JPH072046A - 車両乗員拘束具膨張用装置 - Google Patents

車両乗員拘束具膨張用装置

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JPH072046A
JPH072046A JP6046664A JP4666494A JPH072046A JP H072046 A JPH072046 A JP H072046A JP 6046664 A JP6046664 A JP 6046664A JP 4666494 A JP4666494 A JP 4666494A JP H072046 A JPH072046 A JP H072046A
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クレイグ・エム・フィッシャー
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ジョン・ピー・オラクリン
John D Skouson
ジョン・ディー・スコウソン
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    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/26Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
    • B60R21/268Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas
    • B60R21/272Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous release of stored pressurised gas with means for increasing the pressure of the gas just before or during liberation, e.g. hybrid inflators

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エアバッグのような車載乗員拘束具を膨張さ
せるためのインフレータ組立体を提供する。 【構成】 エアバッグ膨張用装置10は、圧力のかかっ
た貯蔵ガス源を保持する容器12を含んでいる。ガス発
生材料本体20は、ハウジング22内に配設されてい
る。カップ形状閉鎖部材24が、容器12の端壁58内
に形成された環状流路列を通るガス流を阻止している。
カップ形状閉鎖部材24は、脆弱領域176を有する。
ガス発生材料本体20が点火すると、ガスが閉鎖部材2
4の端壁166に圧力を及ぼして閉鎖部材の脆弱領域1
76を破断する。カップ形状閉鎖部材24の端壁166
にガスが及ぼす圧力は、容器12の反対側の端部に向け
て閉鎖部材を動かす。ガスは、容器12から容器の端壁
内の開口28を通りディフューザ36内に流れ込む。デ
ィフューザ36と閉鎖部材24とガス発生材料本体20
を保持するハウジング20とは、すべて容器12の端壁
58に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアバッグのような車
載乗員拘束具を膨張させるためのインフレータ組立体に
関する。
【0002】
【従来の技術】公知のインフレータ組立体は、エアバッ
グを膨張させるのに貯蔵ガスとガス発生材料の点火によ
り発生するガスとの組み合わせを用いている。これらの
インフレータ組立体は、作動してガス発生材料を点火す
る点火器を含んでいる。ガス発生材料を点火すると、発
生ガスが流体圧力を供給し、この流体圧力がディスクを
破断して貯蔵ガスをインフレータ組立体から解放してエ
アバッグに流す。ガス発生材料の点火により発生したガ
スは、そこでまたインフレータ組立体からエアバッグに
流れることができる。こうした様式で構成されたインフ
レータ組立体は、米国特許第3,006,153号と第
3,895,821号に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のインフレータ組
立体は、構造が複雑で信頼性に欠ける等の課題を抱えて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、エアバッグの
ような車両乗員拘束具を膨張させるためのインフレータ
組立体に関する。インフレータ組立体は、貯蔵ガスの容
器を含む。ハウジングが容器に接続されており、少なく
とも一部が点火されて圧力を発生する一定量の材料を保
持する。一定量の圧力発生材料のための点火器は、ハウ
ジング内に配設されている。一定量の圧力発生材料は、
好ましくはガス発生材料本体である。
【0005】閉鎖部材が、容器に接続されている。閉鎖
部材は、容器からのガスを導くため放出開口を閉塞して
いる。閉鎖部材は、カップ形状をなしており、かくして
閉端と開端とを有する。閉鎖部材は、一定量の圧力発生
材料用にハウジングを少なくとも一部は囲繞している。
ディフューザがまた、容器に接続されている。ディフュ
ーザは、放出開口からガスを受け入れてガスを車両乗員
拘束具に導く。
【0006】
【作用】点火器が作動すると、圧力発生材料が点火され
て圧力ガスを発生する。このガス圧力は、カップ形状閉
鎖部材の閉端に及ぼされ、閉鎖部材の脆弱領域を破壊す
る。閉鎖部材の脆弱領域が破壊すると、容器から閉鎖部
材が解き放たれる。一定量の圧力発生材料の点火により
引き起こされるガス圧力は、ガス発生材料用に閉鎖部材
をハウジングから遠のかせる。一定量のガス発生材料か
らのガスは、貯蔵ガスに混合されてこれを加熱する。貯
蔵ガスと一定量の圧力発生材料からのガスが、放出開口
を通ってディフューザ内に流れ込む。そこで、ガスはデ
ィフューザから車両乗員拘束具内に流れ込む。
【0007】
【実施例】概説 インフレータ組立体10(図1)は、エアバッグ(図示
せず)のような車両乗員拘束具を膨張させる。インフレ
ータ組立体10は、貯蔵ガス源を保持するチャンバ16
を有する概ね筒状の容器12を含んでいる。貯蔵ガス
は、好ましくは95%がアルゴンと5%がヘリウムであ
る。ガスは、圧力約2000〜3500気圧で容器12
内に貯蔵されている。他のガスを容器12内に貯蔵させ
てもよく、ガスは異なる圧力で貯蔵させることもでき
る。例えば、空気や窒素を容器12内に貯蔵することも
できる。
【0008】カップ形状閉鎖部材24が、複数の放出流
路を通ってチャンバ16からガスが流れるのを阻止して
いる。カップ形状閉鎖部材24は、閉端24aとその反
対側の開端とを有する。少なくとも一部が点火されて圧
力を発生する一定量の材料が、ハウジング22内に配設
されている。一定量の材料は、好ましくはカップ形状閉
鎖部材24内に延びるガス発生材料本体20である。点
火器32もまた、ハウジング22内に配設されている。
車両乗員を拘束するためエアバッグを膨張させねばなら
ぬときに、点火器32が作動させられてガス発生材料本
体20を点火する。ガス発生材料本体20が点火する
と、閉鎖部材24の閉端24aに対して圧力を及ぼすガ
スを発生する。閉鎖部材24の閉端24aに対して作用
するガス圧力は、閉鎖部材を破断し、図6に示したよう
に、それを放出路28から立ち退かせる。貯蔵ガス及び
ガス発生材料本体20からのガスは、そこでチャンバ1
6から放出路28を通ってディフューザ36内に流入す
る。ガスは、ディフューザ36からエアバッグ内に流入
してエアバッグを膨張させ、エアバッグが公知の方法に
より車両乗員の動きを拘束する。
【0009】容器 容器12(図1)は、筒状の一体型鋼側壁40を含んで
いる。側壁40は、容器12の縦方向中心軸42と同軸
の縦方向中心軸を有する。容器10はまた、環状溶接部
46にて側壁40の右端(図1参照)に接続された一体
型円形鋼端壁を含む。圧力センサ48が端壁44上に取
り付けられていて、チャンバ16内の流体圧力を計測す
る。充填路52が端壁44内に形成されていて、所定場
所に溶接された鋼球54によって閉塞されている。円形
端壁44は、側壁40と同軸である。容器12の中心軸
42は、端壁44の中心を通って延びている。
【0010】円形鋼端壁58は、環状溶接60により側
壁40の左端(図1参照)に接続されている。左端58
は、容器12の右端壁44及び側壁40と同軸関係に配
設されている。端壁58は、半径方向に延びる平行な内
側面62と外側面64とを有する。内側面58は、容器
12内部を向いており、一方外側面64は容器内部から
遠ざかる方を向いている。溶接60が、内側面62と外
側面64との中間の位置において側壁40の左端(図1
参照)を端壁58に接続している。
【0011】放出路28は、端壁58内に形成されてい
る。放出路28は、容器12の中心軸42に平行に延び
る中心軸をもった筒形状を有する。放出路28は、容器
12の中心軸42の周りに環状列をなして配置されてい
る。図1には放出路が2個しか図示していないが、端壁
58内には複数の放出路が存在することを理解された
い。
【0012】環状の金属箔シール70が、放出路20の
端部を横切って端壁58の外側面64に固着されてい
る。金属箔シール70は、適当な接着剤により端壁58
の外側面に固着されている。シール70は、インフレー
タ組立体10を取り巻く環境から放出路28を通って湿
気が侵入するのを阻止する。
【0013】ハウジング ハウジング22は、ガス発生材料本体20を包み込んで
いる。ハウジング22は、容器12の中心軸42と同軸
の中心軸を有する。ハウジング22は、管状の基部領域
74(図2)を含んでおり、それが容器12の端壁58
を通って延びている。基部領域74は、横断面が概ね円
形をなしている。基部領域74の外側面上の半径方向に
延びる環状肩部76が、端壁58の内側壁に当接してい
る。環状溶接80が、ハウジング22の基部領域74を
端壁58の外側面64に接続している。
【0014】ハウジング22の基部領域74は、筒状の
外端部86を有しており、それが半径方向外方すなわち
容器12の内部から遠ざかり、図2に見られるように、
端壁58から左に向かって延びている。基部領域74の
内端部88が、軸方向内方すなわち容器12の内部に向
けて、図2に見られるように、端壁58から右に向かっ
て延びている。筒状流路90が、基部領域74の中心を
通って延びている。点火器32は、流路90内に位置し
ている。
【0015】ハウジング22の管状主要領域94は、基
部領域74に一体形成されている。ハウジング22の主
要領域94は、筒状側壁96を含んでいる。側壁96と
基部領域74は、容器12の中心軸42と同軸の中心軸
を有する。筒状側壁96は、比較的大きな外径を有す
る。それ故に、基部領域74は、ハウジング22の主要
領域94の側壁96に向けて半径方向外方に燃え上が
る。
【0016】ハウジング22の主要領域94は、筒状ハ
ウジングチャンバ98(図2)を有する。ハウジングチ
ャンバ98は、容器12の中心軸42と同軸の中心軸を
有する。ハウジングチャンバ98は、ガス発生材料の本
体20の一端に隣接する自動点火材料からなる環状リン
グ100を含んでいる。環状の緩衝リング102が、自
動点火材料のリング100と環状端面すなわちハウジン
グ22上の肩部104との間の配設されている。
【0017】環状の緩衝リング102は、半径方向に延
びる肩部104に係止しており、肩部はハウジング22
の基部領域74の軸方向内端上に形成されている。緩衝
リング102は、容器12の中心軸42と同軸の中心軸
を有する。緩衝リング102は、シリコンのような適当
な重合材料から形成されている。
【0018】自動点火材料の環状リング100は、緩衝
リング102及びガス発生材料本体20と同軸関係に配
設されている。自動点火材料のリング100は、好まし
くはDupont de Nemours & Co.
から市販品として入手可能なIMR4895のような安
定化された硝酸繊維素(ニトロセルロース)混合物がよ
い。自動点火材料は、温度華氏約350度で点火する。
自動点火材料のリング100の平坦な環状側面103
は、ガス発生材料本体20上の平坦な環状側面105に
当接係合している。同様に、自動点火材料のリング10
0上の平行で平坦な環状側面106が、緩衝リング10
2上の平坦な環状側面107に当接係合している。
【0019】ガス発生材料本体20は、多突出部横断面
形状(図5)を有しており、緩衝リング102(図2)
からハウジングチャンバ98を通りハウジング22の円
形端壁108に延びている。複数の真っすぐな筒状流路
110,112,114,116(図5)が、ガス発生
材料本体20(図2)の軸方向両端間を延びている。流
路110,112,114,116は、容器12の中心
軸42に平行な縦方向中心軸を有する。
【0020】ガス発生材料本体20は、4個の突出部を
画成してこれらを巻いて延びる連続する湾曲外側面11
8(図5)を有しており、該突出部を通って流路11
0,112,114,116が延びている。ガス発生材
料本体20は、図5に4個の突出部と流路110,11
2,114,116とを有するものとして図解したが、
ガス発生材料本体は要望があれば異なる形状に形成する
こともできることは熟慮してある。ガス発生材料本体2
0は、多くの異なる組成をもち得る燃焼材料である。例
えば、ガス花火材料本体20は、米国特許第5,13
1,680号に開示された組成を有するものでよい。
【0021】ハウジング22の端壁108(図2,3,
4)は、粉末金属部分であるが、鋼合金から作ってもよ
い。端壁108は、平坦で円形の半径方向に延びる内側
面124を有しており、それがガス発生材料本体20
(図2)の一端に当接係合している。端壁108はま
た、平坦で円形の半径方向に延びる外側面126を有し
ており、それが内側面124に平行に延びている。筒状
ハウジングの側壁96の右端(図2参照)における環状
の襞すなわちリム130が、端壁108の外側面126
に係合して端壁をハウジング22内の所定位置に保持し
ている。複数の流路が端壁108内に設けられいて、ガ
ス発生材料本体20の点火時に生成されたガスを誘導す
る。特に、端壁108は4個の筒状主要流路134,1
36,138,140(図3,4)を有しており、それ
らが端壁108を通って延び、ガス発生材料本体20内
の流路110,112,114,116に整合してい
る。
【0022】複数の二次流路144,146,148,
150(図3,4)がまた、端壁108を通って延びて
いる。主要流路134,136,138,140は、端
壁108を通してガス発生材料本体20内の流路11
0,112,114,116からガスを誘導する。二次
流路144,146,148,150(図3,4)は、
ハウジング22とガス発生材料本体20(図5)内の突
出部間の空間との間に形成された流路からガスを誘導す
る。
【0023】直径上に対向する2個の突起154,15
6が、端壁108(図3)の内側面124から延びてい
る。突起154,156は、隣接する突出部(図5)間
のガス発生材料本体20の外側面118に係合してい
る。突起154,156とガス発生材料本体20との係
合は、端壁108及びガス発生材料本体を相互に位置決
めし、これにより主要流路134,136,138,1
40(図3)は、ガス発生材料本体20を通って流路1
10,112,114,116に軸方向に整合される。
二次開口146,150が、突起154,156を通っ
て延びている。
【0024】閉鎖部材 閉鎖部材24(図2)が放出路28を閉塞していて、ハ
ウジング22の主要領域94を囲繞している。閉鎖部材
24は、前記したように、概ねカップ形の形状を有して
おり、低炭素鋼や焼きなましステンレス鋼のごとき適当
な材料の一体品として形成されている。閉鎖部材24
は、容器12の中心軸42と同軸の中心軸を有する。
【0025】閉鎖部材24は、端壁58(図2)の平坦
な円形の内側壁62に接続されたスカート領域162を
含んでいる。閉鎖部材24は、スカート領域162に同
軸接続された筒状側壁164を有する。側壁164は、
ハウジング22の主要領域とガス発生材料本体20とを
囲繞している。閉鎖部材24の無孔円形端壁166が、
側壁164の右端部(図2参照)に接続されており、カ
ップ形状閉鎖部材の端部24aを閉じている。端壁16
6は、ハウジング22の右端(図2参照)を横切って延
びている。
【0026】スカート領域162は、円錐台形状をもつ
側壁170を有している。環状フランジ172が、側壁
170の左端(図2参照)から半径方向外方に延びてお
り、端壁58に溶接されている。環状フランジ172
は、放出路28への導入開口の環状列の境界を画してい
る。環状フランジ172は、放出路28の環状列と同軸
関係に配設されている。
【0027】スカート領域162の側壁170は、ハウ
ジング22の主要領域94から端壁58の内側壁62へ
と延びている。図2に示した本発明の実施例では、ハウ
ジング22の筒状主要領域94は、個々の放出路28の
縦方向軸の半径方向内方に位置する外面を有する。それ
故に、スカート領域162は、端壁58に向けてハウジ
ング22の主要領域94から軸方向に遠のきかつ半径方
向外方に燃え上がる。しかながら、ハウジング22の主
要領域94を幾分大きめの直径に形成し、これによりス
カート領域162が筒状でなおかつ放出路28の環状列
の境界を画すよう形成し得ることは熟慮してある。
【0028】厚みを絞った環状の脆弱領域176(図
2)が、スカート領域162内に形成されている。脆弱
領域176は、ガス発生材料本体20の点火時にカップ
形状閉鎖部材24の端壁166から伝達される張力の影
響を受けて破断可能とされている。脆弱領域176は容
器12の中心軸42と同軸であり、ハウジング22の基
部領域74を巻いて延びている。
【0029】スカート領域162(図2)は、内側面1
80を有しており、それが端壁58の内側面62及び基
部領域74の外側面と協働して環状マニホールドチャン
バ182を形成している。マニホールドチャンバ182
は、ハウジング22の基部領域74を巻いて延びてお
り、容器12の中心軸42と同軸の中心軸を有する。端
壁58内の放出路28は、マニホールドチャンバ182
に向けて開口する円形内端を有する。
【0030】スカート領域162の脆弱領域176が破
断する前は、マニホールドチャンバ182はチャンバ1
6内の貯蔵ガスとは隔絶されている。かくして、マニホ
ールドチャンバ182内の流体圧力は、脆弱流体176
が破断する前は、ほぼ大気圧であり、一方でチャンバ1
6内の貯蔵ガスは、例えば2000ないし3500気圧
の圧力にある。
【0031】閉鎖部材24の管状側壁164(図2)
は、筒状内側面186を有しており、それがハウジング
22の主要領域94の筒状外側面に係合配設されてい
る。側壁164の内側壁186は、ガス発生材料本体2
0が点火して閉鎖部材24の脆弱領域176が破断され
た後で、端壁166に対して作用するガス圧力の影響を
受けハウジング22の外側に沿って自由に摺動可能とさ
れている。
【0032】点火器 点火器32は、ハウジング22の基部領域74を通って
延びる流路90(図2)内に配置されている。点火器3
2は、筒状の形状を有する。点火器32は、ガス発生材
料本体20の左端(図2参照)に対し軸方向に整合して
いる。
【0033】点火器32は、ガス発生材料方向20を点
火するよう作動可能とされている。点火器32は、環状
溶接194によりハウジング22の基部流体74の外側
すなわち左端(図2参照)に接続された金属ケーシング
を有する。点火器32は、ジルコニウム・ポタシウム・
エステルやBKNO3又は要望があれば他の異なる化合
物からなる起爆素子を含む。
【0034】点火器32は、車両の減速を検出するセン
サ組立体(図示せず)に接続されている。センサ組立体
が過剰な車両減速を検出すると、センサ組立体は電気回
路を電源に閉路して点火器組立体32を作動させ、ガス
発生材料本体20を点火させる。
【0035】一体品のシールカップ200(図2)が流
路90内に配設されており、インフレータ組立体10を
取り巻く環境からガス発生材料本体20へ湿気が侵入す
るのを阻止するよう点火器32を受け入れている。シー
ルカップは、金属の一体品として形成されており、0.
20〜0.30mmの厚みを有する。シールカップ20
0は、環状溶接194により基部流体74の外側端すな
わち左端(図2参照)に接続された環状フランジ202
を有する。複数の切り込み線(図示せず)が、シールカ
ップ200の右端壁204(図2参照)を直径方向に横
切って延びている。切り込み線は、約0.10〜0.0
5mmの深さを有する。切り込み線はシールカップ20
を脆弱化しており、これにより点火器32の作動時に簡
単に破断する。
【0036】ディフューザ ディフューザ36は、鋼の一体品として形成されてい
る。ディフューザ36は、ハウジング22の基部領域7
4の外端部86から半径方向外方に延びる円形の端壁2
08(図2)を有する。ディフューザ端壁208は、環
状溶接210によりハウジング22の基部領域74に接
続されている。ディフューザ36の端壁208は、容器
12の中心軸42と同軸の中心軸を有する。
【0037】端壁208は、平坦な円形の半径方向に延
びる内側面212を有する。端壁208上の面212
は、端壁58上の平坦な円形の外側面64に平行でかつ
これから離間して延びている。
【0038】ディフューザ36の筒状側壁216(図
2)は、端壁208と一体に形成されていて、端壁の外
周縁から軸方向に延びている。ディフューザ36の筒状
側壁216の外径は、端壁58上の外側面64の同径で
ある。ディフューザ36の筒状側壁216は、容器端壁
58の外側面64に溶接されている。
【0039】半径方向に延びる筒状流路220の環状列
は、ディフューザ36の側壁216内に形成されてい
る。流路220を寄せ集めた流域は、端壁58内の流路
28を寄せ集めた流域よりも大である。半径方向に延び
る流路220は、環状ディフューザチャンバ222に流
体連通接続されており、該チャンバはディフューザ36
と容器端壁58とハウジング22の基部領域74とによ
り画成されている。ディフューザチャンバ222は、ハ
ウジング22の基部領域74の外端部を巻いて延びてい
る。ディフューザ流路220はまた、エアバッグ(図示
せず)の内側に流体連通接続されている。
【0040】ガス発生材料本体20とハウジング22と
閉鎖部材24と点火器32とディフューザ36は、すべ
て容器12の端壁58に接続される。ハウジング22と
閉鎖部材24とディフューザ36とを端壁58に接続す
ることにより、インフレータ組立体10のこれらの構成
部品は、容器側壁40上に一つのユニットとして取り付
けることができる。点火器32は、端壁58とハウジン
グ22と閉鎖部材24とディフューザ36とを容器12
の側壁40に一つのユニットとして接続した後でハウジ
ング22に接続することができる。
【0041】操作 車両の突然の減速が発生すると、減速センサ(図示せ
ず)が電気回路を閉路して公知の方法で点火器(図2)
を作動させる。このことで、点火器32内の起爆素子が
点火する。点火器32内の起爆素子が燃焼することで、
比較的薄いシールカップ200を破断するガスを発生す
る。
【0042】シールカップ200が破断することで、熱
ガスがハウジング22の基部領域74内の流路90を通
って流れるようになる。熱ガスは、ガス発生材料本体2
0の左端部(図2参照)に係合する。熱ガスは、ガス発
生材料本体20を点火する。
【0043】ガス発生材料本体20の点火時に、ガスは
ハウジング22の端壁108を通って誘導される。この
ガスは、閉鎖部材24の端壁166に対して圧力を及ぼ
す。閉鎖部材24の端壁166に対して作用する圧力
は、閉鎖部材の側壁164を通り閉鎖部材のスカート領
域162に向かう伸張力を伝達させることになる。これ
らの伸張力が働きスカート領域162の脆弱領域176
(図2)を破断する。
【0044】スカート領域162の脆弱領域176が破
断すると、燃焼するガス発生材料本体20からのガスに
よって及ぼされた流体圧力が、容器12の端壁58から
反対側の端壁44(図6)に向けて閉鎖部材24を立ち
退かせる。かくして、閉鎖部材24の端壁166(図
2)に対して及ぼされた流体圧力が、閉鎖部材を右(図
2参照)に移動させる。閉鎖部材24のこの動きは、最
初はハウジング22の側壁96に沿う閉鎖部材の側壁1
64の摺動運動によって案内される。閉鎖部材24はそ
こでハウジング22から離れ、容器12(図6)の端壁
44に当接係止するようになる。
【0045】スカート領域162(図2)内の脆弱領域
176が破断するや否や、チャンバ16内に貯蔵された
ガスが環状のマニホールドチャンバ182内に流入す
る。マニホールドチャンバ182から放出路28を通っ
て伝えられたガス圧力は、シール70(図2,6)を破
断する。ガスはそこでチャンバ16から放出路28を通
ってディフューザチャンバ232内に流入する。
【0046】ガスがディフューザチャンバ232内に入
ると、ガスはディフューザ36の端壁208に対して衝
突する。ディフューザ36の端壁208は、ガス流をデ
ィフューザ36の側壁216内の開口220に向けて半
径方向外方に導く。ガスは、開口220を通ってエアバ
ッグに流れる。
【0047】ガス発生材料本体20が燃焼することによ
り生成されたガスは、チャンバ16内に流入する。この
比較的熱いガスは、熱と混合されてチャンバ16内の貯
蔵ガス源を増大させる。チャンバ16内の貯蔵ガスとガ
ス発生材料本体20の燃焼により生成されたガスとの混
合容積は、所期のガス容積をもたらし、ディフューザ3
6に流体連通接続されたエアバッグを膨張させる。
【0048】図面中、図6には点火器32と自動点火材
料のリング100とガス発生材料本体20とが、インフ
レータ組立体10を作動させる前の状態で図示されてい
る。しかしながら、点火器32は破壊されていて、自動
点火材料のリング100とガス発生材料本体20は、イ
ンフレータ組立体10の作動中に消費されることは理解
さるべきである。
【0049】第2実施例 図7,8は、本発明の第2実施例を図示するものであ
る。図7,8の実施例では、ハウジング300がガス発
生材料本体302を囲繞している。ハウジング300
は、ハウジング300が図2の実施例のハウジング22
の主要領域94よりも大きな外径の筒状主要領域304
を有する点で、図2に示したハウジング22とは異なっ
ている。
【0050】カップ形状閉鎖部材306が(図3の実施
例の閉鎖部材24と同様)、ハウジング300の主要領
域304を囲繞している。ハウジング300(図7)の
主要領域304の比較的大きな外径のお陰で、閉鎖部材
306は閉鎖部材306の筒状側壁310に連なるもの
として形成されたスカート領域を有する。環状の脆弱領
域312が、スカート領域308内に形成されている。
脆弱領域312は、側壁310と閉鎖部材306のスカ
ート領域308とを通って端壁314から伝達される張
力の影響を受けて破断可能とされている。
【0051】閉鎖306の端壁314は、閉鎖部材30
6の側壁310から軸方向に遠のきかつ端壁314の中
心から半径方向外方に延びる複数の突起320を伴って
形成されている。突起320は、閉鎖部材306の端壁
314の構造強度を増大させる。
【0052】図6,7に示す本発明の実施例では、ディ
フューザ330は、概ね筒状の側壁334と一体形成さ
れた端壁332を有する。ディフューザの端壁332
は、ハウジング300を越えて図7に見られるように左
に向けて軸方向に突出し、ハウジング300の外端部3
38を保護するシールドを形成している。例えば、イン
フレータ組立体が万が一落下した場合は、ディフューザ
の外方突出端壁332は、点火器とハウジングの外端部
338とをインフレータ組立体が上から落下する床や他
の物体に打ち当たることから保護するのを手助けする。
【0053】また、図7に示す本発明の実施例では、概
ね横長の流路340が、図2の実施例の円形開口の代わ
りにディフューザ330の側壁334内に形成されてい
る。
【0054】第3実施例 図9に示す本発明の実施例では、カップ形状閉鎖部材4
00は、図7の閉鎖部材306と概ね同構成かつ同形状
を有する。閉鎖部材400は、ハウジング404の筒状
主要領域402を巻いて延びている。脆弱領域408
は、閉鎖部材400のスカート部410内に形成されて
いる。閉鎖部材のスカート部410と側壁414は、図
7の実施例とほぼ同じ外径を有し、かくして筒を形成し
ている。スカート部410は、閉鎖部材400の側壁4
14の半径方向の厚さよりも少ない半径方向の厚さを有
する。スカート部410の厚さを絞ったことで、スカー
ト部410の外側面に対して及ぼされたガス圧力におけ
る所定の増加によるなどして脆弱領域408が破断した
ときに、スカート部410を図9内の点線で示した位置
に向けて半径方向内方に偏向させることが可能である。
かくして、スカート部410は環状のマニホールドチャ
ンバ418内に半径方向内方に偏向され、端壁422内
に形成された放出路420に向けてガスが流れる流域を
提供する。
【0055】温度上昇のような某かの理由で、万が一イ
ンフレータ内に貯蔵されたガスの圧力が過剰となれば、
閉鎖部材400のスカート領域410に及ぼされるガス
の流体圧力が、閉鎖部材をして脆弱領域408において
破断させる。薄肉のスカート部410に対してガスが及
ぼす圧力は、そこでスカート部を図9の点線に示す位置
に向けて半径方向内方に偏向させ、流域を提供して貯蔵
ガスが放出路420を通って流れるようにさせる。
【0056】本発明の上記の記述から、当業者は、改良
と変形と修正とを想起しよう。当業界内のそうした改良
と変形と修正は、添付の特許請求の範囲によって覆われ
るよう意図されている。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、車両減速時にインフレ
ータ組立体を的確に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたインフレータ組立体
の断面図である。
【図2】図1のインフレータ組立体の一部を拡大した部
分断面図である。
【図3】図1のインフレータ組立体の一部を拡大して描
写した図である。
【図4】図2の概ね4−4線に沿って見た断面図であ
る。
【図5】図2の概ね5−5線に沿って見た断面図であ
る。
【図6】インフレータ組立体が作動した後の図1のイン
フレータ組立体の部品間の関係を示す概ね図1と同様の
断面図である。
【図7】本発明に従って構成されたインフレータ組立体
の第2実施例の一部を示す部分断面図である。
【図8】図7の概ね8−8線に沿って見た図である。
【図9】本発明に従って構成されたインフレータ組立体
の第3実施例の一部を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 エアバッグ膨張用装置 12 容器 20 ガス発生材料本体 22 ハウジング 24 カップ形状閉鎖部材24 28 開口 36 ディフューザ 58 端壁 166 端壁 176 脆弱領域
フロントページの続き (72)発明者 クレイグ・エム・フィッシャー アメリカ合衆国アリゾナ州85204,メサ, サウス・ギルバート・ロード 1710 (72)発明者 ジョン・ピー・オラクリン アメリカ合衆国アリゾナ州85205,メサ, イースト・ゲイリー・ストリート 4941 (72)発明者 ジョン・ディー・スコウソン アメリカ合衆国アリゾナ州85213,メサ, イースト・ホープ・ストリート 2732

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両乗員拘束具膨張用装置において、 ガス源を保持する容器と、 前記容器からガスを導くガス放出開口を画成する表面手
    段と、 一定量の圧力発生材料であって、圧力が発生するよう点
    火可能である前記一定量の圧力発生材料と、 前記容器に設けられ、前記ガス放出開口を閉塞して前記
    一定量の圧力発生材料を少なくとも部分的に囲繞する閉
    鎖部材であって、前記放出開口に隣接する破断可能な部
    分と、該破断可能な部分から延びて前記一定量の圧力発
    生材料を少なくとも部分的に囲繞する側壁部と、前記閉
    鎖部材の前記側壁部に接続された端壁部とを有する前記
    閉鎖部材と、 前記一定量のガス発生材料を点火する点火器手段であっ
    て、前記閉鎖部材の前記端壁部に対する圧力を生成して
    前記閉鎖部材の破断可能な端部を破断し、かつ少なくと
    も前記閉鎖部材の側壁部及び記端壁部を前記放出開口か
    ら立ち退かせ、ガスが前記放出開口を通って車両乗員拘
    束具に向けて流れるようにする前記点火器手段とを具備
    する、 ことを特徴とする前記装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記閉鎖部材の前記破断可能部分は、前記閉鎖部材の前
    記端壁部に対して圧力が作用したときに破断される薄肉
    域を含む、 ことを特徴とする前記装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記容器は、縦方向に延びる側壁と、該側壁に接続され
    た端壁とを含んでおり、前記放出開口を画成する前記表
    面手段は、前記端壁内に放出開口の環状列を画成してお
    り、前記閉鎖部材の前記破断可能部分は、前記端壁に接
    続されている、 ことを特徴とする前記装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の装置において、 前記一定量の圧力発生材料は、ガス発生材料本体を備え
    ており、前記点火器手段と前記ガス発生材料本体との間
    に配設されて前記ガス発生材料本体に周囲から湿気が侵
    入するのを阻止するシール手段をさらに含む、 ことを特徴とする前記装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の装置において、 前記一定量の圧力発生材料は、ガス発生材料本体を備え
    ており、少なくとも一部が前記閉鎖部材内に配設された
    ハウジングをさらに含み、前記ガス発生材料本体が前記
    ハウジング内に配設されている、 ことを特徴とする前記装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の装置において、 前記閉鎖部材の側壁部は、前記閉鎖部材の前記側壁部及
    び端壁部が前記放出開口から少なくとも部分的に遠ざか
    る最中に前記ハウジングに摺動可能に係合する表面手段
    を含む、 ことを特徴とする前記装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の装置において、 前記ハウジングは、筒状の外側面を有しており、前記閉
    鎖部材の前記側壁部は、前記ハウジングの前記筒状外側
    面に係合配設された筒状内側面を有する、 ことを特徴とする前記装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の装置において、 前記ハウジングは、基部と、該基部から前記閉鎖部材の
    前記側壁部に隣接して延びる側壁部と、前記基部とは反
    対側の内端部とを含み、前記閉鎖部材の前記破断可能部
    分は前記ハウジングの前記基部から離間してこれを巻い
    て延びており、前記閉鎖部材の前記側壁部は、前記ハウ
    ジングの前記側壁部を巻いて延びかつこれに係合配設さ
    れており、前記閉鎖部材の前記端壁部は前記ハウジング
    の前記内端部を横切って延びており、該ハウジングの前
    記内端部は、前記ガス発生材料本体の点火時に前記閉鎖
    部材の前記端壁部に向けて前記ガス発生材料本体からガ
    スが流れる開口を含む、 ことを特徴とする前記装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の装置において、 前記閉鎖部材の前記端壁部は、前記閉鎖部材の前記端壁
    部の剛性を増す複数の突起を含む、 ことを特徴とする前記装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の装置において、 前記容器及び前記閉鎖部材に関連していて主要部と外端
    部とを有するハウジングであって、前記一定量の圧力発
    生材料が前記ハウジングの前記主要部内に配設されてい
    る前記ハウジングと、 前記放出開口からのガス流を導くディフューザ手段であ
    って、前記ハウジングの外端部の軸方向外方に延びて物
    体との故意でない係合に対して前記ハウジングの外端部
    を保護する端壁を含み、前記ハウジングの外端部を巻い
    て延びるディフューザチャンバを画成して前記放出開口
    からガスを受け入れ、前記ディフューザチャンバから前
    記車両乗員拘束具に向けてガスが流れる複数の流路を含
    む前記ディフューザ手段とをさらに含む、 ことを特徴とする前記装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の装置において、 前記ディフューザ手段の前記端壁は、前記ハウジングの
    前記外端部に接続されている、 ことを特徴とする前記装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の装置において、 前記閉鎖部材の前記側壁部は、前記閉鎖部材の前記破断
    可能部分に隣接する薄肉部を有しており、該薄肉部は、
    前記容器内のガス圧力の増大の影響を受けて前記閉鎖部
    材の中心軸に向けて内方に偏向可能である、 ことを特徴とする前記装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の装置において、 前記一定量の圧力発生材料は、ガス発生材料本体を備
    え、さらにハウジングを含んでおり、前記ガス発生材料
    本体は前記ハウジング内に配設されており、該ハウジン
    グは、側壁と該側壁に接続された端壁とを含み、前記端
    壁は、前記ガス発生材料本体に係合して該ガス発生材料
    本体と前記端壁とを相互に位置決めする複数の突起を有
    する、 ことを特徴とする前記装置。
  14. 【請求項14】 車両乗員拘束具膨張用装置において、 貯蔵ガス源を保持する容器であって、縦方向に延びる側
    壁と前記側壁の一端に接続された端壁とを含む前記容器
    と、 前記端壁から延びる基部領域と主要領域とを有するハウ
    ジングと、 前記ハウジングの前記主要領域内に配設された一定量の
    圧力発生材料であって、圧力が発生するよう点火可能と
    された前記一定量の圧力発生材料と、 前記容器からガスを導く放出開口を画成する表面手段を
    有する前記端壁と、 前記ハウジングの主要領域と前記端壁との間を延びて前
    記放出開口を通る前記容器からのガス流を阻止する閉鎖
    部材であって、前記基部領域から離間する位置において
    前記端壁に接続され、前記基部を巻いて延び前記放出路
    を通って前記容器からガスが流れるよう破断可能である
    脆弱領域を有する前記閉鎖部材と、 前記一定量のガス発生材料を点火する点火器手段であっ
    て、圧力を生成して前記閉鎖部材の前記脆弱領域を破断
    し、前記容器から前記放出開口を通ってガスが流れるよ
    うにする前記点火器手段とを具備する、 ことを特徴とする前記装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の装置において、 前記閉鎖部材と前記ハウジングの前記基部領域と前記容
    器の前記端壁とは、前記基部領域を巻いて延びて前記放
    出開口に流体連通接続されたマニホールド空間を少なく
    とも部分的に画成しており、前記閉鎖部材は、該閉鎖部
    材の脆弱領域が破断する以前は前記マニホールド空間内
    に貯蔵ガスが流れるのを阻止するよう働き、前記閉鎖部
    材は、該閉鎖部材の脆弱領域が破断された後はマニホー
    ルド空間内への貯蔵ガスの流入を阻止するよう働くこと
    はない、 ことを特徴とする前記装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の装置において、 前記閉鎖部材は、前記閉鎖部材の脆弱領域の破断後にガ
    ス圧力によりマニホールド空間内に偏向可能である薄肉
    部を含む、 ことを特徴とする前記装置。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の装置において、 前記放出開口は、前記容器の前記端壁内に形成されてい
    て前記ハウジングの前記基部領域に隣接する円形列内に
    配設されており、前記閉鎖部材は、放出開口の前記円形
    列の半径方向外方に配設された位置において前記容器の
    前記端壁に接続されている、 ことを特徴とする前記装置。
  18. 【請求項18】 請求項14記載の装置において、 前記一定量の圧力発生材料は、ガス発生材料本体を備
    え、前記閉鎖部材は、前記ハウジングの主要領域の一端
    を横切って延びる端壁部を有しており、前記ガス発生材
    料本体は、前記点火手段により点火可能で、前記閉鎖部
    材の前記端壁部に対して圧力を及ぼして前記閉鎖部材の
    前記脆弱領域を破断するガスを供給する、 ことを特徴とする前記装置。
  19. 【請求項19】 請求項14記載の装置において、 前記閉鎖部材は、前記ハウジングの前記主要領域を少な
    くとも一部は囲繞して該主要領域に沿って延びる側壁部
    と、前記側壁部の一端に接続されて前記ハウジングの前
    記基部領域とは反対側の前記ハウジングの前記主要領域
    の一端を横切って延びる端壁部と、前記側壁部の第2の
    端部に接続され、前記側壁部から前記ハウジングの前記
    基部領域に沿って前記容器の前記端壁まで延びるスカー
    ト部であって、前記容器の前記端壁に接続された一端部
    を有する前記閉鎖部材の前記スカート部と、前記閉鎖部
    材の前記スカート部内に配設された前記閉鎖部材の前記
    脆弱領域とを含む、 ことを特徴とする前記装置。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の装置において、 前記閉鎖部材の前記端壁部と側壁部とスカート部とが、
    一体形成されている、 ことを特徴とする前記装置。
  21. 【請求項21】 車両乗員拘束具膨張用装置において、 貯蔵ガス源を保持する容器と、 ガス発生材料本体であって、端面と該端面から延びる側
    面とを含む前記ガス発生材料本体と、 前記ガス発生材料本体を囲繞するハウジングであって、
    前記ガス発生材料本体の前記側面に沿って延びる側壁と
    該側壁に接続された端壁とを含み、該端壁はガス発生材
    料本体の点火時に該ガス発生材料本体からガスを誘導す
    る複数の流路を有しており、前記端壁は複数の突起を有
    していて、該突起が前記ガス発生材料本体の側面と前記
    ハウジングの側壁との間を延び、前記ガス発生材料本体
    の側面に係合して前記ガス発生材料本体と前記端壁とを
    相互に位置決めしている前記ハウジングと、 前記一定量のガス発生材料を点火する点火器手段であっ
    て、前記ハウジングの前記端壁内の流路を通って流れる
    ガスを生成して前記容器内の貯蔵ガス源を増大させる点
    火器手段とを具備する、 ことを特徴とする前記装置。
  22. 【請求項22】 請求項21記載の装置において、 前記ハウジングの前記端壁内の前記流路の少なくとも幾
    つかは、前記突起を通って延びて前記ガス発生材料本体
    からガスが流れるようにさせる、 ことを特徴とする前記装置。
  23. 【請求項23】 請求項21記載の装置において、 前記側面は、ガス発生材料本体の多数の突出部を画成し
    ており、前記突起が前記ガス発生材料本体の隣接する突
    出部間に配設されている、 ことを特徴とする前記装置。
  24. 【請求項24】 請求項21記載の装置において、 前記ハウジングの前記端壁とは反対側の前記ガス発生材
    料本体の一端部に隣接する前記ハウジング内に配設され
    た自動点火材料本体をさらに含み、該自動点火材料本体
    は、前記ガス発生材料本体よりも低い温度で点火可能で
    ある、 ことを特徴とする前記装置。
  25. 【請求項25】 請求項21記載の装置において、 前記容器からガスを導くための放出開口を画成する表面
    手段と、前記ハウジングの少なくとも一部を囲繞する閉
    鎖部材とをさらに含み、該閉鎖部材は、前記容器から前
    記放出開口を通るガス流を阻止し、該閉鎖部材は、破断
    可能部分と前記ハウジングの前記側壁に沿って前記破断
    可能部分から延びる側壁部と前記閉鎖部材の前記側壁部
    に接続されて前記ハウジングの前記端壁を横切って延び
    る端壁部とを含み、前記ガス発生材料本体は、前記点火
    器手段によりガスをが発生するよう点火可能であり、該
    ガスが前記ハウジングの前記端壁内の流路を通って誘導
    され、前記閉鎖部材の前記端壁に対して圧力を及ぼして
    前記閉鎖部材の前記破断可能部分を破断し、前記閉鎖部
    材の少なくとも前記側壁部及び前記端壁部を前記ハウジ
    ングから立ち退かせ、そこで前記ガス発生材料本体及び
    貯蔵ガス源からのガスが前記放出開口を通り膨張可能乗
    員拘束具に向けて流れるようにさせる、 ことを特徴とする前記装置。
  26. 【請求項26】 車両乗員拘束具膨張用装置において、 圧力のかかったガス源を保持する容器であって、縦方向
    に延びる側壁と該側壁の一端に接続された端壁とを含
    み、該端壁が前記端壁を通って延びる流路列を画成する
    表面手段を含む前記容器と、 前記流路列内の概ね中心位置において前記容器の前記端
    壁に接続されて該端壁を通って延びるハウジングと、 前記ハウジング内に配設されたガス発生材料本体であっ
    て、ガスが発生するよう点火可能とされた前記ガス発生
    材料本体と、 前記ハウジング内に配設されて該ガス発生材料本体を点
    火する点火器手段と、 前記第1の端壁内の流路からガス流を導くディフューザ
    手段であって、前記ハウジングに接続された端壁を含
    み、流路列の外方で前記容器の前記端壁に接続された側
    壁を含み、該ディフューザ手段の前記側壁及び端壁が、
    前記容器の前記端壁及び前記ハウジングと協働して前記
    ハウジングの一部を巻いて延びて前記流路列内の流路の
    開口端からガスを受け入れるディフューザチャンバを形
    成しており、前記ディフューザ手段の前記端壁が前記ハ
    ウジングから流路の開口端を横切って外方に延びていて
    前記ディフューザ手段の前記側壁に向かう流路からガス
    流を偏向させ、前記ディフューザ手段の前記側壁が、前
    記ディフューザチャンバからのガスが流れて通る複数の
    流路を含む前記ディフューザ手段とを具備する、 ことを特徴とする前記装置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の装置において、 前記ディフューザ手段の前記側壁内の前記複数の流路
    は、前記容器の前記端壁内の流域よりも大きな領域を有
    する、 ことを特徴とする前記装置。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の装置において、 前記ディフューザ手段の前記端壁は、前記容器の前記端
    壁を通る流路の軸を横切って延び、前記ディフューザ手
    段の前記側壁は、前記容器の前記端壁内の流路の中心軸
    に平行な中心軸をもつ筒状内側面を有する、 ことを特徴とする前記装置。
  29. 【請求項29】 請求項26記載の装置において、 前記ハウジングは、前記容器の前記端壁を通って延びる
    管状基部と該容器の前記端壁から離間する管状主要部と
    を有しており、前記ハウジングの前記管状主要部は、前
    記ハウジングの縦方向軸に垂直な平面内に第1の横断面
    領域を有しており、前記ハウジングの前記管状基部は、
    前記ハウジングの縦方向軸に垂直な平面内に第2の横断
    面領域を有しており、前記第1の横断面領域は前記第2
    の横断面領域よりも大である、 ことを特徴とする前記装置。
  30. 【請求項30】 請求項26記載の装置において、 前記ハウジングは、前記ガス発生材料本体の側部に沿っ
    て延びる側壁と、前記ハウジングの前記側壁に接続され
    た端壁とを含んでおり、前記ハウジングの前記端壁は、
    前記ガス発生材料本体の点火時に前記ガス発生材料本体
    からのガスが通って流れる複数の流路を有しており、前
    記ハウジングの前記端壁は複数の突起を有しており、該
    突起が前記ガス発生材料本体と前記ハウジングの前記側
    壁との間を延び、かつ前記ガス発生材料本体の側部に係
    合して前記ガス発生材料本体と前記ハウジングの前記端
    壁とを相互に位置決めしている、 ことを特徴とする前記装置。
  31. 【請求項31】 請求項26記載の装置において、 前記ハウジング内に前記点火器手段と前記ガス発生材料
    本体との間に配設され、前記装置の周囲の環境から前記
    ガス発生材料本体に湿気が侵入するのを阻止するシール
    手段をさらに含む、 ことを特徴とする前記装置。
  32. 【請求項32】 請求項26記載の装置において、 前記容器の前記端壁の外側面に係合して配設され、前記
    流路列内の流路を通って前記装置の周囲の環境から湿気
    が侵入するのを阻止するシール手段をさらに含む、 ことを特徴とする前記装置。
  33. 【請求項33】 請求項26記載の装置において、 前記容器に接続され、該容器の前記端壁内の流路を通る
    ガス流を阻止する閉鎖部材をさらに含んでおり、該閉鎖
    部材は前記容器の前記端壁内の流路を通ってガスが流れ
    るよう破断可能である、 ことを特徴とする前記装置。
  34. 【請求項34】 請求項33記載の装置において、 前記閉鎖部材は、前記容器の前記端壁内の流路の外側に
    位置において前記容器の前記端壁に接続されており、該
    閉鎖部材と前記ハウジングと前記容器の前記端壁とが、
    少なくとも部分的にはマニホールド空間を画成してい
    て、該空間が前記ハウジングを巻いて延びて前記容器の
    前記端壁内の流路に流体連通しており、該閉鎖部材は、
    前記閉鎖部材が破断する以前は貯蔵ガスがマニホールド
    空間内に流れるのを阻止するよう働き、該閉鎖部材は、
    該閉鎖部材が破断した後は貯蔵ガスがマニホールド空間
    内に流れるのを阻止するようには働かない、 ことを特徴とする前記装置。
  35. 【請求項35】 請求項34記載の装置において、 前記ディフューザ手段の前記端壁は、前記ハウジングの
    軸方向外端部に接続された中心部分を有しており、前記
    ハウジングの軸方向外端部から軸方向外方に延びてハウ
    ジングに作用する故意でない力から該ハウジングを保護
    するリム部分を含む、 ことを特徴とする前記装置。
  36. 【請求項36】 車両乗員拘束具膨張用装置において、 圧力のかかったガス源を保持する容器であって、縦方向
    に延びる側壁と該側壁の一端に接続された端壁と、前記
    端壁を通って延びる複数の流路を画成する表面手段とを
    含み、該容器の前記側壁が前記端壁にしっかりと固着さ
    れている前記容器と、 前記端壁の中心部に接続されたハウジングと、 前記ハウジング内に配設されたガス発生材料本体であっ
    て、ガスが発生するよう点火可能とされた前記ガス発生
    材料本体と、 前記端壁に接続されて前記流路を通るガス流を阻止する
    閉鎖部材であって、前記ガス発生材料本体の点火時に前
    記流路を通ってガスが流れるよう破断可能である前記閉
    鎖部材と、 前記ハウジング内に配設されて該ガス発生材料本体を点
    火する点火器手段と、 前記端壁に接続されて前記流路からのガス流を拡散する
    ディフューザ手段であって、該ディフューザ手段から前
    記複数の流路を通るガス流の方向を横切る方向にガス流
    を導く流路を有する前記ディフューザ手段とを具備す
    る、 ことを特徴とする前記装置。
  37. 【請求項37】 請求項36記載の装置において、 前記閉鎖手段は、前記容器の前記端壁に接続されて前記
    流路の開口端部の境界を画す円形の端部を有する、 ことを特徴とする前記装置。
  38. 【請求項38】 請求項36記載の装置において、 前記容器の前記端壁の外側面に係合して前記容器の前記
    端壁内の流路を通って湿気が侵入するのを阻止するシー
    ル手段をさらに含む、 ことを特徴とする前記装置。
  39. 【請求項39】 請求項36記載の装置において、 前記閉鎖部材は、前記容器の前記端壁に接続された円形
    の端部と前記ハウジングの一部を少なくとも部分的に囲
    繞する中心部とを有する、 ことを特徴とする前記装置。
  40. 【請求項40】 請求項36記載の装置において、 前記閉鎖部材は、前記容器の前記端壁を通る前記流路の
    外側の位置において前記容器の前記端壁に接続された破
    断可能な端部と、前記破断可能な端部から延びて前記ハ
    ウジングを少なくとも部分的に囲繞する側壁部と、該側
    壁部に接続されて前記ハウジングの一端を横切って延び
    る端壁部とを含む、 ことを特徴とする前記装置。
  41. 【請求項41】 請求項36記載の装置において、 前記ハウジングは、前記ガス発生材料本体の側部に沿っ
    て延びる側壁と前記ハウジングの前記側壁に接続された
    端壁とを含み、前記ハウジングの前記端壁は、前記ガス
    発生材料本体の点火時に該ガス発生材料本体からのガス
    がそこを通って誘導される複数の流路を有しており、前
    記ハウジングの前記端壁は、複数の突起を有しており、
    該突起が前記ガス発生材料本体の側部と前記ハウジング
    の前記側壁との間を延び、前記ガス発生材料本体の側部
    に係合して前記ガス発生材料本体と前記ハウジングの前
    記端壁とを相互に位置決めしている、 ことを特徴とする前記装置。
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