JP2003248153A - 耐熱・高強度光ファイバの構造及びその製造方法 - Google Patents

耐熱・高強度光ファイバの構造及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ファイバの機械的強度と耐熱性などを著しく
向上させ、極めて厳しい条件下においても問題を発生し
ないことと、必要により80mmφ程度以上に曲げても
光損失の発生をゼロにするなどの構造と方法を提供する
ことを課題としている。 【解決手段】光ファイバにおいて、光ファイバ素線、光
ファイバコア線、光ファイバ心線の直径寸法より僅かに
大きく、正確な寸法精度で孔を開けた金属管に、前記光
ファイバを通して、耐熱性などの要求されるエリアの部
分に保持する手段や、更に必要により冷却または加温な
どの温調機能を有する手段などをを採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信などに使用
する光ファイバの新規の構造と、その製造方法に関する
ものであり、特に耐熱・高強度で光損失の少ないなどの
高性能な光ファイバの構造と、その製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバ3は、概略図1に示す
ように、コア部1とクラッド部2から構成され、これを
通常は光ファイバ素線と呼ばれており、クラッドにはコ
アよりも低い屈折率のものを使用することによって、図
2のようにコア部1内を光が全反射を繰り返しながら光
速で伝わっていくものであり、シリカガラス、多成分系
ガラス、プラスチックを材料に使用した光ファイバ3が
ある。
【0003】光ファイバ素線は、JIS規格に規定され
ていて、例えば石英系マルチモード光ファイバ素線C−
6832:1999、多成分系マルチモード光ファイバ
素線C−6833:1999、プラスチッククラッドマ
ルチモード光ファイバ素線C−6834:1999、石
英系シングルモード光ファイバ素線C−6835:19
99、全プラスチックマルチモード光ファイバ素線C−
6837:1999などがあり、コア径が7μm,8μ
m,9μm,9.3μm,10.5μm,50μm,6
2.5μm,85μm,100μm,200μm,48
5μm,735μm,980μmなどがあり、そしてク
ラッド外径が、125μm,140μm,220μm,
230μm,250μm,300μm,380μm,5
00μm,750μm,1000μmのものなど多くの
種類があり、また中心がコア部が、石英系、多成分系ガ
ラスでクラッド部にプラスチックを使用しているものが
ある。
【0004】これらの光ファイバ素線は、一般にクラッ
ドにコアよりも低い屈折率の透明素材のものを使用して
いる構成のために、強く曲げると光損失する問題があ
り、また、前記のいずれの光ファイバ素線も通常は被
覆、抗張力体、シースなどの素材にプラスチックを使用
した心線を基本にして使用しているために、弾性強度な
どの機械的強度に乏しく、特に衝撃力などの外力のかか
る部分に使用すると、ファイバの折れという致命的な不
良を発生したり、耐熱性が著しく弱く、近年自動車、飛
行機、船などに、光ファイバを採用しようとしている
が、振動や高温などの厳しい環境の部分に全く使用でき
ないなどの致命的な問題があった。
【0005】これらの問題点の解決策として、本発明者
が特願2001−278906号公法と、特願2001
−290016号公法において前記光ファイバ素線また
は、光ファイバのコア部に直接に電鋳によってニッケル
などの金属を析出する方法を提案しているが、シリカ、
ガラス、プラスチックを使用している光ファイバには通
電性に乏しいために、面倒な通電処理を必要とすること
や、電鋳に時間を要することなどから生産性が低く、コ
ストアップになる問題があり、また例えば図3に示すよ
うに耐熱性などの必要な部分だけ電鋳が必要になるケー
スもあり、図3は光ファイバ3の表面に悪条件区域Aの
部分だけに電鋳部4を部分的に設けた場合の側面概略構
成図であるが、このように光ファイバ表面に部分的に電
鋳によって金属を析出することは、著しく手間取り実質
的に製造が不可能になるなどの問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上に鑑み、
各種光ファイバの耐熱性と機械的強度などを著しく向上
させ、極めて厳しい条件下においても問題を発生しない
ことを主な課題とし、また光ファイバの耐熱性などの要
求される部分だけを、部分的に金属管で覆うことを可能
とすることや、更に必要により曲げても光損失の発生を
ゼロにすることを可能にすることや、加えて光ファイバ
に直接電鋳する場合に、面倒な通電処理を必要とするこ
とや、電鋳に時間を要することなどから生産性が低く、
コストアップになることなどを根本的に解決することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、光ファイバにおいて、コアとクラッドを
有する光ファイバ素線またはコア部だけ線(この様な線
は市場に無いため、以後、本発明においては、これを光
ファイバコア線と述べる)または樹脂を被覆した光ファ
イバ心線であってもよく、これらの光ファイバの直径寸
法より僅かに大きく、出来るだけ正確な同心度などの寸
法精度で孔を開けた、耐熱性の要求されるエリアの部分
を十分にカバーするに足りる、長さ寸法の長い金属管を
電鋳法などの方法によって製造し、この金属管の孔に前
記光ファイバ素線または光ファイバコア線などを通して
保持する手段や、更に必要により冷却または加温などの
温調機能を有する手段などをを採用した。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を更に詳しく
説明すると、光ファイバにおいて、コアとクラッドを有
する光ファイバ素線またはコア部だけの光ファイバコア
線、または場合によっては樹脂被覆した光ファイバ心線
の直径寸法より僅かに大きく、出来るだけ正確な同心度
で孔を開けた耐熱性の要求されるエリアの部分を十分に
カバーするに足りる、長さ寸法の長い金属管を電鋳法な
どによって製造し、この金属管の孔に前記光ファイバ素
線または光ファイバコア線または光ファイバ心線を通し
て保持する手段を採用するが、このような金属管を製造
するには、本発明者が特開2001−228363号公
報、特開2001−152383号公報などで提案して
いる線材を母型に使用する鋳法による方法や、通常の金
属管の製管方法である例えば株式会社日本特殊管製作所
において、1960年以来実用化している芯引抽伸(プ
ラグドロー)法などの従来の製管方法によるものでもよ
いが、寸法精度、表面粗度などの面で、電鋳法による方
法が適性が高い。
【0009】本発明に係る電鋳法によって金属管を生産
する場合には、本発明者が以前に出願している特開20
01−228363号公報に記載されている回転電鋳の
方法を採用するのが適性があり、図4は、この設備の一
例で概略の構成を示す平面図であるが、保持治具5、プ
ラス電極6、マイナス電極8、電鋳槽10、保持治具自
転用駆動モータ11、ベルト12、積算電流計13、滑
車14、治具固定用構造体15で構成されており、電鋳
槽10中に電鋳液3を入れ、加温し、濾過し、撹拌した
状態で、プラス電極6と個々の保持治具5の全てに、マ
イナス電極8と積算電流計13を連結して、よく管理し
た状態で直流電流を流し、保持治具回転用駆動モータ1
1の回転をベルト12で滑車14を介して治具固定用構
造体15の保持治具5に伝達して保持治具5を自転させ
て電鋳し、一定の積算電流値なったら電流を切る構成と
している。
【0010】図5は、前記実施例の保持治具5付近の詳
細を示す概略の側面構成図であるが、治具固定用構造体
15、保持棒16、フリー回転部17、ベルト受車1
8、ベルト12、電気絶縁部19、マイナス電極バネ2
0、連結部21、保持治具5、バネ7、線材9、クリッ
プ22で構成されており、円形の治具固定用構造体15
に保持棒16が溶接されており、フリー回転部17で空
回りさせ、ベルト12の回転をベルト受車18に伝達し
て回転し電気絶縁部19、連結部21を介して保持治具
5を自転させ、保持治具5は、クリップ22とバネ7で
光ファイバ9を張った状態で保持し、電鋳液面23を図
4に示すような位置にして、マイナス電極バネ20と圧
接して電気絶縁部19の下側にマイナス電流を流して電
鋳を実施する。
【0011】電鋳液は、例えばニッケル又はその合金、
鉄又はその合金、銅又はその合金、コバルト又はその合
金、タングステン合金、微粒子分散金属などの電鋳金属
が採用可能であり、スルファミン酸ニツケル、塩化ニッ
ケル、硫酸ニッケル、スルファミン酸第一鉄、ホウフッ
化第一鉄、ピロリン酸胴、硫酸銅、ホウフッ化銅、ケイ
フッ化銅、チタンフッ化銅、アルカノールスルフォン酸
銅、硫酸コバルト、タングステン酸ナトリウムなどの水
溶液を主成分とする水溶液などが使用でき、これらのう
ち特にスルファミン酸ニッケルを主成分とする浴が、電
鋳のやり易さ、硬度などの物性の多様性、出来上がった
ものの化学的安定性、溶接の容易性などの面で適してお
り、そして、電鋳液は、濾過精度0.1〜5μm程度の
フィルターで高速濾過し、また加温して±3℃程度の適
性温度範囲に温度コントロールし、また時々、活性炭処
理をして有機不純物を除去する。
【0012】プラス電極6は、ニッケル、鉄、銅、コバ
ルトなどから選定され、板状、球状のものを適宜使用す
る。球状のものを使用する場合は、チタン製バスケット
に入れ、ポリエステル製の布袋で覆って使用すればよ
い。そして円形の治具固定用構造体15の中心にプラス
電極6を配して、保持治具5の全てと等間隔の位置にす
るのが、電鋳速度が一定になり、ほぼ同時間で電鋳が終
了することから望ましいが、プラス電極6の位置は、こ
の位置に限定されず、例えば電鋳槽10の外壁に沿って
プラス電極6を複数箇所に配した構成にしてもよいし、
治具固定用構造体15も必ずしも円形でなく例えば楕円
形であってもよい。
【0013】線材9は、一般には一本で実施するが、場
合によっては2本または、それ以上の複数本を使用する
多心タイプであってもよく、鉄またはその合金、アルミ
ニウムまたはその合金、銅またはその合金などの金属線
または細棒、及びこの金属線または細棒の上に薄いハン
ダメッキをしたもの、及びナイロン、ポリエステルなど
のプラスチック線または細棒から適宜選択使用される
が、このうちプラスチックの場合は、表面に導電性の付
与のためニッケル、銀などの無電解メッキなどが必要と
なり、線材9は、太さと真円度と直線性、表面粗度に高
い精度が要求され、ダイスによる押し出し、伸線、セン
タレス加工などによる方法などにより製造することがで
きる。
【0014】選択する線材9の種類により、電鋳品の中
心にある線材9を引き抜くか、押し出すか、薬品で溶解
するかが決定されるが、一般には薬品に溶解しにくく、
引っ張り強度の高いものは、引き抜き、または押し出し
を利用し、薬品に溶解しやすいものは、溶解を利用す
る。例えば鉄、銅またはその合金の線材の場合は、離型
処理し、電鋳して棒状にした後、線材を引き抜けばよ
く、上記した無電解メッキしたプラスチックのの線材の
場合には、同様の方法で引き抜けばよい。これらのうち
特にSUS線、燐青銅線、ベリ銅線、チタン合金線、形
状記憶合金線などで引張強度が高く、かつ伸び率が高
く、例えば10パーセント以上の線材を使用することに
よってた著しく長く引き抜くことが可能となり、特にプ
ラスチック光ファイバ線(POF)の場合には、500
〜1000μm程度の太さの線を使用するケースが多い
が、こり場合には線材が太いために、引っ張り強度が高
く、線材の抜けが非常に良好となって著しく長い金属管
を製造することが容易になる。
【0015】上記のような装置で回転電鋳を実施する
が、電鋳は、直流電流を1〜10A/dm程度の電流
密度で実施し、棒状で長さ20〜100cmで、太さ
0.4〜2.5mmφ程度の任意のものを製造し、耐熱
性、物理的強度などの特に要求される部分だけに、20
〜100cm程度の長さで通常は使用するが、但し長
さ、太さについては、これに限定されず、例えば電鋳槽
の深さを深くすることや自動連続光ファイバ供給装置な
どによって、更に著しく長いものなどを製造可能であ
り、そして電鋳を実施するには、始めは低電流で開始
し、徐々に電流を高めていき、保持治具5ごとに所定の
析出量(太さ)になる積算電流量に達した時点で、自動
的に整流器からの電流が切れるように正確にコンピュー
タ管理する構成とすることが望ましく、流した電流量に
太さは比例する関係から太さの管理が正確にでき、また
前記のような精度の高い回転電鋳方法を採用することに
よって偏肉を極めて少なくでき、すなわち、極めて良好
な同心度などの精度が得られことから、加工を殆ど必要
としないので、コネクタ接続することも可能となる。
【0016】また、本発明における具体的な実施形態と
しては、例えば図6に示すように光ファイバ3の極高温
または極低温の悪条件区域Aの付近に金属管26を光フ
ァイバ3の外側に設けるが、その際に複数の高温または
低温の悪条件区域Aが有れば、その数だけ部分的に金属
管26を付設固着すればよく、先端には、例えばフラン
ジ25と通常使用している短いフェルール24を設ける
構成であってもよく、そして必要によっては、冷却液や
加温液をポンプで循環する液による調温方法や空気によ
る空気調温などによる温調部分27を一部分にレーザー
溶接などの方法によって密着固定して設ける構成を採用
し、一般にニッケル、銅などの金属管26を使用するこ
とによって、これら金属管26の熱伝導性の良好な性質
を利用して、邪魔にならない隅の方の一か所などを利用
した温調によって、適性温度範囲を保つことが極めて容
易に可能となり、高温環境または低温環境での極めて厳
しい環境下における使用時の問題点を根本的に解決する
ことができる。
【0017】図7は、本発明における、先端のコネクタ
部分の構成の一例を示す側断面図であるが、光ファイバ
3を金属管26の孔に通してから、先端に通常のフェル
ール24の長さより少し長く光ファイバ3を出した状態
で光ファイバ3と金属管26を接着剤などで固定し、フ
ランジ25付きのジルコニア製、金属製などのフェルー
ル24の中心の孔に光ファイバ3を入れて、そしてフラ
ンジ25の後部の孔に金属管26を挿入し、接着剤など
で接着固定する方法を採用すればよい。
【0018】また、図8に示すように通常のフェルール
24を使用しないで、電鋳などの方法によって製造した
寸法精度のよい金属管26に光ファイバを挿入固定して
から、フランジ25を溶接などの方法で固定し、先端部
を研磨して仕上げる方法を採用することもできる。
【0019】本発明において、電鋳法を採用する場合
は、図9(a)に示すように光ファイバのコア1とクラ
ッド2の外側に金属管を形成した構成であり、従来の外
側にプラスチックを使用する場合に比較して著しく機械
的強度と耐熱性などの性質を向上でき、図8(b)に示
すようにコア1に直接金属管を形成した場合には、曲げ
などによる光の損失を全くゼロにすることも可能とな
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の方法によれば、光ファイバにお
いて、コアとクラッドを有する光ファイバ素線またはコ
ア部だけ光ファイバコア線または光ファイバ心線の直径
寸法より僅かに大きく、出来るだけ正確な同心度などの
孔位置に開けた、耐熱性の要求されるエリアの部分を十
分にカバーするに足りる、長さ寸法の長い金属管を電鋳
法などの方法によって製造し、この金属管の孔に前記光
ファイバ素線または光ファイバコア線または光ファイバ
心線を通して保持する手段を採用し、更に必要により冷
却または加温などの温調機能を有する手段を採用するこ
とによって、光ファイバの耐熱性と機械的強度などを著
しく向上させ、高温、振動などの極めて厳しい条件下に
おいても問題を発生しないようにすることが可能となり
また、光ファイバの耐熱性などの要求される部分だけ
を、部分的に金属管で覆うことを可能とし、更に光フア
イバコア線に金属管を通すことによって、強く曲げても
光損失の発生をゼロにすることを可能にすることや、更
に加えて光ファイバに直接電鋳する場合の通電処理を必
要とすることや、電鋳に時間を要することなどから生産
性が低く、コストアップになることなどの問題点を根本
的に解決することができるという多大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ファイバの一般的な構造を示す拡大断面図と
側面図である。
【図2】光ファイバのコア内を光が伝わっていく時の状
態を示す図である。
【図3】光ファイバの表面に悪条件区域Aの部分だけに
電鋳部4を部分的に設けた場合の側面概略構成図であ
る。
【図4】本発明に係る金属管を製造するための回転電鋳
装置の一例で概略の構成を示す平面図である。
【図5】本発明に係る回転電鋳装置の保持治具5付近の
詳細を示す概略の側面構成図である。
【図6】本発明に係る高温または低温の悪条件区域Aの
付近に金属管26を光ファイバ3の外側に設ける構成の
一例を示す概略の構成図である。
【図7】本発明に係る製品において、先端のコネクタ部
分の構成の一例を示す側断面図である。
【図8】本発明に係る製品において、先端のコネクタ部
分の構成の一例で、フェルールを使用しない構成を示す
側断面図である。
【図9】本発明に係る光アァイバ素線、または光アァイ
バコア線の外側の金属管26を形成した構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 コア部 2 クラッド
部 3 光ファイバ 4 電鋳部 5 保持治具 6 プラス電
極 7 バネ 8 マイナス
電極 9 線材 10 電鋳槽 11 保持治具自転用駆動モータ 12 ベルト 13 積算電流計 14 滑車 15 治具固定用構造体 16 保持棒 17 フリー回転部 18 ベルト受
車 19 電気絶縁部 20 マイナス
電極バネ 21 連結部 22 クリップ 23 電鋳液面 24 フェルー
ル 25 フランジ 26 金属管

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリカガラス、多成分ガラス、プラスチッ
    クなどを原料とする光ファイバにおいて、耐熱性などの
    強度の要求される一箇所または複数箇所のエリアの部分
    で十分にカバーするに足りる長さで、前記光ファイバの
    直径寸法より僅かに大きい孔を開けた金属管26の孔に
    前記光ファイバを通して固定する手段を採用することを
    特徴とする耐熱・高強度光ファイバの構造。
  2. 【請求項2】シリカガラス、多成分ガラス、プラスチッ
    クなどを原料とする光ファイバにおいて、耐熱性などの
    強度を要求される一箇所または複数箇所のエリアの部分
    を十分にカバーするに足りる長さで、前記光ファイバの
    直径寸法より僅かに大きい孔を開けた金属管26の孔に
    前記光ファイバを通して固定する手段を採用することを
    特徴とする耐熱・高強度光ファイバの製造方法。
  3. 【請求項3】前記の光ファイバにコアとクラッドを有す
    る光ファイバ素線を使用することを特徴とする請求項
    1、2記載の耐熱・高強度光ファイバの構造及び製造方
    法。
  4. 【請求項4】前記の光ファイバにコアだけの光ファイバ
    コア線を使用することを特徴とする請求項1、2記載の
    耐熱・高強度光ファイバの構造及び製造方法。
  5. 【請求項5】前記の光ファイバに光ファイバ心線を使用
    することを特徴とする請求項1、2記載の耐熱・高強度
    光ファイバの構造及び製造方法。
  6. 【請求項6】前記の光ファイバを通した金属管26にお
    いて、温調部分27を設ける構成を採用することを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5記載の耐熱・高強度光
    ファイバの構造及び製造方法。
  7. 【請求項7】前記の金属管26を製造する方法におい
    て、金属、プラスチックなどの一本、または複数本の線
    材9を陰極とし、各種金属を陽極とする電鋳法によっ
    て、任意の太さと長さの棒を作り、前記線材を除去して
    一個、または複数個の孔を開けた金属管26に光ファイ
    バを前記の孔に通す方法をを採用することを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5、6記載の耐熱・高強度光フ
    ァイバの構造及び製造方法。
  8. 【請求項8】前記の金属管26を製造する方法におい
    て、芯引抽伸(プラグドロー)法を採用することを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6記載の耐熱・高強
    度光ファイバの構造及び製造方法。
  9. 【請求項9】光ファイバに金属管26を固着したもの
    を、フェルールなどの部品を使用する事なく、接続する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8記載の耐熱・高強度光ファイバの構造及び製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009020290A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Fujikura Ltd 光モジュール、光モジュール把持部の製造方法、光路の変換方法及び光モジュール用金属パイプ

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JP2009020290A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Fujikura Ltd 光モジュール、光モジュール把持部の製造方法、光路の変換方法及び光モジュール用金属パイプ

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