JP2003249090A - メモリ装置 - Google Patents

メモリ装置

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JP2003249090A
JP2003249090A JP2002044174A JP2002044174A JP2003249090A JP 2003249090 A JP2003249090 A JP 2003249090A JP 2002044174 A JP2002044174 A JP 2002044174A JP 2002044174 A JP2002044174 A JP 2002044174A JP 2003249090 A JP2003249090 A JP 2003249090A
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power supply
supply voltage
circuit
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Koichi Yamada
光一 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの入力インバータ回路で全ての電源電圧を
カバーすることが可能なメモリ装置を提供する。 【解決手段】このメモリ装置の出力回路14は、電源電
圧Vccに依存する出力を生成するバイアス回路40
と、共通データ線CDLがゲートに入力されるPチャネ
ルトランジスタ31およびNチャネルトランジスタ32
を含むインバータ回路35と、インバータ回路35の電
源電圧Vcc側に接続され、バイアス回路40の出力が
ゲートに入力されるPチャネルトランジスタ33とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリ装置に関
し、より特定的には、出力回路を有するメモリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランジスタからなるメモリセル
に製造工程で情報が書き込まれるマスクROM(リード
オンリーメモリー)が知られている。以下、メモリセル
を構成するトランジスタをセルトランジスタと呼ぶ。た
とえば、情報“1”を書き込む場合には、セルトランジ
スタのドレインをコンタクトを介してビット線に接続
し、情報“0”を書き込む場合には、セルトランジスタ
のドレインをビット線に接続しない。
【0003】図5は、従来のマスクROMの構成の一例
を示した回路図である。図5のマスクROMは、特開2
001−222895号公報に開示されている。また、
図6は、図5に示したマスクROMの出力回路の内部構
成を示した回路図である。
【0004】まず、図5に示すように、従来のマスクR
OMでは、m本のワード線WL1〜WLmと、n本のビ
ット線BL1〜BLnとが互いに交差するように配置さ
れている。ここで、mおよびnはそれぞれ整数である。
複数のワード線WL1〜WLmに対応して、複数の接地
線SLが配置されている。
【0005】また、トランジスタからなる(m×n)個
のメモリセルC11〜Cmnがマトリクス状に配置され
ている。各メモリセルCijは、ワード線WLiとビッ
ト線BLjとの交差部に設けられている。ここで、i=
1,2,・・・,mであり、j=1,2,・・・,nで
ある。
【0006】各メモリセルCijのゲートは、対応する
ワード線WLiに接続され、ソースは接地線SLに接続
されている。各メモリセルCijのドレインは、記憶さ
れる情報が“1”の場合には、対応するビット線BLj
に接続され、記憶される情報が“0”の場合には、対応
するビット線BLjから切り離されている。
【0007】複数のワード線WL1〜WLmは、ワード
線選択回路1に接続されている。ワード線選択回路1
は、アドレス信号AWに応答して、複数のワード線WL
1〜WLmのうちいずれかを選択するとともに、選択し
たワード線WLiの電位をHレベルに立ち上げる。
【0008】複数のビット線BL1〜BLnは、ビット
線選択回路2を介して、共通データ線CDLに接続され
ている。ビット線選択回路2は、複数のビット線BL1
〜BLnと、共通データ線CDLとの間にそれぞれ接続
された複数のトランスファゲート2Aにより構成され
る。なお、図5には、1つのトランスファゲート2Aの
みが示されている。ビット線選択回路2は、アドレス信
号ABに応答して、複数のビット線BL1〜BLnのう
ちいずれかを選択するとともに、選択したビット線BL
jを共通データ線CDLに接続する。
【0009】また、複数の補強用接地線5がビット線B
L1〜BLnにほぼ平行に配置されている。複数の接地
線SLは、複数の補強用接地線5に接続されている。
【0010】複数のビット線BL1〜BLnには、それ
ぞれ、リセット回路6が接続されている。リセット回路
6は、Nチャネルトランジスタからなるとともに、クロ
ック信号Φrに応答してビット線BL1〜BLnを接地
する。
【0011】共通データ線CDLには、プリチャージ回
路7が接続されている。プリチャージ回路7は、Pチャ
ネルトランジスタからなるとともに、クロック信号Φp
に応答して共通データ線CDLを電源電圧Vccに充電
する。電源電圧Vccは、チップ内の回路の動作電圧
(たとえば5V)である。
【0012】また、共通データ線CDLには、ダイナミ
ックプリチャージ回路30が接続されている。ダイナミ
ックプリチャージ回路30は、1つのビット線BLjの
寄生容量よりも大きな容量値を有するキャパシタトラン
ジスタ30Aと、Pチャネルトランジスタからなるトラ
ンスファゲート30Bと、Pチャネルトランジスタから
なる充電用トランジスタ30Cとから構成される。
【0013】トランスファゲート30Bは、共通データ
線CDLとノードNとの間に接続され、クロック信号Φ
2に応答してオンまたはオフする。キャパシタトランジ
スタ30Aは、ノードNと接地端子との間に接続されて
いる。充電用トランジスタ30Cは、電源電圧Vccを
受ける電源端子とノードNとの間に接続され、クロック
信号Φ1に応答してオンまたはオフする。
【0014】共通データ線CDLと出力端子OLとの間
には、出力回路104が接続されている。出力回路10
4は、図6に示すように、PチャネルトランジスタとN
チャネルトランジスタとからなる一般的なインバータ回
路によって構成されている。出力回路104は、共通デ
ータ線CDLの電位(入力電位Vin)が所定の論理し
きい値電圧TH(たとえば電源電圧Vccと接地電位と
の中間レベル)よりも高いか低いかに基づいて、出力端
子OLの電位VoutをHレベル(ハイレベル)または
Lレベル(ローレベル)に変化させる。
【0015】図7は、図5に示した従来のマスクROM
の読み出し動作の一例を説明するための波形図である。
図7を参照して、次に、従来のマスクROMの読み出し
動作について説明する。
【0016】図7において、待機時には、ΦrがHレベ
ルとなっている。これにより、リセット回路6がオン
し、すべてのビット線BL1〜BLnの電位がLレベル
に設定される。また、クロック信号ΦpがLレベルにな
っている。これにより、プリチャージ回路7がオンし、
共通データ線CDLの電位がHレベルに充電される。
【0017】この時、クロック信号Φ2はHレベルとな
っている。これにより、ダイナミックプリチャージ回路
30のトランスファゲート30Bがオフし、共通データ
線CDLがノードNから切り離される。また、クロック
信号Φ1がLレベルになっている。これにより、充電用
トランジスタ30Cがオンし、ノードNが電源電圧Vc
cに充電される。
【0018】読み出し動作時には、t1の時点でクロッ
ク信号ΦrがLレベルに立ち下がる。これにより、リセ
ット回路6がオフする。また、クロック信号ΦpがHレ
ベルに立ち上がる。これにより、プリチャージ回路7が
オフする。さらに、クロック信号Φ1がHレベルに立ち
上がる。これにより、充電用トランジスタ30Cがオフ
する。
【0019】その後、t2の時点でクロック信号Φ2が
Lレベルに立ち下がる。これにより、トランスファゲー
ト30Bがオンするので、共通データ線CDLがノード
Nに接続される。
【0020】また、アドレス信号ABおよびAWに基づ
いて、複数のメモリセルC11〜Cmnのうちいずれか
が選択される。ここでは、メモリセルCijが選択され
るものとする。この場合、ビット線選択回路2は、アド
レス信号ABに応答して、ビット線BLjを共通データ
線CDLに接続する。これにより、ビット線BLjの電
位が上昇するとともに、共通データ線CDLおよびノー
ドNの電位が低下する。この時、共通データ線CDLに
ノードNを介してキャパシタトランジスタ30Aが接続
されているので、共通データ線CDLにはその共通デー
タ線CDLの寄生容量およびキャパシタトランジスタ3
0Aの容量が付加されている。このため、共通データ線
CDLおよびビット線BLjの電位が、出力回路104
の論理しきい値電圧THよりも高いレベル(たとえば電
源電圧Vccの2/3)に設定される。この時の共通デ
ータ線CDLおよびビット線BLjの電位は、キャパシ
タトランジスタ30Aの容量値の調整により任意に設定
することができる。
【0021】また、ワード線選択回路1は、アドレス信
号AWに応答してワード線WLiを選択し、選択したワ
ード線WLiの電位をHレベルに立ち上げる。t3の時
点でワード線WLiの電位が所定の電位を超える。選択
されたメモリセルCijに情報”1”が記憶されている
場合には、共通データ線CDLおよびノードNの電荷
が、ビット線選択回路2、ビット線BLjおよびメモリ
セルCijを介して接地線SLに放電される。これによ
り、共通データ線CDLおよびビット線BLjの電位が
低下する。
【0022】t4の時点でクロック信号Φ2がHレベル
に立ち上がる。これにより、トランスファゲート30B
がオフし、共通データ線CDLがノードNおよびキャパ
シタトランジスタ30Aから切り離される。すなわち、
共通データ線CDLにはその共通データ線CDLの寄生
容量のみが付加される。したがって、共通データ線CD
Lおよびビット線BLjの電位の立ち下がり速度が速く
なる。そのため、t5の時点で共通データ線CDLの電
位が出力回路104の論理しきい値電圧TH以下に下降
する。その結果、インバータ回路からなる出力回路10
4は、出力端子OLの電位をHレベルに立ち上げる。
【0023】また、クロック信号Φ1がLレベルに立ち
下がる。これにより、充電用トランジスタ30Cがオン
し、ノードNが電源電圧Vccまで充電される。
【0024】選択されたメモリセルCijに情報”0”
が記憶されている場合には、t3の時点でワード線WL
iの電位が所定の電位を超えた後にも、共通データ線C
DLおよびビット線BLjの電位は出力回路104の論
理しきい値電圧THよりも高いレベルを維持する。した
がって、インバータ回路からなる出力回路104は、出
力端子OLの電位をLレベルに保持する。
【0025】なお、一点鎖線で示すように、読み出し動
作時にクロック信号Φ2の電位をLレベルのまま保つ
と、トランスファゲート30Bがオン状態を維持し、共
通データ線CDLがノードNに接続された状態を維持す
る。この場合、共通データ線CDLは、その共通データ
線CDLの寄生容量およびキャパシタトランジスタ30
Aの容量が付加された状態を維持するので、共通データ
線CDLおよびビット線BLjの電位の低下速度が遅く
なる。これにより、共通データ線CDLの電位がt6の
時点で出力回路104の論理しきい値電圧TH以下とな
り、出力端子OLの電位がHレベルに立ち上げる。
【0026】このように、選択されたビット線BLjを
共通データ線CDLを介してキャパシタトランジスタ3
0Aの電圧で充電した後に、トランスファゲート30B
をオフにして共通データ線CDLをキャパシタトランジ
スタ30Aから切り離すことにより、出力端子OLの電
位の立ち下がりのタイミングを時間Δt(t6−t5)
だけ早めることができる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のマスク
ROMでは、動作範囲(電源電圧Vccの範囲)を広く
取りたいという要望がある。図8には、従来の出力回路
104のインバータ特性が示されている。図8を参照し
て、電源電圧Vccが大きくなるにしたがって、論理し
きい値電圧THも一定の増加率で大きくなっていること
がわかる。この場合、従来の出力回路104では、低い
電源電圧Vccの時から高い電源電圧Vccの時までの
間で、共通データ線CDLの過渡的なプリチャージのピ
ーク電位の変化と、出力回路104の入力インバータの
論理しきい値電圧THの変化量とがアンバランスになる
という不都合があった。
【0028】具体的には、電源電圧Vccが低い場合
に、高速に動作させようとした場合、出力回路104を
構成する入力インバータの論理しきい値電圧THは、ピ
ーク電位より若干低いところに設定するのが好ましい。
しかし、この状態で、電源電圧Vccを高くした場合に
は、入力インバータの論理しきい値がピーク電位より高
いところになるため、記憶情報「0」と「1」との判定
が困難になるという問題点がある。その一方、電源電圧
Vccが高い時に、入力インバータの論理しきい値電圧
THを最適化すると、電源電圧Vccが低くなった時
に、プリチャージのピーク電位より十分に低い論理しき
い値となるため、誤動作はしないが非常に遅いアクセス
となってしまうという問題点があった。
【0029】上記の問題点に対処するために、電源電圧
Vccの大きさによって使用するインバータを切り換え
ることも考えられる。しかしながら、このようにした場
合には、2種以上のインバータを用意する必要があると
ともに、Vcc電位検知回路でインバータ回路を切り換
える必要があるため、回路および制御が複雑になるとい
う問題点がある。
【0030】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、この発明の1つの目的は、1
つの入力インバータ回路で全ての電源電圧をカバーする
ことが可能なメモリ装置を提供することである。
【0031】この発明のもう1つの目的は、上記のメモ
リ装置において、電源電圧の上昇に伴って論理しきい値
電圧が比例して上昇するのを抑制することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1によるメモリ装
置は、複数のビット線と、複数のビット線に交差するよ
うに配置された複数のワード線と、複数のビット線と複
数のワード線との交差部に設けられ、情報を記憶する複
数のメモリセルと、複数のビット線に共通に設けられた
共通データ線と、複数のビット線のいずれかを選択する
とともに、その選択されたビット線を共通データ線に接
続するビット線選択手段と、共通ビット線に接続された
出力回路とを備え、出力回路は、電源電圧に依存する出
力を生成するバイアス回路と、共通データ線がゲートに
入力される第1Pチャネルトランジスタおよび第1Nチ
ャネルトランジスタを含む入力インバータ回路と、入力
インバータ回路の電源電圧側に接続され、バイアス回路
の出力がゲートに入力される第2トランジスタとを含
む。
【0033】請求項1では、上記のように、出力回路
を、電源電圧に依存する出力を生成するバイアス回路
と、共通データ線がゲートに入力される第1Pチャネル
トランジスタおよび第1Nチャネルトランジスタを含む
入力インバータ回路と、入力インバータ回路の電源電圧
側に接続され、バイアス回路の出力がゲートに入力され
る第2トランジスタとを含むように構成することによっ
て、第2トランジスタをPチャネルトランジスタにより
構成するとともに、電源電圧の上昇に伴ってバイアス回
路の出力が上昇するようにすれば、そのバイアス回路の
出力がゲートに入力される第2トランジスタのインピー
ダンスは、電源電圧が上昇した場合にもあまり小さくな
らない。これにより、電源電圧が上昇した場合に、入力
インバータ回路の第1Pチャネルトランジスタに印加さ
れる電圧はそれほど上昇しないので、電源電圧が上昇し
た場合にも、論理しきい値電圧が比例して上昇するのを
抑制することができる。その結果、電源電圧の変動によ
って入力インバータ回路を切り換える必要がないので、
1つの入力インバータ回路で全ての電源電圧をカバーす
ることができる。
【0034】請求項2によるメモリ装置は、請求項1の
構成において、入力インバータ回路の論理しきい値電圧
は、低い電源電圧の時に最適化されている。このように
構成すれば、高電源電圧時には、論理しきい値電圧が入
力電圧よりも低くなるので、誤動作することがない。ま
た、論理しきい値電圧が入力電圧から離れていても、電
源電圧が高い場合には、入力電圧が降下する速度も速く
なるので、入力電圧が論理しきい値電圧まで降下するま
での時間も短くなる。このため、論理しきい値電圧が入
力電圧から離れていても、それほど問題にならない。
【0035】請求項3によるメモリ装置は、請求項1ま
たは2の構成において、バイアス回路の出力電圧は、第
1の値以下の電源電圧では、電源電圧の増加に伴って第
1の増加率で増加し、第2の値以上の電源電圧では、電
源電圧の増加に伴って第1の増加率よりも大きい第2の
増加率で増加する。このように構成すれば、電源電圧が
高くなるほど、バイアス回路の出力電圧の増加率が大き
くなるので、電源電圧が高くなるほど、電源電圧の上昇
に比例して論理しきい値電圧が上昇するのをより抑制す
ることができる。
【0036】請求項4によるメモリ装置は、請求項1ま
たは2の構成において、バイアス回路は、ゲートが接地
されるとともに、一方のソース/ドレインが電源電圧に
接続される第3Pチャネルトランジスタと、一方のソー
ス/ドレインが第3Pチャネルトランジスタの他方のソ
ース/ドレインに接続されるとともに、他方のソース/
ドレインが接地され、かつ、ゲートが一方のソース/ド
レインに接続された第2Nチャネルトランジスタと、第
3Pチャネルトランジスタの他方のソース/ドレインお
よび第2Nチャネルトランジスタの一方のソースがゲー
トに入力され、出力が第2Pチャネルトランジスタのゲ
ートに接続される第4Pチャネルトランジスタおよび第
3Nチャネルトランジスタを有する第1インバータ回路
とを含む。このように構成すれば、容易に、電源電圧に
依存する出力を生成するバイアス回路を得ることができ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面に基づいて説明する。
【0038】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態によるマスクROM(メモリ装置)の全体構成を
示したブロック図であり、図2は、図1に示した第1実
施形態によるメモリ装置の出力回路の内部構成を示した
回路図である。図3は、図1および図2に示した第1実
施形態によるメモリ装置の効果を説明するための特性図
である。
【0039】図1および図2を参照して、この第1実施
形態によるメモリ装置が図5および図6に示した従来の
メモリ装置と異なるのは、出力回路14の内部構成のみ
であり、その他の構成は同一である。以下、詳細に説明
する。
【0040】まず、図1を参照して、この第1実施形態
によるメモリ装置の全体構成について説明する。m本の
ワード線WL1〜WLmと、n本のビット線BL1〜B
Lnとが互いに交差するように配置されている。複数の
ワード線WL1〜WLmに対応して、複数の接地線SL
が配置されている。また、トランジスタからなる(m×
n)個のメモリセルC11〜Cmnがマトリクス状に配
置されている。各メモリセルCijは、ワード線WLi
とビット線BLjとの交差部に設けられている。
【0041】各メモリセルCijのゲートは対応するワ
ード線WLiに接続され、ソースは接地線SLに接続さ
れている。各メモリセルCijのドレインは、記憶され
る情報が「1」の場合には、対応するビット線BLjに
接続され、記憶される情報が「0」の場合には、対応す
るビット線BLjから切り離されている。
【0042】複数のワード線WL1〜WLmは、ワード
線選択回路1に接続されている。ワード線選択回路1
は、アドレス信号AWに応答して複数のワード線WL1
〜WLmのうちいずれかを選択し、その選択したワード
線WLiの電位をHレベルに立ち上げる。
【0043】複数のビット線BL1〜BLnは、ビット
線選択回路2を介して、共通データ線CDLに接続され
ている。ビット線選択回路2は、複数のビット線BL1
〜BLnと共通データ線CDLとの間にそれぞれ接続さ
れた複数のトランスファゲート2Aにより構成される。
ビット線選択回路2は、アドレス信号ABに応答して複
数のビット線BL1〜BLnのうちいずれかを選択し、
選択したビット線BLjを共通データ線CDLに接続す
る。
【0044】また、複数の補強用接地線5がビット線B
L1〜BLnにほぼ平行に配置されている。複数の接地
線SLは、複数の補強用接地線5に接続されている。
【0045】複数のビット線BL1〜BLnには、それ
ぞれリセット回路6が接続されている。リセット回路6
は、Nチャネルトランジスタからなり、クロック信号Φ
rに応答してビット線BL1〜BLnを接地する。
【0046】共通データ線CDLには、プリチャージ回
路7が接続されている。プリチャージ回路7は、Pチャ
ネルトランジスタからなり、クロック信号Φpに応答し
て共通データ線CDLを電源電圧Vccに充電する。電
源電圧Vccは、チップ内の回路の動作電圧(たとえば
5V)である。
【0047】また、共通データ線CDLには、ダイナミ
ックプリチャージ回路30が接続されている。ダイナミ
ックプリチャージ回路30は、1つのビット線BLjの
寄生容量よりも大きな容量値を有するキャパシタトラン
ジスタ30Aと、Pチャネルトランジスタからなるトラ
ンスファゲート30Bと、Pチャネルトランジスタから
なる充電用トランジスタ30Cとによって構成されてい
る。
【0048】トランスファゲート30Bは、共通データ
線CDLとノードNとの間に接続され、クロック信号Φ
2に応答してオンまたはオフする。キャパシタトランジ
スタ30Aは、ノードNと接地端子との間に接続されて
いる。充電用トランジスタ30Cは、電源電圧Vccを
受ける電源端子とノードNとの間に接続され、クロック
信号Φ1に応答してオンまたはオフする。共通データ線
CDLと出力端子OLとの間には、出力回路14が接続
されている。
【0049】ここで、第1実施形態による出力回路14
は、図2に示すように、インバータ回路35とバイアス
回路40とを備えている。なお、インバータ回路35
は、本発明の「入力インバータ回路」の一例である。イ
ンバータ回路35は、Pチャネルトランジスタ31およ
びNチャネルトランジスタ32からなる一般的なインバ
ータ回路の電源電圧Vcc側に、Pチャネルトランジス
タ33が追加された構成を有する。なお、Pチャネルト
ランジスタ31は、本発明の「第1Pチャネルトランジ
スタ」の一例であり、Nチャネルトランジスタ32は、
本発明の「第1Nチャネルトランジスタ」の一例であ
る。また、Pチャネルトランジスタ33は、本発明の
「第2トランジスタ」の一例である。Pチャネルトラン
ジスタ31およびNチャネルトランジスタ32のゲート
は、共通データ線CDLに接続され、共通データ線CD
Lからの入力電圧Vinが入力される。また、Pチャネ
ルトランジスタ31およびNチャネルトランジスタ32
の共通のソース/ドレインは、出力端子OLに接続され
るとともに、出力電圧Voutを出力する。
【0050】インバータ回路35のPチャネルトランジ
スタ33のゲートには、バイアス回路40の出力が接続
されている。バイアス回路40は、電源電圧Vccに依
存して出力が変化する回路である。すなわち、このバイ
アス回路40は、電源電圧Vccの上昇に伴ってその出
力が上昇する。
【0051】バイアス回路40は、Pチャネルトランジ
スタ41と、Nチャネルトランジスタ42および43
と、Pチャネルトランジスタ44と、Nチャネルトラン
ジスタ45と、Pチャネルトランジスタ46と、Nチャ
ネルトランジスタ47と、Pチャネルトランジスタ48
と、Pチャネルトランジスタ49とを含んでいる。Pチ
ャネルトランジスタ41は、ゲートが接地されていると
ともに、一方のソース/ドレインが電源電圧Vccに接
続されており、かつ、他方のソース/ドレインがNチャ
ネルトランジスタ42の一方のソース/ドレインに接続
されている。Nチャネルトランジスタ42のゲートは、
Nチャネルトランジスタ42の一方のソース/ドレイン
に接続されている。Nチャネルトランジスタ42の他方
のソース/ドレインは、Nチャネルトランジスタ43の
一方のソース/ドレインに接続されている。Nチャネル
トランジスタ43のゲートは、Nチャネルトランジスタ
43の一方のソース/ドレインに接続されており、Nチ
ャネルトランジスタ43の他方のソース/ドレインは接
地されている。
【0052】Pチャネルトランジスタ44の一方のソー
ス/ドレインは、電源電圧Vccに接続されており、P
チャネルトランジスタ44のゲートは、接地されてい
る。Pチャネルトランジスタ44の他方のソース/ドレ
インは、ノードN1に接続されている。Nチャネルトラ
ンジスタ45のゲートは、ノードN1に接続されてお
り、Nチャネルトランジスタ45の他方のソース/ドレ
インは接地されている。ノードN1は、Pチャネルトラ
ンジスタ46およびNチャネルトランジスタ47のゲー
トに接続されている。Pチャネルトランジスタ46の一
方のソース/ドレインは、電源電圧Vccに接続されて
おり、他方のソース/ドレインは、ノードN2に接続さ
れている。Nチャネルトランジスタ47の一方のソース
/ドレインはノードN2に接続されている。Nチャネル
トランジスタ47の他方のソース/ドレインは接地され
ている。ノードN2は、インバータ回路35のPチャネ
ルトランジスタ33のゲートに接続されている。
【0053】また、Pチャネルトランジスタ48の一方
のソース/ドレインは、電源電圧Vccに接続されてお
り、ゲートは、Pチャネルトランジスタ41の他方のソ
ース/ドレインおよびNチャネルトランジスタ42の一
方のソース/ドレインに接続されている。Pチャネルト
ランジスタ48の他方のソース/ドレインは、ノードN
2に接続されている。Pチャネルトランジスタ49の一
方のソース/ドレインは、電源電圧Vccに接続されて
おり、ゲートおよび他方のソース/ドレインは、ノード
N2に接続されている。
【0054】次に、上記した構成を有する第1実施形態
の出力回路14の動作について説明する。まず、ノード
N1は、電源電圧Vccが増加した場合にも、常にNチ
ャネルトランジスタ45のしきい値電圧Vtになってい
る。そして、そのしきい値電圧Vtによって、Pチャネ
ルトランジスタ46およびNチャネルトランジスタ47
の両方がオン状態になる。これにより、ノードN2は、
電源電圧Vccの中間電位になる。
【0055】その一方、電源電圧VccがNチャネルト
ランジスタ42および43のしきい値電圧Vtの2倍よ
りも小さい場合には、Pチャネルトランジスタ48がオ
ンしない。この場合には、ノードN2の中間電位がその
ままバイアス回路40の出力電位になり、インバータ回
路35のPチャネルトランジスタ33に接続される。こ
のノードN2の中間電位は、電源電圧Vccの上昇に比
例して上昇する。なお、Pチャネルトランジスタ49
は、バイアス回路40の出力がオープン状態にならない
ようにするために設けられている。
【0056】電源電圧VccがNチャネルトランジスタ
42および43のしきい値電圧の2倍以上の所定の値に
達すると、Pチャネルトランジスタ48がオン状態にな
り、ノードN2の電位が電源電圧Vccの上昇に伴って
さらに大きい上昇率で上昇する。すなわち、第1実施形
態のバイアス回路40では、電源電圧VccがNチャネ
ルトランジスタ42および43のしきい値電圧の2倍以
下の電圧である場合には、第1の増加率でノードN2の
出力電圧が電源電圧Vccの上昇に伴って増加し、電源
電圧VccがNチャネルトランジスタ42および43の
しきい値電圧の2倍以上の所定の電圧以上になると、ノ
ードN2の出力電圧が第1の増加率よりも大きい第2の
増加率で増加する。
【0057】第1実施形態では、上記のように、バイア
ス回路40の出力電位を電源電圧Vccの上昇に伴って
上昇するように構成するとともに、そのバイアス回路4
0の出力がゲートに入力されるPチャネルトランジスタ
33をインバータ回路35に付加することによって、電
源電圧Vccの上昇に伴ってバイアス回路40の出力電
位が上昇するので、そのバイアス回路40の出力がゲー
トに入力される第2Pチャネルトランジスタ33のイン
ピーダンスは、電源電圧Vccが上昇した場合にもあま
り小さくならない。これにより、電源電圧Vccが上昇
した場合にも、インバータ回路35のPチャネルトラン
ジスタ31の一方のソース/ドレインに印加される電圧
はそれほど上昇しないので、電源電圧Vccが上昇した
場合にも、論理しきい値電圧が比例して上昇するのを抑
制することができる。その結果、電源電圧Vccの変動
によってインバータ回路35を切り換える必要がないの
で、1つのインバータ回路35で全ての電源電圧をカバ
ーすることができる。
【0058】上記の場合、インバータ回路35の論理し
きい値電圧THは、低い電源電圧Vccの時に最適化す
るのが好ましい。これにより、電源電圧Vccが高い時
には論理しきい値電圧THが入力電圧Vinよりも低く
なるので誤動作することがない。また、論理しきい値電
圧THが入力電圧Vinから離れていても、電源電圧V
ccが高い場合には、入力電圧(共通データ線CDLの
ピーク電位)Vinが降下する速度も速くなるので、入
力電圧Vinが論理しきい値電圧THまで降下するまで
の時間も短くなる。このため、論理しきい値電圧THが
入力電圧Vinから離れていてもそれほど問題にならな
い。
【0059】また、第1実施形態では、バイアス回路4
0の出力電圧を、Nチャネルトランジスタ42および4
3のしきい値電圧の2倍以下の電源電圧Vccでは、電
源電圧Vccの増加に伴って第1の増加率で増加し、N
チャネルトランジスタ42および43のしきい値電圧の
2倍以上の所定の値以上の電源電圧Vccでは、電源電
圧Vccの増加に伴って第1の増加率よりも大きい第2
の増加率で増加するように構成することによって、電源
電圧Vccが高くなるほど、バイアス回路40の出力電
圧の増加率が大きくなるので、電源電圧Vccが高くな
るほど、電源電圧Vccの上昇に比例して論理しきい値
電圧THが上昇するのをより抑制することができる。
【0060】なお、第1実施形態によるバイアス回路4
0を含む出力回路14のインバータ特性は、図3に示す
ように、電源電圧Vccが2.2V〜3.6Vの範囲
で、論理しきい値電圧THの上昇率が小さくなっている
ことがわかる。さらに、電源電圧Vccが2.4V〜
2.8Vの範囲よりも、電源電圧Vccが3.0V〜
3.6Vの範囲でより論理しきい値電圧THの上昇率が
小さくなっていることがわかる。この点は、図8に示し
た従来の出力回路のインバータ特性と図3に示した第1
実施形態による出力回路14のインバータ特性とを比較
するとわかりやすい。
【0061】なお、上記した第1実施形態によるメモリ
装置の読み出し動作は、図7を用いて説明した従来のメ
モリ装置の読み出し動作と同様である。
【0062】(第2実施形態)図4は、本発明の第2実
施形態によるメモリ装置の出力回路の内部構成を示した
回路図である。図4を参照して、この第2実施形態で
は、図2に示した第1実施形態と異なり、出力回路24
のバイアス回路50がPチャネルトランジスタ44およ
びNチャネルトランジスタ45と、Pチャネルトランジ
スタ46およびNチャネルトランジスタ47とのみから
構成されている。以下、詳細に説明する。
【0063】第2実施形態による出力回路24は、イン
バータ回路35とバイアス回路50とを備えている。イ
ンバータ回路35は、図2に示した第1実施形態と同
様、Pチャネルトランジスタ31およびNチャネルトラ
ンジスタ32からなる通常のインバータの電源電圧Vc
c側に、Pチャネルトランジスタ33が追加された構成
を有している。そして、そのPチャネルトランジスタ3
3のゲートに、バイアス回路50の出力が接続されてい
る。
【0064】バイアス回路50は、Pチャネルトランジ
スタ44およびNチャネルトランジスタ45と、Pチャ
ネルトランジスタ46およびNチャネルトランジスタ4
7とのみから構成されている。したがって、この第2実
施形態によるバイアス回路50では、上記した第1実施
形態によるバイアス回路40と異なり、ノードN2の電
位は、電源電圧Vccの上昇に伴って一定の増加率で上
昇する。なお、Pチャネルトランジスタ44は、本発明
の「第3Pチャネルトランジスタ」の一例であり、Nチ
ャネルトランジスタ45は、本発明の「第2Nチャネル
トランジスタ」の一例である。また、Pチャネルトラン
ジスタ46は、本発明の「第4Pチャネルトランジス
タ」の一例であり、Nチャネルトランジスタ47は、本
発明の「第3Nチャネルトランジスタ」の一例である。
【0065】第2実施形態では、上記のように、バイア
ス回路50の出力電位を電源電圧Vccの上昇に伴って
上昇するように構成するとともに、そのバイアス回路5
0の出力がゲートに入力されるPチャネルトランジスタ
33をインバータ回路35に付加することによって、第
1実施形態と同様、電源電圧Vccが増加した場合に
も、Pチャネルトランジスタ33のインピーダンスがあ
まり小さくならない。これにより、電源電圧Vccが上
昇した場合に、インバータ回路35のPチャネルトラン
ジスタ31の一方のソース/ドレインに印加される電圧
はそれほど上昇しないので、電源電圧Vccが上昇した
場合の論理しきい値電圧が比例して上昇するのを抑制す
ることができる。その結果、電源電圧Vccの変動によ
ってインバータ回路35を切り換える必要がないので、
1つのインバータ回路35で全ての電源電圧をカバーす
ることができる。
【0066】また、第2実施形態では、上記のように、
バイアス回路50を、Pチャネルトランジスタ44およ
びNチャネルトランジスタ45と、Pチャネルトランジ
スタ46およびNチャネルトランジスタ47とによって
構成することにより、図2に示した第1実施形態のバイ
アス回路40に比べてバイアス回路の構成を簡素化する
ことができる。これにより、出力回路24の構成を簡素
化することができる。
【0067】なお、今回開示された実施形態は、すべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明
ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請
求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれる。
【0068】たとえば、上記実施形態では、本発明をマ
スクROMに適用した例を示したが、本発明はこれに限
らず、マスクROM以外のメモリ装置にも適用可能であ
る。
【0069】また、上記実施形態では、電源電圧に依存
する出力を生成するバイアス回路として、図2および図
4に示したバイアス回路40および50を示したが、本
発明はこれに限らず、電源電圧に依存する出力を生成す
るバイアス回路であれば、他の回路構成を有するバイア
ス回路であってもよい。また、上記実施形態では、バイ
アス回路の出力がゲートに入力されるトランジスタとし
て、Pチャネルトランジスタ33を用いたが、本発明は
これに限らず、Nチャネルトランジスタを用いてもよ
い。この場合には、バイアス回路の出力は、電源電圧の
上昇に伴って低下するようにすればよい。
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電源電
圧の変動によって入力インバータ回路を切り換える必要
がないので、1つの入力インバータ回路で全ての電源電
圧をカバーすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるメモリ装置の全体
構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示した第1実施形態によるメモリ装置の
出力回路の内部構成を示した回路図である。
【図3】図1および図2に示した第1実施形態によるメ
モリ装置の出力回路によって得られるインバータ特性を
示した図である。
【図4】本発明の第2実施形態によるメモリ装置の出力
回路の内部構成を示した回路図である。
【図5】従来のメモリ装置の全体構成を示したブロック
図である。
【図6】図5に示した従来のメモリ装置の出力回路の内
部構成を示した回路図である。
【図7】図5に示した従来のメモリ装置の動作を説明す
るための波形図である。
【図8】図6に示した従来のメモリ装置の出力回路によ
って得られるインバータ特性を示した図である。
【符号の説明】
14、24 出力回路 41、48、49 Pチャネルトランジスタ 42、43 Nチャネルトランジスタ 45 Nチャネルトランジスタ 47 Nチャネルトランジスタ 31 Pチャネルトランジスタ(第1Pチャネルトラン
ジスタ) 32 Nチャネルトランジスタ(第1Nチャネルトラン
ジスタ) 33 Pチャネルトランジスタ(第2トランジスタ) 35 インバータ回路(入力インバータ回路) 40、50 バイアス回路 44 Pチャネルトランジスタ(第3Pチャネルトラン
ジスタ) 45 Nチャネルトランジスタ(第2Nチャネルトラン
ジスタ) 46 Pチャネルトランジスタ(第4Pチャネルトラン
ジスタ) 47 Nチャネルトランジスタ(第3Nチャネルトラン
ジスタ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット線と、 前記複数のビット線に交差するように配置された複数の
    ワード線と、 前記複数のビット線と前記複数のワード線との交差部に
    設けられ、情報を記憶する複数のメモリセルと、 前記複数のビット線に共通に設けられた共通データ線
    と、 前記複数のビット線のいずれかを選択するとともに、そ
    の選択されたビット線を前記共通データ線に接続するビ
    ット線選択手段と、 前記共通ビット線に接続された出力回路とを備え、 前記出力回路は、 電源電圧に依存する出力を生成するバイアス回路と、 前記共通データ線がゲートに入力される第1Pチャネル
    トランジスタおよび第1Nチャネルトランジスタを含む
    入力インバータ回路と、 前記入力インバータ回路の電源電圧側に接続され、前記
    バイアス回路の出力がゲートに入力される第2トランジ
    スタとを含む、メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記入力インバータ回路の論理しきい値
    電圧は、低い電源電圧の時に最適化されている、請求項
    1に記載のメモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記バイアス回路の出力電圧は、第1の
    値以下の電源電圧では、前記電源電圧の増加に伴って第
    1の増加率で増加し、第2の値以上の電源電圧では、前
    記電源電圧の増加に伴って前記第1の増加率よりも大き
    い第2の増加率で増加する、請求項1または2に記載の
    メモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記バイアス回路は、 ゲートが接地されるとともに、一方のソース/ドレイン
    が電源電圧に接続される第3Pチャネルトランジスタ
    と、 一方のソース/ドレインが前記第3Pチャネルトランジ
    スタの他方のソース/ドレインに接続されるとともに、
    他方のソース/ドレインが接地され、かつ、ゲートが前
    記一方のソース/ドレインに接続された第2Nチャネル
    トランジスタと、 前記第3Pチャネルトランジスタの他方のソース/ドレ
    インおよび前記第2Nチャネルトランジスタの一方のソ
    ースがゲートに入力され、出力が前記第2Pチャネルト
    ランジスタのゲートに接続される第4Pチャネルトラン
    ジスタおよび第3Nチャネルトランジスタを有する第1
    インバータ回路とを含む、請求項1または2に記載のメ
    モリ装置。
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