JP2003247240A - 住宅の床下構造 - Google Patents

住宅の床下構造

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JP2003247240A JP2002046570A JP2002046570A JP2003247240A JP 2003247240 A JP2003247240 A JP 2003247240A JP 2002046570 A JP2002046570 A JP 2002046570A JP 2002046570 A JP2002046570 A JP 2002046570A JP 2003247240 A JP2003247240 A JP 2003247240A
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剛 森村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床下での結露の主な原因である北側と南側で
の温度差を解消し、継続的にかつ効率的に住宅の床下の
結露を防止できる床下構造を提供する。 【解決手段】 住宅の間仕切り基礎A、Bが南北方向に
対し±45°の方向にだけ存在する住宅の床下構造が提
供される。別の態様によれば、住宅の連続した間仕切り
基礎A、Bが南北方向に対し±45°の方向にだけ存在
し、東西方向に存在する間仕切り基礎C、Dは開口部O
1、O2を有し、その開口面積が各間仕切り部で50%以
上である。いずれの態様においても、好適には、住宅の
少なくとも北側部分の基礎で囲まれる床下に調湿材料を
敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅の床下構造に
関し、さらに詳しくは、従来の結露し易い間仕切り基礎
構造の床下を換気し易くすることで結露が発生し難くし
た住宅の床下構造に関する。
【0002】
【従来の技術】梅雨から夏にかけて高温多湿になり易い
我国において、住宅の居住空間は、除湿機やエアコンを
使うことで湿度及び温度を制御し、結露防止を行なって
いる。しかし、住宅の居住空間以外の箇所においては、
湿度及び温度の制御がなされておらず、住宅の工法によ
っては、床下などに結露がしばしば見られ、カビ発生の
原因となっている。そこで、一般住宅の床下は、基礎に
換気口を設けたり、基礎パッキング工法によって床下の
換気をよくして、床下の湿度を下げる工夫がなされてい
る。しかしながら、実際には、床下の間仕切り基礎の存
在によって、床下に入ってきた外気の流れが妨げられて
いる構造となっており、充分な換気がなされているとは
言い難い。
【0003】一方、結露を生じた床下においては、換気
扇を設置して、床下空間内の空気を強制排気するなどの
結露対策が取られているが、対症的な手段であり、到底
継続的、効率的な方法とは言えない。また、例えば特開
昭62−202145号公報等に記載のように、床下調
湿材料を住宅の床下に敷設するなどの方法もあるが、単
に調湿材料を敷設するのみでは、床下の水蒸気のみでは
なく、外気から入ってくる水蒸気も吸湿し、飽和してし
まうので、根本的な間題解決とはなり得なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者の研究による
と、家の南側と北側の床下の温度を比較した場合、間仕
切り基礎が床下の北側と南側を隔離しているために、床
下で空気が滞留し、一般に南側の方が温度は高く、北側
の温度が低くなる傾向がある。外気の温度が高く、湿度
が高い空気が床下に入ると、床下の温度は外気に比べ低
いので床下に水分を与え、床下の湿度を高くする。その
結果、間仕切り基礎の存在によって床下の北側と南側の
温度差が大きいと、床下の北側で結露が発生し易くな
る。本発明者は、床下での結露の主な原因はこの北側と
南側での温度差にあり、これを解消し、南北方向に充分
な換気が行なわれるようにしなければ、床下結露の継続
的な防止は図れないとの課題を認識するに至った。そこ
で、本発明の目的は、上記のような課題を解決すべくな
されたものであり、継続的にかつ効率的に住宅の床下の
結露を防止できる床下構造を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の基本的な態様によれば、住宅の間仕切り基
礎が南北方向に対し±45°の方向にだけ存在すること
を特徴とする住宅の床下構造が提供される。さらに本発
明の別の態様によれば、住宅の連続した間仕切り基礎が
南北方向に対し±45°の方向にだけ存在し、東西方向
に存在する間仕切り基礎は開口部を有し、その開口面積
が各間仕切り部で50%以上であることを特徴とする住
宅の床下構造が提供される。いずれの態様においても、
好適には、住宅の少なくとも北側部分の基礎で囲まれる
床下に調湿材料を敷設する。基礎構造は、ベタ基礎、防
湿シート上に打設されたベタ基礎、地面に防湿コンクリ
ート又は防湿シート処理を施した構造、あるいは防湿シ
ートもしくは断熱材の上に防湿コンクリートを打設した
構造が好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、住宅の床下での換気が
良くなり、床下で結露が生じることを防止するため、住
宅の間仕切り基礎が南北方向に対し±45°の方向にだ
け存在するようにし、或いは、東西方向に存在する場合
でも、住宅の連続した間仕切り基礎が南北方向に対し±
45°の方向にだけ存在し、東西方向に存在する間仕切
り基礎は開口部を有し、その開口面積が各間仕切り部で
50%以上存在するようにすることにより、床下の北側
と南側の温度差を小さくし、継続的にかつ効率的に住宅
の床下の結露、特に北側の床下での結露をを防止しよう
とするものである。なお、住宅の間仕切り基礎が南北方
向に対して±30°、さらには±20°とすることによ
り、より顕著な効果が期待できる。
【0007】前記したように、一般住宅の床下は、基礎
に換気口を設けたり、基礎パッキング工法によって床下
の換気をよくして、床下の湿度を下げる工夫がなされて
いるが、実際には、床下の間仕切り基礎の存在によっ
て、床下に入ってきた外気の流れが妨げられていること
となっている。以下、この問題について、床下の基礎1
の模式図を示す図1を参照しながら説明する。第一に、
A及びBで示される南北方向の間仕切り基礎の方向が重
要であり、また、図1中のC及びDで示される東西方向
の間仕切り基礎の開口面積が重要である。なお、符号O
は換気口を示す。
【0008】前記したように、本発明者の研究による
と、家の南側と北側の床下の温度を比較した場合、間仕
切り基礎が床下の北側と南側を隔離しているために、一
般に南側の方が温度は高く、北側の温度が低くなる。こ
れに対し、間仕切り基礎が床下の南側と北側を隔離して
いないと、床下の南側と北側の温度差は小さくなる。外
気の温度が高く、湿度が高い空気が床下に入ると、床下
の温度は外気に比べ低いので床下に水分を与え、床下の
湿度を高くする。その結果、間仕切り基礎の存在によっ
て床下の北側と南側の温度差が大きいと、床下の北側で
結露が発生し易いことになる。床下での結露の主な原因
はこの北側と南側での温度差にあり、これを解消しなけ
れば床下結露の継続的な防止は図れない。本発明の基本
的な狙いは、この温度差を小さくすることにある。
【0009】前記のように、床下に結露を発生させる最
大の原因が床下の各部位における温度差であるので、こ
の温度差を発生させる原因である間仕切り基礎の状態を
決定することが重要である。本発明者の研究によれば、
図1において、Y軸方向の間仕切り基礎A、Bが南北方
向と45°〜90°(θ)になった場合、床下の温度に
大きな差が発生し易く、その結果、結露の発生が生じ易
くなる。また、間仕切り基礎A、Bが南北方向と0°〜
45°(θ)の場合、X軸方向(東西方向)の各間仕切
り基礎の開口面積が、間仕切り基礎Cのように50%よ
り小さい場合(開口部O1の面積/間仕切り基礎Cの縦
断面積<50%)、床下の北側と南側で温度差が大きく
なり、結露が生じ易くなる。一方、間仕切り基礎Dのよ
うに開口面積が50%以上の場合(開口部O2の面積/
間仕切り基礎Dの縦断面積≧50%)、床下の温度の差
は小さくなり、結露が発生し難くなるが、望ましくは開
口面積が80%以上であれば、床下の温度差が1℃以下
となり、結露が生じ難いくなる。なお、外気が床下に入
り込む開口面積について、以前は住空間から床下への熱
の移動が生じたことから制限されていたが、現在では住
空間部と床下間の断熱性が向上したことによって、開口
部の面積を決定する際に存在した因子が一つ減少した。
従って、東西方向に間仕切り基礎が存在する場合、その
開口部の開口面積は比較的自由に設定することが可能と
なった。
【0010】以上のように、本発明に係る床下構造で
は、間仕切り基礎ができるだけ南北方向に延在するよう
に構築するという極めて簡単な構成により、換気が良く
なって北側と南側の温度差が小さくなると共に、床下に
空気が滞留することを継続的に防止でき、その結果、床
下の結露、特に北側での結露を防ぐことができる。さら
に、このような構造の床下に調湿材料を敷設することに
より、特に結露が発生し易い少なくとも北側部分の基礎
で囲まれる床下に調湿材料を敷設することにより、外気
以外から床下の湿度を上昇させる微量水分の浸入(例え
ば、わずかな隙間から入り込む余分な水蒸気や地面から
発生する水蒸気)に対しても、調湿材料がこの水分を吸
収することで床下の湿度の上昇を抑制し、結露の発生を
防止することができる。従って、本発明による床下構造
を採用することによって、根太材などの木材含水率の上
昇を防ぎ、さらに副次的にカビの発生防止、シロアリに
よる木材の食害阻止にも寄与する。
【0011】調湿材料としては、従来公知の各種調湿材
料を使用でき、例えば珪藻頁岩、酸性白土、活性白土、
活性炭、木炭、竹炭、セピオライト、ゼオライト、シリ
カゲル、アルミノ珪酸塩、パーライト、アタノジャイ
ト、アタパルジャイト、アロフェン、モンモリロナイ
ト、軽量気泡コンクリート、特開平11−11939号
公報、特開2000−176276号公報に記載の金属
水酸化物又は金属硫化物の非晶質の分子集合体粒子から
なる乾燥粉末もしくは熱処理粉末、あるいは金属水酸化
物又は金属硫化物の結晶質の分子集合体粒子からなる乾
燥粉末もしくは熱処理粉末などを用いることができる。
【0012】これらの中でも、床下調湿に適した相対湿
度60〜90%RH、特に好ましい80%RH付近で吸
放湿し、住宅の床下を適度な湿度に長期間に亘って保つ
ことができる床下調湿材として、Mg,Al,Ca,S
c,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,
Zn,Ga,Y,Zr,Nb,Mo等の金属水酸化物又
は金属硫化物の非晶質の分子集合体粒子又はその凝集体
を約80〜1200℃で乾燥又は熱処理した乾燥品又は
熱処理品、殊に金属塩含有水溶液に、酸又はアルカリ水
溶液を加えるか、あるいはNa2S,K2S,(NH42
SなどのS2-イオンを含む溶液を加え、金属陽イオンと
陰イオンの反応により沈殿させる沈殿法によって得られ
る非晶質の金属水酸化物又は金属硫化物の分子集合体粒
子又はその凝集体、特に非晶質水酸化アルミニウム沈殿
物の乾燥品又は熱処理品が、床下調湿材として最適な吸
放湿特性を有し、また、金属塩の種類や特に熱処理温度
を変えることにより、細孔(隙間)の大きさを制御で
き、従って、水蒸気の吸放湿の急激な変化を生起する相
対湿度を任意に変えることができ、床下の湿度状況に応
じた所望の吸放湿特性を有するので好ましい。
【0013】調湿材料は、粉末としてそのまま床下に撒
布して用いることができる他、使用に便利なように、
紙、不織布、水蒸気透過性プラスチックフィルム又はラ
ミネート箔等の水蒸気透過性材料の袋、容器などの包装
体内に収納して用いることもできる。また、適当なバイ
ンダー等の硬化性材料や補強材等を混合し、顆粒、フィ
ルム、シート材、板材等の任意の形状に成形して用いて
もよい。硬化性材料としては、メラミン樹脂、フェノー
ル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、酢酸ビニル樹脂、
アクリル系樹脂等の樹脂材料や、α、β、γ型半水石
膏、無水石膏、二水和石膏等の石膏、普通ポルトランド
セメント、アルミナセメント、スラグセメント等のセメ
ント、高炉水砕スラグとアルカリ刺激剤との混合物、モ
ンモリロナイト、ベントナイト等の粘土類などの水硬性
物質、シリカゾル、水ガラスなどのバインダーが挙げら
れ、これらを単独で又は2種以上混合して用いることが
できる。
【0014】本発明を適用した場合の好適な基礎構造と
しては、ベタ基礎、防湿シート上に打設されたベタ基
礎、地面に防湿コンクリート又は防湿シート処理を施し
た構造、あるいは防湿シートもしくは断熱材の上に防湿
コンクリートを打設した構造が挙げられる。これらの基
礎構造の幾つかの例を図2乃至図6に示す。図2はベタ
基礎1、図3は防湿シート(防湿フィルム)3を敷設し
た上にベタ基礎1を打設した構造、図4は基礎1で囲ま
れる床下全面に防湿コンクリート4を打設した構造、図
5は防湿シート又は断熱材5を敷設した上に防湿コンク
リート4を打設した構造、図6は基礎1で囲まれる床下
全面に防湿シート3を敷設した構造(あるいはさらに乾
燥した砂利等を打設する)を示している。なお、ベタ基
礎と防湿コンクリートの違いは鉄筋2の有無であり、防
湿コンクリート4には鉄筋10の入ったベタ基礎のよう
に荷重を支える働きはない。
【0015】
【実施例】以下、実施例を示して本発明の効果について
具体的に説明するが、本発明が下記実施例に限定される
ものでないことはもとよりである。
【0016】実施例1 図1に示すような床下構造の実験棟で、床下の(a)〜
(f)の部分の温度及び湿度を測定し、結露の状態を調
べた。なお、間仕切り基礎A〜Dは、ぞれぞれ南北方
向、東西方向にθ=10°傾いており、開口部O1の面
積は20%、開口部O2の面積は55%である。また、
測定した床下の地面には防湿シートが敷設してあり、床
下に調湿材料は散布されていない状態で行なった。
(a)〜(f)の各エリア中央で地面と床との間の中間
位置に温度計と湿度計を設置し、測定を行なった結果を
表1に示す。なお、外気温は30.2℃、外気湿度は6
5%であった。
【表1】 表1に示す結果から明らかなように、東西方向の間仕切
り基礎がない方が北側と南側の温度差が小さく、かつ全
く間仕切りの存在しない床下では北側の(e)の箇所で
も全く結露が発生していなかった。
【0017】下記実施例2で用いた調湿材料を以下のよ
うにして調製した。 調湿材料の調製:JIS A6063アルミニウム合金
を表面処理する製造ラインにおいて、(A)水酸化ナト
リウム水溶液中での化学溶解エッチング、(B)硫酸浴
中での陽極酸化、さらには(C)金属塩着色などの各処
理工程の後で各々水洗洗浄されるが、上記工程(A)、
(B)の後の水洗水中には水酸化ナトリウムや硫酸、さ
らにA6063アルミ合金から溶出してくるAl、M
g、Si等のイオンを含み、また上記(C)工程に用い
られる電解着色液中にはNi、Mg、Co等の金属塩が
含まれており、これらはその水洗水中にも同様に含まれ
ている。これらの水洗水を混合し、さらにpH=7に調
整するため、水酸化ナトリウム水溶液を加え、その後微
量の有機凝集沈殿助剤を加え、セパックナーで水酸化物
として沈殿させた。この沈殿物をフィルタープレスによ
り水分の除去を行なった。この沈殿物を蛍光X線により
元素分析をしたところ、表2に示す通りであった。また
沈殿物をX線回折法による同定を行なったところ、非晶
質の水酸化アルミニウムであった。このような工業的な
排出物(スラッジ)を原料として用い、これを水洗、脱
水した後、900℃で熱処理して粉末を得た。
【表2】
【0018】実施例2 前記実施例1で用いた床下構造の実験棟で、床下全面に
前記のように調製した非晶質水酸化アルミニウム粉末か
らなる調湿材料を1坪当り15kg散布した以外は、前
記実施例1と同様にして床下の(a)〜(f)の部分の
湿度変化を測定した。北側部分(a)、(c)及び
(e)についての結果を、比較のために調湿材料を敷設
しなかった場合の結果と併せて図7に示す。図7に示さ
れる結果から明らかなように、東西方向の間仕切り基礎
Cの開口部O1の面積が狭い北側の部分(a)では、調
湿材料を散布しても床下の相対湿度が90%RH近くで
あり、調湿材料散布の効果は極めて低かった。これに対
し、東西方向の間仕切り基礎Cの開口部O2の面積が広
い北側部分(c)及び東西方向の間仕切り基礎がない北
側部分(e)では、相対湿度は80%RH台であり、調
湿材料散布の効果が得られ、特に北側部分(e)では相
対湿度は80%RH付近であり、調湿材料散布の高い効
果が得られた。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明の床下構造によれ
ば、間仕切り基礎ができるだけ南北方向に延在するよう
に構築するという極めて簡単な構成により、換気が良く
なって北側と南側の温度差が小さくなると共に、床下に
空気が滞留することを防止でき、継続的にかつ効率的に
住宅の床下で結露が生じることを防止することができ
る。また、住宅の少なくとも北側部分の基礎で囲まれる
床下に調湿材料を敷設することにより、この調湿材料の
調湿効果を有効に発揮させることができる。その結果、
根太材などの木材含水率の上昇を防ぎ、さらに副次的に
カビの発生防止、シロアリによる木材の食害阻止にも寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】床下の基礎の構造を模式的に示す概略横断面図
である。
【図2】ベタ基礎の構造例を示す概略縦断面図である。
【図3】防湿シートの上にベタ基礎を打設した構造例を
示す概略縦断面図である。
【図4】防湿コンクリートを打設した基礎の構造例を示
す概略縦断面図である。
【図5】防湿シートの上に防湿コンクリートを打設した
基礎の構造例を示す概略縦断面図である。
【図6】防湿シートを敷設した基礎の構造例を示す概略
縦断面図である。
【図7】実施例2における試験棟の床下の北側部分
(a)、(c)、(e)における湿度変化を示すグラフ
である。
【符号の説明】
1 基礎 2 鉄筋 3 防湿シート(防湿フィルム) 4 防湿コンクリート 5 防湿シート又は断熱材 A,B,C,D 間仕切り基礎

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の間仕切り基礎が南北方向に対し±
    45°の方向にだけ存在することを特徴とする住宅の床
    下構造。
  2. 【請求項2】 住宅の連続した間仕切り基礎が南北方向
    に対し±45°の方向にだけ存在し、東西方向に存在す
    る間仕切り基礎は開口部を有し、その開口面積が各間仕
    切り部で50%以上であることを特徴とする住宅の床下
    構造。
  3. 【請求項3】 住宅の少なくとも北側部分の基礎で囲ま
    れる床下に調湿材料を敷設したことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の住宅の床下構造。
  4. 【請求項4】 基礎構造が、ベタ基礎、防湿シート上に
    打設されたベタ基礎、地面に防湿コンクリート又は防湿
    シート処理を施した構造、あるいは防湿シートもしくは
    断熱材の上に防湿コンクリートを打設した構造である請
    求項1乃至3のいずれか一項に記載の住宅の床下構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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