JP2003249890A - 携帯端末 - Google Patents

携帯端末

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JP2003249890A
JP2003249890A JP2002048933A JP2002048933A JP2003249890A JP 2003249890 A JP2003249890 A JP 2003249890A JP 2002048933 A JP2002048933 A JP 2002048933A JP 2002048933 A JP2002048933 A JP 2002048933A JP 2003249890 A JP2003249890 A JP 2003249890A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費量の増加を抑制しつつ、スムーズな
起動を可能とする携帯端末を提供する。 【解決手段】 携帯端末の開閉を検出する開閉検出手段
と、CPUへの電力供給の増減を行う電力供給手段と、
時間情報を取得するための時間取得手段と、前記開閉検
出手段により前記携帯端末の開閉が検出されたとき、時
間取得手段により取得された時間情報に応じて前記電力
供給手段が電力供給を増加あるいは減少を開始するよう
に制御する制御手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力供給を制御可
能な携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機本体を2つの部分に分割
し、これらをヒンジ機構などにより連結することで折り
たたみ可能な構成を備えている折り畳み式の携帯端末が
多くなっている。このような折りたたみ式の携帯端末に
関して、特開平7−15493号に端末の開閉に応じて
通話状態と通話保留状態とを切り替える方法が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記折りたたみ式の携
帯端末では、端末を閉じて(折りたたんで)いる場合
は、使用者がこの端末を利用していない状態であること
が多い。従って、携帯端末の開閉に応じて通話と通話保
留の切り替えだけでなく、送信機能や表示画面の切り替
えを行いたいという要望がある。
【0004】しかし、電源ON/OFFする際に電力を
消費するため、携帯端末の頻繁な開閉に同期して送信機
能や表示画面の電源ON/OFFを行うと、電力消費量
が増加するという問題が生じる。使用者は、携帯端末を
特に使用していない場合であっても手持ち無沙汰などの
理由から意味もなく端末の開閉を行うことがある。この
ような開閉動作に伴い電源のON/OFFが繰り返され
ると、電力が消費され待受可能時間が減少するという問
題が発生する。
【0005】また、携帯端末が複数のCPUを利用して
いるような場合には、複数のCPUに対して同期をとり
ながら電源のON/OFF制御を行わなければならず、
ソフトウェアあるいはシステム処理が煩雑になるという
問題がある。また、電源ON/OFFに時間を要するよ
うな携帯端末の場合、端末の起動時間が長くなるといっ
た問題が発生する。
【0006】そこで、本発明は消費電力を抑制可能な携
帯端末を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にかかる携帯端末はCPUを有してなる折り
たたみ式の携帯端末であって、前記携帯端末の開閉を検
出する開閉検出手段と、前記CPUへの電力供給の増減
を行う電力供給手段と、時間情報を取得するための時間
取得手段と、前記開閉検出手段により前記携帯端末の開
閉が検出されたとき、時間取得手段により取得された時
間情報に応じて前記電力供給手段が電力供給を増加ある
いは減少を開始するように制御する制御手段と、を備え
てなる構成とする。また、第1及び第2のCPUを備え
ている携帯端末であって、前記第1および第2のCPUへ
の電力供給の増減を行う電力供給手段と、前記第1のC
PUへの電力供給の増加あるいは減少を開始した後に、
前記第2のCPUへの電力供給の増加あるいは減少を開
始するように前記電力供給手段を制御する制御手段と、
を備えている構成とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1に、本発明の実施形態にかかる携
帯端末の外観例を示す。図1(a)が端末を開いた状態
であり、図1(b)が端末を閉じた状態を示している。
【0009】携帯端末1は折りたたみ用の2つの部分か
ら構成され、一方の側にアンテナ2、受話部3、外部ス
イッチ4、メイン表示画面5などを配置する。外部スイ
ッチ4は端末の側面、もしくは外面に配置され、利用者
は端末を閉じた状態においても操作することができる。
また、メイン表示画面5は利用者に対して各種情報を表
示するための画面であり、端末を開いた状態で確認可能
となる。この画面には、例えば電波の受信状況、メール
受信の有無、バッテリ残量などの情報や、日時情報など
を表示する。一方、携帯端末1を構成する他方の部分に
は、入力キー7、送話用のマイク8などを配置する。利
用者は、この入力キー7を用いて文字や数字などの入力
を行う。また、携帯端末1には、折りたたみ端末の開閉
を検出する開閉スイッチ6を配置する。
【0010】図1(b)に示すサブ表示画面9は、端末
を閉じた外側に設けられる表示部であり、端末を閉じた
状態であっても、着信状況や電波の受信状況、メール受
信の有無、バッテリ残量などの情報を確認することがで
きる。
【0011】図2は、本発明の実施形態にかかる携帯端
末の構成例を示したブロック図である。この携帯端末に
おいて、電話回線の発着信制御は、電話アンテナ20と
無線制御部21により行う。無線制御部21は通話など
の基本的な信号の送受信を制御しており、電話アンテナ
20により基地局への電波の送受信を行う。
【0012】端末制御部15は、無線制御部21や利用
者への情報の表示を行うためのLCD22、利用者から
の入力を受け付ける入力キー23など、利用者が情報の
やり取りを実現できるように端末全体を制御する。ま
た、情報処理プログラムおよび各種データを記憶する記
憶部17を制御し、記憶部17への情報保存あるいは記
憶部17からの情報取得を実行する。
【0013】また、スイッチ19は、マナーモードの切
り替えや、音声メモの起動など携帯端末に備えられた種
々の機能に切り替えるためのスイッチである。そして、
開閉検出部18は、図1に示したような開閉スイッチ6
のように、折りたたみ式端末の開閉を検出するためのも
のである。この開閉検出部18により端末「閉」あるい
は「開」が検出された場合、電力供給制御部14は、制
御処理プログラムを実行するCPU13と電源制御部1
2への電力供給を制御する。電源制御部12は、この電
力供給制御部14からの電力制御に基づいて、LED1
1を制御することによりLCD22や入力キー23のバ
ックライト制御を行う。また、端末制御部15は、開閉
検出部18により開閉が検出された際に、時刻管理部1
6から現在時刻などの情報を取得したり、タイマーのカ
ウント処理などを行う。
【0014】図3は、本発明の実施形態にかかる携帯端
末において、端末を開いた状態から、端末を閉じる場合
に行う第1の処理手順を示したものである。
【0015】ステップS101は、端末が閉じた状態で
あるか否かを検出する処理である。端末「閉」と検出す
ると、ステップS102に移行し、LCD22に表示さ
れている画面の消去を行う。例えば、図1に示す携帯電
話のようにメイン表示画面5とサブ表示画面9を備えて
いる場合には、メイン表示画面5に表示されている画面
のみを消去するようにする。そして、ステップS103
においてLED11がONとなっているか否かの判定を行
う。LED11がONになっている場合はステップS1
04においてLED11をOFFにし、ステップS10
5に移行する。
【0016】ステップS105は、端末を閉じてからC
PUを待機状態にするまでの遅延時間t1を設定する処
理である。ステップS105において所定の遅延時間t
1を設定した後、ステップS106に移行してt1秒の
タイマーをスタートする。
【0017】タイマースタート後、ステップS107に
おいて、端末を閉じてからt1秒が経過したか否かを判
定する処理を行う。本実施形態では、端末「閉」の検出
ステップS101から、タイマーをスタートするステッ
プS106までが短い時間α(≒0)で行われるものと
し、ステップS107は実際には端末を閉じてから(t
1+α)秒が経過したか否かを判定する。t1秒が経過
した場合、ステップS108に移行してCPUを待機状
態へと遷移する。一方、t1秒が経過していない場合は
ステップS109に移行する。ここで、t1秒経過前に
携帯端末が開けられた場合はステップS110に進んで
タイマーt1をクリアする。端末が「閉」のままであれ
ば、ステップS107に戻ってt1秒のカウントを継続
する。
【0018】ここで、CPUが「実行(ON)状態」と
は利用者の操作や外部からの着信動作などによって制御
処理プログラムを実行している状態をいう。「待機状
態」とは、制御処理プログラムの実行を停止し、レジス
タの内容を消去等している状態をいい、必要とする電力
が実行状態に比べて少ない。この待機状態で着信やキー
入力などのイベントがあると、実行状態へと遷移するこ
とができる。また、「OFF状態」とは、例えば携帯端
末の電源を切った場合など、着信やキー入力などのイベ
ントに対して携帯端末が応答できない状態を意味する。
但し、OFF状態であっても、携帯端末に電源を投入す
るための操作は受け付け可能である。
【0019】図4に、端末の開閉操作と供給電力量との
関係を示す。図においては、CPU「ON状態」で必要
な電力をP2、「待機状態」で必要な電力をP1と記載
した。また、端末「閉」の検出に要する時間や、電力供
給を削減するための処理時間などは無視できるものとし
て記述している。
【0020】図4(a)(b)は、図3に示した処理手
順における供給電力量の変化を示したものである。端末
を閉じるとカウントを開始し、t1秒が経過するまでは
CPUをOnに維持する。そのまま端末が閉じたままで
あれば、ポイント71においてCPUを待機状態にする
(図4(a))。このように、端末が所定時間閉じたま
まであった場合にCPUを待機状態にすることにより、
無用な電力消費を抑制することができる。
【0021】また、図4(b)は、t1秒が経過する前
のポイント72において端末が開けられた場合を示して
いる。すなわち、図3のステップS109からステップ
S110に移行した場合に対応しており、CPUは待機
状態に遷移することなくOnの状態を維持する。これに
対して、端末の開閉に伴って供給電力を変化させた場合
は、図4(c)に示すようにON状態と待機状態が繰り
返されることになり、CPUに負担がかかる。また、図
示していないが、状態移行を行うために電力が消費され
るため、かえって消費電力が増加することになる。しか
し、本実施形態ではt1秒経過したか否かを判断し、判
断結果に基づきCPUへの電力供給を変化させることに
より、短時間に状態移行が繰り返されることを防止し、
CPUへ過度の負担がかかることを防止することができ
るとともに、電力消費を抑制することができる。
【0022】尚、遅延時間t1は予め登録した固定値で
もよいし、携帯端末の利用者が予め任意の時間を選択、
設定するような形式としてもよい。利用者によって携帯
端末の使い方は様々であるため、利用者が自己の使い方
に応じて遅延時間を選択できるようにすることにより、
使い勝手を向上することができる。さらに、携帯端末利
用者の特徴、例えば頻繁に端末の開閉を繰り返すかとい
った情報や、端末の開閉を繰り返す際の時間間隔などの
情報を取得し、これらの情報に基づいて遅延時間t1秒
を設定するようにしても良い。これにより、使用者がわ
ざわざ遅延時間を設定することなく、利用者の使い方に
応じたCPU状態制御を行うことができる。
【0023】また、第1の処理手順では、ステップS1
02で画面表示の消去を行い、ステップS104でLE
DをOFFにする処理手順としたが、処理の順序はこれ
に限るものではない。例えば、ステップS102やステ
ップS103、S104を、ステップS108と同時に
行うようにしても良い。また、ステップS108におい
てCPUを待機状態にしたが、CPU以外のモジュール
あるいはクロックを停止するようにしても構わない。
【0024】また、ステップS109において端末が
「開」か「閉」かの判定を行うようにしているが、端末
「開」によって割込み信号を発生する構成としてもよ
い。このように割込み信号を発生させる場合、周期的に
「開閉」確認を行う必要がなく、処理手順を簡素化する
ことができる。
【0025】図5は、端末を開いた状態から、端末を閉
じる場合に行う第2の処理手順を示したものである。図
3と同一機能部分には同じ番号を付し、特に必要のない
限りその説明を省略する。図5の処理において図3と異
なるのは、端末「閉」の検出後、CPU「中間待機状
態」を経て、CPU「待機状態」へと遷移させる点であ
る。ここで、「中間待機状態」とは、例えば制御処理プ
ログラムの実行を停止しているが、レジスタの情報など
を消去しない状態をいう。
【0026】ステップS101において端末「閉」を検
出すると、ステップS202に移行し、遅延時間t2お
よびt3の設定を行う。ここで、t2はCPU「ON」
からCPU「中間待機状態」への遷移時間、t3はCP
U「中間待機状態」からCPU「待機状態」への遷移時
間を表している。ステップS203においてt2秒のタ
イマーをスタートさせた後、ステップS204でt2秒
が経過したか否かを判定する。図3と同様に、t2秒が
経過する前に端末が「開」となった場合は、ステップS
204からステップS208、ステップS209へと移
行し、タイマーt2をクリアする。このとき、CPUの
状態は「ON」のままである。
【0027】一方、端末「閉」のままでt2秒が経過し
た場合は、ステップS205においてタイマーt3をス
タートさせ、さらにステップS206においてCPUを
「中間待機」状態へと遷移させる。ステップS207
は、t3秒の経過を監視する処理である。t3秒経過前
に端末「開」が検出された場合は、ステップS210か
らステップS211へと進み、CPUを「ON」にす
る。これにより、CPUは中間待機状態からステップS
206より前のON状態へと戻される。ステップS21
2はタイマーt3のカウントを中止する処理で、その後
携帯端末は端末を開いた状態となる。中間待機状態中に
利用者が端末を開かなかった場合は、t3秒経過後にス
テップS207からステップS108に移行して、CP
Uを「待機」状態へと遷移させる。
【0028】なお、図5における遅延時間t2とt3は
個別に設定可能であるが、例えば同一時間を設定するよ
うにしても勿論構わない。また、携帯端末のシステム構
成によっては、ステップS206をCPU待機状態と
し、ステップS108をCPUOffの状態とすること
も可能である。
【0029】また、図には記載していないが、通話中に
端末が閉じられた場合には、CPUを「中間待機状態」
に遷移させる前に終話処理を行うようにすることで、回
線切断などの処理を適切に行うことができる。図5の場
合、例えば、終話処理を行った後ステップS202に移
行するようにすればよい。
【0030】図6に、開閉操作と供給電力量との関係を
示す。図6は、図5に示した処理手順と対応している。
図において、中間待機状態に要する電力をP1’と示し
てある。図6(a)は、ステップS101からステップ
S108に至る処理を行った場合の供給電力量の変化を
示したものである。図6(a)において、ポイント80
は、携帯端末が「開」から「閉」に変化した時点を示し
ている。このポイント80から遅延時間t2秒後のポイ
ント81において、図5のステップS206の処理が実
行される。すなわち、CPUの状態が「ON」から「中
間待機」へと遷移し、供給電力が減少する。さらに、端
末「閉」の状態でt3秒が経過すると、ポイント82に
おいてステップS108の処理が行われ、CPUは「待
機」状態に遷移する。
【0031】図6(b)は、CPUが「中間待機」状態
のときに、再び端末が「開」となった場合の電力供給量
の変化を示したものである。この場合も、端末「閉」
後、t2秒が経過したポイント81において、CPUが
「中間待機」状態へと遷移する。この時点からt3秒が
経過する前のポイント83において再び携帯端末が開け
られた場合、図5に示したステップS211およびステ
ップS212の処理が実行され、CPUは「中間待機」
から「ON」へと立ち上がる。その後、携帯端末が再び
「閉」となるか、あるいは携帯端末を開けたままで一定
時間何の操作も行われない状態となるまで、CPUは
「ON」のままとなる。
【0032】第2の処理手順のように、一旦「中間待機
状態」にすることにより、「待機状態」からCPUをO
Nにする場合に比べて、起動時に必要な時間および消費
電力を抑制できる。また、「中間待機状態」ではレジス
タやメモリの内容を消去せず、書いている途中のメール
等を保護できるため、いきなり文章が消えてしまうこと
を防止し、利用者の使い勝手を向上することができる。
以上、本発明を折りたたみ式の携帯端末に適用した場合
について説明したが、折りたたみ式の携帯端末に限ら
ず、一定期間操作がない場合に本実施形態のように段階
的に電源をOFFしても良い。
【0033】図7は、本発明の実施形態にかかる携帯端
末において、端末の開閉を繰り返した場合に実行する動
作の処理手順を示している。図7に示す処理は、端末
「開閉」の回数をカウント、および端末の開閉間隔を測
定する処理を行うことを特徴としている。
【0034】携帯端末が開かれると、ステップS401
によって端末「開」が検出され、ステップS402へと
移行する。ステップS402は、端末の開閉回数を記憶
している変数「開閉カウント(N0)」の値を確認する
処理である。開閉カウントが0回であった場合、ステッ
プS403に進んで、現在時刻h1を記憶保存する処理
を行う。開閉カウントが1回以上となっているときは、
ステップS402からステップS404へと移行して開
閉カウントのカウントアップを行う。ステップS405
は端末「閉」を検出する処理であり、利用者が端末を閉
じた場合に次のステップS406へと進む。端末が開か
れている間、携帯端末では利用者が行っている操作に対
応した別の処理が実行されるが、本実施形態では省略す
る。
【0035】ステップS406以降は、端末「閉」時の
処理手順である。ステップS406で開閉カウントが2
未満、すなわち開閉カウントが0か1であった場合、ス
テップS414へと移行してCPUを待機状態へと遷移
させ、処理を終了する。一方、ステップS406で開閉
カウントが2以上と判定された場合、ステップS407
において、その時点(端末を閉じた時点)での時刻h2
を取得する。ステップS408は、ステップS403と
ステップS407で取得した時刻より、端末を開いてか
ら閉じるまでの時間(h2−h1)を計算する処理であ
る。図7の場合の端末「開」時間(h2−h1)は、ス
テップS406における判定値を2以上としていること
から、端末開閉を2回繰り返した際の各所用時間「開」
+「閉」+「開」を合計した時間となる。
【0036】次に、ステップS409において、上記で
求めた端末「開」時間(h2−h1)と、予め設定した
値(((N0−1)×2+1)×T)との大小比較が行
われる。ここで、N0は端末開閉カウントであり、図7
の例では初回は2となる。Tは予め設定した時間間隔で
ある。端末「開」時間(h2−h1)が設定値よりも長
い場合、連続開閉が行われていないと判断して、ステッ
プS413で開閉カウントのクリア(N0=0)を実行
し、続いてステップS414でCPUを待機状態とす
る。
【0037】一方、ステップS409において、端末
「開」時間(h2−h1)が設定値より短かった場合、
すなわち短時間のうちに開閉を繰り返したと判定される
場合は、ステップS410に移行して、CPUを待機状
態に落とすまでの遅延時間t4を設定する。ステップS
411はタイマーt4のカウントを開始する処理である
が、端末「閉」のままでt4秒が経過した場合は、ステ
ップS412からステップS413へと移行して開閉カ
ウントをクリアし、ステップS414でCPUを待機状
態に遷移させる。この場合、次に端末を開けた場合、開
閉カウントは1からカウントする。
【0038】ステップS412において、t4秒経過前
に再び端末が「開」となった場合は、ステップS415
からステップS416に進んでタイマーt4のクリアを
行った後、再びステップS402へと移行する。この時
点で、端末の連続開閉は継続していると判断されるた
め、CPUはONのままであり、開閉カウントは維持さ
れている。すなわち、ステップS402における開閉カ
ウントは2以上であり、ステップS404で開閉カウン
トがカウントアップされる。以降、端末「開」時間の長
短に応じて処理が繰り返される。
【0039】図8に、端末を複数回、開け閉めした場合
の供給電力量の変化を示す。 図8(a)は、端末開閉
の度にCPUは「On」と「待機」の状態遷移を行う場
合を示している。図8(b)は、図7の処理手順により
制御した場合を示している。ポイント90と91で示さ
れる1回目の端末開閉時には、図8(a)と同様の処理
が行われる。ポイント91は携帯端末が「開」から
「閉」に変化する点であるが、1回目の端末「閉」時に
は図7におけるステップS406からステップS414
に至る処理が実行され、端末「閉」と同時にCPUが待
機状態に遷移する。さらに続けて端末の開閉を行った場
合、図7のステップS406からステップS407に処
理が移行する。ここで、図8(b)では端末「開」の時
間が設定値よりも短い場合について示している。この場
合、図7におけるステップS409は「Yes」と判定
され、ステップS410に移行する。
【0040】ポイント93は2回目の端末「閉」に相当
している。ここで、図7に示す処理手順では、ステップ
S406における判定カウントを2としているため、2
回目の端末「閉」以降、CPUをOnのままで維持する
ための処理を実行する。t4秒経過前に端末が開けられ
た場合、ステップS416を経て再び端末「開」の状態
であるステップS402へと戻る。このとき、CPUの
状態は「On」のままであり、「待機」状態には遷移し
ない。
【0041】同様にポイント94は3回目の端末「閉」
を示している。端末「閉」の検出後、ステップS411
でt4秒のタイマーがセットされるが、t4秒が経過す
るポイント95よりも前に端末が再び「開」となってい
る。このため、ステップS412からステップS416
へ移行し、CPUは「On」のままで維持する。
【0042】ポイント96は、4回目の端末「閉」を示
している。2回目、3回目の端末「閉」と同様に、ステッ
プS411でt4秒のタイマーをセットする。ここで
は、t4秒が経過するまでに端末が「開」とならなかっ
た場合を示した。この場合、図7の処理はステップS4
12からステップS413へと移行し、さらにステップ
S414においてCPUを待機状態に落とす処理を行
う。これにより、端末「閉」となるポイント96からt
4秒後のポイント97において、CPUが「On」から
「待機」状態へと遷移する。
【0043】図7に示した実施形態では、携帯端末の開
閉が繰り返して行われている場合にはCPUをOnのま
まの状態で維持し、端末の開閉が一定時間行われなかっ
た場合にはCPUを待機状態に遷移するように制御す
る。これにより、開閉を繰り返さないような通常の使用
状況においては、端末「閉」とほぼ同時にCPUを待機
状態に落とすことができるとともに、短い間隔で端末の
開閉が繰り返された場合はCPUをONあるいはCPU
待機の状態を維持することにより、無用な電力消費の抑
制をすることができる。
【0044】なお、以上の説明では、ステップS406
における開閉カウントの判定値を2としたが、判定に用
いる数値は自由に設定して構わない。これにより、利用
者の携帯端末使用形態に適した制御を行うことができ
る。また、ステップS409の設定値についても限定す
るものではなく、利用者が自由に設定できるようにして
も良い。さらに、遅延時間t4は固定値である必要はな
く、例えば端末の開閉回数の増加に合わせて段階的に変
化させるような設定としてもよい。
【0045】次に、CPUを複数個持つ携帯端末におけ
る処理手順について説明する。図9は、CPUを複数個
持つ携帯端末を開いている状態から、閉じた際に行う処
理手順を示している。ここで、CPU2個に対して状態
制御を行う点以外については、基本的な処理の流れは、
図5に示した手順とほぼ同じである。図5と同一機能部
分には同じ番号を付し、特に必要のない限りその説明を
省略する。
【0046】端末が閉じられると、ステップS502に
おいて、遅延時間tc1およびtc2の設定を行う。t
c1はCPU1に対する遅延時間であり、ここではCP
U1を「ON」から「OFF」状態に遷移させる際の遅
延時間を示している。tc2は、CPU2を「ON」か
ら「待機」状態に遷移させる時間を表している。ステッ
プS503においてtc1秒のタイマーをスタートさせ
た後、ステップS504でtc1秒が経過したか否かを
判定する。tc1秒が経過する前に端末が「開」となっ
た場合は、ステップS509からステップS510へと
移行し、タイマーtc1をクリアする。このとき、CP
U1、CPU2はともに「ON」のままの状態である。
【0047】一方、端末「閉」のままでtc1秒が経過
した場合、ステップS505においてタイマーtc2を
スタートし、ステップS506においてCPU1を「O
FF」状態へと遷移させる。ステップS507は、tc
2秒の経過を監視する処理である。もしtc2秒経過前
に端末「開」が検出された場合は、ステップS511か
らステップS512へと移行して、CPU1を再び「O
N」にする。ステップS513はタイマーtc2のカウ
ントを中止する処理であり、その後、携帯端末は端末
「開」の状態で必要な処理が実行される。本実施形態で
は、CPU1がOFFであっても、CPU2によりタイ
マー動作などの処理を行う。
【0048】ステップS507でtc2秒が経過した場
合、すなわち利用者がその間に端末を開かなかった場合
は、ステップS508に移行してCPU2を「待機」状
態へと遷移させる。この時、端末は閉じられた状態にあ
って、図9に示した実施携帯の場合、CPU1は「OF
F」、CPU2は「待機」状態となる。
【0049】本実施形態は、複数のCPUへの電力供給
を段階的に落とすことを特徴とする。例えば起動に時間
が多くかかるCPUを待機状態に保持し、他のCPUを
OFFとすることができるため、消費電力を抑制しつ
つ、着信やキー入力等のイベントに対して応答性を良好
にすることができる。
【0050】なお、図9における遅延時間tc1とtc
2は、自由に設定可能である。また、各CPUの状態に
ついても、携帯端末のシステム構成に応じて種々の組み
合わせが可能である。例えば、ステップS506におけ
るCPU1の状態を「待機」としても構わないし、ステ
ップS508のCPU2が「OFF」であっても勿論構
わない。
【0051】以上の処理手順においては、携帯端末を閉
じた場合に行われる電源OFFの処理について説明を行っ
てきたが、これに限らず、携帯端末を開いた際に行われ
る電源ONの状態を制御することも可能である。例えば、
端末を閉じてから次に開くまでの時間間隔が短い場合に
は、電源ONを遅延させるようにしてもよい。 以下、携
帯端末を開いた際の電源制御について説明する。図10
は、CPUを複数個持つ携帯端末において、端末を開い
た際に行う処理手順を示している。なお、図10に示し
た例では、端末「閉」の状態でCPU1が待機状態、C
PU2がOff状態にあるものとして説明する。
【0052】ステップS401において端末「開」が検
出された場合、ステップS602に進んでCPU1をO
nへと遷移させる。このときCPU2はまだOffのま
まである。ステップS603は現在時刻h1を取得する
処理である。ステップS604は、ステップS603で
取得したh1を基に、前回の端末「開」から今回の端末
「開」までの時間間隔を計算する。その後、ステップS
605でh1をh0として保存する。
【0053】ステップS606は、先に求めた時間間隔
(h1−h0)が、設定値よりも短いか否かを判定する
ための処理である。ここで、端末「開」の間隔(h1−
h0)が設定値(T)以下であった場合、ステップS6
07に移行して開閉カウントを加算する。なお開閉カウ
ントは、短時間のうちに端末開閉が繰り返されたかどう
かを判別するためのフラグである。このため、端末
「開」の間隔(h1−h0)が長かった場合には、ステ
ップS606からステップS615に分岐して開閉カウ
ントがクリアされる。すなわち、この時点で端末の連続
開閉は行われていないと判断される。この場合、開閉カ
ウントクリア後、ステップS614に移行してCPU2
をOnにする。これにより、端末「開」に合わせてCP
U1とCPU2はともにOnとなる。
【0054】ステップS608は、開閉カウントが設定
値(N)を超えているか否かを判別する処理である。開
閉カウントが設定値に満たない場合は、ステップS61
4に移行してCPU2を直ちにOnへと遷移させる。
【0055】一方、開閉カウントが設定値以上であった
場合、ステップS609でt6秒のタイマーをセット
し、次にステップS610においてCPU2をスタンバ
イ状態へと移行させる。CPU2のスタンバイ状態は、
一般的にOnの状態に比べて消費電力が小さい、あるい
は、Offの状態に比べてOnへの遷移時間が短いとい
った特徴を持つ。なお、ここではCPUの状態として説
明したが、例えば周辺回路を含むシステムの状態を制御
するようにしても構わない。
【0056】ステップS611は端末「閉」を検出する
処理である。t6秒が経過すると、ステップS613で
開閉カウントをクリアし、ステップS614でCPU2
をOnにする。
【0057】一方、ステップS611の状態で端末が閉
じられた場合、ステップS616とステップS617が
実行される。すなわち、CPU2はスタンバイ状態から
Offへと遷移し、CPU1はOnから待機状態へと遷
移する。
【0058】以上述べたように、上記図10の処理によ
り、端末「開」時の起動処理においてCPU1とCPU
2の状態制御を各々個別に行うことが可能となる。これ
により、端末の開閉が連続的に繰り返された場合に、C
PUの不要なOn動作を抑制することができ、携帯端末
の動作信頼性を向上させることが可能となる。また、不
要な連続On/Offを行わないことにより、携帯端末
における電力消費量を抑えることができる。
【0059】なお、上記実施例では、端末「開」の時間
間隔を求める場合について記述したが、例えば端末
「閉」の時間間隔を求めるなどの構成としてもよい。ま
た、CPUの状態や処理手順などについてもこれに限る
ものではなく、例えばステップS610で行うCPU2
のスタンバイ状態への遷移を行わないなど、種々の構成
をとり得る。
【0060】以上の図9および図10に示した実施形態
では、本発明を折りたたみ式の携帯端末に適用し、この
端末を開閉を契機として複数のCPUへの電力供給を段
階的に増減する場合について説明を行った。しかし、折
りたたみ式の携帯端末への適用に限定するものではな
く、複数のCPUを備えた携帯端末の電力供給制御に適
用しても良い。この場合、端末の開閉検出に代えてキー
入力の有無を検出し、所定時間キー入力がない場合に
は、複数のCPUへの電力供給を段階的に減らしていく
ようにすることにより、消費電力を抑制しつつ、スムー
ズな再起動を行うことができる。また、携帯端末に圧力
センサーを設け、利用者がこの携帯端末を握っていな
い、すなわち利用していないと判断した場合に、複数の
CPUへの電力供給を段階的に落としていくようにして
も良い。
【0061】以上、各実施形態では、携帯端末の開閉時
にCPUもしくは携帯端末構成部品への電力供給状態を
制御する場合について述べてきたが、これに限らずメイ
ン表示画面やサブ表示画面への表示タイミング、あるい
は表示内容などを制御するようにしてもよい。また、例
えば外部LEDなどの点灯制御を行うような実施形態と
しても構わない。
【0062】また、携帯端末の状態に応じて、携帯端末
開閉時の電力供給制御方法を変えるようにしてもよい。
例えば、他の人からの不在着信がある場合やメール着信
がある場合、或いはサブLCDに表示するような情報が
ある場合に、電力供給の状態制御を変えるような実施形
態としてもよい。さらに、スケジュール情報などとリン
クして、携帯端末利用者に告知することが望ましい情報
がある場合に、携帯端末開閉時の電力供給制御方法を変
化させるような構成とすることも可能である。
【0063】以上のように、携帯端末の開閉に伴う端末
への電源供給タイミングを制御することにより、端末構
成部位への不要な電力供給を抑えるとともに、携帯端末
システムにおける起動/終了処理を安定して行うことが
できる。また、携帯端末の開閉が短時間のうちに繰り返
される場合に状態遷移を制御するようにしたので、消費
電力の増加を抑制しつつ、端末の起動をスムーズに行う
ことができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、消費電力を抑制可能な
携帯端末を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる携帯端末の外観例を
示す図である。
【図2】本発明の実施形態にかかる携帯端末の構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる携帯端末における第
1の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態にかかる携帯端末における開
閉操作と供給電力量との関係を示す図である。
【図5】本発明の実施形態にかかる携帯端末における第
2の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態にかかる携帯端末における開
閉操作と供給電力量との関係を示す図である。
【図7】本発明の実施形態にかかる携帯端末における第
3の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態にかかる携帯端末における開
閉操作と供給電力量との関係を示す図である。
【図9】本発明の実施形態にかかる携帯端末における第
4の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態にかかる携帯端末における
第5の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…携帯端末、2…アンテナ、3…受話部、4…外部ス
イッチ、5…メイン表示画面、6…開閉スイッチ、7…
入力キー、8…マイク、9…サブ表示画面、11…LE
D、12…電源制御部、13…CPU、14…電力供給
制御部、15…端末制御部、16…時刻管理部、17…
記憶部、18…開閉検出部、19…スイッチ、20…ア
ンテナ、21…無線制御部、22…LCD、23…入力
キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜崎 健一 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所デジタルメディア製品事業部 内 (72)発明者 滝澤 和之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB17 GG02 GG08 5K067 AA43 BB04 EE02 HH21 HH22 HH23 KK05 KK13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUを有してなる折りたたみ式の携帯端
    末において、 前記携帯端末の開閉を検出する開閉検出手段と、 前記CPUへの電力供給の増減を行う電力供給手段と、 時間情報を取得するための時間取得手段と、 前記開閉検出手段により前記携帯端末の開閉が検出され
    たとき、時間取得手段により取得された時間情報に応じ
    て前記電力供給手段が電力供給を増加あるいは減少を開
    始するように制御する制御手段と、 を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】折りたたみ式の携帯端末において、 前記携帯端末の開閉を検出する開閉検出手段と、 前記開閉検出手段により検出された前記携帯端末の開閉
    回数を記憶する記憶手段と、 前記開閉検出手段により前記携帯端末の開閉が検出され
    る時間間隔を検出する時間間隔検出手段と、 前記携帯端末を構成する要素への電力供給の増減を行う
    電力供給手段と、 前記記憶手段から取得した前記携帯端末の開閉回数およ
    び前記時間間隔検出手段により検出された時間間隔に応
    じて、前記電力供給手段が電力供給の増加あるいは減少
    を開始するように制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の携帯端末におい
    て、 前記制御手段は、前記電力供給手段が電力供給の増減を
    段階的に行うよう制御することを特徴とする携帯端末。
  4. 【請求項4】CPUを有してなる折りたたみ式の携帯端
    末において、 前記携帯端末の開閉を検出する開閉検出手段と、 前記CPUへの電力供給量の増減を行う電力供給手段
    と、 前記開閉検出手段により前記携帯端末の開閉が検出され
    てから所定時間が経過したとき前記CPUへの電力供給
    量を増加あるいは減少するように前記電力供給手段を制
    御し、前記開閉検出手段により前記携帯端末の開閉が検
    出されてから所定時間が経過する前に前記携帯端末の開
    閉が検出されたとき前記CPUへの電力供給量を維持す
    るように前記電力供給手段を制御する制御手段と、 を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  5. 【請求項5】第1及び第2のCPUを備えている携帯端
    末であって、 前記第1および第2のCPUへの電力供給の増減を行う電
    力供給手段と、 前記第1のCPUへの電力供給の増加あるいは減少を開
    始した後に、前記第2のCPUへの電力供給の増加ある
    いは減少を開始するように前記電力供給手段を制御する
    制御手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末。
  6. 【請求項6】請求項1ないし5のいずれかに記載の携帯
    端末において、 前記携帯端末が通話中の状態にあるときに前記開閉検出
    手段により前記携帯端末が閉じられたことを検出した場
    合、前記携帯端末の通話を終わらせるための終話処理を
    行った後に、前記電力供給手段を制御するようにしたこ
    とを特徴とする携帯端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006042177A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Nec Corp 省電力化装置、携帯端末及び省電力化方法
WO2008007512A1 (fr) * 2006-07-14 2008-01-17 Nec Corporation Terminal radio et procédé de recherche de station de base par voie de terminal radio
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CN102222472A (zh) * 2007-11-13 2011-10-19 Nec卡西欧移动通信株式会社 终端装置及存储介质

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