JP2003247775A - ドアオープナー - Google Patents

ドアオープナー

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JP2003247775A JP2002045754A JP2002045754A JP2003247775A JP 2003247775 A JP2003247775 A JP 2003247775A JP 2002045754 A JP2002045754 A JP 2002045754A JP 2002045754 A JP2002045754 A JP 2002045754A JP 2003247775 A JP2003247775 A JP 2003247775A
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孝誌 小池
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NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドア開放時間を短縮し、小型であっても突出ス
トロークと突出力を増大させることができ、かつ、耐久
性を向上させたドアオープナーを提供すること。 【解決手段】モータ7の回転を、減速機構8、10を介
してピニオンギヤ12に伝達し、このピニオンギヤ12
に噛合するラック13aで直動運動に変換すると共に、
このラック13aと共に進退するプランジャ13と、こ
のプランジャ13に外挿したプッシャ14間にスプリン
グ15を収容し、プランジャ13の前進により、このス
プリング15を所定のばね力に達するまで圧縮して所望
のばね力を蓄積させ、このスプリング15の復元力によ
ってプッシャ14を、プランジャ13の前進速度よりも
高速で突出させてドア2を開放するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンシンクや
冷蔵庫等のドアをタッチスイッチの操作で自動開放する
電動式のドアオープナーに関する。
【0002】
【従来の技術】キッチンシンクや貯蔵庫、例えば冷蔵庫
における冷蔵室のドアは、冷蔵庫本体の前面において一
端部がヒンジにより回動自在に支持されている回動式が
汎用的で、特に一般家庭ではほとんどこのタイプが使用
されている。このドアの内面周縁部には、閉じた状態で
密封性を向上させるため、冷蔵庫本体の前面に吸着する
マグネットを備えたガスケットを設けている。このた
め、ドアを手動で開放させるにはある程度の操作力が必
要となり、特に力の弱い子供や身体の不自由な人にとっ
ては負担がかかる。
【0003】こうした負担を軽減するため、モータを駆
動源として、このモータの回転をウォームギアからギア
機構を介してピニオンに伝達し、ラックと一体に形成し
た押出し棒の直進運動に変換してドアを開放するように
した電動式のドアオープナーが知られている(特開20
01−55863号公報参照)。
【0004】図14は、この公報に記載された従来構造
の第1例を示している。このモータを駆動源とした電動
式のドアオープナー50は、ケース51内にモータ52
と、押出し棒53を一体に有するラック54と、ギヤ機
構55とを備えている。ギヤ機構55は、モータ52に
より回転するウオームギヤ56と、このウオームギヤ5
6に噛合するギヤ部57aと、このギヤ部57aよりも
小径のギア部57bを有する第1のギヤ57と、ギヤ部
57bに噛合するギヤ部58aと、このギヤ部58aよ
りも小径のギヤ部58bを有する第2のギヤ58と、ギ
ヤ部58bに噛合するギヤ部59aと、ラック54の歯
部54aに噛合するピニオン59bを有する第3のギヤ
59とで構成している。ピニオン59bにはカム60を
一体形成している。
【0005】押出し棒53を一体に有するラック54
は、ケース51内に長手方向に直動可能に支持され、そ
の先端部はケース51から突出している。また、ラック
54の側部にはばね受け部61を設け、このばね受け部
61とケース51との間に、圧縮コイルばねからなる戻
しばね62を収容している。この戻しばね62は矢印A
方向に押出し棒53を付勢している。
【0006】ケース51内には、カム60に転接するL
字形のレバー63を回動自在に設けると共に、このレバ
ー63の端部63aによりオンオフする原点スイッチ6
4を設けている。
【0007】ドアの前面に設置されたタッチスイッチを
入れるとモータ52が通電し、ウォームギア56が回転
する。この回転が第1〜3のギヤ57、58、59から
なるギア機構55を介してピニオン59bに伝達する
(矢印B方向)。するとこのピニオン59bに噛合する
ラック54が矢印Aとは逆の矢印C方向に移動し、押出
し棒53が同矢印C方向に突出してドア65の被押圧部
66を押圧してドア65を開放する。なお、押出し棒5
3が最先端位置まで突出すると、ラック54の歯部54
aとピニオン59bとの噛合が外れ、戻しばね62の復
元力によって押出し棒53は元の退避位置まで瞬時に戻
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の電動式
のドアオープナーにおいて、ギア機構55、ピニオン5
9b、ラック54からなる構成では、押出し棒53の動
作速度を速くするには限界があり、ドア65の開放まで
に時間がかかるという問題があった。また、こうした冷
蔵庫67には、通常、ドアヒンジ部に、半ドア防止機構
としてカム等からなる自動閉鎖機構(図示せず)を設け
ており、押出し棒53でドアを開放する際、この自動閉
鎖機構でドア65が閉じる距離を超えるストロークまで
突出させる必要がある。したがって、ドアオープナー5
0の突出ストロークと突出力を増大させるには電流容量
を大きくする必要があり、小型化が難しいという問題が
あった。さらには、ドア65を開放する動作中、すなわ
ちラック54の歯部54aとピニオン59bとが噛合し
ている時にドア65に外力が加わると、ケース51内の
ギヤ機構55等に直接衝撃力がかかり、破損するといっ
た問題もあった。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、ドア開放時間を短縮し、小型であっても突出
ストロークと突出力を増大させることができ、かつ、耐
久性を向上させたドアオープナーを提供することを目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成すべく、
本発明のうち請求項1記載の発明は、モータの回転を、
減速機構を介してピニオンギヤに伝達し、このピニオン
ギヤに噛合するラックで直動運動に変換すると共に、こ
のラックと共に進退するプランジャと、このプランジャ
に外挿したプッシャ間にスプリングを収容し、前記プラ
ンジャの前進により、このスプリングを所定のばね力に
達するまで圧縮して所望のばね力を蓄積させ、このスプ
リングの復元力によって前記プッシャを、前記プランジ
ャの前進速度よりも高速で突出させてドアを開放するよ
うにした構成を採用した。
【0011】このように、プランジャの前進によりスプ
リングを圧縮し、スプリングにばね力を蓄積させたの
で、ドアの開放時間を短縮することができると共に、ス
プリングの復元力でプッシャを突出させたので、モータ
への負荷を軽減し、プッシャに外力がかかってもスプリ
ングでこの外力を緩和して内部に衝撃力が生じなく、耐
久性を向上させることができる。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、前記スプ
リングが、その圧縮過程においてばね定数が大きくなる
非線形のばね定数を有しているので、プランジャの前進
過程でばね定数が大きくなり、スプリングのばね力が蓄
積されてプッシャの突出量を長くすることができると共
に、突出速度もプランジャの前進速度を超えて高速とな
るため、ドアを開放するまでの時間を実質的に短縮する
ことができる。
【0013】好ましくは、請求項3に記載の発明のよう
に、前記スプリングが外径の異なる複数個のスプリング
からなり、これらのスプリングを同軸上に配設すると共
に、ばね定数が最小のスプリングを他のスプリングより
も自然長を長くすれば、モータにかかる負荷を抑制して
プランジャを速く前進させることができる。
【0014】好ましくは、請求項4に記載の発明のよう
に、前記プランジャの前進により、前記スプリングが、
大径のスプリングと、この大径のスプリングに内挿し、
自然長が長い小径のスプリングとからなり、これらのス
プリングの巻き方向を互いに逆方向とすれば、小スペー
スでプッシャの突出量を長くできると共に、スプリング
が相互に絡み合うのを防止することができる。
【0015】また、請求項5に記載の発明のように、前
記スプリングを所定のばね力に達するまで予め圧縮する
と共に、前記プッシャに、所定の軸方向力によって解除
可能なロック機構を付設したので、プッシャの突出速度
と突出量を増大することができ、ドアの開放時間を短縮
することができる。
【0016】好ましくは、請求項6に記載の発明のよう
に、前記ロック機構が、前記プッシャの直交方向に進退
自在に配設したストッパーと、このストッパーとケース
間に付勢して収容したスプリングと、前記ストッパーの
係止部を形成したプッシャとを備えているので、小スペ
ースでスプリングのばね力を容易に蓄積することができ
る。
【0017】また、請求項7に記載の発明では、前記プ
ッシャの突出速度を200mm/sec.以上に設定し
たので、プッシャの突出ストロークが短くても短時間に
ドアを開放することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係るドア
オープナーを装着した冷蔵庫の斜視図を示し、図2
(a)は、本発明に係るドアオープナーの第1の実施形
態を示す縦断面図、(b)は(a)の側面図、(c)は
(a)のA−A線に沿った断面図を示す。
【0019】図1において、冷蔵庫1のドア2を開放す
るドアオープナー3は、ドアヒンジ4と反対側の冷蔵庫
1の本体上部に装着し、ドア2の前面に設けたタッチス
イッチ5を押すとこのドアオープナー3が作動し、ドア
2に突設した被押圧部6を突き放す。ドア2を開放する
ための力、すなわち、ドアオープナー3のプッシャ14
が突出する力として、ドア2と冷蔵庫1の本体とを密封
する図示しないガスケットを冷蔵庫1の本体から引き離
す力が必要となる。通常、冷蔵庫1の密封性を高めるた
めにガスケット内にはマグネット(図示せず)を内蔵し
ており、この引き離す力は2〜3kg程度である。
【0020】また、プッシャ14の突出量と突出速度と
の関係を検証するため、出願人は、冷蔵庫1の本体側部
に一軸の駆動テーブルTを設置し、テーブルTの駆動速
度とストロークを変えてドア2の開放量Lを調査した。
通常、ドアヒンジ4部には、半ドア防止機構としてカム
等からなる自動閉鎖機構を設けているため、50mm程
度ドア2を開放しても機械的にドア2を引き込んで閉じ
てしまう。すなわち、テーブルTのストローク(突出
量)が50mmのものでは、突出速度200mm/se
c.でドア2を一旦開放することはできるが、この自動
閉鎖機構が作用する位置を越えて遠くまで開放すること
はできなく、テーブルTが後退すると再びドア2が閉じ
てしまう。ドアオープナー3の装着位置によって多少の
差異はあるも、本出願人の検証では、50mmストロー
クの場合、プッシャ14の突出速度は200mm/se
c.が必要で、これよりもさらに高速で突出すればドア
2を開放できることが判った。
【0021】図2に示すドアオープナー3は、モータ7
と、モータ7の軸に固定したウオームギヤ8と、このウ
オームギヤ8に噛合し、軸9によって回転自在に支持し
たウオームホイール10aと平歯車10bとからなる2
段ギヤ10と、平歯車10bに噛合し、軸11によって
支持したピニオン(平歯車)12と、このピニオン12
に噛合するラック13aを一体に形成したプランジャ1
3と、このプランジャ13に外挿したプッシャ14と、
このプッシャ14とプランジャ13間に収容したスプリ
ング15を主要な構成としている。
【0022】モータ7の回転は、ウオームギヤ8から2
段ギヤ10を介してピニオン12によって順次減速して
伝達され、最終的にこのピニオン12に噛合するラック
13aの直動運動に変換される。ここでは、減速機構と
してウオームギヤ8、ウオームホイール10aと、平歯
車10b、12の組合せを例示したが、他の減速機構で
も良い。また、歯車は、ポリアセタール樹脂等の合成樹
脂を射出成形によって形成している。さらにグリースを
これらの歯車に塗布すれば、摩耗と騒音を抑制すること
ができる。
【0023】図3の分解図で示すように、プッシャ14
は外周に2面取り14aを形成した有底円筒状をなし、
この2面取り14aの一面には、プランジャ13の突起
部13bをガイドするスリット状の案内溝14bを形成
している。プッシャ14の内周14cに進退自在に嵌挿
したプランジャ13の突起部13bがこの案内溝14b
に沿って摺動するため、プランジャ13は回転すること
なく直線移動する。なお、プッシャ14は、ポリアセタ
ール等の合成樹脂製とすることにより、耐摩耗性を向上
することができると共に、前述したドア2の被押圧部6
との衝突音を緩和することができる。
【0024】スプリング15は、プランジャ13の端面
13cとプッシャ14の底部14dとの間に付勢して収
容している。また、このスプリング15は、外径の異な
る内側スプリング15aと外側スプリング15bからな
り、非線形のばね定数を有している。内側スプリング1
5aは、プランジャ13の端部13cとプッシャ14の
底部14d間に圧縮した状態で収容し、外側スプリング
15bは、この内側スプリング15aよりも短く、プラ
ンジャ13の前進する過程で圧縮することになる。これ
らのスプリング15a、15bの巻き方向を逆方向とす
ることにより、相互の絡みを防止することができる。
【0025】プッシャ14をケース17から突出可能に
支持し、このプッシャ14の後部には一対のピンからな
るストッパー16を突設させ、プランジャ13の側部1
3dに当接してプッシャ14がプランジャ13から脱落
しないようにしている。なお、ストッパー16としては
このピンに限らず、例えば止め輪のようなものでも良
い。
【0026】さて、プランジャ13の突起部13bには
電極18を設け、ケース17に設けた基板19に対峙し
ている。この基板19上には、図8に示すようなリミッ
トセンサー用のパターン19a、19b、19c、19
dを形成している。このパターン19a、19b、19
c、19dは銅箔等からなる導電性の箔をそれぞれ間隔
を設けて貼り付けている。突起部13bがこのパターン
19a、19b、19c、19d上を通過すると、電極
18によって隣り合うパターン19a、19b、あるい
は19c、19dを短絡させ、プランジャ13の位置を
検出する。本実施形態では、19a、19bが短絡する
と後進端、19c、19dを短絡すると前進端を検出す
ることになる。19bと19cは、信号線を削減するた
めに共通パターンとして短絡しており、電気的にはGN
Dに接続してリミットスイッチとしての機能を果たして
いる。また、これらパターン19a、19b、19c、
19dとして用いた箔は、銅箔のみでは強度的に弱いた
め、銅箔の表面にNiメッキか、さらにその上に金メッ
キ等の表面処理を施すこともある。なお、ここでは、プ
ランジャ13の位置検出に摺動接点方式を採用している
が、これに限らず、磁石と磁気センサーからなる非接触
式の磁気検出方式であっても良い。
【0027】次にドアの開放ユニットとして、このドア
オープナー3の動作説明を図2および図4、5を用いて
行う。図2(a)は冷蔵庫1のドア2が閉まっている状
態を示している。この時、プランジャ13は後進端に位
置し、基板19のパターン19a、19bは電極18に
よって短絡している。また、内側スプリング15aは僅
かに圧縮しており、プランジャ13の側部13dはスト
ッパー16に当接している。この状態では、ドア2の被
押圧部6とプッシャ14は接触しているか、僅かなすき
まをもっている。
【0028】この状態でタッチスイッチ5を押すと、ド
ア2を開放する指令が入り、モータ7が回転する。図4
に示すように、モータ7が回転を始めると、ウオームギ
ヤ8が回転し、ウオームホイール10a、平歯車10b
からなる2段ギヤ10、およびピニオン12によって減
速し、最終的にはこのピニオン12に噛合するラック1
3aが前進していく。ラック13aと一体に形成してい
るプランジャ13が前進すると先ず内側スプリング15
aのみを圧縮し、次いで外側スプリング15bも合わせ
て圧縮していく。さらにプランジャ13が前進してスプ
リング15を圧縮しその圧縮力を高めて行き、ドア2を
開放するのに必要な力になるとドア2は冷蔵庫1の本体
から離れる。
【0029】図5に示すように、プランジャ13の端面
13cを基点にスプリング15が復元しようとするた
め、プッシャ14はプランジャ13の速度よりも高速に
なり、モータ7に負荷をかけずに突出することになる。
したがって、ドア2の自動閉鎖機構(図示せず)が作用
する距離を越えてドア2を突き放すことができる。な
お、この時、ストッパー16によりプッシャ14はプラ
ンジャ13から脱落することはない。
【0030】ここで、電極18が基板19のパターン1
9c、19dを短絡し、プランジャ13が前進端に来た
ことを検出する。するとモータ7が逆回転を始めてプラ
ンジャ13は後退していく。このプランジャ13の後退
に伴ってプランジャ13の側部13dがストッパー16
を押し、プッシャ14もプランジャ13と共に後退して
いく。その後、基板19のパターン19a、19bが電
極18によって短絡すると、この検出信号を受けてモー
タ7の回転は停止し、一連のドア2の開放動作が終了す
る(図2の状態)。
【0031】プッシャ14が最大に突出した状態か、ま
たドア2を開放するためにモータ7が正回転している最
中にドア2が急に閉じられるような時、あるいはドア2
が開放できないように外部から力が加わっているような
時、このような時には、スプリング15が圧縮力を受け
てプッシャ14のみ後退することができる。したがっ
て、スプリング15の弾性が衝撃ダンパーとなり、ピニ
オン12等に衝撃力はかからず、ドアオープナー3の内
部を安定して保護することができ、耐久性を向上させる
ことができる。ここで、何らかの外力でドア2が開かな
くても、一定時間モータ7を回転させて開放動作を行っ
た後、自動的にモータ7を逆回転させてプランジャ13
を後退させ、プッシャ14を戻す制御を行なっている。
【0032】このようにプランジャ13の前進端と後進
端位置を検出するリミットスイッチ機能を有している
が、モータ7の通電時間を管理してモータ7の正逆回転
を制御し、このリミットスイッチ機能を省略することも
できる。また、冷蔵庫1内のドアセンサー(図示せず)
が使用できる場合には、このドアセンサーの検出信号で
モータ7を停止させ、プランジャ13の後退動作に切り
替えても良い。また、モータ7の電流値を検出し、この
電流値が許容値を超えた時にモータ7を逆回転させてプ
ランジャ13を後退させても良い。
【0033】図6は、本実施形態におけるプランジャ1
3の位置とスプリング15のばね力の関係を示すグラフ
である。従来のように単一のスプリング使用した場合、
プランジャ13の前進に伴って破線で示したようにばね
力Fは線形的に単調増加し、ドア2が冷蔵庫1の本体か
ら離れる力F1になり、このF1を超えた時点でドア2
は開放する。その後もプランジャ13は前進端リミット
に到達するまで前進するが、スプリング15の復元力で
プッシャ14は、プランジャ13の前進速度を超えて高
速で突出し、ドア2を突き放すことになる。この場合、
スプリング15の圧縮過程でプランジャ13の端面13
cに加わる負荷は時間とともに増加するため、モータ7
に負荷がかかって回転が徐々に低下し、結果的にドア2
の開放時間が長くなる。ここでばね定数を単に大きくし
たスプリングを使用しても良いが、これではプッシャ1
4は剛体に近くなってばね力F1までの到達時間は短縮
されるも、ドア2が冷蔵庫1の本体から離れるまでのプ
ランジャ13の移動距離X1が短くなり、スプリングが
復元してプッシャ14の突出量も少なくなってドア2を
開放することが難しくなる。
【0034】本実施形態では、長さの異なる内側スプリ
ング15aと外側スプリング15bを組合せ、非線形の
スプリング15を構成しているため、図6の実線で示す
ように、プランジャ13の前進初期はばね定数(内側ス
プリング15a)を小さく設定しているため、モータ7
にかかる負荷を抑制してプランジャ13をより速く前進
させ、途中からばね定数(内側スプリング15a+外側
スプリング15b)を大きくしてばね力Fが早い段階で
F1に到達するように設定した。したがって、ばね力F
がF1に到達するまでのプランジャ13の移動量はX2
となり、線形のスプリングを使用した場合に比べ、同じ
スペース内でプランジャ13の移動距離を大きくするこ
とが可能となった。すなわち、プランジャ13の前進過
程でばね定数が大きくなり、スプリング15のばね力F
(復元力)が蓄積され、プッシャ14の突出量を長くす
ることができ、かつ、プッシャ14の突出速度もプラン
ジャ13の前進速度を超えて高速となるため、ドア2を
開放するまでの時間を実質的に短縮することができる。
【0035】図7に制御回路の一例を示す。制御回路2
0自体は、冷蔵庫1内の制御回路内に組込んでも、ドア
オープナー3内に収納しても良い。ドア2の開放を指令
するタッチスイッチ5は、冷蔵庫1のドア2前面に設け
ている。このドア2の開放指令の信号とプランジャ13
の前進端リミット21、後進端リミット22の信号は制
御回路20に送信され、モータ7の回転制御を行なう。
これらの信号はワンチップのCPU23に接続し、モー
タアンプ24を通してモータ7の回転方向や、回転時間
等を管理している。したがって、例え前進端リミット2
1、後進端リミット22が不具合を起こしても、モータ
7への通電時間の最大値を設定しているため、モータ7
の機械的なロック時にも焼付き等は回避できる。なお、
CPU23の代替として、タイマーICや汎用のロジッ
ク回路を組合せても良い。
【0036】図9は、本発明に係るドアオープナーの第
2の実施形態を示す縦断面図である。なお、前述した第
1の実施形態と異なる点は、プッシャにロック機構を付
加した構成のみで、その他同一部品、同一部位には同じ
符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0037】このドアオープナー3’において、モータ
7の回転は、ウオームギヤ8から2段ギヤ10を介して
ピニオン12によって順次減速して伝達され、最終的に
このピニオン12に噛合するラック13aの直動運動に
変換される。ここで、プッシャ14’が突出しないよう
にロック機構25を付加し、予めプランジャ13を前進
させ、スプリング15を圧縮している。
【0038】ロック機構25は、図10に示すように、
凸曲面に形成した先端部26aを有する中空状のストッ
パー26を、ケース17’に形成したストッパー収容部
27に進退自在に嵌挿し、このストッパー収容部27の
底部とストッパー26間にスプリング28を付勢させて
収容している。ストッパー26の先端部26aは、ケー
ス17’から突出し、プッシャ14’と接触する。
【0039】一方、プッシャ14’には、図11に示す
ように、一方の2面幅14a’に案内溝14b’とリブ
14e、および係止孔14fを形成している。また、リ
ブ14eを挟んで案内溝14b’側の側面には緩斜面1
4g、係止孔14f側の側面には急斜面14hをそれぞ
れ形成している。ロック状態では、ストッパー26が突
出して先端部26aがこの急斜面14hに当接し、スプ
リング28の圧縮力でプッシャ14’が突出するのを抑
えている。この状態でドア2の開放指令を待つことにな
る。プランジャ13の前進によりスプリング15がさら
に圧縮され、スプリング15のばね力が増大し、所定の
ばね力に達すると、先端部26aの凸曲面が急斜面14
hを滑って後退し、ストッパー26とプッシャ14’と
の係合が解ける。こうしてロックが解除された時には、
ストッパー26の先端部26aが緩斜面14gに沿って
再び前進して案内溝14b’に係合するため、プッシャ
14’の突出を妨げない。
【0040】図12は本実施形態の基板19’を示して
いる。この基板19’は、前述した基板19のパターン
19a、19b、19c、19dにパターン19eを追
加している。これは、電極18がパターン19cとこの
パターン19eを短絡した時点でモータ7の回転を停止
して待機状態になるように設定している。
【0041】図9の待機状態からドア2の開放指令が入
ると、モータ7が回転し、プランジャ13が前進してさ
らにスプリング15を圧縮していく。ばね力Fが増加す
るにしたがい、ストッパー26の先端部26aは、スプ
リング28に抗してプッシャ14’の急斜面14hに沿
って後退し、ロックを解除する。ロック解除と共に、今
度はスプリング15に蓄積していたばね力Fが一気にド
ア2に加わり、冷蔵庫1の本体からドア2を引き離すと
同時に、スプリング15の復元力によってプッシャ1
4’は高速で突出し、ドア2を開放することができる。
【0042】その後、プランジャ13は前進端リミット
まで前進した後、後進端リミットに到達するまで後退す
る。このプランジャ13の後退と共に、プッシャ14’
もストッパー16を介して後退していく。後進端リミッ
トが接近すると、ストッパー26の先端部26aは緩斜
面14gに沿って後退し、後進端リミット位置ではロッ
ク状態になる。さらに、プランジャ13を前進させ、図
9に示した待機位置で停止し、一連の動作が終了する。
なお、このストッパー26は、プッシャ14’との摺動
特性を考慮して、プッシャ14’の材質が、例えばポリ
アセタール等の合成樹脂で形成している場合は、金属製
よりも合成樹脂製の方が耐摩耗性の面で好ましい。ここ
では、ポリアセタールやポリイミド等の合成樹脂を使用
している。また、ストッパー26とプッシャ14’の摺
動面にグリース等の潤滑剤を塗布すれば、摺動特性と耐
摩耗性を向上することができる。
【0043】図13は待機方式を採用した第2の実施形
態の制御回路を示している。図7で例示した第1の実施
形態の制御回路と異なるのは、前述した待機位置リミッ
ト29を追加した点のみであるので、その説明を省略す
る。
【0044】また、この実施形態では、第1の実施形態
と同様、内側スプリング15aと外側スプリング15b
を組合せ、非線形のスプリング15を構成しているが、
この待機方式では必ずしも非線形のスプリング15でな
くても、ロック機構25によって単一のスプリングであ
っても良い。こうした線形のばね定数を有する単一のス
プリングであっても、これを予め圧縮し、そのばね力を
蓄積して復元力をプッシャ14’に付与し、プランジャ
13の前進速度よりも高速にプッシャ14’を突出させ
ることができる。したがって、プッシャ14’にロック
機構25を付加することにより、プッシャ14’自体の
ストロークが短くても短時間でドア2を開放することが
できる。
【0045】以上、本発明の実施の形態について説明を
行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定され
るものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨
を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実
施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特
許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の
範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更
を含む。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るドア
オープナーは、モータの回転を、減速機構を介してピニ
オンギヤに伝達し、このピニオンギヤに噛合するラック
で直動運動に変換すると共に、このラックと共に進退す
るプランジャと、このプランジャに外挿したプッシャ間
にスプリングを収容し、前記プランジャの前進により、
このスプリングを所定のばね力に達するまで圧縮して所
望のばね力を蓄積させ、このスプリングの復元力によっ
て前記プッシャを、前記プランジャの前進速度よりも高
速で突出させてドアを開放するようにしたので、ドアの
開放時間を短縮することができると共に、スプリングの
復元力でプッシャを突出させたので、モータへの負荷を
軽減し、プッシャに外力がかかってもスプリングでこの
外力を緩和して内部に衝撃力が生じなく、耐久性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアオープナーを装着した冷蔵庫
を示す斜視図である。
【図2】(a)は本発明に係るドアオープナーの第1の
実施形態を示す縦断面図である。(b)は同上、側面図
である。(c)は(a)のA−A線に沿った断面図であ
る。
【図3】同上、要部分解図である。
【図4】本発明に係るドアオープナーのドア開放寸前の
状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係るドアオープナーのドア開放時の状
態を示す縦断面図である。
【図6】本発明に係るドアオープナーのプランジャの移
動距離とスプリングのばね力との関係を示すグラフであ
る。
【図7】本発明に係るドアオープナーの第1の実施形態
における制御回路を示す概略図である。
【図8】同上、基板のパターンを示す概略図である。
【図9】本発明に係るドアオープナーの第2の実施形態
を示す縦断面図である。
【図10】同上、要部拡大断面図である。
【図11】同上、要部斜視図である。
【図12】同上、基板のパターンを示す概略図である。
【図13】同上、制御回路を示す概略図である。
【図14】従来のドアオープナーを示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・冷蔵庫 2・・・・・・・・ドア 3、3’・・・・・・ドアオープナー 4・・・・・・・・ドアヒンジ 5・・・・・・・・タッチスイッチ 6・・・・・・・・被押圧部 7・・・・・・・・モータ 8・・・・・・・・ウオームギヤ 9、11・・・・・軸 10・・・・・・・2段ギヤ 10a・・・・・・ウオームホイール 10b・・・・・・平歯車 12・・・・・・・ピニオン 13・・・・・・・プランジャ 13a・・・・・・ラック 13b・・・・・・突起部 13c・・・・・・端面 13d・・・・・・側部 14、14’・・・・プッシャ 14a、14a’・・2面幅 14b、14b’・・案内溝 14c・・・・・・内周 14d・・・・・・底部 14e・・・・・・リブ 14f・・・・・・係止孔 14g・・・・・・緩斜面 14h・・・・・・急斜面 15、28・・・・スプリング 15a・・・・・・内側スプリング 15b・・・・・・外側スプリング 16、26・・・・ストッパー 17、17’・・・・ケース 18・・・・・・・電極 19・・・・・・・基板 19a〜19e・・パターン 20・・・・・・・制御回路 21・・・・・・・前進端リミット 22・・・・・・・後進端リミット 23・・・・・・・CPU 24・・・・・・・モータアンプ 25・・・・・・・ロック機構 26a・・・・・・先端部 27・・・・・・・ストッパー収容部 29・・・・・・・待機位置リミット 50・・・・・・・ドアオープナー 51・・・・・・・ケース 52・・・・・・・モータ 53・・・・・・・押出し棒 54・・・・・・・ラック 54a・・・・・・歯部 55・・・・・・・ギヤ機構 56・・・・・・・ウオーム 57・・・・・・・第1のギヤ 57a、57b・・ギヤ部 58・・・・・・・第2のギヤ 58a、58b・・ギヤ部 59・・・・・・・第3のギヤ 59a・・・・・・ギヤ部 59b・・・・・・ピニオン 60・・・・・・・カム 61・・・・・・・ばね受け部 62・・・・・・・戻しばね 63・・・・・・・レバー 63a・・・・・・端部 64・・・・・・・原点スイッチ 65・・・・・・・ドア 66・・・・・・・被押圧部 67・・・・・・・冷蔵庫 68・・・・・・・ガスケット T・・・・・・・・駆動テーブル F、F1・・・・・ばね力 X1、X2・・・・プランジャの移動距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石河 智海 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 KB23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータの回転を、減速機構を介してピニオ
    ンギヤに伝達し、このピニオンギヤに噛合するラックで
    直動運動に変換すると共に、このラックと共に進退する
    プランジャと、このプランジャに外挿したプッシャ間に
    スプリングを収容し、前記プランジャの前進により、こ
    のスプリングを所定のばね力に達するまで圧縮して所望
    のばね力を蓄積させ、このスプリングの復元力によって
    前記プッシャを、前記プランジャの前進速度よりも高速
    で突出させてドアを開放するようにしたことを特徴とす
    るドアオープナー。
  2. 【請求項2】前記スプリングが、その圧縮過程において
    ばね定数が大きくなる非線形のばね定数を有している請
    求項1に記載のドアオープナー。
  3. 【請求項3】前記スプリングが外径の異なる複数個のス
    プリングからなり、これらのスプリングを同軸上に配設
    すると共に、ばね定数が最小のスプリングを他のスプリ
    ングよりも自然長を長くした請求項1または2に記載の
    ドアオープナー。
  4. 【請求項4】前記スプリングが、大径のスプリングと、
    この大径のスプリングに内挿し、自然長が長い小径のス
    プリングとからなり、これらのスプリングの巻き方向を
    互いに逆方向とした請求項1乃至3いずれかに記載のド
    アオープナー。
  5. 【請求項5】前記プランジャの前進により、前記スプリ
    ングを所定のばね力に達するまで予め圧縮すると共に、
    前記プッシャに、所定の軸方向力によって解除可能なロ
    ック機構を付設した請求項1乃至4に記載のドアオープ
    ナー。
  6. 【請求項6】前記ロック機構が、前記プッシャの直交方
    向に進退自在に配設したストッパーと、このストッパー
    とケース間に付勢して収容したスプリングと、前記スト
    ッパーの係止部を形成したプッシャとを備えている請求
    項5に記載のドアオープナー。
  7. 【請求項7】前記プッシャの突出速度を200mm/s
    ec.以上に設定した請求項1乃至6いずれかに記載の
    ドアオープナー。
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