JP2003250179A - 無線端末局および無線通信システム - Google Patents

無線端末局および無線通信システム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 すでに接続済みの無線端末局の通信品質を保
証しつつ、未接続の無線端末局からの接続要求を簡易か
つ正確に処理できる無線通信システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る無線通信システムは、無線
の送受信機能を備えた無線端末局1と、無線端末局1と
無線通信可能な無線基地局2とを備えている。無線端末
局1は、管理部11と、無線通信処理部12と、無線モ
ード記憶部13と、無線モード選択部14と、アンテナ
15とを有する。無線基地局2は、管理部21と、無線
通信処理部22と、接続可否判断部23と、無線接続端
末管理部24とを備えている。無線端末局1が無線基地
局2に接続を要求する際、その無線端末局1が使用可能
なサービス品質識別子と変復調方式および誤り訂正方式
の組合せ情報とをすべて無線基地局2に通知するため、
無線基地局2はその無線端末局1の接続を許可すべきか
否かを簡易かつ正確に判断できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】無線端末局と無線基地局から
構成される無線端末局および無線通信システムに関し、
特に、リアルタイム特性を必要とするデータの伝送技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のLAN(Local Area Network)技術の
発達に伴い、オフィス環境では、PC(Personal Compute
r)間の接続を中心として、ネットワーク化が進行してい
る。このような有線LANの普及の一方で、有線LANの一部
分を無線で置換する無線LAN化も進んでいる。例えば、
有線LANに無線基地局を接続し、この基地局へ複数の携
帯型PCを無線で接続する。この携帯型PCから、有線LAN
にイーサネット(登録商標)接続されているデスクトッ
プPCのファイルを編集すると、有線LANへ無線アクセス
を行っていることになる。また、基地局と携帯型PCの部
分を切り出してみると、その部分は無線LANを形成して
いる。このような無線LANの利点は、伝送路として電波
や赤外線などを利用するので配線敷設が不要なことと、
ネットワークの新設やレイアウト変更が容易なことであ
る。
【0003】このような無線LANの導入は、IEEE 802.11
の標準化によって、拍車がかかっている。IEEE 802.11
では、1997年に2.4GHz帯の無線LAN仕様を、1999年に5GH
z帯の無線LAN仕様を、それぞれ完成させている。
【0004】2.4GHz帯の無線LAN仕様の伝送速度は、1〜
2Mbpsのものと11Mbpsのものとがあり、さらに20Mbpsを
超える仕様が現在検討中である。最近、この2.4GHz帯仕
様に準拠した製品が、各社から発売されるようになり、
基地局や無線PCカードが、普及価格帯に入りつつある。
【0005】なお、この2.4GHz帯では、Bluetooth(登
録商標)という規格が、携帯電話業界や家電業界やPC業
界を巻き込んで、あらゆる機器に搭載されようとしてい
る。このBluetoothも無線システムであるが、1チップ5
ドル程度という低コストと、幅広い業種の約2000社から
賛同を得ていることと、製品化と直結した標準作成活動
とから、世界的な普及が見込まれている。
【0006】一方、5GHz帯の無線LAN仕様では、6〜54Mb
psの伝送速度を実現できる。また、5GHz帯は2.4GHz帯と
は異なり、現在はほぼ未使用な周波数帯域で、かつ、よ
り高速な伝送速度が容易に見込めるため、次世代の無線
LAN仕様として、あるいは、TVや映画などの映像コンテ
ンツを通信するための仕様として、幅広く期待されてい
る。1チップ35ドルという価格で2001年中にも発売予定
という企業がいくつか現れている。
【0007】なお、米国(IEEE)だけではなく、欧州では
HiperLAN2という規格が、また、日本では無線1394とい
う独自の規格が、それぞれ策定されている。これら三つ
の規格は、通信プロトコルでいうところのPHYレイヤは
ほぼ共通で、MACレイヤの作りが異なるというものであ
る。このようにして、5GHz帯も徐々に身近な存在になり
つつある。
【0008】以上のような状況から、無線機器が普及す
るに伴いこれらの技術の使用範囲はオフィス環境だけで
なく、一般家庭にも拡大していくものと考えられる。と
くに、家庭内において配線敷設が不要となる点は、オフ
ィス環境の場合よりもさらに大きな魅力となる可能性が
ある。また、映像コンテンツを通信できるという観点か
らは、むしろ家庭でのニーズの方が高いと予想される。
しかしながら、現在最も普及している無線LAN規格は、
映像コンテンツを伝送するための機能が備わっていな
い。現在、米国IEEEで、5GHz帯無線LAN(IEEE802.11a)
のMAC仕様をベースにして、リアルタイム特性を満たすM
ACレイヤの規格化(IEEE802.11e)を行っているもの
の、規格化は数年先になる見込みである。また、IEEE80
2.11eは、IEEE802.11aに比べ、その処理が複雑であるこ
とから、本来低価格化が必要な家庭向け製品でありなが
ら、IEEE802.11aよりも高価になってしまうおそれがあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】DVD並みの高画質のMPE
G2映像を伝送するために必要な伝送速度であっても高々
6Mbps程度であり、IEEE802.11aのように30Mbps以上の高
速伝送が可能な無線システムは、高画質の映像コンテン
ツを伝送できる潜在能力を備えている。しかしながら、
IEEE802.11aのようなベストエフォート型の無線LANシス
テムでは、1つの基地局に接続する端末数が増え、その
結果として、トラフィックの総量が増えたり、また、伝
送するデータにバースト的な大容量データがあった場合
には、一時的に、MPEG2の映像データがMAC内のバッファ
に蓄積されてしまい、必要なタイミングで伝送できない
という課題がある。また、上述の30Mbpsのような高速伝
送は、無線の通信品質がよい場合に限り実現できるもの
であり、通信品質が悪い場合は、伝送速度は低下してし
まい、その結果、MPEG2の映像データが伝送できないと
いう課題がある。このような課題に対し、IEEE802.11e
は、データ送信の優先制御や帯域保証型の制御などを行
うことにより回避しようとしているが、その制御が複雑
であるなどの別の技術的な課題が挙がっている。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、すでに接続済みの無線端末局
の通信品質を保証しつつ、未接続の無線端末局からの接
続要求を簡易かつ正確に処理できる無線端末局および無
線通信システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は、無線端末局との間で、一つ以上の変
復調方式および誤り訂正方式の中から選択された変復調
方式および誤り訂正方式を用いて無線通信を行う無線端
末局であって、前記無線基地局と所定の通信品質で無線
通信を行うことが可能な変復調方式および誤り訂正方式
の組合せのすべてを選択する無線モード選択部と、前記
無線モード選択部が選択したすべての組合せ情報を記憶
する無線モード記憶部と、前記無線モード記憶部に記憶
されている変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報
と、前記無線基地局との間で無線通信を行う場合の無線
通信サービスの品質を示すサービス品質識別子と、を含
む特定の無線信号を前記無線基地局に送信する無線通信
処理部と、を有することを特徴とする無線端末局。
【0012】また、本発明は、無線基地局と、一つ以上
の無線端末局と、前記無線基地局と前記無線端末局との
間で、一つ以上の変復調方式および誤り訂正方式の中か
ら選択された変復調方式および誤り訂正方式を用いて無
線通信を行う無線通信システムであって、前記無線端末
局は、前記無線基地局と所定の通信品質で無線通信を行
うことが可能な変復調方式および誤り訂正方式の組合せ
のすべてを選択する無線モード選択部と、前記無線モー
ド選択部が選択したすべての組合せ情報を記憶する無線
モード記憶部と、前記無線モード記憶部に記憶されてい
る変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報と、前記
無線基地局との間で無線通信を行う場合の無線通信サー
ビスの品質を示すサービス品質識別子と、を含む特定の
無線信号を前記無線基地局に送信する無線通信処理部
と、を有し、前記無線基地局は、接続を許可した前記無
線端末局のそれぞれに対して無線通信サービスを行うと
きに使用する、変復調方式および誤り訂正方式の組合せ
情報と前記サービス品質識別子とを管理する無線接続端
末管理部と、前記無線接続端末管理部が管理しているす
べての前記無線端末局に対する、変復調方式および誤り
訂正方式の組合せ情報と前記サービス品質識別子とに基
づいて、未接続の前記無線端末局に対する接続の可否を
判断し、かつすでに接続を許可した前記無線端末局の変
復調方式および誤り訂正方式の組合せと前記サービス品
質識別子とを変更しないように、前記未接続の無線端末
局に対して無線通信サービスを行うときに使用する特定
の変復調方式および誤り訂正方式の組合せと前記サービ
ス品質識別子とを判断する接続可否判断部と、を有す
る。
【0013】また、本発明は、無線基地局と、一つ以上
の無線端末局と、前記無線基地局と前記無線端末局との
間で、一つ以上の変復調方式および誤り訂正方式の中か
ら選択された変復調方式および誤り訂正方式を用いて無
線通信を行う無線通信システムであって、前記無線端末
局は、前記無線基地局と所定の通信品質で無線通信を行
うことが可能な変復調方式および誤り訂正方式の組合せ
のすべてを選択する無線モード選択部と、前記無線モー
ド選択部が選択したすべての組合せ情報を記憶する無線
モード記憶部と、前記無線モード記憶部に記憶されてい
る変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報と、前記
無線基地局との間で無線通信を行う場合の無線通信サー
ビスの品質を示すサービス品質識別子と、を含む特定の
無線信号を前記無線基地局に送信する無線通信処理部
と、を有し、前記無線基地局は、接続を許可した前記無
線端末局のそれぞれに対して無線通信サービスを行うと
きに使用可能な変復調方式および誤り訂正方式の組合せ
情報と前記サービス品質識別子とを管理する無線接続端
末管理部と、前記無線接続端末管理部が管理しているす
べての前記無線端末局に対応する、変復調方式および誤
り訂正方式の組合せ情報と前記サービス品質識別子とに
基づいて、未接続の前記無線端末局に対する接続の可否
を判断し、かつ前記未接続の無線端末局と前記無線接続
端末管理部で管理されているすべての前記無線端末局と
に対応する、変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情
報と前記サービス品質識別子とを判断する接続可否判断
部と、を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る無線端末局お
よび無線通信システムについて、図面を参照しながら具
体的に説明する。
【0015】図1は本発明に係る無線通信システムの全
体構成を示すブロック図の一例である。図1の無線通信
システムは、無線の送受信機能を備えた無線端末局1
と、無線端末局1と無線通信可能な無線基地局2とを備
えている。図1では、無線端末局1を二つ設ける例を示
しているが、無線端末局1の数に特に制限はない。
【0016】本発明に係る無線通信システムを家庭内で
利用する場合は、図2に示すように無線基地局2にコン
テンツサーバ3の機能を持たせたり、無線端末局1に壁
掛けテレビ4などの各種表示装置を接続したり、無線端
末局1にPC5を接続して利用する形態などが考えられ
る。コンテンツサーバ3は、多種類のコンテンツを蓄積
可能な大容量のハードディスクや、DVD、CDおよび
ビデオテープ等の各種メディアの再生機能を備えてい
る。また、ADSL、CATV、FTTHおよびISDNなどの通信回線
を介してインターネット6に接続する機能や、ディジタ
ル放送などの受信機能を無線基地局2に持たせてもよ
い。
【0017】以下では、無線基地局2と無線端末局1と
の間の無線通信方式として、米国の無線LAN仕様であるI
EEE802.11aを用いた場合の例を示すが、本発明の無線通
信方式はIEEE802.11aに限定されない。
【0018】(第1の実施形態)図3は無線端末局1の
一実施形態の概略構成を示すブロック図である。図3の
無線端末局1は、管理部11と、無線通信処理部12
と、無線モード記憶部13と、無線モード選択部14
と、アンテナ15とを有する。
【0019】管理部11は、無線端末局1全体を管理す
る。具体的には、管理部11は、映像コンテンツなどの
アプリケーションを処理する機能や、アプリケーション
を処理する別の機能ブロックとの間で通信を行うための
インタフェース機能を有する。
【0020】無線通信処理部12は、無線基地局2への
加入(association)/脱退(disassociation)処理、無線
アクセス制御、無線変復調処理、および無線のRF処理な
どを行う。無線通信処理部12が認証処理(authenticat
ion)を行うこともある。
【0021】無線モード選択部14は、無線処理部での
受信状況に応じて、無線端末局1が無線基地局2と通信
を行うことができる変復調方式や誤り訂正方式を選択す
る。ここでいう受信状況とは、受信電力(RSSI : Recei
ved Signal Strength Indicator)、パケット誤り率(P
ER:Packet Error Rate)、および変調精度などを指す。
【0022】例えば、IEEE802.11aでは、無線基地局2
から無線端末局1への通信で認められている変調方式と
誤り訂正方式の組合せは、BPSK、符号化率1/2、BPS
K、符号化率3/4、QPSK、符号化率1/2、QPSK、符号
化率3/4、16QAM、符号化率1/2、16QAM、符号化率3/
4、64QAM、符号化率2/3、64QAM、3/4の8通りある。
これらの変復調方式や誤り訂正方式を用いた時の無線区
間での伝送速度は、6Mbps、9Mbps、12Mbps、18
Mbps、24Mbps、36Mbps、48Mbps、54Mbpsであ
る。
【0023】なお、IEEE802.11aは、誤り訂正方式とし
て畳み込み符号化を利用し、複数の符号化率をサポート
しているが、本実施形態では、同じ誤り訂正方式であっ
ても符号化率が異なるものは、異なる誤り訂正方式とし
て扱っている。また、当然のことながら、RS符号と畳み
込み符号のように、異なる誤り訂正方式を用いる場合も
本発明の範囲に含まれる。
【0024】無線モード選択部14は、無線基地局2と
無線端末局1との無線区間の通信品質を測定した結果を
基に、上述のの変調方式と誤り訂正方
式の組合せの中から、使用できる変復調方式および誤り
訂正方式の組合せをすべて選択する。以下では、上記の
を選択したものとして説明する。つまり、
無線の通信品質が悪いための変復調方式および誤り
訂正方式が使えなかったとする。このような場合、前述
の接続要求フレームの構成要素となる変復調方式および
誤り訂正方式の組合せは、である。
【0025】無線モード記憶部13は、無線モード選択
部14が選択したすべての変復調方式および誤り訂正方
式の組合せ情報を記憶する。
【0026】無線端末局1は、無線基地局2に加入する
前に、無線通信処理部12が生成した接続要求フレーム
を無線基地局2に送信する。接続要求フレームには、無
線端末局1が無線基地局2との通信に使用可能なすべて
の変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報と、無線
基地局2との無線通信サービスの品質を示すサービス品
質識別子とが含まれている。ここで、サービス品質識別
子は、通信の目的に応じて最適な帯域割り当てを行うた
めに利用される。
【0027】例えば、無線基地局2との通信サービスに
おいて、要求される品質クラスとして、ベストエフォー
ト型のクラス1とリアルタイム性を要求するMPEG2、6Mb
psのクラス2の2通りがあったとする。無線端末局1
が、MPEG2、6Mbpsをダウンロードしたい場合は、接続要
求フレーム内のサービス品質識別子をクラス2とする。
ここでは、MPEG2、6Mbpsを一例としたが、他に、リア
ルタイム型であるというトラフィックの特性と、その伝
送に必要な通信帯域を組合せて、サービス品質識別子と
してもよい。また、クラス数も二つに限定されず、適宜
変更してもよい。無線端末局1は、上述した要素を含ん
だ接続要求フレームを送信する。これにより、無線端末
局1が使用可能な変復調方式、誤り訂正方式、およびサ
ービス品質を無線基地局2に通知することができる。
【0028】図4は本発明に係る無線基地局2の一実施
形態の概略構成を示すブロック図である。図4の無線基
地局2は、管理部21と、無線通信処理部22と、接続
可否判断部23と、無線接続端末管理部24、アンテナ
25とを備えている。
【0029】管理部21は、無線基地局2全体を管理す
る。管理部21自身がコンテンツサーバ3の機能を備え
てもよいし、あるいは外部のコンテンツサーバ3と通信
を行うためのインタフェース機能を備えてもよい。
【0030】無線通信処理部22は、無線端末局1の加
入(association)/脱退(disassociation)の基本処理、
無線アクセス制御、および無線変復調処理などを行う。
無線通信処理部22が認証処理(authentication)を行う
こともある。ここで、加入/脱退の基本処理とした理由
は、接続可否判断部23が行う接続可否の判断処理を除
く趣旨である。つまり、加入/脱退に関するフレーム生
成などの処理は無線通信処理部22で行い、接続可否の
判断は接続可否判断部23が行う。
【0031】接続可否判断部23は、無線端末局1が使
用できるすべての変復調方式および誤り訂正方式の組合
せのうち、実際に使用する組合せを1つ決定し、接続応
答フレームを送信する。なお、接続可否判断部23の詳
細な動作については後述する。
【0032】無線接続端末管理部24は、接続可否判断
部23が接続を許可した無線端末局1が使用する特定の
変復調方式および誤り訂正方式の組合せとサービス品質
とを管理する。無線接続端末管理部24は、例えば図5
(a)のような管理テーブルを用いて、各無線端末局1
を管理する。
【0033】図5(a)は、MAC(Media Access Contro
l)アドレスがアドレス1、アドレス2の2つの無線端末
局1に対して接続を許可している場合の管理テーブルで
あり、ともに、MPEG2、6Mbpsの通信サービスをサポート
する場合の例を示している。管理テーブルには、各無線
端末局ごとに、MACアドレスと、サービス品質識別子
と、使用中の変復調方式および誤り訂正情報の組合せ情
報とが登録されている。
【0034】サービス品質識別子には、例えば図5
(b)に示すように、ベストエフォート型を示すClass1
とMPEG2、6MbpsのClass2の二種類がある。変復調・誤
り訂正情報は例えば4桁の数字列で表され、各数字列は
図5(c)のような変復調・誤り訂正方式を示してい
る。
【0035】図5(a)の例では、アドレス1の無線端
末局1は、64QAM,符号化率3/4で通信を行い、アドレ
ス2の無線端末局1は64QAM,符号化率3/4で通信を行
っている。
【0036】図6は第1の実施形態における無線基地局
2の内部の処理手順を示すシーケンス図、より具体的に
は、接続可否判断部23の動作を詳細に説明するシーケ
ンス図であり、図7は図6に対応するフローチャートで
ある。新たな無線端末局1(以下では、アドレス3とす
る)が無線基地局2に対して接続要求フレームを送信す
ると(ステップS1)、無線基地局2内の接続可否判断
部23は、送信された接続要求フレームから、サービス
品質識別子と、使用可能な変復調方式および誤り訂正方
式の組み合わせ情報とをすべて抽出する(ステップS
2)。なお、接続要求フレームを送信するために使用す
る変復調方式および誤り訂正方式については、例えば、
無線基地局2が送信した信号を受信した無線端末局1
が、使用可能な変復調方式および誤り訂正方式を判断し
(後述)、その中で最も高効率な方式を使用するなどが
挙げられるが、本発明はこれを限定するものではない。
【0037】例として、アドレス3の無線端末局1のサ
ービス品質識別子がクラス2で、使用可能な変復調方式
および誤り訂正方式が、BPSK、符号化率1/2、BPS
K、符号化率3/4、QPSK、符号化率1/2、QPSK、符号
化率3/4、16QAM、符号化率1/2、16QAM、符号化率3/
4、64QAM、符号化率2/3、64QAM、3/4の場合を説明
する。
【0038】続いて、接続可否判断部23は、無線接続
管理部21で管理している情報に基づいて、既に接続済
みの無線端末局1それぞれについて、サービス品質識別
子と使用している変復調方式および誤り訂正方式の組合
せ情報とを抽出する(ステップS3)。
【0039】続いて、接続可否判断部23は、アドレス
3の無線端末局1の加入を許可した場合に、アドレス1
〜3のすべての無線端末局1が要求する通信品質を満た
す変復調方式および誤り訂正方式の組合せが存在するか
否かを判断する(ステップS4)。つまり、アドレス3
の無線端末局1がどの変複調方式と誤り訂正方式を使用
すればよいかを判断する。
【0040】その結果、すでに接続を許可しているアド
レス1,2の無線基地局2の通信品質を保証しつつ、ア
ドレス3の無線端末局1が要求する通信品質を保証可能
な変復調方式および誤り訂正方式の組合せが見つかる
と、アドレス3の無線端末局1の接続を許可して、アド
レス3のサービス品質識別子と変復調方式および誤り訂
正方式の組合せ情報とを無線接続端末管理部24に登録
し(ステップS5)、その後、アドレス3の無線端末局
1に接続応答フレームを送信する(ステップS6)。
【0041】例えば、アドレス1〜3の無線端末局1が
いずれも、周期的なデータ伝送を行うMPEG2の伝送を要
求している場合、これらを収容するためには、無線基地
局2が提供するトータルのスループットがMPEG2、6Mbp
sを3つ伝送するのに十分な速度、つまり、6Mbps×3
=18Mbpsを十分に超えるスループットであれば、それぞ
れの無線端末局1が要求する通信品質が満たせることに
なる。従って、無線基地局2はアドレス3の無線端末局
1に対して接続を許可し、この許可を受けてアドレス3
の無線端末局1が64QAM、符号化率3/4で通信を行え
ば、各無線端末局1の通信帯域に占める時間占有率は図
8(a)から図8(b)に変化し、3つの無線端末局1
の通信品質を保証することができる。
【0042】アドレス3の無線端末局1は無線基地局2
からの接続応答フレームを受信すると、すでに接続して
いる無線端末局1の通信を妨げないような変復調・誤り
訂正方式を選択して通信を行う(ステップS7)。例え
ば、無線基地局が、データフレームだけでなく、接続応
答フレームもステップ4で判断した変復調・誤り訂正方
式を用いて伝送する場合、無線端末局1は、接続応答フ
レームと同じ変復調・誤り訂正方式を用いて各種フレー
ムの送信を行う。これにより、既に接続している無線端
末局1の通信を妨げることがない。
【0043】一方、図7のステップS4において、アド
レス3の無線端末局1の接続を許可すると、すでに接続
を許可しているアドレス1,2の無線端末局1が要求す
る通信品質を保証できなくなる場合には、アドレス3の
無線端末局1に対する接続を拒否する(ステップS
8)。
【0044】例えば、アドレス3の無線端末局1の接続
要求フレームから抽出した、使用可能な変復調方式およ
び誤り訂正方式がBPSK、符号化率1/2のみであったと
する。このような場合、アドレス3の無線端末局1の接
続を許可すると、アドレス3の無線端末局1の時間占有
率が大きいため、伝送の様子が図8(c)のようにな
る。この場合、アドレス1,2の無線端末局1の通信品
質を保証できなくなってしまう。同様に、アドレス3の
無線端末局1の通信品質も保証することができなくなっ
てしまうため、接続可否判断部23はアドレス3の無線
端末局1に対し、接続を拒否する。
【0045】無線基地局2は、ビーコンなどにより自局
の通信圏内にいる無線端末局に対して制御情報フレーム
を送信する場合がある。この場合、制御情報フレームを
受信した無線端末局1のみが無線基地局2への接続要求
を行うようにしてもよい。
【0046】図9は、第1の実施形態における無線基地
局2と無線端末局1との間の処理手順を示すシーケンス
図、すなわち無線基地局2からの制御情報フレームを受
信した無線端末局1が無線基地局2と通信を行う場合の
シーケンス図であり、図10は図9に対応するフローチ
ャートである。
【0047】無線基地局2は、自己の通信圏内にいるす
べての無線端末局1に対して制御情報フレームを送信す
る(ステップS11)。ここで、制御情報フレームとは、
例えばBeaconフレームやProbeResponseフレームであ
る。
【0048】続いて、制御情報フレームを受信した無線
端末局1は、自己が要求するサービス品質を測定した
(ステップS12)後、変復調方式等の無線モードを選択
する(ステップS13)。続いて、無線端末局1は、無線
基地局2に対して接続要求フレームを送信する(ステッ
プS14)。この接続要求フレーム(AssosiationRequest
フレーム)には、ステップS12で選択したすべての無線
モードとサービス品質情報とが含まれている。また、ロ
ーミング時であれば、ReassosiationRequestフレーム
に、ステップS13で選択したすべての無線モードとサー
ビス品質情報とを付加する。接続応答フレームは、Asso
ciationResponseフレームか、ReassociationResponseフ
レームである。
【0049】接続要求フレームを受信した無線基地局2
は、図7のステップS4と同様の手順で接続可否の判断
を行い(ステップS15)、接続可能と判断された場合
は、接続応答フレームを無線端末局1に送信する(ステ
ップS16)。接続応答フレームを受信した無線端末局1
は無線基地局2との通信を行う(ステップS17)。一
方、接続できないと判断された場合は、接続要求フレー
ムを送信した無線端末局1の接続を拒否する(ステップ
S18)。
【0050】なお、図9および図10では、認証処理に
関わるフレームの送受信処理を省略している。また、図
9および図10ではIEEE802.11のフレームを例にとって
説明したが、本発明はIEEE802.11に限定されるものでは
ない。
【0051】このように、第1の実施形態では、無線端
末局1が無線基地局2に接続を要求する際、その無線端
末局1が使用可能なサービス品質識別子と変復調方式お
よび誤り訂正方式の組合せ情報とをすべて無線基地局2
に通知するため、無線基地局2はその無線端末局1の接
続を許可すべきか否かを簡易かつ正確に判断できる。つ
まり、すでに接続済みの他の無線端末局1の通信品質を
保証できる場合のみ、新たな無線端末局1に対して接続
を許可でき、通信品質の一時的な劣化を防止できる。
【0052】これにより、現在市場に出回りつつあり、
最も早く低価格化されることが期待できるベースバンド
LSI(IEEE802.11a規格)などを用いて、IEEE802.11eのよ
うな優先制御や帯域保証制御を行っているベースバンド
LSIと同様な効果を得ることができる。
【0053】また、本実施形態によれば、優先制御や帯
域保証制御をしない無線LAN型のベースバンドLSIを使っ
た無線システムであっても、映像コンテンツのようなリ
アルタイム特性を必要とするデータの無線伝送を低価格
で実現できる。
【0054】(第2の実施形態)第2の実施形態は、無
線基地局2内の無線接続端末管理部24の動作が第1の
実施形態と異なっている。
【0055】第2の実施形態の無線接続端末管理部24
は、接続可否判断部23が接続を許可した無線端末局1
の使用可能なすべての変復調方式および誤り訂正方式の
組合せと、サービス品質と、実際に使用している変復調
方式および誤り訂正方式の組合せとを管理する。
【0056】図11は無線接続端末管理部24の内部に
設けられる管理テーブルの一例を示す図である。図11
はMACアドレスがアドレス1,2の二つの無線端末局1
に対して接続を許可するときの管理テーブルであり、と
もに、MPEG2、6Mbpsの通信サービスをサポートする例を
示している。
【0057】図11の管理テーブルを図5と比較する
と、図11の管理テーブルには、使用可能なすべての変
復調方式および誤り訂正方式が登録されている。
【0058】図11の管理テーブルでは、アドレス1の
無線端末局1は、BPSK、符号化率1/2、BPSK、符号
化率3/4、QPSK、符号化率1/2、QPSK、符号化率3/
4、16QAM、符号化率1/2、16QAM、符号化率3/4で通
信可能であり、実際は、16QAM,符号化率1/2で通信を
行っている。
【0059】同様に、アドレス2の無線端末局1は、
BPSK、符号化率1/2、BPSK、符号化率3/4、QPSK、符
号化率1/2、QPSK、符号化率3/4、16QAM、符号化率1
/2、16QAM、符号化率3/4、64QAM、符号化率2/3、
64QAM、3/4での通信が可能であり、実際は、16QAM,符
号化率1/2を使って通信を行っている。
【0060】図12は第2の実施形態における無線基地
局2内の接続可否判断部23の処理動作を示すフローチ
ャートである。
【0061】まず、接続可否判断部23は、未接続の無
線端末局1(アドレス3とする)の接続要求フレームか
ら、サービス品質識別子と使用可能な変復調方式および
誤り訂正方式の組合せとをすべて抽出する(ステップS2
1)。
【0062】一例として、アドレス3の無線端末局1の
サービス品質識別子がクラス2で、使用可能な変復調方
式および誤り訂正方式が、BPSK、符号化率1/2、BPS
K、符号化率3/4、QPSK、符号化率1/2、QPSK、符号
化率3/4、16QAM、符号化率1/2、16QAM、符号化率3/
4、64QAM、符号化率2/3、64QAM、3/4の場合につい
て説明する。
【0063】上述したステップS21では、接続可否判断
部23は、図11の管理テーブルに基づいて、既に接続
済みの無線端末局1のサービス品質識別子と、使用可能
な変復調方式および誤り訂正方式とをすべて抽出する。
【0064】続いて、仮にアドレス3の無線端末局1の
加入を許可した場合に、アドレス1〜3のすべての無線
端末局1が要求する通信品質を満たす変復調方式および
誤り訂正方式の組合せが存在するか否かを判断する(ス
テップS22)。3つの無線端末局1を収容するために
は、18Mbps以上のスループットがあれば、各無線端末局
1が要求する通信品質が満たせることになる。これは、
MPEG2は、周期的なデータ伝送を行うためである。
【0065】アドレス1,2の無線端末局1は、6Mbps
のMPEG伝送を行うために、16QAM,符号化率1/2(無線
伝送速度24Mbps相当)を使っているとする。この時の無
線区間の伝送状況を図示すると図13(a)のようにな
る。このような状態で、アドレス3の無線端末局1の加
入を許可すると、アドレス1,2の無線端末局1の通信
品質を保証できなくなるおそれがある。
【0066】そこで、このような場合、すべての無線端
末局1が要求する通信品質を満たすように、すでに接続
済みのサービス品質識別子と無線端末局1の変復調方式
および誤り訂正方式とを変更する(ステップS23)。
【0067】例えば、図13(a)の場合、アドレス1
〜3の無線端末局1の使用可能な変復調方式と符号化率
を調べると、アドレス1の無線端末局1は16QAM,符号
化率3/4(36Mbps相当)、アドレス2,3の無線端末局1
はともに、64QAM,符号化率3/4(54Mbps相当)が使える
ことがわかる。つまり、アドレス1,2の無線端末局1
の変復調方式と符号化率を変更すると、図13(b)の
ようになる。この状態でアドレス3の無線端末局1に対
して、64QAM,符号化率3/4(54Mbps相当)を使用して接
続を許可すれば、図13(c)に示すように、すべての
無線端末局1の通信品質を保証することができる。
【0068】すべての無線端末局1が要求する通信品質
を満たすサービス品質識別子と変復調方式および誤り訂
正方式とが見つかった場合には、これらの情報を無線基
地局2から各無線端末局1に送信する(ステップS2
4)。
【0069】一方、ステップS22において、すでに接続
しているアドレス1,2の無線端末局1の変復調方式等
を変更してもアドレス3の無線端末局1を接続できない
場合は、アドレス3の無線端末局1の接続を拒否する
(ステップS25)。
【0070】このように、第2の実施形態では、各無線
端末局1が使用可能なすべての変復調方式および誤り訂
正方式を無線基地局2内の無線接続端末管理部24で管
理するため、新たな無線端末局1が接続を要求した場合
に、すでに接続済みの無線端末局1の変復調方式および
誤り訂正方式を変更できる。したがって、各無線端末局
1の通信品質を保証しつつ、同時に接続される無線端末
局1の数を増やせる。
【0071】(第3の実施形態)第3の実施形態は、接
続要求を行った無線端末局1に対して無線基地局2が送
信する接続応答フレームの中に、無線端末局1が選択す
べきサービス品質識別子と変復調方式および誤り訂正方
式の組み合わせ情報とを含めるものである。
【0072】図14は第3の実施形態における無線基地
局2と無線端末局1との間の通信手順を示すシーケンス
図である。図14の場合、図9と異なり、無線基地局2
から無線端末局1に送信する接続応答フレームの中に、
無線端末局1が選択すべき一種類の変復調方式および誤
り訂正方式に関する情報が含まれている(ステップS1
6a)。
【0073】第3の実施形態の場合、無線端末局1が無
線基地局2に対して無線信号を送信する際に使用すべき
変復調方式および誤り訂正方式を無線基地局2が指示す
るため、各無線端末局1の通信品質を確実に保証するこ
とができる。
【0074】同様に、無線基地局2が無線端末局1に対
して無線信号を送信する際に使用すべき変復調方式およ
び誤り訂正方式を、接続応答フレームにより無線端末局
1に通知してもよい。
【0075】また、接続応答フレームにサービス品質識
別子を加え、接続を許可したサービス品質を無線端末局
1に明示的に通知してもよい。
【0076】また、使用する1つの変復調方式および誤
り訂正方式の組合せの他に、使用してもよい変復調方式
および誤り訂正方式の組合せをすべて、接続応答フレー
ムの構成要素としてもよい。ここで、使用してもよい変
復調方式および誤り訂正方式の組合せとは、以下のこと
である。
【0077】無線端末局1が接続要求フレームで送信し
た変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報が、BP
SK、符号化率1/2、BPSK、符号化率3/4、QPSK、符号
化率1/2、QPSK、符号化率3/4、16QAM、符号化率1/
2、16QAM、符号化率3/4、64QAM、符号化率2/3、6
4QAM、3/4であったとする。また、無線基地局2が選択
した特定の変復調方式および誤り訂正方式の組合せが
16QAM、符号化率3/4であったとする。このような場合
に、仮に、時間占有率の低い64QAM、符号化率2/3、
64QAM、3/4を選択しても、無線端末局1の通信品質を保
証できる。そこで、無線基地局2は、使用してもよい変
復調方式および誤り訂正方式の組合せとして、16QA
M、符号化率3/4、64QAM、符号化率2/3、64QAM、3/4
を接続応答フレームにて無線端末局1に通知し、どの方
式を利用するかは無線端末局1に委ねる。この場合、無
線端末局1は自局の判断により、使用する変復調方式お
よび誤り訂正方式を選択する。
【0078】このように、第3の実施形態では、無線基
地局2から送信された接続応答フレームの中に含まれる
サービス品質識別子と変復調方式および誤り訂正方式と
を使用して無線基地局2と通信を行うため、無線端末局
1側で無線モードを選択する手間が省け、無線基地局2
が推奨する最適な通信品質で通信を行うことができる。
【0079】(第4の実施形態)第4の実施形態は、図
15のシーケンス図に示すように、無線基地局2が自局
の通信圏内にある無線端末局1に送信する制御情報フレ
ームに、接続を許可するサービス品質識別子と変復調方
式および誤り訂正方式の組合せ情報とを含ませる(ステ
ップS11a)。
【0080】無線端末局1は、無線モード記憶部13に
記憶されている変復調方式および誤り訂正方式の組合せ
情報を、無線基地局2が送信した制御情報フレームに含
まれる変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報と比
較する。これにより、無線端末局1は、無線基地局2へ
の接続可能性を正確に判断することができる。
【0081】無線端末局1は、無線モード記憶部13に
記憶された変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報
が制御情報フレームに含まれていなければ、無線接続要
求フレームを無線基地局2に送信しないようにする(ス
テップS18)。その結果、無線接続要求フレームを無駄
に送信しなくて済み、無線通信帯域の有効利用を図れる
とともに、通信中の他の無線端末局1のデータ伝送を妨
げなくなり、通信中の無線端末局1の通信品質を確実に
保証できる。
【0082】このように、第4の実施形態の無線端末局
1は、無線基地局2から送信された制御情報フレームの
中に含まれるサービス品質識別子と変復調方式および誤
り訂正方式の組合せ情報とに基づいて接続要求をすべき
か否かを判断できるため、無駄な接続要求をしなくて済
み、無線通信帯域の有効利用を図れる。
【0083】(第5の実施形態)第5の実施形態は、無
線接続要求フレームを送信する前に、無線端末局1にて
無線回線の利用状況を測定するものである。
【0084】図16は第5の実施形態の無線端末局1の
概略構成を示すブロック図である。図16の無線端末局
1は、図3の無線端末局1に無線回線観測部16を追加
した構成になっている。
【0085】無線回線観測部16は、無線基地局2と通
信を行う前に、無線回線が使用中か否かを判断する。
【0086】図17は無線端末局1が行う無線回線の利
用状況を測定する手順の一例を示すフローチャートであ
る。このフローチャートでは、IEEE802.11のようなCSMA
方式をベースとした無線通信システムを念頭に置いてい
る。
【0087】まず、無線端末局1にて電波を受信し、そ
の受信電力を測定する(ステップS31)。続いて、受信
電力の測定結果が所定のレベル以上か否かを判断する
(ステップS32)。所定のレベル以上であれば、無線回
線は使用されている、つまり、無線回線はBusyだと判断
し(ステップS33)、受信電力が所定のレベル以下であ
れば無線回線は使われていない、つまり、無線回線はId
leだと判断する(ステップS34)。
【0088】続いて、無線回線がBusyの時間とIdleの時
間の時間比率を算出し(ステップS35)、Idleの割合が
所定の値以上か否かを判断する(ステップS36)。Idle
の割合が所定の値以上であれば、無線端末局1は、無線
接続要求を行えば接続が許可される可能性が高いと判断
して無線接続要求フレームを送信する処理に移行する
(ステップS37)。但し、CSMA方式の場合、送信処理に
移行しても直ちに送信できるとは限らない。
【0089】一方、Idleの割合が所定の値以下であれ
ば、無線接続要求を行っても、接続は拒否されるだろう
と判断して、無駄な無線接続要求フレームの送信を行わ
ない(ステップS38)。つまり、Idleの割合が所定の値
以上になるまで、接続要求フレームの送信を待機する。
【0090】このように、第5の実施形態では、無線端
末局1にて測定した受信電力に基づいて、無線回線が空
いているか否かを判断し、無線回線が空いている場合の
み無線基地局2に対して接続要求を行うようにしたた
め、通信中の他の無線端末局1の通信を妨害するおそれ
がなくなり、接続中の端末が要求している通信品質を保
証し続けることができる。
【0091】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、無線端末局が選択可能な変復調方式および誤り訂
正方式の組合せ情報とサービス品質識別子とを無線基地
局に送信するため、無線端末局の接続を許可するか否か
を無線基地局にて簡易かつ正確に判断することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信システムの全体構成を示
すブロック図。
【図2】本発明の家庭内での利用形態を示すブロック
図。
【図3】無線端末局の一実施形態の概略構成を示すブロ
ック図。
【図4】本発明に係る無線基地局の一実施形態の概略構
成を示すブロック図。
【図5】管理テーブルの一例を示す図。
【図6】接続可否判断部の動作を詳細に説明するシーケ
ンス図。
【図7】図6に対応するフローチャート。
【図8】アドレス3の無線端末局への接続を許可した場
合の通信帯域を示す図。
【図9】無線基地局からの制御情報フレームを受信した
無線端末局が無線基地局と通信を行う場合のシーケンス
図。
【図10】図9に対応するフローチャート。
【図11】無線接続端末管理部の内部に設けられる管理
テーブルの一例を示す図。
【図12】第2の実施形態における無線基地局内の接続
可否判断部の処理動作を示すフローチャート。
【図13】アドレス3への接続を許可した場合の通信帯
域を示す図。
【図14】第3の実施形態における無線基地局と無線端
末局との間の通信手順を示すシーケンス図。
【図15】第5の実施形態におけるシーケンス図。
【図16】第5の実施形態の無線端末局の概略構成を示
すブロック図。
【図17】無線端末局が行う無線回線の利用状況を測定
する手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 無線端末局 2 無線基地局 11,21 管理部 12,22 無線通信処理部 13 無線モード記憶部 14 無線モード選択部 15,25 アンテナ 16 無線回線観測部 23 接続可否判断部 24 無線接続端末管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐 藤 一 美 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K014 AA01 BA05 FA11 GA01 5K033 CC01 DA17 5K034 AA05 DD02 EE03 HH09 HH63 NN11 5K067 AA44 BB21 DD17 DD45 EE04 EE10 GG01 GG11 HH25 JJ11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線基地局との間で、一つ以上の変復調方
    式および誤り訂正方式の中から選択された変復調方式お
    よび誤り訂正方式を用いて無線通信を行う無線端末局で
    あって、 前記無線基地局と所定の通信品質で無線通信を行うこと
    が可能な変復調方式および誤り訂正方式の組合せのすべ
    てを選択する無線モード選択部と、 前記無線モード選択部が選択したすべての組合せ情報を
    記憶する無線モード記憶部と、 前記無線モード記憶部に記憶されている変復調方式およ
    び誤り訂正方式の組合せ情報と、前記無線基地局との間
    で無線通信を行う場合の無線通信サービスの品質を示す
    サービス品質識別子と、を含む特定の無線信号を前記無
    線基地局に送信する無線通信処理部と、を有することを
    特徴とする無線端末局。
  2. 【請求項2】無線基地局と、 一つ以上の無線端末局と、 前記無線基地局と前記無線端末局との間で、一つ以上の
    変復調方式および誤り訂正方式の中から選択された変復
    調方式および誤り訂正方式を用いて無線通信を行う無線
    通信システムであって、 前記無線端末局は、 前記無線基地局と所定の通信品質で無線通信を行うこと
    が可能な変復調方式および誤り訂正方式の組合せのすべ
    てを選択する無線モード選択部と、 前記無線モード選択部が選択したすべての組合せ情報を
    記憶する無線モード記憶部と、 前記無線モード記憶部に記憶されている変復調方式およ
    び誤り訂正方式の組合せ情報と、前記無線基地局との間
    で無線通信を行う場合の無線通信サービスの品質を示す
    サービス品質識別子と、を含む特定の無線信号を前記無
    線基地局に送信する無線通信処理部と、を有し、 前記無線基地局は、 接続を許可した前記無線端末局のそれぞれに対して無線
    通信サービスを行うときに使用する、変復調方式および
    誤り訂正方式の組合せ情報と前記サービス品質識別子と
    を管理する無線接続端末管理部と、 前記無線接続端末管理部が管理しているすべての前記無
    線端末局に対する、変復調方式および誤り訂正方式の組
    合せ情報と前記サービス品質識別子とに基づいて、未接
    続の前記無線端末局に対する接続の可否を判断し、かつ
    すでに接続を許可した前記無線端末局の変復調方式およ
    び誤り訂正方式の組合せと前記サービス品質識別子とを
    変更しないように、前記未接続の無線端末局に対して無
    線通信サービスを行うときに使用する特定の変復調方式
    および誤り訂正方式の組合せと前記サービス品質識別子
    とを判断する接続可否判断部と、を有することを特徴と
    する無線通信システム。
  3. 【請求項3】前記無線基地局は、前記無線接続端末管理
    部が管理している前記無線端末局それぞれごとに、前記
    無線端末局を識別するアドレス情報と、前記サービス品
    質識別子と、使用中の変復調方式および誤り訂正方式の
    組合せ情報と、を登録した管理テーブルを有することを
    特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】無線基地局と、 一つ以上の無線端末局と、 前記無線基地局と前記無線端末局との間で、一つ以上の
    変復調方式および誤り訂正方式の中から選択された変復
    調方式および誤り訂正方式を用いて無線通信を行う無線
    通信システムであって、 前記無線端末局は、 前記無線基地局と所定の通信品質で無線通信を行うこと
    が可能な変復調方式および誤り訂正方式の組合せのすべ
    てを選択する無線モード選択部と、 前記無線モード選択部が選択したすべての組合せ情報を
    記憶する無線モード記憶部と、 前記無線モード記憶部に記憶されている変復調方式およ
    び誤り訂正方式の組合せ情報と、前記無線基地局との間
    で無線通信を行う場合の無線通信サービスの品質を示す
    サービス品質識別子と、を含む特定の無線信号を前記無
    線基地局に送信する無線通信処理部と、を有し、 前記無線基地局は、 接続を許可した前記無線端末局のそれぞれに対して無線
    通信サービスを行うときに使用可能な変復調方式および
    誤り訂正方式の組合せ情報と前記サービス品質識別子と
    を管理する無線接続端末管理部と、 前記無線接続端末管理部が管理しているすべての前記無
    線端末局に対応する、変復調方式および誤り訂正方式の
    組合せ情報と前記サービス品質識別子とに基づいて、未
    接続の前記無線端末局に対する接続の可否を判断し、か
    つ前記未接続の無線端末局と前記無線接続端末管理部で
    管理されているすべての前記無線端末局とに対応する、
    変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報と前記サー
    ビス品質識別子とを判断する接続可否判断部と、を有す
    ることを特徴とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】前記無線基地局は、前記無線接続端末管理
    部が管理している前記無線端末局それぞれごとに、前記
    無線端末局を識別するアドレス情報と、前記サービス品
    質識別子と、使用中の変復調方式および誤り訂正方式の
    組合せ情報と、使用可能な変復調方式および誤り訂正方
    式の組合せ情報と、を登録した管理テーブルを有するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
  6. 【請求項6】前記無線基地局は、前記無線接続端末管理
    部が管理する前記無線端末局の変復調方式および誤り訂
    正方式の組合せ情報と前記サービス品質識別子との少な
    くとも一部を含む信号を、少なくとも一部の前記無線端
    末局に送信することを特徴とする請求項2および4のい
    ずれかに記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】前記無線基地局は、未接続の無線端末局と
    通信するための条件を示す、変復調方式および誤り訂正
    方式の組合せ情報とサービス品質識別子とを含む制御情
    報を送信する制御情報送信部を備えることを特徴とする
    請求項2および4のいずれかに記載の無線通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記無線基地局は、ビーコンの中に前記制
    御情報を含めて送信することを特徴とする請求項7に記
    載の無線通信システム。
  9. 【請求項9】前記無線基地局は、前記未接続の無線端末
    局からの接続要求に応答するための接続応答信号の中に
    前記制御情報を含めて送信することを特徴とする請求項
    7に記載の無線通信システム。
  10. 【請求項10】前記無線通信処理部は、前記制御情報に
    含まれる変復調方式および誤り訂正方式の組合せ情報と
    サービス品質識別子とが前記無線モード記憶部に記憶さ
    れている場合に限り、前記無線基地局に対して無線接続
    要求を送信することを特徴とする請求項2および4のい
    ずれかに記載の無線通信システム。
  11. 【請求項11】前記無線端末局は、 無線回線の利用状況を観測する無線回線観測部と、 前記観測された無線回線の利用状況を示す値が所定のし
    きい値以上か否かを判断する利用状況判断部と、 前記しきい値以上と判断される時間と前記しきい値未満
    と判断される時間との時間比率を算出する時間比率算出
    部と、を有し、 前記前記無線通信処理部は、前記時間比率に基づいて、
    前記前記無線基地局に対して無線接続要求を送信するか
    否かを判断することを特徴とする請求項2および4のい
    ずれかに記載の無線通信システム。
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