JP2003247150A - ダブルニット丸編地 - Google Patents

ダブルニット丸編地

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JP2003247150A
JP2003247150A JP2002043209A JP2002043209A JP2003247150A JP 2003247150 A JP2003247150 A JP 2003247150A JP 2002043209 A JP2002043209 A JP 2002043209A JP 2002043209 A JP2002043209 A JP 2002043209A JP 2003247150 A JP2003247150 A JP 2003247150A
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knitted fabric
loop
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yarns
double
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JP2002043209A
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Yasuhiro Fujimoto
靖弘 冨路本
Minoru Fujii
実 藤井
Michinori Yamana
道則 山名
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Unitika Fibers Ltd
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Unitika Fibers Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量で厚みの保持性に優れ、伸縮性も十分で
あり、しかも低コストの嵩高なダブルニット編地を提供
する。 【解決手段】 編地表面のループと編地裏面のループと
が連結糸条により連結されているダブルニット丸編地で
あって、編地表面における1のループA1と編地裏面に
おける1のループB1とが連結糸条により連結されてお
り、かつ、編地表面における上記ループA1と同一コー
ス上に存在しループA1と同一もしくは異なっていても
よいループA2と、編地裏面における上記ループB1と
は異なるコース上に存在するループB2とが連結糸条に
より連結されている構造を有することを特徴とするダブ
ルニット丸編地。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類の裏地、介護
衣料等の衣料分野、コルセット、サポーター等のスポー
ツ・医療用品分野、土木資材、建設資材、車輌用シート
等の産業資材分野をはじめ幅広く使用のできる嵩高なダ
ブルニット丸編地に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ダブルニット丸編地は、衣料用途
や産業資材用途に広く利用されている。しかしながら、
ダブルニット丸編地においては編地の厚みを保持させる
ことが非常に困難なため、嵩高なダブルニット丸編地の
利用における障害となっていた。ダブルニット丸編地に
おいて厚みを保持させることが困難な理由としては、せ
っかく嵩高な編地を編成しても、染色加工時や編地の使
用時における編地への力のかかり具合によって、表面と
裏面とを連結する連結糸条が編地のコース方向に対して
は倒れにくいものの、ウェール方向に倒れてしまい厚み
を保持することが難しかったことが挙げられる。
【0003】そのような欠点を克服すべく、従来から編
地の連結部において連結糸以外に挿入糸を設けることに
よって連結部の強化を計る方法が用いられていたが、こ
の方法では編地全体の重量が重くなって取り扱いにく
く、そのうえコストも高くなるという問題があった。ま
た、特許第3208005号公報に開示されているよう
に、連結糸そのものを熱融着させることにより連結糸が
倒れるのを防ぐ方法も提案されているが、この方法で
は、編地本来の伸縮性が熱融着糸の融着によって失われ
てしまうという問題や、コスト的に高価なものになって
しまうという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような現状に鑑
み、本発明の課題は、軽量で厚みの保持性に優れ、伸縮
性も十分であり、しかも低コストの嵩高なダブルニット
編地を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、編地表面のループと編地裏面のループと
が連結糸条により連結されているダブルニット丸編地で
あって、編地表面における1のループA1と編地裏面に
おける1のループB1とが連結糸条により連結されてお
り、かつ、編地表面における上記ループA1と同一コー
ス上に存在しループA1と同一もしくは異なっていても
よいループA2と、編地裏面における上記ループB1と
は異なるコース上に存在するループB2とが連結糸条に
より連結されている構造を有することを特徴とするダブ
ルニット丸編地を要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。まず、本発明のダブルニット丸編地は、編地の表
裏が連結糸条によって連結されており、詳細には、編地
表面におけるループと編地裏面におけるループとが、連
結糸条を介して連結されている。すなわち、編地表面に
おける1のループA1と編地裏面における1のループB
1とが連結糸条により連結されている。なお、以下の説
明においては、編地表面もしくは裏面におけるループと
連結糸との接点を、連結点と略記することがある。本発
明のダブルニット丸編地においては、編地表面及び裏面
のループの全てが連結点となっていることは必ずしも要
しない。すなわち、連結糸条による表地と裏地との連結
に寄与しないループが存在しても一向に差し支えない
が、本発明の目的をより効果的に達成するという点にお
いては、全てのループが連結点となっていることが好ま
しい。
【0007】本発明において重要なことは、上記ループ
A1とループB1とが連結糸条により連結されているこ
とに加えて、編地表面における上記ループA1と同一コ
ース上に存在するループA2と、編地裏面における上記
ループB1とは異なるコース上に存在するループB2と
が連結糸条により連結されている構造を有することであ
る。すなわちループA1が存在する編地表面のコースと
同一のコース上にあるループA2と、ループA1と連結
されているループB1が存在する編地裏面のコースと同
一のコース上にあるループB2とが連結糸条により連結
されている構造を有することである。
【0008】従来のダブルニット丸編地においては、表
面の1のコースは、裏面の1のコースと1対1の関係で
連結されていた。すなわち、表面における特定の1コー
ス上の各連結点から伸びた連結糸条の行く先は、全て裏
面における特定の1コース上の連結点であり、裏面にお
ける複数のコース上の連結点と連結されていることはな
かった。したがって、連結糸はコースに沿って平行に連
なっているだけであるので、編地のコース方向の負荷に
対しては丸編地特有の連結形態により連結糸条は倒れに
くいが、ウェール方向の負荷に対しては連結糸が倒れて
しまい編地本来のボリュームが損なわれていた。
【0009】本発明においては、上記のようなループA
2とループB2とが連結された構成を導入したことによ
り、編地のウェール方向に沿った断面から見たとき、連
結糸はコース方向のみならずウェール方向にも沿って上
下(表裏)方向に対して斜めに入るため、ウェール方向
の負荷に対しても連結糸が倒れにくい構造となるのであ
る。このことについて模式図を用いて以下に説明する。
【0010】図1は、従来からの一般的なダブルニット
丸編み地について、コース方向に沿った編地の断面を模
式的に示したものである。この断面構造においては、丸
編み地独特の連結形態により、コース方向の連結糸条3
は斜めV字を連続させたような形態を呈しており、コー
ス方向の負荷に対しては連結糸条が倒れにくいことがわ
かる。本発明の編地においても、少なくともこの形態を
備えている。一方、図2は、本発明のダブルニット丸編
地の例について、ウェール方向に沿った編地の断面を模
式的に示したものである。この断面構造においては、A
1とB1を連結するコース方向の連結糸条3及び、A1
と同一もしくは異なる点であるA2とB2とを連結する
ウェール方向の連結糸状4とによって、断面を見たとき
にN字状の形態を呈し、ウェール方向の負荷に対しても
倒れにくいことがわかる。すなわち、従来のダブルニッ
ト丸編み地には、このウェール方向の連結糸条4が存在
しないためウェール方向に倒れやすく、これに対して本
発明のダブルニット丸編み地はこのウェール方向の連結
糸条4が筋交いのような役割を果たすので、コース方向
のみならずウェール方向にも倒れにくいのである。
【0011】本発明において、ループA1とA2は、同
一コース上に存在するループであれば同一ループであっ
ても異なるループであってもよい。すなわち、図2にお
いて、コース方向の連結糸条3の連結点は、同時にウェ
ール方向の連結糸条4の連結点であってもよいが、それ
に限定されず、コース方向の連結糸条3の連結点ではあ
るがウェール方向の連結糸条4の連結点ではない連結点
を有していてもよく、逆にウェール方向の連結糸条4の
連結点ではあるがウェール方向の連結糸条4の連結点で
はない連結点を有していてもよい。より倒れにくい構造
とするためには、A1とA2が同一である構造、すなわ
ち、コース方向の連結糸条3の連結点が同時にウェール
方向の連結糸条4の連結点でもある構造を有することが
好ましく、1コース上における連結点の全てがコース方
向の連結糸条3の連結点でありかつウェール方向の連結
糸条4の連結点である構造を有することが特に好まし
い。
【0012】また、本発明のダブルニット編地において
は、上記したようなウェール方向の連続糸条が連結され
た構造を有するコースを、少なくとも3コースに1コー
ス以上の割合で有することが好ましく、これによりウェ
ール方向への十分な倒れにくさを確保できる。倒れにく
さという点では、全てのコースを上記したようなウェー
ル方向の連続糸条が連結された構造を有するコースとす
るのが好ましく、さらには全コースの全連結点がコース
方向及びウェール方向の連結糸条の連結点であることが
特に好ましいが、その反面、連結糸条の糸量が増すこと
による製造コストや質量の増加も僅少ではあるが伴うの
で、適宜選択すればよい。なお、先に引用した図1は、
全てのコースを上記したようなウェール方向の連続糸条
が連結された構造を有するコースとした例についてのも
のである。
【0013】本発明のダブルニット丸編地の厚みとして
は、1mm以上が好ましく、2〜10mmがより好まし
い。厚みが1mm未満の場合には本発明を適用する実益
に乏しいので好ましくない。一方、10mmを超える場
合、製編ができないことはないが、生産性が低下してコ
スト高になる傾向にあるので好ましくない。
【0014】また、編地の平面方向から見た単位面積あ
たりの連結糸条の本数、すなわち連結糸条の連結密度と
しては、200本/cm2以上が好ましく、300〜1
000本/cm2がより好ましい。連結密度が200本
/cm2未満では、編地の伸縮によって、連結糸が倒れ
てしまったり、編地表面に連結部の柄癖などが現れてし
まう傾向にあるので好ましくない。一方、1000本/
cm2を超えると、製編に困難を伴い、生産性が低下す
る傾向にあるので好ましくない。さらに、上記のような
連結密度の範囲で、連結糸条の本数に占めるコース方向
の連結糸条の本数と、ウェール方向の連続糸条の本数と
の割合としては、(コース方向/ウェール方向)=5/
1〜1/5が好ましい。この範囲を外れると、コース方
向もしくはウェール方向のいずれかの方向に連結糸条が
倒れやすい傾向にあるので好ましくない。したがって、
両方向についての倒れにくさのバランスを取るという観
点から、上記割合としては概ね1/1とすることが特に
好ましい。
【0015】また、厚み保持という視点から、本発明の
ダブルニット丸編地の厚み方向についての圧縮弾性保持
率としては、65%以上が好ましく、75%以上がより
好ましい。65%未満では、厚み方向の繰り返しの負荷
に対する厚み保持性が乏しくヘタリやすい傾向にある。
なお、圧縮弾性保持率としては、JIS L−1022
に記載の圧縮弾性回復率に準じた10回繰り返し後の回
復率をいう。
【0016】本発明に用いる繊維の種類としては、特に
限定されるものではなく、ポリアミド、ポリエステル、
ビニロン等の合成樹脂からなる繊維や、レーヨン、テン
セル等のセルロース系繊維、あるいは綿、麻、ウール等
の天然繊維等を目的に応じて適宜選択して使用すればよ
い。ただし、連結糸条として用いる糸条の種類として
は、熱可塑性樹脂繊維からなるフィラメント糸条が好ま
しく、しかも単繊維繊度が5デシテックス以上であれば
なお好ましい。熱可塑性樹脂繊維であればヒートセット
が可能な点で好ましく、また、フィラメント糸条であれ
ば、糸条自体のトルクが強い短繊維等のスパン糸条に比
して連結糸としての形態安定性に勝る点で好ましい。さ
らに単糸繊度が5デシテックス以上であれば、編地の厚
み方向からの負荷に強くなり厚み保持性に優れるので好
ましい。熱可塑性樹脂繊維の中でも、圧縮弾性率に優れ
ている点でポリアミド繊維が連結糸条の素材として特に
好ましい。なお、連結糸条に用いるフィラメント糸条と
しては、モノフィラメントでもマルチフィラメントでも
よいが、編地の厚み方向からの負荷により強い編地にで
きる点では、圧縮弾性に優れたモノフィラメントが好ま
しい。また、連結糸条に用いる糸条における繊維のラス
ターや、断面形状が丸断面か異形断面であるかについて
も特に限定されず、マルチフィラメントの場合の異繊度
等及び異繊維混繊等も特に限定されない。
【0017】以上のようにして構成された本発明のダブ
ルニット丸編地は、厚みの大きい嵩高な編地としても、
連結糸条がコース方向、ウェール方向のいずれにも倒れ
にくいので、従来にないボリューム保持に優れたダブル
ニット編地となり、なおかつ軽量でコスト面でも非常に
有利なものとなる。
【0018】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、実施例に記載の編地の特性は以下の方法によ
り測定した。 (1)圧縮弾性保持率;JIS L−1022に記載の
圧縮弾性回復率に準じた10回繰り返し後の回復率を厚
み方向について測定した。 (2)連結糸条の連結密度;連結糸条が編地表面と編地
裏面とを1回連結する部分を1本と数えることとして、
編地表面の単位面積あたりに存在する連結点に係る連結
糸条の本数を係数して求めた。
【0019】実施例1 編地表面と裏面を編成する糸条としては、市販の156
デシテックス/48フィラメントの1ヒーターナイロン
仮撚加工糸を用い、連結糸条に用いる糸条としては、5
6デシテックス/10フィラメントのナイロンマルチフ
ィラメントを用いた。上記糸条を図3に示す組織にて、
ダブルニット丸編機(福原精機株式会社製LIL4−A
L型、33インチ×24G)を用いて、ギャップ4mm
でダブルニット丸編地を編成した。この編地に対し、サ
ーキュラー染色試験機(株式会社日阪製作所製)にて、
界面活性剤(日華化学株式会社製、サンモールFL)を
濃度1g/リットルで用い、浴比1:30でリラックス
精練を行った。次いで、サーキュラー染色試験機(株式
会社日阪製作所製)にて、酸性染料(日本化薬株式会社
製、Kyanol Navy Bule R) を2% o.m.f、均染剤
(丸菱油化株式会社製、レベランNDK)を2% o.m.f
で使用し、酢酸(48%)を0.2cm3/リットルで
併用して、100℃30分にて染色を行なった。その
後、染料固着剤(日華化学株式会社製、サンライフ E
−7)を2% o.m.fで用いてフィックス処理を行なうこ
とにより、実施例1のダブルニット丸編地を得た。
【0020】実施例2 連結糸条として56デシテックスのナイロンモノフィラ
メントを用いた以外は、実施例1と同様にして、実施例
2のダブルニット丸編地を得た。
【0021】実施例3 編成に用いる編み機として、ゲージ数の異なる編み機
(福原精機株式会社製V−8型、33インチ×12G)
を用いた以外は、実施例2と同様にして、実施例3のダ
ブルニット丸編地を得た。
【0022】比較例1 図3に示す組織に代えて、図4に示す組織にて編成した
以外は、実施例1と同様にして、比較例1のダブルニッ
ト丸編地を得た。
【0023】比較例 連結糸条として綿コーマ糸60番手を用いた以外は、比
較例1と同様にして比較例3のダブルニット丸編地を得
た。
【0024】実施例1〜3及び比較例1〜2において得
られたダブルニット編地の特性を下記表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1に示す結果から明らかなように、実施
例1〜3で得られた本発明のダブルニット丸編地は、連
結糸条が倒れにくいため良好な圧縮弾性回復率を有する
ものであった。中でも、実施例2は連結糸条として単繊
維繊度が大きいマルチフィラメントを用い、連結密度も
高いため最も良好な結果となった。実施例3について
は、連結密度が実施例1,2と比較して少なくなった影
響で圧縮弾性回復率がやや低いが、良好な結果であっ
た。これらに対して、比較例では、ウェール方向の連結
糸条が存在しないため、実施例のものと同様の厚みで製
編されたにもかかわらず、染色工程を経た仕上がり段階
で嵩高性が低下しており、圧縮弾性回復率も低いもので
あった。特に比較例2では、圧縮弾性に劣る綿糸を連結
糸条に用いたため、最も劣る結果となった。
【0027】
【発明の効果】本発明のダブルニット丸編地は、コース
方向に沿って配向された連結糸条に加えて、ウェール方
向に沿って配向された連結糸条を有するという本発明独
特の構成により、連結糸条がコース方向にもウェール方
向にも倒れにくく、圧縮弾性回復率の大きい厚み保持性
に優れたダブルニット丸編地である。また、連結糸条を
倒れにくくする手段として、連結糸条を熱融着させるこ
とを要しないので伸縮性が損なわれることもなく、挿入
糸を用いることも要しないので軽量にでき、しかも安価
に製造できる。したがって本発明のダブルニット丸編地
は、嵩高編地としての良好な性質を長期にわたって保持
できるものとして、一般の衣料用途はもとより、介護衣
料用途、コルセットやサポーター等のスポーツ・医療用
品用途、あるいは土木資材、建築資材、内装材、椅子
材、寝具等の各種産業資材用途に幅広く好適に使用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なダブルニット丸編地のコース方向に沿
った断面を模式的に示す断面模式図である。
【図2】本発明のダブルニット丸編地の例についてウェ
ール方向に沿った断面を模式的に示す断面模式図であ
る。
【図3】実施例1,2、3及び比較例1における編地の
編成方法を示す編成組織図である。
【図4】比較例2,3における編地の編成方法を示す編
成組織図である。
【符号の説明】
1…編地表面 2…編地裏面 3…コース方向の連結糸条 4…ウェール方向の連結糸 A1,A2…編地表面における連結点 B1,B2…編地裏面における連結点 Dy…ダイヤル針 Cy…シリンダー針 C1…編地表面を構成する糸条 D1…編地裏面を構成する糸条 R…連結部を構成する糸条 F1,F2,F3,F4…給糸口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4L002 AA06 AB02 AB04 AC07 BA01 BA04 BA06 BB01 DA04 EA00 FA01 FA06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編地表面のループと編地裏面のループとが
    連結糸条により連結されているダブルニット丸編地であ
    って、編地表面における1のループA1と編地裏面にお
    ける1のループB1とが連結糸条により連結されてお
    り、かつ、編地表面における上記ループA1と同一コー
    ス上に存在しループA1と同一もしくは異なっていても
    よいループA2と、編地裏面における上記ループB1と
    は異なるコース上に存在するループB2とが連結糸条に
    より連結されている構造を有することを特徴とするダブ
    ルニット丸編地。
  2. 【請求項2】編地表面のループと編地裏面のループとが
    連結糸条により連結されているダブルニット丸編地であ
    って、編地表面における1のループA1と編地裏面にお
    ける1のループB1とが連結糸条により連結されてお
    り、かつ、編地表面における上記ループA1と編地裏面
    における上記ループB1とは異なるコース上に存在する
    ループB2とが連結糸条により連結されている構造を有
    することを特徴とするダブルニット丸編地。
  3. 【請求項3】連結糸条の連結密度が200本/cm2
    上であり、かつ、編地の圧縮弾性保持率が65%以上で
    あることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載
    のダブルニット丸編地。
  4. 【請求項4】連結糸条が単繊維繊度5デシテックス以上
    の熱可塑性樹脂繊維からなるフィラメント糸条であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のダブルニット丸編地。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008529618A (ja) * 2005-02-15 2008-08-07 フライシュマン,ウィルヘルム 創傷治療デバイス

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