JP2003248382A - 電子写真装置の画像保持体構造 - Google Patents

電子写真装置の画像保持体構造

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JP2003248382A
JP2003248382A JP2002047397A JP2002047397A JP2003248382A JP 2003248382 A JP2003248382 A JP 2003248382A JP 2002047397 A JP2002047397 A JP 2002047397A JP 2002047397 A JP2002047397 A JP 2002047397A JP 2003248382 A JP2003248382 A JP 2003248382A
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rubber layer
image
layer
rubber
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JP2002047397A
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English (en)
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Hironaga Motokawa
浩永 本川
Isao Osada
勲 長田
Shigeji Okano
茂治 岡野
Tatsuo Nozaki
達夫 野崎
Eri Yamanishi
絵梨 山西
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融転写方式を採用する電子写真装置の画像
保持体構造において、溶融転写時の高圧力においても、
画像保持体上に形成する画像に画像伸びが発生せず画像
品質を向上する画像保持体を安価に提供する。 【解決手段】 画像保持体を溶融転写時に当該画像保持
体に高圧力をかけた状態においても画像伸びが発生しな
いようにする発泡ゴムを用いた発泡ゴム層と、高圧力時
の画像保持体の回転による前記発泡ゴムのせん断変形を
防止する抗張体繊維を用いた抗張体繊維層と、溶融転写
を行うために表面エネルギーの小さいゴム材料を用いた
トナー剥離ゴム層とを、この順番にローラ芯金上に直接
層形成して継目の無いシームレス画像保持体構造とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真装置の
画像保持体構造に関し、特に、溶融転写時の高圧力にお
いても、画像伸びが発生せず画像品質を向上するととも
に、画像保持体を安価に提供することを実現する電子写
真装置の画像保持体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、電子写真装置において、印刷媒体
への画像転写は電圧印加による静電転写が行われてい
る。しかし、静電転写は印刷媒体の電気抵抗に影響され
るため温度や湿度などの環境依存が高く、電子写真装置
の環境仕様の制限となっている。その対応として、トナ
ーを溶融状態にして粘着力を発現させ印刷媒体に転写す
る溶融転写方式が一般に知られている。
【0003】図6は、溶融転写方式を採用する電子写真
装置の全体構成を示す図である。同図において、電子写
真装置は、現像ユニット54,55,56,57と、中
間転写体51と、キャリア除去ユニット61,62,6
3,64,65と、加圧ローラ52とを主な構成として
いる。現像ユニット54,55,56,57は、中間転
写体51にイエロー/マゼンタ/シアン/ブラックに対
応付けて設けられている。また、現像ユニット54,5
5,56,57には、それぞれ感光ドラム及び現像ロー
ラが設けられている。
【0004】現像ローラは、所定の電圧にバイアスされ
て、感光ドラムとの間の電界に従って、感光ドラム上の
露光部分にトナーを付着させて、感光ドラム上の静電潜
像を現像し、画像を形成する。現像ローラ上には、トナ
ー溜まりから液体トナーを供給する。これによって、現
像ローラ上に所定の層厚で液体トナーを塗布する。
【0005】中間転写体51は、印刷媒体への転写前に
画像を形成する画像保持体を構成するものであり、各感
光ドラムとの間の電界に従って、感光ドラムに付着され
たトナーを転写する。これによって、各感光ドラム上に
現像された4色のトナー画像は、中間転写体51を1回
転させる間に、順次中間転写体51上に重ね合わされ
て、4色カラー画像は、第1キャリア除去ユニット61
〜第5キャリア除去ユニット65によりキャリア液体が
除去される。
【0006】その後、4色カラー画像は、印刷媒体との
接触部において、加圧ローラ52を用いて印刷媒体に転
写された後、定着ユニット53を通して定着処理され
る。
【0007】図7(a)に印刷媒体への転写前に画像を
形成する画像保持体(中間転写体)の従来の構成を示
す。同図において、画像保持体(中間転写体)は、発泡
ゴム層73と、ソリッド弾性層74と、トナー剥離層7
5とを、この順番にローラ芯金72上に形成するものが
知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術では次のような問題点がある。
【0009】溶融転写方式は、印刷媒体の電気抵抗に左
右されないという利点はあるが、図7(b)に示すよう
に、転写時にトナー画像を印刷媒体に密着させるため
に、加圧ローラによって高圧力をかけて印刷媒体に転写
する必要があり、溶融転写するニップ部で画像保持体上
の画像が画像保持体(中間転写体)の回転方向に伸びる
という問題があった。
【0010】この発明の課題は、溶融転写方式を採用す
る電子写真装置の画像保持体構造において、溶融転写時
の高圧力においても、画像保持体上に形成する画像に画
像伸びが発生せず画像品質を向上する画像保持体を安価
に提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0012】画像保持体の層形成において、溶融転写時
に当該画像保持体に高圧力をかけた状態においても画像
伸びが発生しないようにする発泡ゴム層と、高圧力時の
画像保持体の回転による発泡ゴムのせん断変形を防止す
る抗張体繊維層と、溶融転写を行うために表面エネルギ
ーの小さいゴム材料を用いたトナー剥離ゴム層とを、こ
の順番にローラ芯金上に直接層形成して継目の無いシー
ムレスとする。
【0013】上記の手段をとることにより、抗張体繊維
層上のソリッドゴムに表面エネルギの小さい材料を用い
て剥離性も兼ね備えることで、別途剥離コート層を形成
することが不要であり、層構成を少なくする。また、ロ
ーラ芯金上に直接層形成を行うことにより、発泡ゴム層
はローラ芯金との密着(あるいは接着)によりせん断変
形が防止され、発泡ゴム層の下層への抗張体繊維層を追
加する必要がない。また、ローラ継目が無くなり、回転
振動の発生が無くなると共に、印刷媒体の長さの制限も
ない印刷が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示す実施の形態
を取った。
【0015】図1に示すように、トナーを溶融状態にし
て粘着力を発現させ印刷媒体に転写する溶融転写方式を
採用し、印刷媒体への転写前に画像を形成する画像保持
体(中間転写体)を備える電子写真装置の画像保持体構
造において、前記画像保持体(中間転写体)は、溶融転
写時に当該画像保持体に高圧力をかけた状態においても
画像伸びが発生しないようにする発泡ゴムを用いた発泡
ゴム層3と、高圧力時の画像保持体の回転による前記発
泡ゴムのせん断変形を防止する抗張体繊維を用いた抗張
体繊維層4と、溶融転写を行うために表面エネルギーの
小さいゴム材料を用いたトナー剥離ゴム層5とを、この
順番にローラ芯金2上に直接層形成して継目の無いシー
ムレスとする。
【0016】上記の形態をとることにより、抗張体繊維
層上のソリッドゴムに表面エネルギの小さい材料を用い
て剥離性も兼ね備えることで、別途剥離コート層を形成
することが不要であり、層構成を少なくする。また、ロ
ーラ芯金上に直接層形成を行うことにより、発泡ゴム層
はローラ芯金との密着(あるいは接着)によりせん断変
形が防止され、発泡ゴム層の下層への抗張体繊維層を追
加する必要がない。また、継目の無いシームレスにより
ローラ継目が無くなり、回転振動の発生が無くなると共
に、印刷媒体の長さの制限もない印刷が可能となる。従
って、溶融転写時の高圧力においても、画像伸びが発生
しない画像保持体を提供する。また、層構成を少なくし
て安価な画像保持体を提供する。
【0017】さらに、図2に示すように、前記抗張体繊
維層は、抗張体繊維を画像保持体(中間転写体)が構成
するローラに対して螺旋状にたるみが無い状態で巻きつ
けて形成する。
【0018】上記の形態をとることにより、抗張体繊維
を螺旋形成することで、抗張体繊維は画像保持体(中間
転写体)の回転方向に対してたるみが無く、更に継目が
無い状態で形成されて極めて強い抗張体繊維層となり、
溶融転写時の高圧力下での画像伸びが発生しない。ま
た、螺旋形成にするので、縦糸のみで形成することにな
るから、横糸が不要となり安価な抗張体繊維層形成を行
うことが可能となる。
【0019】さらに、図3(a)に示すように、前記ト
ナー剥離ゴム層5aは、表面粗さをJIS10点平均粗
さ(Rz)1μm〜10μmに調整する。
【0020】上記の形態をとることにより、トナー剥離
ゴム層からの印刷媒体離れ性と画像品質とを両立させ
る。
【0021】さらに、図3(b)に示すように、前記ト
ナー剥離ゴム層5bは、トナー剥離ゴム層のゴム硬度を
JIS−A30度〜JIS−A80度の範囲に調整され
ている。
【0022】上記の形態をとることにより、表面粗さの
粗い例えば再生紙、和紙などの印刷媒体への溶融転写効
率と、0.3MPa(3Kgf/cm2)以上の高圧力
での機械的耐力とを両立させる。
【0023】さらに、図3(c)に示すように、前記ト
ナー剥離ゴム層5cは、トナー剥離ゴム層のゴム厚みを
0.1mm〜1.0mmに設定する。
【0024】上記の形態をとることにより、溶融転写時
の高圧力(0.3MPa以上)での抗張体繊維目が転写
画像に発生しないようにしつつ、トナー剥離ゴム層の変
形を抗張体繊維層が抑えきれる程度に抑える。
【0025】さらに、図4(a)に示すように、前記発
泡ゴム層は、発泡ゴム層の発泡形態を気泡各々が連結し
ない独立発泡ゴム層3aとする。
【0026】上記の形態をとることにより、発泡形態を
連続発泡ではなく独立発泡にすることにより、せん断変
形耐力が向上し、溶融転写時の高圧力でのローラ回転に
よるせん断変形が防止でき画像変形が発生しない。
【0027】さらに、図4(b)に示すように、前記電
子写真装置の画像保持体構造は、前記トナー剥離ゴム層
5dの電気抵抗を、溶融転写を行うために加熱された画
像保持体(中間転写体)の加熱温度の状態で1E6Ω〜
1E13Ωに調整し、前記発泡ゴム層3b及び抗張体繊
維層4aの電気抵抗をトナー剥離ゴム層5dの電気抵抗
以下に設定する。
【0028】上記の形態をとることにより、表層で電気
抵抗を管理することにより、溶融転写時にトナーを粘着
力のみでなく電気的クーロン力を付与させる。これによ
り、溶融転写を行うために加熱された画像保持体(中間
転写体)の加熱設定温度の状態での電気抵抗を規定する
ことで、溶融転写時にも電気的クーロン力を溶融トナー
に与えることができ、より安定した転写を行うことがで
きる。また、トナー剥離ゴム層の電気抵抗が最も高いた
め、電気抵抗調整が容易なソリッドゴムで形成されるト
ナー剥離ゴム層によって全体電気抵抗が制御可能とな
り、製造時の電気抵抗安定化が容易となる。また、電気
抵抗の微調整が困難な抗張体繊維及び発泡ゴムの電気抵
抗は、トナー剥離ゴム層の電気抵抗以下であれば良く、
電気抵抗の許容範囲が極めて広くなり、抗張体繊維と発
泡ゴムとの電気抵抗の無管理化が可能となる。
【0029】さらに、図4(c)に示すように、前記電
子写真装置の画像保持体構造は、液体トナーのキャリア
液としてシリコーンオイルを使用する場合において、表
層のトナー剥離ゴム層をシリコーンオイルに膨潤しない
フッ素ゴムを用いたフッ素ゴムトナー剥離層5eとし、
発泡ゴム層をシリコーンオイルに膨潤するが圧縮永久ひ
ずみ特性及び反発弾性特性が良好なシリコンゴムを用い
た発泡シリコンゴム層3cとする。
【0030】上記の形態をとることにより、液体トナー
のキャリア液としてシリコーンオイルを使用した場合で
も、表層のフッ素ゴムが下層の発泡シリコンゴム層への
キャリア液(シリコーンオイル)の浸透を防止するため
に、発泡ゴム層材料にシリコーンオイルに膨潤するが圧
縮永久ひずみ特性及び反発弾性特性が良好なシリコンゴ
ムを用いることが可能となる。
【0031】さらに、図5に示すように、前記電子写真
装置の画像保持体構造は、画像保持体の端部にシリコー
ンオイルの浸透を防止する耐熱弾性ゴム6を封止材とし
て塗布する。
【0032】上記の形態をとることにより、シリコーン
オイルの下層シリコンゴムへの浸透防止をより効果的に
行う。
【0033】
【実施例】この発明による代表的な実施例を図1ないし
図5によって説明する。なお、以下において、同じ箇所
は同一の符号を付してあり、詳細な説明を省略すること
がある。
【0034】画像保持体(中間転写体)は、前述の図6
で示したように、トナーを溶融状態にして粘着力を発現
させ印刷媒体に転写する溶融転写方式を採用する電子写
真装置に用いられるものである。
【0035】図1は本発明の実施例を示す。
【0036】同図(a)において、画像保持体(中間転
写体)は、溶融転写時に高圧力をかけた状態においても
画像伸びが発生しないようにする発泡ゴムを用いた発泡
ゴム層3と、高圧力時の画像保持体の回転による前記発
泡ゴムのせん断変形を防止する抗張体繊維を用いた抗張
体繊維層4と、溶融転写を行うために表面エネルギーの
小さいゴム材料を用いたトナー剥離ゴム層5とを、この
順番にローラ芯金2上に直接層形成して継目の無いシー
ムレス構造とする。
【0037】発泡ゴム層3は、溶融転写時に高圧力をか
けた状態において、発泡ゴム層がつぶれて体積を減少
し、バルジと呼ばれる弾性ローラ周長の伸びが発生する
ことを防止することにより、画像保持体(中間転写体)
上の画像伸びが発生しないようにするものである。
【0038】なお、前記発泡ゴム層3は、バルジ防止効
果はあるが、高圧力下でのローラ回転によりせん断変形
が生じる。そこで、抗張体繊維層4を発泡ゴム層3に隣
接して構成することにより、発泡ゴム層3のせん断変形
を防止して画像保持体(中間転写体)上の画像変形が発
生しないようにする。また、抗張体繊維層4は、表層の
トナー剥離ゴム層5の伸び防止にも極めて高い効果を発
揮し、画像伸びが発生しないようにする。
【0039】トナー剥離ゴム層5は、溶融転写時のトナ
ー剥離を行うために、例えば、シリコンゴムやフッ素ゴ
ムなどの表面エネルギの小さいゴムで構成され、印刷媒
体の電気抵抗によらず安定した溶融転写を行うことを可
能にする。
【0040】上記構成では、抗張体繊維層上のソリッド
ゴムに表面エネルギの小さい材料を用いて剥離性も兼ね
備えることで、別途剥離コート層を形成することが不要
であり、層構成を少なくすることで安価な画像保持体
(中間転写体)が提供可能となる。
【0041】なお、従来技術において、例えば、印刷機
関連で一般的にブランケットと呼ばれる画像保持体をロ
ーラ芯金に巻きつけて使用する場合など、ローラ芯金上
に直接層形成を行わない場合は、発泡ゴム層のせん断変
形を抑えるためには発泡ゴム層を抗張体繊維層で挟む必
要があり、発泡ゴム層の下層に更に抗張体繊維層を追加
する必要があり、そのため、高価な物となってしまう。
【0042】さらに、前記と同様にローラ芯金上に直接
層形成を行わない場合は、画像保持体を固定するために
継目ができてしまい回転振動の発生及び印刷媒体の長さ
が制限されてしまうという欠点がある。
【0043】しかし、本実施例のように、ローラ芯金上
に直接層形成を行うことにより、発泡ゴム層はローラ芯
金との密着(あるいは接着)によりせん断変形が防止さ
れ、発泡ゴム層の下層への抗張体繊維層を追加する必要
がないことから安価な画像保持体(中間転写体)が提供
可能となる。
【0044】また、ローラ芯金上に直接層形成を行うこ
とにより、ローラ継目が無くなり、回転振動の発生が無
くなると共に、印刷媒体の長さの制限もない印刷が可能
となる。
【0045】このように本実施例では、同図(b)に示
すように、転写時にトナー画像を印刷媒体に密着させる
ために、加圧ローラによって高圧力をかけて印刷媒体に
転写する必要があるが、溶融転写するニップ部で画像保
持体上の画像が伸びるという問題は発生しない。また、
層構成を少なくして安価な画像保持体を提供する。
【0046】図2は本発明の実施例を示す。
【0047】同図において、抗張体繊維層4を形成する
際には、抗張体繊維を縦糸のみで画像保持体(中間転写
体)が構成するローラに対して螺旋状にたるみが無い状
態で巻きつけて形成する。要するに、抗張体繊維層4
は、画像伸縮方向である画像保持体(中間転写体)の回
転方向に抗張体繊維の縦糸のみによって形成することか
ら、画像保持体(中間転写体)の回転方向の伸びを発生
させないようにする。
【0048】上記構成によれば、抗張体繊維は画像保持
体(中間転写体)の回転方向に対してたるみが無く、更
に継目が無い状態で形成されて極めて強い抗張体繊維層
となり、溶融転写時の高圧力下での画像伸びが発生しな
い。
【0049】図3は本発明の実施例を示す。
【0050】同図(a)において、トナー剥離ゴム層か
らの印刷媒体離れ性と画像品質とを両立させるために、
トナー剥離ゴム層5aは、表面粗さをJIS10点平均
粗さ(Rz)1μm〜10μmに調整することが望まし
い。
【0051】なお、実験の結果によると、JIS10点
平均粗さ(Rz)1μm以下の場合は、画像品質は良好
だが、画像保持体と印刷媒体との密着力が強すぎて溶融
転写時の印刷媒体離れ性が悪く印刷媒体の搬送が困難と
なる。JIS10点平均粗さ(Rz)1μm〜10μm
の場合は、画像品質も良好であり、画像保持体と印刷媒
体との密着力が小さく溶融転写時の印刷媒体離れ性も良
好であり印刷媒体の搬送が容易となる。JIS10点平
均粗さ(Rz)10μm以上の場合は、画像保持体と印
刷媒体との密着力が小さく溶融転写時の印刷媒体離れ性
は良好であるが、画像に表面粗さ目が見られるため画像
品質に問題がある。という実験結果が得られている。
【0052】同図(b)において、表面粗さの粗い例え
ば再生紙、和紙などの印刷媒体への溶融転写効率と、高
圧力(0.3MPa以上)での機械的耐力とを両立させ
るために、トナー剥離ゴム層5bは、トナー剥離ゴム層
のゴム硬度をJIS−A30度〜JIS−A80度の範
囲に調整することが望ましい。
【0053】なお、実験の結果によると、ゴム硬度JI
S−A30度以下の場合は、表面粗さの粗い印刷媒体へ
の溶融転写効率は良好だが、トナー剥離ゴム層の表面変
形を下層の抗張体繊維層が抑えきれないために画像伸び
が発生する。ゴム硬度JIS−A30度〜JIS−A8
0度の場合は、表面粗さの粗い印刷媒体への溶融転写効
率も良好であり、トナー剥離ゴム層の表面変形は下層の
抗張体繊維層が抑えきれる程度であり画像伸びも発生し
ない。ゴム硬度JIS−A80度以上の場合は、トナー
剥離ゴム層の表面変形を下層の抗張体繊維層が抑えきれ
る程度であるが、表面粗さの粗い印刷媒体への表面追従
性が悪く溶融転写効率の低下が発生する。という実験結
果が得られている。
【0054】同図(c)において、溶融転写時の高圧力
(0.3MPa以上)での抗張体繊維目が転写画像に発
生しないようにしつつ、トナー剥離ゴム層の変形を抗張
体繊維層が抑えきれる程度に抑えるために、トナー剥離
ゴム層5cは、トナー剥離ゴム層のゴム厚みを0.1m
m〜1.0mmに設定することが望ましい。
【0055】なお、実験の結果によると、ゴム厚み0.
1mm以下の場合は、溶融転写時の高圧力(0.3MP
a以上)において、抗張体繊維目が転写画像に発生す
る。ゴム厚み0.1mm〜1mmの場合は、溶融転写時
の高圧力(0.3MPa以上)での抗張体繊維目が転写
画像に発生せず、且つトナー剥離ゴム層の表面変形は下
層の抗張体繊維層が抑えきれる程度であり、画像伸びも
発生しない。ゴム厚み1.0mm以上の場合は、溶融転
写時の高圧力(0.3MPa以上)においても抗張体繊
維目が転写画像に発生しないが、トナー剥離ゴム層の変
形を下層の抗張体繊維層が抑えきれないために、画像伸
びが発生する。という実験結果が得られている。
【0056】図4は本発明の実施例を示す。
【0057】同図(a)において、せん断変形耐力が向
上し、溶融転写時の高圧力でのローラ回転によるせん断
変形が防止でき、画像変形が発生しないようにするため
に、発泡ゴム層は、発泡ゴム層の発泡形態を気泡各々が
連結しない独立発泡ゴム層3aとすることが望ましい。
【0058】同図(b)において、溶融転写時にトナー
を粘着力のみでなく電気的クーロン力を付与させるため
に、トナー剥離ゴム層5dの電気抵抗を、溶融転写を行
うために加熱された画像保持体(中間転写体)の加熱温
度の状態で1E6Ω〜1E13Ωに調整するとともに、
発泡ゴム層3b及び抗張体繊維層4aの電気抵抗をトナ
ー剥離ゴム層5dの電気抵抗以下に設定する。
【0059】上記構成によれば、溶融転写を行うために
加熱された画像保持体(中間転写体)の加熱設定温度の
状態での電気抵抗を規定することで、溶融転写時にも電
気的クーロン力を溶融トナーに与えることができ、より
安定した転写を行うことができる。また、トナー剥離ゴ
ム層の電気抵抗が最も高いため、電気抵抗調整が容易な
ソリッドゴムで形成されるトナー剥離ゴム層によって全
体電気抵抗が制御可能となり、製造時の電気抵抗安定化
が容易となる。また、電気抵抗の微調整が困難な抗張体
繊維及び発泡ゴムの電気抵抗はトナー剥離ゴム層の電気
抵抗以下であれば良く、電気抵抗の許容範囲が極めて広
くなり、抗張体繊維と発泡ゴムとの電気抵抗の無管理化
が可能となる。
【0060】同図(c)において、電子写真装置が液体
トナーのキャリア液としてシリコーンオイルを使用する
場合において画像保持体を構成する場合に、表層のトナ
ー剥離ゴム層をシリコーンオイルに膨潤しないフッ素ゴ
ムを用いたフッ素ゴムトナー剥離層5eとし、発泡ゴム
層をシリコーンオイルに膨潤するが圧縮永久ひずみ特性
及び反発弾性特性が良好なシリコンゴムを用いた発泡シ
リコンゴム層3cとする。
【0061】上記構成によれば、液体トナーのキャリア
液としてシリコーンオイルを使用した場合でも、表層の
フッ素ゴムが下層の発泡シリコンゴム層へのキャリア液
(シリコーンオイル)の浸透を防止するために、発泡ゴ
ム層材料にシリコーンオイルに膨潤するが圧縮永久ひず
み特性及び反発弾性特性が良好なシリコンゴムを用いる
ことが可能となる。
【0062】図5において、画像保持体は、シリコーン
オイルの下層シリコンゴムへの浸透防止をより効果的に
行うために、画像保持体の端部にシリコーンオイルの浸
透を防止する例えばフロロシリコンゴムなどからなる耐
熱弾性ゴム6を封止材として塗布する。なお、同図
(a)は耐熱弾性ゴム6を封止材として画像保持体の端
部全てに塗布した例を示し、同図(b)は耐熱弾性ゴム
6を封止材として画像保持体の発泡シリコンゴム層3c
の端部のみに塗布した例を示している。
【0063】以上説明したように、本実施例電子写真装
置の画像保持体構造は、不揮発性のキャリア溶媒を用い
る液体トナーを使用する電子写真装置の画像保持体、及
び乾式タイプの粉末トナを使用する電子写真装置の画像
保持体として採用することができる。
【0064】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0065】溶融転写方式を採用し、印刷媒体への転写
前に画像を形成する画像保持体を備える電子写真装置の
画像保持体構造において、画像保持体を発泡ゴム層と、
抗張体繊維層と、トナー剥離ゴム層とを、この順番にロ
ーラ芯金上に直接層形成して継目の無いシームレスとす
ることにより、抗張体繊維層上のソリッドゴムに表面エ
ネルギの小さい材料を用いて剥離性も兼ね備えることが
でき、別途剥離コート層を形成することが不要であり、
層構成を少なくすることができる。また、ローラ芯金上
に直接層形成を行うことにより、発泡ゴム層はローラ芯
金との密着(あるいは接着)によりせん断変形が防止さ
れ、発泡ゴム層の下層への抗張体繊維層を追加する必要
がない。また、継目の無いシームレスによりローラ継目
が無くなり、回転振動の発生が無くなると共に、印刷媒
体の長さの制限もない印刷が可能となる。従って、溶融
転写時の高圧力においても、画像伸びが発生しない画像
保持体を提供することができる。また、層構成を少なく
して安価な画像保持体を提供することができる。
【0066】さらに、抗張体繊維層を形成する際は、抗
張体繊維を画像保持体が構成するローラに対して螺旋状
にたるみが無い状態で巻きつけて形成することにより、
抗張体繊維は画像保持体の回転方向に対してたるみが無
く、更に継目が無い状態で形成されて極めて強い抗張体
繊維層となり、溶融転写時の高圧力下での画像伸びが発
生しないようにできる。また、螺旋形成にするので、縦
糸のみで形成することになるから、横糸が不要となり安
価な抗張体繊維層形成を行うことができる。
【0067】さらに、トナー剥離ゴム層の表面粗さをJ
IS10点平均粗さ(Rz)1μm〜10μmに調整す
ることにより、トナー剥離ゴム層からの印刷媒体離れ性
と画像品質とを両立させることができる。
【0068】さらに、トナー剥離ゴム層のゴム硬度をJ
IS−A30度〜JIS−A80度の範囲に調整するこ
とにより、表面粗さの粗い例えば再生紙、和紙などの印
刷媒体への溶融転写効率と、高圧力(0.3MPa以
上)での機械的耐力とを両立させることができる。
【0069】さらに、トナー剥離ゴム層のゴム厚みを
0.1mm〜1.0mmに設定することにより、溶融転
写時の高圧力(0.3MPa以上)での抗張体繊維目が
転写画像に発生しないようにしつつ、トナー剥離ゴム層
の変形を抗張体繊維層が抑えきれる程度に抑えることが
できる。
【0070】さらに、発泡ゴム層の発泡形態を連続発泡
ではなく独立発泡にすることにより、せん断変形耐力が
向上し、溶融転写時の高圧力でのローラ回転によるせん
断変形が防止でき、画像変形が発生しないようにするこ
とができる。
【0071】さらに、トナー剥離ゴム層の電気抵抗を、
溶融転写を行うために加熱された画像保持体の加熱温度
の状態で1E6Ω〜1E13Ωに調整し、発泡ゴム層及
び抗張体繊維層の電気抵抗をトナー剥離ゴム層の電気抵
抗以下に設定することにより、溶融転写時にトナーを粘
着力のみでなく電気的クーロン力を付与させる。これに
より、溶融転写を行うために加熱された画像保持体の加
熱設定温度の状態での電気抵抗を規定することで、溶融
転写時にも電気的クーロン力を溶融トナーに与えること
ができ、より安定した転写を行うことができる。また、
トナー剥離ゴム層の電気抵抗が最も高いため、電気抵抗
調整が容易なソリッドゴムで形成されるトナー剥離ゴム
層によって全体電気抵抗が制御可能となり、製造時の電
気抵抗安定化が容易となる。また、電気抵抗の微調整が
困難な抗張体繊維及び発泡ゴムの電気抵抗はトナー剥離
ゴム層の電気抵抗以下であれば良く、電気抵抗の許容範
囲が極めて広くなり、抗張体繊維と発泡ゴムとの電気抵
抗の無管理化が可能となる。
【0072】さらに、液体トナーのキャリア液としてシ
リコーンオイルを使用する場合において、表層のトナー
剥離ゴム層をシリコーンオイルに膨潤しないフッ素ゴム
を用いたフッ素ゴムトナー剥離層とし、発泡ゴム層をシ
リコーンオイルに膨潤するが圧縮永久ひずみ特性及び反
発弾性特性が良好なシリコンゴムを用いた発泡シリコン
ゴム層とすることにより、液体トナーのキャリア液とし
てシリコーンオイルを使用した場合でも、表層のフッ素
ゴムが下層の発泡シリコンゴム層へのキャリア液(シリ
コーンオイル)の浸透を防止するために、発泡ゴム層材
料にシリコーンオイルに膨潤するが圧縮永久ひずみ特性
及び反発弾性特性が良好なシリコンゴムを用いることが
可能となる。
【0073】さらに、画像保持体の端部にシリコーンオ
イルの浸透を防止する耐熱弾性ゴムを封止材として塗布
することにより、シリコーンオイルの下層シリコンゴム
への浸透防止をより効果的に行う。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の図である。
【図2】本発明の実施例の図である。
【図3】本発明の実施例の図である。
【図4】本発明の実施例の図である。
【図5】本発明の実施例の図である。
【図6】電子写真装置の全体構成を示す図である。
【図7】従来技術の図である。
【符号の説明】
2:ローラ芯金 3,3b:発泡ゴム層 3a:独立発泡ゴム層 3c:発泡シリコンゴム層 4,4a:抗張体繊維層 5,5a,5b,5c,5d:トナー剥離ゴム層 5e:フッ素ゴムトナー剥離層 6:耐熱弾性ゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 茂治 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 野崎 達夫 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 山西 絵梨 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 Fターム(参考) 2H069 BA00 2H200 FA04 GA12 GA43 GA47 GB12 GB25 GB44 JA07 JA08 JC02 JC09 JC13 JC15 JC16 JC17 LA40 MA03 MA08 MB06 MC02 MC03 MC06 4F100 AB01D AK17C AK52A AN00A AN00C BA04 BA10A BA10D BA25C DD07C DD31 DG00B DJ01A DJ02A JG04C JK12C JL14C YY00C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナーを溶融状態にして粘着力を発現させ
    印刷媒体に転写する溶融転写方式を採用し、印刷媒体へ
    の転写前に画像を形成する画像保持体を備える電子写真
    装置の画像保持体構造において、 前記画像保持体は、 溶融転写時に当該画像保持体に高圧力をかけた状態にお
    いても画像伸びが発生しないようにする発泡ゴムを用い
    た発泡ゴム層と、 高圧力時の画像保持体の回転による前記発泡ゴムのせん
    断変形を防止する抗張体繊維を用いた抗張体繊維層と、 溶融転写を行うために表面エネルギーの小さいゴム材料
    を用いたトナー剥離ゴム層とを、 この順番にローラ芯金上に直接層形成して継目の無いシ
    ームレスとする、 ことを特徴とする電子写真装置の画像保持体構造。
  2. 【請求項2】前記抗張体繊維層は、 抗張体繊維を画像保持体が構成するローラに対して螺旋
    状にたるみが無い状態で巻きつけて形成する、 ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の画像保
    持体構造。
  3. 【請求項3】前記トナー剥離ゴム層は、 表面粗さをJIS10点平均粗さ(Rz)1μm〜10
    μmに調整する、 ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の画像保
    持体構造。
  4. 【請求項4】前記トナー剥離ゴム層は、 トナー剥離ゴム層のゴム硬度をJIS−A30度〜JI
    S−A80度の範囲に調整されている、 ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の画像保
    持体構造。
  5. 【請求項5】前記トナー剥離ゴム層は、 トナー剥離ゴム層のゴム厚みを0.1mm〜1.0mm
    に設定する、 ことを特徴とする請求項4記載の電子写真装置の画像保
    持体構造。
  6. 【請求項6】前記発泡ゴム層は、 発泡ゴム層の発泡形態を気泡各々が連結しない独立発泡
    とする、 ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の画像保
    持体構造。
  7. 【請求項7】前記電子写真装置の画像保持体構造は、 前記トナー剥離ゴム層の電気抵抗を、溶融転写を行うた
    めに加熱された画像保持体の加熱温度の状態で1E6Ω
    〜1E13Ωに調整し、 前記発泡ゴム層及び抗張体繊維層の電気抵抗をトナー剥
    離ゴム層の電気抵抗以下に設定する、 ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の画像保
    持体構造。
  8. 【請求項8】前記電子写真装置の画像保持体構造は、 液体トナーのキャリア液としてシリコーンオイルを使用
    する場合において、 表層のトナー剥離ゴム層にシリコーンオイルに膨潤しな
    いフッ素ゴムを用い、 発泡ゴム層にシリコーンオイルに膨潤するが圧縮永久ひ
    ずみ特性及び反発弾性特性が良好なシリコンゴムを用い
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の電子写真装置の画像保
    持体構造。
  9. 【請求項9】前記電子写真装置の画像保持体構造は、 画像保持体の端部にシリコーンオイルの浸透を防止する
    耐熱弾性ゴムを封止材として塗布する、 ことを特徴とする請求項8記載の電子写真装置の画像保
    持体構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006106301A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Ricoh Co Ltd 加圧部材、プロセスカートリッジ、および画像形成装置
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