JP2003252089A - 車両の座席シートスライド装置 - Google Patents
車両の座席シートスライド装置Info
- Publication number
- JP2003252089A JP2003252089A JP2002051463A JP2002051463A JP2003252089A JP 2003252089 A JP2003252089 A JP 2003252089A JP 2002051463 A JP2002051463 A JP 2002051463A JP 2002051463 A JP2002051463 A JP 2002051463A JP 2003252089 A JP2003252089 A JP 2003252089A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- slide
- lock
- state
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】ロアレール1に対しアッパレール15を座
席シート17とともに往復移動可能に支持している。座
席シート17は着座可能状態Pと着座不能状態とを取り
得るようにアッパレール15に対し頃動する座席部18
を備えている。ロアレール1には、座席シート17が着
座可能状態Pと着座不能状態とを取り得る着座スライド
範囲SCのほかに、座席シート17の往復移動方向Xの
両側で座席シート17が着座不能状態のみを取り得る格
納スライド範囲SF,SRを設けている。例えば、座席
シート17が運転席である場合、着座スライド範囲SC
は運転可能な範囲であり、格納スライド範囲SF,SR
は運転不能な範囲である。そのため、格納スライド範囲
SF,SRを荷物の積載にのみ活用できるようにし、着
座スライド範囲SCを運転可能な範囲に抑えた。 【効果】格納スライド範囲SF,SRを荷室スペースと
して最大限有効に活用することができる。
席シート17とともに往復移動可能に支持している。座
席シート17は着座可能状態Pと着座不能状態とを取り
得るようにアッパレール15に対し頃動する座席部18
を備えている。ロアレール1には、座席シート17が着
座可能状態Pと着座不能状態とを取り得る着座スライド
範囲SCのほかに、座席シート17の往復移動方向Xの
両側で座席シート17が着座不能状態のみを取り得る格
納スライド範囲SF,SRを設けている。例えば、座席
シート17が運転席である場合、着座スライド範囲SC
は運転可能な範囲であり、格納スライド範囲SF,SR
は運転不能な範囲である。そのため、格納スライド範囲
SF,SRを荷物の積載にのみ活用できるようにし、着
座スライド範囲SCを運転可能な範囲に抑えた。 【効果】格納スライド範囲SF,SRを荷室スペースと
して最大限有効に活用することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種車両において
ロアレールに対しアッパレールを座席シートとともに往
復移動可能に支持した座席シートスライド装置に関する
ものである。
ロアレールに対しアッパレールを座席シートとともに往
復移動可能に支持した座席シートスライド装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の座席シートスライド装置において
は、例えば座席シートが運転席である場合、座席シート
を往復移動し得る全範囲で、利用者が座席部に座ること
ができる着座可能状態と、座席部を傾動させて荷物を積
載し得る着座不能状態とにそれぞれ設定することができ
る。
は、例えば座席シートが運転席である場合、座席シート
を往復移動し得る全範囲で、利用者が座席部に座ること
ができる着座可能状態と、座席部を傾動させて荷物を積
載し得る着座不能状態とにそれぞれ設定することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、座席シートを
往復移動し得る全範囲には、運転可能な範囲と運転不能
な範囲とがある。そのため、運転不能な範囲に座席シー
トが移動調節されている場合、そのまま運転を開始する
と、運転を行いにくくなる。
往復移動し得る全範囲には、運転可能な範囲と運転不能
な範囲とがある。そのため、運転不能な範囲に座席シー
トが移動調節されている場合、そのまま運転を開始する
と、運転を行いにくくなる。
【0004】この発明は、運転不能な範囲を運転可能な
範囲と積極的に区別し、運転不能な範囲を荷室スペース
として最大限有効に活用することを目的としている。
範囲と積極的に区別し、運転不能な範囲を荷室スペース
として最大限有効に活用することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】後記実施
形態の図面(図1〜9)の符号を援用して本発明を説明
する。 * 請求項1〜3の発明 請求項1発明にかかる車両の座席シートスライド装置
は、下記のように構成されている。
形態の図面(図1〜9)の符号を援用して本発明を説明
する。 * 請求項1〜3の発明 請求項1発明にかかる車両の座席シートスライド装置
は、下記のように構成されている。
【0006】この座席シートスライド装置においては、
ロアレール(1)に対しアッパレール(15)を座席シ
ート(17)とともに往復移動可能に支持している。こ
の座席シート(17)は、着座可能状態(P)と着座不
能状態(Q)とを取り得るように、このアッパレール
(15)に対し傾動する座席部(18)を備えている。
前記ロアレール(1)には、前記座席シート(17)が
着座可能状態(P)と着座不能状態(Q)とのうち少な
くとも着座可能状態(P)を取り得る着座スライド範囲
(SC)のほかに、この座席シート(17)の往復移動
方向(前後方向X)の両側のうち少なくとも一方の側で
前記座席シート(17)が着座可能状態(P)と着座不
能状態(Q)とのうち着座不能状態(Q)のみを取り得
る格納スライド範囲(SF,SR)を設けている。
ロアレール(1)に対しアッパレール(15)を座席シ
ート(17)とともに往復移動可能に支持している。こ
の座席シート(17)は、着座可能状態(P)と着座不
能状態(Q)とを取り得るように、このアッパレール
(15)に対し傾動する座席部(18)を備えている。
前記ロアレール(1)には、前記座席シート(17)が
着座可能状態(P)と着座不能状態(Q)とのうち少な
くとも着座可能状態(P)を取り得る着座スライド範囲
(SC)のほかに、この座席シート(17)の往復移動
方向(前後方向X)の両側のうち少なくとも一方の側で
前記座席シート(17)が着座可能状態(P)と着座不
能状態(Q)とのうち着座不能状態(Q)のみを取り得
る格納スライド範囲(SF,SR)を設けている。
【0007】請求項2の発明は請求項1の発明を前提と
して下記のように構成されている。前記座席シートスラ
イド装置は、傾動ロック機構(26,27,12,1
3,14)を備えている。この傾動ロック機構(26,
27,12,13,14)は、前記着座スライド範囲
(SC)で前記座席部(18)が着座可能状態(P)と
着座不能状態(Q)とを共に取り得ることを許容し、前
記格納スライド範囲(SF,SR)で前記座席部(1
8)が着座可能状態(P)を取り得ることを阻止すると
ともに着座不能状態(Q)を取り得ることを許容する。
して下記のように構成されている。前記座席シートスラ
イド装置は、傾動ロック機構(26,27,12,1
3,14)を備えている。この傾動ロック機構(26,
27,12,13,14)は、前記着座スライド範囲
(SC)で前記座席部(18)が着座可能状態(P)と
着座不能状態(Q)とを共に取り得ることを許容し、前
記格納スライド範囲(SF,SR)で前記座席部(1
8)が着座可能状態(P)を取り得ることを阻止すると
ともに着座不能状態(Q)を取り得ることを許容する。
【0008】請求項3の発明は請求項2の発明を前提と
して下記のように構成されている。前記傾動ロック機構
は、前記座席部(18)に設けた座席ロック部(ロック
板26)と、この座席ロック部(26)に対し係脱し得
るように前記アッパレール(15)に設けた座席用可動
ロック部(ロックレバー27)と、このアッパレール
(15)の往復移動に伴いこの座席用可動ロック部(2
7)を移動させて前記座席ロック部(26)に対する離
脱状態と係止状態とを取リ得るように前記ロアレール
(1)に設けた傾動ロック用駆動部(12,13,1
4)とを備えている。前記着座スライド範囲(SC)で
は、前記座席部(18)の着座可能状態(P)と着座不
能状態(Q)とでそれぞれ前記アッパレール(15)の
座席用可動ロック部(27)が前記座席部(18)の座
席ロック部(26)に対し離脱状態となる傾動ロック不
能状態(M)を取る。前記格納スライド範囲(SF,S
R)では、前記座席部(18)の着座不能状態(Q)で
前記アッパレール(15)の座席用可動ロック部(2
7)が前記座席部(18)の座席ロック部(26)に対
し係止状態となる傾動ロック状態(N)を取る。
して下記のように構成されている。前記傾動ロック機構
は、前記座席部(18)に設けた座席ロック部(ロック
板26)と、この座席ロック部(26)に対し係脱し得
るように前記アッパレール(15)に設けた座席用可動
ロック部(ロックレバー27)と、このアッパレール
(15)の往復移動に伴いこの座席用可動ロック部(2
7)を移動させて前記座席ロック部(26)に対する離
脱状態と係止状態とを取リ得るように前記ロアレール
(1)に設けた傾動ロック用駆動部(12,13,1
4)とを備えている。前記着座スライド範囲(SC)で
は、前記座席部(18)の着座可能状態(P)と着座不
能状態(Q)とでそれぞれ前記アッパレール(15)の
座席用可動ロック部(27)が前記座席部(18)の座
席ロック部(26)に対し離脱状態となる傾動ロック不
能状態(M)を取る。前記格納スライド範囲(SF,S
R)では、前記座席部(18)の着座不能状態(Q)で
前記アッパレール(15)の座席用可動ロック部(2
7)が前記座席部(18)の座席ロック部(26)に対
し係止状態となる傾動ロック状態(N)を取る。
【0009】請求項1〜3の発明では、座席シート(1
7)を往復移動し得る全範囲のうち、利用者が座席部
(18)に座ることができる範囲を着座可能状態(P)
として着座スライド範囲(SC)で制限し、座席部(1
8)を傾動させて荷物を積載し得る着座不能状態(Q)
を格納スライド範囲(SF,SR)で着座スライド範囲
(SC)と区別した。例えば、座席シート(17)が運
転席である場合、着座スライド範囲(SC)は運転可能
な範囲であり、格納スライド範囲(SF,SR)は運転
不能な範囲である。そのため、格納スライド範囲(S
F,SR)を荷物の積載にのみ活用できるようにし、着
座スライド範囲(SC)を運転可能な範囲に抑えた。従
って、この格納スライド範囲(SF,SR)を荷室スペ
ースとして最大限有効に活用することができる。また、
座席シート(17)が運転席以外である場合も同様であ
る。
7)を往復移動し得る全範囲のうち、利用者が座席部
(18)に座ることができる範囲を着座可能状態(P)
として着座スライド範囲(SC)で制限し、座席部(1
8)を傾動させて荷物を積載し得る着座不能状態(Q)
を格納スライド範囲(SF,SR)で着座スライド範囲
(SC)と区別した。例えば、座席シート(17)が運
転席である場合、着座スライド範囲(SC)は運転可能
な範囲であり、格納スライド範囲(SF,SR)は運転
不能な範囲である。そのため、格納スライド範囲(S
F,SR)を荷物の積載にのみ活用できるようにし、着
座スライド範囲(SC)を運転可能な範囲に抑えた。従
って、この格納スライド範囲(SF,SR)を荷室スペ
ースとして最大限有効に活用することができる。また、
座席シート(17)が運転席以外である場合も同様であ
る。
【0010】* 請求項4〜5の発明
請求項4の発明は、請求項1または請求項2または請求
項3の発明を前提として下記のように構成されている。
項3の発明を前提として下記のように構成されている。
【0011】前記座席シートスライド装置はスライドロ
ック機構(7,10,11,31,33,35)を備え
ている。このスライドロック機構(7,10,11,3
1,33,35)は下記の着座スライドロック状態
(H)と着座スライドロック解除状態(I)と格納スラ
イドロック解除状態(J)とに切り換え得る。前記着座
スライドロック状態(H)では、前記着座スライド範囲
(SC)で前記座席シート(17)の往復移動を阻止す
る。前記着座スライドロック解除状態(I)では、前記
着座スライド範囲(SC)で前記座席シート(17)の
往復移動を許容するとともに、この着座スライド範囲
(SC)から前記格納スライド範囲(SF,SR)への
前記座席シート(17)の移動を阻止する。前記格納ス
ライドロック解除状態(J)では、前記着座スライド範
囲(SC)で前記座席シート(17)の往復移動を許容
するとともに、この着座スライド範囲(SC)と前記格
納スライド範囲(SF,SR)との間で前記座席シート
(17)の往復移動も許容する。
ック機構(7,10,11,31,33,35)を備え
ている。このスライドロック機構(7,10,11,3
1,33,35)は下記の着座スライドロック状態
(H)と着座スライドロック解除状態(I)と格納スラ
イドロック解除状態(J)とに切り換え得る。前記着座
スライドロック状態(H)では、前記着座スライド範囲
(SC)で前記座席シート(17)の往復移動を阻止す
る。前記着座スライドロック解除状態(I)では、前記
着座スライド範囲(SC)で前記座席シート(17)の
往復移動を許容するとともに、この着座スライド範囲
(SC)から前記格納スライド範囲(SF,SR)への
前記座席シート(17)の移動を阻止する。前記格納ス
ライドロック解除状態(J)では、前記着座スライド範
囲(SC)で前記座席シート(17)の往復移動を許容
するとともに、この着座スライド範囲(SC)と前記格
納スライド範囲(SF,SR)との間で前記座席シート
(17)の往復移動も許容する。
【0012】請求項5の発明は請求項4の発明を前提と
して下記のように構成されている。前記スライドロック
機構(7,10,11,31,33,35)は、前記着
座スライド範囲(SC)でロアレール(1)に設けたス
ライドロック部(中央ロック爪7)と、前記着座スライ
ド範囲(SC)と前記格納スライド範囲(SF,SR)
との境界部でロアレール(1)に設けたスライドストッ
パ部(ストッパ面10,11)と、このスライドロック
部(7)に対し係脱し得るとともにこのスライドストッ
パ部(10,11)に対し接離し得るように前記アッパ
レール(15)に設けたスライド用可動ロック部(ロッ
クレバー31)と、下記のスライドロック用駆動部(切
換操作部33、当接部35)とを備えている。このスラ
イドロック用駆動部(33,35)においては、前記ス
ライド用可動ロック部(31)を移動させて、前記スラ
イドロック部(7)に対する係止状態及び離脱状態と前
記スライドストッパ部(10,11)に対する当接状態
及び離間状態とを取リ得る。このスライドロック用駆動
部(33,35)は、下記の着座スライドロック状態
(H)と着座スライドロック解除状態(I)と格納スラ
イドロック解除状態(J)とを取り得るように切り換え
得る。前記着座スライドロック状態(H)では、前記ア
ッパレール(15)のスライド用可動ロック部(31)
が前記ロアレール(1)のスライドロック部(7)に対
し係止状態になる。前記着座スライドロック解除状態
(I)では、前記アッパレール(15)のスライド用可
動ロック部(31)が前記ロアレール(1)のスライド
ロック部(7)に対し離脱状態になるとともに前記ロア
レール(1)のスライドストッパ部(10,11)に対
し当接状態になる。前記格納スライドロック解除状態
(J)では、前記アッパレール(15)のスライド用可
動ロック部(31)が前記ロアレール(1)のスライド
ロック部(7)に対し離脱状態になるとともに前記ロア
レール(1)のスライドストッパ部(10,11)に対
し離間状態になる。
して下記のように構成されている。前記スライドロック
機構(7,10,11,31,33,35)は、前記着
座スライド範囲(SC)でロアレール(1)に設けたス
ライドロック部(中央ロック爪7)と、前記着座スライ
ド範囲(SC)と前記格納スライド範囲(SF,SR)
との境界部でロアレール(1)に設けたスライドストッ
パ部(ストッパ面10,11)と、このスライドロック
部(7)に対し係脱し得るとともにこのスライドストッ
パ部(10,11)に対し接離し得るように前記アッパ
レール(15)に設けたスライド用可動ロック部(ロッ
クレバー31)と、下記のスライドロック用駆動部(切
換操作部33、当接部35)とを備えている。このスラ
イドロック用駆動部(33,35)においては、前記ス
ライド用可動ロック部(31)を移動させて、前記スラ
イドロック部(7)に対する係止状態及び離脱状態と前
記スライドストッパ部(10,11)に対する当接状態
及び離間状態とを取リ得る。このスライドロック用駆動
部(33,35)は、下記の着座スライドロック状態
(H)と着座スライドロック解除状態(I)と格納スラ
イドロック解除状態(J)とを取り得るように切り換え
得る。前記着座スライドロック状態(H)では、前記ア
ッパレール(15)のスライド用可動ロック部(31)
が前記ロアレール(1)のスライドロック部(7)に対
し係止状態になる。前記着座スライドロック解除状態
(I)では、前記アッパレール(15)のスライド用可
動ロック部(31)が前記ロアレール(1)のスライド
ロック部(7)に対し離脱状態になるとともに前記ロア
レール(1)のスライドストッパ部(10,11)に対
し当接状態になる。前記格納スライドロック解除状態
(J)では、前記アッパレール(15)のスライド用可
動ロック部(31)が前記ロアレール(1)のスライド
ロック部(7)に対し離脱状態になるとともに前記ロア
レール(1)のスライドストッパ部(10,11)に対
し離間状態になる。
【0013】請求項4〜5の発明では、例えば、座席シ
ート(17)が運転席である場合、運転者は、着座スラ
イド範囲(SC)で通常通り座席シート(17)の移動
調節と移動ロックとを行うことができ、必要に応じて格
納スライド範囲(SF,SR)に切り換えることができ
る。その場合、格納スライド範囲(SF,SR)への切
り換えが不用意に行われることを防止することができ
る。また、座席シート(17)が運転席以外である場合
も同様である。
ート(17)が運転席である場合、運転者は、着座スラ
イド範囲(SC)で通常通り座席シート(17)の移動
調節と移動ロックとを行うことができ、必要に応じて格
納スライド範囲(SF,SR)に切り換えることができ
る。その場合、格納スライド範囲(SF,SR)への切
り換えが不用意に行われることを防止することができ
る。また、座席シート(17)が運転席以外である場合
も同様である。
【0014】* 第6の発明
この発明は、請求項3の発明を前提として下記のように
構成されている。前記傾動ロック用駆動部は、アッパレ
ール(15)の座席用可動ロック部(27)を傾動ロッ
ク不能状態(M)にし得るようにこの座席用可動ロック
部(27)と係合する規制面(12)と、アッパレール
(15)の座席用可動ロック部(27)を傾動ロック状
態(N)にし得るようにこの座席用可動ロック部(2
7)と係合する規制面(13,14)とを備えている。
これらの規制面(12,13,14)は、座席シート
(17)の往復移動方向(X)に沿ってロアレール
(1)に設けられている。例えば、傾動ロック不能状態
(M)にし得る規制面(12)は、座席シート(17)
の往復移動方向(X)に対し直交する上下方向(Z)
で、傾動ロック状態(N)にし得る規制面(13,1
4)よりも、低い位置に設けられている。この発明で
は、傾動ロック用駆動部ひいては傾動ロック機構を簡単
な構造にすることができる。
構成されている。前記傾動ロック用駆動部は、アッパレ
ール(15)の座席用可動ロック部(27)を傾動ロッ
ク不能状態(M)にし得るようにこの座席用可動ロック
部(27)と係合する規制面(12)と、アッパレール
(15)の座席用可動ロック部(27)を傾動ロック状
態(N)にし得るようにこの座席用可動ロック部(2
7)と係合する規制面(13,14)とを備えている。
これらの規制面(12,13,14)は、座席シート
(17)の往復移動方向(X)に沿ってロアレール
(1)に設けられている。例えば、傾動ロック不能状態
(M)にし得る規制面(12)は、座席シート(17)
の往復移動方向(X)に対し直交する上下方向(Z)
で、傾動ロック状態(N)にし得る規制面(13,1
4)よりも、低い位置に設けられている。この発明で
は、傾動ロック用駆動部ひいては傾動ロック機構を簡単
な構造にすることができる。
【0015】* 第7の発明
この発明は、請求項5の発明を前提として下記のように
構成されている。前記スライドロック部(7)は、着座
スライド範囲(SC)で座席シート(17)の往復移動
方向(X)に沿ってロアレール(1)に設けられてい
る。前記アッパレール(15)のスライド用可動ロック
部(31)においてこのスライドロック部(7)に対し
係脱し得る係止部(ロック孔32)は、座席シート(1
7)の往復移動方向(X)に対し直交する上下方向
(Z)で、着座スライドロック状態(H)である上側位
置(U)と、格納スライドロック解除状態(J)である
下側位置(D)と、着座スライドロック解除状態(I)
である中間位置(B)とに移動し得る。前記スライドス
トッパ部(10,11)は、座席シート(17)の往復
移動方向(X)に対し直交する上下方向(Z)に沿って
延びるようにロアレール(1)に設けられている。前記
スライド用可動ロック部(31)の係止部(32)は、
上側位置(U)でスライドロック部(7)に対し係止さ
れるとともに中間位置(B)及び下側位置(D)でスラ
イドロック部(7)から離脱され、上側位置(U)及び
中間位置(B)でスライドストッパ部(10,11)に
当接するとともに下側位置(D)でスライドストッパ部
(10,11)よりも下方へ離間する。この発明では、
スライドロック機構を簡単な構造にすることができる。
構成されている。前記スライドロック部(7)は、着座
スライド範囲(SC)で座席シート(17)の往復移動
方向(X)に沿ってロアレール(1)に設けられてい
る。前記アッパレール(15)のスライド用可動ロック
部(31)においてこのスライドロック部(7)に対し
係脱し得る係止部(ロック孔32)は、座席シート(1
7)の往復移動方向(X)に対し直交する上下方向
(Z)で、着座スライドロック状態(H)である上側位
置(U)と、格納スライドロック解除状態(J)である
下側位置(D)と、着座スライドロック解除状態(I)
である中間位置(B)とに移動し得る。前記スライドス
トッパ部(10,11)は、座席シート(17)の往復
移動方向(X)に対し直交する上下方向(Z)に沿って
延びるようにロアレール(1)に設けられている。前記
スライド用可動ロック部(31)の係止部(32)は、
上側位置(U)でスライドロック部(7)に対し係止さ
れるとともに中間位置(B)及び下側位置(D)でスラ
イドロック部(7)から離脱され、上側位置(U)及び
中間位置(B)でスライドストッパ部(10,11)に
当接するとともに下側位置(D)でスライドストッパ部
(10,11)よりも下方へ離間する。この発明では、
スライドロック機構を簡単な構造にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態にかか
る車両の座席シートスライド装置について図1〜9を参
照して説明する。
る車両の座席シートスライド装置について図1〜9を参
照して説明する。
【0017】図1,9に示すように、左右両側のロアレ
ール1は、その底壁部2で車両の床面に対し前後両側及
び中央のブラケット2aにより取着されている。このロ
アレール1の前端部は車内のフロントパネル(図示せ
ず)の付近まで延設されている。このロアレール1は、
前記底壁部2と、この底壁部2の左右両側から上方へ延
びる内外両側壁部3,4と、この内外両側壁部3,4の
上端部で相対向する内外両上壁部5,6とを有してい
る。このロアレール1は、中央の着座スライド範囲SC
と、この着座スライド範囲SCの前端部から前方へ連続
する前側格納スライド範囲SFと、この着座スライド範
囲SCの後端部から後方へ連続する後側格納スライド範
囲SRとに前後方向Xにおいて区分されている。なお、
図示しないが、この前側格納スライド範囲SFと後側格
納スライド範囲SRとのうちいずれかのものは省略して
もよい。
ール1は、その底壁部2で車両の床面に対し前後両側及
び中央のブラケット2aにより取着されている。このロ
アレール1の前端部は車内のフロントパネル(図示せ
ず)の付近まで延設されている。このロアレール1は、
前記底壁部2と、この底壁部2の左右両側から上方へ延
びる内外両側壁部3,4と、この内外両側壁部3,4の
上端部で相対向する内外両上壁部5,6とを有してい
る。このロアレール1は、中央の着座スライド範囲SC
と、この着座スライド範囲SCの前端部から前方へ連続
する前側格納スライド範囲SFと、この着座スライド範
囲SCの後端部から後方へ連続する後側格納スライド範
囲SRとに前後方向Xにおいて区分されている。なお、
図示しないが、この前側格納スライド範囲SFと後側格
納スライド範囲SRとのうちいずれかのものは省略して
もよい。
【0018】前記ロアレール1の着座スライド範囲SC
においてロアレール1の内側上壁部5の端部には、下方
へ突設されて凹凸状をなす複数の中央ロック爪7(スラ
イドロック部)が前後方向Xへ並設されている。前記ロ
アレール1の前側格納スライド範囲SF及び後側格納ス
ライド範囲SRにおいてそれぞれロアレール1の内側上
壁部5の端部には、下方へ突設されて凹凸状をなす複数
の前側ロック爪8及び後側ロック爪9が着座スライド範
囲SCの中央ロック爪7と連続して前後方向Xへ並設さ
れている。前記ロアレール1の着座スライド範囲SCと
前側格納スライド範囲SFとの境界部及び後側格納スラ
イド範囲SRとの境界部においてそれぞれ前側ストッパ
面10及び後側ストッパ面11(スライドストッパ部)
が上下方向Zに沿って形成されている。この前側ストッ
パ面10及び後側ストッパ面11は、前記中央ロック爪
7よりも上下方向Zで低い位置まで延設されている。
においてロアレール1の内側上壁部5の端部には、下方
へ突設されて凹凸状をなす複数の中央ロック爪7(スラ
イドロック部)が前後方向Xへ並設されている。前記ロ
アレール1の前側格納スライド範囲SF及び後側格納ス
ライド範囲SRにおいてそれぞれロアレール1の内側上
壁部5の端部には、下方へ突設されて凹凸状をなす複数
の前側ロック爪8及び後側ロック爪9が着座スライド範
囲SCの中央ロック爪7と連続して前後方向Xへ並設さ
れている。前記ロアレール1の着座スライド範囲SCと
前側格納スライド範囲SFとの境界部及び後側格納スラ
イド範囲SRとの境界部においてそれぞれ前側ストッパ
面10及び後側ストッパ面11(スライドストッパ部)
が上下方向Zに沿って形成されている。この前側ストッ
パ面10及び後側ストッパ面11は、前記中央ロック爪
7よりも上下方向Zで低い位置まで延設されている。
【0019】前記ロアレール1の着座スライド範囲SC
から前側格納スライド範囲SFにわたる範囲においてロ
アレール1の外側上壁部6で下方へ突設された端部の下
端には、前後方向Xへ延びる中央規制面12(傾動ロッ
ク用駆動部)が形成されている。前記ロアレール1の前
側格納スライド範囲SFから前端部にわたる範囲におい
てロアレールの外側上壁部6で下方へ突設された端部の
下端には、前後方向Xへ延びる前側規制面13(傾動ロ
ック用駆動部)が前記中央規制面12の前端部に連続し
て形成されている。前記ロアレール1の着座スライド範
囲SCから後側格納スライド範囲SRを経て後端部にわ
たる範囲においてロアレール1の外側上壁部6で下方へ
突設された端部の下端には、前後方向Xへ延びる後側規
制面14(傾動ロック用駆動部)が前記中央規制面12
の後端部に連続して形成されている。前記中央規制面1
2は、前記前側規制面13及び後側規制面14よりも上
下方向Zで低い位置に形成され、この前側規制面13及
び後側規制面14に対し段差状をなしている。
から前側格納スライド範囲SFにわたる範囲においてロ
アレール1の外側上壁部6で下方へ突設された端部の下
端には、前後方向Xへ延びる中央規制面12(傾動ロッ
ク用駆動部)が形成されている。前記ロアレール1の前
側格納スライド範囲SFから前端部にわたる範囲におい
てロアレールの外側上壁部6で下方へ突設された端部の
下端には、前後方向Xへ延びる前側規制面13(傾動ロ
ック用駆動部)が前記中央規制面12の前端部に連続し
て形成されている。前記ロアレール1の着座スライド範
囲SCから後側格納スライド範囲SRを経て後端部にわ
たる範囲においてロアレール1の外側上壁部6で下方へ
突設された端部の下端には、前後方向Xへ延びる後側規
制面14(傾動ロック用駆動部)が前記中央規制面12
の後端部に連続して形成されている。前記中央規制面1
2は、前記前側規制面13及び後側規制面14よりも上
下方向Zで低い位置に形成され、この前側規制面13及
び後側規制面14に対し段差状をなしている。
【0020】前記左右両側ロアレール1の上方に配設さ
れた左右両側のアッパレール15においてその下端部の
前後両端部の左右両側にスライドローラ16が支持され
ている。このアッパレール15は、ロアレール1内にそ
の内外両上壁部5,6間を通して挿入され、各スライド
ローラ16でロアレール1の底壁部2上に支持されてロ
アレール1に対し前後方向Xへ往復移動し得る。
れた左右両側のアッパレール15においてその下端部の
前後両端部の左右両側にスライドローラ16が支持され
ている。このアッパレール15は、ロアレール1内にそ
の内外両上壁部5,6間を通して挿入され、各スライド
ローラ16でロアレール1の底壁部2上に支持されてロ
アレール1に対し前後方向Xへ往復移動し得る。
【0021】前記左右両側アッパレール15上に取り付
けられた座席シート17は、座席部18と背もたれ19
とを有している。この座席部18は、左右両側アッパレ
ール15に対し回動中心線18aを中心に上下方向Zへ
所定円周角度範囲で回動し、利用者が座ることができる
水平な着座可能状態Pと、図4(b)に示すように上方
へ大小二段階の傾動角度θで傾動して背もたれ19に対
し折りたたまれる着座不能状態Qとを取り得る。一方の
アッパレール15には係止板20が取着されている。こ
の係止板20において座席部18の回動中心線18aを
中心とする円弧状外周部には複数の係止爪20aが並設
されている。この座席部18において一方のアッパレー
ル15に隣接する側には、引張コイルばね21により付
勢された係止レバー22が回動可能に支持されていると
ともに、引張コイルばね23により付勢された操作レバ
ー24が回動可能に支持されている。この係止レバー2
2と操作レバー24とは連動ワイヤ25により連結され
ている。この操作レバー24を引張コイルばね23の弾
性力に抗して回動させると、係止レバー22が連動ワイ
ヤ25により引張コイルばね21の弾性力に抗して回動
し、係止レバー22が前記係止板20の係止爪20aか
ら離脱して座席部18が回動し得る。この操作レバー2
4を離すと、係止レバー22が前記係止板20の係止爪
20aのうちいずれかのものに係止され、座席部18の
回動が阻止される。
けられた座席シート17は、座席部18と背もたれ19
とを有している。この座席部18は、左右両側アッパレ
ール15に対し回動中心線18aを中心に上下方向Zへ
所定円周角度範囲で回動し、利用者が座ることができる
水平な着座可能状態Pと、図4(b)に示すように上方
へ大小二段階の傾動角度θで傾動して背もたれ19に対
し折りたたまれる着座不能状態Qとを取り得る。一方の
アッパレール15には係止板20が取着されている。こ
の係止板20において座席部18の回動中心線18aを
中心とする円弧状外周部には複数の係止爪20aが並設
されている。この座席部18において一方のアッパレー
ル15に隣接する側には、引張コイルばね21により付
勢された係止レバー22が回動可能に支持されていると
ともに、引張コイルばね23により付勢された操作レバ
ー24が回動可能に支持されている。この係止レバー2
2と操作レバー24とは連動ワイヤ25により連結され
ている。この操作レバー24を引張コイルばね23の弾
性力に抗して回動させると、係止レバー22が連動ワイ
ヤ25により引張コイルばね21の弾性力に抗して回動
し、係止レバー22が前記係止板20の係止爪20aか
ら離脱して座席部18が回動し得る。この操作レバー2
4を離すと、係止レバー22が前記係止板20の係止爪
20aのうちいずれかのものに係止され、座席部18の
回動が阻止される。
【0022】前記座席部18において一方のアッパレー
ル15に隣接する側には、扇状のロック板26(座席ロ
ック部)が座席部18と一体的に回動するように取着さ
れている。このロック板26において座席部18の回動
中心線18aを中心とする円弧状外周部には複数のロッ
ク爪26aが並設されている。一方のアッパレール15
にはロックレバー27(座席用可動ロック部)が回動中
心線27aを中心に上下方向Zへ回動可能に支持されて
いる。このロックレバー27の上端部には前記ロック板
26の下方でロック端28が形成されている。このロッ
クレバー27の下端部には規制ローラ29が支持されて
いる。このロックレバー27の下端部はロアレール1内
にその内外両上壁部5,6間を通して挿入され、この規
制ローラ29が前記ロアレール1の中央規制面12また
は前側規制面13または後側規制面14に対し引張コイ
ルばね30の弾性力により圧接される。
ル15に隣接する側には、扇状のロック板26(座席ロ
ック部)が座席部18と一体的に回動するように取着さ
れている。このロック板26において座席部18の回動
中心線18aを中心とする円弧状外周部には複数のロッ
ク爪26aが並設されている。一方のアッパレール15
にはロックレバー27(座席用可動ロック部)が回動中
心線27aを中心に上下方向Zへ回動可能に支持されて
いる。このロックレバー27の上端部には前記ロック板
26の下方でロック端28が形成されている。このロッ
クレバー27の下端部には規制ローラ29が支持されて
いる。このロックレバー27の下端部はロアレール1内
にその内外両上壁部5,6間を通して挿入され、この規
制ローラ29が前記ロアレール1の中央規制面12また
は前側規制面13または後側規制面14に対し引張コイ
ルばね30の弾性力により圧接される。
【0023】一方のアッパレール15にはロックレバー
31(スライド用可動ロック部)が回動中心線31aを
中心に上下方向Zへ回動可能に支持されている。このロ
ックレバー31の後端部には前後方向Xへ並設された一
対のロック孔32(係止部)が形成されている。前記座
席部18において一方のアッパレール15に隣接する側
には切換操作部33が取り付けられ、この切換操作部3
3とロックレバー31の前部とが連動ケーブル34によ
り連結されている。座席部18の下側には当接部35が
取着され、このロックレバー31において前端部の上動
は前記座席部18の着座可能状態Pでこの当接部35に
より阻止される。前記切換操作部33は二段階の切換位
置(ロック位置とロック解除位置)に切り換えることが
できる。前記ロックレバー31の後端部はロアレール1
内にその内外両上壁部5,6間を通して挿入され、この
ロックレバー31の両ロック孔32に対し前記ロアレー
ル1の中央ロック爪7または前側ロック爪8または後側
ロック爪9が面する。
31(スライド用可動ロック部)が回動中心線31aを
中心に上下方向Zへ回動可能に支持されている。このロ
ックレバー31の後端部には前後方向Xへ並設された一
対のロック孔32(係止部)が形成されている。前記座
席部18において一方のアッパレール15に隣接する側
には切換操作部33が取り付けられ、この切換操作部3
3とロックレバー31の前部とが連動ケーブル34によ
り連結されている。座席部18の下側には当接部35が
取着され、このロックレバー31において前端部の上動
は前記座席部18の着座可能状態Pでこの当接部35に
より阻止される。前記切換操作部33は二段階の切換位
置(ロック位置とロック解除位置)に切り換えることが
できる。前記ロックレバー31の後端部はロアレール1
内にその内外両上壁部5,6間を通して挿入され、この
ロックレバー31の両ロック孔32に対し前記ロアレー
ル1の中央ロック爪7または前側ロック爪8または後側
ロック爪9が面する。
【0024】次に、前記座席シート17の各種状態を下
記*の各図ごとに分けて詳述する。 * 図1に示す状態 座席シート17の座席部18は着座可能状態Pにある。
係止レバー22が係止板20に係止されてこの座席部1
8の回動が阻止されている。ロックレバー27の規制ロ
ーラ29が中央規制面12に圧接されているため、ロッ
クレバー27のロック端28がロック板26から離脱
し、座席部18は前記係止レバー22の係止解除により
回動し得る傾動ロック不能状態Mになっている。切換操
作部33がロック位置に切り換えられているため、ロッ
クレバー31の両ロック孔32が上側位置Uになって着
座スライド範囲SCの中央ロック爪7がこの両ロック孔
32に係入され、座席部18は着座スライドロック状態
Hになってその往復移動が阻止されている。
記*の各図ごとに分けて詳述する。 * 図1に示す状態 座席シート17の座席部18は着座可能状態Pにある。
係止レバー22が係止板20に係止されてこの座席部1
8の回動が阻止されている。ロックレバー27の規制ロ
ーラ29が中央規制面12に圧接されているため、ロッ
クレバー27のロック端28がロック板26から離脱
し、座席部18は前記係止レバー22の係止解除により
回動し得る傾動ロック不能状態Mになっている。切換操
作部33がロック位置に切り換えられているため、ロッ
クレバー31の両ロック孔32が上側位置Uになって着
座スライド範囲SCの中央ロック爪7がこの両ロック孔
32に係入され、座席部18は着座スライドロック状態
Hになってその往復移動が阻止されている。
【0025】* 図2に示す状態
図1の状態で切換操作部33をロック解除位置に切り換
えると、ロックレバー31が座席部18の当接部35に
当たるまで回動し、ロックレバー31の両ロック孔32
が上側位置Uから中間位置Bになって中央ロック爪7が
この両ロック孔32から離脱する。その着座スライドロ
ック解除状態Iで、着座可能状態P及び傾動ロック不能
状態Mにある座席シート17を前方へ移動させると、ロ
ックレバー27の規制ローラ29が中央規制面12に圧
接されながらを移動する。そして、中間位置Bにあるロ
ックレバー31の後端部(両ロック孔32)が前側スト
ッパ面10に当接したところで、座席シート17が停止
する。切換操作部33をロック位置に切り換えると、座
席部18は再び着座スライドロック状態Hになる。
えると、ロックレバー31が座席部18の当接部35に
当たるまで回動し、ロックレバー31の両ロック孔32
が上側位置Uから中間位置Bになって中央ロック爪7が
この両ロック孔32から離脱する。その着座スライドロ
ック解除状態Iで、着座可能状態P及び傾動ロック不能
状態Mにある座席シート17を前方へ移動させると、ロ
ックレバー27の規制ローラ29が中央規制面12に圧
接されながらを移動する。そして、中間位置Bにあるロ
ックレバー31の後端部(両ロック孔32)が前側スト
ッパ面10に当接したところで、座席シート17が停止
する。切換操作部33をロック位置に切り換えると、座
席部18は再び着座スライドロック状態Hになる。
【0026】* 図3に示す状態
図1の状態で切換操作部33をロック解除位置に切り換
えた後、着座スライドロック解除状態Iで、着座可能状
態P及び傾動ロック不能状態Mにある座席シート17を
後方へ移動させる。すると、中間位置Bにあるロックレ
バー31の後端部(両ロック孔32)が後側ストッパ面
11に当接したところで、座席シート17が停止する。
切換操作部33をロック位置に切り換えると、座席部1
8は再び着座スライドロック状態Hになる。
えた後、着座スライドロック解除状態Iで、着座可能状
態P及び傾動ロック不能状態Mにある座席シート17を
後方へ移動させる。すると、中間位置Bにあるロックレ
バー31の後端部(両ロック孔32)が後側ストッパ面
11に当接したところで、座席シート17が停止する。
切換操作部33をロック位置に切り換えると、座席部1
8は再び着座スライドロック状態Hになる。
【0027】* 図4(a)(b)に示す状態
図1の状態で着座可能状態P、傾動ロック不能状態M及
び着座スライドロック状態Hにある座席シート17にお
いて、係止レバー22を係止解除して座席部18を上方
へ回動させると、座席部18は係止レバー22の係止に
より着座不能状態Qになる。その着座不能状態Qでは、
座席部18の当接部35もロックレバー31から上方へ
離間する。そのため、切換操作部33をロック解除位置
に切り換えると、ロックレバー31の両ロック孔32が
上側位置Uから中間位置Bを経て下側位置Dになって中
央ロック爪7がこの両ロック孔32から離脱し、座席部
18は格納スライドロック解除状態Jになる。
び着座スライドロック状態Hにある座席シート17にお
いて、係止レバー22を係止解除して座席部18を上方
へ回動させると、座席部18は係止レバー22の係止に
より着座不能状態Qになる。その着座不能状態Qでは、
座席部18の当接部35もロックレバー31から上方へ
離間する。そのため、切換操作部33をロック解除位置
に切り換えると、ロックレバー31の両ロック孔32が
上側位置Uから中間位置Bを経て下側位置Dになって中
央ロック爪7がこの両ロック孔32から離脱し、座席部
18は格納スライドロック解除状態Jになる。
【0028】* 図5(a)(b)に示す状態
図4(b)の状態で着座不能状態Q、傾動ロック不能状
態M及び格納スライドロック解除状態Jにある座席シー
ト17を前方へ移動させると、ロックレバー27の規制
ローラ29が中央規制面12から離れて前側規制面13
に圧接されながら移動する。そのため、ロックレバー2
7のロック端28がロック板26に係止され、座席部1
8は傾動ロック状態Nになる。そして、下側位置Dにあ
るロックレバー31の後端部(両ロック孔32)が前側
ストッパ面10の下方へ離間して前側格納スライド範囲
SFの前側ロック爪8の下方に至る。その後、切換操作
部33をロック位置に切り換えると、ロックレバー31
の両ロック孔32が下側位置Dから上側位置Uになって
前側ロック爪8がこの両ロック孔32に係入され、座席
部18は着座不能状態Qで傾動ロック状態N及び格納ス
ライドロック状態Kになる。
態M及び格納スライドロック解除状態Jにある座席シー
ト17を前方へ移動させると、ロックレバー27の規制
ローラ29が中央規制面12から離れて前側規制面13
に圧接されながら移動する。そのため、ロックレバー2
7のロック端28がロック板26に係止され、座席部1
8は傾動ロック状態Nになる。そして、下側位置Dにあ
るロックレバー31の後端部(両ロック孔32)が前側
ストッパ面10の下方へ離間して前側格納スライド範囲
SFの前側ロック爪8の下方に至る。その後、切換操作
部33をロック位置に切り換えると、ロックレバー31
の両ロック孔32が下側位置Dから上側位置Uになって
前側ロック爪8がこの両ロック孔32に係入され、座席
部18は着座不能状態Qで傾動ロック状態N及び格納ス
ライドロック状態Kになる。
【0029】* 図7に示す状態
図5(b)の状態で着座不能状態Q、傾動ロック状態N
及び格納スライドロック状態Kにある座席シート17に
おいて、切換操作部33をロック解除位置に切り換えた
格納スライドロック解除状態Jで、座席シート17をさ
らに前方へ移動させる。すると、座席部18はロアレー
ル1の前端部の上方で車内のフロントパネル(図示せ
ず)の付近まで接近する。そして、切換操作部33をロ
ック位置に切り換えると、座席部18は再び格納スライ
ドロック状態Kになる。
及び格納スライドロック状態Kにある座席シート17に
おいて、切換操作部33をロック解除位置に切り換えた
格納スライドロック解除状態Jで、座席シート17をさ
らに前方へ移動させる。すると、座席部18はロアレー
ル1の前端部の上方で車内のフロントパネル(図示せ
ず)の付近まで接近する。そして、切換操作部33をロ
ック位置に切り換えると、座席部18は再び格納スライ
ドロック状態Kになる。
【0030】* 図6(a)(b)に示す状態
図4(b)の状態で着座不能状態Q、傾動ロック不能状
態M及び格納スライドロック解除状態Jにある座席シー
ト17を後方へ移動させると、ロックレバー27の規制
ローラ29が中央規制面12から離れて後側規制面14
に圧接されながら移動する。そのため、ロックレバー2
7のロック端28がロック板26に係止され、座席部1
8は傾動ロック状態Nになる。そして、下側位置Dにあ
るロックレバー31の後端部(両ロック孔32)が後側
ストッパ面11の下方へ離間して後側格納スライド範囲
SRの後側ロック爪9の下方に至る。その後、切換操作
部33をロック位置に切り換えると、ロックレバー31
の両ロック孔32が下側位置Dから上側位置Uになって
後側ロック爪9がこの両ロック孔32に係入され、座席
部18は着座不能状態Qで傾動ロック状態N及び格納ス
ライドロック状態Kになる。
態M及び格納スライドロック解除状態Jにある座席シー
ト17を後方へ移動させると、ロックレバー27の規制
ローラ29が中央規制面12から離れて後側規制面14
に圧接されながら移動する。そのため、ロックレバー2
7のロック端28がロック板26に係止され、座席部1
8は傾動ロック状態Nになる。そして、下側位置Dにあ
るロックレバー31の後端部(両ロック孔32)が後側
ストッパ面11の下方へ離間して後側格納スライド範囲
SRの後側ロック爪9の下方に至る。その後、切換操作
部33をロック位置に切り換えると、ロックレバー31
の両ロック孔32が下側位置Dから上側位置Uになって
後側ロック爪9がこの両ロック孔32に係入され、座席
部18は着座不能状態Qで傾動ロック状態N及び格納ス
ライドロック状態Kになる。
【0031】* 図8に示す状態
図6の状態で着座不能状態Q、傾動ロック状態N及び格
納スライドロック状態Kにある座席シート17におい
て、切換操作部33をロック解除位置に切り換えた格納
スライドロック解除状態Jで、座席シート17をさらに
後方へ移動させると、座席部18はロアレール1の後端
部の付近まで接近する。そして、切換操作部33をロッ
ク位置に切り換えると、座席部18は再び格納スライド
ロック状態Kになる。
納スライドロック状態Kにある座席シート17におい
て、切換操作部33をロック解除位置に切り換えた格納
スライドロック解除状態Jで、座席シート17をさらに
後方へ移動させると、座席部18はロアレール1の後端
部の付近まで接近する。そして、切換操作部33をロッ
ク位置に切り換えると、座席部18は再び格納スライド
ロック状態Kになる。
【図1】 (a)は本実施形態にかかる車両の座席シー
トスライド装置において着座スライド範囲の中間位置で
着座可能状態、傾動ロック不能状態及び着座スライドロ
ック状態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断
面図であり、(b)は後記図2でロックレバーのスライ
ドロック動作及びスライドロック解除動作を示す部分側
面図であり、(c)は後記図3でロックレバーのスライ
ドロック動作及びスライドロック解除動作を示す部分側
面図である。
トスライド装置において着座スライド範囲の中間位置で
着座可能状態、傾動ロック不能状態及び着座スライドロ
ック状態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断
面図であり、(b)は後記図2でロックレバーのスライ
ドロック動作及びスライドロック解除動作を示す部分側
面図であり、(c)は後記図3でロックレバーのスライ
ドロック動作及びスライドロック解除動作を示す部分側
面図である。
【図2】 同じく着座スライド範囲の前端位置で着座可
能状態、傾動ロック不能状態及び着座スライドロック状
態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断面図で
ある。
能状態、傾動ロック不能状態及び着座スライドロック状
態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断面図で
ある。
【図3】 同じく着座スライド範囲の後端位置で着座可
能状態、傾動ロック不能状態及び着座スライドロック状
態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断面図で
ある。
能状態、傾動ロック不能状態及び着座スライドロック状
態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断面図で
ある。
【図4】 同じく着座スライド範囲の中間位置において
座席部を傾動ロック不能状態で着座可能状態から着座不
能状態にする過程を側面側から見て概略的に示す断面図
である。
座席部を傾動ロック不能状態で着座可能状態から着座不
能状態にする過程を側面側から見て概略的に示す断面図
である。
【図5】 同じく前側格納スライド範囲の後端位置にお
いて座席部を着座不能状態で傾動ロック不能状態から傾
動ロック状態にする過程を側面側から見て概略的に示す
断面図である。
いて座席部を着座不能状態で傾動ロック不能状態から傾
動ロック状態にする過程を側面側から見て概略的に示す
断面図である。
【図6】 同じく後側格納スライド範囲の前端位置にお
いて座席部を着座不能状態で傾動ロック不能状態から傾
動ロック状態にする過程を側面側から見て概略的に示す
断面図である。
いて座席部を着座不能状態で傾動ロック不能状態から傾
動ロック状態にする過程を側面側から見て概略的に示す
断面図である。
【図7】 同じく前側格納スライド範囲の前端位置で着
座不能状態、傾動ロック状態及び格納スライドロック状
態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断面図で
ある。
座不能状態、傾動ロック状態及び格納スライドロック状
態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断面図で
ある。
【図8】 同じく後側格納スライド範囲の後端位置で着
座不能状態、傾動ロック状態及び格納スライドロック状
態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断面図で
ある。
座不能状態、傾動ロック状態及び格納スライドロック状
態にある座席部を側面側から見て概略的に示す断面図で
ある。
【図9】 (a)はロアレールに対するアッパレールの
スライド機構を示す部分断面図であり、(b)は図1
(a)の状態において各ロックレバーと中央規制面及び
中央ロック爪との関係を示す部分断面図であり、(c)
は図5(b)または図6(b)において各ロックレバー
と前後両規制面及び前後両ロック爪との関係を示す部分
断面図である。
スライド機構を示す部分断面図であり、(b)は図1
(a)の状態において各ロックレバーと中央規制面及び
中央ロック爪との関係を示す部分断面図であり、(c)
は図5(b)または図6(b)において各ロックレバー
と前後両規制面及び前後両ロック爪との関係を示す部分
断面図である。
1…ロアレール、7…スライドロック部としての中央ロ
ック爪、10,11…スライドストッパ部としてのスト
ッパ面、12,13,14…傾動ロック用駆動部として
の規制面、15…アッパレール、17…座席シート、1
8…座席部、26…座席ロック部としてのロック板、2
7…座席用可動ロック部としてのロックレバー、31…
スライド用可動ロック部としてのロックレバー、33…
スライドロック用駆動部としての切換操作部、35…ス
ライドロック用駆動部としての当接部、P…着座可能状
態、Q…着座不能状態、SC…着座スライド範囲、S
F,SR…格納スライド範囲、M…傾動ロック不能状
態、N…傾動ロック状態、H…着座スライドロック状
態、I…着座スライドロック解除状態、J…格納スライ
ドロック解除状態、X…前後方向(往復移動方向)。
ック爪、10,11…スライドストッパ部としてのスト
ッパ面、12,13,14…傾動ロック用駆動部として
の規制面、15…アッパレール、17…座席シート、1
8…座席部、26…座席ロック部としてのロック板、2
7…座席用可動ロック部としてのロックレバー、31…
スライド用可動ロック部としてのロックレバー、33…
スライドロック用駆動部としての切換操作部、35…ス
ライドロック用駆動部としての当接部、P…着座可能状
態、Q…着座不能状態、SC…着座スライド範囲、S
F,SR…格納スライド範囲、M…傾動ロック不能状
態、N…傾動ロック状態、H…着座スライドロック状
態、I…着座スライドロック解除状態、J…格納スライ
ドロック解除状態、X…前後方向(往復移動方向)。
Claims (5)
- 【請求項1】 ロアレールに対しアッパレールを座席シ
ートとともに往復移動可能に支持し、この座席シートは
着座可能状態と着座不能状態とを取り得るようにこのア
ッパレールに対し傾動する座席部を備えた車両の座席シ
ートスライド装置において、 前記ロアレールには、前記座席シートが着座可能状態と
着座不能状態とのうち少なくとも着座可能状態を取り得
る着座スライド範囲のほかに、この座席シートの往復移
動方向の両側のうち少なくとも一方の側で前記座席シー
トが着座可能状態と着座不能状態とのうち着座不能状態
のみを取り得る格納スライド範囲を設けたことを特徴と
する車両の座席シートスライド装置。 - 【請求項2】 前記着座スライド範囲で前記座席部が着
座可能状態と着座不能状態とを共に取り得ることを許容
し、前記格納スライド範囲で前記座席部が着座可能状態
を取り得ることを阻止するとともに着座不能状態を取り
得ることを許容する傾動ロック機構を備えたことを特徴
とする請求項1に記載の車両の座席シートスライド装
置。 - 【請求項3】 前記傾動ロック機構は、前記座席部に設
けた座席ロック部と、この座席ロック部に対し係脱し得
るように前記アッパレールに設けた座席用可動ロック部
と、このアッパレールの往復移動に伴いこの座席用可動
ロック部を移動させて前記座席ロック部に対する離脱状
態と係止状態とを取リ得るように前記ロアレールに設け
た傾動ロック用駆動部とを備え、 前記着座スライド範囲では、前記座席部の着座可能状態
と着座不能状態とでそれぞれ前記アッパレールの座席用
可動ロック部が前記座席部の座席ロック部に対し離脱状
態となる傾動ロック不能状態を取り、 前記格納スライド範囲では、前記座席部の着座不能状態
で前記アッパレールの座席用可動ロック部が前記座席部
の座席ロック部に対し係止状態となる傾動ロック状態を
取ることを特徴とする請求項2に記載の車両の座席シー
トスライド装置。 - 【請求項4】 前記着座スライド範囲で前記座席シート
の往復移動を阻止する着座スライドロック状態と、 前記着座スライド範囲で前記座席シートの往復移動を許
容するとともにこの着座スライド範囲から前記格納スラ
イド範囲への前記座席シートの移動を阻止する着座スラ
イドロック解除状態と、 前記着座スライド範囲で前記座席シートの往復移動を許
容するとともにこの着座スライド範囲と前記格納スライ
ド範囲との間で前記座席シートの往復移動も許容する格
納スライドロック解除状態とに切り換え得るスライドロ
ック機構を備えたことを特徴とする請求項1または請求
項2または請求項3に記載の車両の座席シートスライド
装置。 - 【請求項5】 前記スライドロック機構は、前記着座ス
ライド範囲でロアレールに設けたスライドロック部と、
前記着座スライド範囲と前記格納スライド範囲との境界
部でロアレールに設けたスライドストッパ部と、このス
ライドロック部に対し係脱し得るとともにこのスライド
ストッパ部に対し接離し得るように前記アッパレールに
設けたスライド用可動ロック部と、このスライド用可動
ロック部を移動させて前記スライドロック部に対する係
止状態及び離脱状態と前記スライドストッパ部に対する
当接状態及び離間状態とを取リ得るように設けたスライ
ドロック用駆動部とを備え、 このスライドロック用駆動部は、前記アッパレールのス
ライド用可動ロック部が前記ロアレールのスライドロッ
ク部に対し係止状態になる着座スライドロック状態と、
前記アッパレールのスライド用可動ロック部が前記ロア
レールのスライドロック部に対し離脱状態になるととも
に前記ロアレールのスライドストッパ部に対し当接状態
になる着座スライドロック解除状態と、前記アッパレー
ルのスライド用可動ロック部が前記ロアレールのスライ
ドロック部に対し離脱状態になるとともに前記ロアレー
ルのスライドストッパ部に対し離間状態になる格納スラ
イドロック解除状態とを取り得るように切り換え得るこ
とを特徴とする請求項4に記載の車両の座席シートスラ
イド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002051463A JP2003252089A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 車両の座席シートスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002051463A JP2003252089A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 車両の座席シートスライド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003252089A true JP2003252089A (ja) | 2003-09-09 |
Family
ID=28663427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002051463A Pending JP2003252089A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 車両の座席シートスライド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003252089A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7452019B1 (en) | 2007-06-05 | 2008-11-18 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Sliding and stowing motor vehicle seat |
WO2014097372A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 岐阜車体工業 株式会社 | シートスライド装置及びシート装置 |
-
2002
- 2002-02-27 JP JP2002051463A patent/JP2003252089A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7452019B1 (en) | 2007-06-05 | 2008-11-18 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Sliding and stowing motor vehicle seat |
WO2014097372A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | 岐阜車体工業 株式会社 | シートスライド装置及びシート装置 |
JPWO2014097372A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2017-01-12 | トヨタ車体精工株式会社 | シートスライド装置及びシート装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07215113A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP4134364B2 (ja) | 車両用シート構造 | |
JP5203658B2 (ja) | ウォークインシート | |
US8177282B2 (en) | Vehicle seat | |
JP5109543B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2009292405A (ja) | 車両用シート | |
AU2018412624A1 (en) | Seat and utility vehicle | |
JP2003252089A (ja) | 車両の座席シートスライド装置 | |
CN101844524B (zh) | 车辆座椅滑动机构及座椅 | |
JP5141352B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2003127722A (ja) | 車両用シートのスライド装置 | |
JP2009292407A (ja) | 車両用シート | |
JP2002347488A (ja) | 車両用シート | |
JP4150607B2 (ja) | シートのウォークインキャンセル装置 | |
JP4206844B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JPH11189082A (ja) | 車両の折畳みシート構造 | |
JP3782234B2 (ja) | シート | |
JPH09118159A (ja) | 車両用リヤシート構造 | |
JP3050513B2 (ja) | シートスライド装置のロック機構 | |
JP5481802B2 (ja) | 車両用シート | |
JP4276549B2 (ja) | シート | |
JP3446738B2 (ja) | 車両用シート | |
JPH0585238A (ja) | 車両のシート装置 | |
JP3964340B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2010126063A (ja) | 車両用シート装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070821 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080122 |