
る。
【図13】 本発明に係る開封判別用積層体の他の構成
例を説明する部分拡大断面図である。
【図14】 図13に示す開封判別用積層体が収容体の
開封に伴って破壊された状態を示す部分拡大断面図であ
る。
【図15】 図1の開封判別機能付き収容体の開封判別
用積層体に識別表示を設けた例を示す斜視図である。
【図16】 図15の開封判別機能付き収容体の封止部
を封止した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
k−1…鍵(収容保管物品)、k−2…カード(収容保
管物品)、1…収容体、 1a…一方側,重ね部、 1
A…収容体本体部、1B…封止部、 2,12…正面側
シート体、3,13…背面側シート体、3a…他方側,
フラップ部,透明又は半透明の部分、4…開口部、5,
15…開封判別用積層体、 5a,15a…基材、5
b,15b…マーキング層、 5c,15c…固着イン
ク層、5d,15d…粘膜層、 6,16…固定用粘着
層、7,17…粘着層(リフト用粘着層)、 8…剥離
紙、9,19…封緘表示形成部、 20…切断線、14
a…開封表示(色抜き反転表示)、 14b…開封表示
(有色表示)、14c…開封表示(色抜き反転逆表
示)、 21…剥離部。
フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AA05 BA30 BA35 BA36 BA55 BC13 BC18 EA19 FA01 HN03 HQ10 3E084 AA06 AA15 AA24 AA25 AA26 AB10 BA01 BA08 FA03 FD13 KA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収容保管する袋状又は箱状の収容
    体であって、前記物品を挿入するための開口部あるいは
    該開口部付近に、粘着層を介して重ね合わせるようにし
    て封止される封止部を有し、 この封止部の一方側には、前記封止部の封止時に前記粘
    着層によって前記封止部の他方側に貼着、固定されると
    ともに、封止後の開封行為によって少なくとも一部が封
    止部の一方側から分離されることで、開封表示を外側か
    ら目視可能に表示するようになっている開封判別用積層
    体が設けられ、 前記封止部の一方側及び/又は他方側には、前記開封表
    示を外側から目視可能とする透明又は半透明の部分が形
    成されていることを特徴とする開封判別機能付き収容
    体。
  2. 【請求項2】 前記開封判別用積層体は、前記封止部の
    開封に伴って破壊されて前記封止部の一方側と他方側と
    に分離し、少なくとも前記封止部の透明又は半透明の部
    分を介して外側から目視可能な部分に文字や模様、記号
    等からなる開封表示が出現するよう形成されたものであ
    る請求項1に記載の開封判別機能付き収容体。
  3. 【請求項3】 前記粘着層が、前記封止部の他方及び/
    又は前記開封判別用積層体の前記封止部他方に臨む内面
    側に固定されている請求項1又は2に記載の開封判別機
    能付き収容体。
  4. 【請求項4】 前記開口部の一部から延設されて、前記
    開口部を塞ぐように折り返すことで、物品を収容する収
    容体本体部に外側から重ね合わされるフラップ部を有
    し、前記フラップ部と前記収容体本体部の前記フラップ
    部が重ね合わされる部分である重ね部とが、一方を前記
    一方側、他方を前記他方側として、前記封止部を構成し
    ており、 前記開封判別用積層体の全体が、前記重ね部と前記フラ
    ップ部との間に挟み込まれる位置に設けられている請求
    項1から3の何れか一項に記載の開封判別機能付き収容
    体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR200496589Y1 (ko) * 2020-11-20 2023-03-08 김영국 수저 포장지

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