JP2003247607A - ダブルリブベルト - Google Patents

ダブルリブベルト

Info

Publication number
JP2003247607A
JP2003247607A JP2003071282A JP2003071282A JP2003247607A JP 2003247607 A JP2003247607 A JP 2003247607A JP 2003071282 A JP2003071282 A JP 2003071282A JP 2003071282 A JP2003071282 A JP 2003071282A JP 2003247607 A JP2003247607 A JP 2003247607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
rib
belt sleeve
center
grinding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003071282A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Mishima
京一 三島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP2003071282A priority Critical patent/JP2003247607A/ja
Publication of JP2003247607A publication Critical patent/JP2003247607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 心線をゴム層の厚み方向の中央に位置させる
ことのできるダブルリブベルトを提供する。 【解決手段】 ゴム層の厚み方向に心線を埋設してなる
ベルトスリーブから製造されるもので、前記ベルトスリ
ーブの両周面に研削によってリブ谷部、リブ山部を形成
してなるものにおいて、ベルトスリーブの心線中心位置
に基づいて演算され、心線をゴム層の厚み方向中央に位
置させる各研削値γ1,γ2によってベルトスリーブの
各周面を研削してリブ谷部、リブ山部を形成し、正転時
と逆転時の外周長さの誤差が実質的に生じないダブルリ
ブベルトにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴム層内に心線が
埋設されたベルトスリーブからダブリブベルトに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のダブルリブベルトの製造方法とし
ては、例えば下記特許文献1に記載されているものが提
案されている。この製造方法は、ゴム層内に心線(クッ
ションゴム層)を有するベルトスリーブを2つの同径の
ロールで走行させ、走行中のベルトスリーブの表面に研
削ホイールによってリブ谷部とリブ山部とを研削する。
続いて、ベルトスリーブを裏返して、再び各ロールで走
行させることで、ベルトスリーブの他の面に研削ホイー
ルによってリブ谷部とリブ山部を研削するものである。
また、ベルトスリーブの他の面を研削する場合、上下リ
ブ谷部のピッチズレ(ミスピッチ)を軽減するために、
ロールに装着されるカートリッジの溝部、突起部にリブ
山部、リブ谷部を嵌合させることで、研削中に横ズレを
生じさせないようにしている。
【0003】
【特許文献1】特開平7−124856号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のダブルベルトの
製造方法では、ベルトスリーブの両側の研削代を調整す
ることなくリブ谷部とリブ山部を研削して目標厚さ(製
品厚さ)のダブルベルトを製造しているので、ゴム層に
対する心線にズレが生じていると、研削されたダブルリ
ブベルトの上下リブ谷部(リブ山部)のピッチズレを軽
減できても、ゴム層内の心線をベルト厚み方向の中央部
に位置させることができない。この心線の厚み方向のズ
レは、一対のプーリに掛け回転することでダブルリブベ
ルト外周長さ(POC)を測定する上で、正転時と反転
時とで大きな誤差を生じる。この誤差はダブルリブベル
トを用いて動力などを伝達する際に、ベルトが掛けられ
るプーリなどの回転比を大きく狂わせる原因となってい
る。
【0005】本発明は、心線をゴム層の厚み方向の中央
に位置させることのできるダブルリブベルトを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に係る発明は、ゴム層の厚み方向に心線を埋設して
なるベルトスリーブから製造されるもので、前記ベルト
スリーブの両周面に研削によってリブ谷部、リブ山部を
形成してなるダブルリブベルトにおいて、前記ベルトス
リーブの心線中心位置に基づいて演算され、前記心線を
ダブルリブベルトのゴム層の厚み方向中央に位置させる
各研削値によって、前記ベルトスリーブの各周面を研削
してリブ谷部、リブ山部を形成してなり、正転時と逆転
時の外周長さの誤差が実質的に生じないダブルリブベル
トである。上記構成によると、心線中心をゴム層の中央
位置にする各研削値によってベルトスリーブの各周面を
研削して製造されるので、例えベルトスリーブの心線中
心がゴム層中央に対してズレていても、ダブルリブベル
トを心線ズレのないものに製造できる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1におい
て、前記心線中心位置が、前記ベルトスリーブを異なる
径からなる2つのロールに掛けて回転走行させ、各ロー
ルの回転比から求められるものである。請求項3に係る
発明は、請求項1又は2において、正転時と逆転時の外
周長さの前記差が、0.2mm以下である。
【0008】このようなダブルリブベルトの製造方法
は、ゴム層の厚み方向に心線を埋設してなるベルトスリ
ーブからダブルリブベルトを製造するもので、ベルトス
リーブの両周面に研削によってリブ谷部、リブ山部を形
成してなるものにおいて、ベルトスリーブを異なる径か
らなる2つのロールに掛け該ロールの回転で走行させる
第1工程と、各ロールの回転比から走行されるベルトス
リーブの心線中心位置を求め該心線中心位置に基づいて
ベルトスリーブの各周面の研削値を心線がダブルリブベ
ルトのゴム層の厚み方向中央に位置する様に演算する第
2工程と、ベルトスリーブの各周面に各研削値によって
研削することでリブ谷部、リブ山部を形成する第3工程
とを含んでなるものである。心線中心をゴム層の中央位
置にする各研削値によってベルトスリーブの各周面を研
削するので、例えベルトスリーブの心線中心がゴム層中
央に対してズレていても、ダブルリブベルトを心線ズレ
のないものに製造できる。 第2工程で演算される各研削値:γ1,γ2は、ロール
外周から前記ベルトスリーブの心線中心位置:α,前記
ベルトスリーブの厚さ:2w,前記ダブルリブベルトの
製品厚さ:2βから、γ1=2w−(α+β)、γ2=
α−βで求められるものである。異なる径の2つのロー
ルによってベルトスリーブを走行させて、各ロールの回
転数(回転比)から求められる心線中心位置αと、各ベ
ルトの厚さ2w,2βから容易に、各研削値を算出でき
る。第3工程は、各ロールで走行される前記ベルトスリ
ーブの外周面に、一方の研削値によって研削することで
リブ谷部、リブ山部を形成し、ベルトスリーブを裏返し
て、前記各ロールに掛けて走行させると供に、該裏返さ
れた外周面に、他方の研削値によって研削することでリ
ブ谷部、リブ山部を形成するものである。ベルトスリー
ブの外周面を研削した後に、ベルトスリーブを裏返すこ
とで裏返された外周面も研削できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態におけるダブル
リブベルトについて、図面を参照しつつ説明する。
【0010】本発明は、図1のベルトスリーブBSから
図2のダブルリブベルトWBを製造するものである。ベ
ルトスリーブBSは、図1に示す様に、円筒状の成形ド
ラム外周にアミラード繊維などからなるカット繊維、内
周ゴム層BG、クッションゴム層NG、同層NGに螺旋
状に巻き付けられた心線R(ロープ)、更に外周ゴム層
KGを巻回積層し、加硫することで厚さ2wの円筒体に
成形されたものである。そして、ベルトスリーブBSの
外内周面にリブ谷部、リブ山部を研削して形成する際
に、各ゴム層BG,KGの研削値(研削代)を制御する
ことで、心線Rの中心がベルト厚み方向の中央に位置す
るダブルリブベルトWBを製造する(図2参照)。
【0011】先ず、図4のベルト製造装置1は、直径A
の駆動ロール2と、駆動ロール2と異なる直径B(A>
B)の従動ロール3と、ベルトスリーブBSの両周面に
複数のリブを形成する研削ホイール4と、ベルトスリー
ブBSからの研削粉などを排出する吸引器5とからな
り、これら各部2,4,5を装置1の制御システム6
(図5参照)で制御する。
【0012】駆動ロール2は、図示しない回転機で回転
されるもので、従動ロール3との間に掛け渡されたベル
トスリーブBSを所定張力で走行(巡回)させる。また
駆動ロール2の回転数ω1と、ベルトスリーブBSで回
転される従動ロール3の回転数ω2とは、ロータリエン
コーダなどの検出センサ7,8で検出されて上記制御シ
ステム6に出力される。各ロールの回転数ω1,ω2の
関係は、その直径の相違A>Bからω2>ω1となる。
【0013】研削ホイール4は、駆動ロール2に接近し
た位置に配置され、各ロール2,3で走行されるベルト
スリーブBSに接離自在にされ、且つ回転自在にされて
いる。研削ホイール4の作動は、制御システム6からの
駆動指令を受けて駆動する駆動機(図示しない)によっ
て行なわれる。また研削ホイール4の外周面には、図3
に示す様に、ベルトスリーブBSの両周面にリブ谷部、
リブ山部を連続して形成するリブ溝4AとV字上の鋭角
突起4Bを有している。研削ホイール4はダクト(図示
しない)に通じるカバー体9で覆われており、研削時に
ベルトスリーブBSから研削粉がベルト製造装置1内に
飛散しない様にされている。また研削粉はカバー体9か
らダクトで吸引されて外部に排出される。
【0014】除去器5(図4参照)は、制御システム6
からの駆動指令で駆動する回転ブラシ10、バキューム
11からなる。回転ブラシ10は各ロール2,3間でベ
ルトスリーブBSに接触されて、ベルトスリーブBSに
付着する研削粉をカバー部材13内に払い落とすもので
ある。カバー部材13は回転ブラシ10を部分的に覆っ
て、挿入されたバキューム11によって内部に払い落と
された研削粉を吸引してベルト製造装置1の外部に排出
する。
【0015】制御システム6は、図5に示す様に、駆動
ロール2、研削ホイール4及び除去器5の作動を制御す
るコントローラ14と、各検出センサ7,8の検出信号
(回転数ω1,ω2)などを受けて心線Rの中心位置と
研削値(研削代)を演算する演算器15とで構成され
る。コントローラ14は、オペレータなどによって入力
される稼働指令で駆動ロール2、除去器5の駆動を制御
すると供に、演算器15で演算された研削値の結果に基
づいて研削ホイール4の駆動を制御する。
【0016】また演算器15は、各検出センサ7,8の
検出信号(回転数ω1,ω2)の他に、各ロール2,3
の直径A,B、ベルトスリーブBSの厚さ2w(図1参
照)、ダブルリブベルトWBの製品厚さ2β(図2参
照)が入力される。そして、演算器15は、これらの情
報ω1,ω2、A,B、2w、2βに基づいて、図7に
示す様に、心線中心位置α(ゴム層中央に対する心線R
の中心ズレ)、ベルトスリーブBSの両周面に対する研
削値γ1,γ2(研削代)を求める。
【0017】心線中心位置αは、各ロール2,3の回転
比iに基づいて求められ、 i=(ω1/ω2)=(A+2α)/(B+2α)・・・・・・・(1) であり、式(1)から α=(ω1・A−ω2・B)/〔2・(ω2−ω1)〕・・・・・(2) となる。これで、図7に示す様に、各ロール2,3間を
走行するベルトスリーブBSの外周からの心線Rの中心
位置(ゴム層中央に対する心線Rの中心ズレ)が把握で
きる。
【0018】心線中心位置αに基づいて、ベルトスリー
ブBSの各周面に対する研削値γ1,γ2を決定する
(図7参照)。研削値γ1は、心線Rの中心を境にして
製品厚さ2βの半分の厚さβを有する様に、求められ、 γ1=2w−(α+β)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3) 研削値γ2は、心線Rの中心をゴム層中央に位置させる
様に、求められ、 γ2=α−β・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4) となる。
【0019】研削値γ1,γ2を算出した演算器15
は、この結果を研削信号としてコントローラ14に出力
する。研削信号を入力したコントローラ15は、研削ホ
イール4の作動を制御することで、ベルトスリーブBS
の各周面に対して研削値γ1,γ2だけ研削させて複数
のリブ谷部RVとリブ山部RMが形成されたダブルリブ
WB(図2参照)を製造する。
【0020】次に、ダブルリブベルトの製造方法につい
て、図1〜図3、図5に基づいて説明する。
【0021】図2のダブルリブベルトWBを製造するに
は、円筒体に加硫成形されたベルトスリーブBSを各ロ
ール2,3に掛け渡し、制御システム6に入力される稼
働指令に基づいて駆動ロール2を回転させることで、ベ
ルトスリーブBSを走行させる。ベルトスリーブBSが
走行されると、各検出センサ7,8が各ロール2,3の
回転数ω1,ω2を検出し、制御システム6に出力す
る。これで、制御システム6の演算器15は、回転数ω
1,ω2の検出データと、予め入力される各情報A,
B、2w,2βに基づいて、上記式(2)から心線中心
位置αを求め、且つ上記式(3),(4)から研削値γ
1,γ2(研削代)を決定して、コントローラ14に出
力する。
【0022】研削値γ1,γ2の研削信号を入力したコ
ントローラ14は、図3(a)に示す様に、研削ホイー
ル4の作動を制御することで、ベルトスリーブBSの外
周面から研削値γ1となるまで外周ゴム層KGを研削し
てリブ谷部RV,リブ山部RMを連続形成する。これ
で、ベルトスリーブBSの外周面には、心線Rの中心か
らの厚さがβとなるゴム層NG,KGを有する複数のリ
ブが形成される。尚、コントローラ14は、研削ホイー
ル4の作動と同時に、除去器5を作動させることで研削
粉を回転ブラシ10によってベルトスリーブBSから払
い落として、バキューム11で払い落とされた研削粉を
ベルト製造装置1の外部に排出させる。
【0023】ベルトスリーブBSの外周面の研削が終了
すると、一旦ベルトスリーブBSを各ロール2,3から
取り外して裏返しにする。続いて、裏返されたベルトス
リーブBSを、再び各ロール2,3に掛け渡して走行さ
せる。これで、コントローラ14は、研削信号に基づい
て研削ホイール4の作動を制御することで、ベルトスリ
ーブBの内周部(裏返された外周部)から研削値γ2と
なるまで内周ゴム層BGを研削してリブ谷部RV,リブ
山部RMを連続形成する。これで、ベルトスリーブBS
の内周面には、心線Rの中心から厚さβとなるゴム層N
G,BGを有する複数のリブが形成される。
【0024】ベルトスリーブBSの両周面の研削が終了
すると、コントローラ14は研削ホイール4を離間させ
る。そして、各ロール2,3からベルトスリーブBSを
取り外し、所望の幅に切断することで図2に示されるダ
ブルリブベルトWBを得ることができる。このダブルリ
ブベルトWBは、心線Rの中心を境にする各厚みをβと
し、心線Rの中心がゴム層BG,KGの厚み方向中央部
に位置されるものである。
【0025】この様に、本発明のベルト製造方法によれ
ば、ベルトスリーブBSの心線Rにズレが生じても、心
線Rの中心位置をゴム層の厚み方向中央に位置すること
ができる。従って、ダブルリブベルトを一対のプーリに
掛けて回転することで、その外周長さ(POC)を測定
しても、正転時と反転時とで誤差を生じることがないこ
とから、プーリなどの回転比を狂わすことなく精度良く
動力を伝達することが可能なものとなる。
【0026】また、既存のベルト製造装置に対して、異
なる径の2つのロール2,3を配置し、各ロール2,3
の回転数を検出するだけで、ダブルリブベルトの心線R
の中心をゴム層中央に位置させて製造できる。従って、
既存設備の大幅な改造を必要とすることなく、回転比
i、各ベルトBS,WBの厚さ2w,2βから容易に、
心線Rの中心ズレを補正する各研削値γ1,γ2を演算
できる。
【0027】更に、各研削値γ1,γ2に基づいて、各
ロール2,3にベルトスリーブBSを2回掛けるだけ
で、ベルトスリーブBSの各周面に複数のリブを形成し
つつ心線Rの中心をゴム層中央に位置させれる。
【0028】
【実施例】次に、従来技術の製造方法によるダブルリブ
ベルト(従来例)と本発明によるダブルリブベルト(実
施例)とを製造し、各ダブルリブベルトを一対のプーリ
に掛けて正転した時と反転した時の外周長さ(PO
C)、ゴム層中央に対する心線の中心のズレを測定した
実験結果を図8に示す。また、図8では、製造条件とし
て、ダブルリブベルトの厚さを6.3mm、リブ山部の
高さ2mm、外周長さ(POC)を1195mmとした
ものを示す。
【0029】図8において、実施例のダブルリブベルト
の正転時と反転時の誤差は、0.2mmであり、従来例
の4.1mmよりはるかに優れていることが確認され
た。これは、実施例のダブルリブベルトの心線中心のズ
レは、従来例の0.33mmに対して0.02mmと極
めて精度良く心線の中心をゴム層の厚み方向中央に位置
していることに起因するものである。尚、心線中心のズ
レ、正転時と反転時の外周長さ(POC)の差εの関係
は、ε=4・Π・a(Π:円周率、a:心線中心のズ
レ)で表されるものである。
【0030】この様に、図8の実験結果から実証された
通り、本発明のダブルリブベルトによると、心線の中心
位置をゴム層の厚み方向中央に位置させ、もって掛けら
れる各プーリなどの回転比を狂わせることなく、ベルト
本来の機能である動力伝達を精度良く達成できるダブル
リブベルトを提供することが可能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明では、ベルトスリーブの心線にズ
レが生じても、心線の中心位置をゴム層の厚み方向中央
に位置させることができる。従って、ダブルリブベルト
を一対のプーリに掛けて回転することで、その外周長さ
(POC)を測定しても、正転時と反転時とで誤差を生
じることがないことから、プーリなどの回転比を狂わす
ことなく精度良く動力を伝達することが可能なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルトスリーブの断面図である。
【図2】本発明のダブルリブベルトを示す斜視図であ
る。
【図3】ベルトの製造方法を説明するための拡大図であ
る。
【図4】ベルト製造装置を示す模式図である。
【図5】ベルト製造装置の制御器を示す模式図である。
【図6】ベルト製造装置の研磨ホイールを示す断面図で
ある。
【図7】制御システムにおける演算器での演算を説明す
るための模式図である。
【図8】従来例と実施例の実験結果を示す表である。
【符号の説明】
2 駆動ロール 3 従動ロール α 心線位置 2β ダブルリブベルトの製品厚さ γ1,γ2 研削値 2w ベルトスリーブの厚さ KG 外周ゴム層 BG 内周ゴム層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴム層の厚み方向に心線を埋設してなる
    ベルトスリーブから製造されるもので、前記ベルトスリ
    ーブの両周面に研削によってリブ谷部、リブ山部を形成
    してなるダブルリブベルトにおいて、 前記ベルトスリーブの心線中心位置に基づいて演算さ
    れ、前記心線をダブルリブベルトのゴム層の厚み方向中
    央に位置させる各研削値によって、前記ベルトスリーブ
    の各周面を研削してリブ谷部、リブ山部を形成してな
    り、正転時と逆転時の外周長さの誤差が実質的に生じな
    いダブルリブベルト。
  2. 【請求項2】 前記心線中心位置が、前記ベルトスリー
    ブを異なる径からなる2つのロールに掛けて回転走行さ
    せ、各ロールの回転比から求められるものである請求項
    1に記載のダブルリブベルト。
  3. 【請求項3】 正転時と逆転時の外周長さの前記誤差
    が、0.2mm以下である請求項1又は2に記載のダブ
    ルリブベルト。
JP2003071282A 2003-03-17 2003-03-17 ダブルリブベルト Pending JP2003247607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003071282A JP2003247607A (ja) 2003-03-17 2003-03-17 ダブルリブベルト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003071282A JP2003247607A (ja) 2003-03-17 2003-03-17 ダブルリブベルト

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14914898A Division JP3485801B2 (ja) 1998-05-29 1998-05-29 ダブルリブベルトの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003247607A true JP2003247607A (ja) 2003-09-05

Family

ID=28672928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003071282A Pending JP2003247607A (ja) 2003-03-17 2003-03-17 ダブルリブベルト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003247607A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5779180A (en) Winder for use with bag-making machine
EP0080968A2 (en) Tire and method of applying sealant
WO2007029501A1 (ja) 更生タイヤおよびその製造方法
KR870004785A (ko) 타이어균일의 보정
JP2008284683A (ja) 基板の振動により基板のノッチを研磨する方法及び装置
JP2018020293A (ja) 籾摺機
JP3485801B2 (ja) ダブルリブベルトの製造方法
JP2003247607A (ja) ダブルリブベルト
JPH0722883B2 (ja) エンドレスベルトの偏倚防止装置及び該装置を用いたベルト加工装置
JPS6111234A (ja) 組立ドラムの外周に層を載置するための方法
JP4384742B2 (ja) 半導体ウェーハのラッピング装置及びラッピング方法
KR101025263B1 (ko) 테이프 연마기
JPH0767759B2 (ja) タイヤのユニフォーミティレベル修正方法
JP2649393B2 (ja) ベニヤレースにおける原木旋削の中止方法
JPH0289628A (ja) ローエッジvベルトの製造方法
JP2000198095A (ja) 帯状ゴム部材の切断方法および装置
JP3497730B2 (ja) ベルトスリーブの研削方法およびvリブドベルトの製造方法
JPH07241753A (ja) バリ取り制御装置
US20070257399A1 (en) Hose apparatus and method
US20170057290A1 (en) Tire ply joint configuration
JP3517060B2 (ja) Oリングのバリ除去方法
US1272555A (en) Device for laying tire fabric on cores.
JP3234313B2 (ja) エキスパンディング可能なマントル
JP4524874B2 (ja) ゴム・コード複合体の製造装置及び製造方法
JP2009090212A (ja) 精米装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051129

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060322

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02