JP2003250510A - 喫煙者手持ち式の側流煙制御装置 - Google Patents

喫煙者手持ち式の側流煙制御装置

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JP2003250510A
JP2003250510A JP2003051736A JP2003051736A JP2003250510A JP 2003250510 A JP2003250510 A JP 2003250510A JP 2003051736 A JP2003051736 A JP 2003051736A JP 2003051736 A JP2003051736 A JP 2003051736A JP 2003250510 A JP2003250510 A JP 2003250510A
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combustion chamber
cigarette
cooling space
sidestream smoke
smoke
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JP2003051736A
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English (en)
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Larry Bowen
ボウイン ラリー
Stanislav M Snaidr
エム. スネイドル スターニラーフ
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1149235 Ontario Inc
Ontario Inc
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1149235
1149235 Ontario Inc
Ontario Inc
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    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F13/00Appliances for smoking cigars or cigarettes

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  • Cigarettes, Filters, And Manufacturing Of Filters (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
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  • Ventilation (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 側流煙を非常に効率的な態様で濾過する手持
ち式のタバコ煙濾過装置のための燃焼室を提供する。ま
た、タバコの灰がそのフィルター系の中に集まることを
避けるような側流煙濾過装置を提供する。 【解決手段】 着火しているタバコから放出される側流
煙を濾過するのに用いる手持ち式タバコ煙濾過装置の中
で使用するための、i)下方の壁部に少なくとも空気の
進入を許容する空気用多孔質部を有する、着火している
タバコのための閉じた細長い燃焼室と、ii)上記燃焼
室の中で着火端が燃焼室内壁面から隔てられるようにタ
バコを保持する、上記燃焼室の一方の端のタバコホルダ
と、iii)上記端の、上記タバコホルダの上方の燻煙
出口とを含むタバコ燃焼ユニット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側流煙および場合
によりタバコ喫煙の間に放出される吐出煙を制御するた
めの喫煙者の手持ち装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タバコ喫煙の楽しみは或る人々に嫌われ
る一般に二次燻煙と呼ばれる煙の放出をともなう。これ
らの人々を考慮して喫煙者は、二次燻煙が嫌われる区域
において喫煙を避ける処置をとるに至った。加えて、二
次燻煙が或る特定の区域内で発生しないことを確実にす
るための法的制限規定が導入された。このような規定
は、指定された「禁煙区域」と二次燻煙を最小限にする
ための高価な室内換気装置等の使用とを含む。二次燻煙
を発生させることなく、かつ煙を嫌うであろう他人に悪
影響を及ぼすことなく、喫煙者が喫煙の喜びを楽しむの
を許容するような喫煙者用の装置に対して大きな要求が
存在する。
【0003】二次燻煙は喫煙過程の間に多くの態様で発
生する。二次燻煙は主として、タバコをふかす間に着火
しているタバコによって発生する側流煙よりなる。側流
煙の他の因子は喫煙者の口から漏れる主流煙及び呼気煙
を含む。二次燻煙の形成を最小限化するか又は除去する
ように設計された種々の構造についてこれまで多数の提
案がなされている。このような従来の提案は、タバコ燻
煙の主要源、すなわち側流煙と呼気煙とを問題にしてお
り、そして或る限度において漏洩主流煙を問題にしてい
る。従来、二次燻煙を或る形の容器の中に捕集するか、
又は二次燻煙をこれが周囲に放出されるに先立って濾過
することに種々の努力がなされてきた。このような従来
の装置の例は、特許文献1〜11に記述されている。
【0004】これらの装置のいくつかのものは濾過装置
とともに排風機を使用するか、又は二次燻煙をこれが周
囲へ放出されるに先立って捕捉するための容器系を使用
している。通常、この排風機装置は二次燻煙の主成分、
すなわち側流煙を捕集するように設計されている。これ
らの排風機装置は、側流煙をタバコの着火している端か
ら抜出してこれをタバコの吸口端から外方へ向けるよう
に設計されている。このような装置の例は上述した特許
文献3、5、7及び9に記述されている。
【0005】フィルター用のミクロ繊維を形成する方法
は、本出願人の特許文献12に記述されている。また、
それらの繊維を適当な層に形成するための方法は、例え
ば特許文献13及び14に記述されている。例えば特許
文献15には、外側層にガス状成分の吸収のための他の
型の物質としてゼオライトを含むフィルターが開示され
ている。
【0006】
【特許文献1】米国特許第4,198,992号明細書
【特許文献2】米国特許第4,200,114号明細書
【特許文献3】米国特許第4,637,407号明細書
【特許文献4】米国特許第4,790,332号明細書
【特許文献5】米国特許第4,899,766号明細書
【特許文献6】米国特許第4,993,435号明細書
【特許文献7】米国特許第5,048,845号明細書
【特許文献8】米国特許第5,160,518号明細書
【特許文献9】米国特許第5,497,791号明細書
【特許文献10】米国特許第5,495,859号明細
【特許文献11】特開平5−103652号公報
【特許文献12】カナダ国特許第1,057,924号
明細書
【特許文献13】カナダ国特許第1,278,659号
明細書
【特許文献14】カナダ国特許第1,311,889号
明細書
【特許文献15】米国特許第3,327,718号明細
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特許文献によって
提供される系は側流煙を除去するのに種々の成功の度合
いをもたらしているけれども、特許文献5及び7の装置
は手持ち式ではなく、すなわちその全装置が持ち歩くの
には大きすぎる。特許文献3及び9の装置は手持ち式で
あるけれどもそのコンパクトな設計のために側流煙の濾
過を達成するには重大な設計的困難をともなう。特許文
献9の装置は、この点については非常に効果的であるけ
れども、側流煙の濾過を達成するためにはそのフィルタ
ー系における熱の蓄積及び各喫煙吸引の間にその燃えた
灰を通しての側流煙の流れに対する1時的な抵抗の形成
のような或る種の設計上の制限を有している。
【0008】従って本発明のアスペクト(以下、態様と
記載する)の1つの目的は、喫煙過程におけるタバコ燻
煙のタバコ吸口端へ向かう正常な方向への流れ、並びに
そのタバコからの熱の自然な発生のような利点を達成し
ながら、側流煙を非常に効率的な態様で濾過する手持ち
式のタバコ煙濾過装置のための燃焼室を提供することで
ある。本発明の態様の目的の1つは、側流煙がこれをそ
のフィルター系を通過させるに先立って本源的に冷却す
るようなフィルターの設計を提供することである。本発
明の態様の1つによれば、燃焼室と側流煙フィルターの
連結にプレナム(以下、冷却スペースと記載する)を用
いてもよい。この設計形式のもう1つの目的は、タバコ
の灰がそのフィルター系の中に集まることを避けるよう
な側流煙濾過装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は以下の構成を有する。すなわち、本発明の
タバコ燃焼ユニットは、着火しているタバコから放出さ
れる側流煙を濾過するのに用いる手持ち式タバコ煙濾過
装置の中で使用するためのタバコ燃焼ユニットにおい
て、 i)着火しているタバコの下方の下方壁部に少なくとも
空気の進入を許容する空気用多孔質部を有する、着火し
ているタバコが中に配置される閉じた細長い燃焼室、 ii)上記燃焼室の中で着火端が燃焼室の内壁面から隔
てられるように着火しているタバコを保持する、上記燃
焼室の一方の端のタバコホルダ、及び iii)上記端の、上記タバコホルダの上方の、それに
より着火しているタバコからの煙が着火しているタバコ
によって指向され、そして上記燃焼からそれを通って出
てゆく側流煙出口を含むことを特徴とする。
【0010】本発明は更に、上記タバコホルダが着火し
ているタバコを、着火しているタバコの上方に下方より
も大きな空間が提供されるように、上記下方の壁部に隣
接し、かつ上記空気入口通路の上方に位置させることが
好ましい。本発明は更に、上記燃焼室が空気入口通路を
上記下方部に有することが好ましい。本発明は更に、上
記燃焼室が内部に被覆層を有することが好ましい。
【0011】本発明は更に、或る冷却スペースが上記燃
焼室の開放端を閉鎖し、そして上記タバコホルダは上記
冷却スペースを通して延び、上記冷却スペースは上記側
流煙出口と連通していることが好ましい。本発明は更
に、上記タバコホルダが上記ホルダ内のタバコの周りで
空気が上記燃焼室へ進入することを許容するように空気
入口手段を有していることが好ましい。本発明は更に、
上記冷却スペースが上記燃焼室の上記開放端に取り外し
可能に連結する手段を有していることが好ましい。
【0012】本発明は、タバコ燃焼ユニット、側流煙濾
過装置、及び上記濾過装置と上記タバコ燃焼ユニットと
を相互連結させている冷却スペースの組み合わせにおい
て、これが i)下方の壁部に少なくとも空気の進入を許容する空気
用多孔質部を有する、着火しているタバコを受けるため
の開放端を有する細長い燃焼室と、 ii)上記燃焼室の上記開放端へ連結された冷却スペー
スと、 iii)上記冷却スペースを通じて延びていて上記燃焼
室の中で着火しているタバコを保持する、タバコホルダ
とを含み、 iv)上記冷却スペースは上記燃焼室と連通している側
流煙入口を有し、上記冷却スペースは上記入口と隔てら
れている側流煙の出口を有し、 v)上記側流煙濾過装置は上記冷却スペース出口と連結
されている、上記組み合わせであることを特徴とする。
【0013】本発明は更に、上記室から上記冷却スペー
スと上記濾過装置とを通して側流煙を引き出すための排
風機を有し、その際上記冷却スペースは上記濾過装置へ
進入するに先立って側流煙を冷却する上記組み合わせを
含む手持ち式側流煙濾過ユニットであることが好まし
い。本発明は更に上記組み合わせにおいて、上記濾過装
置が管状であって、その開放端に入口を有し、これが上
記冷却スペース出口と連通していることが好ましい。本
発明は更に、上記組み合わせにおいて、上記管状濾過装
置が上記冷却スペースの上にねじ締めされていることが
好ましい。
【0014】本発明は、タバコ燃焼室を側流煙濾過装置
に連結するのに用いられる冷却スペースにおいて、上記
冷却スペースが i)細長いボックス、 ii)上記ボックスを通して延びるタバコホルダ、 iii)上記タバコホルダの上方で上記ボックスの内壁
にある側流煙入口、 iv)上記入口と隔てられて上記内壁にある側流煙出
口、 v)燃焼室を上記内壁に連結して上記入口を上記燃焼室
内側により密封する手段、 vi)上記濾過装置を上記内壁に連結して上記出口を上
記濾過装置により密封する手段、及び vii)上記冷却スペースを手持ち式タバコ煙濾過ユニ
ットに連結する手段を含む、ことを特徴とする。
【0015】本発明は更に上記冷却スペースにおいて、
上記入口が、上記冷却スペースへ進入する灰を阻止する
ためのスクリーンを有することが好ましい。本発明は更
に上記冷却スペースにおいて、上記濾過装置を連結する
手段がねじ溝形成されていることが好ましい。
【0016】なお、本発明の種々の具体例の説明を助け
るために下記の各定義を与える:呼気煙とは、タバコを
喫煙している間に喫煙者により吐き出されるタバコの煙
を意味する。ガス状成分とは、粒子状成分と異なるタバ
コ煙の成分を意味する。低い圧力低下とは、材料を横切
る圧力低下が、排風機の寸法、それの動力及び呼気圧力
がその喫煙者付属品を手持ちできるような性質のもので
あるように充分に低い空気の流れに対してその材料が充
分に多孔質であることを意味する。その設計を最適化す
るのに、約10mmH2Oよりも小さな低い圧力低下が
好ましい。
【0017】ミクロ繊維とは、平均直径約10ミクロン
又はそれ以下を有する繊維を意味する。空気流に対する
最少の抵抗とは、そのフィルタ材料等が、それを通過す
る空気に対して非常に低い圧力低下しか与えないことを
意味する。非多孔質とは、その材料がそれら表示された
各成分のその材料を通る流れを許容しないことを意味す
る。例えば、或る材料が煙の粒子に対して非多孔質であ
るときは、それら煙の粒子はその材料を通して移動する
のが阻止されるけれども、例えば空気はその材料を通し
て移動し続けることができる。
【0018】粒子状成分とは、粒子の形で存在し、そし
て普通は1ミクロンよりも小さな寸法であって、通常は
約0.1ミクロンと約0.6ミクロンとの間の範囲内の
寸法であるタバコの煙の可視性及び非可視性の成分を意
味する。多孔質とは、その物質が空孔や通路等が空気の
それらを通して流れるのを許容するように充分に開放さ
れていることを意味する。側流煙とは、着火しているタ
バコから生ずるタバコの煙を意味する。
【0019】実質的に全てのとは、粒子状成分又はガス
状成分をタバコ煙から除去することについて、タバコの
煙のような臭気を有する可視性の、又はガス状の成分が
実質的に存在しないようにすることを意味する。好適な
ミクロ繊維形成性組成物は、ミクロ繊維に形成すること
ができ、そしてタバコ煙と接触したときにその構造特性
と機能特性とを保持する全ての物質を含む。チューブ又
はチューブ状とは、例えば円形、矩形、方形、三角形、
卵形、多辺形(5辺形又はそれ以上)等のような所望の
いかなる断面形状の側壁を有する細長い中空体を意味す
る。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の態様の1つによれば、内
部で燃焼しているタバコから放出される側流煙を濾過す
るための手持ち式タバコ煙濾過装置の中で使用するため
のタバコ燃焼ユニットにおいて、これが: i)着火しているタバコの下方の壁部に少なくとも空気
の進入を許容する空気用多孔質部を有する、着火してい
るタバコが中に配置される閉じた細長い燃焼室、 ii)上記燃焼室の中で着火端が燃焼室の内壁面から隔
てられるようにまた上記空気用多孔質部よりも上方に着
火しているタバコを保持する、上記燃焼室の一方の端の
タバコホルダと、 iii)上記端の、上記タバコホルダの上方の、それに
より着火しているタバコからの煙が着火しているタバコ
に沿って指向され、そして上記燃焼室からそれを通って
出てゆく側流煙出口とを含む。
【0021】本発明のもう1つの態様によれば、タバコ
燃焼ユニット、側流煙濾過装置、及び上記濾過装置をタ
バコ燃焼ユニットに相互連結している冷却スペースとの
組み合わせにおいて、これが i)下方の壁部に少なくとも空気の進入を許容する空気
用多孔質部を有する、着火しているタバコを受けるため
の開放端を有する細長い燃焼室と、 ii)上記燃焼室の上記開放端へ連結された冷却スペー
スと、 iii)上記燃焼室の中で着火したタバコを保持する、
上記冷却スペース内に延びているタバコホルダとを含
み、 iv)その際上記冷却スペースは上記燃焼室と連通して
いる側流煙入口を有し、上記冷却スペースは上記入口と
隔てられて側流煙の出口を有し、 v)上記側流煙濾過装置は上記冷却スペース出口と連結
されていることを含む。
【0022】本発明のもう1つの態様によれば、タバコ
燃焼室を側流煙濾過装置に連結するのに用いられる冷却
スペースにおいて、上記冷却スペースが i)細長いボックスと、 ii)上記ボックスを通して延びるタバコホルダと、 iii)上記タバコホルダの上方で上記ボックスの内壁
にある側流煙入口と、 iv)上記入口と隔てられて上記内壁にある側流煙出口
と、 v)燃焼室を上記内壁に連結して上記入口を上記燃焼室
内側により密封する手段と、 vi)上記濾過装置を上記内壁に連結して上記出口を上
記濾過装置により密封する手段と、 vii)上記冷却スペースを手持ち式タバコ煙濾過ユニ
ットに連結する手段とを含む。
【0023】本発明に従うタバコ煙濾過装置は、喫煙者
によってこの装置を使用し易くするように、手持ちの大
きさでなければならない。この装置はボータブルであっ
て、喫煙者がいつでもこの装置を手に持って、他人によ
りタバコの二次燻煙が嫌がられるような区域においてタ
バコを喫煙することを許容できるものでなければならな
い。手持ち型大きさのタバコ煙濾過装置の作製におい
て、タバコの服用、及び吸い込んだ煙の正常な味と香り
及び正常な呼気に関して喫煙者に正常な感じを与えるた
めに、その濾過されるべき二次燻煙の量及びそのユニッ
ト内の温度を取扱う設計に大きな要求が課せられる。本
発明の煙濾過装置は普通の100ミリメートルタバコを
含めて、喫煙されるべき種々の長さのタバコを収容する
とともにこれらの特徴を提供する。この装置はまた、着
火しているタバコから放出される側流煙を効果的に処理
してクールな煙を提供し、同時にフィルタの寿命を延長
してその燃えているタバコからの灰が、このフィルタに
阻害作用を及ぼさないようにする。この装置はまた、タ
バコに着火させるためのライターを収容することをも用
意し、その際これはそのユニットの中にその手持ち式タ
バコ煙濾過装置の全体の大きさを増大させることなくそ
のユニットの中に挿入することができる。タバコに着火
させる或る要素を灼熱することをもたらすため「押し込
み保持」ボタンを使用することもできる。この内部ライ
ターは異なった長さのタバコの使用を許容するように調
節可能なブラケットの上に取り付けてもよい。本発明の
好ましい態様の一つによれば、この手持ち式装置の足跡
はカナダ国において一般に販売されている大型25本入
リタバコ包装の寸法に近似している。従ってこの装置は
使用者になんら重大な不便を与えることなく人のポケッ
トやハンドバッグの中で容易に携帯されることができ
る。
【0024】第1図のタバコ煙濾過装置は着火したタバ
コからの側流煙を濾過し、そして使用者の呼気からの煙
を濾過するように用意されている。この装置10は主体
部分12を有してこの中で区間14の中に燃焼室とフィ
ルタ装置とを含むタバコ燃焼ユニットが側流煙を除去す
るために設けられており、そして区間16の中に呼気煙
を除去するためのフィルタが存在している。装置10に
挿入されたタバコとともに、使用者がこのタバコを服用
することができるように、通常はフィルタ要素18の形
であるタバコ吸い口端がこの装置を越えて延び出してい
る。マウスピース20がこの装置の上に設けられてお
り、これは使用者がこのマウスピース20に口当てして
呼気をこの装置の中へ吹き出し、それによりその噴き出
された煙が濾過されることを許容するために180度回
転させることができる。以下の各図の説明より明らかな
ように、冷却スペース22が設けられており、これはこ
の具体例においてその燃焼室の開放端を閉じるように機
能し、そしてその燃焼室から側流煙を側流煙フィルタへ
送り込む。タバコを燃焼室の中に取り付けて支持させる
ように、適当なタバコホルダ24が冷却スペースの中に
設けられていてもよい。タバコホルダ24を備えた冷却
スペース22はその燃焼室の中の内張りを交換し易くし
て側流フィルターを交換するのを助けるためにその装置
から取りはずすことができてもよい。同様に、呼気フィ
ルタのためのホルダ26もこの呼気フィルタの交換を許
容するようにマウスピース20と一緒にこの装置から取
はずし可能である。側流煙を燃焼室から抜き出すのに使
用する排風機を作動させるための電池がこの装置の中に
含まれており、そしてこの装置の上にはキャップ28が
設けられていてこれは電池交換を許容するように取りは
ずすことができる。燃焼室の上方の本体部分12の中に
適当な通気手段30が設けられていて外部空気が燃焼室
内の内張りを越えて現れ、追加的な冷却を提供すること
を許容する。排風機は濾過された空気を排気格子32を
通して排出させる。呼気格子34が本体部分12の中に
設けられており、濾過された呼気の空気がこれを通過す
る。マウスピース20を内側に向けた状態で、この装置
の、一般に38で示されている端部を覆って端部キャッ
プ36が、冷却スペース22とマウスピース20とを覆
ってその肩部40の上に摩擦嵌めにより配置されること
ができる。端部キャップ36が適当な位置に設けられて
いるときに滑らかに形成された瀟洒な意匠が提供され
る。
【0025】第2及び第3図に示すように、本体部分は
段階状になっていて、太い区間14と細い区間16とを
与えるようになっている。太い区間14は燃焼室及び側
流煙フィルタを収容しており、一方、その細い区間16
は呼気フィルタを収容している。タバコホルダ24は第
3図に、より詳細に示されている。このタバコホルダ
は、間隔を置いて隔たっている内向きのいくつかの突出
部44を有する環状リング42を含む。それら内向きの
突出部44は、タバコの大きさよりも僅かに小さな直径
を有する各先端の軌跡を画定している。それら突起部4
4はタバコをその外周のまわりの各先端において僅かに
圧縮することによりタバコホルダの中へ装入するのを容
易にしてタバコがこのホルダ24の中へ装入されるのを
許容し、一方同時にそのタバコの燃焼室内の位置を支え
る。タバコホルダは好ましくはそれら突出部44の間に
いくつかの開口46を有し、これらはタバコの軸48の
方向へ長手方向へ延びている。これによって空気が排風
機の作用により冷却スペース22の中へ吸い込まれるの
を許容し、そしてそれによりこのホルダ24の中に位置
しているタバコのフィルタ吸い口端18を介しての冷却
効果を提供する。第3図にも示されているように、マウ
スピース20は、開口52を有するテーパした区間50
を有して、マウスピース20に口当てしている使用者が
その呼気をその装置10の中に吹き出すための所望の満
足度を与える。
【0026】第4図はこの装置の下側から燃焼室区間の
底部の中へ空気を供給するための、この装置10の下面
上の空気入口通気系54を示す。この通気系54はこの
装置の長手方向へ延びる複数個のスロット56よりな
る。それらは呼気フィルタのための通気部34を形成し
ているスロット58と類似の形状であることができる。
この装置の全体の形が第4図に示されているが、ここで
は端部キャップ36がその位置に取りつけられている。
この装置10の下面上に容易に手で触れることのできる
オン・オフスイッチ60が存在している。この装置の底
部端にも電池充電用プラグを受けるための開口62が存
在している。
【0027】第5図の底部端面図はこの底をよぎって延
びるそれぞれのスロット64を有する格子構造32を示
すが、ここから濾過された側流煙が格子32の背後の排
風機室の中に設けられた排風機によって排出される。
【0028】第10図の断面図は、燃焼室の側面立面図
を示すが、これはそれ以下の各図の説明から明らかとな
るであろうように、断面が若干横長であり、すなわちそ
の幅が高さよりも著しく狭くなっている。その燃焼ユニ
ットは本体部分12の外包殻64を有し、この中でそれ
ぞれ横方向へ延びているスロット66が上方格子30と
して設けられている。この外包殻もその本体部分12の
底部に沿って設けられているいくつかのスロット56を
有している。空気はこれらスロット56を通して排風機
により矢印57の方向へ抜出される。
【0029】この装置10の底部端68はここ及び第2
図に示してある限度まで湾曲している。この湾曲の目的
は、使用者がこの装置10を机等の上に置いたときにこ
れがこの端を底にして立てられないことを確実にするこ
とである。好ましくはこの装置はその底が支持面に対面
するように置かれる。これによってこの装置が倒されて
この装置の各構成部材を壊してしまうようなことができ
ず、そしてまた火のついているタバコがこの装置の中に
不注意に残されるような場合にこの装置をよい姿勢に保
つことをも確実にする。このような姿勢は、第15ない
し第21図の説明より明らかとなるであろうように、そ
の燃焼室の中に熱が形成されるのを最小限にする。
【0030】外包殻64を有する燃焼ユニット区間14
もその中に配置された内包殻65を有する。この内包殻
は燃焼室を画定する。好ましくは冷却スペース22は取
り外し可能に内包殻65の開放端に固定される。第12
図の説明より明らかとなるであろうように、内包殻65
はその下側壁又は底部の中にいくつかのスロットを有し
て各スロット56を通過する空気が次に燃焼室の中へ進
入することを許容する。燃焼室包殻65は第30及び3
1図について説明する別な具体例によれば、冷却スペー
ス22に永久的に固定されていてもよい。
【0031】本発明の好ましい具体例の1つによれば、
燃焼室65の内部に内張り70が設けられている。この
内張り70は適当な耐熱材料の壁72を有し、これは空
気の流れに対しては多孔質であるけれども、タバコの灰
に対しては非多孔質である。燃焼室65は場合により、
内包殼65のもう一方の開放端のために端部キャップ7
4を含むことができる。後に第27図について説明する
ように、この室はこの燃焼室65がこの装置の外包殻6
4又は冷却スペース22に取りけられる態様に従って永
久的に閉じられていてもよい。燃焼室内張り70は冷却
スペース22の適当な鍔部に摩擦嵌めされていてもよ
く、その場合にこの内張りのその端部が密封されるか、
又はこの燃焼室内張り70が冷却スペース22に対して
密封されて、その際この内張りは開放した末端71を有
している。本発明のこれらの態様は第22ないし29図
についてより詳細に説明されるであろう。
【0032】タバコホルダ24は冷却スペース22の中
へ押し嵌めされることができ、その際この冷却スペース
22は、第6及び7図についてより詳細に記述されるべ
き箱類似の構造体である。しかしながら、燃焼室65が
それ自身の端壁を有する場合にタバコホルダはその室の
端壁内の開口の中へパス嵌めされてもよいことが理解さ
れるであろう。タバコホルダ24は、内向きに突出する
いくつかの畝状部42を有してタバコ76がその外周の
周りにおいて軽く絞り込まれるような本体部分74を有
して、それによりこのタバコをこれが燃焼室の空間78
の内部で延びている形で支持する。タバコホルダ24は
また、バイメタル環80をも含むことができ、これはタ
バコホルダ24の外側で横方向へ延びているフラップ8
2を有する。着火しているタバコの燃焼部84がこのバ
イメタル環80に達したときにフラップ82が下向きに
動いて使用者にタバコの終端を報らせる。
【0033】冷却スペース82は開口86を有し、これ
を通して着火した燃焼部84からの側流煙が、第11図
において一般に88で示すその側流煙フィルタに向かっ
て流れるときにこれを通過する。この側流煙フィルタは
好ましくはチューブ状のフィルタ92を備えた閉じた端
部90を有する。このフィルタ92は環状部93を有
し、そして冷却室94及び側流煙フィルタ88の入口9
6を通って流れる側流煙の実質的に全てを除去するよう
に構成されている。本発明の好ましい具体例の1つによ
れば、このフィルタ92は本出願人の特許文献10に記
述されていると同じ態様に構成されていることができ
る。この環状フィルタ要素92は側流煙からの固体やエ
アロゾルを含む粒子状成分を除去するためにミクロ繊維
利料98の1つ又はいくつかの内側層を有していてもよ
い。そのようなミクロ繊維を形成する方法は本出願人の
特許文献12に記述されている。それら繊維を適当な層
に形成するための方法は、例えば特許文献13及び14
に記述されている。この環状フィルタ要素92の外側層
は、活性炭100の1つ以上の層を含んでその内側フィ
ルタ層98によって捕集されなかったタバコのガス状成
分を吸収するようになっていてもよい。外側層100は
ガス状成分の吸収のための他の型の物質、例えば特許文
献15に記述されているようなゼオライトを含むか、又
はそれより作られていてもよく、或いはガス状成分を更
に処理するための触媒を含むこともできる。活性炭は多
孔質のメッシュ材等を使用することによって層状に保持
することができる。好ましい外側フィルタ要素は、活性
炭繊維の1つ以上のシートでできており、これは種々の
供給業者から、例えば日本国名古屋のFutamura
Chemical Industriesより入手す
ることができる。このミクロ繊維と活性炭繊維との好ま
しい組み合わせが、タバコ76の着火している燃焼部8
4によって発生する側流煙の実質的に全てを除去するた
めの非常に効果的なフィルタ要素を提供することが見出
されている。これら活性炭繊維材の各層の間に他の型の
煙処理材の層を含むことも考えられ、これは粉末等の形
であることができる。炭素繊維材料の吸着性より考え
て、この炭素繊維材料の中に種々の処理材を含ませて煙
が外気へ排出されるに先立ってこれを処理することも好
ましいと考えられる。このような処理材はクエン酸、清
涼化剤等を含み、これらにより、活性炭、ゼオライト、
触媒及びミクロ繊維煙フィルタの使用により達成される
ものと異なった処理が行なわれる。
【0034】側流煙フィルタ88は包殻64の内部の本
体部分12の中に配置される。このフィルタ要素の外周
部は冷却スペース22に固定され又は連結されるか、或
いは、第15ないし21図について説明する態様でこの
ものから取り外すことができる。この冷却スペースはこ
の装置10の上方端の1部であるいくつかの二又102
を介してスナップ嵌めされていてもよい。これら二又
は、第13及び第15図についてこの煙フィルタ装置の
頂部端に冷却スペースを取り外し可能に取り付けるため
のそれらの相互作用についてより詳細に記述されるであ
ろう。電池で作動される適当な排風機104がこの装置
の排気端106に取り付けられている。この排風機はス
ロット56を通してまず最初、矢印57の方向へ空気を
吸い込み、そして燃焼室包殻65の各スロット及び多孔
質内張り壁72を通して吸い込まれて必要な空気をその
着火している燃焼部84へ供給して燃焼を助け、そして
また開口86を通してこの燃焼室より発生した側流煙を
除去する。次にこの排風機104は冷却室24を通して
側流煙を入口96を通してフィルタ88の中へ引き込
む。この排風機104はモータ106を有し、これは適
当な支持アーム108によってこの装置の中に支持され
ている。排風機モータ106は、燃焼室78から全ての
側流煙をそのフィルタ要素を通して吸い込み、そして濾
過された空気を格子32を通して排出するのに必要な吸
引力を提供するのに充分な速度で排風機110を駆動す
る。フィルタ88の効率によって、空気の流れから実質
的に全ての側流煙が除去され、それにより格子32を通
して排出される空気がタバコ煙のいかなる認め得る臭気
も有さず、そして好ましくはタバコ煙の臭気をまったく
含まない。喫煙過程の間に燃焼室65の中で熱が発生す
る。燃焼ユニットの外包殻64が燃焼室包殻65から間
隔を置いて隔てられていて、その外包殻の温度が喫煙者
に快適となることを確実にできることが認められる。ス
ロット56の中に進入する空気が燃焼室包殻65を巡っ
て流れ、そして上方スロット66を通して出てゆくこと
が理解される。燃焼の外包殻64と燃焼室包殻65との
間の間隙を増大させることによって充分な空気の流れが
その外包殻64を受容可能な快適な温度に保つのを助け
る。
【0035】本発明の燃焼室、冷却スペース及び側流煙
フィルタ装置を組み合わせて提供することにより、非常
に重大な予期しない種々の利点が実現される。タバコは
通常的な条件のもとで喫煙されたときに予想される同じ
望ましい味、香り及び喫煙温度を有する。空気の流れを
タバコの方へ指向させることによって、タバコの巻き紙
を透過する全てのガスが冷却スペースの開口86を通し
て側流煙の流れの中に集められる。タバコの煙が冷却ス
ペースを通して流れるときにこれは側流煙フィルタ88
の中へ進入するに先立って冷却され、それによって側流
煙フィルタの効率は大きく上昇する。灰が燃焼部84か
ら落下したときにこれは燃焼室の中で内張り72の上に
留められる。内張り72が空気の流れに対して充分に多
孔質であっても、それらの孔の各開口はタバコの灰に対
しては非多孔質であるように充分に小さい。タバコの灰
がフィルタ要素88の中へ進入するのを除くことによっ
てこのフィルタ要素の効率はその寿命が延長するように
大きく上昇し、そしてそのフィルタ要素を多数のタバコ
の喫煙の間に交換しなければならない回数を低減させ
る。
【0036】煙の清涼感に貢献すると信じられるもう1
つの様相は、タバコホルダ24の中で空気が開口46の
中へ進入し、そしてタバコ吸い口端18に沿い、かつバ
イメタル環80を通して内向きに流れ、次いで直ちに冷
却スペースの中の開口86を通して上向きに流れるのが
許容されることである。排風機104の吸込み力及び開
口46の大きさは、この空気の流れがタバコに沿ってバ
イメタル環80へ向かい、それによりいかなるタバコ煙
もホルダ24を通してタバコ吸い口端の周りから逃れ出
るのを防ぐことを確実にするようなものである。
【0037】タバコホルダの取り付け部、及びタバコ煙
の側流煙フィルタへのこの送り込みを提供する冷却スペ
ースの配設は、コンパクトな手持ち式タバコ煙濾過装置
において最も有利である。第6及び第7図に示されてい
る冷却スペース22は内室94を備えた箱状構造体を有
する。この箱状構造体は前方壁112と、内側壁114
と、及び外周壁116とを有する。外壁112の中に開
口118が設けられている。室94の中に一体化された
鍔部材120が設けられていて、その外壁から内側壁1
14まで延びている。次にこのタバコホルダを開口12
8を介して取り付け、鍔部材120の中に押し嵌めして
タバコホルダを正しい位置に保持する。内側壁114の
上に、この装置10の本体部分の前方端の上に設けられ
た各二又102を介してスナップ嵌めされる2つの開口
122が存在している。これが、冷却スペース22の界
面114と本体部分12の前方面との間でタバコの煙が
逃れ出ないことを確実にするために本体の前方端に押し
つけてこの界面114を保持する。
【0038】冷却スペース22の内側面114の中に開
口124が設けられていて開口86を通りかつ冷却室9
4を通って移動した煙がこのフィルタ要素の入口96を
通って流れることを許容する。開口86には、装置10
をさかさまにした場合、タバコの灰が冷却スペース22
の中へ落下するのを防止するように、好ましくはスクリ
ーン又は他のなんらかの好適なメッシュ部材126が設
けられている。しかしながらもし若干の灰が室94の中
に落下しても、これは重大な問題ではなく、従って正当
な理由があるときは開口86は開放されたままに留まっ
ていてもよい。内壁114は横長の形状の肩部128を
有し、これが燃焼室内張り70のその端部の外面上に密
合する。同様に、内壁114は隣接の開口124、円形
形状の肩部130をも有し、そしてフィルタ要素88の
外面を密合して受ける。このような密合性は第15ない
し29図の種々の燃焼室及び濾過装置についてより詳細
に記述されるであろう。
【0039】第12図の断面図は冷却スペース22の上
の燃焼室包殻65と、内側内張り70と及びフィルタ要
素88との取付を示す。燃焼室65は包殻64の内部に
内側隔壁134により画定される空洞132の中に位置
している。この燃焼室包殻65の底部内の各スロット1
98は内張り要素70を切り取ることにより示されてい
る。
【0040】フィルタ要素88は、隔壁134と隔壁1
38との間で画定されている空洞136の中に配置され
ている。冷却スペース92は各二又102によって固定
されてその位置に取りつけられる。排風機空洞144は
壁部142の中の排風機入口開口140を有している。
電池は空洞146の中に配置されており、その際端部キ
ャップ28は電池の交換を許容するために取り外すこと
ができる。再充電可能な電池を使用する場合には、再充
電プラグ148を開口62を通過させ、そして電子的構
成体ボード152によって制御される充電回路150の
中に挿入する。第13図に示すように、空洞146は隔
壁138と154との間に画定される。隔壁154のそ
ばに呼気煙フィルタ要素がその適切な通気部54ととも
に存在している。
【0041】第13図に示すように、空洞146の中に
電池156が収容されており、これら電池は適当なスリ
ーブ158のなかに保持されていることができる。電池
空洞146の下に底壁160が存在しており、これは回
路板152及び開閉スイッチ60を支持している。充電
回路150は回路板152の適切な銅線に連結されてい
て、その際回路板152は電池156の充電を制御し、
或いは電池の充電は適当な導線162を通して充電プラ
グ148に連結されている外部的構成要素を通して制御
されてもよい。端部キャップ28は負極端子164を有
し、これは相互連結端子166を通して回路板152と
接触している。この電池配置の正極側は正極端子168
に連結されており、このものはまた回路板152にも連
結されていて、それによりスイッチ60を介して排風機
104への動力が開閉の目的のために制御される。回路
板152はまた、排風機104の一定の速度を維持する
ための制御回路をも含むことができる。この排風機速度
はそのユニットの温度の変化によって、例えばこれが内
側で用いられるか又は外側で用いられるかにかかわらず
変化する傾向を有しそして喫煙過程による熱もこの装置
を加温する傾向を有するであろう。排風機の速度がこの
装置を通る空気の量を決定するので、燃焼室からの側流
煙を除去し、かつこれが側流煙フィルタ88を好適に通
過するのを確かめるように最適の条件が常に与えられる
ことを確実にするために一定の排風機速度を維持するの
が好ましい。
【0042】第14図に示すように、マウスピース20
は連結器26の内部の取り付け部材によって呼気フィル
タ要素170に連結されている。このフィルタ要素17
0は本出願人の特許文献10に記述されているものと同
じであるか、又は同じ機能を有することができる。呼気
フィルタ要素170は適当な濾材を含み、これが呼気煙
の実質的に全てを濾過してそれにより、格子54を通し
て排出されたときに、存在するとしてもほんの僅かのタ
バコ煙しか嗅覚できない。濾過要素170は包殻64と
内部隔壁154とによって画定される空洞172の中に
収容されている。
【0043】燃焼室包殼と内張り、側流煙フィルタと冷
却スペースの配置及び関係を次に第15ないし29図に
ついて記述する。燃焼室内張り70は、冷却スペース2
2に、又はその上に種々の態様で取り付けて燃焼室内張
りを冷却スペースから取り外すのを助けるか、又は冷却
スペース内壁114に永久的に取り付けられていること
ができる。第15図に示す具体例において燃焼内張り壁
74は外側肩部128の中に密合している。内張りを冷
却スペースに永久的に固定することが望まれる場合に
は、この内張り壁はその開放端の外周縁部174におい
て肩部128に接着されるか、又は他のなんらかの方法
で固定されてもよい。第16図に示すように、燃焼室内
張り70はその下面に沿って長手方向へ延びるリブ17
6を有し、これがその燃焼チューブ内張りを燃焼室の底
部の上で、燃焼室包殻65の内側の上に載せることによ
って支持する。これにより、燃焼室内張りの下面178
が各スロット198から上向きに間隔を置いて隔てられ
ていて、空気が燃焼室内張りの下方の空間の中へ進入す
るのを容易に許容することが確実になる。側流煙の除去
を提供するようなこの空気の流れは、第20図について
より詳細に説明されるであろう。加えて、燃焼室包殻の
横長の断面形状はタバコの上方により大きな空間を与え
るのに有利である。従って、タバコホルダ24は、タバ
コを燃焼室の下方部分に位置させるように、冷却スペー
ス22の下方部分に配置されている。第18図に示すこ
の特別な具体例において、包殻65と断面形状が同じで
あるその燃焼室内張りは、側流煙フィルタの直径と同じ
高さのものであることができる。
【0044】本発明によれば、燃焼室を、側流煙を濾過
するフィルタ室と隔てて配置することによって、燃焼室
の長さを、100mmの長さまでのタバコを含めて種々
異なった寸法のタバコが容易に収容されるように大きく
増大させることができる。好ましくは燃焼室包殻の端部
74は閉じられていて、灰が内張りから逸出すること及
び包殻65の内部に落下し、従っておそらくはスロット
56を通して装置の外部へ落下するのを防ぐようになっ
ている。内張り端74が永久的に閉じられている場合に
は、燃焼室内張り70は好ましくは冷却スペース22の
肩部128から取り外し可能であって、灰を燃焼室内張
りの内側からときどき取り除くことを許容する。1箱の
タバコの全部を喫煙する間に灰を燃焼室内張りから2回
か3回取り除くのが好ましい。好ましくはフィルタ58
は、交換が必要となるに先立って、1箱又は2箱のタバ
コの間継続されることが期待されるような適当な濾材物
質より構成されているのがよい。
【0045】第19図に示すように、燃焼室内張り70
とフィルタ88とがそれの中に密合される各肩部は整列
していて、第10及び11図に示すように、前面180
に対して密着するようになっていて、それによりそれら
肩部128及び130によって画定される冷却スペース
の内面をこの装置の前面180に対して密封するように
なっている。各二又は冷却スペースがこの装置の前面に
押しつけられたままに留まっていて着火しているタバコ
からの濾過されるべき側流煙の全てが燃焼室から側流煙
フィルタの中へ送り込まれることを確実にする。
【0046】第10、11及び12図について記述した
ように、排風機104はスロット56及び198を通し
て矢印57の方向へ充分な空気を吸い込むような速度で
作動して、充分な空気の流れを燃えているタバコ76へ
送り込んで全ての側流煙を開口86を通して冷却スペー
ス22の中へ運ぶようになっている。第20図に示すよ
うに、燃焼内張り70は、空気がこの内張りを通して容
易に矢印182の方向へ透過するのを許容するように充
分に多孔質である。この空気は、内張りの下方領域17
8の全体を通して容易に上向きに透過して、空気のタバ
コへの充分な流れを確実にし、空気中の必要な酸素をそ
の燃焼部84の燃焼を支えるために供給し、かつその燃
焼部84から矢印184の方向へ生ずる側流煙をタバコ
から外方へ運び去るのを確実にする。タバコの各服用の
合間に内張りを矢印182の方向へタバコの方へ透過す
る空気は、特にその着火している燃焼部分84の領域に
おいて矢印186の方向へ流れて側流煙を外方へ運び去
る。この側流煙は喫煙者がタバコの吸い口端18から喫
煙したときに、煙の主流と同じ方法の矢印188の方向
へタバコに沿って運ばれる。煙が冷却スペース22に近
づいたときにこれは集められて開口86を通して矢印1
90の方向へ冷却室94の中へ流入する。同時にタバコ
ホルダの周りで開口46を通して流入する空気は、バイ
メタル環88を超えて流れ、そして矢印192の方向へ
開口86を通して上向きに流れる。燃焼室の横長の形状
はその着火している燃焼部84の上方に著しい空間を提
供して熱が煙と共に発生し、そして正常な喫煙方向18
8の方向へ冷却スペース22へ向かって運ばれる。スロ
ット198を燃焼室包殻65の底部のみに設けることに
より、全ての側流煙が内張り70に沿って冷却スペース
22の方向へ流れるのが助けられる。側流煙及び熱を正
常の喫煙方向188へ搬送することは、蒸気類等がタバ
コ76の巻紙を通して発生しようとする傾向があるので
正常な喫煙過程の間に起こることにより密接に近似する
と信じられる。これらの蒸気類は直ちに矢印186及び
190の方向へ冷却室194の中に除かれる。これが着
火した燃焼部84の領域を越えてタバコ服用の作用の間
に巻紙を通して発生するそれら蒸気を抜き出す必要を除
く。喫煙者がタバコをふかしたときにその火のついた燃
焼部84は、温度が急速に上昇して著しい熱を放出す
る。巻紙を通して発生する蒸気類を燃焼部を超えて、そ
してこれを通して吸い込むのには著しく高い排風機速度
を必要とし、そしてそれら蒸気がその着火している燃焼
部84の上を通るときにこれらを加熱する。これに代え
て、燃焼室内張りを通してその着火している燃焼部の上
方へ空気を吸い込み、そして次にタバコに沿って正常の
喫煙方向188へ吸引することによって、そのタバコの
香り、味及び燃焼特性を最適化させるのにタバコの燃焼
のために、若干ともより自然な環境がもたらされる。
【0047】空気が側流煙とともに冷却室94の中へ流
入して側流煙フィルタ88の入口96へ向かい流れると
きに、冷却室94は煙が側流煙フィルタ88の中へ流入
するに先立ってこれを冷却するのに用いられる。さら
に、燃焼室の中でタバコの上方に著しい空間を提供し、
そして燃焼室内張りの全底面に沿って空気の高められた
流れを提供することにより、側流煙は自然により冷却さ
れる。冷却スペース22の中での追加的な冷却は側流煙
フィルタ88の最適の効率を提供し、と言うのはこのフ
ィルタは側流煙をこれがこの装置の通気部32を通して
排出されるに先立って冷却するからである。燃焼室に横
長の形状を与えた場合に、吸い込まれた煙の温度は全体
的に開放されている環境においてタバコを喫煙した場合
に吸い込まれる煙の自然の温度と同じである。
【0048】燃焼室内張りのこの説明から、この内張り
の目的が、空気の流れをタバコの上方に分散させて与
え、一方同時にその燃えているタバコからの灰を留めて
おくことであることが分かる。燃焼室包殻は必ずしも内
張りを含まなければならないわけではなく、その代わり
に燃焼室はスリット198を覆う適当なスクリーンをも
ち灰が燃焼室包殻から外へ落下するのを防止し、それに
より内張りの必要を避けることができる。スロット56
のためのスクリーンを用いるか、又は内張り70を用い
るかに関わりなく、空気の流れを燃焼室の中へ拡散さ
せ、そして或る程度制限するために或る圧力低下の度合
いが必要である。この圧力低下はまた、特に喫煙者がタ
バコを服用したときに熱空気の外向きの流れをも最小限
にする。着火している燃焼部の温度はタバコを服用した
ときに200ないし300℃ほど上昇するであろう。こ
のような熱の急速な発生は側流煙の一時的な外向きの流
れを引き起こす可能性がある。しかしながら燃焼室内張
り70によって側流煙が燃焼室から逆に外部へ外向きに
流れるのを防ぐのに充分な圧力低下が提供される。回路
板152が排風機速度制御手段に加えて追加的な、タバ
コの服用が検出されたときに一時的に排風機速度を上昇
させるような排風機速度の過作動手段を含むことができ
ることも分かる。このような追加的な制御手段は各服用
行為の直後に側流煙が逸出するのを避けることができ
る。
【0049】第22、23及び24図に示すように、燃
焼室包殻65は第24図に示されているように横長の断
面形状を有し、その際この包殻はその基部に内向きに指
向されたリブ194を有する。加えて、この包殻はその
下方領域169の中に形成されて複数個の長手方向へ延
びる狭いスロット198を有している。これらのスロッ
トは空気の流れが燃焼室空間78の中へ上向きに流れて
側流煙を運び去るのを許容する。この包殻65は、耐熱
性プラスチック又は他のいずれかの、紙状の材料に構成
された繊維の形であることもできるようなセラミック材
等の適当な材料で構成されていてもよい壁部200を有
する。好ましくは内張り70は包殻65の中に設けられ
ている。この内張りは炭素紙の構造のものであり、これ
は空気がこの内張り材料を通して最少の圧力低下で流れ
ることを許容するのに充分に多孔質であるけれども、同
時にタバコの灰は閉じ込める。この炭素紙は正常なタバ
コの服用温度において炭化や燃焼に抵抗するような態様
で形成されている。
【0050】この燃焼室包殻65は、これが冷却スペー
スに永久的に固定されているときは、取外し可能な端部
キヤップ202を有することができ、これは燃焼室の内
部204の中に摩擦嵌めされる。このキャップ202は
第29図に示すように肩部206を有し、これは燃焼内
張り材料200の厚さと一致している。リブ194を収
容するためのその基部におけるノッチ208により、端
部キャップ202は第29図に示すような態様で燃焼包
殻65の中に密合してこの燃焼包殻の端部を一時的に封
鎮する。これによって人が冷却スペースを濾過装置の前
面から取り外し、そして容易にこの装置10から抜き出
すことが許容される。燃焼室78から灰を取り出すため
に、端部キャップ202を取り外し、次いで灰を内張り
の開放端からたたき出し、そして端部キャップ202を
交換してそれにより完全な燃焼室、冷却スペース及びフ
ィルタをその装置10の中へ再び挿入することができ
る。この装置の前面はその外包殻64の中に燃焼室包殻
65と側流煙フィルタとの形状を容易に受けるためのい
くつかの開口を有していて、燃焼室及び濾過装置が嵌め
込まれ、また取り出されるのを容易にし、そしてそれら
の二又102を介して冷却スペースを密合させるのを助
ける。
【0051】燃焼室のもう一つの具体例が第30図に示
されている。燃焼室包殻210はセラミック材料の繊維
物質で作られており、これはシートに形成されていてそ
の組織は紙に近似している。この燃焼室包殻210は形
が第10図の燃焼室65に似ている。燃焼室包殻210
は、その端部212が冷却スペース22に固定されてい
るか、又は冷却スペース22の面に燃焼室包殻65と同
じ態様で取り外し可能に取り付けられていてもよい。燃
焼室包殻は内張り214を有し、これは第31図に示す
ように底部216を覆うのみである。内張り214は炭
素繊維材又は好適な他の材料でできていて、各スロット
218を通して上向きに流れる空気を燃焼室の中に拡散
させ、そして同時に灰を燃焼室220の中に保持する。
燃焼室包殻210が冷却スペース22に固定されている
具体例において、燃焼室包殻のための端部キャップ22
2は取り外し可能であって燃焼室220の中から灰をと
きどき抜き出すのを許容することができる。内張りの帯
材214が各スロット218を覆って延びるのみでよ
く、そして何らかの態様で燃焼室包殻の中に固定されて
灰がそれらスロット218の上に飛ばないことを確実に
することが分かる。また、燃焼室包殻のためのセラミッ
ク繊維材料が高められた孔隙率水準をその下方部分21
6に有してスロット218と置き換えることができるこ
とも認められる。この配置においては内張り帯材214
はなくてもよく、と言うのはそのセラミック材燃焼室の
基部における孔隙率を変更させるのが、空気の必要な通
過を許容するけれど同時に灰の散逸を除くのに充分だか
らである。他の燃焼室の具体例におけるがごとく、セラ
ミック材の燃焼室は内張り214をスロット218から
隔離して空気が内張り帯材214の下で流れてそれを通
して上向きに拡散し、着火しているタバコのために必要
な空気を供給するのを確実にするようなタブ部224を
有することができる。
【0052】タバコホルダの別な具体例の1つが第32
図に示されている。このタバコホルダ226は各共軸の
環228と230とを含む。冷却スペースの中に穿孔2
32が設けられており、これは第3図について説明した
ものと同じ形の内向きに指向されたいくつかのリブ23
4を有している。これらのリブ234は外側環228を
冷却スペースの内部で正しい位置に保持し、そして空気
がタバコホルダ226を通して流入し、側流空気と混合
され、そして冷却スペース22の中へ流入するのを許容
するように各隣接の1対のリブ234の間に空隙236
が設けられている。タバコホルダ222は繊維材料、好
ましくは炭素繊維材の内側環230を有している。この
炭素繊維材はタバコからやってきてホルダ226の上に
析出するかもしれないいかなる凝縮物や湿分も容易に吸
収する。これは、タバコの種々の成分がその環の上に沈
着し、そして従ってこれをこの装置から抜き出すときに
タバコを汚す傾向を有する第10図の金属環80よりも
有利である。また、タバコがこの環のところまで燃えて
しまったときにその析出した各成分が再び蒸発して最後
の一服の間にタバコの味に影響を及ぼすことがある。他
方においてこの内側環230の炭素繊維材はこの難点を
除く。
【0053】外側環228は、例えばセラミック材、耐
火性紙等のような適当な支持材で形成されていてもよ
い。この外側環228のための好ましい材料はセラミッ
ク繊維の紙である。外側環228は各リブ234によっ
て僅かに絞り込まれるのに充分に柔軟性があって環22
6の冷却スペースの穿孔232の中への配置を許容す
る。外側環228はタバコの燃焼部が環226に近づい
たときにこの環の燃焼を防ぐために耐火性である。加え
て、この環226は燃焼部がこの環に近づいたときにタ
バコを鎮火させるような寸法であって、タバコが環22
6の外側部へ焼け抜けないことを確実にする。
【0054】活性炭材の内側環230を備えたタバコホ
ルダ236の別な一つの具体例としてこの環は外側の環
状の本体部分242を含み、これは導入部240により
タバコを受けるためのボード238を含む。穿孔238
はいくつかのリブを含んでこれらがタバコをこれが内側
環230を通して挿入されるときに僅かに圧縮する。活
性炭材の可撓性は種々の変化するタバコの寸法に対して
補償する。
【0055】第33図に、側流煙フィルタ88に内壁2
44を連結するための装置が示されている。この連結装
置は環状の肩部246を含み、これはねじ溝248を有
している。この側流煙フィルタ88はねじ溝を付けた肩
部を有する端部キヤップ250を有し、これはそのねじ
溝を側流煙フィルタ88が冷却スペース22に結合され
るように係合させる。側流煙フィルタを交換することが
望まれる場合には、これを簡単にねじ回しで外し、そし
て新しいフィルタがそれにねじ込まれる。ねじの形成さ
れた本体部分250はそのユニットに留まり、そして新
しいフィルタが挿入され、そしてそのリム254の中に
摩擦嵌めされることができる。
【0056】冷却スペース22が適当な生物分解可能な
物質で形成されていてもよいことが理解される。この物
質はまたプラスチックであってもよく、或いは他の、例
えばセラミック繊維紙のような多孔質構造のものであっ
てもよい。燃焼室包殻、冷却スペース及び側流煙フィル
タが使い捨ての目的のために一体として作られている場
合に、このものはそのフィルタの有効寿命が終了したと
きに環境問題を守るように生物分解可能なものである。
冷却スペースがセラミック型の紙でできているときは、
この紙の表面がその装置の上の冷却スペースの総合的外
観をよくするように仕上げされていてもよい。
【0057】燃焼室の種々の記述した具体例を考慮し
て、燃焼室が第10図及び第30図について記述した各
具体例と類似の態様で機能するように、単にスロット及
び適当な通気装置に適合させたその包殻の構成部であっ
てもよいことが理解される。これと異なって、この装置
の外側本体包殻64は、その燃焼室包殻の態様で作動
し、機能するように適切に構成されていることができ
る。これと異なって、好ましい具体例は本発明の全ての
進歩性及び特徴を与えるように内側燃焼室包殻と内張り
とを有する外側包殻を含む。この場合に、燃焼室包殻は
好ましくはセラミックの紙であって、この燃焼室包殻は
燃焼室内でそれらスロットを単に覆っている炭素繊維帯
材で内張りされている。
【0058】この装置10は、燃焼室、冷却スペース及
び側流煙フィルタが全て連通しているときに、実質的に
全ての側流煙を除去すると言う所望の目的を達成するた
めに多くの利点を提供する。燃焼室の横長の断面形状は
そのタバコからの熱の自然な発生を許容し、それによっ
て空気の流れを、これが煙の流れの主流と同じ方向へ側
流煙を集めるように指向させることによって自然な態様
でタバコが燃焼することを許容する。側流煙を除去する
のに少ない空気の容積及び速度しか必要とせず、一方、
中でも喫煙者がタバコをふかしたときにその着火した燃
焼部により作り出される1時的な空気のブロックが除か
れる。更に、内張り又は燃焼室それ自身はタバコをふか
したときにいつもその最後において過剰の煙の流れが燃
焼室から逆流するのに抵抗するための僅かな圧力低下を
与えるように設計されている。燃焼室及び/又は燃焼内
張りの底部内の各開口は空気が燃焼室の中へ容易に流れ
込んでタバコの自由な燃焼及び側流煙の除去を与えるの
を許容する。活性炭であってもよい好ましい内張りは燃
焼室を清浄に保ち、そして同時に側流煙からの種々の煙
成分の初期吸着を提供する。内張りを冷却スペースに取
り付けるのに多くの変法が存在し、その際この内張り
は、より長いタバコを収容するために引き伸ばされた長
さのものであって、燃焼室に挿入されたタバコのための
ライターの使用に容易に応ずることができる。灰は内張
りの中に保留され、これは冷却スペースをこの装置の前
端部から単に引き出すことによって容易に取り除くこと
ができる。フィルタと分離されていて冷却スペースによ
って相互連結されている燃焼室は、側流煙の流れに対す
るその冷却スペースの中での非常に好都合な冷却作用を
含む喫煙者用濾過装置の多くの変形態様のために準備さ
れている。側流煙のこれがフィルタへ進入する前の温度
の低下は、側流煙フィルタの効率を大きく高める。
【0059】この装置の電子的な様相を他の特徴が与え
られるようにプログラムし、又は変改できることも理解
される。回路板152は電池の充電状態を追跡し、そし
て充電時における電池充電状態を表示できるように改造
していてもよい。更に、電池の出力は装置をスイッチオ
ンされ、又はスイッチオフされたときはいつでも5秒間
にわたり表示されることができる。電池の充電は適当な
保護回路によって支援されている負傾斜の態様を使用す
ることができる。加えて、この系は、それら電池の温度
が許容限度を超えて上昇したときに電池の充電を遮断す
ることができる。電池の寿命を長くするために回路15
2は電池の充電を容量が50%より低くなったときにの
み許容するようにプログラムすることもできる。特別な
事情の場合にのみこれは使用者により適当なボタンを押
すことにより過剰作動させることができてもよい。排風
機速度について既に説明したが、回路152は排風機を
数値的に駆動するようにプログラムされていることがで
き、そして排風機速度の精密な制御を提供することがで
きる。
【0060】本発明の好ましい種々の具体例を以上に詳
細に記述したが、本発明の精神及び添付の請求の範囲よ
り逸脱することなく当業者によって種々の変更をそれに
加え得ることが理解されるであろう。
【0061】
【発明の効果】本発明では、喫煙過程におけるタバコ燻
煙のタバコ吸口端へ向かう正常な方向への流れ、並びに
そのタバコからの熱の自然な発生のような利点を達成し
ながら、側流煙を非常に効率的な態様で濾過する手持ち
式のタバコ煙濾過装置のための燃焼室を提供することが
できる。本発明は、側流煙がこれをそのフィルター系を
通過させるに先立って本源的に冷却するようなフィルタ
ーの設計を提供することができる。本発明によれば、タ
バコの灰がそのフィルター系の中に集まることを避ける
ような側流煙濾過装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】端部キャップを取り除いてある喫煙装置の上面
図である。
【図2】第1図の喫煙装置の側面図である。
【図3】第1図の喫煙装置の端面図である。
【図4】第1図の喫煙装置の底面図である。
【図5】第1図の喫煙装置の背後端面図である。
【図6】冷却スペースの裏側平面図である。
【図7】この、冷却スペースの上面図である。
【図8】第7図の冷却スペースのA−A線に沿う断面図
である。
【図9】第7図の冷却スペースのB−B線に沿う断面図
である。
【図10】第1図の喫煙装置のA−A線に沿う断面図で
ある。
【図11】第1図の喫煙装置のB−B線に沿う断面図で
ある。
【図12】第1図の喫煙装置のE−E線に沿う断面図で
ある。
【図13】第1図の喫煙装置のC−C線に沿う断面図で
ある。
【図14】第1図の喫煙装置のD−D線に沿う断面図で
ある。
【図15】側流燃焼室濾過装置の上面図である。
【図16】第15図の燃焼室濾過装置のための冷却スペ
ースの背後側立面図である。
【図17】第10図の内部か、あるいは第15図の冷却
スペースの立面図である。
【図18】フィルターがその前面に設けられている燃焼
室濾過装置の側面図である。
【図19】第17図の冷却スペースのA−A線に沿う断
面図である。
【図20】第15図の側流煙濾過装置のB−B線に沿う
断面図である。
【図21】第15図の側流煙濾過装置のC−C線に沿う
断面図である。
【図22】燃焼室内張りの側面図である。
【図23】燃焼室内張りの底面図である。
【図24】燃焼室内張りの端面図である。
【図25】第24図の燃焼室内張りのA−A線に沿う断
面図である。
【図26】第22図の燃焼室内張りのB−B線に沿う断
面図である。
【図27】端部キャップを備えた燃焼室の内張りについ
ての別な具体例を示す図である
【図28】第27図の内張りの上に取り付けられた端部
キャップ部を示す図である。
【図29】燃焼チューブのためのキャップの端面図であ
る。
【図30】燃焼室、冷却スペース及び側流煙フィルタの
組み合わせについてのもう1つの具体例の部分切断上面
図である。
【図31】第30図の燃焼室、冷却スペース及び側流煙
フィルタの組み合わせのA−A線に沿う断面図である。
【図32】燃焼室内張りと、冷却スペースと及びタバコ
ホルダの別な具体例を備えた側流煙フィルタとを通して
の断面図である。
【図33】フィルタを冷却スペースと結合させるための
もう1つの具体例を示すその冷却スペースを通しての断
面図である。
【符号の説明】
10 装置 12 本体部分 14 太い区間 16 細い区間 18 フィルタ要素 20 マウスピース 22 冷却スペース 24 タバコホルダ24 26 連結器 28 端部キャップ 30 通気手段 32 排気格子 34 呼気格子 36 端部キャップ 38 端部 40 肩部 42 環状リング 44 突出部 46 開口 48 タバコの軸 50 区間 52 開口 54 空気入口通気系 56 スロット 58 スロット 60 オン・オフスイッチ 62 開口 64 スロット 64 外包殻 65 内包殻 66 横方向へ延びているスロット 68 底部端 70 内張り 71 開放した末端 72 耐熱材料の壁 74 本体部分 76 タバコ 78 燃焼室の空間 80 バイメタル環 82 冷却スペース 84 タバコの燃焼部 86 開口 88 側流煙フィルタ 90 端部 92 フィルタ要素 93 環状部 94 冷却室 96 入口 98 内側フィルタ層 100 外側層 102 二又 104 排風機 106 モータ 108 支持アーム 110 排風機 112 前方壁 114 内側壁 116 外周壁 118 開口 120 鍔部材 122 2つの開口 124 開口 126 メッシュ部材 128 肩部 130 円形形状の肩部 132 空洞 134 内側隔壁 136 空洞 138 隔壁 140 開口 142 壁部 144 排風機空洞 146 空洞 148 再充電プラグ 150 充電回路 152 回路板 154 隔壁 156 電池 160 底壁 162 導線 164 負極端子 166 相互連結端子 168 正極端子 170 呼気フィルタ要素 172 空洞 174 外周縁部 176 リブ 178 燃焼室内張りの下面 180 前面 182 矢印 184 矢印 186 矢印 188 矢印 190 矢印 192 矢印 194 冷却室 198 スロット 200 壁部 202 端部キヤップ 204 燃焼室の内部 206 肩部 208 ノッチ 210 燃焼室包殻 212 端部 214 内張り 216 底部 218 スロット 220 燃焼室 224 タブ部 226 タバコホルダ 228 外側環 230 内側環 232 穿孔 234 リブ 236 空隙 238 穿孔 240 導入部 242 本体部分 244 内壁 246 環状の肩部 248 ねじ溝 250 端部キヤップ 254 リム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラリー ボウイン カナダ国 エル9ダブリュ 2ワイ9 オ ンタリオ州 オレンジヴィル アール.ア ール. ナンバー 2 (72)発明者 スターニラーフ エム. スネイドル カナダ国 エル5エル 1ワイ0 オンタ リオ州 ミシサウガ シャロントン コー ト 4155

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着火しているタバコから放出される側流
    煙を濾過するのに用いる手持ち式タバコ煙濾過装置の中
    で使用するためのタバコ燃焼ユニットにおいて、 i)着火しているタバコの下方の下方壁部に少なくとも
    空気の進入を許容する空気用多孔質部を有する、着火し
    ているタバコが中に配置される閉じた細長い燃焼室、 ii)上記燃焼室の中で着火端が燃焼室の内壁面から隔
    てられるように着火しているタバコを保持する、上記燃
    焼室の一方の端のタバコホルダ、及び iii)上記端の、上記タバコホルダの上方の、それに
    より着火しているタバコからの煙が着火しているタバコ
    によって指向され、そして上記燃焼からそれを通って出
    てゆく側流煙出口を含む、上記タバコ燃焼ユニット。
  2. 【請求項2】 上記タバコホルダが着火しているタバコ
    を、着火しているタバコの上方に下方よりも大きな空間
    が提供されるように、上記下方の壁部に隣接し、かつ上
    記空気入口通路の上方に位置させる、請求の範囲1の装
    置。
  3. 【請求項3】 上記燃焼室が空気入口通路を上記下方部
    に有する、請求の範囲1の装置。
  4. 【請求項4】 上記燃焼室が内部に被覆層を有する、請
    求の範囲3の装置。
  5. 【請求項5】 或る冷却スペースが上記燃焼室の開放端
    を閉鎖し、そして上記タバコホルダは上記冷却スペース
    を通して延び、上記冷却スペースは上記側流煙出口と連
    通している、請求の範囲1の装置。
  6. 【請求項6】 上記タバコホルダが上記ホルダ内のタバ
    コの周りで空気が上記燃焼室へ進入することを許容する
    ように空気入口手段を有している、請求の範囲5の装
    置。
  7. 【請求項7】 上記冷却スペースが上記燃焼室の上記開
    放端に取り外し可能に連結する手段を有している、請求
    の範囲5の装置。
  8. 【請求項8】 タバコ燃焼ユニット、側流煙濾過装置、
    及び上記濾過装置と上記タバコ燃焼ユニットとを相互連
    結させている冷却スペースの組み合わせにおいて、これ
    が i)下方の壁部に少なくとも空気の進入を許容する空気
    用多孔質部を有する、着火しているタバコを受けるため
    の開放端を有する細長い燃焼室と、 ii)上記燃焼室の上記開放端へ連結された冷却スペー
    スと、 iii)上記冷却スペースを通じて延びていて上記燃焼
    室の中で着火しているタバコを保持する、タバコホルダ
    とを含み、 iv)上記冷却スペースは上記燃焼室と連通している側
    流煙入口を有し、上記冷却スペースは上記入口と隔てら
    れている側流煙の出口を有し、 v)上記側流煙濾過装置は上記冷却スペース出口と連結
    されている、上記組み合わせ。
  9. 【請求項9】 上記室から上記冷却スペースと上記濾過
    装置とを通して側流煙を引き出すための排風機を有し、
    その際上記冷却スペースは上記濾過装置へ進入するに先
    立って側流煙を冷却する、請求の範囲8の上記組み合わ
    せを含む手持ち式側流煙濾過ユニット。
  10. 【請求項10】 上記濾過装置が管状であって、その開
    放端に入口を有し、これが上記冷却スペース出口と連通
    している、請求の範囲8の組み合わせ。
  11. 【請求項11】 上記管状濾過装置が上記冷却スペース
    の上にねじ締めされている、請求の範囲10の組み合わ
    せ。
  12. 【請求項12】 タバコ燃焼室を側流煙濾過装置に連結
    するのに用いられる冷却スペースにおいて、上記冷却ス
    ペースが i)細長いボックス、 ii)上記ボックスを通して延びるタバコホルダ、 iii)上記タバコホルダの上方で上記ボックスの内壁
    にある側流煙入口、 iv)上記入口と隔てられて上記内壁にある側流煙出
    口、 v)燃焼室を上記内壁に連結して上記入口を上記燃焼室
    内側により密封する手段、 vi)上記濾過装置を上記内壁に連結して上記出口を上
    記濾過装置により密封する手段、及び vii)上記冷却スペースを手持ち式タバコ煙濾過ユニ
    ットに連結する手段を含む、上記冷却スペース。
  13. 【請求項13】 上記入口が、上記冷却スペースへ進入
    する灰を阻止するためのスクリーンを有する、請求の範
    囲12の冷却スペース。
  14. 【請求項14】 上記濾過装置を連結する手段がねじ溝
    形成されている、請求の範囲12の冷却スペース。
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