JP2003249322A - コネクタ及び半導体部品取付装置 - Google Patents

コネクタ及び半導体部品取付装置

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JP2003249322A
JP2003249322A JP2002047186A JP2002047186A JP2003249322A JP 2003249322 A JP2003249322 A JP 2003249322A JP 2002047186 A JP2002047186 A JP 2002047186A JP 2002047186 A JP2002047186 A JP 2002047186A JP 2003249322 A JP2003249322 A JP 2003249322A
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socket
terminal
male
plug
internal
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JP2002047186A
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English (en)
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Shigeru Murayama
茂 村山
Masanori Kaneko
雅則 金子
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に、かつ精度良く嵌合することができる
コネクタ及び半導体部品取付装置を提供する。 【解決手段】 コネクタ10は、オス型内部ソケット端
子22と、メス型外部ソケット端子24とを有するソケ
ット部20と、オス型内部ソケット端子22を収容可能
な空間部と、オス型内部ソケット端子22と嵌合可能で
あって、オス型内部ソケット端子22が空間部に収容さ
れたときにオス型内部ソケット端子22と対向するよう
に設けられたメス型内部プラグ端子32と、オス型内部
ソケット端子22がメス型内部プラグ端子32と嵌合す
るときに、メス型外部ソケット端子24と嵌合するオス
型外部プラグ端子34とを有するプラグ部30とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ及び半導
体部品取付装置に関する。特に本発明は、容易に嵌合さ
せることができ、また、精度よく信号を伝搬させること
ができるコネクタ及び半導体部品取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体試験装置等の装置に半導体
部品を接続する半導体部品取付装置は、半導体部品が挿
入されるソケットボード部と、そのソケットボード部に
ケーブルを介して電気的に接続されるマザーボード部と
を有する。従来の半導体部品取付装置においては。ケー
ブルをソケットボード部及びマザーボード部に半田付け
することによりソケットボード部とマザーボード部とを
電気的に接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の半導体
部品の高度化・複雑化に伴い、半導体部品を格納するパ
ッケージが多様化し、またパッケージングされた半導体
部品のピン数も様々になってきた。そのため、半導体部
品取付装置は種々の半導体部品に対応して設けられる必
要がある。
【0004】しかしながら従来の半導体部品取付装置
は、半導体部品が挿入されるソケットボード部及び半導
体試験装置に接続されるマザーボード部が、半田付けに
よりケーブルに接合されているため、種類の異なる半導
体部品を試験する場合に、半導体部品取付装置全体を交
換する必要があった。そのため従来の半導体試験装置で
は、半導体部品取付装置の交換に長い時間を要し、試験
時間を増大させ、しいては試験コストの増大を招くとい
う問題があった。そこで、容易に交換することができる
半導体部品取付装置が望まれていた。
【0005】また、種々の半導体部品を試験するには、
それぞれの半導体部品の種類に対応する半導体部品取付
装置を用意する必要がある。半導体部品取付装置は非常
に高価であり、従来の半導体部品取付装置では、種々の
半導体部品に対応する半導体部品取付装置全体を用意す
る必要があるため、試験コストが増大するという問題を
も生じていた。
【0006】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるコネクタ及び半導体部品取付装置を提供する
ことを目的とする。この目的は特許請求の範囲における
独立項に記載の特徴の組合せにより達成される。また従
属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、オス型内部ソケット端子と、メス型外部ソ
ケット端子とを有するソケット部と、オス型内部ソケッ
ト端子を収容可能な空間部と、オス型内部ソケット端子
と嵌合可能であって、オス型内部ソケット端子が空間部
に収容されたときにオス型内部ソケット端子と対向する
ように設けられたメス型内部プラグ端子と、オス型内部
ソケット端子がメス型内部プラグ端子と嵌合するとき
に、メス型外部ソケット端子と嵌合するオス型外部プラ
グ端子とを有するプラグ部とを備えることを特徴とする
コネクタを提供する。
【0008】空間部は、オス型内部ソケット端子の軸方
向に略平行な方向からオス型内部ソケット端子を収容し
てよく、メス型内部プラグ端子はオス型内部ソケット端
子の軸方向に略垂直な方向からオス型内部ソケット端子
を収容してよい。
【0009】コネクタは、ソケット部及びプラグ部のい
ずれか一方を、オス型内部ソケットが空間部に収容され
た第1位置とオス型内部ソケットがメス型内部プラグ端
子に嵌合した第2位置との間で移動させるスライダをさ
らに備えてよい。スライダは、ソケット部及びプラグ部
のいずれか一方を、オス型内部ソケットの軸方向と略垂
直な方向に移動させてよい。
【0010】スライダは、プラグ部の空間部に対応する
位置に挿入孔を有し、ソケット部とプラグ部との間に挿
入されているプレート、オス型内部ソケットが挿入口及
び空間部に収容された状態で、プレートをオス型内部ソ
ケットの軸方向と略垂直な方向に移動させてオス型内部
ソケットをメス型内部プラグに嵌合させる駆動手段とを
有してよい。
【0011】コネクタは、複数のソケット部にそれぞれ
対応する複数のプラグ部と、それぞれのオス型内部ソケ
ットが対応する空間部に収容された状態で、複数のソケ
ット部又は複数のプラグ部のいずれか一方を、各オス型
内部ソケットの軸方向と略垂直な方向に移動させてそれ
ぞれのオス型内部ソケットを対応するメス型内部プラグ
に同時に嵌合させるスライダを備えてよい。
【0012】メス型内部プラグ端子は、空間部の方向に
広がるテーパ部を有してよい。また、メス型外部ソケッ
ト端子は、オス型内部ソケット端子が空間部に収容され
たときにオス型外部プラグ端子と対向する方向に広がる
テーパ部を有してよい。
【0013】オス型外部プラグ端子はメス型内部プラグ
端子を囲むように閉じて設けられてよく、プラグ部は、
メス型内部プラグ端子とオス型外部プラグ端子との間に
誘電部材を有し、オス型外部プラグ端子と誘電部材とに
より空間部を形成してよい。
【0014】コネクタは、信号が伝搬する芯線と、芯線
の周囲に芯線と絶縁されて設けられたシールド線とを有
する同軸ケーブルを更に備えてもよく、芯線は、メス型
内部プラグに電気的に接続され、シールド線は、オス型
外部プラグに電気的に接続されてよい。
【0015】本発明の第2の形態によると、半導体部品
が接続される半導体部品取付装置であって、オス型内部
ソケット端子と、メス型外部ソケット端子とを含み、半
導体部品が挿入されるソケット部を有するソケットボー
ド部と、オス型内部ソケット端子を収容可能な空間部
と、オス型内部ソケット端子と嵌合可能であって、オス
型内部ソケット端子が空間部に収容されたときにオス型
内部ソケット端子と対向するように設けられたメス型内
部プラグ端子と、オス型内部ソケット端子がメス型内部
プラグ端子と嵌合するときに、メス型外部ソケット端子
と嵌合するオス型外部プラグ端子とを有するプラグ部と
を備えたことを特徴とする半導体部品取付装置を提供す
る。
【0016】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須
であるとは限らない。
【0018】図1は、本発明の一実施形態に係るコネク
タ10を示す断面図である。コネクタ10は、オス型内
部ソケット端子22と、メス型外部ソケット端子24と
を含むソケット部20と、オス型内部ソケット端子22
と嵌合可能なメス型内部プラグ端子32と、オス型内部
ソケット端子22がメス型内部プラグ端子32と嵌合す
るときに、メス型外部ソケット端子24と嵌合するオス
型外部プラグ端子34とを有するプラグ部30とを含
む。
【0019】コネクタ10は、信号が伝搬する芯線(図
示しない)と、芯線の周囲に芯線と絶縁されて設けられ
たシールド線(図示しない)とを有する同軸ケーブル5
0をさらに有してもよい。この場合、芯線はメス型内部
プラグ32に電気的に接続され、シールド線はオス型外
部プラグ34に電気的に接続されてよい。同軸ケーブル
50の他端は、例えば試験装置等の装置に接続されるの
が好ましい。
【0020】同軸ケーブル50は、試験装置等の装置に
接続される他端側にもメス型内部プラグ端子32と、オ
ス型外部プラグ端子34とを含むプラグ部30を有して
もよい。この場合、試験装置等の装置は、オス型内部ソ
ケット端子22と、メス型外部ソケット端子24とを有
するソケット部20を有するのが好ましい。同軸ケーブ
ル50の両端にプラグ部30が接続されることにより、
種々の装置を同軸ケーブル50により容易に電気的に接
続することができる。また、同軸ケーブル50は、ソケ
ット部20に接続されるように設けられてもよい。
【0021】図2は、図1に示したソケット部20とプ
ラグ部30を示す図である。図2(a)は、プラグ部3
0を示す断面図である。プラグ部30は、メス型内部プ
ラグ端子32とオス型外部プラグ端子34との間に誘電
部材36を有してよい。
【0022】図2(b)は、図2(a)におけるA−
A’断面図である。プラグ部30は、オス型内部ソケッ
ト端子22を収容可能な空間部38を有する。メス型内
部プラグ端子32は、オス型内部ソケット端子22が空
間部38に収容されたときにオス型内部ソケット端子2
2と対向するように設けられるのが好ましい。また、メ
ス型内部プラグ端子32は、空間部38の方向に広がる
テーパ部を有するのが好ましい。オス型外部プラグ端子
34はメス型内部プラグ端子32を囲むように閉じて設
けられてもよい。また、オス型外部プラグ端子34と誘
電部材36とにより空間部38を形成するのが好まし
い。
【0023】図2(c)は、ソケット部20を示す断面
図である。ソケット部20は、プラグ部30が挿入され
たときにプラグ部30を収容するハウジング26を有す
る。図2(d)は図2(c)におけるB−B’断面図で
ある。メス型外部ソケット端子24は、オス型内部ソケ
ット端子22がプラグ部30の空間部38に収容された
ときにオス型外部プラグ端子34と対向する方向に広が
るテーパ部を有するのが好ましい。また、ハウジング2
6は、オス型内部ソケット端子22がプラグ部30の空
間部38に収容されたときにオス型外部プラグ端子34
を収容する空間を有するのが好ましい。
【0024】コネクタ10は、ソケット部20及びプラ
グ部30のいずれか一方を、オス型内部ソケット22が
空間部38に収容された第1位置とオス型内部ソケット
22がメス型内部プラグ端子32に嵌合した第2位置と
の間で移動させるスライダ40をさらに有してよい。ス
ライダ40は、ソケット部20及びプラグ部30のいず
れか一方を、オス型内部ソケット22の軸方向と略垂直
な方向に移動させてよい。本実施形態において、スライ
ダ40は、プラグ部30のオス型外部プラグ端子34に
対応する位置に挿入孔42を有し、ソケット部20とプ
ラグ部30との間に挿入されるプレートを有してよい。
また、図示しないが、スライダ40は、プラグ部30が
挿入孔42に挿入された状態でプレートをオス型内部ソ
ケット22の軸方向と略垂直な方向に移動させる駆動手
段を有してもよい。
【0025】コネクタ10は、スライダ40を有するこ
とにより、ソケット部20のオス型内部ソケット端子2
2をプラグ部30の空間部38に挿入した状態でプラグ
部30をオス型内部ソケット端子の軸方向と略垂直な方
向に移動させることにより、ソケット部20とプラグ部
30とを嵌合させることができる。また、本実施形態に
おいて、ソケット部20のメス型外部ソケット端子24
及びプラグ部30のメス型内部プラグ端子32は、それ
ぞれ挿入されるオス型外部プラグ端子34及びオス型内
部ソケット端子22と対向する方向に広がるテーパ部を
有するので、ソケット部20とプラグ部30とを容易に
嵌合することができる。即ち、本実施形態におけるコネ
クタ10によれば、ソケット部20とプラグ部30とを
ZIF(Zero Insertion Force)
で嵌合することができる。
【0026】他の例において、スライダ40は、プラグ
部30の空間部38に対応する位置に挿入孔を有し、ソ
ケット部20とプラグ部30との間に挿入されるプレー
トを有してよい。この場合、スライダ40の駆動手段
は、オス型内部ソケット22がスライダ40のプレート
の挿入口及び空間部38に収容された状態で、プレート
をオス型内部ソケット22の軸方向と略垂直な方向に移
動させてオス型内部ソケット22をメス型内部プラグ3
2に嵌合させる。
【0027】図3は、ソケット部20とプラグ部30と
の関係を示す図である。図3(a)は、ソケット部20
のオス型内部ソケット端子22がプラグ部30の空間部
38に挿入された状態を示す上面断面図である。このと
き、ソケット部20のメス型外部ソケット端子24はプ
ラグ部30のオス型外部プラグ端子34に対向する位置
に挿入される。メス型外部ソケット端子24とオス型外
部プラグ端子34とは、無理な力がかからない状態で対
向する位置に挿入されるのが好ましい。
【0028】 図3(b)は、ソケット部20のオス型内
部ソケット端子22がプラグ部30のメス型内部プラグ
端子32と嵌合した状態を示す上面断面図である。図3
(a)の状態で、ソケット部20を矢印の方向に押圧す
ると、オス型内部ソケット端子22がメス型内部プラグ
端子32に挿入され、オス型内部ソケット端子22とメ
ス型内部プラグ端子32とが嵌合する。また、このとき
同時にオス型外部プラグ端子34がメス型外部ソケット
端子24に挿入され、オス型外部プラグ端子34とメス
型外部ソケット端子24とが嵌合する。
【0029】本実施形態において、コネクタ10のソケ
ット部20及びプラグ部30は、オス型内部ソケット端
子22とメス型内部プラグ端子32、及びメス型外部ソ
ケット端子24とオス型外部プラグ端子34とがそれぞ
れ嵌合するので、精度よく接続することができる。ま
た、ソケット部20又はプラグ部30のいずれか一方を
オス型内部ソケット端子22の軸方向に略垂直な方向に
移動させることにより、容易にオス型内部ソケット端子
22とメス型内部プラグ端子32、及びメス型外部ソケ
ット端子24とオス型外部プラグ端子34とをそれぞれ
嵌合することができる。
【0030】図3(c)は、図3(a)におけるC−
C’断面図である。ここでは説明を簡略にするためにソ
ケット部20とスライダ40のみを示す。このとき、オ
ス型内部ソケット端子22の軸22aとメス型内部プラ
グ端子32の軸32aとは一致していない。この状態
で、スライダ40を矢印の方向に移動させると、プラグ
部30も同時に矢印の方向に移動する。これにより、図
3(b)に示したように、ソケット部20がプラグ部3
0に嵌合する。
【0031】図3(d)は、図3(b)におけるD−
D’断面図である。このとき、オス型内部ソケット端子
22の軸22aとメス型内部プラグ端子32の軸32a
とは一致して、オス型内部ソケット端子22はメス型内
部プラグ端子32に挿入される。
【0032】コネクタ10は、複数のソケット部20
と、複数のソケット部20にそれぞれ対応する複数のプ
ラグ部30とを有してよい。この場合、スライダ40
は、それぞれのオス型内部ソケット22が対応する空間
部38に収容された状態で、複数のソケット部20又は
複数のプラグ部30のいずれか一方を、各オス型内部ソ
ケット22の軸方向と略垂直な方向に移動させてそれぞ
れのオス型内部ソケット22を対応するメス型内部プラ
グ32に同時に嵌合させてよい。
【0033】図4は、本発明の他の実施形態に係る半導
体部品取付装置100を模式的に示す斜視図である。半
導体部品取付装置100は、例えば半導体部品90を半
導体部品90の電気的特性を試験する試験装置等の装置
に電気的に接続する。半導体部品取付装置100が半導
体部品92を試験装置に接続する場合、試験装置から出
力された半導体部品90を試験するための試験信号は、
半導体部品取付装置100を介して半導体部品90に供
給される。また、半導体部品90から出力された出力信
号は半導体部品取付装置100を介して試験装置に供給
される。試験装置は、半導体部品取付装置100を介し
て半導体部品90から供給された信号に基づき半導体部
品90の良否を判定する。
【0034】半導体部品取付装置100は、半導体部品
90が接続されるソケットボード部112と、ソケット
ボード部112と嵌合され、ソケットボード部112と
電気的に接続されるマザーボード部122とを有する。
ソケットボード部112は、図1〜図3を用いて説明し
たソケット部20とソケット部20に電気的に接続され
た配線基板とを含むソケットボード110を有する。ソ
ケットボード部112は複数のソケットボード110を
含んでよい。また、各ソケットボード110は複数のソ
ケット部20を含むのが好ましい。
【0035】マザーボード部122は、図1〜図3を用
いて説明したプラグ部30と、プラグ部30を格納する
ハウジングとを含むボードスペーサ120を有する。プ
ラグ部30のソケット部20と接続されない方の一端
は、プラグ部30と試験装置とを電気的に接続する同軸
ケーブルに接続される。
【0036】半導体部品取付装置100は、図1〜図3
を用いて説明したスライダ40を有する。スライダ40
は、複数のソケットボード110及び複数のボードスペ
ーサ120の間にわたって設けられた一つのプレート
(図示しない)を有してもよい。本実施形態において、
スライダ40は、各ソケットボード110及び対応する
ボードスペーサ120の間に設けられた複数のプレート
を有する。そして、スライダ40は、複数のプレートを
連結するスライダ連結部130を有してよい。スライダ
連結部130は、例えば格子状に配列された複数のソケ
ットボード110及び複数のボードスペーサ120の組
合せのうちのある一列における複数のプレートを連結し
てよい。この場合、スライダ40は、複数のスライダ連
結部130を有してよい。そして、スライダ40は、複
数のスライダ連結部130を連動させるスライダ連動部
132をさらに有してよい。スライダ連結部130及び
スライダ連動部132は、複数のプレートを一括して駆
動する駆動手段であってよい。
【0037】本実施形態における半導体部品取付装置1
00によると、ソケットボード部112に接続される半
導体部品90のパッケージやピン数などの種類が異なる
場合に、ソケットボード部112を交換するだけで種々
の半導体部品90を試験装置と電気的に接続することが
できる。そのため、半導体部品を試験する試験装置全体
のコストを下げることができ、半導体部品の試験コスト
を下げることができる。
【0038】図5は、図4に示したスライダ40のスラ
イダ連結部130及びスライダ連動部132を示す上面
図である。図5(a)に示すように、スライダ連動部1
30は、複数のスライダ連結部130を駆動する偏心カ
ムであるのが好ましい。本実施形態においてスライダ連
動部132は、スライダ連結部130と嵌合し、スライ
ダ連結部130を滑動させる嵌合部134を有する。こ
こで嵌合部134は、円弧形状を有する溝部又は開口部
であるのが好ましい。スライダ40は、例えばアクチュ
エータ等の駆動手段を有してよい。スライダ40は、駆
動手段によりスライダ連動部132を所定の方向に移動
するように駆動する。この場合、所定の方向とは、スラ
イダ連結部130の長手方向と略垂直な方向であってよ
い。スライダ連動部132が所定の方向に駆動されるこ
とにより、スライダ連結部130は嵌合部134におい
て滑動し、スライダ連動部132が移動する方向と略垂
直な方向に移動する。このとき、複数のスライダ連結部
130が同時に、スライダ連動部132が移動する方向
と略垂直な方向に移動するので、それぞれのスライダ連
結部130に接続された複数のプレートもスライダ連結
部130と同時に移動する。そのため、スライダ40に
よりプラグ部30がソケット部20のオス型内部ソケッ
ト端子22の軸方向と略垂直な方向に移動されるので、
ソケットボード110が有するソケット部20と、ボー
ドスペーサ120が有するプラグ部30とが嵌合され
る。
【0039】また、他の例において、図5(b)に示す
ように、スライダ連結部130は、スライダ連動部13
2に固定されるように設けられてもよい。このとき、ス
ライダは例えばアクチュエータ等の駆動手段により、ス
ライダ連動部を所定の方向に移動するように駆動してよ
い。この場合、所定の方向とは、スライダ連結部130
の長手方向と略平行な方向であってよい。スライダ連動
部132が所定の方向に移動されることにより、スライ
ダ連結部130もスライダ連動部132と同時に移動す
る。このとき、複数のスライダ連結部130が同時に、
スライダ連動部132と同じ方向に移動するので、それ
ぞれのスライダ連結部130に接続された複数のプレー
トもスライダ連結部130と同時に移動する。そのた
め、スライダ40によりプラグ部30がソケット部20
のオス型内部ソケット端子22の軸方向と略垂直な方向
に移動されるので、ソケットボード110が有するソケ
ット部20と、ボードスペーサ120が有するプラグ部
30とが嵌合される。
【0040】本実施形態において、スライダ40がスラ
イダ連結部130及びスライダ連動部132を有するの
で、複数のソケットボード110及び対応するボードス
ペーサ120の間にそれぞれ含まれる複数のプレートを
一括して移動させることができる。そのため、複数のソ
ケット部20を対応するプラグ部30に一括して嵌合さ
せることができる。また、図5(a)に示した例におい
て、スライダ連動部132が偏心カム機構を有すること
により、精度良くプレートを駆動させることができる。
【0041】本実施形態において、半導体部品取付装置
100は、メモリテスタ等に含まれるハイフィックスに
用いられてもよい。この場合、マザーボード部122
は、パフォーマンスボード(PB)及びスペーシングフ
レーム(SPCF)を含んでよい。また、ソケットボー
ド部112は、ICソケット及びソケットボードを含ん
でよい。ソケットボード部112は、複数のソケットボ
ードが固定されたソケットボードフレームを有してもよ
い。本実施形態による半導体部品取付装置100を試験
装置に用いることにより、ソケットボード部112を取
り替えるだけで品種の異なる種々のデバイスの電気的特
性を試験することができる。
【0042】図6は、ソケットボード110及びボード
スペーサ120の他の例を示す斜視図である。本実施例
においてソケットボード110及びボードスペーサ11
0は、スライダ40と、スライダ40を外部に設けられ
た治具140を用いて駆動するための嵌合部138とを
有する。図6(a)に示すように、嵌合部138におい
て、治具140を用いて回転運動を直線運動に変換する
ことにより、スライダ40を駆動させてもよい。
【0043】また、図6(b)に示すように、治具14
0は、複数のスライダを一括して駆動する機構であって
よい。本実施例においては、回転運動を直線運動に変換
して治具140を駆動する治具駆動部142を更に有
し、治具駆動部142を回転させることによりスライダ
を駆動し、複数のスライダを一括して駆動する。
【0044】図7は、図4に示した半導体部品取付装置
100の他の例を示す上面図である。本実施例におい
て、半導体部品取付装置100は、プローバ200であ
る。プローバ200は、放射状に設けられた複数のソケ
ットボード110を有する。本実施例におけるソケット
ボード110は、図5を用いて説明したのと同様の構成
及び機能を有してよい。各ソケットボード110は、複
数のソケット部20を有してよい。本実施例において、
プローバ200は、複数のプラグ部30を有するプロー
ブカード(図示しない)を有してよい。プローバ200
は、プローブカードのプラグ部30を複数のソケットボ
ード110の複数のソケット部に嵌合してウェハの試験
を行う。プローブカードは図5を用いて説明したボード
スペーサ120と同様の構成及び機能を有してよい。ソ
ケットボード110は、プローブカードの複数のプラグ
部30にそれぞれ対応する複数のソケット部20を有す
るのが好ましい。
【0045】プローブカードは、プローバ200の略中
心に載置されるウェハに試験信号を供給する複数のプロ
ーブピンを有してよい。複数のプローブピンは、プラグ
部30のソケット部20と接続されない他端と電気的に
接続される。プローバ200は、複数のソケットボード
110及びプローブカードを介してウェハに試験信号を
供給する。
【0046】本実施例においても、プローバ200は、
スライダ40を有するのが好ましい。そして、プローバ
200は、スライダ40により、複数のソケット部を複
数のプラグ部に一括して嵌合させるのが好ましい。
【0047】本実施例において、プローバ200は、ソ
ケット部20を有するソケットボード110と、プラグ
部30を有するボードスペーサ120であるプローブカ
ードとを備えることにより、効率よく試験信号を伝送
し、ウェハに試験信号を供給することができる。
【0048】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施形態に、多様な変更または
改良を加えることができる。そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0049】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば容易に嵌合させることができ、また、精度よく信
号を伝搬させることができるコネクタ及び半導体部品取
付装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタを示す断面
図である。
【図2】図1に示したソケット部とプラグ部を示す図で
ある。
【図3】図1に示したソケット部とプラグ部との関係を
示す図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る半導体部品取付装
置を模式的に示す斜視図である。
【図5】図4に示したスライダのスライダ連結部及びス
ライダ連動部を示す上面図である。
【図6】ソケットボード及びボードスペーサの他の例を
示す斜視図である。
【図7】図4に示した半導体部品取付装置100の他の
例を示す上面図である。
【符号の説明】
10・・コネクタ、20・・ソケット部、22・・オス
型内部ソケット端子、24・・メス型外部ソケット端
子、26・・ハウジング、30・・プラグ部、32・・
メス型内部プラグ端子、34・・オス型外部プラグ端
子、36・・誘電部材、38・・空間部、40・・スラ
イダ、50・・同軸ケーブル、90・・・半導体部品、
100・・半導体部品取付装置、110・・ソケットボ
ード、112・・ソケットボード部、120・・ボード
スペーサ、122・・マザーボード部、130・・スラ
イダ連結部、132・・スライダ連動部、134・・嵌
合部、138・・嵌合部、140・・治具、142・・
治具駆動部、200・・プローバ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オス型内部ソケット端子と、メス型外部
    ソケット端子とを有するソケット部と、 前記オス型内部ソケット端子を収容可能な空間部と、前
    記オス型内部ソケット端子と嵌合可能であって、前記オ
    ス型内部ソケット端子が前記空間部に収容されたときに
    前記オス型内部ソケット端子と対向するように設けられ
    たメス型内部プラグ端子と、前記オス型内部ソケット端
    子が前記メス型内部プラグ端子と嵌合するときに、前記
    メス型外部ソケット端子と嵌合するオス型外部プラグ端
    子とを有するプラグ部とを備えることを特徴とするコネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記空間部は、前記オス型内部ソケット
    端子の軸方向に略平行な方向から前記オス型内部ソケッ
    ト端子を収容し、 前記、メス型内部プラグ端子は前記オス型内部ソケット
    端子の軸方向に略垂直な方向から前記オス型内部ソケッ
    ト端子を収容することを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ソケット部及び前記プラグ部のいず
    れか一方を、前記オス型内部ソケットが前記空間部に収
    容された第1位置と前記オス型内部ソケットが前記メス
    型内部プラグ端子に嵌合した第2位置との間で移動させ
    るスライダをさらに備えることを特徴とする請求項1記
    載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記スライダは、前記ソケット部及び前
    記プラグ部のいずれか一方を、前記オス型内部ソケット
    の軸方向と略垂直な方向に移動させることを特徴とする
    請求項2に記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記スライダは、 前記プラグ部の前記空間部に対応する位置に挿入孔を有
    し、前記ソケット部と前記プラグ部との間に挿入される
    プレートと、 前記オス型内部ソケットが前記挿入口及び前記空間部に
    収容された状態で、前記プレートを前記オス型内部ソケ
    ットの軸方向と略垂直な方向に移動させて前記オス型内
    部ソケットを前記メス型内部プラグに嵌合させる駆動手
    段とを有することを特徴とする請求項2又は3に記載の
    コネクタ。
  6. 【請求項6】 複数の前記ソケット部と、 前記複数のソケット部にそれぞれ対応する複数の前記プ
    ラグ部と、 それぞれの前記オス型内部ソケットが対応する前記空間
    部に収容された状態で、前記複数のソケット部又は前記
    複数のプラグ部のいずれか一方を、各前記オス型内部ソ
    ケットの軸方向と略垂直な方向に移動させてそれぞれの
    前記オス型内部ソケットを対応する前記メス型内部プラ
    グに同時に嵌合させるスライダを備えることを特徴とす
    る請求項1に記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記メス型内部プラグ端子は、前記空間
    部の方向に広がるテーパ部を有することを特徴とする請
    求項1記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記メス型外部ソケット端子は、前記オ
    ス型内部ソケット端子が前記空間部に収容されたときに
    前記オス型外部プラグ端子と対向する方向に広がるテー
    パ部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記オス型外部プラグ端子は前記メス型
    内部プラグ端子を囲むように閉じて設けられ、 前記プラグ部は、前記メス型内部プラグ端子と前記オス
    型外部プラグ端子との間に誘電部材を有し、前記オス型
    外部プラグ端子と前記誘電部材とにより前記空間部を形
    成することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  10. 【請求項10】 信号が伝搬する芯線と、前記芯線の周
    囲に前記芯線と絶縁されて設けられたシールド線とを有
    する同軸ケーブルを更に備え、 前記芯線は、前記メス型内部プラグに電気的に接続さ
    れ、前記シールド線は、前記オス型外部プラグに電気的
    に接続されることを特徴とする請求項1記載のコネク
    タ。
  11. 【請求項11】 半導体部品が接続される半導体部品取
    付装置であって、 オス型内部ソケット端子と、メス型外部ソケット端子と
    を含み、前記半導体部品が挿入されるソケット部を有す
    るソケットボード部と、 前記オス型内部ソケット端子を収容可能な空間部と、前
    記オス型内部ソケット端子と嵌合可能であって、前記オ
    ス型内部ソケット端子が前記空間部に収容されたときに
    前記オス型内部ソケット端子と対向するように設けられ
    たメス型内部プラグ端子と、前記オス型内部ソケット端
    子が前記メス型内部プラグ端子と嵌合するときに、前記
    メス型外部ソケット端子と嵌合するオス型外部プラグ端
    子とを有するプラグ部とを備えたことを特徴とする半導
    体部品取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054320A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Yamaichi Electronics Co Ltd 同軸多芯コネクタ
WO2009034620A1 (ja) * 2007-09-11 2009-03-19 Advantest Corporation コネクタ、導電部材、その製造方法、パフォーマンスボードおよび試験装置
CN102420359A (zh) * 2011-10-26 2012-04-18 镇江日鑫电子有限公司(中外合资) 插针连接器

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