JPH10508269A - 改善されたハイブリッドインフレータを備えるハイブリッドエアバック装置 - Google Patents

改善されたハイブリッドインフレータを備えるハイブリッドエアバック装置

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JPH10508269A
JPH10508269A JP9510146A JP51014697A JPH10508269A JP H10508269 A JPH10508269 A JP H10508269A JP 9510146 A JP9510146 A JP 9510146A JP 51014697 A JP51014697 A JP 51014697A JP H10508269 A JPH10508269 A JP H10508269A
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チョン、ジェー・ホ
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デーウー・エレクトロニクス・カンパニー・リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 簡単な内部構造を有し、製造コストが低いハイブリッドエアバック装置を提供する。ハイブリッドインフレータは破裂可能な蓋と底板で構成された第1コンテナ内に位置する。ハイブリッドインフレータは一定量の圧縮されたガスを貯蔵して密封させた、第1チャンバを画定する第2コンテナを備える。ハイブリッドインフレータのピロテクニックヒータは点火装薬と雷管を内蔵する。ピロテクニックヒータは第2チャンバ内の点火装薬、第3チャンバ内の補助装薬及びガス発生材料を燃焼させて高温の燃焼生成物を発生させる。燃焼生成物は、第4チャンバ内で垂直方向に摺動可能に位置され板スプリングにより弾性的に支持され、作動ピンを上向きに移動させる。すると、作動ピンは第1チャンバを密封するディスクを破裂させる。その結果、第2コンテナ内の圧縮されたガスと燃焼生成物が混合された後に膨脹可能なエアバック内に注入されエアバックを膨脹させる。これにより、車両内の乗客を車両の構造的な部分との衝突から保護することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 改善されたハイブリッドインフレータを備えるハイブリッドエアバック装置技術分野 本発明は改善されたハイブリッドインフレータを備えるハイブリッドエアバッ ク装置に関するものであり、更に詳細には単純な内部構造を有し製造コストが低 いハイブリッドインフレータを備えるハイブリッドエアバック装置に関する。背景技術 これまで、多様な形態の自動車エアバック装置が提案されてきた。従来の自動 車エアバック装置は、一般に膨張可能なエアバック、自動車の衝突を感知して衝 突感知信号を発生させる衝突感知センサー、該衝突感知センサーから送出された 衝突感知信号を伝達されてエアバックの動作を制御する電子制御ユニット(EC U;Electronic Control Unit)及び前記ECUから伝達されるエアバック動作 開始信号により膨張可能なエアバック内にガスや空気を注入してエアバックを展 開させるインフレータを有する。 このように構成された従来のエアバック装置の動作を見ると、第10図に示す ように、車両の運行中に他の車両または物体との衝突により、車体に衝撃が加え られる場合、車両の前面部に取り付けられた衝突感知センサー10により車両の 衝突が感知される。衝突感知センサー10はエアバック40の膨張に要求される 既定の衝撃値以上の衝撃が車体に加えられた場合に、衝突感知信号を発生させて ECU20に伝達する。ECU20は衝突感知センサー10から衝突感知信号が 入力されたか否かを判別してインフレータ30にエアバック動作開始信号を提供 する。エアバック動作開始信号が提供されると、インフレータ30は膨張可能な エアバック40内に窒素(N2)やアルゴン(Ar)などのような不活性ガスま たは空気を注入してエアバック40を瞬間的に膨張させる。その結果、膨張され たエアバック40により、車両の乗客が車両の構造的な部分とぶつかることを防 止できる。 前述したような従来のエアバック装置において、膨張可能なエアバックを展開 させるための多様な形態のインフレータが採用されてきた。 インフレータは、概略、ガス充填式インフレータ、爆発式インフレータ及びハ イブリッドインフレータに分類される。 第1の、ガス充填式インフレータは、他の車両や物体との衝突により車両に臨 界値以上の衝撃が加えられた場合に、圧縮して貯蔵された一定量の圧縮ガスをエ アバック内に瞬間的に注入してエアバックを膨張させるものである。従って、こ のようなガス充填式インフレータは圧縮ガス貯蔵容器の重量が大きく、体積が大 きいために、設置が容易ではない。また、圧縮ガスが貯蔵容器から放出される瞬 間に貯蔵容器内の温度が下がるようになって、ガス噴出速度が低下する。従って 、エアバックを展開させる速度が相対的に遅くなる。 第2の、爆発式インフレータは、他の車両や物体との衝突により車両に臨界値 以上の衝撃が加えられた場合、インフレータに内蔵された点火材料(pyrotechnic material)と発火性材料(ignitable material)であるガス発生材料との爆発的な 燃焼により形成された高温高圧の膨張ガスを60ないし120リットルの容量を 有する畳まれたエアバック内に瞬間的に供給してエアバックを膨張させる。従っ て、このような爆発式インフレータにおいては、エアバックの完全な展開のため に多量の点火材料とガス発生材料とが必要である。また、高温、高圧の膨張ガス はエアバックが膨張する瞬間にエアバックと接触する運転者または乗客に火傷を 負わせる虞れがあり、高圧力のエアバックにより運転者または乗客に2次衝 撃を加える虞れがある。しかも、エアバックの展開後に膨張ガスの圧力の減少に よりエアバックの膨張力が低下するという欠点がある。 第3の、ハイブリッドインフレータは、ガス充填式インフレータと爆発式イン フレータの長所と短所を適切に補完して開発されたものである。ハイブリッドイ ンフレータは点火材料、ガス発生材料及び圧縮して貯蔵された一定量の圧縮ガス を内蔵する。ハイブリッドインフレータは、圧縮貯蔵容器内に貯蔵された一定量 の圧縮ガス及び点火材料の発火によるガス発生材料の爆発的な燃焼により形成さ れる高温高圧の膨張ガスを畳まれたエアバック内に瞬間的に供給してエアバック を膨張させる。 Terrance J.Coultasなどによる米国特許第5,273,312号(1993 年12月28日付)には、前述したようなハイブリッドインフレータが開示され ている。Terrance J.Coultasのハイブリッドインフレータはピロテクニック材 料の本体などの点火可能な材料を点火させるように動作できる動作器組立体を含 む。動作器組立体はECUから供給される電流により点火される点火装薬のよう なさらに別の点火可能な材料を有する。 第7図乃至第9図には前述したようなTerrance J.Coultasのハイブリッドイ ンフレータ30を示す。インフレータ30は円筒形のコンテナ50、円筒形のデ ィフューザ60及びマニホールド組立体70を有する。 コンテナ50は、圧縮されたガスを含む、第1の円筒形のチャンバ52を画定 する。圧縮されたガスはエンドキャップ54に形成されたガス流動通路を通して 第1の円筒形のチャンバ52内に流入される。コンテナ50は一体形成された円 筒形の鋼壁56を有する。鋼壁56は第1の円筒形のチャンバ52を画定する。 また、鋼壁56はインフレータ30からエアバック40内に圧縮されたガスと燃 焼生成物を排出させるための多数の第1の円形の開口部58を備える。 ディフューザ60はコンテナ50の外面上に取り付けられている。ディフュー ザ60は円筒形のディフューザチューブ62を有する。ディフューザチューブ6 2はその一端部に放射状の内側に延在する環形のリップ64を備える。リップ6 4は鋼壁56の外面に堅く結合されている。ディフューザチューブ62の他端部 にはエンドキャップ66が溶接連結されている。エンドキャップ66はマニホー ルド組立体70の外部の端部に連結されている。ディフューザチューブ62の中 間部には取り付け用のスタッド68が位置する。取付用のスタッド68はインフ レータ30を車体に連結させる。 マニホールド組立体70はエンドキャップ54に対向するコンテナ50の他端 部でコンテナ50の鋼壁56を貫通して延在する。マニホールド組立体70の一 部分はコンテナ50内に位置して、点火材料(ignitable pyrotechnic material) 72を支持する。点火材料72は補助装薬74及び点火材料の本体76を含む。 マニホールド組立体70の別の部分はコンテナ50の動作器組立体80を支持す る。動作器組立体80と補助装薬74との間には破裂可能のディスク82が位置 する。 第8図には、マニホールド組立体70がより詳細に示されている。マニホール ド組立体70はコンテナ50の外部に配置された円筒形の金属マニホールドプラ グ78を有する。マニホールドプラグ78は円筒形の内部空洞90を備える。マ ニホールドプラグ78は円筒形の内部空洞90を備える。マニホールドプラグ7 8の円筒形の側壁92には第2の円形の開口部94が形成される。 マニホールドプラグ78の一端部でコンテナ50の内部には第3の円形の開口 部96が形成されている。第3の円形の開口部96には破裂可能なディスク82 が位置する。ディスク82はドーム形状の中央部分84及び平らな環形のリム部 分86を有する。ディスク82のリム部分8 6はマニホールドプラグ78に固定される。ディスク82は動作器組立体80に より破裂されるまで、ガスが第1の円筒形のチャンバ52から第3の円形の開口 部96を通してマニホールドプラグ78内に流動することを防止する。 マニホールドプラグ78の外部端部は円形の端部壁100により閉鎖される。 動作器組立体80は端部壁100上に取り付けられ支持されている。マニホール ド組立体70は中空の金属ホルダー102を有する。金属ホルダー102はマニ ホールドプラグ78と同軸をなしてコンテナ50内に配置されている。 金属ホルダー102の側壁104には第4の円形の開口部106が形成されて いる。第4の円形の開口部106は第1の円筒形のチャンバ52と第3の円形の 開口部96とを流体連結させる。 再び第7図を参照すると、補助装薬74は金属ホルダー102の端部に形成さ れた第2の円筒形のチャンバ108内に配置されている。動作器組立体80が動 作される前に、第2の円筒形のチャンバ108は第5の円形の開口部110を介 して第3の円筒形のチャンバ112と流体連結される。 円筒形の金属ハウジング120は点火材料の本体76を取り囲む。マニホール ド組立体70と対向する金属ハウジング120の端部は円形のオリフィス122 を除いて閉鎖されている。金属ハウジング120の内部はオリフィス122によ りコンテナ50内の第1の円筒形のチャンバ52と流体連結されている。第1の 円筒形のチャンバ52内に貯蔵されたガスはオリフィス122を経て点火材料の 本体76の周りにハウジングチャンバ124内に流動できる。オリフィス122 と点火材料の本体76との間にはバッフルプレート126、円形のスクリーン1 28及び平らな円形のオリフィスプレート130が配置される。オリフィスプレ ート130にはオリフィス(図示せず)が貫通して形成されている。 点火材料の本体76を燃焼させる間に、点火材料の本体76から発生する燃焼 生成物は、バッフルプレート126に衝突する。バッフルプレート126は燃焼 生成物のための曲がりくねった流動経路を金属ハウジング120に提供する。従 って、点火材料の本体76から発生するいくつかの燃焼生成物の粒子はハウジン グ120内に閉じこめられる。その後、燃焼生成物の粒子はバッフルプレート1 26を経てスクリーン128、オリフィスプレート130、オリフィス122を 順番に通過した後、第1の円筒形のチャンバ52内に入る。また、点火材料の本 体76を燃焼させる間に、オリフィスプレート130とオリフィス122を通し て、炎が第1の円筒形のチャンバ52内に誘導される。 点火材料の本体76を初期に燃焼させる間に、オリフィスプレート130に形 成されている比較的に小さい開口部(図示せず)は、ハウジングチャンバ124 から出る燃焼生成物の流動を制限する。その結果、点火材料の本体76の燃焼を 増進させることにより、ハウジングチャンバ124内の圧力と温度が増える。 再び第8図を参照すると、動作器組立体80はディスク82を破裂させ補助装 薬74を点火させるように動作する。動作器組立体80は円筒形のハウジング1 40を有する。ハウジング140内にはピストン142と点火装薬144が同軸 に配置されている。ハウジング140は円筒形の外部ハウジング部材146、円 筒形のケーシング148及び円筒形の内部ハウジング部材150を有する。外部 ハウジング部材146はマニホールドプラグ78の端部壁100に固定され、デ ィスク82、補助装薬74及び点火材料の本体76と同軸に配置されている。 ケーシング148は外部ハウジング部材146の内部に配置され、内部ハウジ ング部材150の周りに延長される。ケーシング148は内部 ハウジング部材150を外部ハウジング部材146から電気的に絶縁させる。 内部ハウジング部材150はピストン142と点火装薬144が配置される第 4の円筒形のチャンバ154を形成する。内部ハウジング部材150は環形の端 部フランジ156を有する。フランジ156は第5の円形の開口部158を第4 の円筒形のチャンバ154に限定する。ピストン142は単一体の金属から形成 され、円筒形のヘッド端部162を有する。小さい直径の円筒形のピストンロッ ド164がヘッド端部162から軸方向に延在する。円筒形のピストン通路16 6はヘッド端部162及びピストンロッド164と同軸に延在する。ピストンロ ッド164は外部端部176に鋭い先端(tip)を有する。 円筒形のエンドキャップ172はピストンロッド164の外部端部174と内 部ハウジング部材150とを取り囲む。エンドキャップ172はポリプロピレン から形成され、内部ハウジング部材150とピストンロッド164の外部端部1 74上に挿入されている。エンドキャップ172はケーシング148と内部ハウ ジング部材150との間で結合されている。エンドキャップ172はピストン通 路166に汚染粒子が入ることを防止するためにピストン通路166を遮断する 。また、エンドキャップ172は内部ハウジング部材150の外部端部をピスト ンロッド164から電気的に絶縁する。ピストン142のヘッド端部162上に は環形のO形状リング178が配置されている。 点火装薬144は第4の円筒形のチャンバ154のヘッド端部180内に配置 されている。雷管182は点火装薬144に隣接して位置する。2つの導電性ピ ン184、186が雷管182と連結されている。導電性ピン184、186は ケーシング148を通して延在し、端部壁100に隣接した外部ハウジング部材 146の端部に形成された開口部を経 て延長されている。導電性ピン184、186は雷管182を動作させるように 電流を供給するための経路を提供する。 このように構成された従来のハイブリッドインフレータ30の動作を説明する と次の通りである。 車両の運行中に他の車両または物体との衝突により、所定の臨界衝撃値以上の 衝撃が車両に加えられると、車両の衝突が衝突感知センサ10によりモニタされ る。その後、衝突感知センサ10は衝突感知信号を発生してECU20に伝達す る。すると、ECU20はインフレータ30の動作器組立体80の導電性ピン1 84、186に電流を供給する。動作器組立体80の導電性ピン184、186 に電流が供給されると、雷管182は点火装薬144を点火させる。すると、点 火装薬144の燃焼により発生する高濃度の燃焼生成物がピストン142のヘッ ド端部162を押す。これにより、第4の円筒形のチャンバ154内のピストン 142は第7図に示した収縮位置から第9図に示した拡張位置に移動される。 ピストン142が移動することにより、ピストン142の外部端部174によ りエンドキャップ172が破裂される。このときに、ピストン通路166を塞い でいた破裂されたエンドキャップ172の残留部分を破壊するために、高温の燃 焼生成物がピストン通路166を通して誘導される。 一方、ピストン142が移動することにより、第4の円形の開口部158を通 してピストンロッド164が移動される。ピストンロッド164の外部端部17 4はディスク82の中央に衝突してディスク82を破裂させる。その結果、コン テナ50内の流体圧力がディスク82を軸方向の外部に変形させる。これにより 第7の円形の開口部98(図示せず)が形成され、第1の円筒形のチャンバ52 から圧縮されたガスが放出さ れる。 第1の円筒形のチャンバ52内の圧縮されたガスは、第4の円形の開口部10 6を通して金属ホルダー102内のチャンバに移動する。第7の円形の開口部9 8を通過したガスはピストン142のロッド端部174の周りに移動してマニホ ールドプラグ78の内部空洞90内に入る。内部空洞90から出るガスは第2の 円形の開口部94を通してディフューザチャンバ84内に入る。ディフューザチ ャンバ84から出るガスは第1の円形の開口部58を通してエアバック40内に 入る。 ディスク82が破裂された後、ピストン142は点火装薬144の燃焼により 発生する燃焼生成物の影響下で軸方向に拡張位置まで移動する。ピストンロッド 164の外部端部174はホルダー102の第5の円形の開口部110内に移動 する。点火装薬144の燃焼により生じた高温の燃焼生成物は、ピストン通路1 66を通して金属ホルダー102の第5の円形の開口部110内に誘導される。 高温の燃焼生成物はホルダー102の第5の円形の開口部110を通して流動し 、点火装薬74の端部と衝突して点火装薬74を点火させる。 補助装薬74は点火材料の本体76側に熱と炎を誘導するように比較的高温で 燃焼される。補助装薬74の燃焼により生成された熱と炎は点火材料の本体76 を点火させる。 点火材料の本体76が燃焼し始めることにより、高温の燃焼生成物と炎がバッ フルプレート126、スクリーン128、オリフィスプレート130、オリフィ ス122を通して第1の円筒形のチャンバ52内に流動する。点火材料の本体7 6が燃焼する間、チャンバ124内の温度は略2000℃まで上昇する。このよ うに相対的に高い温度は、オリフィスプレート130に形成されたオリフィスの 直径をオリフィス122の直径と同一の大きさにしてオリフィスプレート130 を溶融させのに十 分な高温燃焼生成物と炎を提供する。 高温の燃焼生成物と炎は第1の円筒形のチャンバ52内の圧縮されたガスを加 熱する。また、点火材料の本体76の燃焼により発生したガスは第1の円筒形の チャンバ52内の圧縮されたガスを補充する。第1の円筒形のチャンバ52内の 圧縮されたガスが加熱されることにより、第1の円筒形のチャンバ52内の流体 圧力が増加する。その結果、マニホールド組立体70を通してディフューザ60 に流動し、ディフューザからエアバック40内に流動するガスの流動量が増加す る。以上説明したようなTerrance J.Coultasのハイブリッドインフレータは、 膨脹ガスを生成し、膨脹ガスを一定量の貯蔵された圧縮ガスと共に畳まれている エアバックに供給するための、メカニズムが複雑である。また、Terrance J.C oultasのハイブリッドインフレータは膨脹ガスを生成し、膨脹ガスを圧縮された ガス貯蔵容器内の圧縮ガスと共にエアバック内に注入させるための複雑な手段を 用いる。従って、製造工程が複雑で、製造費用が高くなるという欠点がある。発明の開示 本発明は前記のような従来技術の問題点を解決するためのものであり、本発明 の目的は、簡単な内部構造を有し、製造コストが低い、改善されたハイブリッド インフレータを備えるハイブリッドエアバック装置を提供することにある。 前記のような目的を達成するために、本発明は 自動車の衝突時に破裂される蓋及び該蓋の下部の内側に位置して前記蓋と締結 される底板を備え、第1の内部空洞を限定する第1コンテナと、 前記第1の内部空洞内に畳まれて配置され、自由端部が前記蓋と前記底板との 間に固定され、前記底板と前記膨脹可能なエアバックとの間に第2の内部空洞を 限定し、圧縮されたガスと燃焼生成物が注入されて膨 脹されるエアバックと、 前記第2の内部空洞内で前記底板上に装着され、前記圧縮されたガスが充填さ れて密封される第1チャンバを画定するように、一体形成された第1鋼壁を備え た第2コンテナを有し、自動車の衝突時に発生する衝突感知信号により前記燃焼 生成物を発生させ前記膨脹可能なエアバックを膨脹させるハイブリッドインフレ ータとを有することを特徴とするハイブリッドエアバック装置を提供する。 前記蓋は自動車の衝突時に前記膨脹可能なエアバックにより容易に破裂される ように形成された内部破裂線及び前記蓋の周辺部から下向きに延在する第2フラ ンジを有する。 前記底板は平らな主胴体、前記ハイブリッドインフレータを収容するために前 記主胴体の中央から下向きに延びたL形状のスリーブ、前記第2フランジに対応 するように前記主胴体の両側部から下向きに延びた第1フランジ及び前記ハイブ リッドエアバック装置を前記自動車の車体に装着させるための複数の取付用のス タッドを有する。 前記第1フランジと前記第2フランジが、前記第1フランジと前記第2フラン ジをそれぞれ貫通して形成されたリベット孔を有し、前記リベット孔を貫通する リベットにより前記第1フランジと前記第2フランジとの間で下向きに延在する 前記自由端部と共に締結され、前記自由端部は下向きに延在してリテーナフレー ムにより保有される。 前記ハイブリッドインフレータは、 第3の内部空洞を限定し、前記第1鋼壁と溶接結合され、前記第1鋼壁と溶接 結合される位置に隣接して形成された複数の第1の円形の開口部を備え、一端部 に第2の円形の開口部を形成するように、放射状の内側へ延在する第1の環形の リムを有する第2鋼壁を有する第1円筒形のハウジングと、 前記第2の円形の開口部を横切って配置され第1溶接部により前記第1環形リ ム上に固定する破裂可能なディスクと、 前記第1円筒形のハウジング内に位置し、第2溶接部により前記第1円筒形の ハウジングの内面上に溶接結合され、一端部に第4の円形の開口部を形成するよ うに放射状の内側に延在する第2環形リムを備え、ピロテクニックヒータが内蔵 された第3コンテナ、補助装薬とガス発生材料が内蔵された第3チャンバ、及び 前記第3コンテナと前記第3チャンバとの間に形成された複数のガス流動通路を 有する第2円筒形のハウジングと、 前記圧縮されたガスと前記燃焼生成物を排出させる作動ピン及び該作動ピンを 弾性的に支持する板スプリングが内蔵された密封された第4チャンバを画定し、 第1の円筒形のハウジングの一端部に第5の円形の開口部を形成するように放射 状の内側に延在すめる第3環形リムを備え、第5溶接部により前記第2円筒形の ハウジング上に装着される第3円筒形のハウジングを有する。 前記ハイブリッドインフレータは前記第1の円形の開口部を横切って配置され たセラミックフィルタ及び第4円形の開口部を横切って配置された金属フィルタ を更に有する。 また、ハイブリッドインフレータは第3チャンバ内に補助装薬とガス発生材料 を取り囲む燃焼可能な第2薄膜容器及び補助装薬をガス発生材料から隔離させる ために第2薄膜容器内に配置された第2金属薄膜を更に有する。望ましくは、第 2薄膜容器はアルミニウムまたは鋼で製造される。 また、ハイブリッドインフレータは、第5円形の開口部を横切って配置された 補助ディスクを更に含む。 ディスクは動作ピンにより破裂されるドーム形状の中央部分及び前記 第1環形リム上に固定する平らな環形リム部分を有する。 前記ピロテクニックヒータは第3の円形の開口部を形成するように放射状の内 側に延在する内部の端部、前記内部の端部と一体形成された外部の端部、点火装 薬が内蔵された密封された第2チャンバ及び前記点火装薬を点火させる雷管、及 び該雷管を固定させるアダプタを有する。 前記ピロテクニックヒータは前記第3の円形の開口部を横切って配置された金 属プラグと第1金属薄膜を更に有し、前記金属プラグが、前記内部の端部内に挿 入され、前記第1金属薄膜が第4溶接部により前記内部の端部上に固定する。 前記ピロテクニックヒータは前記第2チャンバ内に前記点火装薬を取り囲む燃 焼可能な第1薄膜容器を更に有する。望ましくは、第1薄膜容器はアルミニウム または鋼で製造される。 前記外部端部は第3溶接部によりL形状のスリーブに溶接結合される。雷管は 外部電源から供給される電流を収容するための導電性ピンを有し、アダプタはア ダプタを密封させるための第1のO形状の密封リングを有する。 前記作動ピンは尖った先端、前記作動ピンの中央を貫通して形成された貫通口 、下端面及び第2のO形状の密封リングを有し、前記点火装薬、前記補助装薬及 び前記ガス発生材料の燃焼により前記燃焼生成物が発生する場合に、前記燃焼生 成物の圧力により上向きに移動して前記補助ディスク及び前記ディスクを順次に 破裂させる。 前記板スプリングは複数のガス流動口が形成されたドーム形状の中央部分及び 前記第2環形リム上に固定される平らな環形のリム部分を有する。 前記圧縮されたガスは不活性ガス、燃焼可能な燃料ガス及び酸化性ガスからな るグループから選択される。前記不活性ガスは窒素(N2)、 アルゴン(Ar)及び窒素とアルゴンとの混合物からなるグループから選択され る。 複数のガス流動通路は第2チャンバと第3チャンバを流体連結させる。 以上説明したように、本発明によるハイブリッドエアバック装置において簡単 な構造の動作ピンを有するハイブリッドインフレータを備えることにより、ハイ ブリッドインフレータの全体的な内部構造を単純化でき、これにより製造費用の 節減効果を得られる。図面の簡単な説明 第1図は本発明の望ましい実施例によるハイブリッドエアバック装置の断面図 である。 第2図は図1に示すハイブリッドエアバック装置のハイブリッドインフレータ を拡大して示す断面図である。 第3図は第2図に示すハイブリッドインフレータのピロテクニックヒータを拡 大して示す断面図である。 第4図は第3図に示すハイブリッドインフレータの中でピロテクニックヒータ をのぞいた残りの部分を拡大して示す断面図である。 第5図は第2図に示すハイブリッドインフレータの動作ピンによりディスクが 破裂された状態を示す断面図である。 第6A図は本発明による板スプリングの平面図である。 第6B図は本発明による動作ピンの拡大縦断面図である。 第7図は従来技術により構成されたハイブリッドインフレータの断面図である 。 第8図は第7図に示すハイブリッドインフレータの一部分の拡大分解断面図で ある。 第9図は第7図に示すハイブリッドインフレータの別の部分の拡大分解断面図 である。 第10図は従来のエアバック装置の構成を概略的に示すブロックダイアグラム である。発明を実施するための最良の形態 以下、添付した図面に基づき本発明を更に詳細に説明する。 第1図に本発明の望ましい実施例によるハイブリッドエアバック装置200を 示す。 ハイブリッドエアバック装置200は第1コンテナ210、該第1コンテナ2 10内に配置された畳まれたエアバック400、及び第1コンテナ210に固定 された円筒形のインフレータ300を有する。 第1コンテナ210は自動車の外部で組み立てられ、完全なユニットとして自 動車内に配置される。第1コンテナ210はインフレータ300から分離され輸 送及び貯蔵できる下位部品として形成される。第1コンテナ210はエアバック 装置200の最終的な組立段階でインフレータ300と結合される。第1コンテ ナ210は底板220及び底板に固定された蓋230を有する。第1コンテナ2 10は、エアバック400が位置する第1内部空洞212を画定する。 底板220は蓋230の下部内側に位置して蓋230に締結されている。底板 220は平面の主胴体222及び該主胴体222から延長された第1フランジ2 24を有する。主胴体222の下部の外面は、底板220が第1コンテナ210 内に統合される場合に、第1コンテナ210の外壁216を形成する。主胴体2 22の中央部にはL形状のスリーブ226が形成されている。L形状のスリーブ 226はインフレータ300を収容するために主胴体222から下向きに延在す るように設けられている。 第1フランジ224は主胴体222と一体的に形成され、主胴体222の周辺 部から平面をなす主胴体222に対して垂直に下向きに延在す る。主胴体22の周辺部上に位置する第1フランジ228は、蓋230を底板2 20上に固定するように適合している。また、第1フランジ228はエアバック 400の展開時にエアバック400を底板220に固定された状態に維持させる ための構造物を形成する。平面をなす主胴体222と第1フランジ224との間 の連結部227、及び第1フランジ224の末端部228はエアバックの織物を 破裂する鋭いコーナを形成しないようにするために、湾曲した形状を有する。 底板220には複数の取付用のスタッド220が設けられている。スタッド2 20は、エアバック装置200を車両の構造的な部分に締結させるのに使用され る。スタッド220は主胴体222と一体に連結され、主胴体222から外側に 延在する。 蓋230は、車両の計器板を製作することに通常に使用される、硬質の可撓性 プラスティック材料、例えばポリエチレンから製造される。蓋230の内部には 所定の形状を有する内部破裂線232が形成されている。内部破裂線232はエ アバック400の膨張時に蓋230が破裂されるように蓋230の所定位置に形 成されている。 蓋230はカップ形状の部材である。蓋230は該蓋230の周辺部から垂直 方向に下向きに延在する第2フランジ234を有する。第2フランジ234は蓋 230の境界部分と一体的に形成される。第2フランジ234は底板220の外 部の周辺部から第1フランジ224の周りに緻密に差し込まれる大きさを有する 。リベット孔235,236が、それぞれ底板220上の第1フランジ224と 蓋230上の第2フランジとに形成されている。リベット孔235,236は蓋 230を底板220上に固定させるために、リベット238や別の固定要素が通 過できるように互いに整列されている。 通常、エアバック400はナイロンのように強くて耐久性のある織物 材料で形成された連続的な織物部材である。エアバック400は蓋230と底板 220との間に配置される。即ち、エアバック400は第1内部空洞212内で 底板220との間に第2内部空洞214を有するように皺形状に畳まれて取り付 けられる。 エアバック400の自由端部は下向きに延在し、第1フランジ224と第2フ ランジ234との間に配置されている。エアバック400の自由端部はリベット 孔235、236を通過するリベット238により第1フランジ224と第2フ ランジ234との間に固定されている。その後、エアバック400の自由端部は 第1コンテナ210の外部に位置したリテーナフレーム248に固定される。従 って、エアバック400は、蓋230が底板220に固定されていのと同様に、 第1コンテナ200に固定されている。 エアバック400を膨張させるためのインフレータ300は、第1コンテナ2 10が組み立てられた後、第1コンテナ210に取り付けられる。 即ち、組み立てられた第1コンテナ210にインフレータ300を取り付ける と、エアバック装置200が完成される。インフレータ300は底板220の中 央に形成されたL形状のスリーブ226に収容され、エアバック400により画 定された第2内部空洞214内に垂直に配置される。 第2内部空洞214内で、インフレータ300は第2コンテナ310を有する 。第2コンテナ310は、エアバック装置200の全体の高さを減少させるため に、横方向に延長された円筒形状を有する。第2コンテナ310は一体形成され た第1鋼壁304を有する。第1鋼壁304の自由端部はインフレータ300の 第1円筒形のハウジング320に溶接して密封結合されている。 第1鋼壁304は一定量の圧縮されたガスを含有する第1チャンバ302を画 定する。第1チャンバ302は不活性ガス、燃焼可能な燃料ガス及び酸化性ガス を含有するガスの混合物を有する。望ましくは、不活性ガスは窒素(N2)、ア ルゴン(Ar)または窒素とアルゴンとの混合物である。第2コンテナ310は 第1チャンバ302内に圧縮されたガスを充填させるための充填チューブ306 を有する。充填チューブ306は第2コンテナ310の底を貫通して設置される 。充填チューブ306はピンチ308を有する。ピンチ308は第1チャンバ3 02内に圧縮されたガスを充填させた後に、充填チューブ306を閉鎖するよう に溶接される。 第2図乃至第4図に、本発明によるハイブリッドインフレータ300を詳細に 示す。 まず、第2図を参照すると、インフレータ300は第1円筒形のハウジング3 20を有する。第1円筒形のハウジング320は第3内部空洞312を限定する 。第1円筒形のハウジング320は一体形成された第2鋼壁322を有する。第 2鋼壁322は第3内部空洞312を画定する。第2鋼壁322の外面には第2 コンテナ310を形成する第1鋼壁304が溶接により結合して密封される。第 2鋼壁322には複数の第1の円形開口部324が形成されている。第1の円形 開口部324は、第1鋼壁304が第2鋼壁322に結合される部分の下流側に 第2鋼壁322を貫通して形成される。第1円形の開口部324は、第3内部空 洞312と第2内部空洞214とを流体連結させている。第1円形の開口部32 4にはセラミックフィルタ326が配置されている。セラミックフィルタ326 は第1円形の開口部324を横切って位置する。 第1円筒形のハウジング320は放射状の内側に延在する第1環形のリム32 1を有する。第1環形のリム321は第2円形の開口部328 を形成する。第2円形の開口部328は破裂可能なディスク330により閉鎖さ れている。ディスク330は第2円形の開口部328を横切って延長され、第1 溶接部314により第1環形のリム321に固定されている。ディスク330は ドーム形状の中央部分332及び環形のリム部分334を含む。 第1円筒形のハウジング320の内部には第2の円筒形ハウジング340が位 置する。第2の円筒形ハウジング340は、第2溶接部316により第1の円筒 形ハウジング320の下部内面上に溶接結合されている。第2円筒形のハウジン グ340の内側下部にはピロテクニックヒータ350が配置されている。 第3図は、ピロテクニックヒータ350の内部構造を詳細に示している。ピロ テクニックヒータ350は円筒形の第3コンテナ352を含む。第3コンテナ3 52は長い外側端部354を有する。外側端部354は底板220のL形状のス リーブ226に差し込まれる。外側端部354とL形状のスリーブ226は、第 3溶接部317により結合される。 第3コンテナ352は外側端部354と一体的に形成された内部端部356を 有する。内部端部356には第3円形の開口部358が形成されている。第3円 形の開口部358は金属プラグ360及び第1金属薄膜362により閉鎖されて いる。第1金属薄膜362と内部端部356とは結合されて第1金属膜362の 周辺部で密封される方式で第4溶接部318により結合される。金属プラグ36 0は全領域にわたって第1金属薄膜362を支持する。これにより、第1金属薄 膜362は第2チャンバ380内に貯蔵された高圧ガスを耐え得るものとなる。 第3コンテナ352内には雷管364及び点火装薬366が位置する。雷管3 64は中空の円筒形の取り付け用のアダプタ368により第3コンテナ352内 に保有される。取り付け用のアダプタ368は取り付け 用のアダプタ368の外周面に設置された第1のO形状の密封リング370によ り密封されている。外部の端部354に形成された円柱上の第1クリンプ372 は取り付け用のアダプタ368を第3コンテナ352内に固定して保有するもの である。 雷管364は点火装薬366に隣接して位置する。雷管364は取り付け用の アダプタ368と一体で形成され延在する第2クリンプ374により第3コンテ ナ352内に固定され保有されている。雷管364には2つの導電性ピン376 が連結される。導電性ピン376は電気入力末端部として、第3コンテナ352 の下部から外部に延在して電源(図示せず)に連結される。導電性ピン376は 雷管364を動作させるように電流を供給するための経路を提供する。 点火装薬366は第2チャンバ380内でアルミニウムまたは鋼材の第1金属 薄膜378内に保有されている。点火装薬354は多様な材料が採用され得るが 、望ましくはボロンポタシウムニトラート(BKNO3)の粒状混合物からなる 。 再び第2図を参照すると、第2円筒形のハウジング340内の上部には第3チ ャンバ382が形成されている。第2チャンバ380と第3チャンバ382との 間には複数のガス流動通路500が形成される。ガス流動通路500は第2チャ ンバ380と第3チャンバ382を流体連結させる。 第4図に詳細に示すように、第3チャンバ382内には粒状混合物の補助装薬 384とペレット形状構造またはディスク形状構造のガス発生材料386が保有 されている。補助装薬384とガス発生材料386は、第3チャンバ382内の アルミニウムまたは鋼材の第2薄膜容器388内に保有されている。第2薄膜容 器388内で、補助装薬384とガス発生材料386はアルミニウム材質の第2 金属薄膜390により分離さ れている。 第2薄膜容器388は第3チャンバ382の底から離隔されるように第2の円 筒形ハウジング340の内壁に差し込まれている。第2薄膜容器388は第2円 筒形のハウジング340の内壁と良好に熱的に接触している。 第3チャンバ382を画定する第2円筒形のハウジング340は、放射状の内 側に延在する第2の環形リム391を有する。第2の環形リム391は、第4の 円形開口部392を形成している。第4の円形開口部392には金属フィルタ3 94が配置される。金属フィルタ394は第4円形の開口部392を横切って位 置する。 金属フィルタ394は、第1薄膜容器378内に内蔵された点火装薬366、 第2薄膜容器388内に内蔵された補助装薬384とガス発生材料386が燃焼 する際に発生する燃焼生成物から不純物を除去する。 第2の円筒形ハウジング340の第2の環形リム391の周りには第3の円筒 形ハウジング396が結合される。第3の円筒形ハウジング396は第5溶接部 398により第2の円筒形ハウジング340に締結されている。第3の円筒形ハ ウジング396は第4チャンバ410を画定する。第4チャンバ410内には板 スプリング412及び動作ピン420が位置する。板スプリング412は第4チ ャンバ410の下部に位置し、動作ピン420を弾性的に支持する。動作ピン4 20は第4チャンバ410内で垂直方向に摺動可能に位置する。 第6A図に示すように、板スプリング412は、ドーム形状の中央部分414 及び平らな環形のリム部分416を有し、ガスの流動を可能にする複数のガス流 動口418を有する。板スプリング412はリム部分416が第2環形のリム3 91の外面上に溶接されることにより、第4チャンバ410の下部に固定される 。 図6Bに示すように、動作ピン420は、ディスク330を破裂させるための 尖った先端422、及び平らな下端面423を有する。動作ピン420の中央部 には貫通口424が形成されている。貫通口424は点火装薬366、補助装薬 384及びガス発生材料386の燃焼により発生する燃焼生成物の流動通路にな る。動作ピン420の下部の外周部には第2のO形状密封リング426が設置さ れている。 第3の円筒形ハウジング396は放射状の内側に延在する第3の環形リム42 8を備える。第3の円筒形ハウジング396は、第5の円形開口部430を形成 する。第5円形の開口部430には破裂可能な補助ディスク432が位置する。 補助ディスク432は、金属薄膜からなり、第5の円形開口部430を横切って 位置する。補助ディスク432は動作ピン420が動作する直前まで第5チャン バ430を密封させ、動作ピン420が動作したときに動作ピン420により破 裂される。 以下、前述したように構成された本発明の望ましい実施例によるハイブリッド インフレータ300の動作を説明する。 車両の運行時に他の車両または物体との衝突により所定の臨界衝撃値以上の衝 撃が車体に加えられると、車両の衝突が衝突感知センサ(図示せず)によりモニ タされる。衝突感知センサーは衝突感知信号をECU(図示せず)に伝達する。 その後、ECUはインフレータ300のピロテクニックヒータ350の導電性ピ ン376に電流を供給する。 導電性ピン376に電流が供給されると、雷管364は第1薄膜容器378内 に含有された点火装薬366を点火させる。すると、点火装薬366の燃焼によ り高温高圧の膨張ガスを含む燃焼生成物が発生する。高温高圧の膨脹ガスを有す る燃焼生成物が発生することにより、第3の円形開口部358を閉鎖していた金 属プラグ360が最初位置から離脱される。その結果、金属プラグ360により 支持されていた第1金属薄 膜362が破裂される。これにより、燃焼生成物は第3の円形開口部358を通 して複数のガス流動通路500内に排出される。 燃焼生成物はガス流動通路500を経て第3チャンバ382内に流動する。第 3チャンバ382内に導入された燃焼生成物は第2薄膜容器388内に保有され た補助装薬384とガス発生材料386とを燃焼させる。結果として、高温、高 圧の膨張ガスを含有した高濃度の燃焼生成物が発生する。このような燃焼生成物 は第2チャンバ380内で点火装薬366の燃焼により発生した燃焼生成物と合 わせられる。 結合された燃焼生成物は第3チャンバ382の第4の円形開口部392を通過 する。この際に、第4の円形開口部392を横切って配置された金属フィルタ3 94は、点火装薬366、補助装薬384及びガス発生材料386が燃焼しなが ら発生する燃焼生成物から微粒子形態の特定物質と溶融物質を除去する。 第4の円形開口部392を通過した燃焼生成物は板スプリング412に形成さ れた複数のガス流動口418を通過し、これと同時に板スプリング412上に弾 性的に位置した動作ピン420の下端面423を上方向に押す。これにより、第 4の円筒形チャンバ410内の動作ピン420は第5の円形開口部430と第2 の円形開口部328とを順番に通過して、第2図に示す収縮位置から第5図に示 す拡張位置に移動する。 動作ピン420が移動することにより、動作ピン420の尖った先端422に より補助ディスク432とディスク330が順次破裂される。補助ディスク43 2は、膨張ガスが第4チャンバ410から第5の円形開口部430を通して第3 の内部空洞312内に流動されることを防止する。ディスク330は動作ピン4 20により破裂されるまで、第2コンテナ310(図示せず)内に貯蔵され圧縮 されたガスが、第1チャンバ302から第2の円形開口部328を通して第3の 内部空洞312内 に流動することを防止する。 補助ディスク432が破裂される場合、燃焼生成物は動作ピン420の貫通口 424を通して第3の内部空洞312内に入る。次に、ディスク330が破裂さ れたとき、第3の内部空洞312内に排出された燃焼生成物の一部は第1チャン バ302内に流動した後、第1チャンバ302内に保有され圧縮されたガスの流 動圧力により第3内部空洞312内に圧縮されたガスと共に流動する。この際に 、圧縮されたガスは第1チャンバ302から放出されながら破裂されたディスク 330を第3の内部空洞312内で変形させる。その結果、圧縮されたガスと燃 焼生成物の上下方向の流動が活発になされる。 圧縮されたガスと燃焼生成物は第3の内部空洞312を介して第1の円形開口 部324を通過する。この際に、第1の円形開口部324を横切って配置された セラミックフィルタ326は、金属フィルタ394と同様に、燃焼生成物及び圧 縮されたガスから微粒予形態の特定物質と溶融物質を2度目に除去する。第1円 形の開口部324を通過した圧縮されたガスと燃焼生成物は第2内部空洞214 内に排出されて最終的にはエアバック400を膨張させる。 エアバック400は圧縮されたガスと燃焼生成物が充填されることにより、蓋 230の内部破裂線232の周りの脆弱な部分を貫通して自動車の乗客の前面で 瞬間的に膨張される。即ち、エアバック400は衝突感知センサーが衝突を感知 した瞬間から0.04乃至0.05秒内に完全に膨張される。これにより、車両 の乗客が衝突時の衝撃から安全に保護される。 これまで説明したように、本発明によるハイブリッドエアバック装置200に おいては、従来のエアバック40に連結された流動通路を開放させるための動作 手段を、簡単な構造の動作ピン420に切り替えるこ とにより、ハイブリッドインフレータ400の全体的な内部構造を単純化した。 これにより、ハイブリッドインフレータ300の全体的な内部構造を単純化した 。これにより、ハイブリッドエアバック装置200の製造費用が低くなるという 効果がある。 なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の思想を逸脱し ない範囲内において種々の改変をなし得ることは無論である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 自動車の衝突時に破裂される蓋、及び該蓋の下部の内側に位置して前記蓋 と締結される底板を備え、第1の内部空洞を画定する第1コンテナと、 前記第1の内部空洞内に畳まれて配置され、自由端部が前記蓋と前記底板との 間に固定され、前記底板と前記膨脹可能なエアバックとの間に第2の内部空洞を 画定し、圧縮されたガスと燃焼生成物が注入されて膨脹されるエアバックと、 前記第2の内部空洞内で前記底板上に装着され、前記圧縮されたガスが充填さ れて密封される第1チャンバを画定するように、一体形成された第1鋼壁を備え た第2コンテナを有し、自動車の衝突時に発生する衝突感知信号により前記燃焼 生成物を発生させ前記膨脹可能なエアバックを膨脹させるハイブリッドインフレ ータとを有することを特徴とするハイブリッドエアバック装置。 2. 前記蓋が、 自動車の衝突時に前記膨脹可能なエアバックにより容易に破裂されるように形 成された内部破裂線及び前記蓋の周辺部から下向きに延在する第2フランジを有 することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のハイブリッドエアバック装置。 3. 前記底板が、 平らな主胴体、前記ハイブリッドインフレータを収容するために前記主胴体の 中央から下向きに延在するL形状のスリーブ、前記第2フランジに対応するよう に前記主胴体の両側部から下向きに延在する第1フランジ及び前記ハイブリッド エアバック装置を前記自動車の車体に装着させるための複数のスタッドを有する ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のハイブリッドエアバック装置。 4. 前記第1フランジと前記第2フランジが、 前記第1フランジと前記第2フランジをそれぞれ貫通して形成されたリベット 孔を有し、前記リベット孔を貫通するリベットにより前記第1フランジと前記第 2フランジとの間で下向きに延在する前記自由端部と共に締結され、前記自由端 部は下向きに延在してリテーナフレームにより保有されることを特徴とする請求 の範囲第3項に記載のハイブリッドエアバック装置。 5. 前記ハイブリッドインフレータが、 第3の内部空洞を画定し、前記第1鋼壁と溶接結合され、前記第1鋼壁と溶接 結合される位置に隣接して形成された複数の第1の円形の開口部を備え、一方の 端部に第2の円形の開口部を形成するように、放射状の内側へ延在する第1の環 形のリムを有する第2鋼壁を有する第1円筒形のハウジングと、 前記第2の円形の開口部を横切って配置され第1溶接部により前記第1環形リ ム上に固定する破裂可能なディスクと、 前記第1円筒形のハウジング内に位置し、第2溶接部により前記第1円筒形の ハウジングの内面上に溶接結合され、一方の端部に第4の円形の開口部を形成す るように放射状の内側に延在する第2環形リムを備え、ピロテクニックヒータが 内蔵された第3コンテナ、補助装薬とガス発生材料が内蔵された密封された第3 チャンバ、及び前記第3コンテナと前記第3チャンバとの間に形成された複数の ガス流動通路を有する第2円筒形のハウジングと、 前記圧縮されたガスと前記燃焼生成物を排出させる作動ピン及び該作動ピンを 弾性的に支持する板スプリングが内蔵された密封された第4チャンバを画定し、 第3の円筒形のハウジングの一端部に第5の円形開口部を形成するように放射状 の内側に延在する第3の環形リムを備え、第 5溶接部により前記第2の円筒形ハウジング上に装着される第3の円筒形ハウジ ングを有することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のハイブリッドエアバッ ク装置。 6. 前記ハイブリッドインフレータが、前記第1の円形開口部を横切って配置 されたセラミックフィルタを更に有することを特徴とする請求の範囲第5項に記 載のハイブリッドエアバック装置。 7. 前記ディスクが、前記作動ピンにより破裂されるドーム形状の中央部分及 び前記第1の環形リム上に固定された平らな環形リム部分を有することを特徴と する請求の範囲第5項に記載のハイブリッドエアバック装置。 8. 前記ハイブリッドインフレータが、前記第4の円形開口部を横切って配置 された金属フィルタを更に有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のハ イブリッドエアバック装置。 9. 前記ピロテクニックヒータが、 第3の円形開口部を形成するように放射状の内側に延在する内部端部と、 前記内部の端部と一体的に形成された外側端部と、 点火装薬が内蔵された密封された第2チャンバと、 前記点火装薬を点火させる雷管と、 該雷管を固定させるアダプタとを有することを特徴とする請求の範囲第5項に 記載のハイブリッドエアバック装置。 10. 前記ピロテクニックヒータが、前記第3の円形の開口部を横切って配置 された金属プラグと第1金属薄膜とを更に有し、 前記金属プラグが、前記内部の端部内に挿入され、前記第1金属薄膜が第4溶 接部により前記内部の端部上に固定することを特徴とする請求の範囲第9項に記 載のハイブリッドエアバック装置。 11. 前記ピロテクニックヒータが、前記第2チャンバ内に前記点火装薬を取 り囲む燃焼可能な第1薄膜容器をさらに有し、 前記雷管は外部電源から供給される電流を受容するための導電性のピンを備え 、 前記アダプタは該アダプタを密封させるための第1のO形状の密封リングを備 え、 前記外部端部は、第3溶接部により前記L形状のスリーブに溶接結合されるこ とを特徴とする請求の範囲第9項に記載のハイブリッドエアバック装置。 12. 前記第1薄膜容器が、アルミニウムまたは鋼で製造されることを特徴と する、請求の範囲11に記載のハイブリッドエアバック装置。 13. 前記ハイブリッドインフレータが、 前記第3チャンバ内に前記補助装薬と前記ガス発生材料を取り囲む燃焼可能な 第2薄膜容器と、 前記補助装薬を前記ガス発生材料から隔離させるために前記第2薄膜容器内に 配置された第2金属薄膜とを更に有することを特徴とする請求の範囲第5項に記 載のハイブリッドエアバック装置。 14. 前記第2薄膜容器がアルミニウムまたは鋼で製造されていることを特徴 とする請求の範囲第13項に記載のハイブリッドエアバック装置。 15. 前記ガス流動通路が、前記第2チャンバと前記第3チャンバとを流体連 結させることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のハイブリッドエアバック装 置。 16. 前記ハイブリッドインフレータが、前記第5の円形の開口部を横切って 配置された補助ディスクを更に有し、 前記第3円筒形のハウジングが、第5溶接部により前記第2円筒形の ハウジング上に溶接結合されることを特徴とする請求の範囲第5項に記載のハイ ブリッドエアバック装置。 17. 前記作動ピンが、 尖った先端と、前記作動ピンの中央を貫通して形成された貫通口と、下端面と 、第2のO形状の密封リングとを有し、 前記点火装薬、前記補助装薬及び前記ガス発生材料の燃焼により前記燃焼生成 物が発生したときに、前記燃焼生成物の圧力により上向きに移動して前記補助デ ィスク及び前記ディスクを順番に破裂させることを特徴とする請求の範囲5項に 記載のハイブリッドエアバック装置。 18. 前記板スプリングが、複数のガス流動口が形成されたドーム形状の中央 部分と、前記第2環形リム上に固定される平らな環形のリム部分とを有すること を特徴とする請求の範囲第5項に記載のハイブリッドエアバック装置。 19. 前記圧縮されたガスが、不活性ガス、燃焼可能な燃料ガス及び酸化性ガ スからなるグループから選択されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の ハイブリッドエアバック装置。 20. 前記不活性ガスが、窒素、アルゴン及び窒素とアルゴン及び窒素とアル ゴンの混合物からなるグループから選択されることを特徴とする請求の範囲第1 9項に記載のハイブリッドエアバック装置。
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