JP2003250989A - 遊技機 - Google Patents
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- JP2003250989A JP2003250989A JP2002055651A JP2002055651A JP2003250989A JP 2003250989 A JP2003250989 A JP 2003250989A JP 2002055651 A JP2002055651 A JP 2002055651A JP 2002055651 A JP2002055651 A JP 2002055651A JP 2003250989 A JP2003250989 A JP 2003250989A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配線処理スペースの確保、ノイズ混入の回
避、及びトータル的に同期のとれた演出を可能にすると
共に、コネクタ接続の作業性を低下させることなく基板
への不正部品の取り付けを防止する遊技機を提供する。 【構成】 駆動回路基板としての音声出力基板及びラン
プドライバ基板130と演出制御基板110とを積層状
に設け、駆動回路基板のコネクタ実装面130aを演出
制御基板110の基板面110bと対向させると共に、
駆動回路基板におけるコネクタ138の実装部分を演出
制御基板110における端部からはみ出させた状態で配
置する。これにより、配線処理スペースの確保、ノイズ
混入の回避、及びトータル的に同期のとれた演出を可能
にすると共に、コネクタ接続の作業性を低下させること
なく基板への不正部品の取り付けを防止することができ
る。
避、及びトータル的に同期のとれた演出を可能にすると
共に、コネクタ接続の作業性を低下させることなく基板
への不正部品の取り付けを防止する遊技機を提供する。 【構成】 駆動回路基板としての音声出力基板及びラン
プドライバ基板130と演出制御基板110とを積層状
に設け、駆動回路基板のコネクタ実装面130aを演出
制御基板110の基板面110bと対向させると共に、
駆動回路基板におけるコネクタ138の実装部分を演出
制御基板110における端部からはみ出させた状態で配
置する。これにより、配線処理スペースの確保、ノイズ
混入の回避、及びトータル的に同期のとれた演出を可能
にすると共に、コネクタ接続の作業性を低下させること
なく基板への不正部品の取り付けを防止することができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個々に異なった演
出機能を有する複数の演出用報知装置と、該複数の演出
用報知装置を制御する単一のCPUが実装された演出制
御基板と、を備えた遊技機に関するものである。
出機能を有する複数の演出用報知装置と、該複数の演出
用報知装置を制御する単一のCPUが実装された演出制
御基板と、を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、弾球遊技機等の遊技機において
は、遊技動作を制御する遊技制御基板をメイン基板とし
て設ける一方で、可変表示装置を制御する表示制御基
板、音の発生動作を制御する音制御基板、ランプの発光
動作を制御するランプ制御基板等を個々にサブ制御基板
としてメイン基板とは別体で設けていた。また、このよ
うな各種サブ制御基板は、それぞれ遊技盤の裏面側に取
り付けられるようになっていた。
は、遊技動作を制御する遊技制御基板をメイン基板とし
て設ける一方で、可変表示装置を制御する表示制御基
板、音の発生動作を制御する音制御基板、ランプの発光
動作を制御するランプ制御基板等を個々にサブ制御基板
としてメイン基板とは別体で設けていた。また、このよ
うな各種サブ制御基板は、それぞれ遊技盤の裏面側に取
り付けられるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、メイン基板と各種サブ制御基板との配線接続
が遊技盤の裏面側に集中していた。このため、遊技盤裏
面における配線処理スペースに余裕がなくなってしま
い、さらには配線からのノイズ混入の可能性が高くなっ
ていた。また、各種サブ制御基板は、個々にメイン基板
からのコマンドに応じて独自に各種演出用報知装置(音
発生装置や発光装置等)を制御していたため、それぞれ
の演出にズレが生じることがあった。また、配線処理ス
ペースに余裕を持たせるために、複数の基板を積層して
配置するものも提案されているが、このような構成にお
いて、各基板間の隙間を大きくとってしまうと基板に不
正部品が取り付けられる虞がある。但し、その一方で、
各基板間の隙間を小さくしてしまうと各基板間のコネク
タ接続の作業が困難になるという問題を有する。本発明
は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、各種演出用報知装置用の配線処理スペース
に余裕を持たせると共に配線からのノイズ混入を極力回
避し、また、各種演出用報知装置においてトータル的に
同期のとれた演出を可能にし、さらにはコネクタ接続の
作業性を低下させることなく基板への不正部品の取り付
けを防止することができる遊技機を提供することにあ
る。
構成では、メイン基板と各種サブ制御基板との配線接続
が遊技盤の裏面側に集中していた。このため、遊技盤裏
面における配線処理スペースに余裕がなくなってしま
い、さらには配線からのノイズ混入の可能性が高くなっ
ていた。また、各種サブ制御基板は、個々にメイン基板
からのコマンドに応じて独自に各種演出用報知装置(音
発生装置や発光装置等)を制御していたため、それぞれ
の演出にズレが生じることがあった。また、配線処理ス
ペースに余裕を持たせるために、複数の基板を積層して
配置するものも提案されているが、このような構成にお
いて、各基板間の隙間を大きくとってしまうと基板に不
正部品が取り付けられる虞がある。但し、その一方で、
各基板間の隙間を小さくしてしまうと各基板間のコネク
タ接続の作業が困難になるという問題を有する。本発明
は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、各種演出用報知装置用の配線処理スペース
に余裕を持たせると共に配線からのノイズ混入を極力回
避し、また、各種演出用報知装置においてトータル的に
同期のとれた演出を可能にし、さらにはコネクタ接続の
作業性を低下させることなく基板への不正部品の取り付
けを防止することができる遊技機を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、個々に異なった演出機
能を有する複数の演出用報知装置と、該複数の演出用報
知装置を制御する単一のCPUが実装された演出制御基
板と、を備えた遊技機において、前記演出制御基板とは
別体で設けられ且つ前記複数の演出用報知装置を駆動す
る駆動回路基板を備え、該駆動回路基板と前記演出制御
基板とを積層状に設けると共に、前記駆動回路基板及び
前記演出制御基板のそれぞれの一方の基板面をコネクタ
が実装されたコネクタ実装面とし、前記駆動回路基板及
び前記演出制御基板のうちいずれか一方の基板のコネク
タ実装面を他方の基板のコネクタ実装面以外となる基板
面と対向させると共に、前記一方の基板における前記コ
ネクタの実装部分を前記他方の基板における端部からは
み出させた状態で配置し、前記駆動回路基板のコネクタ
と前記演出制御基板のコネクタとを接続したことを特徴
とする。このように構成することにより、主基板から送
信される演出用のコマンド信号の送信経路を演出制御基
板への1経路にすることができる。このため、各種演出
用報知装置用の配線処理スペースに余裕を持たせること
ができると共に配線からのノイズ混入を極力回避するこ
とができる。また、演出制御基板の1つのCPUによっ
て各種演出用報知装置の制御を行うので、トータル的に
同期のとれた演出が可能になる。さらには、機種毎で構
成が変わり易いランプ等の駆動回路基板を演出制御基板
とは別体に設けたので、演出制御基板の次機種への転用
が容易になる。また、このような構成によれば、コネク
タ接続の作業性を低下させることなく基板への不正部品
の取り付けを防止することができる。
に、請求項1の発明においては、個々に異なった演出機
能を有する複数の演出用報知装置と、該複数の演出用報
知装置を制御する単一のCPUが実装された演出制御基
板と、を備えた遊技機において、前記演出制御基板とは
別体で設けられ且つ前記複数の演出用報知装置を駆動す
る駆動回路基板を備え、該駆動回路基板と前記演出制御
基板とを積層状に設けると共に、前記駆動回路基板及び
前記演出制御基板のそれぞれの一方の基板面をコネクタ
が実装されたコネクタ実装面とし、前記駆動回路基板及
び前記演出制御基板のうちいずれか一方の基板のコネク
タ実装面を他方の基板のコネクタ実装面以外となる基板
面と対向させると共に、前記一方の基板における前記コ
ネクタの実装部分を前記他方の基板における端部からは
み出させた状態で配置し、前記駆動回路基板のコネクタ
と前記演出制御基板のコネクタとを接続したことを特徴
とする。このように構成することにより、主基板から送
信される演出用のコマンド信号の送信経路を演出制御基
板への1経路にすることができる。このため、各種演出
用報知装置用の配線処理スペースに余裕を持たせること
ができると共に配線からのノイズ混入を極力回避するこ
とができる。また、演出制御基板の1つのCPUによっ
て各種演出用報知装置の制御を行うので、トータル的に
同期のとれた演出が可能になる。さらには、機種毎で構
成が変わり易いランプ等の駆動回路基板を演出制御基板
とは別体に設けたので、演出制御基板の次機種への転用
が容易になる。また、このような構成によれば、コネク
タ接続の作業性を低下させることなく基板への不正部品
の取り付けを防止することができる。
【0005】また、請求項2の発明においては、表示状
態が変化可能な可変表示装置を備え、前記演出制御基板
には、画像処理プロセッサ及び表示画像データ格納用R
OMを含んで前記可変表示装置を駆動する可変表示駆動
回路を設けたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、最もノイズに弱いVDP(画像処理プロセッ
サ)を含む可変表示駆動回路を演出制御基板上に設けた
ので、CPUからの制御信号がノイズの影響を受け難く
なり、安定した表示制御が行える。また、フルカラー、
3D、実写という映像に応じてVDPを選択した場合に
は、音声等の変更が不要な駆動回路まで作り直す必要が
なくなる。
態が変化可能な可変表示装置を備え、前記演出制御基板
には、画像処理プロセッサ及び表示画像データ格納用R
OMを含んで前記可変表示装置を駆動する可変表示駆動
回路を設けたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、最もノイズに弱いVDP(画像処理プロセッ
サ)を含む可変表示駆動回路を演出制御基板上に設けた
ので、CPUからの制御信号がノイズの影響を受け難く
なり、安定した表示制御が行える。また、フルカラー、
3D、実写という映像に応じてVDPを選択した場合に
は、音声等の変更が不要な駆動回路まで作り直す必要が
なくなる。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記演
出制御基板を前記駆動回路基板に対して積層状態におけ
る上側に配置したことを特徴とする。このように構成す
ることにより、CPUを含む制御基板を積層状態の上側
に配置したので、CPUに対する不正改造の発見が容易
に行える。また、設計開発時には、制御基板の動作確認
やROM交換が容易に行える。
出制御基板を前記駆動回路基板に対して積層状態におけ
る上側に配置したことを特徴とする。このように構成す
ることにより、CPUを含む制御基板を積層状態の上側
に配置したので、CPUに対する不正改造の発見が容易
に行える。また、設計開発時には、制御基板の動作確認
やROM交換が容易に行える。
【0007】また、請求項4の発明においては、前記複
数の演出用報知装置は、発光動作を行う発光装置と、音
の発生動作を行う音発生装置とを含み、前記駆動回路基
板は、前記発光装置を駆動する発光装置用駆動回路基板
と、該発光装置用駆動回路基板とは別体で設けられ且つ
前記音発生装置を駆動する音発生装置用駆動回路基板と
を含むことを特徴とする。このように構成することによ
り、音声IC等の変更で音声系の駆動回路を変更する場
合や、ランプ構成(数や種類)等の変更でランプ用駆動
回路を変更するような場合、変更する必要のないその他
の基板に影響を与えることなくそれぞれ個別に設計変更
することができる。また、故障等で基板を交換するよう
な場合には、故障した基板のみを交換すればよいので、
基板の保守点検が容易になる。
数の演出用報知装置は、発光動作を行う発光装置と、音
の発生動作を行う音発生装置とを含み、前記駆動回路基
板は、前記発光装置を駆動する発光装置用駆動回路基板
と、該発光装置用駆動回路基板とは別体で設けられ且つ
前記音発生装置を駆動する音発生装置用駆動回路基板と
を含むことを特徴とする。このように構成することによ
り、音声IC等の変更で音声系の駆動回路を変更する場
合や、ランプ構成(数や種類)等の変更でランプ用駆動
回路を変更するような場合、変更する必要のないその他
の基板に影響を与えることなくそれぞれ個別に設計変更
することができる。また、故障等で基板を交換するよう
な場合には、故障した基板のみを交換すればよいので、
基板の保守点検が容易になる。
【0008】また、請求項5の発明においては、個々に
異なった演出機能を有する複数の演出用報知装置と、該
複数の演出用報知装置を制御する単一のCPUが実装さ
れた演出制御基板と、を備えた遊技機において、前記演
出制御基板とは別体で設けられ且つ前記複数の演出用報
知装置を駆動する駆動回路基板を備え、該駆動回路基板
と前記演出制御基板とを積層状に設けると共に単一の基
板収容体に収容し、前記駆動回路基板及び前記演出制御
基板の各一辺側に前記駆動回路基板と前記演出制御基板
とを相互に接続する相互コネクタを個々に設けると共
に、該相互コネクタ以外の接続コネクタをそれぞれ前記
駆動回路基板及び前記演出制御基板の各一辺側以外の辺
に設け、前記駆動回路基板及び前記演出制御基板のうち
いずれか一方の基板の前記接続コネクタの実装面を他方
の基板の前記接続コネクタの実装面とは反対側の基板面
と対向させると共に、前記一方の基板における前記接続
コネクタの実装部分を前記他方の基板における端部から
はみ出させた状態で配置したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、主基板から送信される演出用
のコマンド信号の送信経路を演出制御基板への1経路に
することができる。このため、各種演出用報知装置用の
配線処理スペースに余裕を持たせることができると共に
配線からのノイズ混入を極力回避することができる。ま
た、演出制御基板の1つのCPUによって各種演出用報
知装置の制御を行うので、トータル的に同期のとれた演
出が可能になる。さらには、機種毎で構成が変わり易い
ランプ等の駆動回路基板を演出制御基板とは別体に設け
たので、演出制御基板の次機種への転用が容易になる。
また、このような構成によれば、基板収容体内で接続
(相互コネクタの接続)が完了する配線と、基板収容体
の外部との接続(接続コネクタの接続)を要する配線の
配置を分離したので、基板の1つの辺にコネクタ群が集
中することなく配線の重合が減少し、ひいては配線処理
が容易になると共に接続ミスを防止することができる。
異なった演出機能を有する複数の演出用報知装置と、該
複数の演出用報知装置を制御する単一のCPUが実装さ
れた演出制御基板と、を備えた遊技機において、前記演
出制御基板とは別体で設けられ且つ前記複数の演出用報
知装置を駆動する駆動回路基板を備え、該駆動回路基板
と前記演出制御基板とを積層状に設けると共に単一の基
板収容体に収容し、前記駆動回路基板及び前記演出制御
基板の各一辺側に前記駆動回路基板と前記演出制御基板
とを相互に接続する相互コネクタを個々に設けると共
に、該相互コネクタ以外の接続コネクタをそれぞれ前記
駆動回路基板及び前記演出制御基板の各一辺側以外の辺
に設け、前記駆動回路基板及び前記演出制御基板のうち
いずれか一方の基板の前記接続コネクタの実装面を他方
の基板の前記接続コネクタの実装面とは反対側の基板面
と対向させると共に、前記一方の基板における前記接続
コネクタの実装部分を前記他方の基板における端部から
はみ出させた状態で配置したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、主基板から送信される演出用
のコマンド信号の送信経路を演出制御基板への1経路に
することができる。このため、各種演出用報知装置用の
配線処理スペースに余裕を持たせることができると共に
配線からのノイズ混入を極力回避することができる。ま
た、演出制御基板の1つのCPUによって各種演出用報
知装置の制御を行うので、トータル的に同期のとれた演
出が可能になる。さらには、機種毎で構成が変わり易い
ランプ等の駆動回路基板を演出制御基板とは別体に設け
たので、演出制御基板の次機種への転用が容易になる。
また、このような構成によれば、基板収容体内で接続
(相互コネクタの接続)が完了する配線と、基板収容体
の外部との接続(接続コネクタの接続)を要する配線の
配置を分離したので、基板の1つの辺にコネクタ群が集
中することなく配線の重合が減少し、ひいては配線処理
が容易になると共に接続ミスを防止することができる。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記演
出制御基板と前記駆動回路基板とは、前記可変表示装置
の裏面に取り付けられることを特徴とする。このように
構成することにより、可変表示装置が取り付けられる遊
技盤の裏面側において、主基板や中継基板等の他の基板
を配置するスペースが確保できる。
出制御基板と前記駆動回路基板とは、前記可変表示装置
の裏面に取り付けられることを特徴とする。このように
構成することにより、可変表示装置が取り付けられる遊
技盤の裏面側において、主基板や中継基板等の他の基板
を配置するスペースが確保できる。
【0010】また、請求項7の発明においては、遊技球
が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備え、前記演
出制御基板と前記駆動回路基板とは、前記遊技盤の裏面
に取り付けられることを特徴とする。このように構成す
ることにより、演出制御基板と駆動回路基板とを可変表
示装置の裏面に取り付けるような構成に比べて、遊技盤
全体としての後方への突出量を抑えることができ、ひい
ては遊技機の裏面部分が島設備に干渉することを防止す
ることができる。
が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備え、前記演
出制御基板と前記駆動回路基板とは、前記遊技盤の裏面
に取り付けられることを特徴とする。このように構成す
ることにより、演出制御基板と駆動回路基板とを可変表
示装置の裏面に取り付けるような構成に比べて、遊技盤
全体としての後方への突出量を抑えることができ、ひい
ては遊技機の裏面部分が島設備に干渉することを防止す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0012】先ず、遊技機の一例である弾球遊技機の全
体の構成について説明する。図1は弾球遊技機1を正面
からみた正面図である。なお、ここでは、遊技機の一例
として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に限ら
れず、例えばコイン遊技機やスロット機等であってもよ
い。
体の構成について説明する。図1は弾球遊技機1を正面
からみた正面図である。なお、ここでは、遊技機の一例
として弾球遊技機を示すが、本発明は弾球遊技機に限ら
れず、例えばコイン遊技機やスロット機等であってもよ
い。
【0013】図1に示すように、弾球遊技機1は、額縁
状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の
下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の側方
には、遊技者が弾球遊技機1と対峙して遊技を行ってい
るか否かを検出する人体センサ84が設けられている。
なお、この人体センサ84の検出信号に応じて後述する
画像表示部38で表示するキャラクタ画像の選択が可能
になっている。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3
からあふれた遊技球を貯留する余剰玉受皿4と打球を発
射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられてい
る。また、打球操作ハンドル5には、人体(特には、打
球操作ハンドル5を握る手)を検知することで、後述す
る打球発射装置90による弾球を許可するタッチリング
85が設けられている。ガラス扉枠2の後方には、図2
に示す遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。
状に形成されたガラス扉枠2を有する。ガラス扉枠2の
下部表面には打球供給皿3がある。打球供給皿3の側方
には、遊技者が弾球遊技機1と対峙して遊技を行ってい
るか否かを検出する人体センサ84が設けられている。
なお、この人体センサ84の検出信号に応じて後述する
画像表示部38で表示するキャラクタ画像の選択が可能
になっている。打球供給皿3の下部には、打球供給皿3
からあふれた遊技球を貯留する余剰玉受皿4と打球を発
射する打球操作ハンドル(操作ノブ)5が設けられてい
る。また、打球操作ハンドル5には、人体(特には、打
球操作ハンドル5を握る手)を検知することで、後述す
る打球発射装置90による弾球を許可するタッチリング
85が設けられている。ガラス扉枠2の後方には、図2
に示す遊技盤6が着脱可能に取り付けられている。
【0014】遊技盤6の表面には、図2に示すように、
円形うず巻き状に誘導レール7が取り付けられ、該誘導
レール7の内側が遊技領域8とされて発射された打玉が
落下するものである。遊技領域8には、図示の場合、演
出部材の演出動作と対応する演出画像の表示が可能な画
像表示装置としての特別図柄表示装置9、特別可変入賞
球装置10、普通可変入賞球装置11等が設けられると
共に、単に打玉を入賞とする入賞口、打玉の流下方向,
速度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、
遊技領域8の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞し
ない打玉が取り込まれるアウト口12が設けられてい
る。また、普通可変入賞球装置11の左右の両側方に
は、それぞれ通過玉検出器13a,13bが設けられて
いる。この通過玉検出器13a,13bは、該通過玉検
出器13a,13b内を通過する打玉を検出すると、そ
の検出信号に基づいて特別図柄表示装置9(表示部装飾
部材18)の上側に設けられる左右一対のLEDからな
る普通図柄表示器14a,14bを可変表示(点灯移
動)して表示結果を導出する(上下いずれか一方のLE
Dのみを点灯表示する)。
円形うず巻き状に誘導レール7が取り付けられ、該誘導
レール7の内側が遊技領域8とされて発射された打玉が
落下するものである。遊技領域8には、図示の場合、演
出部材の演出動作と対応する演出画像の表示が可能な画
像表示装置としての特別図柄表示装置9、特別可変入賞
球装置10、普通可変入賞球装置11等が設けられると
共に、単に打玉を入賞とする入賞口、打玉の流下方向,
速度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、
遊技領域8の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞し
ない打玉が取り込まれるアウト口12が設けられてい
る。また、普通可変入賞球装置11の左右の両側方に
は、それぞれ通過玉検出器13a,13bが設けられて
いる。この通過玉検出器13a,13bは、該通過玉検
出器13a,13b内を通過する打玉を検出すると、そ
の検出信号に基づいて特別図柄表示装置9(表示部装飾
部材18)の上側に設けられる左右一対のLEDからな
る普通図柄表示器14a,14bを可変表示(点灯移
動)して表示結果を導出する(上下いずれか一方のLE
Dのみを点灯表示する)。
【0015】左側の普通図柄表示器14aには「○」が
付され、右側の普通図柄表示器14bには「×」が付さ
れている。即ち、「×」が付された右側の普通図柄表示
器14bが点灯した場合には、普通図柄表示器14a,
14bがハズレの表示結果を導出したことになる。一
方、「○」が付された左側の普通図柄表示器14aが点
灯した場合には、普通図柄表示器14a,14bが当り
の表示結果を導出したことになり、普通可変入賞球装置
11が所定時間開放される。また、普通図柄表示器14
a,14bの可変時間は、通常確率モードのときに相対
的に長く(例えば、30秒)、確率変動モードのときに
相対的に短く(例えば、3〜5秒)設定されている。ま
た、普通図柄表示器14a,14bの左右側方には、普
通図柄表示器14a,14bの可変表示中に通過玉検出
器13a,13bを通過した打玉数を記憶表示するゲー
ト通過記憶表示器15(最高4個まで記憶表示する)が
設けられている。
付され、右側の普通図柄表示器14bには「×」が付さ
れている。即ち、「×」が付された右側の普通図柄表示
器14bが点灯した場合には、普通図柄表示器14a,
14bがハズレの表示結果を導出したことになる。一
方、「○」が付された左側の普通図柄表示器14aが点
灯した場合には、普通図柄表示器14a,14bが当り
の表示結果を導出したことになり、普通可変入賞球装置
11が所定時間開放される。また、普通図柄表示器14
a,14bの可変時間は、通常確率モードのときに相対
的に長く(例えば、30秒)、確率変動モードのときに
相対的に短く(例えば、3〜5秒)設定されている。ま
た、普通図柄表示器14a,14bの左右側方には、普
通図柄表示器14a,14bの可変表示中に通過玉検出
器13a,13bを通過した打玉数を記憶表示するゲー
ト通過記憶表示器15(最高4個まで記憶表示する)が
設けられている。
【0016】普通可変入賞球装置11は、遊技領域8の
ほぼ中央に配置される特別図柄表示装置9とアウト口1
2の上方に配置される特別可変入賞球装置10との間に
配置され、ソレノイド16(図5参照)によって開閉駆
動される電動チューリップタイプの可変入賞球装置であ
る。そして、普通可変入賞球装置11には、始動玉検出
器17(図5参照)が内蔵され、開放中又は閉成中に受
け入れた入賞玉を検出するようになっている。しかし
て、打玉が始動玉検出器17によって検出されると特別
図柄表示装置9が可変表示を開始する。なお、普通可変
入賞球装置11の開放時間は、通常確率モードのときに
相対的に短く(例えば、0.5秒)、確率変動モードの
ときに相対的に長く(例えば、2秒)設定されている。
また、普通可変入賞球装置11が開放していない場合で
も打玉を受け入れるようになっている。
ほぼ中央に配置される特別図柄表示装置9とアウト口1
2の上方に配置される特別可変入賞球装置10との間に
配置され、ソレノイド16(図5参照)によって開閉駆
動される電動チューリップタイプの可変入賞球装置であ
る。そして、普通可変入賞球装置11には、始動玉検出
器17(図5参照)が内蔵され、開放中又は閉成中に受
け入れた入賞玉を検出するようになっている。しかし
て、打玉が始動玉検出器17によって検出されると特別
図柄表示装置9が可変表示を開始する。なお、普通可変
入賞球装置11の開放時間は、通常確率モードのときに
相対的に短く(例えば、0.5秒)、確率変動モードの
ときに相対的に長く(例えば、2秒)設定されている。
また、普通可変入賞球装置11が開放していない場合で
も打玉を受け入れるようになっている。
【0017】特別図柄表示装置9は、左・中・右の特別
図柄を個々に可変表示する画像表示部38を備えた液晶
タイプの表示器であり、その前方外周には、縦長形状の
窓枠部19が開設された表示部装飾部材18が設けられ
る。なお、特別図柄表示装置9は、LCD表示器61や
各種基板110,120,130が一体的に組み付けら
れてなるLCDユニット60として構成されており、該
LCDユニット60の詳細な構成について後述する。そ
して、特別図柄表示装置9の変動停止時における図柄の
組合せが予め定めた大当り図柄の組合せ(例えば、同一
の図柄が当りラインのいずれかに揃った場合)である場
合に、所定の遊技価値の付与として特定遊技状態を発生
して、特別可変入賞球装置10を次に説明する所定の表
示態様で開閉駆動するものである。但し、大当り図柄の
組合せの一部は、確率変動図柄として設定され、この確
率変動図柄で特定遊技状態となったときには、その特定
遊技状態終了後における前記普通図柄表示器14a,1
4bでの普通図柄の変動時間の短縮や当り(当りLED
の点灯)の出現確率や特別図柄表示装置9における大当
り図柄の出現確率が高くなる確率変動モードとなるよう
に設定されている。また、特別図柄表示装置9(表示部
装飾部材18)の下側には、特別図柄の可変動作中に前
記始動玉検出器17によって検出された玉数を記憶表示
する始動記憶表示器20(最高4個まで記憶表示する)
が設けられ、表示部装飾部材18の上側には装飾ランプ
24が設けられている。また、表示部装飾部材18に
は、ワープ入口21とワープ出口22とを備えたワープ
通路が形成されている。ワープ入口21に入った打玉
は、ワープ通路を通ってワープ出口22から画像表示部
38下側前方の玉転動部23に排出され、該玉転動部2
3の排出口23aから再度遊技領域8に排出されること
で、排出口23aの下方に位置する前記普通可変入賞球
装置11に比較的入賞し易くなっている。
図柄を個々に可変表示する画像表示部38を備えた液晶
タイプの表示器であり、その前方外周には、縦長形状の
窓枠部19が開設された表示部装飾部材18が設けられ
る。なお、特別図柄表示装置9は、LCD表示器61や
各種基板110,120,130が一体的に組み付けら
れてなるLCDユニット60として構成されており、該
LCDユニット60の詳細な構成について後述する。そ
して、特別図柄表示装置9の変動停止時における図柄の
組合せが予め定めた大当り図柄の組合せ(例えば、同一
の図柄が当りラインのいずれかに揃った場合)である場
合に、所定の遊技価値の付与として特定遊技状態を発生
して、特別可変入賞球装置10を次に説明する所定の表
示態様で開閉駆動するものである。但し、大当り図柄の
組合せの一部は、確率変動図柄として設定され、この確
率変動図柄で特定遊技状態となったときには、その特定
遊技状態終了後における前記普通図柄表示器14a,1
4bでの普通図柄の変動時間の短縮や当り(当りLED
の点灯)の出現確率や特別図柄表示装置9における大当
り図柄の出現確率が高くなる確率変動モードとなるよう
に設定されている。また、特別図柄表示装置9(表示部
装飾部材18)の下側には、特別図柄の可変動作中に前
記始動玉検出器17によって検出された玉数を記憶表示
する始動記憶表示器20(最高4個まで記憶表示する)
が設けられ、表示部装飾部材18の上側には装飾ランプ
24が設けられている。また、表示部装飾部材18に
は、ワープ入口21とワープ出口22とを備えたワープ
通路が形成されている。ワープ入口21に入った打玉
は、ワープ通路を通ってワープ出口22から画像表示部
38下側前方の玉転動部23に排出され、該玉転動部2
3の排出口23aから再度遊技領域8に排出されること
で、排出口23aの下方に位置する前記普通可変入賞球
装置11に比較的入賞し易くなっている。
【0018】また、表示部装飾部材18の右側には、演
出に用いられる演出部材として、敵キャラクタとなる鳥
形状の可動部材33と人形形状の可動部材34が上下に
配置されている。なお、可動部材33,34は、それぞ
れ表示部装飾部材18に直接的に取り付けられること
で、遊技領域8を流下する遊技球が当らない(侵入しな
い)ようになっている。言い換えれば、可動部材33,
34は、その演出動作によって打球の流路に影響を与え
ない位置に設けられている。また、可動部材33,34
は、その演出動作によって特別図柄表示装置9(画像表
示部38)の表示を邪魔しないようにもなっている。一
方、表示部装飾部材18の左側方には、画像表示部38
を挟んで敵キャラクタ(各可動部材33,34)と対峙
する味方キャラクタとなる人形形状の可動部材35を備
えたサイド飾り36が設けられている。サイド飾り36
には、可動部材35の周辺を光装飾するための役物飾り
ランプ37(図5参照)が設けられている。そして、各
可動部材33〜35は、特別図柄表示装置9の表示態様
に対応して可動するようになっている。具体的に、可動
部材33は、ソレノイド33a(図5参照)の駆動によ
って右の翼33bを上げる動きを行うようになってい
る。可動部材34は、モータ34a(図5参照)の駆動
によって右腕の義手34bを上げる動きを行うようにな
っている。可動部材35は、ソレノイド35a(図5参
照)の駆動によって右腕に持った剣35bを前方に突き
出す動きを行うようになっている。
出に用いられる演出部材として、敵キャラクタとなる鳥
形状の可動部材33と人形形状の可動部材34が上下に
配置されている。なお、可動部材33,34は、それぞ
れ表示部装飾部材18に直接的に取り付けられること
で、遊技領域8を流下する遊技球が当らない(侵入しな
い)ようになっている。言い換えれば、可動部材33,
34は、その演出動作によって打球の流路に影響を与え
ない位置に設けられている。また、可動部材33,34
は、その演出動作によって特別図柄表示装置9(画像表
示部38)の表示を邪魔しないようにもなっている。一
方、表示部装飾部材18の左側方には、画像表示部38
を挟んで敵キャラクタ(各可動部材33,34)と対峙
する味方キャラクタとなる人形形状の可動部材35を備
えたサイド飾り36が設けられている。サイド飾り36
には、可動部材35の周辺を光装飾するための役物飾り
ランプ37(図5参照)が設けられている。そして、各
可動部材33〜35は、特別図柄表示装置9の表示態様
に対応して可動するようになっている。具体的に、可動
部材33は、ソレノイド33a(図5参照)の駆動によ
って右の翼33bを上げる動きを行うようになってい
る。可動部材34は、モータ34a(図5参照)の駆動
によって右腕の義手34bを上げる動きを行うようにな
っている。可動部材35は、ソレノイド35a(図5参
照)の駆動によって右腕に持った剣35bを前方に突き
出す動きを行うようになっている。
【0019】特定遊技状態となったときに駆動制御され
る特別可変入賞球装置10は、ソレノイド26(図5参
照)によって開閉駆動される開閉板25を有し、その開
閉板25に受け入れられた打玉を検出する入賞個数検出
器27(図5参照)が設けられている。また、特別可変
入賞球装置10内(開閉板25の内側)には、打玉の検
出(V入賞検出)に伴って特定遊技状態の継続権を成立
させる特定玉検出器28(図5参照)が設けられてお
り、該特定玉検出器28の上方には、一旦V入賞検出が
あると次に開閉板25を開放するまでは打玉が特定玉検
出器28を通過しないようにするVシャッター(図示し
ない)が設けられている。このVシャッターは、ソレノ
イド30(図5参照)によって開閉駆動が行われる。し
かして、特定遊技状態となった場合には、一定時間(例
えば、28秒)が経過するまで又はその一定時間内に所
定個数(例えば、10個)の入賞玉が入賞するまで開閉
板25を開放(以下、この開放を開放サイクルという)
し、その開放サイクル中に受け入れられた打玉が特定玉
検出器28によって検出されたときに継続権が成立し
て、再度上記した開放サイクルが実行され、各開放サイ
クルにおいて継続権が成立していることを条件に最高1
6回の開放サイクルを繰り返すことができるようになっ
ている。
る特別可変入賞球装置10は、ソレノイド26(図5参
照)によって開閉駆動される開閉板25を有し、その開
閉板25に受け入れられた打玉を検出する入賞個数検出
器27(図5参照)が設けられている。また、特別可変
入賞球装置10内(開閉板25の内側)には、打玉の検
出(V入賞検出)に伴って特定遊技状態の継続権を成立
させる特定玉検出器28(図5参照)が設けられてお
り、該特定玉検出器28の上方には、一旦V入賞検出が
あると次に開閉板25を開放するまでは打玉が特定玉検
出器28を通過しないようにするVシャッター(図示し
ない)が設けられている。このVシャッターは、ソレノ
イド30(図5参照)によって開閉駆動が行われる。し
かして、特定遊技状態となった場合には、一定時間(例
えば、28秒)が経過するまで又はその一定時間内に所
定個数(例えば、10個)の入賞玉が入賞するまで開閉
板25を開放(以下、この開放を開放サイクルという)
し、その開放サイクル中に受け入れられた打玉が特定玉
検出器28によって検出されたときに継続権が成立し
て、再度上記した開放サイクルが実行され、各開放サイ
クルにおいて継続権が成立していることを条件に最高1
6回の開放サイクルを繰り返すことができるようになっ
ている。
【0020】また、特別可変入賞球装置10の左右両側
には、それぞれ入賞玉検出器31,32を内蔵する入賞
口が設けられている。さらに、遊技領域8の外側の左右
上部には、図1に示すように、効果音を発する2つのス
ピーカ41が設けられている。遊技領域8の外周には、
遊技効果LED42が設けられている。そして、この例
では、遊技領域8の左側外周に、賞球残数があるときに
点灯する賞球ランプ43が設けられ、遊技領域8の上側
外周に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ4
4が設けられている。さらに、図1には、弾球遊技機1
に隣接して設置され、プリペイドカードが挿入されるこ
とによって球貸しを可能にするカードユニット45も示
されている。カードユニット45には、使用可能状態で
あるか否かを示す使用可表示ランプ46、カード内に記
録された残額情報に端数(100円未満の数)が存在す
る場合にその端数を打球供給皿3の近傍に設けられる度
数表示LED56(図5参照)に表示させるための端数
表示スイッチ47、カードユニット45がいずれの側の
弾球遊技機1に対応しているのかを示す連結台方向表示
器48、カードユニット45内にカードが投入されてい
ることを示すカード投入表示ランプ49、記録媒体とし
てのカードが挿入されるカード挿入口50、及びカード
挿入口50の裏面に設けられているカードリーダライタ
の機構を点検する場合にカードユニット45を解放する
ためのカードユニット錠51が設けられている。また、
打球供給皿3には、カードユニット45を介して遊技球
を借り受ける際に操作する球貸しスイッチ57(図5参
照)と、遊技終了の際にカード挿入口50に差し込まれ
たカードを返却するための返却スイッチ58(図5参
照)とが設けられている。
には、それぞれ入賞玉検出器31,32を内蔵する入賞
口が設けられている。さらに、遊技領域8の外側の左右
上部には、図1に示すように、効果音を発する2つのス
ピーカ41が設けられている。遊技領域8の外周には、
遊技効果LED42が設けられている。そして、この例
では、遊技領域8の左側外周に、賞球残数があるときに
点灯する賞球ランプ43が設けられ、遊技領域8の上側
外周に、補給球が切れたときに点灯する球切れランプ4
4が設けられている。さらに、図1には、弾球遊技機1
に隣接して設置され、プリペイドカードが挿入されるこ
とによって球貸しを可能にするカードユニット45も示
されている。カードユニット45には、使用可能状態で
あるか否かを示す使用可表示ランプ46、カード内に記
録された残額情報に端数(100円未満の数)が存在す
る場合にその端数を打球供給皿3の近傍に設けられる度
数表示LED56(図5参照)に表示させるための端数
表示スイッチ47、カードユニット45がいずれの側の
弾球遊技機1に対応しているのかを示す連結台方向表示
器48、カードユニット45内にカードが投入されてい
ることを示すカード投入表示ランプ49、記録媒体とし
てのカードが挿入されるカード挿入口50、及びカード
挿入口50の裏面に設けられているカードリーダライタ
の機構を点検する場合にカードユニット45を解放する
ためのカードユニット錠51が設けられている。また、
打球供給皿3には、カードユニット45を介して遊技球
を借り受ける際に操作する球貸しスイッチ57(図5参
照)と、遊技終了の際にカード挿入口50に差し込まれ
たカードを返却するための返却スイッチ58(図5参
照)とが設けられている。
【0021】次に、弾球遊技機1の裏面に配置される各
種構成部材について説明する。
種構成部材について説明する。
【0022】図3に示すように、弾球遊技機1の裏面で
は、枠体2A内の機構板52の上部に貯留タンク53が
設けられ、弾球遊技機1が遊技機設置島に設置された状
態でその上方から遊技球が貯留タンク53に供給され
る。貯留タンク53内の遊技球は、誘導樋54を通って
賞球ケース55で覆われる払出装置200に至る。具体
的に、貯留タンク53に貯留された玉は誘導樋54を通
り、遊技球通路内の遊技球の有無を検出する球切れスイ
ッチ80(図5参照)を通過して払出装置200に至
る。払出装置200から払い出された遊技球は、図示し
ない連絡口を通って弾球遊技機1の前面に設けられてい
る打球供給皿3に供給される。連絡口の側方には、弾球
遊技機1の前面に設けられている余剰玉受皿4に連通す
る余剰玉通路(図示しない)が形成されている。また、
払出装置200には、払い出した遊技球の個数をカウン
トする払出個数カウントスイッチ201(図5参照)が
設けられている。遊技球が多数払い出されて打球供給皿
3が満杯になり、ついには遊技球が連絡口に到達した後
さらに遊技球が払い出されると遊技球は、余剰玉通路を
経て余剰玉受皿4に導かれる。さらに遊技球が払い出さ
れると、遊技球通路内に設けられた満タンスイッチ81
(図5参照)がオンする。その状態では、払出装置20
0内の払出モータ202(図5参照)の回転が停止して
払出装置200の動作が停止すると共に打球発射装置9
0の発射モータ91の駆動も停止する。
は、枠体2A内の機構板52の上部に貯留タンク53が
設けられ、弾球遊技機1が遊技機設置島に設置された状
態でその上方から遊技球が貯留タンク53に供給され
る。貯留タンク53内の遊技球は、誘導樋54を通って
賞球ケース55で覆われる払出装置200に至る。具体
的に、貯留タンク53に貯留された玉は誘導樋54を通
り、遊技球通路内の遊技球の有無を検出する球切れスイ
ッチ80(図5参照)を通過して払出装置200に至
る。払出装置200から払い出された遊技球は、図示し
ない連絡口を通って弾球遊技機1の前面に設けられてい
る打球供給皿3に供給される。連絡口の側方には、弾球
遊技機1の前面に設けられている余剰玉受皿4に連通す
る余剰玉通路(図示しない)が形成されている。また、
払出装置200には、払い出した遊技球の個数をカウン
トする払出個数カウントスイッチ201(図5参照)が
設けられている。遊技球が多数払い出されて打球供給皿
3が満杯になり、ついには遊技球が連絡口に到達した後
さらに遊技球が払い出されると遊技球は、余剰玉通路を
経て余剰玉受皿4に導かれる。さらに遊技球が払い出さ
れると、遊技球通路内に設けられた満タンスイッチ81
(図5参照)がオンする。その状態では、払出装置20
0内の払出モータ202(図5参照)の回転が停止して
払出装置200の動作が停止すると共に打球発射装置9
0の発射モータ91の駆動も停止する。
【0023】また、弾球遊技機1の裏面側には、LCD
表示器61、演出制御基板110、音声出力基板12
0、及びランプドライバ基板130が一体的に組み付け
られてなるLCDユニット60と、遊技制御用マイクロ
コンピュータ等が搭載された遊技制御基板(主基板)1
00が設置されている。また、払出制御を行う払出制御
用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板1
40、発射モータ91の回転力を利用して打球を遊技領
域8に発射する打球発射装置90、該打球発射装置90
を制御するためのタッチ回路基板150が設置されてい
る。さらには、AC24Vの外部電圧171から所定の
電圧を作成し、これを主基板100、演出制御基板11
0、払出制御基板140に供給する電源基板170が設
けられている。また、弾球遊技機1裏面には、図5に示
すように、各種情報を遊技機外部に出力するための各端
子を備えた枠用外部端子板82及び盤用外部端子板83
が設けられると共に、払出制御基板140とカードユニ
ット45とを接続するためのコネクタが実装されたイン
ターフェイス基板160が設けられている。なお、枠用
外部端子板82には、ガラス扉枠2が開放状態にあるか
否かを検出するためのドア開放スイッチ86が接続され
ている。
表示器61、演出制御基板110、音声出力基板12
0、及びランプドライバ基板130が一体的に組み付け
られてなるLCDユニット60と、遊技制御用マイクロ
コンピュータ等が搭載された遊技制御基板(主基板)1
00が設置されている。また、払出制御を行う払出制御
用マイクロコンピュータ等が搭載された払出制御基板1
40、発射モータ91の回転力を利用して打球を遊技領
域8に発射する打球発射装置90、該打球発射装置90
を制御するためのタッチ回路基板150が設置されてい
る。さらには、AC24Vの外部電圧171から所定の
電圧を作成し、これを主基板100、演出制御基板11
0、払出制御基板140に供給する電源基板170が設
けられている。また、弾球遊技機1裏面には、図5に示
すように、各種情報を遊技機外部に出力するための各端
子を備えた枠用外部端子板82及び盤用外部端子板83
が設けられると共に、払出制御基板140とカードユニ
ット45とを接続するためのコネクタが実装されたイン
ターフェイス基板160が設けられている。なお、枠用
外部端子板82には、ガラス扉枠2が開放状態にあるか
否かを検出するためのドア開放スイッチ86が接続され
ている。
【0024】次に、特別図柄表示装置9を構成するLC
Dユニット60について図4を参照して説明する。LC
Dユニット60は、図4に示すように、LCD表示器6
1、表示器取付部材62、基板カバー73、演出制御基
板110、音声出力基板120、及びランプドライバ基
板130から構成されている。表示器取付部材62は、
LCD表示器61の着脱が可能な開口部64を有して遊
技盤6の裏面側に取り付けられる取付基体63と、開口
部64を閉塞する閉塞部材69とを備えた箱形状をな
し、その内部(取付基体63と閉塞部材69の間の空
間)には、LCD表示器61と該LCD表示器61の前
面(画像表示部38)を保護するための透明な保護板
(図示しない)とが収容保持されるようになっている。
取付基体63は、保護板を介してLCD表示器61の画
像表示部38を外部に露出する額縁形状をなしている。
取付基体63の前面側の左右両端には、それぞれ外方に
突出して取付フランジ部65が形成されており、該取付
フランジ部65の上、中、下の3箇所には、取付基体6
3(LCDユニット60)を遊技盤6の裏面側にビス止
めするための取付穴66が穿設されている。取付基体6
3の内壁側の四隅部分には、閉塞部材69と基板カバー
73とを一体的にビス67で取り付けるための取付ボス
68が突設されている。
Dユニット60について図4を参照して説明する。LC
Dユニット60は、図4に示すように、LCD表示器6
1、表示器取付部材62、基板カバー73、演出制御基
板110、音声出力基板120、及びランプドライバ基
板130から構成されている。表示器取付部材62は、
LCD表示器61の着脱が可能な開口部64を有して遊
技盤6の裏面側に取り付けられる取付基体63と、開口
部64を閉塞する閉塞部材69とを備えた箱形状をな
し、その内部(取付基体63と閉塞部材69の間の空
間)には、LCD表示器61と該LCD表示器61の前
面(画像表示部38)を保護するための透明な保護板
(図示しない)とが収容保持されるようになっている。
取付基体63は、保護板を介してLCD表示器61の画
像表示部38を外部に露出する額縁形状をなしている。
取付基体63の前面側の左右両端には、それぞれ外方に
突出して取付フランジ部65が形成されており、該取付
フランジ部65の上、中、下の3箇所には、取付基体6
3(LCDユニット60)を遊技盤6の裏面側にビス止
めするための取付穴66が穿設されている。取付基体6
3の内壁側の四隅部分には、閉塞部材69と基板カバー
73とを一体的にビス67で取り付けるための取付ボス
68が突設されている。
【0025】閉塞部材69は、取付基体63の開口部6
4をその裏面側から全体的に被覆する長方形の板形状を
なし、その四隅部分には、基板カバー73と共に前記取
付ボス68にビス67止めされる取付穴70が穿設され
ている。閉塞部材69の後面側には、演出制御基板11
0、音声出力基板120、及びランプドライバ基板13
0をそれぞれ閉塞部材69と一体的にビス71a,71
b止めするための取付ボス72a,72bが突設されて
いる(音声出力基板120の取付ボスは図示しない)。
これにより、演出制御基板110、音声出力基板12
0、及びランプドライバ基板130は、それぞれ取付ボ
ス72a,72bを介して閉塞部材69の後面側、言い
換えれば、取付基体63の開口部64とは反対側の閉塞
部材69による開口部64の閉塞に影響しない位置に取
り付けられるようになっている。
4をその裏面側から全体的に被覆する長方形の板形状を
なし、その四隅部分には、基板カバー73と共に前記取
付ボス68にビス67止めされる取付穴70が穿設され
ている。閉塞部材69の後面側には、演出制御基板11
0、音声出力基板120、及びランプドライバ基板13
0をそれぞれ閉塞部材69と一体的にビス71a,71
b止めするための取付ボス72a,72bが突設されて
いる(音声出力基板120の取付ボスは図示しない)。
これにより、演出制御基板110、音声出力基板12
0、及びランプドライバ基板130は、それぞれ取付ボ
ス72a,72bを介して閉塞部材69の後面側、言い
換えれば、取付基体63の開口部64とは反対側の閉塞
部材69による開口部64の閉塞に影響しない位置に取
り付けられるようになっている。
【0026】なお、音声出力基板120とランプドライ
バ基板130は、閉塞部材69の後面側で左右方向に並
んだ状態で取り付けられる。また、演出制御基板110
を取り付けるための取付ボス72aは、音声出力基板1
20及びランプドライバ基板130を取り付けるための
取付ボス72bに比べて高さ寸法が大きく形成されてい
る。これにより、演出制御基板110は、左右に並んだ
音声出力基板120及びランプドライバ基板130の後
面側を被覆するように取り付けられる。即ち、演出制御
基板110と音声出力基板120及びランプドライバ基
板130とは、積層した状態で特別図柄表示装置9(L
CD表示器61)の裏面側に取り付けられるようになっ
ている。また、閉塞部材69には、該閉塞部材69の後
面側に取り付けられる基板カバー73の後述する係合爪
76と係合する係止穴77が穿設されている。
バ基板130は、閉塞部材69の後面側で左右方向に並
んだ状態で取り付けられる。また、演出制御基板110
を取り付けるための取付ボス72aは、音声出力基板1
20及びランプドライバ基板130を取り付けるための
取付ボス72bに比べて高さ寸法が大きく形成されてい
る。これにより、演出制御基板110は、左右に並んだ
音声出力基板120及びランプドライバ基板130の後
面側を被覆するように取り付けられる。即ち、演出制御
基板110と音声出力基板120及びランプドライバ基
板130とは、積層した状態で特別図柄表示装置9(L
CD表示器61)の裏面側に取り付けられるようになっ
ている。また、閉塞部材69には、該閉塞部材69の後
面側に取り付けられる基板カバー73の後述する係合爪
76と係合する係止穴77が穿設されている。
【0027】また、演出制御基板110、音声出力基板
120、及びランプドライバ基板130のそれぞれの一
方の基板面は、コネクタ118,138が実装されたコ
ネクタ実装面110a,130aとして形成されている
(音声出力基板120のコネクタ及びコネクタ実装面は
図示しない)。そして、音声出力基板120及びランプ
ドライバ基板130のコネクタ実装面130aが演出制
御基板110のコネクタ実装面110a以外となる基板
面110bと対向されると共に、音声出力基板120及
びランプドライバ基板130のコネクタ138の実装部
分が演出制御基板110における端部からはみ出た状態
で配置され、駆動回路基板のコネクタ138と演出制御
基板110のコネクタ118とが配線139を介して接
続されている。また、配線パターンが複雑な制御基板と
なる演出制御基板110には、4層基板が用いられるこ
とで、基板自体が小型化されている。一方、制御基板
(演出制御基板110)に比べて配線パターンがそれ程
複雑にならない駆動回路基板である音声出力基板120
及びランプドライバ基板130には、比較的安価な両面
基板が用いられている。
120、及びランプドライバ基板130のそれぞれの一
方の基板面は、コネクタ118,138が実装されたコ
ネクタ実装面110a,130aとして形成されている
(音声出力基板120のコネクタ及びコネクタ実装面は
図示しない)。そして、音声出力基板120及びランプ
ドライバ基板130のコネクタ実装面130aが演出制
御基板110のコネクタ実装面110a以外となる基板
面110bと対向されると共に、音声出力基板120及
びランプドライバ基板130のコネクタ138の実装部
分が演出制御基板110における端部からはみ出た状態
で配置され、駆動回路基板のコネクタ138と演出制御
基板110のコネクタ118とが配線139を介して接
続されている。また、配線パターンが複雑な制御基板と
なる演出制御基板110には、4層基板が用いられるこ
とで、基板自体が小型化されている。一方、制御基板
(演出制御基板110)に比べて配線パターンがそれ程
複雑にならない駆動回路基板である音声出力基板120
及びランプドライバ基板130には、比較的安価な両面
基板が用いられている。
【0028】基板カバー73は、前面側が開口した箱形
状をなし、その前端側には鍔状フランジ部74が形成さ
れている。鍔状フランジ部74の四隅部分には、前記閉
塞部材69の4つの取付穴70と個々に対応する取付穴
75が穿設されており、鍔状フランジ部74の下端部分
には、閉塞部材69の係止穴77と係合する係合爪76
が形成されている。
状をなし、その前端側には鍔状フランジ部74が形成さ
れている。鍔状フランジ部74の四隅部分には、前記閉
塞部材69の4つの取付穴70と個々に対応する取付穴
75が穿設されており、鍔状フランジ部74の下端部分
には、閉塞部材69の係止穴77と係合する係合爪76
が形成されている。
【0029】しかして、前記LCD表示器61、表示器
取付部材62(取付基体63及び閉塞部材69)、演出
制御基板110、音声出力基板120、ランプドライバ
基板130、及び基板カバー73を図4に示すように一
体的に組み付けることでLCDユニット60が構成され
る。そして、LCDユニット60は、表示器取付部材6
2(取付基体63)の取付穴66を介して遊技盤6の裏
面側にビス止めされる。また、このようなLCDユニッ
ト60の取り付け状態において、表示器取付部材62を
遊技盤6から取り外すことなく、LCD表示器61の着
脱が可能になっており、LCD表示器61の取り付け及
び取り外しの作業性が向上するようになっている。
取付部材62(取付基体63及び閉塞部材69)、演出
制御基板110、音声出力基板120、ランプドライバ
基板130、及び基板カバー73を図4に示すように一
体的に組み付けることでLCDユニット60が構成され
る。そして、LCDユニット60は、表示器取付部材6
2(取付基体63)の取付穴66を介して遊技盤6の裏
面側にビス止めされる。また、このようなLCDユニッ
ト60の取り付け状態において、表示器取付部材62を
遊技盤6から取り外すことなく、LCD表示器61の着
脱が可能になっており、LCD表示器61の取り付け及
び取り外しの作業性が向上するようになっている。
【0030】次に、弾球遊技機1の回路構成について図
5乃至図7を参照して説明する。先ず、図5には、主基
板100、演出制御基板110、音声出力基板120、
ランプドライバ基板130、払出制御基板140、タッ
チ回路基板150、インターフェイス基板160、及び
電源基板170が示されている。主基板100には、図
6及び図7に示すように、プログラムに従って弾球遊技
機1を制御する基本回路101と、各種スイッチ13
a,13b,17,27,28,31,32からの信号
を基本回路101に与えるスイッチ入力回路102と、
演出制御基板110に信号を出力するための演出制御信
号出力回路103と、払出制御基板140との間で信号
をやり取りするための払出制御信号入出力回路104
と、が搭載されている。なお、基本回路101は、プロ
グラムに従って制御動作を行うCPU101a、ゲーム
制御用のプログラム等を記憶するROM101b、ワー
クメモリとして使用される記憶手段の一例であるRAM
101c等を備えている。
5乃至図7を参照して説明する。先ず、図5には、主基
板100、演出制御基板110、音声出力基板120、
ランプドライバ基板130、払出制御基板140、タッ
チ回路基板150、インターフェイス基板160、及び
電源基板170が示されている。主基板100には、図
6及び図7に示すように、プログラムに従って弾球遊技
機1を制御する基本回路101と、各種スイッチ13
a,13b,17,27,28,31,32からの信号
を基本回路101に与えるスイッチ入力回路102と、
演出制御基板110に信号を出力するための演出制御信
号出力回路103と、払出制御基板140との間で信号
をやり取りするための払出制御信号入出力回路104
と、が搭載されている。なお、基本回路101は、プロ
グラムに従って制御動作を行うCPU101a、ゲーム
制御用のプログラム等を記憶するROM101b、ワー
クメモリとして使用される記憶手段の一例であるRAM
101c等を備えている。
【0031】演出制御基板110は、主基板100から
の信号に従って所定の構成部材を制御する基本回路11
1と、主基板100からの信号を入力するための演出制
御信号入力回路112と、LCD表示器61に信号を出
力するためのLCD駆動回路113と、画像表示用のデ
ータ等を記憶するキャラクタROM114と、音声出力
基板120に信号を出力するための音声出力信号出力回
路115と、ランプドライバ基板130との間で信号を
やり取りするためのランプデータ出力回路116と、普
通図柄表示器14a,14bに信号を出力するための普
通図柄表示装置駆動回路117と、が搭載されている。
なお、LCD駆動回路113には、画像処理プロセッサ
としてのVDP113aが設けられている。VDP11
3aは、主基板100から表示制御コマンドに応じた指
令を受けると、キャラクタROM114から必要なデー
タを読み出し、入力したデータに従ってLCD表示器6
1に表示するための画像データを生成し、R,G,B信
号および同期信号をLCD表示器61に出力するもので
ある。また、基本回路111は、プログラムに従って各
回路113,115,116,117の制御動作を行う
CPU111a、主基板100からの信号に従って所定
の構成部材を制御するプログラム、発光や可動のパター
ン等を記憶するプログラムROM111b、ワークメモ
リとして使用される記憶手段の一例であるRAM111
c等を備えている。なお、基本回路111に設けられる
CPU111a、ROM111b、及びRAM111c
は、それぞれ演出制御基板110に対して着脱自在なワ
ンチップマイコンによって構成されている。但し、必ず
しもこのような構成に限定するものではない。
の信号に従って所定の構成部材を制御する基本回路11
1と、主基板100からの信号を入力するための演出制
御信号入力回路112と、LCD表示器61に信号を出
力するためのLCD駆動回路113と、画像表示用のデ
ータ等を記憶するキャラクタROM114と、音声出力
基板120に信号を出力するための音声出力信号出力回
路115と、ランプドライバ基板130との間で信号を
やり取りするためのランプデータ出力回路116と、普
通図柄表示器14a,14bに信号を出力するための普
通図柄表示装置駆動回路117と、が搭載されている。
なお、LCD駆動回路113には、画像処理プロセッサ
としてのVDP113aが設けられている。VDP11
3aは、主基板100から表示制御コマンドに応じた指
令を受けると、キャラクタROM114から必要なデー
タを読み出し、入力したデータに従ってLCD表示器6
1に表示するための画像データを生成し、R,G,B信
号および同期信号をLCD表示器61に出力するもので
ある。また、基本回路111は、プログラムに従って各
回路113,115,116,117の制御動作を行う
CPU111a、主基板100からの信号に従って所定
の構成部材を制御するプログラム、発光や可動のパター
ン等を記憶するプログラムROM111b、ワークメモ
リとして使用される記憶手段の一例であるRAM111
c等を備えている。なお、基本回路111に設けられる
CPU111a、ROM111b、及びRAM111c
は、それぞれ演出制御基板110に対して着脱自在なワ
ンチップマイコンによって構成されている。但し、必ず
しもこのような構成に限定するものではない。
【0032】音声出力基板120は、演出制御基板11
0からの信号を入力するための音声出力信号入力回路1
21と、演出制御基板110からの信号に従って音声や
効果音を発生する音声IC122と、音声データ等を記
憶する音声データROM123と、音声信号を増幅して
スピーカ41に出力するためのアンプ出力回路124
と、アンプ出力回路124から出力される音声信号の出
力レベルを設定されている音量に応じたレベルにするボ
リューム125と、が搭載されている。
0からの信号を入力するための音声出力信号入力回路1
21と、演出制御基板110からの信号に従って音声や
効果音を発生する音声IC122と、音声データ等を記
憶する音声データROM123と、音声信号を増幅して
スピーカ41に出力するためのアンプ出力回路124
と、アンプ出力回路124から出力される音声信号の出
力レベルを設定されている音量に応じたレベルにするボ
リューム125と、が搭載されている。
【0033】ランプドライバ基板130は、演出制御基
板110との間で信号をやり取りするためのランプデー
タ入力回路131と、各種ランプ24,37に信号を出
力するためのランプドライバ132と、各種LED1
5,42に信号を出力するためのLED駆動回路133
と、演出用の各種ソレノイド33a,35aに信号を出
力するためのソレノイド駆動回路134と、演出用のモ
ータ34aに信号を出力するためのモータ駆動回路13
5と、人体センサ84からの検出信号を入力するための
人体センサ入力回路136と、他に動かす構成部材が増
設される場合等に備えるための予備用の拡張ポート13
7と、が搭載されている。
板110との間で信号をやり取りするためのランプデー
タ入力回路131と、各種ランプ24,37に信号を出
力するためのランプドライバ132と、各種LED1
5,42に信号を出力するためのLED駆動回路133
と、演出用の各種ソレノイド33a,35aに信号を出
力するためのソレノイド駆動回路134と、演出用のモ
ータ34aに信号を出力するためのモータ駆動回路13
5と、人体センサ84からの検出信号を入力するための
人体センサ入力回路136と、他に動かす構成部材が増
設される場合等に備えるための予備用の拡張ポート13
7と、が搭載されている。
【0034】払出制御基板140は、主基板100から
の信号に従って所定の構成部材を制御する基本回路14
1と、主基板100との間で信号をやり取りするための
払出制御信号入出力回路142と、賞球ランプ43及び
球切れランプ44に信号を出力するためのランプ駆動回
路143と、インターフェース基板160を介してカー
ドユニット45との間で信号をやり取りするためのカー
ドユニット通信回路144と、払出装置200内に設け
られるモータ位置センサ203からの信号を入力するた
めのモータ位置センサ検出回路145と、払出装置20
0内に設けられる払出モータ202及び振分ソレノイド
204に信号を出力するためのモータ駆動回路146
と、払出装置200内に設けられる払出個数カウントス
イッチ201、球切れスイッチ80、満タンスイッチ8
1、及びタッチ回路基板150を介した打球発射装置9
0の単発発射スイッチ92からの各信号を入力するため
のスイッチ入力回路147と、タッチ回路基板150を
介して打球発射装置90の発射モータ91に信号を出力
するためのモータ駆動回路148と、タッチ回路基板1
50を介して打球発射装置90のタッチリング85から
の信号を入力するためのタッチ入力回路149と、が搭
載されている。
の信号に従って所定の構成部材を制御する基本回路14
1と、主基板100との間で信号をやり取りするための
払出制御信号入出力回路142と、賞球ランプ43及び
球切れランプ44に信号を出力するためのランプ駆動回
路143と、インターフェース基板160を介してカー
ドユニット45との間で信号をやり取りするためのカー
ドユニット通信回路144と、払出装置200内に設け
られるモータ位置センサ203からの信号を入力するた
めのモータ位置センサ検出回路145と、払出装置20
0内に設けられる払出モータ202及び振分ソレノイド
204に信号を出力するためのモータ駆動回路146
と、払出装置200内に設けられる払出個数カウントス
イッチ201、球切れスイッチ80、満タンスイッチ8
1、及びタッチ回路基板150を介した打球発射装置9
0の単発発射スイッチ92からの各信号を入力するため
のスイッチ入力回路147と、タッチ回路基板150を
介して打球発射装置90の発射モータ91に信号を出力
するためのモータ駆動回路148と、タッチ回路基板1
50を介して打球発射装置90のタッチリング85から
の信号を入力するためのタッチ入力回路149と、が搭
載されている。
【0035】なお、払出制御基板140には、エラー解
除スイッチ140aとエラー報知用7セグメント140
bも設けられている。また、基本回路141は、プログ
ラムに従って各回路143〜149の制御動作を行うC
PU141a、払出制御用のプログラム等を記憶するR
OM141b、ワークメモリとして使用される記憶手段
の一例であるRAM141c等を備えている。
除スイッチ140aとエラー報知用7セグメント140
bも設けられている。また、基本回路141は、プログ
ラムに従って各回路143〜149の制御動作を行うC
PU141a、払出制御用のプログラム等を記憶するR
OM141b、ワークメモリとして使用される記憶手段
の一例であるRAM141c等を備えている。
【0036】また、タッチ回路基板150は、打球発射
装置90を構成する発射モータ91及び単発発射スイッ
チ92と払出制御基板140のスイッチ入力回路147
との中継基板をなすと共に、打球発射装置90を構成す
るタッチリング85からの信号を入力してこれを払出制
御基板140のタッチ入力回路149に出力するタッチ
比較回路151を備えている。また、インターフェイス
回路160は、払出制御基板140のカードユニット通
信回路144、使用可表示ランプ(図5及び図7には、
球貸し可LEDと記載)46、度数表示LED56、球
貸しスイッチ57、及び返却スイッチ58と、カードユ
ニット45との中継基板をなしている。
装置90を構成する発射モータ91及び単発発射スイッ
チ92と払出制御基板140のスイッチ入力回路147
との中継基板をなすと共に、打球発射装置90を構成す
るタッチリング85からの信号を入力してこれを払出制
御基板140のタッチ入力回路149に出力するタッチ
比較回路151を備えている。また、インターフェイス
回路160は、払出制御基板140のカードユニット通
信回路144、使用可表示ランプ(図5及び図7には、
球貸し可LEDと記載)46、度数表示LED56、球
貸しスイッチ57、及び返却スイッチ58と、カードユ
ニット45との中継基板をなしている。
【0037】なお、上記した実施形態では、演出制御基
板110と音声出力基板120及びランプドライバ基板
130とを積層した状態で特別図柄表示装置9(LCD
表示器61)の裏面側であり且つ遊技盤6の裏面側に取
り付けた構成とし、主基板100は、機構板52の裏面
側に取り付けた構成としているが、これに限定するもの
ではない。例えば、図8(A)に示す変形例のように、
演出制御基板110と音声出力基板120及びランプド
ライバ基板130とを積層した状態で収容した表示器取
付部材62の下方における遊技盤6の裏面側に、主基板
100を収容したボックス形状(収容本体と蓋体とを備
える)の基板収容体300を取り付けるようにしてもよ
い。また、図8(B)に示す変形例のように、表示器取
付部材62内にはLCD表示器61のみを収容し、表示
器取付部材62の下方における遊技盤6の裏面側に、主
基板100を収容したボックス形状の基板収容体300
と、演出制御基板110と音声出力基板120及びラン
プドライバ基板130とを積層した状態で収容したボッ
クス形状の基板収容体301とを左右方向に並べて取り
付けるようにしてもよい。
板110と音声出力基板120及びランプドライバ基板
130とを積層した状態で特別図柄表示装置9(LCD
表示器61)の裏面側であり且つ遊技盤6の裏面側に取
り付けた構成とし、主基板100は、機構板52の裏面
側に取り付けた構成としているが、これに限定するもの
ではない。例えば、図8(A)に示す変形例のように、
演出制御基板110と音声出力基板120及びランプド
ライバ基板130とを積層した状態で収容した表示器取
付部材62の下方における遊技盤6の裏面側に、主基板
100を収容したボックス形状(収容本体と蓋体とを備
える)の基板収容体300を取り付けるようにしてもよ
い。また、図8(B)に示す変形例のように、表示器取
付部材62内にはLCD表示器61のみを収容し、表示
器取付部材62の下方における遊技盤6の裏面側に、主
基板100を収容したボックス形状の基板収容体300
と、演出制御基板110と音声出力基板120及びラン
プドライバ基板130とを積層した状態で収容したボッ
クス形状の基板収容体301とを左右方向に並べて取り
付けるようにしてもよい。
【0038】以上のように、本実施形態(変形例を含
む)の構成によれば、演出制御基板110とは別体で設
けられ且つ複数の演出用報知装置(装飾ランプ24、ソ
レノイド33a,35a、モータ34a、役物飾りラン
プ37、スピーカ41、遊技効果LED42)を駆動す
る駆動回路基板(音声出力基板120及びランプドライ
バ基板130)を備え、該駆動回路基板と前記演出制御
基板110とを積層状に設けると共に、前記駆動回路基
板及び前記演出制御基板110のそれぞれの一方の基板
面をコネクタ138,118が実装されたコネクタ実装
面130a,110aとし、前記駆動回路基板及び前記
演出制御基板110のうちいずれか一方の基板(実施形
態中では、駆動回路基板)のコネクタ実装面130aを
他方の基板(実施形態中では、演出制御基板110)の
コネクタ実装面110a以外となる基板面110bと対
向させると共に、前記一方の基板(駆動回路基板)にお
ける前記コネクタ138の実装部分を前記他方の基板
(演出制御基板110)における端部からはみ出させた
状態で配置し、前記駆動回路基板のコネクタ138と前
記演出制御基板110のコネクタ118とを接続したこ
とを特徴とする。このように構成することにより、主基
板100から送信される演出用のコマンド信号の送信経
路を演出制御基板110への1経路にすることができ
る。このため、各種演出用報知装置24,33a,34
a,35a,37,41,42用の配線処理スペースに
余裕を持たせることができると共に配線からのノイズ混
入を極力回避することができる。また、演出制御基板1
10の1つのCPU111aによって各種演出用報知装
置24,33a,34a,35a,37,41,42の
制御を行うので、トータル的に同期のとれた演出が可能
になる。さらには、機種毎で構成が変わり易いランプ等
の駆動回路基板(音声出力基板120及びランプドライ
バ基板130)を演出制御基板110とは別体に設けた
ので、演出制御基板110の次機種への転用が容易にな
る。また、このような構成によれば、コネクタ接続の作
業性を低下させることなく基板への不正部品の取り付け
を防止することができる。
む)の構成によれば、演出制御基板110とは別体で設
けられ且つ複数の演出用報知装置(装飾ランプ24、ソ
レノイド33a,35a、モータ34a、役物飾りラン
プ37、スピーカ41、遊技効果LED42)を駆動す
る駆動回路基板(音声出力基板120及びランプドライ
バ基板130)を備え、該駆動回路基板と前記演出制御
基板110とを積層状に設けると共に、前記駆動回路基
板及び前記演出制御基板110のそれぞれの一方の基板
面をコネクタ138,118が実装されたコネクタ実装
面130a,110aとし、前記駆動回路基板及び前記
演出制御基板110のうちいずれか一方の基板(実施形
態中では、駆動回路基板)のコネクタ実装面130aを
他方の基板(実施形態中では、演出制御基板110)の
コネクタ実装面110a以外となる基板面110bと対
向させると共に、前記一方の基板(駆動回路基板)にお
ける前記コネクタ138の実装部分を前記他方の基板
(演出制御基板110)における端部からはみ出させた
状態で配置し、前記駆動回路基板のコネクタ138と前
記演出制御基板110のコネクタ118とを接続したこ
とを特徴とする。このように構成することにより、主基
板100から送信される演出用のコマンド信号の送信経
路を演出制御基板110への1経路にすることができ
る。このため、各種演出用報知装置24,33a,34
a,35a,37,41,42用の配線処理スペースに
余裕を持たせることができると共に配線からのノイズ混
入を極力回避することができる。また、演出制御基板1
10の1つのCPU111aによって各種演出用報知装
置24,33a,34a,35a,37,41,42の
制御を行うので、トータル的に同期のとれた演出が可能
になる。さらには、機種毎で構成が変わり易いランプ等
の駆動回路基板(音声出力基板120及びランプドライ
バ基板130)を演出制御基板110とは別体に設けた
ので、演出制御基板110の次機種への転用が容易にな
る。また、このような構成によれば、コネクタ接続の作
業性を低下させることなく基板への不正部品の取り付け
を防止することができる。
【0039】また、表示状態が変化可能な可変表示装置
としての特別図柄表示装置9を備え、前記演出制御基板
110には、画像処理プロセッサとしてのVDP113
a及び表示画像データ格納用ROMとしてのキャラクタ
ROM114を含んで前記特別図柄表示装置9を駆動す
る可変表示駆動回路としてのLCD駆動回路113を設
けたことを特徴とする。このように構成することによ
り、最もノイズに弱いVDP113aを含むLCD駆動
回路113を演出制御基板110上に設けたので、CP
U111aからの制御信号がノイズの影響を受け難くな
り、安定した表示制御が行える。また、フルカラー、3
D、実写という映像に応じてVDP113aを選択した
場合には、音声等の変更が不要な駆動回路まで作り直す
必要がなくなる。
としての特別図柄表示装置9を備え、前記演出制御基板
110には、画像処理プロセッサとしてのVDP113
a及び表示画像データ格納用ROMとしてのキャラクタ
ROM114を含んで前記特別図柄表示装置9を駆動す
る可変表示駆動回路としてのLCD駆動回路113を設
けたことを特徴とする。このように構成することによ
り、最もノイズに弱いVDP113aを含むLCD駆動
回路113を演出制御基板110上に設けたので、CP
U111aからの制御信号がノイズの影響を受け難くな
り、安定した表示制御が行える。また、フルカラー、3
D、実写という映像に応じてVDP113aを選択した
場合には、音声等の変更が不要な駆動回路まで作り直す
必要がなくなる。
【0040】また、前記演出制御基板110を前記駆動
回路基板(音声出力基板120及びランプドライバ基板
130)に対して積層状態における上側に配置したこと
を特徴とする。このように構成することにより、CPU
111aを含む制御基板110を積層状態の上側に配置
したので、CPU111aに対する不正改造の発見が容
易に行える。また、設計開発時には、制御基板の動作確
認やROM交換が容易に行える。
回路基板(音声出力基板120及びランプドライバ基板
130)に対して積層状態における上側に配置したこと
を特徴とする。このように構成することにより、CPU
111aを含む制御基板110を積層状態の上側に配置
したので、CPU111aに対する不正改造の発見が容
易に行える。また、設計開発時には、制御基板の動作確
認やROM交換が容易に行える。
【0041】また、前記複数の演出用報知装置は、発光
動作を行う発光装置24,37,42と、音の発生動作
を行う音発生装置としてのスピーカ41とを含み、前記
駆動回路基板は、前記発光装置24,37,42を駆動
する発光装置用駆動回路基板としてのランプドライバ基
板130と、該ランプドライバ基板130とは別体で設
けられ且つ前記スピーカ41を駆動する音発生装置用駆
動回路基板としての音声出力基板120とを含むことを
特徴とする。このように構成することにより、音声IC
等の変更で音声系の駆動回路を変更する場合や、ランプ
構成(数や種類)等の変更でランプ用駆動回路を変更す
るような場合、変更する必要のないその他の基板に影響
を与えることなくそれぞれ個別に設計変更することがで
きる。また、故障等で基板を交換するような場合には、
故障した基板のみを交換すればよいので、基板の保守点
検が容易になる。
動作を行う発光装置24,37,42と、音の発生動作
を行う音発生装置としてのスピーカ41とを含み、前記
駆動回路基板は、前記発光装置24,37,42を駆動
する発光装置用駆動回路基板としてのランプドライバ基
板130と、該ランプドライバ基板130とは別体で設
けられ且つ前記スピーカ41を駆動する音発生装置用駆
動回路基板としての音声出力基板120とを含むことを
特徴とする。このように構成することにより、音声IC
等の変更で音声系の駆動回路を変更する場合や、ランプ
構成(数や種類)等の変更でランプ用駆動回路を変更す
るような場合、変更する必要のないその他の基板に影響
を与えることなくそれぞれ個別に設計変更することがで
きる。また、故障等で基板を交換するような場合には、
故障した基板のみを交換すればよいので、基板の保守点
検が容易になる。
【0042】また、前記演出制御基板110と前記駆動
回路基板(音声出力基板120及びランプドライバ基板
130)とは、前記特別図柄表示装置9(LCD表示器
61)の裏面に取り付けられることを特徴とする。この
ように構成することにより、特別図柄表示装置9(LC
D表示器61)が取り付けられる遊技盤6の裏面側にお
いて、主基板や中継基板等の他の基板を配置するスペー
スが確保できる。
回路基板(音声出力基板120及びランプドライバ基板
130)とは、前記特別図柄表示装置9(LCD表示器
61)の裏面に取り付けられることを特徴とする。この
ように構成することにより、特別図柄表示装置9(LC
D表示器61)が取り付けられる遊技盤6の裏面側にお
いて、主基板や中継基板等の他の基板を配置するスペー
スが確保できる。
【0043】また、遊技球が流下する遊技領域が形成さ
れた遊技盤6を備え、前記演出制御基板110と前記駆
動回路基板(音声出力基板120及びランプドライバ基
板130)とは、前記遊技盤6の裏面に取り付けられる
ことを特徴とする。このように構成することにより、演
出制御基板110と駆動回路基板とを特別図柄表示装置
9(LCD表示器61)の裏面に取り付けるような構成
に比べて、遊技盤6全体としての後方への突出量を抑え
ることができ、ひいては弾球遊技機1の裏面部分が島設
備に干渉することを防止することができる。
れた遊技盤6を備え、前記演出制御基板110と前記駆
動回路基板(音声出力基板120及びランプドライバ基
板130)とは、前記遊技盤6の裏面に取り付けられる
ことを特徴とする。このように構成することにより、演
出制御基板110と駆動回路基板とを特別図柄表示装置
9(LCD表示器61)の裏面に取り付けるような構成
に比べて、遊技盤6全体としての後方への突出量を抑え
ることができ、ひいては弾球遊技機1の裏面部分が島設
備に干渉することを防止することができる。
【0044】なお、上記した実施形態では、配線処理ス
ペースの確保、ノイズ混入の回避、及びトータル的に同
期のとれた演出を可能にすると共に、コネクタ接続の作
業性を低下させることなく基板への不正部品の取り付け
を防止するために、駆動回路基板におけるコネクタ13
8の実装部分を演出制御基板110における端部からは
み出させた状態で配置し、駆動回路基板のコネクタ13
8と演出制御基板110のコネクタ118とを接続する
構成としてるが、これ以外の構成によって、上記した効
果を奏し得るようにしてもよい。以下、その他の構成を
他の実施形態として図9を参照して説明する。以下の説
明では、前記実施形態と同様の機能を有する部材につい
ては同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
ペースの確保、ノイズ混入の回避、及びトータル的に同
期のとれた演出を可能にすると共に、コネクタ接続の作
業性を低下させることなく基板への不正部品の取り付け
を防止するために、駆動回路基板におけるコネクタ13
8の実装部分を演出制御基板110における端部からは
み出させた状態で配置し、駆動回路基板のコネクタ13
8と演出制御基板110のコネクタ118とを接続する
構成としてるが、これ以外の構成によって、上記した効
果を奏し得るようにしてもよい。以下、その他の構成を
他の実施形態として図9を参照して説明する。以下の説
明では、前記実施形態と同様の機能を有する部材につい
ては同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0045】図9(A)(B)に示すように、他の実施
形態の構成では、駆動回路基板としての音声出力基板1
20’及びランプドライバ基板130’と演出制御基板
110’とを積層状に設けると共に単一の基板収容体と
しての基板カバー73’に収容している。音声出力基板
120’、ランプドライバ基板130’、及び演出制御
基板110’の各一辺側には、駆動回路基板(音声出力
基板120’及びランプドライバ基板130’)と演出
制御基板110’とを相互に接続する相互コネクタとし
てのコネクタ400〜403が個々に設けられている。
なお、演出制御基板110’のコネクタ402は、音声
出力基板120’のコネクタ400と直接的にボード・
トゥ・ボードの接続方式で接続され、演出制御基板11
0’のコネクタ403は、ランプドライバ基板130’
のコネクタ401と直接的にボード・トゥ・ボードの接
続方式で接続される。
形態の構成では、駆動回路基板としての音声出力基板1
20’及びランプドライバ基板130’と演出制御基板
110’とを積層状に設けると共に単一の基板収容体と
しての基板カバー73’に収容している。音声出力基板
120’、ランプドライバ基板130’、及び演出制御
基板110’の各一辺側には、駆動回路基板(音声出力
基板120’及びランプドライバ基板130’)と演出
制御基板110’とを相互に接続する相互コネクタとし
てのコネクタ400〜403が個々に設けられている。
なお、演出制御基板110’のコネクタ402は、音声
出力基板120’のコネクタ400と直接的にボード・
トゥ・ボードの接続方式で接続され、演出制御基板11
0’のコネクタ403は、ランプドライバ基板130’
のコネクタ401と直接的にボード・トゥ・ボードの接
続方式で接続される。
【0046】また、演出制御基板110’において、各
コネクタ402,403が設けられた一辺側以外の辺
(反対側の辺)であり且つコネクタ402,403の実
装面とは反対側の基板面には、外部接続用のコネクタ
(接続コネクタ)410,411が設けられている。一
方、音声出力基板120’及びランプドライバ基板13
0’においては、各コネクタ400,401が設けられ
た一辺側以外の辺(反対側の辺)であり且つ各コネクタ
400,401の実装面と同一の基板面に、外部接続用
のコネクタ(接続コネクタ)412,413が個々に設
けられている。
コネクタ402,403が設けられた一辺側以外の辺
(反対側の辺)であり且つコネクタ402,403の実
装面とは反対側の基板面には、外部接続用のコネクタ
(接続コネクタ)410,411が設けられている。一
方、音声出力基板120’及びランプドライバ基板13
0’においては、各コネクタ400,401が設けられ
た一辺側以外の辺(反対側の辺)であり且つ各コネクタ
400,401の実装面と同一の基板面に、外部接続用
のコネクタ(接続コネクタ)412,413が個々に設
けられている。
【0047】また、音声出力基板120’及びランプド
ライバ基板130’において各コネクタ400,412
の並列方向及び各コネクタ401,413の並列方向と
なる基板の長さ寸法L1(音声出力基板120’とラン
プドライバ基板130’は同一の長さ寸法)は、演出制
御基板110’における各コネクタ402(403),
410(411)の並列方向となる基板の長さ寸法L2
よりも大きく形成されている。これにより、音声出力基
板120’とランプドライバ基板130’を個々に演出
制御基板110’に接続した状態で、音声出力基板12
0’及びランプドライバ基板130’の各コネクタ41
2,413の実装部分は、演出制御基板110’の端部
からはみ出た状態で配置されるようになっている。
ライバ基板130’において各コネクタ400,412
の並列方向及び各コネクタ401,413の並列方向と
なる基板の長さ寸法L1(音声出力基板120’とラン
プドライバ基板130’は同一の長さ寸法)は、演出制
御基板110’における各コネクタ402(403),
410(411)の並列方向となる基板の長さ寸法L2
よりも大きく形成されている。これにより、音声出力基
板120’とランプドライバ基板130’を個々に演出
制御基板110’に接続した状態で、音声出力基板12
0’及びランプドライバ基板130’の各コネクタ41
2,413の実装部分は、演出制御基板110’の端部
からはみ出た状態で配置されるようになっている。
【0048】なお、前述したように演出制御基板11
0’、音声出力基板120’、及びランプドライバ基板
130’は、単一の基板カバー73’内に収容されるも
のであるが、基板カバー73’には、各基板110’,
120’,130’の外部接続用のコネクタ410〜4
13を個々に外部に挿通するための挿通穴73’aが穿
設されている。また、以上説明した他の実施形態の構成
によれば、上記した効果に加え、基板収容体内で接続
(相互コネクタの接続)が完了する配線と、基板収容体
の外部との接続(接続コネクタの接続)を要する配線の
配置を分離したので、基板の1つの辺にコネクタ群が集
中することなく配線の重合が減少し、ひいては配線処理
が容易になると共に接続ミスを防止することができる。
0’、音声出力基板120’、及びランプドライバ基板
130’は、単一の基板カバー73’内に収容されるも
のであるが、基板カバー73’には、各基板110’,
120’,130’の外部接続用のコネクタ410〜4
13を個々に外部に挿通するための挿通穴73’aが穿
設されている。また、以上説明した他の実施形態の構成
によれば、上記した効果に加え、基板収容体内で接続
(相互コネクタの接続)が完了する配線と、基板収容体
の外部との接続(接続コネクタの接続)を要する配線の
配置を分離したので、基板の1つの辺にコネクタ群が集
中することなく配線の重合が減少し、ひいては配線処理
が容易になると共に接続ミスを防止することができる。
【0049】また、実施形態中の弾球遊技機1は、始動
入賞に基づいて特別図柄表示装置9に可変表示される特
別図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると所定の
遊技価値が遊技者に付与可能になる第1種弾球遊技機で
あったが、始動入賞に基づいて開放する電動役物の所定
領域への入賞があると所定の遊技価値が遊技者に付与可
能になる第2種弾球遊技機や、始動入賞に基づいて可変
表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになる
と開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利
が発生または継続する第3種弾球遊技機であっても、本
発明を適用できる。また、実施形態中では、可変表示装
置としての特別図柄表示装置9を液晶(LCD)タイプ
の画像表示器で構成しているが、特にこれに限定するも
のではなく、CRT、LED、VFD、EL、あるいは
プラズマによる画像表示器やドラム式又はリール式の表
示器で構成してもよい。
入賞に基づいて特別図柄表示装置9に可変表示される特
別図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになると所定の
遊技価値が遊技者に付与可能になる第1種弾球遊技機で
あったが、始動入賞に基づいて開放する電動役物の所定
領域への入賞があると所定の遊技価値が遊技者に付与可
能になる第2種弾球遊技機や、始動入賞に基づいて可変
表示される図柄の停止図柄が所定の図柄の組合せになる
と開放する所定の電動役物への入賞があると所定の権利
が発生または継続する第3種弾球遊技機であっても、本
発明を適用できる。また、実施形態中では、可変表示装
置としての特別図柄表示装置9を液晶(LCD)タイプ
の画像表示器で構成しているが、特にこれに限定するも
のではなく、CRT、LED、VFD、EL、あるいは
プラズマによる画像表示器やドラム式又はリール式の表
示器で構成してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、個々に異なった演出機
能を有する複数の演出用報知装置と、該複数の演出用報
知装置を制御する単一のCPUが実装された演出制御基
板と、を備えた遊技機において、前記演出制御基板とは
別体で設けられ且つ前記複数の演出用報知装置を駆動す
る駆動回路基板を備え、該駆動回路基板と前記演出制御
基板とを積層状に設けると共に、前記駆動回路基板及び
前記演出制御基板のそれぞれの一方の基板面をコネクタ
が実装されたコネクタ実装面とし、前記駆動回路基板及
び前記演出制御基板のうちいずれか一方の基板のコネク
タ実装面を他方の基板のコネクタ実装面以外となる基板
面と対向させると共に、前記一方の基板における前記コ
ネクタの実装部分を前記他方の基板における端部からは
み出させた状態で配置し、前記駆動回路基板のコネクタ
と前記演出制御基板のコネクタとを接続したことを特徴
とする。このように構成することにより、主基板から送
信される演出用のコマンド信号の送信経路を演出制御基
板への1経路にすることができる。このため、各種演出
用報知装置用の配線処理スペースに余裕を持たせること
ができると共に配線からのノイズ混入を極力回避するこ
とができる。また、演出制御基板の1つのCPUによっ
て各種演出用報知装置の制御を行うので、トータル的に
同期のとれた演出が可能になる。さらには、機種毎で構
成が変わり易いランプ等の駆動回路基板を演出制御基板
とは別体に設けたので、演出制御基板の次機種への転用
が容易になる。また、このような構成によれば、コネク
タ接続の作業性を低下させることなく基板への不正部品
の取り付けを防止することができる。
に、請求項1の発明においては、個々に異なった演出機
能を有する複数の演出用報知装置と、該複数の演出用報
知装置を制御する単一のCPUが実装された演出制御基
板と、を備えた遊技機において、前記演出制御基板とは
別体で設けられ且つ前記複数の演出用報知装置を駆動す
る駆動回路基板を備え、該駆動回路基板と前記演出制御
基板とを積層状に設けると共に、前記駆動回路基板及び
前記演出制御基板のそれぞれの一方の基板面をコネクタ
が実装されたコネクタ実装面とし、前記駆動回路基板及
び前記演出制御基板のうちいずれか一方の基板のコネク
タ実装面を他方の基板のコネクタ実装面以外となる基板
面と対向させると共に、前記一方の基板における前記コ
ネクタの実装部分を前記他方の基板における端部からは
み出させた状態で配置し、前記駆動回路基板のコネクタ
と前記演出制御基板のコネクタとを接続したことを特徴
とする。このように構成することにより、主基板から送
信される演出用のコマンド信号の送信経路を演出制御基
板への1経路にすることができる。このため、各種演出
用報知装置用の配線処理スペースに余裕を持たせること
ができると共に配線からのノイズ混入を極力回避するこ
とができる。また、演出制御基板の1つのCPUによっ
て各種演出用報知装置の制御を行うので、トータル的に
同期のとれた演出が可能になる。さらには、機種毎で構
成が変わり易いランプ等の駆動回路基板を演出制御基板
とは別体に設けたので、演出制御基板の次機種への転用
が容易になる。また、このような構成によれば、コネク
タ接続の作業性を低下させることなく基板への不正部品
の取り付けを防止することができる。
【0051】また、請求項2の発明においては、表示状
態が変化可能な可変表示装置を備え、前記演出制御基板
には、画像処理プロセッサ及び表示画像データ格納用R
OMを含んで前記可変表示装置を駆動する可変表示駆動
回路を設けたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、最もノイズに弱いVDP(画像処理プロセッ
サ)を含む可変表示駆動回路を演出制御基板上に設けた
ので、CPUからの制御信号がノイズの影響を受け難く
なり、安定した表示制御が行える。また、フルカラー、
3D、実写という映像に応じてVDPを選択した場合に
は、音声等の変更が不要な駆動回路まで作り直す必要が
なくなる。
態が変化可能な可変表示装置を備え、前記演出制御基板
には、画像処理プロセッサ及び表示画像データ格納用R
OMを含んで前記可変表示装置を駆動する可変表示駆動
回路を設けたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、最もノイズに弱いVDP(画像処理プロセッ
サ)を含む可変表示駆動回路を演出制御基板上に設けた
ので、CPUからの制御信号がノイズの影響を受け難く
なり、安定した表示制御が行える。また、フルカラー、
3D、実写という映像に応じてVDPを選択した場合に
は、音声等の変更が不要な駆動回路まで作り直す必要が
なくなる。
【0052】また、請求項3の発明においては、前記演
出制御基板を前記駆動回路基板に対して積層状態におけ
る上側に配置したことを特徴とする。このように構成す
ることにより、CPUを含む制御基板を積層状態の上側
に配置したので、CPUに対する不正改造の発見が容易
に行える。また、設計開発時には、制御基板の動作確認
やROM交換が容易に行える。
出制御基板を前記駆動回路基板に対して積層状態におけ
る上側に配置したことを特徴とする。このように構成す
ることにより、CPUを含む制御基板を積層状態の上側
に配置したので、CPUに対する不正改造の発見が容易
に行える。また、設計開発時には、制御基板の動作確認
やROM交換が容易に行える。
【0053】また、請求項4の発明においては、前記複
数の演出用報知装置は、発光動作を行う発光装置と、音
の発生動作を行う音発生装置とを含み、前記駆動回路基
板は、前記発光装置を駆動する発光装置用駆動回路基板
と、該発光装置用駆動回路基板とは別体で設けられ且つ
前記音発生装置を駆動する音発生装置用駆動回路基板と
を含むことを特徴とする。このように構成することによ
り、音声IC等の変更で音声系の駆動回路を変更する場
合や、ランプ構成(数や種類)等の変更でランプ用駆動
回路を変更するような場合、変更する必要のないその他
の基板に影響を与えることなくそれぞれ個別に設計変更
することができる。また、故障等で基板を交換するよう
な場合には、故障した基板のみを交換すればよいので、
基板の保守点検が容易になる。
数の演出用報知装置は、発光動作を行う発光装置と、音
の発生動作を行う音発生装置とを含み、前記駆動回路基
板は、前記発光装置を駆動する発光装置用駆動回路基板
と、該発光装置用駆動回路基板とは別体で設けられ且つ
前記音発生装置を駆動する音発生装置用駆動回路基板と
を含むことを特徴とする。このように構成することによ
り、音声IC等の変更で音声系の駆動回路を変更する場
合や、ランプ構成(数や種類)等の変更でランプ用駆動
回路を変更するような場合、変更する必要のないその他
の基板に影響を与えることなくそれぞれ個別に設計変更
することができる。また、故障等で基板を交換するよう
な場合には、故障した基板のみを交換すればよいので、
基板の保守点検が容易になる。
【0054】また、請求項5の発明においては、個々に
異なった演出機能を有する複数の演出用報知装置と、該
複数の演出用報知装置を制御する単一のCPUが実装さ
れた演出制御基板と、を備えた遊技機において、前記演
出制御基板とは別体で設けられ且つ前記複数の演出用報
知装置を駆動する駆動回路基板を備え、該駆動回路基板
と前記演出制御基板とを積層状に設けると共に単一の基
板収容体に収容し、前記駆動回路基板及び前記演出制御
基板の各一辺側に前記駆動回路基板と前記演出制御基板
とを相互に接続する相互コネクタを個々に設けると共
に、該相互コネクタ以外の接続コネクタをそれぞれ前記
駆動回路基板及び前記演出制御基板の各一辺側以外の辺
に設け、前記駆動回路基板及び前記演出制御基板のうち
いずれか一方の基板の前記接続コネクタの実装面を他方
の基板の前記接続コネクタの実装面とは反対側の基板面
と対向させると共に、前記一方の基板における前記接続
コネクタの実装部分を前記他方の基板における端部から
はみ出させた状態で配置したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、主基板から送信される演出用
のコマンド信号の送信経路を演出制御基板への1経路に
することができる。このため、各種演出用報知装置用の
配線処理スペースに余裕を持たせることができると共に
配線からのノイズ混入を極力回避することができる。ま
た、演出制御基板の1つのCPUによって各種演出用報
知装置の制御を行うので、トータル的に同期のとれた演
出が可能になる。さらには、機種毎で構成が変わり易い
ランプ等の駆動回路基板を演出制御基板とは別体に設け
たので、演出制御基板の次機種への転用が容易になる。
また、このような構成によれば、基板収容体内で接続
(相互コネクタの接続)が完了する配線と、基板収容体
の外部との接続(接続コネクタの接続)を要する配線の
配置を分離したので、基板の1つの辺にコネクタ群が集
中することなく配線の重合が減少し、ひいては配線処理
が容易になると共に接続ミスを防止することができる。
異なった演出機能を有する複数の演出用報知装置と、該
複数の演出用報知装置を制御する単一のCPUが実装さ
れた演出制御基板と、を備えた遊技機において、前記演
出制御基板とは別体で設けられ且つ前記複数の演出用報
知装置を駆動する駆動回路基板を備え、該駆動回路基板
と前記演出制御基板とを積層状に設けると共に単一の基
板収容体に収容し、前記駆動回路基板及び前記演出制御
基板の各一辺側に前記駆動回路基板と前記演出制御基板
とを相互に接続する相互コネクタを個々に設けると共
に、該相互コネクタ以外の接続コネクタをそれぞれ前記
駆動回路基板及び前記演出制御基板の各一辺側以外の辺
に設け、前記駆動回路基板及び前記演出制御基板のうち
いずれか一方の基板の前記接続コネクタの実装面を他方
の基板の前記接続コネクタの実装面とは反対側の基板面
と対向させると共に、前記一方の基板における前記接続
コネクタの実装部分を前記他方の基板における端部から
はみ出させた状態で配置したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、主基板から送信される演出用
のコマンド信号の送信経路を演出制御基板への1経路に
することができる。このため、各種演出用報知装置用の
配線処理スペースに余裕を持たせることができると共に
配線からのノイズ混入を極力回避することができる。ま
た、演出制御基板の1つのCPUによって各種演出用報
知装置の制御を行うので、トータル的に同期のとれた演
出が可能になる。さらには、機種毎で構成が変わり易い
ランプ等の駆動回路基板を演出制御基板とは別体に設け
たので、演出制御基板の次機種への転用が容易になる。
また、このような構成によれば、基板収容体内で接続
(相互コネクタの接続)が完了する配線と、基板収容体
の外部との接続(接続コネクタの接続)を要する配線の
配置を分離したので、基板の1つの辺にコネクタ群が集
中することなく配線の重合が減少し、ひいては配線処理
が容易になると共に接続ミスを防止することができる。
【0055】また、請求項6の発明においては、前記演
出制御基板と前記駆動回路基板とは、前記可変表示装置
の裏面に取り付けられることを特徴とする。このように
構成することにより、可変表示装置が取り付けられる遊
技盤の裏面側において、主基板や中継基板等の他の基板
を配置するスペースが確保できる。
出制御基板と前記駆動回路基板とは、前記可変表示装置
の裏面に取り付けられることを特徴とする。このように
構成することにより、可変表示装置が取り付けられる遊
技盤の裏面側において、主基板や中継基板等の他の基板
を配置するスペースが確保できる。
【0056】また、請求項7の発明においては、遊技球
が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備え、前記演
出制御基板と前記駆動回路基板とは、前記遊技盤の裏面
に取り付けられることを特徴とする。このように構成す
ることにより、演出制御基板と駆動回路基板とを可変表
示装置の裏面に取り付けるような構成に比べて、遊技盤
全体としての後方への突出量を抑えることができ、ひい
ては遊技機の裏面部分が島設備に干渉することを防止す
ることができる。
が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備え、前記演
出制御基板と前記駆動回路基板とは、前記遊技盤の裏面
に取り付けられることを特徴とする。このように構成す
ることにより、演出制御基板と駆動回路基板とを可変表
示装置の裏面に取り付けるような構成に比べて、遊技盤
全体としての後方への突出量を抑えることができ、ひい
ては遊技機の裏面部分が島設備に干渉することを防止す
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態における弾球遊技機を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】遊技盤の表面に設けられる各種構成部材を示す
正面図である。
正面図である。
【図3】弾球遊技機を示す背面図である。
【図4】LCDユニットを示す縦断面図である。
【図5】弾球遊技機の回路構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図6】主基板、演出制御基板、音声出力基板、及びラ
ンプドライバ基板を示すブロック図である。
ンプドライバ基板を示すブロック図である。
【図7】主基板及び払出制御基板を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】同図(A)(B)は演出制御基板、音声出力基
板、及びランプドライバ基板の取付構成における変形例
を示す遊技盤の背面図である。
板、及びランプドライバ基板の取付構成における変形例
を示す遊技盤の背面図である。
【図9】同図(A)は他の実施形態におけるLCDユニ
ットを示す縦断面図であり、同図(B)は他の実施形態
における音声出力基板及びランプドライバ基板と演出制
御基板との取付構成を示す斜視図である。
ットを示す縦断面図であり、同図(B)は他の実施形態
における音声出力基板及びランプドライバ基板と演出制
御基板との取付構成を示す斜視図である。
1 弾球遊技機(遊技機)
6 遊技盤
8 遊技領域
9 特別図柄表示装置(可変表示装置)
14a,14b 普通図柄表示器
15 ゲート通過記憶表示器
24 装飾ランプ(演出用報知装置、発光装置)
33〜35 可動部材
33a,35a ソレノイド(演出用報知装置)
34a モータ(演出用報知装置)
37 役物飾りランプ(演出用報知装置、発光装置)
41 スピーカ(演出用報知装置、音発生装置)
42 遊技効果LED(演出用報知装置、発光装置)
62 表示器取付部材
100 主基板
110 演出制御基板
110a コネクタ実装面
110b 基板面
111a CPU
113 LCD駆動回路(可変表示駆動回路)
113a VDP(画像処理プロセッサ)
114 キャラクタROM(表示画像データ格納用RO
M) 118 コネクタ 120 音声出力基板(駆動回路基板、音発生装置駆動
回路基板) 130 ランプドライバ基板(駆動回路基板、発光装置
用駆動回路基板) 130a コネクタ実装面 138 コネクタ 139 配線 300,301 基板収容体 73’ 基板カバー(基板収容体) 110’ 演出制御基板 120’ 音声出力基板 130’ ランプドライバ基板 400〜403 コネクタ(相互コネクタ) 410〜413 コネクタ(接続コネクタ)
M) 118 コネクタ 120 音声出力基板(駆動回路基板、音発生装置駆動
回路基板) 130 ランプドライバ基板(駆動回路基板、発光装置
用駆動回路基板) 130a コネクタ実装面 138 コネクタ 139 配線 300,301 基板収容体 73’ 基板カバー(基板収容体) 110’ 演出制御基板 120’ 音声出力基板 130’ ランプドライバ基板 400〜403 コネクタ(相互コネクタ) 410〜413 コネクタ(接続コネクタ)
Claims (7)
- 【請求項1】 個々に異なった演出機能を有する複数の
演出用報知装置と、該複数の演出用報知装置を制御する
単一のCPUが実装された演出制御基板と、を備えた遊
技機において、 前記演出制御基板とは別体で設けられ且つ前記複数の演
出用報知装置を駆動する駆動回路基板を備え、該駆動回
路基板と前記演出制御基板とを積層状に設けると共に、
前記駆動回路基板及び前記演出制御基板のそれぞれの一
方の基板面をコネクタが実装されたコネクタ実装面と
し、 前記駆動回路基板及び前記演出制御基板のうちいずれか
一方の基板のコネクタ実装面を他方の基板のコネクタ実
装面以外となる基板面と対向させると共に、前記一方の
基板における前記コネクタの実装部分を前記他方の基板
における端部からはみ出させた状態で配置し、前記駆動
回路基板のコネクタと前記演出制御基板のコネクタとを
接続したことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 表示状態が変化可能な可変表示装置を備
え、前記演出制御基板には、画像処理プロセッサ及び表
示画像データ格納用ROMを含んで前記可変表示装置を
駆動する可変表示駆動回路を設けたことを特徴とする請
求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 前記演出制御基板を前記駆動回路基板に
対して積層状態における上側に配置したことを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の遊技機。 - 【請求項4】 前記複数の演出用報知装置は、発光動作
を行う発光装置と、音の発生動作を行う音発生装置とを
含み、前記駆動回路基板は、前記発光装置を駆動する発
光装置用駆動回路基板と、該発光装置用駆動回路基板と
は別体で設けられ且つ前記音発生装置を駆動する音発生
装置用駆動回路基板とを含むことを特徴とする請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項5】 個々に異なった演出機能を有する複数の
演出用報知装置と、該複数の演出用報知装置を制御する
単一のCPUが実装された演出制御基板と、を備えた遊
技機において、 前記演出制御基板とは別体で設けられ且つ前記複数の演
出用報知装置を駆動する駆動回路基板を備え、該駆動回
路基板と前記演出制御基板とを積層状に設けると共に単
一の基板収容体に収容し、 前記駆動回路基板及び前記演出制御基板の各一辺側に前
記駆動回路基板と前記演出制御基板とを相互に接続する
相互コネクタを個々に設けると共に、該相互コネクタ以
外の接続コネクタをそれぞれ前記駆動回路基板及び前記
演出制御基板の各一辺側以外の辺に設け、 前記駆動回路基板及び前記演出制御基板のうちいずれか
一方の基板の前記接続コネクタの実装面を他方の基板の
前記接続コネクタの実装面とは反対側の基板面と対向さ
せると共に、前記一方の基板における前記接続コネクタ
の実装部分を前記他方の基板における端部からはみ出さ
せた状態で配置したことを特徴とする遊技機。 - 【請求項6】 前記演出制御基板と前記駆動回路基板と
は、前記可変表示装置の裏面に取り付けられることを特
徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技
機。 - 【請求項7】 遊技球が流下する遊技領域が形成された
遊技盤を備え、前記演出制御基板と前記駆動回路基板と
は、前記遊技盤の裏面に取り付けられることを特徴とす
る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002055651A JP2003250989A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002055651A JP2003250989A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003250989A true JP2003250989A (ja) | 2003-09-09 |
Family
ID=28666440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002055651A Withdrawn JP2003250989A (ja) | 2002-03-01 | 2002-03-01 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003250989A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7637816B2 (en) * | 2002-04-05 | 2009-12-29 | Wms Gaming Inc. | System and method for combining low-power signals and high-power signals on a single circuit board in a gaming machine |
JP2013128578A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
-
2002
- 2002-03-01 JP JP2002055651A patent/JP2003250989A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7637816B2 (en) * | 2002-04-05 | 2009-12-29 | Wms Gaming Inc. | System and method for combining low-power signals and high-power signals on a single circuit board in a gaming machine |
JP2013128578A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050216 |
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A761 | Written withdrawal of application |
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