JP2002114126A - ガス発生装置 - Google Patents

ガス発生装置

Info

Publication number
JP2002114126A
JP2002114126A JP2000308014A JP2000308014A JP2002114126A JP 2002114126 A JP2002114126 A JP 2002114126A JP 2000308014 A JP2000308014 A JP 2000308014A JP 2000308014 A JP2000308014 A JP 2000308014A JP 2002114126 A JP2002114126 A JP 2002114126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
cylinder
inflator
casing
hybrid inflator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000308014A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Matsumoto
芳信 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takata Corp filed Critical Takata Corp
Priority to JP2000308014A priority Critical patent/JP2002114126A/ja
Publication of JP2002114126A publication Critical patent/JP2002114126A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Bags (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブを接続することなく放射方向にガス
を噴出するガス発生装置を提供する。 【解決手段】 ハイブリッド型インフレータ40の耐圧
シリンダ42内にプロペラントと高圧ガスとが充填さ
れ、該シリンダ42の一端側にイニシエータ44が取り
付けられ、他端側のエンドキャップ46の先端面にガス
噴出口48が設けられている。インフレータキャップ5
0の側周面にガス噴出口が設けられている。シリンダ4
2と同軸状にケーシング54が該ハイブリッド型インフ
レータ40に外嵌しており、該ケーシング54の側周面
にガス噴出口50が設けられている。ケーシング54の
内周面とシリンダ42の外周面との間にガス通路58が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグ装置な
どに用いられるガス発生装置に係り、特にハイブリッド
型インフレータを備えたガス発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のエアバッグ装置にあっては、
エアバッグを膨張させるためにインフレータと称される
ガス発生装置が用いられている。このインフレータは、
耐圧ケーシング内にガス発生剤を収容したものであり、
イグナイタ(電気点火器)により該ガス発生剤が点火さ
れると、瞬間的に反応して瞬時に大量のガスが発生す
る。このガスがケーシングのガス噴出口からエアバッグ
内に噴出し、エアバッグが大きく膨張する。
【0003】このインフレータとして、ハイブリッド型
インフレータが用いられることがある。このハイブリッ
ド型インフレータは、ガス発生剤と高圧ガス貯蔵室とを
内蔵しており、ガス噴出作動時にはガス発生剤からのガ
スと該貯蔵室内のガスとが混合されながら噴出口から噴
出する。ガス貯蔵室内のガスが急激に噴出する際に断熱
膨張して温度が下がるため、ガス発生剤からの高温ガス
とガス貯蔵室からの低温ガスとがミックスすることによ
り、インフレータからの噴出ガス温度が通常のタイプの
インフレータに比べて低いものとなる。このため、エア
バッグの布地として耐熱性の低いものを用いることが可
能となる。
【0004】第2図はかかるハイブリッド型インフレー
タの一例を示す断面図である。このハイブリッド型イン
フレータ1の耐圧シリンダ10の一端に短い筒状のイン
レットハウジング12が溶接等により固着され、このイ
ンレットハウジング12内にイニシエータ14が挿入保
持されている。このシリンダ10の該一端側には環状の
インレットボス16が設置され、このインレットボス1
6の中央孔がディスク状のクロージャディスク18によ
って閉鎖されている。
【0005】シリンダ10の他端側には筒状のエンドキ
ャップ20が溶接等によって固着され、該エンドキャッ
プ20の先端にガス噴出口22が設けられている。エン
ドキャップ20の端面にディスク状のクロージャ24が
装着されている。
【0006】シリンダ10内に、孔あき板よりなるバッ
フル26が設けられ、該バッフル26と前記インレット
ボス16との間のシリンダ10内にメインプロペラント
(ガス発生剤)28が充填されている。バックル26と
クロージャディスク24との間の空室(ガス貯蔵室)2
9に高圧ガスが充填されている。
【0007】イニシエータ14には、電気点火器とブー
スタプロペライト(図示略)とが設けられており、該点
火器に通電されるとブースタプロペラントが反応し、反
応により生じた高温ガスによりインレットボス16から
クロージャディスク18が外れるか又は破れ、高温ガス
がメインプロペラント28に当たり、メインプロペラン
ト28が瞬時に反応して大量のガスを発生する。このガ
ス圧によってクロージャディスク24が破れ、ガス噴出
口22からガスが噴出する。このガス噴出口22から噴
出するガスにはシリンダ10内に貯蔵されていた高圧ガ
スも含まれており、この高圧ガスがガス噴出口22から
噴出するときに断熱膨張し、噴出ガス温度が低下する。
【0008】ところで、エアバッグとして、第3図の如
く細長い筒状の導入口32を有したカーテン状エアバッ
グ30が自動車の乗員頭部保護のために車両室内の側面
上部に(例えばルーフサイドレールに沿って)設けられ
ることがある。このような筒状のガス導入口32にハイ
ブリッド型インフレータ1の噴出ガスを送り込むため
に、ハイブリッド型インフレータ1にチューブ34を連
結し、ガス噴出口22からの噴出ガスを該チューブ34
内に導入し、該チューブ34の側周面のガス噴出口36
からエアバッグ30内にガスを噴出させることが考えら
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】第3図の如くチューブ
34をハイブリッド型インフレータ1に接続すると、ハ
イブリッド型インフレータ1とチューブ34との連結長
さがかなり大きくなり、自動車の車体に組付けにくくな
る。
【0010】本発明は、かかるチューブを用いることな
く側周面からガスを噴出させるようにしたガス発生装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のガス発生装置
は、ガス発生剤及び高圧ガスを内蔵したシリンダを有
し、該シリンダの一端側にガス噴出口が設けられたハイ
ブリッド型インフレータを有するガス発生装置におい
て、側周面にガス噴出口を有する筒状のケーシングによ
り該ハイブリッド型インフレータが囲まれ、該ケーシン
グのガス噴出口とハイブリッド型インフレータの前記ガ
ス噴出口とがガス通路を介して連通していることを特徴
とするものである。
【0012】かかるガス発生装置にあっては、ハイブリ
ッド型インフレータを取り囲むケーシングの側周面に設
けられたガス噴出口からガスが噴出するので、チューブ
を用いることが不要となる。
【0013】本発明では、該ケーシングとハイブリッド
型インフレータとが同軸的に配置され、該ケーシングの
内周面とハイブリッド型インフレータのシリンダの外周
面との間に間隙が形成され、該間隙が前記ガス通路とな
っていることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第1図は実施の形態に係るガス発生
装置の長手方向の断面図である。
【0015】ハイブリッド型インフレータ40は、第2
図の従来例と同様に、耐圧シリンダ42内にプロペラン
トと高圧ガスとが充填され、該シリンダ42の一端側に
イニシエータ44が取り付けられ、他端側のエンドキャ
ップ46の先端面にガス噴出口48が設けられている。
【0016】このエンドキャップ46に筒型カップ形状
のインフレータキャップ50が嵌合されており、このイ
ンフレータキャップ50の側周面にガス噴出口52が設
けられている。
【0017】シリンダ42と同軸状にケーシング54が
該ハイブリッド型インフレータ40に外嵌しており、該
ケーシング54の側周面にガス噴出口56が設けられて
いる。
【0018】ケーシング54の内周面とシリンダ42の
外周面との間に間隙が形成されている。この間隙がガス
通路58である。
【0019】前記インフレータキャップ50は、ケーシ
ング54の図の左端側のエンド部60に当接している。
【0020】このように構成されたガス発生装置におい
て、イニシエータ44に通電すると、シリンダ42内の
プロペラントが反応し、反応により生じたガスが、該シ
リンダ42内に貯蔵されていた高圧ガスと共にガス噴出
口48から噴出する。この噴出ガスは、インフレータキ
ャップ50のガス噴出口52から放射方向に噴出し、ガ
ス通路58を通りガス噴出口56から噴出する。このガ
ス噴出口56はケーシング54の側周面に設けられてい
るため、前記のチューブ34を用いることなくハイブリ
ッド型インフレータの周面から放射方向にガスを噴出さ
せることができる。従って、このガス発生装置は、第3
図のエアバッグ30のガス導入口32にそのまま挿入し
てエアバッグ30に連結すればよい。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、チューブ
を接続することなく放射方向にガスを噴出するガス発生
装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るガス発生装置の長手方向の断
面図である。
【図2】従来のガス発生装置を示す断面図である。
【図3】従来のガス発生装置とエアバッグとを示すエア
バッグ上部の構成図である。
【符号の説明】
1 ハイブリッド型インフレータ 10 耐圧シリンダ 14 イニシエータ 22 ガス噴出口 28 プロペラント 30 エアバッグ 32 ガス導入口 34 チューブ 36 ガス噴出口 40 ハイブリッド型インフレータ 42 耐圧シリンダ 44 イニシエータ 48 ガス噴出口 50 インフレータキャップ 52 ガス噴出口 54 ケーシング 56 ガス噴出口 58 ガス通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス発生剤及び高圧ガスを内蔵したシリ
    ンダを有し、該シリンダの一端側にガス噴出口が設けら
    れたハイブリッド型インフレータを有するガス発生装置
    において、 側周面にガス噴出口を有する筒状のケーシングにより該
    ハイブリッド型インフレータが囲まれ、該ケーシングの
    ガス噴出口とハイブリッド型インフレータの前記ガス噴
    出口とがガス通路を介して連通していることを特徴とす
    るガス発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、該ケーシングとハイ
    ブリッド型インフレータとが同軸的に配置され、該ケー
    シングの内周面とハイブリッド型インフレータの前記シ
    リンダの外周面との間に間隙が形成され、該間隙が前記
    ガス通路となっていることを特徴とするガス発生装置。
JP2000308014A 2000-10-06 2000-10-06 ガス発生装置 Withdrawn JP2002114126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000308014A JP2002114126A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 ガス発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000308014A JP2002114126A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 ガス発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002114126A true JP2002114126A (ja) 2002-04-16

Family

ID=18788411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000308014A Withdrawn JP2002114126A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 ガス発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002114126A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003042010A1 (fr) * 2001-11-15 2003-05-22 Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha Générateur de gaz
WO2004031002A1 (ja) 2002-10-01 2004-04-15 Daicel Chemical Industries, Ltd. エアバッグ用インフレータ
US7168734B2 (en) 2002-10-01 2007-01-30 Daicel Chemical Industries, Ltd. Inflator for air bag
JP2010042705A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003042010A1 (fr) * 2001-11-15 2003-05-22 Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha Générateur de gaz
US7178831B2 (en) 2001-11-15 2007-02-20 Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha Gas generator
WO2004031002A1 (ja) 2002-10-01 2004-04-15 Daicel Chemical Industries, Ltd. エアバッグ用インフレータ
US7168734B2 (en) 2002-10-01 2007-01-30 Daicel Chemical Industries, Ltd. Inflator for air bag
JP2010042705A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Nippon Plast Co Ltd エアバッグ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5803493A (en) Hybrid blowdown inflator with reduced pressure buildup
JP3181870B2 (ja) エアバッグ用ハイブリッドインフレーター
US5033772A (en) Hybrid inflator
US4018457A (en) Inflating device for use with vehicle safety systems
JP2609428B2 (ja) インフレータ
JP3040516U (ja) 能力調整可能なハイブリッドインフレータ
KR0179997B1 (ko) 팽창식 차량 탑승자 구속기구를 팽창시키는 팽창장치
KR100190892B1 (ko) 측면충격 에어백 팽창장치
US6295935B1 (en) Initiator for air bag inflator
US6746046B2 (en) Dual flow inflator for a vehicular airbag system
US7703395B2 (en) Inflator having an ignition nozzle
JPH06191372A (ja) インフレータ
JPH06206512A (ja) 自動車の乗員の負傷を防止するための膨らまし可能な衝突保護クッション用の液体ガス発生器
JPH10114254A (ja) エアバッグ用ガス発生器
JPH0729868B2 (ja) エアバツク展開用ガス発生装置
JP2012520763A (ja) 固体推進火薬/液体型のハイブリッド式ガス生成装置
JPH10508269A (ja) 改善されたハイブリッドインフレータを備えるハイブリッドエアバック装置
JP3032577U (ja) 車両用エアバッグのインフレータ
WO2007141335A1 (en) A pyrotechnic gas generator for use in automobile safety
JPH0885410A (ja) 小型膨張器アッセンブリ
US6273462B1 (en) Air bag inflator
JPH072046A (ja) 車両乗員拘束具膨張用装置
WO2006007125A2 (en) Inflator with internally mounted initiator
US20050280251A1 (en) Inflator and airbag apparatus
JPH1095300A (ja) エアバッグ用ガス発生器

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20060317

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070828

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090226