JP2003246360A - 部品搬送体 - Google Patents
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- JP2003246360A JP2003246360A JP2002048252A JP2002048252A JP2003246360A JP 2003246360 A JP2003246360 A JP 2003246360A JP 2002048252 A JP2002048252 A JP 2002048252A JP 2002048252 A JP2002048252 A JP 2002048252A JP 2003246360 A JP2003246360 A JP 2003246360A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、部品搬送体に関し、部品を部品収納
部に収納した際の安定性を向上させることを提案する。 【解決手段】底面22Aに対して斜め方向に形成された
内側面25A〜25Dを有する凹部でなる部品収納部2
2に所定の部品26を収納した場合、当該部品26を内
側面25A〜25Dの勾配で支えるときの支持位置と同
一の位置又は当該支持位置を基準として僅かに下の位置
に上面を有する段部28A〜28Dを、部品収納部22
の隅部に形成することにより、部品26を内側面25A
〜25Dの勾配で支えきれない場合であっても、当該部
品26の動きを段部28A〜28Dによって制止し得、
従って部品26を部品収納部22に収納した際の安定性
を向上させ得る。
部に収納した際の安定性を向上させることを提案する。 【解決手段】底面22Aに対して斜め方向に形成された
内側面25A〜25Dを有する凹部でなる部品収納部2
2に所定の部品26を収納した場合、当該部品26を内
側面25A〜25Dの勾配で支えるときの支持位置と同
一の位置又は当該支持位置を基準として僅かに下の位置
に上面を有する段部28A〜28Dを、部品収納部22
の隅部に形成することにより、部品26を内側面25A
〜25Dの勾配で支えきれない場合であっても、当該部
品26の動きを段部28A〜28Dによって制止し得、
従って部品26を部品収納部22に収納した際の安定性
を向上させ得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は部品搬送体に関し、
例えばIC(Integrated Circuit)チップ等の電子部品
を収納して搬送するキャリアテープに適用して好適なも
のである。
例えばIC(Integrated Circuit)チップ等の電子部品
を収納して搬送するキャリアテープに適用して好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキャリアテープとして
は、複数の電子部品を収納して搬送し得るようになされ
たものがある。すなわち図5に示すように、キャリアテ
ープ1においては、僅かな深さのガイド溝部2が当該キ
ャリアテープ1の長手方向に沿って形成されると共に、
当該ガイド溝部2の底面に電子部品を収納するための凹
部(以下、これをポケットと呼ぶ)3が一定間隔で順次
形成されている。
は、複数の電子部品を収納して搬送し得るようになされ
たものがある。すなわち図5に示すように、キャリアテ
ープ1においては、僅かな深さのガイド溝部2が当該キ
ャリアテープ1の長手方向に沿って形成されると共に、
当該ガイド溝部2の底面に電子部品を収納するための凹
部(以下、これをポケットと呼ぶ)3が一定間隔で順次
形成されている。
【0003】またキャリアテープ1の端部には、送り穴
4が当該キャリアテープ1の長手方向に沿って一定間隔
で順次穿設されており、かくして送り穴4を基準として
キャリアテープ1を送れば、各ポケット3内に収納され
た電子部品を精度良く取り出し得るようになされてい
る。
4が当該キャリアテープ1の長手方向に沿って一定間隔
で順次穿設されており、かくして送り穴4を基準として
キャリアテープ1を送れば、各ポケット3内に収納され
た電子部品を精度良く取り出し得るようになされてい
る。
【0004】かかるポケット3においては、図6に示す
ように、当該ポケット3の底面3Aに対して内側面5A
〜5Dが斜めに形成されている。これにより図7に示す
ように、ポケット3に電子部品6を収納した場合、当該
ポケット3は、電子部品6のエッジ部6Aを内側面5A
〜5Dの勾配で支えるようになされている。
ように、当該ポケット3の底面3Aに対して内側面5A
〜5Dが斜めに形成されている。これにより図7に示す
ように、ポケット3に電子部品6を収納した場合、当該
ポケット3は、電子部品6のエッジ部6Aを内側面5A
〜5Dの勾配で支えるようになされている。
【0005】因みに、このポケット3においては、内側
面5A〜5Dの傾斜角度を45〔°〕に選定することに
より、電子部品6をポケット3に収納した際に、当該電
子部品6に一体成形されているボール7A〜7Dが内側
面5A〜5Dに接触すること回避し得るようになされて
いる。
面5A〜5Dの傾斜角度を45〔°〕に選定することに
より、電子部品6をポケット3に収納した際に、当該電
子部品6に一体成形されているボール7A〜7Dが内側
面5A〜5Dに接触すること回避し得るようになされて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では図
8に示すように、キャリアテープのポケットに収納する
電子部品10が小型化され、これに伴って電子部品10
のエッジ部10Aからボール11A〜11Dまでの距離
aが短くなってきている。
8に示すように、キャリアテープのポケットに収納する
電子部品10が小型化され、これに伴って電子部品10
のエッジ部10Aからボール11A〜11Dまでの距離
aが短くなってきている。
【0007】このためポケット13においては、内側面
14A〜14Dの傾斜角度を例えば25〔°〕に選定し
当該内側面14A〜14Dの傾斜の度合いを大きくする
ことにより、電子部品10をポケット13に収納した際
に当該電子部品10に一体成形されているボール11A
〜11Dが内側面14A〜14Dに接触すること回避し
ている。
14A〜14Dの傾斜角度を例えば25〔°〕に選定し
当該内側面14A〜14Dの傾斜の度合いを大きくする
ことにより、電子部品10をポケット13に収納した際
に当該電子部品10に一体成形されているボール11A
〜11Dが内側面14A〜14Dに接触すること回避し
ている。
【0008】しかしながら、ポケット13においては、
電子部品10の小型化に対応して内側面14A〜14D
の傾斜の度合いを大きくすると、電子部品10を当該ポ
ケット13に収納した場合、電子部品10のエッジ部1
0Aを内側面5A〜5Dの勾配で支えきれずに、電子部
品10が下方に滑り易くなる。
電子部品10の小型化に対応して内側面14A〜14D
の傾斜の度合いを大きくすると、電子部品10を当該ポ
ケット13に収納した場合、電子部品10のエッジ部1
0Aを内側面5A〜5Dの勾配で支えきれずに、電子部
品10が下方に滑り易くなる。
【0009】この場合、ポケット13においては、電子
部品10のエッジ部10Aが内側面5A〜5Dに接触し
ながら下方に滑ると、当該内側面14A〜14Dがけず
れてポケット13が損傷を受けるおそれがあり、またそ
の際、内側面14A〜14Dに作られた傷によって電子
部品10が当該内側面14A〜14Dにはまり込むおそ
れがある。
部品10のエッジ部10Aが内側面5A〜5Dに接触し
ながら下方に滑ると、当該内側面14A〜14Dがけず
れてポケット13が損傷を受けるおそれがあり、またそ
の際、内側面14A〜14Dに作られた傷によって電子
部品10が当該内側面14A〜14Dにはまり込むおそ
れがある。
【0010】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、部品を部品収納部に収納した際の安定性を向上させ
得る部品搬送体を提供しようとするものである。
で、部品を部品収納部に収納した際の安定性を向上させ
得る部品搬送体を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の部品を収納し搬送する部品
搬送体において、底面に対して斜め方向に形成された内
側面を有する凹部が、部品搬送体の長手方向に順次形成
されてなる複数の部品収納部を具え、部品収納部は、部
品が収納された場合、部品を内側面の勾配で支えるとき
の支持位置と同一の位置又は当該支持位置を基準として
僅かに下の位置に上面を有する段部が、部品収納部の隅
部に形成されている。
め本発明においては、所定の部品を収納し搬送する部品
搬送体において、底面に対して斜め方向に形成された内
側面を有する凹部が、部品搬送体の長手方向に順次形成
されてなる複数の部品収納部を具え、部品収納部は、部
品が収納された場合、部品を内側面の勾配で支えるとき
の支持位置と同一の位置又は当該支持位置を基準として
僅かに下の位置に上面を有する段部が、部品収納部の隅
部に形成されている。
【0012】この結果、部品を内側面の勾配で支えきれ
ない場合であっても、当該部品の動きを段部によって制
止し得、従って部品を部品収納部に収納した際の安定性
を向上させ得る。
ない場合であっても、当該部品の動きを段部によって制
止し得、従って部品を部品収納部に収納した際の安定性
を向上させ得る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
施の形態を詳述する。
【0014】図1において、20は全体としてキャリア
テープを示し、僅かな深さのガイド溝部21が当該キャ
リアテープ20の長手方向に沿って形成されると共に、
当該ガイド溝部21の底面に電子部品を収納するための
凹部(以下、これをポケットと呼ぶ)22が一定間隔で
順次形成されている。
テープを示し、僅かな深さのガイド溝部21が当該キャ
リアテープ20の長手方向に沿って形成されると共に、
当該ガイド溝部21の底面に電子部品を収納するための
凹部(以下、これをポケットと呼ぶ)22が一定間隔で
順次形成されている。
【0015】またキャリアテープ20の端部には、送り
穴23が当該キャリアテープ20の長手方向に沿って一
定間隔で順次穿設されており、かくして送り穴23を基
準としてキャリアテープ20を送れば、各ポケット22
内に収納された電子部品を精度良く取り出し得るように
なされている。
穴23が当該キャリアテープ20の長手方向に沿って一
定間隔で順次穿設されており、かくして送り穴23を基
準としてキャリアテープ20を送れば、各ポケット22
内に収納された電子部品を精度良く取り出し得るように
なされている。
【0016】かかるポケット22においては、図2に示
すように、当該ポケット22の底面22Aに対して内側
面25A〜25Dが斜めに形成されている。これにより
図3に示すように、ポケット22に電子部品26を収納
した場合、当該ポケット22は、電子部品26のエッジ
部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支えるように
なされている。
すように、当該ポケット22の底面22Aに対して内側
面25A〜25Dが斜めに形成されている。これにより
図3に示すように、ポケット22に電子部品26を収納
した場合、当該ポケット22は、電子部品26のエッジ
部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支えるように
なされている。
【0017】因みに、このポケット22においては、内
側面25A〜25Dの傾斜角度を25〔°〕に選定する
ことにより、電子部品26をポケット22に収納した際
に、当該電子部品26に一体成形されているボール27
A〜27Dが内側面25A〜25Dに接触すること回避
し得るようになされている。
側面25A〜25Dの傾斜角度を25〔°〕に選定する
ことにより、電子部品26をポケット22に収納した際
に、当該電子部品26に一体成形されているボール27
A〜27Dが内側面25A〜25Dに接触すること回避
し得るようになされている。
【0018】またポケット22においては、電子部品2
6が収納された場合に当該電子部品26のエッジ部26
Aを内側面25A〜25Dの勾配で支える支持位置を基
準として、当該支持位置から僅かに下の位置に、三角形
状の上面を有する段部28A〜28Dが当該ポケット2
2の四隅に一体成形されている。
6が収納された場合に当該電子部品26のエッジ部26
Aを内側面25A〜25Dの勾配で支える支持位置を基
準として、当該支持位置から僅かに下の位置に、三角形
状の上面を有する段部28A〜28Dが当該ポケット2
2の四隅に一体成形されている。
【0019】これによりポケット22においては、電子
部品26を当該ポケット22に収納した場合、電子部品
26のエッジ部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で
支えきれずに、電子部品26が下方に滑っても当該電子
部品26の動きを段部28A〜28Dによって制止し得
るようになされている。
部品26を当該ポケット22に収納した場合、電子部品
26のエッジ部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で
支えきれずに、電子部品26が下方に滑っても当該電子
部品26の動きを段部28A〜28Dによって制止し得
るようになされている。
【0020】以上の構成において、ポケット22では、
電子部品26が収納された場合に当該電子部品26のエ
ッジ部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支える支
持位置を基準として、当該支持位置から僅かに下の位置
に、三角形状の上面を有する段部28A〜28Dが当該
ポケット22の四隅に一体成形されている。
電子部品26が収納された場合に当該電子部品26のエ
ッジ部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支える支
持位置を基準として、当該支持位置から僅かに下の位置
に、三角形状の上面を有する段部28A〜28Dが当該
ポケット22の四隅に一体成形されている。
【0021】これによりポケット22では、電子部品2
6を当該ポケット22に収納した場合、電子部品26の
エッジ部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支えき
れずに、電子部品26が下方に滑っても当該電子部品2
6の動きを段部28A〜28Dによって制止し得、従っ
て電子部品26をポケット22に収納した際の安定性を
向上させ得る。
6を当該ポケット22に収納した場合、電子部品26の
エッジ部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支えき
れずに、電子部品26が下方に滑っても当該電子部品2
6の動きを段部28A〜28Dによって制止し得、従っ
て電子部品26をポケット22に収納した際の安定性を
向上させ得る。
【0022】このようにポケット22では、内側面25
A〜25Dがけずれてポケット22が損傷を受ける不都
合を回避し得ると共に、内側面25A〜25Dに作られ
た傷によって電子部品26が当該内側面25A〜25D
にはまり込む不都合を回避することができる。
A〜25Dがけずれてポケット22が損傷を受ける不都
合を回避し得ると共に、内側面25A〜25Dに作られ
た傷によって電子部品26が当該内側面25A〜25D
にはまり込む不都合を回避することができる。
【0023】ところで、かかるキャリアテープ20のポ
ケット22に電子部品26を収納して搬送する場合に
は、電子部品26がポケット22に収納されたキャリア
テープ20を所定の巻取りリール(図示せず)に巻回
し、当該巻回されたキャリアテープ20を搬送するよう
になされている。
ケット22に電子部品26を収納して搬送する場合に
は、電子部品26がポケット22に収納されたキャリア
テープ20を所定の巻取りリール(図示せず)に巻回
し、当該巻回されたキャリアテープ20を搬送するよう
になされている。
【0024】このため従来のキャリアテープ1において
は、図8との対応部分に同一符号を付して示す図4
(A)に示すように、所定の巻取りリールに巻回される
と、内側のポケット13に外側のポケット13がはまり
込むことにより、電子部品10がポケット13内に押し
込まれ、その結果、ボール11A〜11Dが内側面14
A〜14Dに接触する不都合が生じることになる。
は、図8との対応部分に同一符号を付して示す図4
(A)に示すように、所定の巻取りリールに巻回される
と、内側のポケット13に外側のポケット13がはまり
込むことにより、電子部品10がポケット13内に押し
込まれ、その結果、ボール11A〜11Dが内側面14
A〜14Dに接触する不都合が生じることになる。
【0025】これに対して、本発明を適用したキャリア
テープ20においては、図3との対応部分に同一符号を
付して示す図4(B)に示すように、所定の巻取りリー
ルに巻回され、内側のポケット22に外側のポケット2
2がはまり込んで電子部品26がポケット22内に押し
込まれても、段部28A〜28Dによって電子部品26
を支えることができ、その結果、ボール27A〜27D
が内側面25A〜25Dに接触することを回避すること
ができる。
テープ20においては、図3との対応部分に同一符号を
付して示す図4(B)に示すように、所定の巻取りリー
ルに巻回され、内側のポケット22に外側のポケット2
2がはまり込んで電子部品26がポケット22内に押し
込まれても、段部28A〜28Dによって電子部品26
を支えることができ、その結果、ボール27A〜27D
が内側面25A〜25Dに接触することを回避すること
ができる。
【0026】以上の構成によれば、電子部品26をポケ
ット22に収納した場合に当該電子部品26のエッジ部
26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支える支持位置
を基準として、当該支持位置から僅かに下の位置に、三
角形状の上面を有する段部28A〜28Dを当該ポケッ
ト22の四隅に一体成形することにより、電子部品26
のエッジ部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支え
きれない場合であっても、当該電子部品26の動きを段
部28A〜28Dによって制止し得、従って電子部品2
6をポケット22に収納した際の安定性を向上させ得
る。
ット22に収納した場合に当該電子部品26のエッジ部
26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支える支持位置
を基準として、当該支持位置から僅かに下の位置に、三
角形状の上面を有する段部28A〜28Dを当該ポケッ
ト22の四隅に一体成形することにより、電子部品26
のエッジ部26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支え
きれない場合であっても、当該電子部品26の動きを段
部28A〜28Dによって制止し得、従って電子部品2
6をポケット22に収納した際の安定性を向上させ得
る。
【0027】なお上述の実施の形態においては、電子部
品26が収納された場合に当該電子部品26のエッジ部
26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支え、その支持
位置を基準として僅かに下の位置に、三角形状の上面を
有する段部28A〜28Dを当該ポケット22の四隅に
一体成形した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、その支持位置と同じ高さの位置に三角形状の上面
を有する段部を当該ポケット22の四隅に一体成形する
ようにしても良い。
品26が収納された場合に当該電子部品26のエッジ部
26Aを内側面25A〜25Dの勾配で支え、その支持
位置を基準として僅かに下の位置に、三角形状の上面を
有する段部28A〜28Dを当該ポケット22の四隅に
一体成形した場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、その支持位置と同じ高さの位置に三角形状の上面
を有する段部を当該ポケット22の四隅に一体成形する
ようにしても良い。
【0028】また上述の実施の形態においては、段部2
8A〜28Dの上面の形状を三角形状にした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、電子部品26をポ
ケット22に収納した際に、当該電子部品26に一体成
形されているボール27A〜27Dが段部に接触するこ
と回避することができれば、段部を他の種々の形状によ
って形成するようにしても良い。
8A〜28Dの上面の形状を三角形状にした場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、電子部品26をポ
ケット22に収納した際に、当該電子部品26に一体成
形されているボール27A〜27Dが段部に接触するこ
と回避することができれば、段部を他の種々の形状によ
って形成するようにしても良い。
【0029】また上述の実施の形態においては、電子部
品26をポケット22に収納した際に、当該電子部品2
6に一体成形されているボール27A〜27Dが内側面
25A〜25Dに接触すること回避するように、内側面
25A〜25Dの傾斜角度を25〔°〕に選定した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、部品を部品
収納部に収納した際に、当該部品に突出するように形成
されている突出部に接触することを回避するような他の
種々の傾斜角度で凹部の内側面を形成するようにしても
良い。
品26をポケット22に収納した際に、当該電子部品2
6に一体成形されているボール27A〜27Dが内側面
25A〜25Dに接触すること回避するように、内側面
25A〜25Dの傾斜角度を25〔°〕に選定した場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、部品を部品
収納部に収納した際に、当該部品に突出するように形成
されている突出部に接触することを回避するような他の
種々の傾斜角度で凹部の内側面を形成するようにしても
良い。
【0030】さらに上述の実施の形態においては、本発
明をICチップ等の電子部品26を収納して搬送するキ
ャリアテープ20に適用した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、他の種々の部品を収納して搬送す
る部品搬送体に本発明を広く適用し得る。
明をICチップ等の電子部品26を収納して搬送するキ
ャリアテープ20に適用した場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、他の種々の部品を収納して搬送す
る部品搬送体に本発明を広く適用し得る。
【0031】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、底面に対
して斜め方向に形成された内側面を有する凹部でなる部
品収納部に所定の部品を収納した場合、当該部品を内側
面の勾配で支えるときの支持位置と同一の位置又は当該
支持位置を基準として僅かに下の位置に上面を有する段
部を、部品収納部の隅部に形成することにより、部品を
内側面の勾配で支えきれない場合であっても、当該部品
の動きを段部によって制止し得、従って部品を部品収納
部に収納した際の安定性を向上させ得る。
して斜め方向に形成された内側面を有する凹部でなる部
品収納部に所定の部品を収納した場合、当該部品を内側
面の勾配で支えるときの支持位置と同一の位置又は当該
支持位置を基準として僅かに下の位置に上面を有する段
部を、部品収納部の隅部に形成することにより、部品を
内側面の勾配で支えきれない場合であっても、当該部品
の動きを段部によって制止し得、従って部品を部品収納
部に収納した際の安定性を向上させ得る。
【図1】本発明によるキャリアテープの一実施の形態を
示す略線図である。
示す略線図である。
【図2】ポケットの具体的構成を示す略線図である。
【図3】ポケットに電子部品を収納した場合を示す略線
図である。
図である。
【図4】キャリアテープを巻取りリールに巻回した場合
の説明に供する略線図である。
の説明に供する略線図である。
【図5】従来のキャリアテープの構成を示す略線図であ
る。
る。
【図6】ポケットの具体的構成を示す略線図である。
【図7】ポケットに電子部品を収納した場合を示す略線
図である。
図である。
【図8】傾斜角度が25〔°〕のポケットに電子部品を
収納した場合を示す略線図である。
収納した場合を示す略線図である。
1、20……キャリアテープ、2、21……ガイド溝
部、3、13、22……ポケット、4、23……送り
穴、5A〜5D、14A〜14D、25A〜25D……
内側面、6、10、26……ICチップ、6A、10
A、26A……エッジ部、7A〜7D、11A〜11
D、27A〜27D……ボール、28A〜28D……段
部。
部、3、13、22……ポケット、4、23……送り
穴、5A〜5D、14A〜14D、25A〜25D……
内側面、6、10、26……ICチップ、6A、10
A、26A……エッジ部、7A〜7D、11A〜11
D、27A〜27D……ボール、28A〜28D……段
部。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E067 AA24 AB47 AC04 BA34A
BC07A EA32 EB27 FA01
FC01 GD03 GD10
3E096 AA06 BA09 BB08 CA15 CC01
DA04 DA30 DB06 DC01 FA08
FA09 GA04
Claims (2)
- 【請求項1】所定の部品を収納し搬送する部品搬送体に
おいて、 底面に対して斜め方向に形成された内側面を有する凹部
が、上記部品搬送体の長手方向に順次形成されてなる複
数の部品収納部を具え、 上記部品収納部は、 上記部品が収納された場合、上記部品を上記内側面の勾
配で支えるときの支持位置と同一の位置又は当該支持位
置を基準として僅かに下の位置に上面を有する段部が、
上記部品収納部の隅部に形成されていることを特徴とす
る部品搬送体。 - 【請求項2】上記凹部の上記内側面は、上記部品を上記
部品収納部に収納した際に上記部品に突出するように形
成されている突出部に接触することを回避するような傾
斜角度で形成されていることを特徴とする請求項1に記
載の部品搬送体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002048252A JP2003246360A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 部品搬送体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002048252A JP2003246360A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 部品搬送体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246360A true JP2003246360A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28661101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002048252A Pending JP2003246360A (ja) | 2002-02-25 | 2002-02-25 | 部品搬送体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003246360A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112693747A (zh) * | 2019-10-07 | 2021-04-23 | 株式会社村田制作所 | 基带以及电子部件串 |
CN112693748A (zh) * | 2019-10-23 | 2021-04-23 | 株式会社村田制作所 | 电子部件串以及基带 |
-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002048252A patent/JP2003246360A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112693747A (zh) * | 2019-10-07 | 2021-04-23 | 株式会社村田制作所 | 基带以及电子部件串 |
CN112693748A (zh) * | 2019-10-23 | 2021-04-23 | 株式会社村田制作所 | 电子部件串以及基带 |
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