JP2003247576A - 電気式ディスクブレーキの配置構造 - Google Patents

電気式ディスクブレーキの配置構造

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動モータの駆動力を減速する減速ギア機構
の、摩擦パッドの制動熱による高温化を防ぎ、作動性と
耐久性を向上させ、組み付け性、生産性、メンテナンス
性に優れた製品を得る。また、キャリパボディのコンパ
クト化を可能とし、車両への電気式ディスクブレーキ設
置時のレイアウトの自由度を高める。 【構成】 電動モータ15の駆動力で進退し摩擦パッド
3、4の押圧部材に押圧力を発生させる進退作動機構を
設け、この進退作動機構によりディスクロータ1に摩擦
パッド3、4を押圧摺動させて制動を行う電気式ディス
クブレーキとする。前記電動モータ15を、前記摩擦パ
ッド3、4と、前記進退作動機構に電動モータ15の駆
動力を減速して伝達する減速ギア機構17との間に配置
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や自動二輪車等
の各種車両に搭載され、電動モータの駆動力で進退作動
機構を進退させ、ディスクロータに摩擦パッドを押圧摺
動して制動を行う電気式ディスクブレーキの配置構造に
係るものであり、電動モータの駆動力を減速して進退作
動機構に伝達する減速ギア機構を、摩擦パッドから離れ
た位置に配置し、制動熱による減速ギア機構の高温化を
防止して、減速ギア機構の作動の正確性と耐久性を向上
させようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車や自動二輪車等の各種車両
に於いて、電動モータの駆動力によりボールネジ等の進
退作動機構を進退させ、ディスクロータに摩擦パッドを
押圧摺動して制動を行う電気式ディスクブレーキが存在
する。そして、電動モータの駆動力を減速して、進退作
動機構に伝達する減速ギア機構として、特表平10−5
04876号、特表平3−500920号、特表200
1−524647号公報記載発明の如く、遊星歯車を用
いたものが存在し、電動モータの駆動力を効率的に減速
して、摩擦パッドに強い押圧力を発生させる事が可能で
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
表平10−504876号、特表平3−500920号
公報記載の従来発明では、電動モータと摩擦パッドとの
間に、遊星歯車等のギア部品を配置しているので、摩擦
パッドとディスクロータ間で発生する制動熱や電動モー
タの熱が、キャリパボディの表面を介して、又は雰囲気
熱として伝達され易く、放熱性も悪いため、前記ギア部
品の高温化を生じ易かった。この高温化により、ギア部
品が熱膨張して作動不良を生じたり、ギア部品を潤滑す
るグリス等の油脂の劣化を招いていた。
【0004】上記熱膨張による作動不良を防ぐために
は、キャリパボディの内部に於いて、摩擦パッドと減速
ギア機構との間に断熱材を配置する等の断熱対策が必要
となり、組み付け性の悪化や部品点数の増加を生じ、生
産性やメンテナンス性が低下する虞がある。また、グリ
スの劣化を防止するには、耐高温性のグリスの使用等が
必要となり、コスト高となる。
【0005】また、特表2001−524647号公報
記載発明では、電動モータの内側に、複数段の歯車を噛
み合わせて、減速ギア機構を構成し、摩擦パッドとの距
離を大きくしているので、他の従来技術に比べて、減速
ギア機構に制動熱が伝わりにくい。しかしながら、キャ
リパボディの作用部側が、径方向に大きく形成されるた
め、ドライブシャフト等が突出する狭いタイヤホイール
の内側に製品を設置する際に、レイアウト上の制約を受
け易い。また、特表平3−500920号の従来発明で
は、電動モータを内蔵せず、キャリパボディの後部に別
個に配置しているので、径大とはならないがキャリパボ
ディがディスク軸の方向に長尺に形成され、この製品の
設置の際も、レイアウト上の制約を受ける可能性があ
る。
【0006】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、減速ギア機構を、摩擦パッドの制動熱
の影響を受けにくい位置に配置可能とするものである。
そして、減速ギア機構の高温化を防止して耐久性を向上
させ、円滑で正確な作動を持続可能とする。また、ギア
部品に使用するグリスの劣化を防止し、部品点数の増加
を防ぎ、組み付け性、メンテナンス性に優れた低コスト
な製品を得るものである。また、キャリパボディの径大
化を防ぎ、コンパクトな製品を得て、車両への設置時の
レイアウトの自由度を高めようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、電動モータの駆動力で進退し摩擦パッ
ドの押圧部材に押圧力を発生させる進退作動機構をキャ
リパボディに設け、この進退作動機構によりディスクロ
ータに摩擦パッドを押圧摺動させて制動を行う電気式デ
ィスクブレーキに於いて、前記電動モータを、前記摩擦
パッドと、前記進退作動機構に電動モータの駆動力を減
速して伝達する減速ギア機構との間に配置して成るもの
である。
【0008】また、減速ギア機構は、電動モータにより
回動可能な遊星腕と、この遊星腕の外周に回動可能に軸
支される遊星歯車と、キャリパボディに回動不能に固定
され、前記遊星歯車を回動させる太陽歯車とから成るも
のであっても良い。
【0009】また、進退作動機構は、減速ギア機構の遊
星歯車よりも径大で遊星歯車の回動によって回動するボ
ールねじナットと、このボールねじナットの回動によ
り、ディスク軸の方向に進退するボールねじ軸とから成
り、遊星歯車にて径大なボールねじナットを回動する事
により、減速ギア機構から伝達される回動力を更に減速
して、ボールねじ軸を介して押圧部材に押圧力を発生さ
せても良い。
【0010】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであり、電動
式ディスクブレーキの電動モータを、摩擦パッドと減速
ギア機構との間に配置する事により、摩擦パッドから離
れた位置に減速ギア機構を配置可能となり、ギア部品の
制動熱からの影響を減らす事ができる。また、このよう
な減速ギア機構の位置では、放熱性が向上し、適宜の冷
却手段での冷却も行い易いものとなる。
【0011】従って、減速ギア機構の高温化を良好に防
止可能で、ギア部品の熱膨張による作動不良やグリスの
劣化等を防止して、減速ギア機構の作動の正確性と耐久
性を向上させる事ができる。また、厳密な断熱対策等を
必要とせず、部品点数や製造工程の増加を防ぎ、生産性
や組み付け性を向上させ、低コストな製品を得る事がで
きる。更に、キャリパボディの分解や再組み付けも容易
となり、車両使用時のメンテナンス性も向上する。ま
た、キャリパボディが径大とならず、タイヤホイールの
内側への電気式ディスクブレーキ設置時の、レイアウト
の自由度が増すものとなる。
【0012】また、減速ギア機構は、摩擦パッドとの間
に電動モータを介在する構造であれば、従来公知の何れ
の機構を用いても良く、例えば電動モータにより回動可
能な遊星腕と、この遊星腕の外周に回動可能に軸支され
る遊星歯車と、キャリパボディに回動不能に固定され、
前記遊星歯車を回動させる太陽歯車とから成る遊星歯車
機構であっても良い。
【0013】この遊星歯車機構の作用により、電動モー
タの駆動力が効率的に減速されて、ボールねじ軸による
摩擦パッドの強い押圧力に変換され、良好な制動が行わ
れるものである。また、遊星歯車機構を用いる事によ
り、キャリパボディが径大とならないだけでなく、ディ
スク軸の方向にも長尺とはならず、電気式ディスクブレ
ーキ装置全体をコンパクトに形成でき、車両への設置時
のレイアウトの自由度が、更に向上するものとなる。
【0014】また、前記進退作動機構は、従来公知の何
れの機構であっても良く、例えば前記減速機構の遊星歯
車よりも径大で遊星歯車の回動によって回動するボール
ねじナットと、このボールねじナットの回動により、デ
ィスク軸の方向に進退するボールねじ軸とから成るボー
ルねじ機構を用いる事ができる。そして、遊星歯車にて
径大なボールねじナットを回動する事により、減速ギア
機構により減速された電動モータの駆動力が、更に減速
されるので、電動モータの駆動力をボールねじ軸の進退
力に効率的に変換して、押圧部材に強い押圧力を発生さ
せる事ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に於いて説明
すると、(1)は自動車の駆動輪に接続して一体に回動す
るディスクロータで、両側の摩擦面(2)に臨ませて、図
1に示す如く、タイヤホイール(5)の内側に於いて、一
対の摩擦パッド(3)(4)を配置している。また、ディス
クロータ(1)に臨ませて、車両本体にブラケット(6)を
固定し、この固定側からディスクロータ(1)の外周を跨
いで反対側に掛けて突設したキャリパ支持腕(7)に、前
記摩擦パッド(3)(4)を摺動可能に配置している。
【0016】また、前記ブラケット(6)のキャリパ支持
腕(7)に、摩擦パッド(3)(4)をディスクロータ(1)に
押し付けるキャリパボディ(8)を、図2に示す如く、一
対のスライドピン(9)にて進退可能に連結している。こ
のキャリパボディ(8)は、図1に示す如く、ディスクロ
ータ(1)を挟んで、一方の摩擦パッド(3)の背面に配置
する作用部(10)と、他方の摩擦パッド(4)の背面に配
置する反力爪(11)を設けた反作用部(12)と、ディス
クロータ(1)の外周を跨いで作用部(10)及び反作用部
(12)とを連結するブリッジ部(13)とで構成されてい
る。
【0017】そして、前記作用部(10)は、図1に示す
如く、シリンダ(14)内に、電動モータ(15)と、摩擦
パッド(3)(4)の押圧力を発生させる進退作動機構とし
てのボールねじ機構(16)と、このボールねじ機構(1
6)に電動モータ(15)の駆動力を減速して伝達する減
速ギア機構(17)とを収納している。この減速ギア機構
(17)は、電動モータ(15)の駆動力により回動可能な
遊星腕(18)と、この遊星腕(18)に回動可能に軸支し
た遊星歯車(23)と、この遊星歯車(23)を回動させる
太陽歯車(26)とから構成されている。
【0018】前記遊星腕(18)は、外周にマグネット
(39)を配置した円筒状の円筒部(20)と、摩擦パッド
(3)とは反対側の後部に設け、円筒部(20)よりも径大
な径大部(21)とから成り、円筒部(20)のマグネット
(39)の外周に配置した電動モータ(15)の駆動力によ
り、軸受部(57)を介してシリンダ(14)内を回動可能
としている。そして、径大部(21)の外周三ヶ所に、等
間隔で遊星歯車(23)を回動可能に軸支し、図3〜図5
に示す如く、各遊星歯車(23)を、径大部(21)外周に
開口した切欠窓(22)から外部に突出させている。ま
た、径大部(21)は、隣接する遊星歯車(23)間の外周
を三角形状にカットして、遊星腕(18)の軽量化を図る
とともに、後述の回転角センサ(19)のロータとしての
使用を可能としている。
【0019】また、遊星歯車(23)は、図1、図3に示
す如く、第1歯車部(24)と、この第1歯車部(24)よ
りも歯数の少ない第2歯車部(25)とを、軸方向の前後
に分離して一体に形成し、前記第1歯車部(24)を、キ
ャリパボディ(8)に回動不能に固定された太陽歯車(2
6)に噛合し、この太陽歯車(26)により遊星歯車(2
3)の回動を可能としている。
【0020】また、上記太陽歯車(26)の固定は、図
1、図3、図6に示す如く、キャリパボディ(8)の後部
に配置したバックプレート(27)に、等間隔で挿通穴
(29)を複数開口し、各挿通穴(29)に挿通した固定ピ
ン(28)を、太陽歯車(26)の背面に凹設した固定穴
(30)に挿入する事により行っている。前記固定ピン
(28)は、バックプレート(27)の装着孔(32)に装着
したキャップ(33)にて頭部を押圧され、固定穴(30)
への挿入状態が保たれている。そして、キャップ(33)
を外すと、固定ピン(28)の頭部とバックプレート(2
7)間に装着した押圧発条(31)の付勢力により、固定
ピン(28)が固定穴(30)から離脱し、太陽歯車(26)
の固定が解除可能となる。
【0021】そして、前記遊星腕(18)内に、軸受部
(58)を介してボールねじ機構(16)のボールねじナッ
ト(34)を、回動可能で進退不能に収納している。この
ボールねじナット(34)は、遊星腕(18)の径大部(2
1)側に配置した後端外周に、太陽歯車(26)よりも歯
数の少ない減速歯車(35)を固定している。この減速歯
車(35)を、前記遊星歯車(23)の第2歯車部(25)に
噛合し、遊星歯車(23)の回動によってボールねじナッ
ト(34)の回動を可能としている。
【0022】また、ボールねじナット(34)の中央にボ
ール溝(36)を設け、図1、図6、図7に示す如く、複
数のボール(37)を介してボールねじ軸(38)を進退可
能に螺着している。このボールねじ軸(38)は先端に、
図1に示す如く、一方の摩擦パッド(3)の押圧部材とし
て、平板状のパッド押圧板(40)を接続している。この
パッド押圧板(40)にて、前記摩擦パッド(3)を、広い
面積で一部に押圧力を集中する事なく押圧して、ディス
クロータ(1)に平行に押し付け可能としている。また、
本実施例では、パッド押圧板(40)の外周とシリンダ
(14)の内周間に、伸縮可能なダストシール(47)を接
続し、シリンダ(14)の開口部(45)を閉塞し、シリン
ダ(14)内への塵埃や水分、小石等の侵入を防止可能と
している。
【0023】尚、上記ボールねじ軸(38)とパッド押圧
板(40)との接続は、図1に示す如く、ボールねじ軸
(38)の内部を貫通形成して中空部(41)を設け、この
中空部(41)内から、パッド押圧板(40)の背面に凹設
した袋穴状の取付穴(43)に、取付ねじ(42)を螺着し
て行うものである。このような構成とする事により、パ
ッド押圧板(40)とボールねじ軸(38)の接続部からの
シリンダ(14)内への塵埃や水分の侵入も防止してい
る。また、このようにパッド押圧板(40)とボールねじ
軸(38)との接続を、キャリパボディ(8)の後部側から
行う事ができるので、組み付け性やメンテナンス性も向
上する。
【0024】上述の如く構成する事により、減速ギア機
構(17)を、電動モータ(15)を介して摩擦パッド(3)
(4)とは反対側の後部側に配置可能となる。そのため、
特表平10−504876号、特表平3−500920
号等の従来技術の如く、ギア部品を摩擦パッドと電動モ
ータとの間に配置した場合に比べて、本発明のキャリパ
ボディ(8)では、前記ギア部品への制動熱の伝達を抑え
る事ができる。
【0025】また、この制動熱及び電動モータ(15)の
回動熱が、キャリパボディ(8)表面や内部空間を介して
伝達されても、太陽歯車(26)、遊星歯車(23)、減速
歯車(35)を、キャリパボディ(8)の後部側に配置して
いるので、内部に設けた場合に比べて放熱性に優れ、適
宜の冷却手段での冷却も容易となる。従って、減速ギア
機構(17)の高温化の防止効果が高く、熱膨張による作
動不良やグリスの劣化等を防止して、減速ギア機構(1
7)の作動の正確性と耐久性を向上させる事ができる。
【0026】また、従来技術の特表2001−5246
47号では、電動モータの内部に減速ギア機構を組み込
んでいたので、キャリパボディの径大化を招き、特表平
3−500920号では、電動モータをキャリパボディ
の後部に別個に配置しているので、ディスク軸の方向に
長尺な製品となり、共に設置の際にレイアウト上の制限
を受けていた。これに対して、本実施例では、電動モー
タ(15)をキャリパボディ(8)に内蔵し、更に前記遊星
歯車(23)等の減速ギア機構(17)を電動モータ(15)
よりも後部側に配置している。従って、キャリパボディ
(8)が長尺にも径大にもならず、コンパクト化が可能と
なり、レイアウトの自由度が増すものとなる。
【0027】また、本実施例では、減速ギア機構(17)
への断熱効果を更に高めるため、キャリパボディ(8)
は、電動モータ(15)の前後で3分割可能に形成し、各
パーツ間に、図1に示す如く、キャリパボディ(8)より
も熱伝導率の低いリング状の断熱部材(46)を挿入配置
している。この断熱部材(46)により、キャリパボディ
(8)の表面を介して、摩擦パッド(3)(4)の制動熱や、
電動モータ(15)の回動熱がギア部品に伝達されるのを
防止して、減速ギア機構(17)の高温化の防止効果を更
に高める事ができる。また、電動モータ(15)への制動
熱の伝達も防止するので、電動モータ(15)の高温化に
よる作動不良も防止する事ができる。また、断熱部材
(46)は、キャリパボディ(8)の外周に配置しているの
で、内部に設ける場合と比較して、組み付けが容易であ
り、生産性を低下させる事はない。また、キャリパボデ
ィ(8)を分割可能とする事により、キャリパボディ(8)
の内部への各種部品の組み付け性やメンテナンス性も向
上するものとなる。
【0028】また、ボールねじ軸(38)は、図1に示す
如く、先端に荷重センサ(48)を設けて、摩擦パッド
(3)に掛かる荷重を検知可能としている。そして、前記
荷重センサ(48)と検知器本体(図示せず)とを接続する
ハーネス(50)を、図1に示す如く、ボールねじ軸(3
8)の中空部(41)に挿通させている。また、ハーネス
(50)は、ボールねじ軸(38)の進退移動量に合わせ
て、余裕を持たせた長さで中空部(41)に配置している
が、この余裕部分の弛みが、部品相互の隙間に入り込ん
で、引掛かりや切断を生じる虞がある。
【0029】この不具合を解消するため、図1に示す如
く、ハーネス(50)を引張り発条(51)にて引張り付勢
し、弛み部分を常に中空部(41)に配置して、中空部
(41)の外ではハーネス(50)が常に張った状態となる
ようにしている。そして、ボールねじ軸(38)が摩擦パ
ッド(3)方向に前進して、ハーネス(50)に引張り力が
加わっても、引張り発条(51)が伸張するので、ハーネ
ス(50)が切断されたり、ボールねじ軸(38)の前進が
阻害される事はない。また、ボールねじ軸(38)が後退
すると、引張り発条(51)が復元収縮するので、ハーネ
ス(50)が中空部(41)以外の位置で弛む事はない。
【0030】また、キャリパボディ(8)には、遊星腕
(18)の回転角を検出して、ボールねじ軸(38)の進退
量を推定するための回転角センサ(19)を設けている。
この回転角センサ(19)は、図1、図2、図7に示す如
く、シリンダ(14)の内周面に、遊星腕(18)の三角形
状の径大部(21)の外周に臨ませて、磁気コイルを円周
状に配置してステータとし、遊星腕(18)の径大部(2
1)をロータとした構成である。この三角形状の径大部
(21)が回転角センサ(19)の内周を回動する事によ
り、波形の出力電圧を発生するので、遊星腕(18)の回
転角を検知可能となるものである。このように、遊星腕
(18)の径大部(21)をロータとして兼用できるので、
遊星腕(18)とは別個に回転角センサ(19)用のロータ
を設ける必要がなく、部品点数や組み付け工数の増加を
防ぐものとなる。
【0031】更に、本実施例では、図1、図7に示す如
く、遊星腕(18)の径大部(21)の後端面に臨ませて、
バックプレート(27)に、パーキング機構のソレノイド
(54)を設けている。そして、車両の駐車時に、摩擦パ
ッド(3)(4)により制動を行って、ソレノイド(54)を
作動すると、係止ピン(55)が、遊星腕(18)の径大部
(21)端面に設けた係止穴(56)に係合する。この係合
により、遊星腕(18)が回動不能に固定され、摩擦パッ
ド(3)(4)による制動を維持する事ができる。また、バ
ックプレート(27)外周に、被覆カバー(44)を装着し
て、ソレノイド(54)やバックプレート(27)、その他
を外的衝撃から保護している。
【0032】上述の如く構成された電気式ディスクブレ
ーキでは、自動車の運転者がブレーキペダルを踏み込ん
で制動操作を行うと、この踏み込み量に応じて電動モー
タ(15)が駆動し、遊星腕(18)がシリンダ(14)内を
回動する。この遊星腕(18)の回動により、径大部(2
1)に軸支され、太陽歯車(26)に第1歯車部(24)を
噛合する遊星歯車(23)が、太陽歯車(26)の外周を回
動する。この遊星歯車(23)の回動により、第2歯車部
(25)に減速歯車(35)を噛合するボールねじナット
(34)が回動される。
【0033】そして、ボールねじ機構(16)の作用によ
り、回動力がボールねじ軸(38)の摺動力に変換され、
パッド押圧板(40)を介して作用部(10)側の摩擦パッ
ド(3)を押圧摺動し、ディスクロータ(1)に押し付け
る。更に、ボールねじ軸(38)の摺動の反力で、キャリ
パボディ(8)が後退するので、反作用部(12)の反力爪
(11)が、反作用部(12)側の摩擦パッド(4)を押圧摺
動し、ディスクロータ(1)に押し付ける事により、制動
が行われる。
【0034】そして、ブレーキペダルの踏み込みを解除
すると、電動モータ(15)の制御により遊星腕(18)が
逆回転し、遊星歯車(23)を介してボールねじナット
(34)が、先の回転とは逆方向に回転するので、ボール
ねじ軸(38)が後退し、作用部(10)側の摩擦パッド
(3)の押圧が解除される。また、このボールねじ軸(3
8)後退の反力により、キャリパボディ(8)も復元方向
に摺動し、反作用部(12)側の摩擦パッド(4)の押圧が
解除されるので、制動が解除されるものである。
【0035】上記制動に於いて、減速ギア機構(17)の
作用により、電動モータ(15)の駆動力は、効率的に減
速されて、摩擦パッド(3)(4)の強い押圧力に変換可能
となり、効果的な制動が可能となる。この減速ギア機構
(17)による減速作用を説明すると、例えば、太陽歯車
(26)の歯数を63、この太陽歯車(26)と噛合する遊
星歯車(23)の第1歯車部(24)の歯数を18、第2歯
車部(25)の歯数を15、この第2歯車部(25)と噛合
するボールねじナット(34)の減速歯車(35)の歯数を
54とする。
【0036】まず、電動モータ(15)により遊星腕(1
8)が一方向に一回転すると、遊星腕(18)に軸支した
遊星歯車(23)が、太陽歯車(26)の外周を一方向に一
周する。この場合、太陽歯車(26)の歯数は63で、第
1歯車部(24)の歯数は18であるから、遊星歯車(2
3)は、太陽歯車(26)の外周を一周する際に、一方向
に63歯/18歯=3.5回転する。即ち、第1歯車部
(24)と同軸の第2歯車部(25)も、一方向に3.5回
転する。(第2歯車部(25)の歯数は15であるから、
一周では3.5回転×15歯=52.5歯分の変位とな
る。)
【0037】一方、ボールねじナット(34)には、遊星
腕(18)の回転により、一方向への回転力(54歯分)が
作用する。また、ボールねじナット(34)の減速歯車
(35)と噛合する第2歯車部(25)により、減速歯車
(35)には、一方向とは逆方向に、3.5×(15歯/
54歯)=0.9722回転の回転力が作用する(歯数で
は、前記52.5歯分)。この一方向と逆方向への回転
力を合成すると、1+(−0.9722)=0.0278
回転となる(歯数での計算では、減速歯車(35)は、5
4歯+(−52.5)=1.5歯分、一方向に変位し、減
速歯車(35)は54歯だから、1.5歯/54歯=0.
0278回転となる)。従って、遊星腕(18)の一方向
への一回転に対して、ボールねじナット(34)が、同一
方向に0.0278回転する比率で減速が行われる。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したもので、摩
擦パッドと減速ギア機構との間に電動モータを配置した
構造としているので、減速ギア機構に対する摩擦パッド
の制動熱の影響を少なくする事ができる。また、このよ
うな構造とする事により、減速ギア機構の放熱性も向上
し、適宜の冷却手段での冷却も容易となるから、摩擦パ
ッドの制動熱や電動モータの熱が伝達されても、減速ギ
ア機構の高温化を良好に防ぐ事ができる。従って、熱膨
張による作動不良やグリスの劣化を防ぎ、減速ギア機構
の作動の正確性と耐久性を向上させる事ができる。
【0039】また、高価なグリスの使用や厳密な断熱対
策等による部品点数や製作工数の増加を防ぎ、生産性や
組み付け性を向上して、製品の低コスト化が可能とな
る。また、分解や再組み付けも容易で、メンテナンス性
にも優れた製品となる。また、キャリパボディが径大化
する事がなく、電気式ディスクブレーキをタイヤホイー
ル内に設置する際の、レイアウトの自由度が増すものと
なる。また、摩擦パッドと減速ギア機構との間に電動モ
ータを配置し、かつ減速ギア機構として遊星歯車機構を
使用すれば、キャリパボディがディスク軸方向にも長尺
とならず、製品全体がコンパクトとなり、レイアウトの
自由度が更に増すものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、ディスクロータに臨ませ
て設置した電気式ディスクブレーキの横断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】減速ギア機構の斜視図。
【図4】図3の背面図。
【図5】図3の側面図。
【図6】太陽歯車をバックプレートに固定する固定ピン
付近の拡大図。
【図7】ソレノイド付近の拡大図。
【符号の説明】
1 ディスクロータ 3 摩擦パッド 4 摩擦パッド 8 キャリパボディ 15 電動モータ 17 減速ギア機構 18 遊星腕 23 遊星歯車 26 太陽歯車 34 ボールねじナット 38 ボールねじ軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動モータの駆動力で進退し摩擦パッド
    の押圧部材に押圧力を発生させる進退作動機構をキャリ
    パボディに設け、この進退作動機構によりディスクロー
    タに摩擦パッドを押圧摺動させて制動を行う電気式ディ
    スクブレーキに於いて、前記電動モータを、前記摩擦パ
    ッドと、前記進退作動機構に電動モータの駆動力を減速
    して伝達する減速ギア機構との間に配置する事を特徴と
    する電気式ディスクブレーキの配置構造。
  2. 【請求項2】 減速ギア機構は、電動モータにより回動
    可能な遊星腕と、この遊星腕の外周に回動可能に軸支さ
    れる遊星歯車と、キャリパボディに回動不能に固定さ
    れ、前記遊星歯車を回動させる太陽歯車とから成る事を
    特徴とする請求項1の電気式ディスクブレーキの配置構
    造。
  3. 【請求項3】 進退作動機構は、減速ギア機構の遊星歯
    車よりも径大で遊星歯車の回動によって回動するボール
    ねじナットと、このボールねじナットの回動により、デ
    ィスク軸の方向に進退するボールねじ軸とから成り、遊
    星歯車にて径大なボールねじナットを回動する事によ
    り、減速ギア機構から伝達される回動力を更に減速し
    て、ボールねじ軸を介して押圧部材に押圧力を発生させ
    る事を特徴とする請求項1又は2の電気式ディスクブレ
    ーキの配置構造。
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