JP4689671B2 - 電力モード認識のパケット通信方法及び装置 - Google Patents

電力モード認識のパケット通信方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4689671B2
JP4689671B2 JP2007518314A JP2007518314A JP4689671B2 JP 4689671 B2 JP4689671 B2 JP 4689671B2 JP 2007518314 A JP2007518314 A JP 2007518314A JP 2007518314 A JP2007518314 A JP 2007518314A JP 4689671 B2 JP4689671 B2 JP 4689671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
service
packet
connection
edge point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007518314A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008503990A (ja
Inventor
ムー リョン ジェオン,
敏朗 河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JP2008503990A publication Critical patent/JP2008503990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4689671B2 publication Critical patent/JP4689671B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/10Current supply arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/12Arrangements for remote connection or disconnection of substations or of equipment thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/24Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS
    • H04L47/2441Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS relying on flow classification, e.g. using integrated services [IntServ]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/32Flow control; Congestion control by discarding or delaying data units, e.g. packets or frames
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/50Reducing energy consumption in communication networks in wire-line communication networks, e.g. low power modes or reduced link rate

Description

関連出願の相互参照
本出願は、(a)2004年6月22日に出願された「Power Mode Aware Packet Communication Method and Apparatus」と題する米国仮特許出願第60/581,683号、(b)2004年8月13日に出願された「Power Mode Aware Packet Communication Method and Apparatus」と題する米国仮特許出願第60/601,411号、及び(c)2004年8月27日に出願された「Power Mode Aware Packet Communication Method and Apparatus」と題する米国仮特許出願第60/605,044号に関連しており、これらに基づく優先権を主張する。
発明の分野
本発明は、データネットワークにおけるプロトコルに関する。より詳細には、本発明は、節電状態を有するネットワークアクセス装置及びターミナルの間で使用されるプロトコルに関する。
関連技術の説明
多くの通信装置は、「ノーマル」または「アクティブ」モードと、「節電(power-saving)」モードで動作する。ノーマルまたはアクティブモードは、通常、装置の最高性能の動作モードであるとともに、最も電力を消費するモードでもある。これとは対照的に、節電モードは、性能と引き換えに低い電力消費で済む動作モードである。今日の殆どのコンピュータ及び通信装置は、性能及び電力消費レベルの異なる複数の動作モードを有している。例えば、IEEE802.11WLAN(ワイヤレスローカルエリアネットワーク)、IEEE802.16ワイヤレスMAN(都市エリアネットワーク)、GSM、IS−95、W−CDMA、CDMA2000のようなワイヤレス通信システムにおけるバッテリ給電型装置はすべて、アクティブモード及び節電の動作モードを有する。特に、IEEE802.11装置は、アクティブモード(即ちノーマル動作)と節電モードとの2つの電力モードを有している。節電モードでは、装置がその回路の一部を遮断する。同様に、IEEE802.16装置は、3つの電力モード(「ノーマル」、「スリープ」及び「アイドル」モード)を有し、各モードは、規定レベルの通信及び節電能力を有する。
従来の殆どの節電モードでは、ワイヤレスターミナルをアラート(またはページング)することができる。通常、アラートされたワイヤレスターミナルは、アクティブな動作モードに戻り、ターミナルが節電モードに入ってから到着したパケットを処理する。
ある従来の節電モードは、電力消費と通信能力をトレードオフする。しかしながら、従来の節電モードでは、ターミナル装置は、節約モード中に到着したパケットを配送すべきか破棄すべきかを制御しない。例えば、IEEE802.11規格では、パケットを後に配送するためにバッファする。しかしながら、本願の最先の優先日における最新のIEEE802.16規格では、パケットはシステム設定に基づいて破棄されるかまたは配送される。更に、従来の節電モードは、ワイヤレスターミナルがアラートメカニズムをほとんど制御しないようにする。一般に、ワイヤレスターミナルが節電モードにあるときにパケットが到着すると、ワイヤレスターミナルはアラートされる。節電モード中はターミナルがパケットの処分及びアラートメカニズムの両方を制御することはできないので、効率が悪い。
通信ネットワークでは、幾つかのパケットは、ワイヤレスターミナルにとって殆ど関係が無いものであることがある。例えば、Windows CEオペレーティングシステムのもとで動作する「ボイスオーバーIP」(VOIP)イネーブル型ワイヤレスターミナルは、受信した全てのブロードキャストAppleTalkまたはIPXパケットを破棄することができる。しかしながら、この同じワイヤレスターミナルは、ファイル及びプリンタ共有のためにNetBIOSパケットを受信し、そしてVoIPセッションを開始するためにセッション開始プロトコル(SIP)パケットを受信することができる。ワイヤレスターミナルが上流でパケットの処分を制御しないので、関係のないパケットも配送される。しかし、節電モード中に到着する全てのパケットを破棄するというルールであれば、希望のサービスのパケットも破棄されるので、その性能が著しく低下することになる。
更に、ターミナルがアラートメカニズムを制御しないので、ターミナルは、節電モード中に到着するどのようなパケットによってもアラートされる。このようなアラートポリシーは、望ましからぬパケットに対して電力を浪費することが明らかである。実際のコンピュータ及び通信ネットワークでは、異なる節電動作のもとで異なるパケット取り扱い方法が必要となる。例えば、Windows CEオペレーティングシステムを実行するVOIPイネーブル型ワイヤレスターミナルでは、NetBIOS及びSIPの両パケットが1つの電力モード(例えば、IEEE802.16のスリープモード)において関連しているが、別の電力モード(例えば、IEEE802.16のアイドルモード)では、電力を更に節約するために、SIPパケットのみを受信する。
あるアプリケーションでは、「分類(classification)」を使用して、パケットの処分を決定することができる。例えば、パケットは、ソース及び行先アドレス、ポート番号及びプロトコル識別子に基づいて分類することができる。あるアプリケーションでは、パケットの処分は、ワイヤレスターミナルの身元(例えば、そのMACまたはIPアドレス)及びポート番号の両方に基づいて判断することができる。このようなアプリケーションの一例は、セキュリティの目的で(例えば、無断アクセスを防止するために)パケット阻止サービスを提供するネットワークファイアウオールである。図1は、フィルタマネージャ103のフィルタテーブルに従うパケットクラシファイア101を含む従来のネットワークファイアウオール100を示すブロック図である。受信可能なものとして分類されたパケットは、それらの特定の受信者へ通され、一方、受信不可能と判断されたパケットは、ドロッパ102へ送られて破棄される。テーブル1は、ネットワークファイアウオール100に使用するのに適したフィルタテーブルの一例を示す。ネットワークファイアウオール100では、受信者の電力モードに関わらずパケットが処理される。
Figure 0004689671
通信システムでは、「クオリティ・オブ・サービス」(QoS)の能力(例えば、IEEE802.16)が、通常、パケット分類に基づくQoSテーブルに従って各接続に与えられる。テーブル2は、QoSテーブルの一例である。図2は、クラシファイア201及びQoSメカニズム202を含む従来のQoSイネーブル型通信システム200のブロック図である。このQoSイネーブル型通信システム200では、接続マネージャ203により複数の接続が維持される。この例では、パケットは、ソース及び行先アドレス、ソース及び行先ポート、プロトコル及び接続身元(ID)情報に基づいて分類することができる。それらの分類に従い、QoSテーブルに基づいて適切なQoSアクションがパケットに対してとられる。通信システム200でも、受信者の電力モードに関わりなくパケットが処理される。
Figure 0004689671
パケットの分類及び受信者の電力モードに基づいて各パケットが処理されるようなパケット通信方法が望まれる。更に、節電モードにある受信者をアラートすべきかどうか決定するようなパケット通信ネットワークも望まれる。
概要
本発明は、パケットの分類と各受信ターミナルの電力モードによりインデックスされるサービステーブルとに基づいてパケットを処理するパケット通信方法及び装置を提供するものである。サービスは、例えばパケットに所定のクオリティ・オブ・サービスが与えられるべきか、または、パケットは破棄されるべきかを、受信ターミナルの電力モードに基づいて指定するようにできる。また、サービスは、受信ターミナルをアラートすべきかまたはページングすべきかも指定するようにしてもよい。サービステーブルに特定されるサービスは、例えば、ターミナルに関するものでもよいし、プロビジョニングサーバーに関するものでもよいし、またはハンドオフソースに関するものでもよい。マルチキャストまたはブロードキャストパケットを受信するときは、各受信ターミナルが異なる電力モードであることもある。このような場合は、サービステーブルが、ターミナルそれぞれの電力モードに基づいて各ターミナルに異なるサービスを指定するようにしてもよい。サービステーブルは、少なくともサービステーブルで指示されたレベルのサービスがターミナルに与えられることを保証する。その結果、マルチキャストまたはブロードキャストパケットは、サービステーブルが全てのターミナルに対してパケットの破棄を命令した場合にのみ破棄される。また、サービステーブルは、ターミナルの各電力状態のもとでターミナルをアラートすべきかどうか指定してもよい。ターミナルがネットワークアクセスポイント間のハンドオフを行うときには、そのターミナルに関連するサービステーブルの一部がハンドオフソースからハンドオフ行先へ転送されてもよい。
本発明は、節電と通信能力との間でトレードオフする別の方法も提供する。重要の低いパケットを破棄すると共に、パケットがワイヤレスターミナルへのアラート(即ちページング)をトリガーするのを防止することにより、既存の節電モードの効率を更に改善することができる。
上記のトレードオフは、パケットの機能及びターミナルの電力モードに基づいて、柔軟な方法で実行することができる。パケットがマルチキャストされてもブロードキャストされても、各々の受信ワイヤレスターミナルに対して柔軟なトレードオフが可能である。
一実施形態では、パケットフィルタ、ロードアクチベーション及びQoS接続設定のための手順を1つに集積することができる。
本発明は、電力モード切り換え中に、QoS及びパケットフィルタリングメカニズムの高速で且つ低オーバーヘッド(間接処理)のスレーブアクチベーションを可能にする。節電モードの作動を開始したり解除したりする手順を使用して、電力モードに関連するQoS及びパケットフィルタリングのアクチベーションまたはデアクチベーションをトリガーすることができる。従って、付加的な個別のシグナリングを伴わずに、高速アクチベーション及びデアクチベーションが達成される。
本発明は、ワイヤレスターミナルのハンドオフ中に、新たなネットワークアタッチメントポイントに関連したサービステーブルを再配置するための低オーバーヘッドで且つ電力効率の良い手順を可能とする。ワイヤレスターミナルに関連したサービステーブルの一部を現在のネットワークエッジポイントから他のネットワークエッジポイントへ転送することにより、新たなネットワークエッジポイントにおいて最小のシグナリングで新たなサービステーブルが設定され、これにより低いオーバーヘッド及び電力効率が達成される。
また、本発明は、節電モードにおいて、性能を犠牲にせずに、ターミナルのリソースを保持するための低オーバーヘッドの手順を可能とする。これは、スレーブ接続の終端(termination)技術を組み合せて使用し、制御メッセージ及び接続確立または切り換えメッセージにリソース保持フィールド及び電力モード遷移ルールを与えることにより、達成される。
本発明は、クオリティ・オブ・サービス(QoS)機能及びパケットフィルタリングに使用されるものと同様の手順を使用して、既存のハードウェアの変更を最小としてまたは全く行わずに達成される。従って、本発明は、最小の実装コスト及び作動オーバーヘッドで達成することができる。パケット分類ハードウェア、並びに、サービステーブル、分類ルールテーブル、サービスルールテーブル及びアラートルールテーブルに割り当てられるメモリは、共有することができる。
本発明は、以下の詳細な説明及び添付図面に基づいて更に理解することができる。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、望ましからぬパケットを配送したりワイヤレスターミナルを不必要にアラートしたりするのを回避して電力を節約する、電力モードを認識する(power mode aware)パケット通信システムを提供する。本発明は、ネットワーク301を備えた図3の通信システム300のような通信システムに適用することができる。図3に示すように、ネットワーク301は、ネットワークエッジポイントまたはアクセスポイント302及び303を経てアクセスできる。また、図3は、ネットワーク301に直接アタッチされるネットワーク装置307と、ネットワークエッジポイント302及び303を経てネットワーク301に接続されたターミナル304、305及び306も示している。ネットワーク301は、インターネットのようなグローバルネットワーク、都市エリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、またはローカルエリアネットワーク(LAN)でよい。或いはまた、ネットワーク301は、コアネットワーク、バックボーンネットワーク、帰路(backhaul)ネットワーク、またはアクセスネットワークを含むものでもよい。本発明は、同じネットワークエッジポイントに結合されたターミナル(例えば、ネットワークエッジポイント302に接続されたターミナル305及び306)間の通信、またはネットワーク301に何らかの仕方で結合された2つ以上のターミナル間の通信に適用できる。この通信は、インバウンドパケット(即ちターミナルからネットワークエッジポイントへ到来する)、アウトバウンドパケット(即ちネットワークエッジポイントからターミナルへ到来する)、或いはその両方に関連したものでよい。
ネットワークエッジポイント302及び303は、各々、IEEE802.11規格のもとでのアクセスポイント、IEEE802.16、GSM、IS−95、W−CDMA及びCDMA2000規格のもとでのベースステーション、IEEE802.3イーサネットネットワークにおけるハブ、インターネットサービスプロバイダー(ISP)のポイント対ポイントプロトコル(PPP)、ビジネスエンタープライズまたは他のダイヤルアップネットワーク、或いはLAN、WAN、MAN、衛星ネットワーク、ブルーツースネットワーク、または他の形式のネットワークのネットワークエッジポイントでよい。
図4は、本発明の一実施形態によるネットワークエッジポイント400の機能的ブロック図である。図4に示すように、ネットワークエッジポイント400は、クラシファイア401、接続マネージャ402、電源モードマネージャ403、サービスマネージャ404、QoSメカニズム407、ドロッパ408、プロビジョン(provision)マネージャ405、及びハンドオフマネージャ406を備えている。図4には明示していないが、他の機能的ブロックをネットワークエッジポイント400に設けてもよい。接続マネージャ402は、ターミナルにおける対応部の接続マネージャ(例えば、図5の接続マネージャ501)、プロビジョンマネージャ405及びハンドオフマネージャ503と通信して、各々、接続を設定し、切り換えそして終端することができる。
本実施形態では、各ターミナル304、305、306及び307は、デスクトップコンピュータ、サーバー、ラップトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポケットPC、ワイヤレス電話、セルラー電話、スマートホン、データカード、PCMCIAカード、USBスティック、或いは別の通信イネーブルチップまたは装置でよい。ターミナル304、305、306及び307の各々は、クライアント、サーバーまたはピア(ピア対ピア接続のための)として構成されてもよい。通信は、例えばワイヤレス通信によって行ってもよい。更に各ターミナルは、バッテリ給電式のものでよい。
図5は、本発明によるターミナル500の機能的ブロック図である。図5に示すように、ターミナル500は、接続マネージャ501、電源モードマネージャ502、ハンドオフマネージャ503、及びパケット通信に有用な他の機能ブロックを備えることができる。接続マネージャ501は、適宜、分類ルール、サービステーブル、サービスルール、及びページングルールに関してネットワークエッジポイントの対応部(例えば、ネットワークエッジポイント400の接続マネージャ402)と通信する。同様に、電力モードマネージャ502は、ネットワークエッジポイントの対応部(例えば、ネットワークエッジポイント400の電力モードマネージャ403)にその電力モードの情報を伝達することができる。電力モードマネージャ502は、例えば、インストールされてサービスまたはアプリケーションを実行するオペレーティングシステム、現在の電力モード、またはバッテリ状態に基づいて、ターミナル500の適切な電力モードを決定する。電力モードが切り換えられると、電力モードマネージャ502は、電力モードの切り換えに関する情報を接続マネージャ501に通信する。
図8は、図3のネットワークエッジポイント303のようなネットワークエッジポイントにおけるパケット処理手順を例示するフローチャート800を示す。フローチャート800は、ステップ801−805を含む。ステップ801において、ターミナルを指定するアウトバウンドパケットがネットワーク301から受け取られるかまたはネットワークエッジポイント(例えば、ネットワークエッジポイント302)から受け取られると、クラシファイア401は、その受け取ったパケットを、接続マネージャ402によりインストールされた適用可能な分類ルールに基づいて分類する。例えば、クラシファイア401は、それらパケットを「接続」識別子(接続識別情報)に基づいて分類することができ、これは1つ又は複数の受信ターミナルも識別する(ステップ802)。ステップ803において、各受信ターミナルの電力モードを、電力モードマネージャ403により決定することができる。ステップ804において、分類されたパケットがサービスマネージャ404に供給され、このサービスマネージャは、接続マネージャ402によりインストールされたサービステーブルからパケットの処理要件(即ち、指定のアクション)を決定する。この処理要件は、例えば、パケットをQoSメカニズム407へ配送するか、またはパケットをドロッパ408において破棄するというものである。指定のアクションは、サービステーブルから決定され、例えば、パケットの分類及び各受信ターミナルの電力モードから決定されてもよい。指定のアクションは、ステップ805において実行される。更に、サービステーブルは、節電モードにある受信ターミナルをアラートすべきかどうかを、アラートルールに基づいて指定してもよい。アラートメカニズムは、例えば、IS−95、CDMA−2000、GSM、W−CDMA、または他のセルラーシステムのもとでのページング機構、IEEE802.11のもとでのトラフィック指示機構、並びにIEEE802.16のもとでのページング機構及びトラフィック指示機構を含む。
本発明は、媒体アクセス制御(MAC)レイヤフレーム、論理的リンク制御(LLC)フレーム、インターネットプロトコル(IP)パケット、非同期転送モード(ATM)セル、データグラム、或いはパケットベースプロトコルのもとでの他の形式のネットワークメッセージのような種々のプロトコルレイヤにおける種々様々なパケットに適用可能である。本発明は、(a)特定のサービスに対するネットワークメッセージ、例えば、ボイスオーバーIP(VoIP)、ビデオ会議、テキストメッセージング、ファイル共有、ビデオストリーミング、オーディオストリーミング、ウェブブラウジング、ショートメッセージング、マルチメディアブロードキャストまたはマルチキャスト、eメール、或いは他の通信フォーマット、(b)特定のオペレーティングシステム(OS)に対するネットワークメッセージ、例えば、NetWare、AppleTalk、UNIX、Windows、またはWindows CE、(c)インターネットワークパケット交換(IPX)、シーケンス型パケット交換(SPX)、ルーティング情報プロトコル(RIP)、NetWareリンクサービスプロトコル(NLSP)、ネットワーク基本入力/出力システム(NetBIOS)、NetBIOS拡張ユーザインターフェイス(NetBEUI)、EtherTalkリンクアクセスプロトコル(ELAP)、LocalTalkリンクアクセスプロトコル(LLAP)、TokenTalkリンクアクセスプロトコル(TLAP)、またはデータグラム配送プロトコル(DDP)のためのネットワークメッセージ、並びに(d)送信制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、セッション開始プロトコル(SIP)、トリビアルファイル転送プロトコル(TFTP)、ファイル転送プロトコル(FTP)、リアルタイムプロトコル(RTP)、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)、DHCP(ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル)ディスカバリー、DHCP要求、エージェント広告、ルーター広告、近隣ディスカバリー、マルチキャストリスナーディスカバリー(MLD)、インターネットグループマネージメントプロトコル(IGMP)、或いは任意の種類のインターネット制御メッセージプロトコル(ICMP)のためのネットワークメッセージに適用することができる。パケットは、制御メッセージ、マネージメントメッセージ、またはデータメッセージを含んでもよい。テーブル3は、ネットワークエッジポイントとターミナルとの間、或いは2つのネットワークエッジポイント間の通信に使用できるメッセージフォーマットを例示するものである。テーブル3に示すように、メッセージフォーマットは、IPアドレス、MACアドレス、LLCアドレスまたは他のアドレスとして指定できる行先(DST)及びソース(SRC)を指示してもよいし、或いはメッセージの行先及びソースを識別する識別子を指示してもよい。パケットは、ユニキャストでも、マルチキャストでも、またはブロードキャストでもよい。
Figure 0004689671
テーブル3において、付加的なフィールドは、コード化または非コードコマンド(CMD)を与える。適用可能なコマンドの幾つかの例がテーブル4に示されている。メッセージは、1つ又は複数の他のデータメッセージ、制御メッセージ、マネージメントメッセージ、または他のネットワークメッセージに便乗されてもよい。各メッセージは、2つ以上のCMDを含んでもよい。
Figure 0004689671
ターミナルは、パケットのソース及び行先アドレス、そのオペレーティングシステム(OS)、そのインストールされた或いは実行中のサービスまたはアプリケーション、その現在の電力モード、そのバッテリ状態、又は、他の状態情報を指定することにより、受信を希望するパケットの形式を特定することができる。本発明によれば、ネットワークエッジポイントは、ターミナルをアラートせずに望ましからぬパケットを破棄することで、節電を達成することができる。
アクティブまたはノーマルな動作モード(例えば、IEEE802.11のもとでのアクティブなモード、IEEE802.16のもとでのノーマルなモード、IS−95のもとでのアクセス状態またはトラフィックチャンネル状態、CDMA−2000のもとでのシステムアクセス状態、またはGSMのもとでの専用モード)では、ターミナルがネットワークにより緊密に結合されて、パケットを送信または受信し、パケットを送信または受信する準備をし、或いは他の通信プロセスを実行することができる。節電モードのレベルを複数設けることができる。典型的な節電モードは、スリープ、休止(dormant)、アイドル、スタンバイ、または冬眠(hibernated)モードを含むことができる。節電モード(例えば、IEEE802.11のもとでの節電モード、IEEE802.16のもとでのアイドルまたはスリープモード、IS−95、CDMA−2000またはGSMのもとでのアイドル状態またはモード)では、ターミナルは、ネットワーク通信を含むそのオペレーションに制約が課せられた状態で、ネットワークに相対的により緩く結合されてもよい。節電モードにあるターミナルは、特定の時間またはスロット内に、特定のチャンネルを使用して、または他の動作制約のもとで、特定の形式のパケットしか受信または送信しないように制限されてもよい。このような制限は、節電モードにあるターミナルが、その制限された機能を提供するために必要でない回路からの電力を遮断することを可能とする。
節電モードにあるターミナルは依然として、例えば、ネットワークエッジポイントを選択または再選択したり、或いは、それが監視するチャンネル(例えば、ページングまたはクイックページングチャンネル、共通シグナリングチャンネル)を、あるネットワークエッジポイントから別のネットワークエッジポイントへと転送したりすることができる。あるアプリケーションでは、監視されるチャンネルは、所定のルールに基づいて、周期的に、擬似周期的にまたは非周期的に生じる指定のタイムスロット中にのみ送信を行う。監視されるチャンネルは、ネットワークエッジポイントにより周期的に、擬似周期的にまたは非周期的に送信されるビーコンフレームを含むことができる。或いは、監視されるチャンネルは、1組のコード、1組のサブチャンネル、1組のサブキャリア、1組の周波数ホッピングパターンにより定義されてもよい。ターミナルは、ネットワークに登録されて、所定のメッセージ(例えば、アラートメッセージ、ページングメッセージ、トラフィック指示メッセージ)を聴取してもよい。ターミナルは、必要に応じて位置変更を行うことができる。
本発明の一実施形態によれば、ターミナルがその電力モードを切り換えるときには、ターミナルとターミナルに関連したネットワークエッジポイントとが、電力モード遷移メッセージを交換する。一態様では、交換されるメッセージは、各遷移形式に対して、「電力モード遷移の要求」と、その要求に対する応答とを含む。要求メッセージは、ネットワークまたはネットワークエッジポイントにより開始され、そして応答メッセージは、要求メッセージを受け取る側により送信される。上記のテーブル4は、これら電力モード遷移メッセージの例(例えば、スリープモード要求、スリープモード応答、アイドルモード要求、及びアイドルモード応答)を含む。他のメッセージと同様に、電力モード遷移メッセージは、他のネットワークメッセージに便乗されてもよい。或いは、電力モード遷移メッセージが暗示されてもよい。例えば、ターミナルの現在の電力モードとは異なる電力モードでのみ実行されるオペレーションに関連したネットワークメッセージを、電力モード遷移メッセージを暗示的に含むものとして扱い、そのオペレーションが実行される電力モードにターミナルが入るようにしてもよい。例えば、ノーマルモード、スリープモード及びアイドルモードを有するパケット通信システムでは、スリープモードまたはアイドルモードにおいてターミナルにより送信されるデータメッセージ、並びにネットワークエッジポイントにより送信されるACKメッセージは、スリープモードまたはアイドルモードを終了するための電力モード遷移要求、並びにそれに対応する応答を各々含むものとして処理されてもよい。
また、電力モード遷移メッセージは、テーブル5に示すようなリソース保持フィールド(RSC RTN)を含んでもよい。このような電力モード遷移メッセージは、上記テーブル3のメッセージの変形である。RSC RTNフィールドに対する例示的な値がテーブル6に示されている。このリソース保持フィールドは、ターミナルが指定の電力モードにある時間中にターミナルへのネットワークエッジポイントに割り当てられたリソースの処理に関してターミナルまたはネットワークエッジポイントによる要求、応答、優先、コマンドまたはポリシーを指定することができる。リソース保持フィールドにおける値は、ターミナルに対して関連リソースを保持するための要求として解釈されてもよい。
Figure 0004689671

Figure 0004689671
テーブル6に示すように、リソース保持フィールドの値「1」は、全ての接続に対するリソースを解除すべきであるという要求として扱われる。ネットワークエッジポイントは、ターミナルが節電モードへ遷移するときに、ターミナルに対する全てのリソース(即ち、サービステーブル、アラートルールテーブル、分類ルールテーブル、サービスルールテーブル、クラシファイア、スケジューラ、ポーラー、ポリサー、シェーパー、バッファ、帯域巾割り当てユニット、及びリソース予約ユニットにおける全てのエントリー及びリソース)を解放する。もちろん、このようなリソース保持ポリシーのもとでは、ターミナルは、QoSの低下、望ましからぬパケット阻止、望ましからぬパケット配送、望ましからぬアラート、及び望ましからぬアラート欠如による影響を受けることがある。別の例は、リソース保持フィールドが「N」である場合に対応する。テーブル6に示すように、このリソース保持ポリシーのもとでは、全てのリソースを保持すべきである。全てのリソースを保持することにより、ターミナルは、良好なQoSの利益を享受し、節電モードからノーマルモードへの復帰がより速く且つスムーズになる。しかしながら、ネットワークエッジポイントの負担は、対応して高くなる。
リソース保持フィールドの値「2」に対応する更に別の例として、特定の形式の接続に対してのみリソースが保持される。どの接続形式がリソース保持に有利であるかは、接続形式により実行される機能、接続形式に対して必要なQoS、リソース保持の関連オーバーヘッドコスト、及びネットワークエッジポイントに利用できる全リソースのようなファクタを考慮して、付帯的利益に対するリソース保持のオーバーヘッドコストを重み付けすることにより、決定される。例えば、パケット通信システムのネットワークエッジポイントは、上述したファクタを考慮した後に、基本的接続、一次マネージメント接続、及び二次マネージメント接続に対するリソースを保持することができる。
テーブル6において、値「3」及び「4」に対応するケースは、リソースが特定の要求のみにより保持されるか、またはアラートルールにより要求されるように保持される保持ポリシーを示す。これらのポリシーは、単なる接続形式に加えてファクタを伴う評価を含むため、より大きな節電に対して柔軟性の幅が広がると共により精密な制御が可能となる。
図4に戻ると、ネットワークエッジポイント400の電力モードマネージャ403は、アラートメッセージをターミナル500へ送信することができる。テーブル7及び8は、各々、トラフィック指示メッセージ及びページングメッセージのフォーマットを示す。テーブル7及び8のメッセージフォーマットは、テーブル3のメッセージフォーマットの変形である。これらのアラートメッセージがブロードキャストまたはマルチキャストされるときには、受信ターミナルを行先アドレス(DST)から別々に指定することができる。例えば、ターミナルは、テーブル7及び8に示すメッセージのトラフィック指示フィールドまたはページング情報フィールドにおいて指定することができる。
Figure 0004689671

Figure 0004689671
ネットワークエッジポイントからのアラートメッセージは、ターミナルに対する保留パケットに関する情報を伝達することができる。或いは、アラートメッセージは、レンジング、スキャニング、位置更新、確認、アイドルハンドオフ、ハンドオフ、または電力モードを切り換える要求等のオペレーションを実行するためのターミナルへの要求であってもよい。アラートメッセージにおける情報または要求は、ターミナルの電力モードマネージャ(例えば、ターミナル500の電力モードマネージャ502)によって解釈することができる。メッセージを受信すると、ターミナルは、要求されたオペレーションを開始して、保留のパケットの受信または要求への応答等を適宜行うことができる。
本発明の一実施形態によれば、電力モードマネージャ(例えば、ネットワークエッジポイント400の電力モードマネージャ403)は、パケットの分類、受信ターミナルの身元、及びターミナルの電力モードに基づいて、アラートメッセージを受信ターミナルへ送信すべきかどうか決定するために、アラートルールテーブルを維持する。アラートルールテーブルの一例を、以下のテーブル9に示す。
Figure 0004689671
テーブル9に示すように、受信ターミナルがスリープモードにある最中に、接続ID「1」及び受信者ID「1」を示すパケットが受け取られた場合、アラートメッセージがその受信ターミナルに送信される。同様に、テーブル9に示すように、接続ID「2」及び受信者ID「1」を指定するパケットは、受信ターミナルがスリープモードにあるかアイドルモードにあるかに関わらず、アラートメッセージをトリガーしない。
ネットワークエッジポイントの電力モードマネージャ(例えば、電力モードマネージャ403)は、各々の関連ターミナルに対して現在の電力モードを記憶するターミナル電力状態テーブル(例えば、テーブル10)を維持することができる。ターミナル電力状態テーブルは、ターミナルの電力モードが切り換えられるときに更新される。電力モードマネージャを通して、ターミナル電力状態テーブルは、ネットワークエッジポイントの他の機能的ブロック、例えば、サービスマネージャ(例えば、サービスマネージャ404)、またはQoSメカニズム(例えば、QoSメカニズム407)によりアクセスすることができる。
Figure 0004689671
ネットワークエッジポイントの電力モードマネージャは、アラートメッセージサービスを提供するために、テーブル9のようなアラートルールテーブルを維持することができる。或いは、アラートルールテーブルは、ネットワークエッジポイントの接続マネージャ(例えば、接続マネージャ402)の制御のもとで、サービステーブルに取り込むことができる。この場合に、ネットワークからパケットを受け取ると、ネットワークエッジポイントの電力モードマネージャは、接続マネージャと通信してサービステーブルにアクセスする。
この詳細な説明において、「接続(connection)」という語は、ネットワークエッジポイントと特定のサービスに関連したターミナルとの間に流れるデータパケットのグループを指す。例えば、接続は、ATMにおける仮想チャンネルまたは仮想経路、IEEE802.11eにおけるトラフィックストリームまたはトラフィックフロー、IEEE802.16における接続またはサービスフロー、GSM、W−CDMA、IS−95、W−CDMA、IETF総合サービス(IntServ)における接続、セッション、フローまたはサービスを示すようにしてもよい。この用語の意味において、接続とは、接続指向のプロトコル及び無接続(connectionless)のプロトコル(例えば、インターネットプロトコル(IP))の両方のもとでのデータトラフィックを包含し得る。多数の仮想経路、仮想チャンネル、トラフィックストリーム、トラフィックフロー、接続、サービスフロー、セッション、またはフローを、単一接続でサービスすることができる。逆に、1つの仮想経路、仮想チャンネル、トラフィックストリーム、トラフィックフロー、接続、サービスフロー、セッション、またはフローを、多数の接続でサービスすることもできる。一実施形態では、接続をパケット分類で識別し、そして「接続識別子」(CID)に関連付けることができる。上述したように、クラシファイアは、パケットに適用される1組の一致基準である。この一致基準は、プロトコル特有のパケット属性(例えば、行先IPアドレス)でよい。分類によりグループ分けされる接続の例が、テーブル11及び12に示されている。テーブル12の各接続は、CIDに明確に関連している。テーブル11及び12は、ソースMACアドレス(SRC MAC ADDR)、行先MACアドレス(DST MAC ADDR)、フレーム形式(FRM形式)、ソースIPアドレス(SRC IP ADDR)、行先IPアドレス(DST IP ADDR)、ソースポート(SRCポート)、行先ポート(DSTポート)、及びプロトコルフィールド(プロトコル)に基づく分類を示す。
テーブル11には示されていないが(説明を簡略化するために)、各接続に対してアラートルールを設けてもよい。
パケット分類は、データパケットのATMヘッダ、MACヘッダ、LLCヘッダ、IPヘッダ、TCPヘッダ、UDPヘッダ、或いは他のヘッダ、本体、末尾、または他の部分に基づいて行われてもよい。例えば、仮想経路識別子(VPI)及び仮想チャンネル識別子(VCI)の値により独特に識別されるATM接続では、パケット分類は、ATMセルヘッダのVPI及びVCIフィールドに基づいて行われてもよい。別の例として、IEEE802.3パケットの場合には、パケット分類は、行先MACアドレス、ソースMACアドレス、及びイーサタイプ(Ethertype)/SAPフィールドに基づいて行うこともできる。例えば、IPパケットの場合には、パケットの分類は、サービス形式フィールド、プロトコルフィールド、IPソースアドレス、IP行先アドレス、ソースポート、及び行先ポートに基づいてもよい。パケット分類は、マスクされたフィールドまたは非マスクフィールドに基づいてもよい。
Figure 0004689671

Figure 0004689671
同じデータサービスに対して複数のクラシファイアが存在してもよい。従って、クラシファイア順序付けスキームを使用して、クラシファイアをパケットに適用することができる。クラシファイアにより使用されるパターンが重畳する場合には、明確な順序付けが必要になることがある。必要とされる順序付けスキームは、独特なものではなく、適用可能なクラシファイアを明瞭に選択するものでなければならない。パケットを処理するために、ネットワークエッジポイントのクラシファイア(例えば、ネットワークエッジポイント400のクラシファイア401)は、接続マネージャ(例えば、接続マネージャ402)を経てサービステーブル(例えば、テーブル11)の分類ルールにアクセスする。或いはまた、クラシファイアは、それ自身の分類ルールテーブル(例えば、テーブル12)を維持してもよく、この場合、クラシファイアには、接続マネージャ(例えば、接続マネージャ402)により分類ルールテーブルに影響する変化が通知される。
テーブル13は、ターミナルの接続マネージャ(例えば、ターミナル500の接続マネージャ501)により維持されるサービステーブルの一例である。テーブル13に示すように、サービステーブルは、分類ルール及びサービスルールを含む。テーブル13には示されていないが(説明を簡略化するために)、各接続に対してアラートルールが設けられてもよい。
Figure 0004689671
ネットワークエッジポイントに関連した各ターミナルのサービステーブルは、以下に詳細に述べる接続設定及び切り換え手順を介してネットワークエッジポイントに通信される。これらのサービステーブルは、ネットワークエッジポイントのサービステーブル(例えば、テーブル11のサービステーブル)に一体化される。
接続を設定、切り換えまたは終端するために、ターミナル及びネットワークエッジポイントの各接続マネージャは、「接続マネージメントメッセージ」を交換する。この接続マネージメントメッセージは、テーブル4に示すように、接続設定要求メッセージ、接続設定応答メッセージ、接続設定ACKメッセージを含むことができる。テーブル14、15及び16は、各々、ノーマル、スリープ、及びアイドル電力モードに対する接続設定要求、接続設定応答、及び接続設定ACKの例示的フォーマットを示す。
Figure 0004689671

Figure 0004689671

Figure 0004689671
図9は、テーブル14に示すように、ターミナルが接続設定要求メッセージを送信する(ステップ901)接続設定手順を示す。それに応答して、ネットワークエッジポイントは、接続設定応答メッセージを送信する(ステップ902)。次いで、ターミナルは、接続設定応答メッセージの受信を確認して、ネットワークエッジポイントに接続設定ACKメッセージを送信する(ステップ903)。
接続設定要求メッセージは、例えば、ネットワークエッジポイントのアドレスをDSTフィールドに指定し、ターミナルのアドレスをSRCフィールドに指定し、値「1」をCMDフィールドに指定し、そして接続に対する分類ルールを分類フィールドに指定することができる。テーブル14に示すように、メッセージは、ノーマル、スリープ及びアイドルの各電力モードに対してコード化または非コードのサービスルールを指定するアクションフィールドを含むこともできる。例えば、サービスルールは、「パケットを破棄する(to discard the packet)」、「パケットを配送する(to deliver the packet)」、「特定のQoS仕様で配送する(to deliver with a particular QoS specification)」でよい。サービスルールがコード化されるときには、TLV値(即ち、形式、長さ及び変数)としてコード化されてもよい。
Figure 0004689671
テーブル17は、接続設定要求メッセージの一例を示す。テーブル17に示すように、この接続設定要求メッセージは、ノーマル、スリープ及びアイドルモードに対して、「QoS仕様1の配送」、「QoS仕様2の配送」、及び「破棄」のサービスルールを各々指定する。ネットワークエッジポイントのアドレス(AD NE)及びターミナルのアドレス(AD TE)は、DST及びSRCフィールドに各々設けられる。テーブル17は、パケットが配送されるときだけターミナルをアラートするシステムを示す。このようなシステムのもとでは、接続設定要求メッセージにアラートルールを明確に設ける必要がない。しかしながら、より精巧なアラートメカニズムが電力モードに関連付けられる場合には、テーブル18の例示的接続設定要求メッセージに示すように、各アクションフィールドにアラートルールが含まれてもよい。テーブル18に示すように、スリープ及びアイドルモードに対して「アラート」及び「否アラート」が各々指定される。アラートルールは、ブール値として設けられてもよい(即ち、「アラート」及び「否アラート」に対して相補的な論理値)。
Figure 0004689671
一実施形態では、各電力モードに対してデフォールトサービスルールが設けられる。例えば、スリープモードに対するデフォールトサービスルールは、「QoS仕様2」でよく、一方、アイドルモードに対するデフォールトサービスルールは、「破棄」でよい。デフォールトサービスルールでは、このような電力モードに対するサービスルールが電力設定要求メッセージに明確に含まれなくてもよい。テーブル19は、スリープ及びアイドルモードに対するアラートルールを明確に指定するが、これら電力モードに対するサービスルールが暗示的に指定されるのを可能とする例示的な接続設定要求メッセージである。
Figure 0004689671
一実施形態では、特定の電力モード(例えば、スリープモード)に対してデフォールトQoS仕様(例えば、「QoS仕様2」)が設けられる。次いで、テーブル20に示すように、アクションフィールドにブール値(即ち、「配送」及び「破棄」に対して相補的な論理値)を使用することができる。
Figure 0004689671
システムが各電力モードに対してデフォールトサービスルール及びデフォールトアラートルールの両方を有する場合には、接続設定要求メッセージは、各電力モードに対してアクションを指定する必要がない。テーブル21は、スリープモードに対してデフォールトサービスルール(例えば、「パケット配送」)及びデフォールトアラートルール(例えば、「アラート」)を仮定する接続設定要求を示す。
Figure 0004689671
上述したように、テーブル15は、対応する接続設定要求メッセージに応答する接続応答メッセージのための例示的フォーマットを示す。ターミナルが、図9のステップ901に示すように、接続設定手順を開始すると、接続設定応答メッセージは、SRCフィールドにネットワークエッジポイントのアドレスを、DSTフィールドにターミナルのアドレスを、そしてCMDフィールドに値「2」を指定する。接続設定応答メッセージは、クラシファイアフィールドを有すると共に、ノーマル、スリープ及びアイドル電力モードの各々に対してアクションフィールドを有することができる。クラシファイア及びアクションフィールドは、ネットワークエッジポイントとターミナルとの間でこれらフィールドの値に対してネゴシエーションを行うことができる。例えば、ネットワークエッジポイントは、これがターミナルにより要求されたQoSをサポートするに充分なリソースをもたないときには、低いグレードのQoS仕様をノーマルモードに対するサービスルールとして提案してもよい。このようなネゴシエーションが要求されない場合には、接続設定応答メッセージは、ネットワークエッジポイントが、ターミナルの接続設定要求メッセージに指定されたクラシファイア及びアクションを受け容れるかどうか指示するブール値を単に含むだけでよい。ネットワークエッジポイントは、このネットワークエッジポイントとターミナルとの間の対応接続を識別するように接続ID(CID)フィールドに値を指定してもよく、これは、この接続に関するその後のメッセージに使用されてもよい。(CIDフィールドは、ネットワークエッジポイントにより接続設定要求メッセージに含まれる。)接続設定メッセージのCIDフィールドの値は、ネットワークエッジポイントに使用される接続IDとして内部に使用されるものでなくてもよいことに注意すべきである。
ターミナルが接続設定ACKメッセージを送信するときには、メッセージは、DSTフィールドにネットワークエッジポイントのアドレスを、SRCフィールドにターミナルのアドレスを、そしてCMDフィールドに値「3」を指定する。
節電モードがスレーブ接続終端(即ち、電力モード遷移のような指定の事象によりトリガーされる接続終端)に関連している場合には、接続設定要求が各電力モードに対してアクションフィールドを含む必要がない。例えば、アイドルモードがスレーブ接続終端に関連している場合には、接続設定要求メッセージが、テーブル22に示すように、アイドルモードに対してアクションフィールドを与える必要がない。
Figure 0004689671
節電モードがスレーブ接続終端に関連する場合には、ターミナルまたはネットワークエッジポイントは、スレーブ接続終端から指定の接続を除外することを要求してもよい。それに対応する接続設定要求メッセージは、その接続に対するリソース保持ルール(または好み)を表現するためのリソース保持ルールフィールドを有してもよい。テーブル23は、スレーブ接続終端から除外されるべき接続をリソース保持ルールフィールドに指定するのを可能とする接続設定要求メッセージの例示的フォーマットを示す。リソース保持ルールフィールドの値は、「保持」または「否保持」を指定するブール値でよい。電力モードに対するアクションは、デフォールトの振舞いにより決定されてもよいし、或いは同じ接続要求メッセージまたはその後の接続切り換えメッセージで配送されるアクションフィールドにより決定されてもよい。
Figure 0004689671
リソース保持ルールフィールドとは別に、接続設定要求は、電力モードに対するアクションフィールドを有してもよい。電力モードに対するアクションフィールドの存在は、そのアクションに対するリソース保持の暗示的要求として解釈される。アイドルモードアクションフィールドを有する接続設定要求メッセージのフォーマットは、テーブル14に既に示した。
電力モードが接続のスレーブアクチベーションまたはデアクチベーションに関連している(即ち、接続のアクチベーションまたはデアクチベーションが電力モード遷移のような指定の事象によりトリガーされる)場合には、ターミナルまたはネットワークエッジポイントは、スレーブ接続アクチベーションまたはデアクチベーションから除外されるべき指定の接続を要求してもよい。従って、接続設定要求メッセージは、スレーブアクチベーション、デアクチベーションまたはその両方からの接続の除外を要求するためのフィールド(1つまたは複数)を含んでもよい。例えば、ターミナルがノーマルモードからアイドルモードへ遷移するときには、そのターミナルに関連した全ての接続が、リソースを解除するように終端されてもよい。
スレーブオペレーション(終端、アクチベーションまたはデアクチベーション)からの除外は、接続設定要求メッセージを交換するときに要求されてもよい。接続は、ターミナルがネットワークエッジポイントに結合されるとき、または電力モード遷移メッセージが交換されるときに、1つずつ、または一度に全部(即ち、単一のオムニバス要求により)、除外されてもよい。例えば、電力モード遷移メッセージが、スレーブ接続終端から除外されるべき全ての接続に対して単一の要求として使用されるときには、遷移メッセージのリソース保持フィールドが、上記テーブル6に示すように「N」の値を有してもよい。
或いは、サービスルールは、一度に1つの接続が指定されなくてもよい。むしろ、2つ以上の接続に対するサービスルールを、複数のCMDを他の付随する関連フィールドと合体する単一メッセージにおいて配送することができる。テーブル24は、クラシファイア(CSF)フィールド、ノーマルモードアクション(NMA)フィールド、スリープモードアクション(SMA)フィールド、及びアイドルモードアクション(IMA)フィールドを各々付随する2つのCMDを含む例示的メッセージを示す。
Figure 0004689671
2つ以上の接続に対して同じCMDが指定される場合には、単一のCMDだけを指定することで効率化を達成できる。それでも、各接続に対する付随のフィールドを指定しなければならないことがある。テーブル25は、同じCMDのもとにある2つの接続に対してサービスルールを配送するための例示的メッセージを示す。テーブル25において、各接続に対するフィールドは、グループ(「接続指向のリスト」)として現われる。例えば、CMD1、CSF1、NMA1、SMA1、及びIMA1は、接続1に関するフィールドであり、従って、一緒にグループ編成される。
Figure 0004689671
更に、2つ以上の接続が同じサービスルールを指定するときには、共通のサービスルールが一度だけメッセージに指定されるだけでよい。この場合に、メッセージにおけるフィールドは、同じサービスルールを指定する接続がその関連サービスルールと一緒にリストされるように配列できる(「サービスルール指向のリスト」)。テーブル26は、2つの接続においてスリープモードに同じサービスルールが使用されるメッセージのための接続指向のリストフォーマットを示す。
Figure 0004689671
或いは、テーブル27に示すように、クラシファイアCSF1及びCSF2の次に一度だけスリープモードサービスルールが指定されるサービスルール指向のリストが使用されてもよい。
Figure 0004689671
サービスルールをリストすることに関連したオーバーヘッドコストが、接続をリストすることに関連したオーバーヘッドコストより高いときには、サービスルール指向のリストが、接続指向のリストより効率の良いものになり得る。サービスルールをリストするオーバーヘッドコストは、サービスルールを表現するのに必要なビットの数が大きくなるとき、及び同じサービスルールが繰り返されるときに、増大する。テーブル26及びテーブル27は、サービスルール指向のリストにおいて、たとえサービスルール(SMA1)が一度しか現われなくても、接続指定子(即ち、CSF1及びCSF2)の出現の回数が2から6へ増加することを示している。
各接続またはサービスルールを表現するのに必要なビットの数を検査しなければならない。接続ID(CID)、或いは他の識別子、指示子、指定子またはポインタが、僅かなビットを使用して接続に関連したクラシファイアを表現できる場合には、クラシファイアを明確に設けるのではなく、このようなデバイスをメッセージに使用しなければならない。ある場合には、サービスルール指向のリストが、より効率的である。同様に、サービスルールID、或いは他の識別子、指示子、指定子、またはポインタが、僅かなビットでサービスルールを表現できる場合には、サービスルールを直接述べるのではなく、このようなデバイスをメッセージに使用しなければならない。サービスルールは、時々、効率を向上するためにブール変数(例えば、「アラートする」または「アラートしない」、「破棄する」または「破棄しない」、及び「リソースを保持する」または「リソースを保持しない」)で記述することもできる。
サービスルールの数が非常に少ないとき(例えば、ブールのサービスルールの場合に2つ)、及び全ての接続が既知であるときには、1つのサービスルールが暗示的に指定されるサービスルール指向のリストを使用してもよい。この場合に、明確にリストされない接続は、全て、暗示的なサービスルールによりカバーされると仮定する。接続の数が多い場合には、オーバーヘッドの著しい節約を実現できる。例えば、スリープモードに対するサービスルールSMA1及びSMA2が、記述の必要のある唯一のサービスルールであり、そして6つの接続(CSF1−6)がある場合には、テーブル29は、SMA1がCSF1、CSF2及びCSF4−6に対するスリープモードのサービスルールであり、一方、SMA2がCSF3に対するサービスルールであるようなサービスルール指向のリストを使用するメッセージを示す。
Figure 0004689671
或いはまた、テーブル30に示すように、接続CSF2のサービスリストSMA2に対してサービスルール指向のリストを設け、且つ全ての非リスト接続(即ち、CSF1、CSF2及びCSF4−6)が、暗示的に関連したサービスルールSMA2であることを許すだけでよい。
Figure 0004689671
メッセージに明確にリストされないデフォールトのブールサービスルール(例えば、サービスルールSMA1)がある場合には、テーブル30のメッセージにおけるサービスルールフィールドを省略してもよい。というのは、指定の接続がサービスルールSMA2を使用することが明らかであるからである。
Figure 0004689671
ある場合には、サービスリストとの暗示的関連付けを可能とするデフォールトサービスルールを採用すると、非効率的になることがある。テーブル32は、デフォールトサービスルールがSMA2であり、従って、サービスルールSMA1を使用する接続をメッセージに含ませねばならないケースを示す。
Figure 0004689671
従って、メッセージのサービスルールフィールドは、より少ないオーバーヘッドのリストを使用するように選択できる融通性のあるリスティングを可能にする(例えば、テーブル30のメッセージ)。また、2つ以上のサービスルールオプションがあるときには、デフォールトサービスルールがあるときでも、サービスルールフィールドを省略できない。というのは、サービスルールフィールドなしに2つ以上の接続リストを区別できないからである。
或いはまた、ターミナル及びネットワークエッジポイントは、サービスルールを使用する接続がないときにはサービスルールに対するリストを省略するように選択してもよい。この場合には、接続に関連した各サービスルールに対してサービスルール指向のリストが設けられる。この解決策は、以下に述べるように、差のリスティング方法の使用を可能とする。
ターミナル及びネットワークエッジポイントは、サービス指向のリストまたは接続指向のリストに変化があるときだけメッセージを送信するように選択してもよい。変化のみを与えるリストは、「差のリスティング」と称される。例えば、SMA1に対するサービスルール指向のリストがある場合に、リスト内の接続は、他の何らかのサービスルールまたは何の関連もないものからSMA1へサービスルールを変化させるものとして解釈できる。テーブル33は、CSF3の接続がサービスルールSMA2からサービスルールSMA1へ変化し、そしてCSF1の接続がサービスルールSMA1からSMA2へ変化する場合を示す。
Figure 0004689671
差のリスティングにおいて、リストに関連しないサービスルールは、接続に関連しないサービスルールを表わすものとして解釈される。
差のリスティングの初期状態は、接続指向のリスト、所定のデフォールト値、サービスルール指向のリスティング方法、或いは初期サービスルールを定義する他の方法を使用して、最初に定義することができる。また、サービスルールは、電力モード遷移メッセージ、制御メッセージ、マネージメントメッセージ、またはデータメッセージの交換に関連して指定されてもよい。
接続が設定された後に、ターミナル及びネットワークエッジポイントは、両方とも、分類ルールまたはアクションを含む接続のパラメータを変化させてもよい。一実施形態では、ノーマルモードに対する分類ルール及びアクションのみが接続設定手順において定義され、そしてスリープ及びアイドルモードに対するアクションは、1つ以上の接続切り換え手順により後で定義されてもよい。
接続の切り換えを達成するために、上記テーブル4に示されたように、接続マネージメントメッセージは、接続切り換え要求メッセージ、接続切り換え応答メッセージ、及び接続切り換えACKメッセージを含む。接続切り換え要求、接続切り換え応答、及び接続切り換えACKメッセージのフォーマットは、接続設定要求、接続設定応答、及び接続設定ACKメッセージについて上述したものと同様である。各接続切り換え要求メッセージには、接続IDが含まれてもよい。
接続を終端するために、接続クローズ要求メッセージが送信され、そして接続クローズ応答メッセージがクローズ要求を確認する。テーブル34及び35は、各々、接続クローズ要求及び接続クローズ応答メッセージに対する例示的フォーマットを与える。
Figure 0004689671

Figure 0004689671
スレーブ接続終端は、接続終端メッセージを交換せずに達成できる。接続は、接続設定または接続切り換え手順が実行された直後にアクチベートされてもよい。しかしながら、接続は、接続設定または接続切り換え手順とは個別にアクチベートされてもよい。接続が設定されるがアクチベートされないときには、QoSメカニズムが接続の通信を動作する前に、接続のためのリソースがQoSメカニズムに予約されるかまたはプロビジョニングされることがある。アクチベーションが分離される場合には、接続アクチベーション要求または接続アクチベーション応答メッセージのような付加的なメッセージが交換される。
接続は、接続をクローズせずにデアクチベートされてもよい。接続がデアクチベートされるがクローズされないときには、たとえQoSメカニズムが接続上で動作しなくても、接続のためのリソースが依然QoSメカニズムに予約されるかまたはプロビジョニングされることがある。デアクチベーションが接続クローズから分離される場合には、接続デアクチベーション要求または接続デアクチベーション応答メッセージのような付加的なメッセージが交換される。
一実施形態において、ターミナルがノーマルモードに入るときには、ノーマルモードのサービスに関連した全ての接続がアクチベートされる。同様に、ターミナルがスリープモードに遷移するときには、スリープモードのサービスに関連した全ての接続が再アクチベートされる(デアクチベートされそしてアクチベートされる)。この実施形態では、接続アクチベーションまたはデアクチベーションごとのメッセージは使用されず、スリープモード要求及びスリープモード応答メッセージのような電力モード遷移メッセージのみを交換してアクチベーションをトリガーする。
接続は、内部または外部プロビジョニングサーバーにより設定することができ、このサーバーは、ドメインアドミニストレータ、サービスプロバイダー、またはネットワークエッジポイントアドミニストレータとしてサービスルールまたはアラートルールを実行する。図6は、本発明の一実施形態によるプロビジョニングプロセスを示す。図6に示すように、ステップ602において、ネットワークエッジポイントのプロビジョンマネージャ(例えば、プロビジョンマネージャ405)は、プロビジョニングサーバー(例えば、プロビジョニングサーバー601)と通信して、サービスまたはアラートルールを受け取ることができる。プロビジョニングサーバーは、次いで、ターミナルの接続マネージャ及び電力モードマネージャと協働して(ステップ603及び604)、1つ以上の接続を適宜設定する。図6に示すように、プロビジョニングのために、プロビジョン要求メッセージ、プロビジョン応答メッセージ及びプロビジョンACKメッセージを、ネットワークエッジポイントのプロビジョニングサーバー601とプロビジョニングマネージャ405との間で交換することができる。これらメッセージのフォーマットは、上述した接続設定要求、接続設定応答、及び接続設定ACKメッセージと同様でよい。
移動ターミナルがそのネットワークアタッチメントポイントを1つのネットワークエッジポイントから別のネットワークエッジポイントへ切り換えるときには、幾つかの接続が生きた状態に保たれるのが好ましい。ターミナルのハンドオフマネージャ(例えば、ハンドオフマネージャ503)は、通常、ハンドオフに関連したオペレーションを管理する。ネットワークエッジポイントのハンドオフマネージャ(例えば、ハンドオフマネージャ406)は、その関連ターミナルのハンドオフマネージャと通信して、接続の転送を含むハンドオフプロセスを必要に応じて援助または先導し、ハンドオフ中のサービス中断及び無線(over-the-air;オーバージエア)シグナリングを回避する。接続の転送において、接続転送要求メッセージ、接続転送応答メッセージ、及び接続転送ACKメッセージが、上記テーブル4に示すように、交換される。接続転送要求、接続転送応答、及び接続転送ACKメッセージのフォーマットは、接続設定要求、接続設定応答、及び接続設定ACKメッセージの場合と同様でよい。ハンドオフメッセージは、サービステーブルの当該部分のような転送されるべき接続に関する情報を含んでもよい。
「サービス」という語は、分類されたパケットに対して実行されるオペレーションを指す。パケットを配送したり破棄したりすることは、サービスの一例である。接続においてパケットに対するQoSの特定レベルを配送することは、サービスの別の例である。ネットワークエッジポイントにおけるサービスマネージャ(例えば、サービスマネージャ404)は、分類されたパケットを、パケット分類及び受信者の電力モードに基づき、サービステーブルに従ってQoSメカニズムまたはドロッパへ向けることができる。ある実施形態では、サービスマネージャは、それがパケットを処理するときにサービステーブルにアクセスするために、接続マネージャと通信する。或いは、サービスマネージャは、テーブル11に例示されたように、それ自身のサービステーブルを維持してもよく、そしてテーブルへの更新が要求されるときに通信マネージャと通信してもよい。別の態様として、サービスマネージャは、テーブル36に示すようなサービスルールテーブルを維持してもよく、そしてテーブルに変更があるときには通信マネージャと通信してもよい。テーブル36では、上記テーブル11とは異なり、パケットは、サービスマネージャが分類ステップを実行せずにパケットをサービスに一致させることができるようにする接続IDと共に、サービスマネージャへ供給される。
Figure 0004689671
また、サービスマネージャ(例えば、サービスマネージャ404)は、ターミナルの電力状態テーブル(例えば、テーブル10に示すターミナルの電力状態テーブル)にアクセスするために電力モードマネージャ(例えば、電力モードマネージャ403)と通信してもよい。或いは、サービスマネージャがそれ自身のターミナル電力モードテーブルを維持してもよい。QoSは、トラフィック、サービス形式、サービスクラス、サービスプライオリティ、及びパーホップ(per hop)振舞いのようなパラメータを指定するQoS仕様により定義されてもよい。例えば、QoS仕様は、最大持続トラフィックレート、最大トラフィックバーストレート、最小予約トラフィックレート、最小許容トラフィックレート、スケジューリング形式、帯域巾要求または送信ポリシー、許容ジッター、或いは最大待ち時間を含んでもよい。別の例として、QoS仕様は、アクセスポリシー、ユーザポリシー、ACKポリシー、スケジュール、公称パケットサイズ、最大パケットサイズ、最小サービスインターバル、最大サービスインターバル、インアクティビティインターバル、保留インターバル、サービススタート時間、最小データレート、平均データレート、ピークデータレート、最大バーストサイズ、遅延境界、最小物理的レート、過剰帯域巾許容、または中間タイムを含んでもよい。
QoSメカニズムは、スケジューラ、ポーラー、ポリサー、シェーパー、バッファ、帯域巾割り当てユニット、リソース予約ユニット、或いはパケットに特定のQoSを与えるのに適した別の手段を含んでもよい。パケットが受け取られると、QoSメカニズムは、最初に、パケットに関連したQoS仕様を見出し、そしてQoSメカニズムにより維持され得るサービステーブルまたはサービスルールテーブルにアクセスすることができる。或いはまた、接続マネージャまたはサービスマネージャを通してサービステーブルにアクセスしてもよい。パケットは、接続ID(CID)と共に受け取られてもよい。また、QoSメカニズムは、テーブル10に示すようなターミナル電力モードテーブルにアクセスするために、電力モードマネージャと通信してもよい。或いはまた、QoSメカニズムがそれ自身のターミナル電力モードテーブルを維持してもよい。QoSメカニズムは、QoS仕様に基づいて動作するようにそれ自身を構成またはプロビジョニングしてもよい。
ブロードキャストまたはマルチキャストパケットは、複数の受信ターミナルを異なるサービスルールで異なる電力モードに入れることがある。それ故、本発明は、マルチキャストまたはブロードキャストパケットを、パケットの分類及び各ターミナルの電力モードに基づいて各ターミナルへ配送したりまたは破棄したりするのを可能とする。更に、本発明は、節電モードにある受信器を、パケットの分類及び多数の受信器の節電モードに基づいてアラートさせるのを可能とする。
一実施形態では、ターミナルは、ブロードキャストまたはマルチキャストパケットを含むその全ての接続に対して、分類ルール、サービスルール及びアラートルールを定義するサービステーブルを維持する。このサービステーブル(例えば、テーブル13に示すサービステーブル)は、ターミナルの接続マネージャ(例えば、接続マネージャ501)により管理されてもよい。ネットワークエッジポイントは、接続設定または接続切り換え手順を経てそれが通信する全てのターミナルのサービステーブルを受け取り、そしてそれら全てのサービステーブルをそれ自身のサービステーブル(例えば、テーブル11に示すサービステーブル)へ一体化することができる。ブロードキャスト接続を含むサービスルールの一例が、接続ID「i+1」分類ルールテーブル12、サービスルールテーブル36、及びアラートルールテーブル9に対応するエントリーで与えられる。
本発明の一実施形態によれば、ブロードキャストまたはマルチキャストパケットは、QoSが少なくともサービステーブルにおいてそのサービスに対して指定されたレベルにある状態で配送される。その結果、ブロードキャストまたはマルチキャストパケットは、全ての受信器がパケットの破棄を必要とするときだけ破棄される。ブロードキャストまたはマルチキャストパケットの各受信ターミナルは、そのターミナルに対してアラートが指定される場合にアラートされる。テーブル12に例示されたように、接続ID「i+1」でブロードキャスト接続するためのパケットは、全てのターミナル1〜Nに送信される。マルチキャスト接続の全ての受信器のリストは、接続マネージャ(例えば、接続マネージャ402)により維持されてもよい。
説明上、ターミナル1、2及びNが、各々、ノーマル、スリープ及びアイドル電力モードを有すると考える。テーブル36に示すように、受信ターミナル1、2及びNの各電力モードに対して、表現されるべきサービスは、QoS仕様1、QoS仕様2及び「破棄」である。QoS仕様1が、QoS仕様2より高いレベルのサービスである場合には、ブロードキャストパケットは、QoS仕様1でターミナル1へ一度だけ配送される。しかしながら、ターミナル2については、パケットが2度配送されることになり、即ち一度はQoS仕様1で不成功になる。というのは、配送が最初に試みられるときにはターミナル2がスリープモードにあるからである。配送は、QoS2のもとでは成功となり、これはアラートルールテーブル(テーブル9)においてアラートターミナル2を指定する。
次に、ターミナル1、2及びNの電力モードが、各々、アイドル、アイドル及びスリープ電力モードであると考える。テーブル36に示すように、これらの受信ターミナルの各電力モードに対応するサービスは、全て「破棄」である。更に、どのターミナルもアラートを指定しないので、これらターミナルはどれもアラートされない。
図7は、ターミナルを1つのネットワークエッジポイントからデタッチして別のネットワークエッジポイントにアタッチするハンドオフ手順を示す。接続転送の一部分として、そのターミナルに関連しているネットワークエッジポイント1のサービステーブルは、ネットワークエッジポイント2のサービステーブルに一体化するためにネットワークエッジポイント2へ転送される。図7に示すように、転送されるべき接続は、図6を参照して上述したプロビジョニング手順602及び接続設定手順603により、プロビジョニングサーバー601と、ネットワークエッジポイント1と、ターミナル500との間に確立される接続でよい。ある時点で、ターミナル500は、ネットワークエッジポイント1、またはネットワークポイント2、或いはその両方とのハンドオフ手順700を開始する。ネットワークエッジポイント1と2との間で接続転送が実施される。本発明による接続転送は、ハンドオフの間の進行中接続の中断を回避すると共に、ネットワークエッジポイント1との接続をクローズしてネットワークエッジポイント2との接続を設定するのに必要となる無線(over-the-air)シグナリングを回避する上で役立つ。
以上の詳細な説明は、本発明の特定の実施形態を例示するものであり、本発明をそれに限定するものではない。本発明の範囲内で多数の変更や修正が可能である。本発明は、特許請求の範囲に規定される。
パケットクラシファイア101及びパケットドロッパ102と関連して動作するフィルタマネージャ103を有する従来のネットワークファイアウオール100を示すブロック図である。 サービステーブルに基づいてQoSサービスを提供するためのクラシファイア201及びQoSメカニズム202を備えた従来のQoSイネーブル型通信システム200のブロック図である。 ネットワークエッジポイントまたはアクセスポイント302及び303を有するネットワーク301を備えた通信システム300を示す図である。 本発明の一実施形態によるネットワークエッジポイント400の機能的ブロック図である。 本発明によるターミナル500の機能的ブロック図である。 本発明の一実施形態によるプロビジョニングプロセスを示す。 ターミナルがあるネットワークエッジポイントからデタッチして、別のエッジポイントにアタッチするところのハンドオフ手順を示す図である。 ネットワークエッジポイントにおけるパケットプロセス手順801−805を例示するフローチャート800を示す図である。 ターミナルが接続設定要求メッセージを送信する接続設定手順を示す図である。
符号の説明
100・・・従来のネットワークファイアウオール、200・・・従来のQoSイネーブル型通信システム、300・・・通信システム、301・・・ネットワーク、302、303・・・ネットワークエッジポイント、304、305、306・・・ターミナル、400・・・ネットワークエッジポイント、401・・・クラシファイア、402・・・接続マネージャ、403・・・電力モードマネージャ、404・・・サービスマネージャ、405・・・プロビジョンマネージャ、406・・・ハンドオフマネージャ、407・・・QoSメカニズム、408・・・ドロッパ、500・・・ターミナル、501・・・接続マネージャ、502・・・電力モードマネージャ、503・・・ハンドオフマネージャ。

Claims (18)

  1. ターミナルとの接続を有するコンピュータネットワークのネットワークエッジポイントであって、
    前記ターミナルを行先として指定するパケットを前記コンピュータネットワークから受け取って、各パケットに分類を指定するネットワークインターフェイスプログラムと、
    前記分類されたパケットを入力として受け取り、前記パケットの分類と、前記ターミナルと、前記ターミナルに関連する現在の電力モードとに基づいて前記パケットへサービスをマップするサービステーブルにアクセスするサービスプログラムと、
    を備え、前記特定のサービスは、パケットを破棄することと、前記ターミナルをアラートすることとを含み、
    前記ターミナルは、電力モードの遷移を開始するときに、前記ネットワークエッジポイントにターミナルの現在電力モードを通知する、ネットワークエッジポイント。
  2. ターミナルとの接続を有するコンピュータネットワークのネットワークエッジポイントであって、
    前記ターミナルを行先として指定するパケットを前記コンピュータネットワークから受け取って、各パケットに分類を指定するネットワークインターフェイスプログラムと、
    前記分類されたパケットを入力として受け取り、前記パケットの分類と、前記ターミナルと、前記ターミナルに関連する現在の電力モードとに基づいて前記パケットへサービスをマップするサービステーブルにアクセスするサービスプログラムと、
    を備え、前記サービスプログラムは、ルールテーブルにアクセスして、パケット処理のためにターミナルを節電状態からアラートすべきかどうか決定し、
    前記特定のサービスは、前記ターミナルをアラートすることを含み、
    前記ターミナルは、電力モードの遷移を開始するときに、前記ネットワークエッジポイントにターミナルの現在電力モードを通知する、ネットワークエッジポイント。
  3. 前記ネットワークインターフェイスプログラムは、前記パケットに接続識別情報を指定する、請求項1又は2に記載のネットワークエッジポイント。
  4. 前記特定のサービスは、特定のクオリティ・オブ・サービスを含む、請求項1又は2に記載のネットワークエッジポイント。
  5. 前記サービスプログラムは、現在電力モードテーブルにアクセスして、前記ターミナルの現在の電力モードを決定する、請求項1又は2に記載のネットワークエッジポイント。
  6. 前記ネットワークエッジポイントと前記ターミナルとの間の接続を管理する接続プログラムを更に備える、請求項1又は2に記載のネットワークエッジポイント。
  7. 前記ネットワークエッジポイントから第2のネットワークエッジポイントへ前記接続を転送するハンドオフプログラムを更に備える、請求項1又は2に記載のネットワークエッジポイント。
  8. 前記接続が前記第2のネットワークエッジポイントへ転送されるときに、前記ターミナルに関連した前記サービステーブルの一部が前記第2のネットワークエッジポイントへ転送される、請求項に記載のネットワークエッジポイント。
  9. 前記パケットが複数の受信者としてのターミナルを指定するときには、各ターミナルは、少なくとも、前記複数の受信者としてのターミナルに対して指定されたサービスの最低のものを受ける、請求項1又は2に記載のネットワークエッジポイント。
  10. ターミナルとの接続を有するコンピュータネットワークのネットワークエッジポイントにサービスを提供する方法であって、
    前記ターミナルを行先として指定するパケットを前記コンピュータネットワークから受け取って、各パケットに分類を指定するステップと、
    前記パケットの分類と、前記ターミナルと、前記ターミナルに関連する現在の電力モードとに基づいてサービステーブルから前記パケットに対するサービスを決定するステップと、
    前記サービステーブルにおいて特定された前記サービスを提供するステップと、
    を含み、前記特定のサービスは、パケットを破棄することと、前記ターミナルをアラートすることとを含み、
    前記ターミナルは、電力モードの遷移を開始するときに、前記ネットワークエッジポイントにターミナルの現在電力モードを通知する、方法。
  11. ターミナルとの接続を有するコンピュータネットワークのネットワークエッジポイントにサービスを提供する方法であって、
    前記ターミナルを行先として指定するパケットを前記コンピュータネットワークから受け取って、各パケットに分類を指定するステップと、
    前記パケットの分類と、前記ターミナルと、前記ターミナルに関連する現在の電力モードとに基づいてサービステーブルから前記パケットに対するサービスを決定するステップと、
    前記サービステーブルにおいて特定された前記サービスを提供するステップと、
    ルールテーブルにアクセスして、パケット処理のためにターミナルを節電状態からアラートすべきかどうか決定するステップと、
    を含み、
    前記特定のサービスは、前記ターミナルをアラートすることを含み、
    前記ターミナルは、電力モードの遷移を開始するときに、前記ネットワークエッジポイントにターミナルの現在電力モードを通知する、方法。
  12. クラシファイアが前記パケットに接続識別情報を指定する、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記特定のサービスは、特定のクオリティ・オブ・サービスを含む、請求項10又は11に記載の方法。
  14. 現在電力モードテーブルにアクセスして、前記ターミナルの前記現在の電力モードを決定するステップを更に備える、請求項10又は11に記載の方法。
  15. 接続テーブルにおいて前記ターミナルとの接続を管理するステップを更に備える、請求項10又は11に記載の方法。
  16. 前記ターミナルが前記ネットワークエッジポイントから第2のネットワークエッジポイントへ前記接続を転送するときにハンドオフ手順に従うステップを更に備える、請求項10又は11に記載の方法。
  17. 前記接続が前記第2のネットワークエッジポイントへ転送されるときに、前記ターミナルに関連する前記サービステーブルの一部が前記第2のネットワークエッジポイントへ転送される、請求項11に記載の方法。
  18. 前記パケットが複数の受信者としてのターミナルを指定するときには、各ターミナルは、少なくとも複数の受信者としてのターミナルに対して指定されるサービスの最低のものを受ける、請求項10又は11に記載の方法。
JP2007518314A 2004-06-22 2005-06-22 電力モード認識のパケット通信方法及び装置 Active JP4689671B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US58168304P 2004-06-22 2004-06-22
US60/581,683 2004-06-22
US60141104P 2004-08-13 2004-08-13
US60/601,411 2004-08-13
US60504404P 2004-08-27 2004-08-27
US60/605,044 2004-08-27
PCT/US2005/022505 WO2006002379A2 (en) 2004-06-22 2005-06-22 Power mode aware packet communication method and apparatus

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008503990A JP2008503990A (ja) 2008-02-07
JP4689671B2 true JP4689671B2 (ja) 2011-05-25

Family

ID=35782367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007518314A Active JP4689671B2 (ja) 2004-06-22 2005-06-22 電力モード認識のパケット通信方法及び装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US7551568B2 (ja)
EP (1) EP1759538A4 (ja)
JP (1) JP4689671B2 (ja)
CN (1) CN101019441B (ja)
WO (1) WO2006002379A2 (ja)

Families Citing this family (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3886795B2 (ja) * 2001-12-10 2007-02-28 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システム、移動通信方法、移動端末及び通信基地局
US7557433B2 (en) 2004-10-25 2009-07-07 Mccain Joseph H Microelectronic device with integrated energy source
DE102004014739B4 (de) * 2004-03-25 2009-10-15 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Ratenabhängige Übertragungsverstärkungssteuerung für WLAN-Systeme
JP4689671B2 (ja) * 2004-06-22 2011-05-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 電力モード認識のパケット通信方法及び装置
US7675940B2 (en) * 2004-06-28 2010-03-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for providing cross-layer quality-of-service functionality in a wireless network
US20090040925A1 (en) * 2005-03-21 2009-02-12 Jarl Tomas Holmstrom DEVICE HAVING QUALITY OF SERVICE (QoS) CONFIRMATION AND METHOD FOR CONFIGURING QoS
CN1949934B (zh) * 2005-07-19 2010-09-22 三星电子株式会社 通信系统中调度数据的装置和方法
JP4481912B2 (ja) * 2005-10-06 2010-06-16 キヤノン株式会社 ネットワークデバイスおよびネットワークシステムおよびネットワークデバイスの省電力制御方法およびプログラム
WO2007072329A2 (en) * 2005-12-19 2007-06-28 Nxp B.V. A method of communication to a detached terminal via a network
JP4484226B2 (ja) * 2006-01-27 2010-06-16 Kddi株式会社 Ieee802.16を適用した中継局におけるサービス接続識別子の集約方法、プログラム及び中継局
JP4583312B2 (ja) * 2006-01-30 2010-11-17 富士通株式会社 通信状況判定方法、通信状況判定システム及び判定装置
US8917717B2 (en) * 2007-02-13 2014-12-23 Vonage Network Llc Method and system for multi-modal communications
US7672682B2 (en) * 2006-03-28 2010-03-02 Airvana, Inc. Managing page cycle periods of access terminals
JP4652276B2 (ja) * 2006-05-17 2011-03-16 富士通株式会社 通信システム及びそれに用いられる管理装置並びに中継装置
US20080043648A1 (en) * 2006-05-25 2008-02-21 Proximetry, Inc. Systems and methods for wireless resource management
KR101201668B1 (ko) * 2006-07-01 2012-11-15 삼성전자주식회사 광역 망에서의 방송 서비스 방법
US20080009328A1 (en) * 2006-07-05 2008-01-10 Motorola, Inc. Sleep mode optimization for reducing battery life in broadband wireless communication devices
US20110044258A1 (en) * 2006-12-01 2011-02-24 Canon Kabushiki Kaisha Method of management of resources for the transmission of a data content, corresponding computer program product, storage means and device
US8879448B2 (en) * 2006-12-22 2014-11-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for controlling power of WiMedia media access control device and method using the same
US7817042B2 (en) * 2007-02-23 2010-10-19 Cisco Technology, Inc. RFID tag management and operation
US8018862B2 (en) * 2007-03-16 2011-09-13 Cisco Technology, Inc. Probes for predictive determination of congestion based on remarking/downgrading of packets
US8064390B2 (en) 2007-04-27 2011-11-22 Research In Motion Limited Uplink scheduling and resource allocation with fast indication
EP2168288A4 (en) 2007-06-15 2014-01-08 Blackberry Ltd SYSTEM AND METHOD FOR REDUCING THE ROUTE ADJUSTMENT OVERHEAD
WO2008151411A1 (en) * 2007-06-15 2008-12-18 Research In Motion Limited System and method for large packet delivery during semi persistently allocated session
JP4877086B2 (ja) * 2007-06-15 2012-02-15 株式会社ナカヨ通信機 無線アクセスポイントおよび無線中継方法
WO2008151407A1 (en) 2007-06-15 2008-12-18 Research In Motion Limited System and method for semi-persistent and dynamic scheduling and discontinuous reception control
US8711851B1 (en) 2007-07-19 2014-04-29 American Megatrends, Inc. Multi-protocol data transfers
WO2009026291A2 (en) 2007-08-20 2009-02-26 Research In Motion Limited System and method for drx control and nack/ack
EP2413638B1 (en) 2007-09-14 2015-10-07 BlackBerry Limited System and method for discontinuous reception control start time
JP5103112B2 (ja) * 2007-09-21 2012-12-19 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムにおけるユーザ装置、基地局装置及び方法
US7835299B2 (en) * 2007-09-24 2010-11-16 Intel Corporation Method and system for power consumption reduction by network devices as a function of network activity
US8072917B2 (en) * 2007-10-31 2011-12-06 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus supporting adaptive decentralized traffic scheduling for wireless communications
US8111642B2 (en) * 2008-02-13 2012-02-07 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Using traffic patterns to improve sleep mode efficiency in a radio handset
US9084231B2 (en) * 2008-03-13 2015-07-14 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for acquiring and using multiple connection identifiers
JP2009294764A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法
US8310936B2 (en) * 2008-07-23 2012-11-13 International Business Machines Corporation Link services in a communication network
US8391882B2 (en) * 2008-10-22 2013-03-05 Qualcomm Incorporated Method and system for interference management in a spectrum shared by WAN and femto cells
US8526461B2 (en) 2008-11-10 2013-09-03 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus supporting adaptive decentralized traffic scheduling including a dynamic transmitter yielding threshold
US8582492B2 (en) 2008-11-10 2013-11-12 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus supporting adaptive decentralized traffic scheduling including a dynamic receiver yielding threshold
EP2227064B1 (en) * 2009-03-04 2014-01-15 Fujitsu Limited Improvements to short-range wireless networks
CN102104565B (zh) * 2009-12-17 2015-06-10 深圳富泰宏精密工业有限公司 调制解调器及电源节省方法
WO2011150983A1 (en) * 2010-06-03 2011-12-08 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Reducing network power consumption
CN102948233A (zh) * 2010-06-21 2013-02-27 瑞典爱立信有限公司 用于无线通信系统中寻呼的方法和装备
CA2806549C (en) 2010-07-26 2014-10-28 Seven Networks, Inc. Context aware traffic management for resource conservation in a wireless network
CN102378322B (zh) * 2010-08-11 2015-06-17 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 无线访问节点及其节省功耗的方法
TWI463895B (zh) * 2010-08-13 2014-12-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd 無線訪問節點及其節省功耗之方法
GB2499747B (en) * 2010-11-22 2014-04-09 Seven Networks Inc Aligning data transfer to optimize connections established for transmission over a wireless network
US20120184205A1 (en) * 2011-01-14 2012-07-19 Infineon Technologies Ag Stateful paging guard devices and methods for controlling a stateful paging guard device
US8898461B2 (en) * 2011-03-03 2014-11-25 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Battery authentication method and apparatus
US10678905B2 (en) 2011-03-18 2020-06-09 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Process for controlling battery authentication
US9473997B2 (en) * 2011-12-27 2016-10-18 Lg Electronics Inc. Method for offloading data in wireless communication system and apparatus for same
DE112011106072T5 (de) * 2011-12-29 2014-09-11 Intel Corporation Datenpaketverkehrsformung
US9549372B2 (en) * 2012-06-08 2017-01-17 Apple Inc. Adjusting radio dormancies in electronic devices based on receipt of unsolicited incoming packets
US20140157017A1 (en) 2012-12-05 2014-06-05 Qualcomm Incorporated Power management of communication devices
US9319473B2 (en) 2012-12-18 2016-04-19 Facebook, Inc. Mobile push notification
US9661657B2 (en) * 2013-11-27 2017-05-23 Intel Corporation TCP traffic adaptation in wireless systems
US9521562B2 (en) * 2014-10-16 2016-12-13 Qualcomm Incorporated Decoupling radio frequency (RF) and baseband processing
US10404787B1 (en) 2015-04-06 2019-09-03 EMC IP Holding Company LLC Scalable distributed data streaming computations across multiple data processing clusters
US10122806B1 (en) 2015-04-06 2018-11-06 EMC IP Holding Company LLC Distributed analytics platform
US10425350B1 (en) 2015-04-06 2019-09-24 EMC IP Holding Company LLC Distributed catalog service for data processing platform
US10541938B1 (en) 2015-04-06 2020-01-21 EMC IP Holding Company LLC Integration of distributed data processing platform with one or more distinct supporting platforms
US10509684B2 (en) 2015-04-06 2019-12-17 EMC IP Holding Company LLC Blockchain integration for scalable distributed computations
US10366111B1 (en) 2015-04-06 2019-07-30 EMC IP Holding Company LLC Scalable distributed computations utilizing multiple distinct computational frameworks
US10496926B2 (en) 2015-04-06 2019-12-03 EMC IP Holding Company LLC Analytics platform for scalable distributed computations
US10776404B2 (en) 2015-04-06 2020-09-15 EMC IP Holding Company LLC Scalable distributed computations utilizing multiple distinct computational frameworks
US10528875B1 (en) 2015-04-06 2020-01-07 EMC IP Holding Company LLC Methods and apparatus implementing data model for disease monitoring, characterization and investigation
US10860622B1 (en) 2015-04-06 2020-12-08 EMC IP Holding Company LLC Scalable recursive computation for pattern identification across distributed data processing nodes
US10515097B2 (en) 2015-04-06 2019-12-24 EMC IP Holding Company LLC Analytics platform for scalable distributed computations
US10791063B1 (en) 2015-04-06 2020-09-29 EMC IP Holding Company LLC Scalable edge computing using devices with limited resources
US10812341B1 (en) 2015-04-06 2020-10-20 EMC IP Holding Company LLC Scalable recursive computation across distributed data processing nodes
US10541936B1 (en) 2015-04-06 2020-01-21 EMC IP Holding Company LLC Method and system for distributed analysis
US10348810B1 (en) 2015-04-06 2019-07-09 EMC IP Holding Company LLC Scalable distributed computations utilizing multiple distinct clouds
US10511659B1 (en) 2015-04-06 2019-12-17 EMC IP Holding Company LLC Global benchmarking and statistical analysis at scale
US10706970B1 (en) 2015-04-06 2020-07-07 EMC IP Holding Company LLC Distributed data analytics
US10015106B1 (en) 2015-04-06 2018-07-03 EMC IP Holding Company LLC Multi-cluster distributed data processing platform
US10331380B1 (en) 2015-04-06 2019-06-25 EMC IP Holding Company LLC Scalable distributed in-memory computation utilizing batch mode extensions
US10505863B1 (en) 2015-04-06 2019-12-10 EMC IP Holding Company LLC Multi-framework distributed computation
US10656861B1 (en) 2015-12-29 2020-05-19 EMC IP Holding Company LLC Scalable distributed in-memory computation
CN108886678B (zh) * 2016-03-21 2020-03-10 华为技术有限公司 一种消息交互的方法、设备和系统
CN106452502A (zh) * 2016-09-30 2017-02-22 杭州升腾智能科技股份有限公司 一种慧屏系统
US10374968B1 (en) 2016-12-30 2019-08-06 EMC IP Holding Company LLC Data-driven automation mechanism for analytics workload distribution
US11638280B2 (en) * 2018-07-23 2023-04-25 Qualcomm Incorporated Quality of service (QOS) for uplink access in a wireless local area network (WLAN)
CN111202517B (zh) * 2020-02-03 2022-06-24 山东师范大学 一种睡眠自动分期方法、系统、介质及电子设备

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0983427A (ja) * 1995-09-14 1997-03-28 Toshiba Corp 移動通信システムおよびこのシステムで使用される移動通信網並びに移動通信装置
JP2003134156A (ja) * 2001-10-30 2003-05-09 Sony Corp 通信処理装置、および通信処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2003250179A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Toshiba Corp 無線端末局および無線通信システム
JP2004128949A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Nec Corp 無線端末装置及びそれを用いた無線通信システム
JP2004165791A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Fujitsu Ltd 複数の無線端末と通信可能な無線基地局用の装置、無線基地局と通信する無線端末、そのためのプログラムおよび方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI95984C (fi) * 1994-04-08 1996-04-10 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä ja järjestely sijainninhallintaa varten pakettidatasiirron yhteydessä matkaviestinjärjestelmässä
US6389008B1 (en) * 1998-12-21 2002-05-14 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Integrated radio telecommunications network and method of interworking an ANSI-41 network and the general packet radio service (GPRS)
US6631122B1 (en) * 1999-06-11 2003-10-07 Nortel Networks Limited Method and system for wireless QOS agent for all-IP network
US7110398B2 (en) * 2001-01-12 2006-09-19 Broadcom Corporation Packet tag for support of remote network function/packet classification
US7133372B2 (en) * 2001-06-29 2006-11-07 Intel Corporation Reducing power consumption in packet based networks with Quality of Service (QoS) features
US6980820B2 (en) * 2001-08-20 2005-12-27 Qualcomm Inc. Method and system for signaling in broadcast communication system
JP3886795B2 (ja) * 2001-12-10 2007-02-28 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システム、移動通信方法、移動端末及び通信基地局
US7269145B2 (en) * 2001-12-20 2007-09-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Mode transition method for wireless data service in a mobile station
JP3898965B2 (ja) * 2002-03-06 2007-03-28 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線リソース割り当て方法及び基地局
US7457973B2 (en) * 2003-06-20 2008-11-25 Texas Instruments Incorporated System and method for prioritizing data transmission and transmitting scheduled wake-up times to network stations based on downlink transmission duration
US7324468B2 (en) * 2003-09-10 2008-01-29 Broadcom Corporation System and method for medium access control in a power-save network
US7881191B2 (en) * 2003-11-12 2011-02-01 Utstarcom (China) Co. Ltd. Method and apparatus for downlink multi-channel packet combined scheduling in mobile communication system
US7433670B2 (en) * 2004-03-29 2008-10-07 Avaya Inc. Delivery of buffered frames to power saving stations in wireless local area networks
JP4689671B2 (ja) * 2004-06-22 2011-05-25 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 電力モード認識のパケット通信方法及び装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0983427A (ja) * 1995-09-14 1997-03-28 Toshiba Corp 移動通信システムおよびこのシステムで使用される移動通信網並びに移動通信装置
JP2003134156A (ja) * 2001-10-30 2003-05-09 Sony Corp 通信処理装置、および通信処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2003250179A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Toshiba Corp 無線端末局および無線通信システム
JP2004128949A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Nec Corp 無線端末装置及びそれを用いた無線通信システム
JP2004165791A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 Fujitsu Ltd 複数の無線端末と通信可能な無線基地局用の装置、無線基地局と通信する無線端末、そのためのプログラムおよび方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2006002379A2 (en) 2006-01-05
JP2008503990A (ja) 2008-02-07
CN101019441A (zh) 2007-08-15
US7551568B2 (en) 2009-06-23
EP1759538A4 (en) 2013-07-24
WO2006002379A3 (en) 2006-08-10
US20060002383A1 (en) 2006-01-05
EP1759538A2 (en) 2007-03-07
USRE44435E1 (en) 2013-08-13
CN101019441B (zh) 2011-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4689671B2 (ja) 電力モード認識のパケット通信方法及び装置
KR101514709B1 (ko) 무선 링크를 통한 애플리케이션-프록시 지원
JP5147946B2 (ja) 不連続送受信
US7916687B2 (en) Standby time improvements
JP4847541B2 (ja) データパケットトラフィック輻輳を解決する方法及び装置
EP1735960B1 (en) Optimizing the delivery of low-latency data in virtual lans
US7623505B1 (en) Method and system for label edge routing in a wireless network
US8155625B2 (en) Methods and apparatus for conserving energy used by a mobile device
US8249036B2 (en) Apparatus and method for multicast and broadcast service in broadband wireless access system
US9838319B2 (en) Encapsulation system featuring an intelligent network component
US20030112766A1 (en) Adaptive quality-of-service reservation and pre-allocation for mobile systems
JP5022477B2 (ja) トラフィックフローを区別する方法及び装置
US20090270120A1 (en) Method and apparatus for suppressing a response from a terminal operating in a group communications system
JP2023518859A (ja) マルチキャスト/ブロードキャストサービス配信の動的変更
US8433292B2 (en) Network based mobile user proxy and agent
US20230412497A1 (en) Packet flow management for quality of service (qos) flows in a private 5g network
US20070071018A1 (en) Method of filtering a plurality of data packets
Lee et al. Architectural perspective on collaborative multipath TCP in mobile environment
CN115002223A (zh) 流量调度管理系统及方法
KR20090108992A (ko) 무선 동기 시스템 기반의 오버레이 망에서 우선적으로 망접속을 제공하는 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4689671

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250