JP2003252167A - インフレータ - Google Patents

インフレータ

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JP2003252167A JP2002286163A JP2002286163A JP2003252167A JP 2003252167 A JP2003252167 A JP 2003252167A JP 2002286163 A JP2002286163 A JP 2002286163A JP 2002286163 A JP2002286163 A JP 2002286163A JP 2003252167 A JP2003252167 A JP 2003252167A
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イニシエータが著しく急激且つ高圧にガスを
発生させるものでなくても、衝撃波が発生し、耐圧容器
のガス出口が衝撃波で破れてガスを噴出するよう構成さ
れたインフレータを提供する。 【解決手段】 耐圧容器4の後端部には、ガス噴出口6
に向かうようにガス貯蔵室2内に延出したチューブ14
と、該チューブ14の後端側に内嵌したイニシエータ1
6が設けられている。耐圧容器14の先端側はクロージ
ャディスク18によって閉鎖されている。チューブ14
内には、ガス貯蔵室2内の圧力よりも低圧のガスが充填
されている。イニシエータ16は、このチューブ14内
に高圧ガスを噴出して衝撃波を発生させる。この衝撃波
は、クロージャディスク18を破ってガス貯蔵室2内を
伝播し、ガス噴出口6に到達してバーストディスク8を
破裂させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車乗員の保護
用エアバッグ等を膨張させる用途に好適なインフレータ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の乗員を保護するエアバッグを膨
張させるインフレータとして、イニシエータが作動する
と内部に衝撃波が発生し、この衝撃波によって前記ガス
出口を開放させるようにしたものがある(米国特許第
6,273,462号)。第2図はこの米国特許第6,
273,462号のインフレータの断面図である。
【0003】このインフレータ100は、高圧ガスが充
填されたガス貯蔵室102を有する略円筒形状の耐圧容
器104を備えている。この耐圧容器104の筒軸方向
の一端(先端部)側に円形開口よりなるガス噴出口10
6が設けられている。このガス噴出口106は、金属薄
板等よりなるバーストディスク108によって閉鎖され
ている。このバーストディスク108は、ガス貯蔵室1
02内の圧力が所定以上となるか、或いは後述のイニシ
エータ116により衝撃波が加えられると破裂して該ガ
ス噴出口106を開放するように構成されている。
【0004】該耐圧容器104の他端(後端部)側には
イニシエータ設置用のイニシエータハウジング114が
設けられている。このイニシエータハウジング114
は、該耐圧容器104の後端部から該ガス噴出口106
に向ってガス貯蔵室102内に延出した略円筒状のもの
である。このイニシエータハウジング114内に衝撃波
発生用のイニシエータ116が設置されている。
【0005】このイニシエータ116は、後端側から延
出した1対の通電用の電極118,120に通電される
ことにより作動し、ガス貯蔵室102内の圧力よりも高
く、なおかつ該ガス貯蔵室102内に衝撃波を発生させ
るのに十分な差圧を有した高圧ガスを発生させ、その先
端側から瞬間的に該ガス貯蔵室102内に噴出させるよ
う構成されている。
【0006】このように構成されたインフレータ100
においては、イニシエータ116が作動し、該イニシエ
ータ116からガス貯蔵室102内に高圧ガスが噴出さ
れると、このイニシエータ116からのガスの圧力とガ
ス貯蔵室102内のガスの圧力との間の差圧により、該
ガス貯蔵室102内に衝撃波が発生する。この衝撃波は
該ガス貯蔵室102内をガス噴出口106に向って伝播
する。この衝撃波が該ガス噴出口106を閉鎖している
バーストディスク108に到達すると、バーストディス
ク108は、ガス貯蔵室102内の全体の圧力が該バー
ストディスク108の破裂圧に達する前にこの衝撃波に
より破裂し、該ガス噴出口106を開放する。これによ
り、該インフレータ100からガスが噴出するようにな
る。
【0007】このインフレータ100においては、耐圧
容器104の先端側には該ガス噴出口106に被さるよ
うに略キャップ状のディフューザ110が冠着されてい
る。そのため、該バーストディスク108が破裂する
と、ガス貯蔵室102内のガスは該ガス噴出口106か
ら該ディフューザ110を経由し、該ディフューザ11
0の側周面に設けられたオリフィス112を通って外部
に噴出する。
【0008】なお、上記のように、ガス貯蔵室102内
の全体のガス圧がバーストディスク108の破裂強度に
達するよりも前に該バーストディスク108を破ってガ
スを噴出口106から噴出させるように構成したインフ
レータ100にあっては、該噴出口106から比較的低
目のガス圧のガスを比較的長時間にわたって噴出させる
ことができる。これにより、エアバッグを比較的ゆっく
りと膨張させると共に、比較的長時間にわたってエアバ
ッグ内圧を高く保つことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記第2図のインフレ
ータ100にあっては、イニシエータ116が高圧のガ
ス貯蔵室102内に向ってガスを噴出させて衝撃波を発
生させる構成であるところから、イニシエータ116
は、ガス貯蔵室102内に充填された高圧ガスよりも十
分に高圧のガスを急激に発生させる高性能のものである
必要がある。もしくは、そこまで高性能でなくても、あ
る程度の性能のあるイニシエータを利用した場合、発生
する衝撃波が充分でない場合が考えられ、バーストディ
スク108までたどり着かないか、たどり着いても、バ
ーストディスクを破るほどの威力のないものである可能
性がある。そのために、インフレータの耐圧容器の長さ
を短くして、衝撃波がバーストディスクまで充分にたど
り着くようにする必要がある。
【0010】本発明は、イニシエータが上記ほど急激か
つ高圧にガスを発生させるものでなくても衝撃波が発生
し、耐圧容器のガス出口が衝撃波で破れてガスが噴出す
るよう構成されたインフレータを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のインフレータ
は、衝撃波を受けることによって開放するガス出口が一
端に設けられ、内部に高圧ガスが充填された耐圧容器
と、該耐圧容器の他端側に設けられた、該ガス出口に向
って衝撃波を発生させるための衝撃波発生器と、を備え
てなり、該衝撃波発生器は、内側から衝撃波を受けるこ
とにより破れて衝撃波を前記ガス出口に向けて発生させ
る先端部を有し、内部に前記高圧ガスよりも低圧のガス
が充填されたチューブと、該チューブの後端側に設けら
れており、ガス発生作動することにより該チューブ内に
衝撃波を放出するイニシエータとを有することを特徴と
するものである。
【0012】かかる本発明のインフレータにあっては、
イニシエータが作動するとイニシエータの発生ガス圧と
チューブ内のガス圧の差圧によりチューブ内に衝撃波が
発生し、この衝撃波を受けたチューブ先端が破れてチュ
ーブ内圧と耐圧容器内圧の差圧によりさらに衝撃波が発
生する。この衝撃波は耐圧容器内を急速に伝播し、耐圧
容器のガス出口に到達し、該ガス出口を破って開放させ
る。これにより、耐圧容器からガスが噴出する。
【0013】本発明においては、ガス圧が比較的低いチ
ューブにイニシエータが設けられており、イニシエータ
はこのチューブ内に向けてガスを噴出させて衝撃波を発
生させるので、イニシエータの作動時に発生するガス圧
が前記米国特許6,273,462のイニシエータ11
6より低くても衝撃波を発生させることができる。この
ため、イニシエータとして構成が簡易で低コストのもの
を用いることができる。
【0014】本発明のインフレータは、チューブ内に、
イニシエータによる衝撃波の発生を助勢するためのブー
スタが設けられていることが好ましい。
【0015】このブースタは、例えば、イニシエータの
ガス発生作動によってガス発生反応が誘起されるプロペ
ラント(ガス発生剤)を備えてなり、イニシエータがガ
ス発生作動したときに、その発生ガス圧により該イニシ
エータの発生ガス圧を昇圧してチューブ内における衝撃
波の発生を助勢するよう構成されている。
【0016】このブースタをチューブ内に設けることに
より、イニシエータの出力がさらに低くても足りるよう
になる。このため、イニシエータとしてより一層構成が
簡易で低廉なものを用いることが可能となる。また、イ
ンフレータの耐圧容器として比較的大容量のものを採用
した場合や、耐圧容器内の気体圧力を比較的高く設定し
た場合にも、比較的発生ガス圧の低いイニシエータによ
り、該耐圧容器のガス出口を開放させるのに十分な規模
の衝撃波を発生させることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形
態に係るインフレータの断面図である。
【0018】このインフレータ1は、高圧のガスが充填
されたガス貯蔵室2を有する略円筒形状の耐圧容器4を
備えている。この耐圧容器4の筒軸方向の一端(先端
部)側にガス噴出口6が設けられている。このガス噴出
口6はバーストディスク8によって閉鎖されている。こ
のバーストディスク8は、後述の衝撃波発生器10から
の衝撃波が加えられることにより破裂して該ガス噴出口
6を開放するように構成されている。
【0019】耐圧容器4の他端(後端部)側には、この
バーストディスク8を破裂させる衝撃波を発生させるた
めの衝撃波発生器10が設けられている。この衝撃波発
生器10は、該耐圧容器4の後端部に取り付けられたイ
ニシエータ設置用のイニシエータハウジング12と、該
イニシエータハウジング12からガス噴出口6に向かう
ようにガス貯蔵室2内に延出したチューブ14と、該イ
ニシエータハウジング12を介して耐圧容器4の後端部
に設置されており、先端側が該チューブ14の基端側に
内嵌したイニシエータ16と、該チューブ14の先端側
を閉鎖しており、該チューブ14内で衝撃波が発生する
と破裂して該チューブ14の先端側を開放するよう構成
されたクロージャディスク18を備えている。このクロ
ージャディスク18により閉鎖された状態において、該
チューブ14内にはガス貯蔵室2内の圧力よりも低い圧
力にてガスが充填されている。このチューブ14内のガ
ス充填圧と、ガス貯蔵室2内のガス充填圧の差圧は大き
ければ大きい程好ましいが、例えばチューブ内のガス圧
が1気圧とした場合、ガス貯蔵室のガス圧はその1.5
倍以上であるのが好ましい。
【0020】なお、該チューブ14内に充填されるガス
及びガス貯蔵室2内に充填されるガスはそれぞれ非燃焼
性のガスで足り、例えば空気、窒素、ヘリウムなどが充
填される。
【0021】該イニシエータ16は、後端側に設けられ
た通電用の電極20,22に通電されることにより作動
し、チューブ14内のガス圧よりも高く、該チューブ1
4内に衝撃波を発生させるのに十分な圧力を有した高圧
ガスを噴出させるように構成されている。
【0022】このように構成されたインフレータ1にお
いては、イニシエータ16が作動し、該イニシエータ1
6からチューブ14内に高圧ガスが噴出されると、イニ
シエータより発生したガス圧とチューブ14内の内圧と
の差圧により該チューブ14内に衝撃波が発生する。こ
の衝撃波は、チューブ14内を該チューブ14の先端側
に向って急速に伝播してクロージャディスク18を破裂
させる。さらに、ガス貯蔵室2内に充填されている充填
ガス圧と、衝撃波発生器10からの衝撃波から発生する
圧力との差圧により、衝撃波が発生し、ガス噴出口6に
向ってガス貯蔵室2内を伝播する。この衝撃波が該ガス
噴出口6を閉鎖しているバーストディスク8に到達する
と、バーストディスク8はガス貯蔵室2内の全体の圧力
が該バーストディスク8の破裂圧に達する前にこの衝撃
波により破裂し、該ガス噴出口6を開放する。これによ
り、該インフレータ1からガスが噴出するようになる。
【0023】また、本実施の形態においては、チューブ
14の先端がクロージャディスク18により蓋をされて
いるため、イニシエータの作動により発生したガス圧
は、衝撃波によりクロージャディスクが破壊されるまで
の間、チューブ内の低圧ガスとあいまって、圧縮圧とな
る。ガスが圧縮されたときには熱が発生し、それによ
り、衝撃波だけでなく、熱膨張によってもクロージャデ
ィスクを破断させることとなり、より効果的にガスを放
出することができる。
【0024】先述のUSP6273462の場合、イニ
シエータハウジングは封鎖されていないため、熱は発生
せず、衝撃波のみが発生することとなる。
【0025】なお、この実施の形態では、耐圧容器4の
先端側にディフューザ24が冠着されており、ガス噴出
口6から噴出したガスはこのディフューザ24を経由
し、該ディフューザ24の側周面に設けられたオリフィ
ス26から外部に流出する。
【0026】このインフレータ1においては、ガス貯蔵
室2よりもガス圧が低いチューブ4内に向けてイニシエ
ータ16からガスを噴出させて該チューブ4内に衝撃波
を発生させるので、イニシエータ16からのガス圧が前
記第2図のイニシエータ116からのガス圧より低くて
も衝撃波を発生させることができる。また、チューブ1
4内の圧力はガス貯蔵室2内の圧力より低いものであ
り、例えば通常の大気圧程度の圧力でもよい。そのた
め、該チューブ14内に衝撃波を発生させるのに必要な
イニシエータ16からのガス圧はさほど高くなくても足
り、比較的低出力のイニシエータでもチューブ14内に
衝撃波を発生させることができる。
【0027】これにより、このインフレータ1にあって
は、イニシエータとして構成が簡易で低コストのものを
用いることが可能となる。
【0028】第3図は、本発明の別の実施の形態に係る
インフレータ1Aの断面図である。この実施の形態で
は、耐圧容器4Aの先端にディフューザ24Aを一体に
設け、このディフューザ24Aの先端面にオリフィス2
6Aを設けている。これにより、ガス噴出口6からのガ
スがそのまま耐圧容器4Aの軸方向に放出される。
【0029】また、この実施の形態にあっては、衝撃波
発生器10のチューブ14Aは、クロージャディスク1
8A側を先細形状としている。これにより、発生した衝
撃波が、バーストディスク8Aに伝播されやすくなる。
【0030】このインフレータ1Aにおいては、耐圧容
器4Aが細長いが、チューブ14Aも長くしている。耐
圧容器4Aが細長いために、衝撃波発生器10のイニシ
エータ16とバーストディスク8Aが離間し、衝撃波が
伝播されにくくなったとしても、チューブ14Aの長さ
が長いので、バーストディスク8Aにより近いところで
衝撃波が放出される。そのため、充分にバーストディス
ク8Aを破ることができ、インフレータを細長くしたか
らといって、イニシエータ16を高出力のものにする必
要はない。
【0031】第4図及び第5図は、それぞれ、本発明の
異なる実施の形態に係るインフレータの断面図であり、
チューブ内に、イニシエータによる衝撃波の発生を助勢
するためのブースタを設けた構成を示している。
【0032】この第4図及び第5図のインフレータ
1’,1A’においては、それぞれ、チューブ14,1
4A内に、イニシエータ16の先端部と隣接するように
ブースタ30が配設されている。このブースタ30は、
該イニシエータ16のガス発生作動によりガス発生反応
が誘起されるプロペラント(ガス発生剤)を備えてな
り、イニシエータ16がガス発生作動したときには、該
プロペラントからの発生ガス圧により該イニシエータ1
6の発生ガス圧を昇圧してチューブ14,14A内にお
ける衝撃波の発生を助勢するよう構成されている。
【0033】なお、このインフレータ1’,1A’は、
それぞれ、チューブ14,14A内にブースタ30が設
けられたこと以外は、前述の第1図のインフレータ1及
び第3図のインフレータ1Aと同一の構成となってお
り、第4図及び第5図において、それぞれ第1図及び第
3図と同一の符号は同一の部分を示している。
【0034】このように構成されたインフレータ1’,
1A’にあっては、イニシエータ16がガス発生作動す
ると、ブースタ30のプロペラントがガス発生反応を起
し、このブースタ30の発生ガス圧によりイニシエータ
16の発生ガス圧が昇圧される。このため、該イニシエ
ータ16は、前記第1図及び第3図のインフレータ1,
1Aの場合と比べて、このブースタ30の発生ガス圧の
分だけ発生ガス圧が低くてもチューブ14,14A内に
衝撃波を発生させることができる。これにより、このイ
ンフレータ1’及びインフレータ1A’にあっては、イ
ニシエータとしてより一層構成が簡易で低コストのもの
を用いることが可能である。
【0035】また、耐圧容器4,4Aとしてガス貯蔵室
2の容積が比較的大きなもの或いは細長いものを採用し
た場合や、該ガス貯蔵室2内の貯蔵気体の圧力が比較的
高く設定されている場合でも、このようにチューブ1
4,14A内にブースタ30を設けることにより、比較
的発生ガス圧の低いインフレータにより、ガス噴出口6
のバーストディスク8,8Aを破裂させるのに十分な衝
撃波を発生させることが可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によると、イ
ニシエータが著しく急激且つ高圧にガスを発生させるも
のでなくても衝撃波が発生し、この衝撃波により耐圧容
器のガス出口を破裂させてガスを噴出させることが可能
なインフレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るインフレータの断面
図である。
【図2】従来例に係るインフレータの断面図である。
【図3】別の実施の形態に係るインフレータの断面図で
ある。
【図4】異なる実施の形態に係るインフレータの断面図
である。
【図5】さらに異なる実施の形態に係るインフレータの
断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1’,1A’ インフレータ 2 ガス貯蔵室 4 耐圧容器 6 ガス噴出口 8,8A バーストディスク 10 衝撃波発生器 12 イニシエータハウジング 14,14A チューブ 16 イニシエータ 18,18A クロージャディスク 30 ブースタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃波を受けることによって開放するガ
    ス出口が一端に設けられ、内部に高圧ガスが充填された
    耐圧容器と、 該耐圧容器の他端側に設けられた、該ガス出口に向って
    衝撃波を発生させるための衝撃波発生器と、を備えてな
    り、該衝撃波発生器は、 内側から衝撃波を受けることにより破れて衝撃波を前記
    ガス出口に向けて発生させる先端部を有し、内部に前記
    高圧ガスよりも低圧のガスが充填されたチューブと、 該チューブの後端側に設けられており、ガス発生作動す
    ることにより該チューブ内に衝撃波を放出するイニシエ
    ータと、を有することを特徴とするインフレータ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記チューブ内に、
    前記イニシエータによる衝撃波の発生を助勢するための
    ブースタが設けられていることを特徴とするインフレー
    タ。
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