JP2003245614A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JP2003245614A
JP2003245614A JP2002049557A JP2002049557A JP2003245614A JP 2003245614 A JP2003245614 A JP 2003245614A JP 2002049557 A JP2002049557 A JP 2002049557A JP 2002049557 A JP2002049557 A JP 2002049557A JP 2003245614 A JP2003245614 A JP 2003245614A
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pressure
air
liquid
delivery pipe
air delivery
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JP2002049557A
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English (en)
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Mizuho Kaneda
瑞穂 金田
Toshio Takano
敏雄 高野
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FLOWING TECHNO KK
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FLOWING TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は洗浄用の圧力気体を無公害気体を
用い、しかも洗浄液の噴出用圧力を一定とし、しかも洗
浄液中の気体の混在量を最終段階において気体のみとす
るようにした洗浄装置を提供しようとするものである。 【解決手段】 密閉容器中に溶剤液を所定量を充填し、
この溶剤液の液面を常圧管を介して所定圧で押圧し、溶
剤液中に設けたエアー送出管より所定圧のエアーを噴出
させ、しかもエアー送出管を、この管の開口面が弁体の
弁口面と接合する位置まで進退出させることで上記課題
を解決したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は洗浄装置に関し、
特に車両用ブレーキの洗浄に効果を発揮する洗浄装置に
関し、しかも洗浄行程を溶剤液からエアーまでを段階的
に変化させて噴出させるようにした洗浄装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の可搬式洗浄装置においては、噴出
具と溶剤容器とが不可分の関係であって作業性と溶剤量
の確保の点で不具合があり、またエアスプレー缶システ
ムによるスプレー缶の場合は充填圧力の調整と溶剤量の
確保の点で必ずしも満足の得られるものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、溶剤容器
を定位置に固定することで噴出具の操作性を良好なもの
とすると共に、洗浄に必要な溶剤量を確保できる容器を
用い、しかも噴出具よりの溶剤の噴出圧力を常時一定圧
とすると共に、溶剤の噴出態様を初期段階での溶剤オン
リーから気泡混在溶剤最終段階でエアーのみを噴出させ
るようにした洗浄装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は溶剤容器の容
量を洗浄物の洗浄に必要な必要量を充分に確保できるよ
うな容器を用い、その上この容器内を所定圧に維持する
ことで噴出具からの噴出圧と溶剤の噴出量を定量化する
と共に、容器内に溶剤の噴出量を調整する調整手段を設
けることで噴出溶剤量の調整を溶剤量オンリーからエア
ーのみに変更できるように構成することで課題を解決し
たものである。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1によ
り説明すれば次のとおりである。同図において符号1は
所定圧力を発生するコンプレッサー等の出力源、2はエ
アー用ホース21,22はエアー用ホースの分岐ホー
ス、3は密閉容器、4は密閉容器内でしかも溶剤Rの液
面上に設けた常圧管、5は密閉室内に充填した溶剤液中
に浸漬したエアー送出管で密閉空間を左右方向への進退
出を行ない、6および7で示す噴出部材と共働して噴出
管8への溶剤の供給量を調整する機能をもっている。ま
た9は噴出具であり、91は噴出流またRは溶剤であ
る。
【0006】上記各部材で構成されたこの発明に係る洗
浄装置の実施態様を説明すれば次のとおりである。図1
に示すようにこの発明に係る洗浄装置は、出力源1より
の所定圧力のエアーを2本の分岐管21,22を介して
密閉室3内の常圧管4とエアー送出管5に送出し、密閉
室内の圧力を一定圧Pに維持し、溶剤液Rに対して所定
圧Pで加圧すると共に他のエアー送出管5中の前記所定
圧Pを持つエアーaを介して溶剤液Rを噴出管8側に圧
送し、この圧送液Kは送出ホース81を介して噴出具9
より洗浄液91として噴射されるように構成されてい
る。
【0007】またこの発明に係る洗浄装置はエアー送出
管5の長手方向軸線と弁体7の長手方向噴出部材の長手
方向軸線とほぼ同一軸線にあるように両部材を一致させ
ると共に送出管を前記軸線上を左右に移動できるよう形
成されており、しかも前記移動量をエアー送出管の開口
51と弁体7の弁口71とが対接する位置から所定巾H
まで離間した長さとされている。
【0008】
【実施例】〔実施例I〕この発明の洗浄装置を図2を用
いて説明すれば次のとおりである。密閉容器3内には洗
浄用溶剤液Rが所定量充填されており、この液Rの液上
空間に両サイドに放出孔を持った常圧管4が設けられて
おり、液Rの出力原Iよりのエアー圧Pをホース21を
介して所定圧Pで押圧されている。密閉容器中の溶剤液
R中にガイド筒56を介して長手方向に進退出できるエ
アー送出管5が設けられており、この送出管5と対向す
る位置に保圧筒6と弁に71を備えた弁体7とが設けら
れており、しかも前記両部材の長手方向の軸線はほぼ同
一軸線上に位置するように位置設定されている。またエ
アー送出管5は送出管の先端開口51から弁口71まで
の巾Hだけ移動可能に形成されている。
【0009】上記構成を有するこの発明に係る洗浄装置
の作用を図2および図3により説明すれば次のとおりで
ある。図2において、出力源よりの所定圧Pをもってホ
ース22を介してエアー送出管5に送られたエアーaに
よってエアー送出管開口51とほぼ同径の液柱R′を弁
口71側に圧送し、この圧送液安定圧Pをもって噴出管
8に送出され、この圧送液Kは送出ホース81を介して
噴出具9より洗浄液91として噴出される。この場合、
前記液柱R′は保圧筒7の存在により液柱R′外の液圧
によるキャビテーションの影響を受けることがすくない
ものである。図面中の符号53はねじ部、54は操作把
手、55および82は自在継手を表わす。なおこの発明
に係る洗浄装置はエアー送出管5を作用させない場合に
は所定圧Pをもって洗浄液Pを噴出させる機能を有する
ことは明らかであり、この発明は上記した機能に加えて
最終段階での機能としてエアーのみを噴出させるように
構成した点に特徴を有するものである。
【0010】圧送液Kがエアーaのみとなる場合を図3
により説明すれば次のとおりである。エアー送出管5の
先端開口51と弁体7の弁口71とが対接する位置まで
エアー送出管5を操作すれば所定圧Pで送られているエ
アー送出管5内のエアーaは洗浄液Rの影響を受けるこ
となく直接噴出管8に圧送され、このエアーaは噴射具
を介して直接洗浄物に対する浄化に寄与することになる
ものである。なお送出管5の開口51と弁口71間の巾
の遠近によって噴出管8よりの圧送液Kはエアーaと洗
浄液Rとの混合流体として噴出されるもので、エアーa
は初期段階で少なく最終段階でエアーaのみと自由な変
更を設定できるものである。
【0011】この実施例の場合はエアー送出管5を囲む
ように保圧筒6を設けたので、送出管5の外径dと保圧
筒6の内径Dの関係d/Dおよび前記した両部材の径に
対する送出管5の開口径d′を所定比率に設定すること
で圧送液K内の洗浄液とエアーとの混合比率を自由に変
更できるものである。混合比率を自由に変更できると
は、例えばd/Dを極めて1に近づければ初期段階から
極めてエアー量の大きい圧送液Kが得られることを意味
することである。
【0012】〔実施例II〕この発明の他の実施例を図4
および図5を用いて説明すれば次のとおりである。この
実施例の場合は、図4に示すように、密閉容器3内に分
岐管21と連通する常圧管4を溶剤液Rの液面上に設置
して所定圧Pをもって溶剤液を押圧しており、溶剤液R
中に分岐管22と連通するエアー送出管5を長手方向に
進退出させるように設置したものである。
【0013】図4で示すようにこの実施例の場合は実施
例Iで示した保圧筒6の存在しない洗浄装置を示したも
ので、この場合でも液柱R′は密閉室内を所定圧Pをも
った静止状洗浄液の存在により、キャビテーションの発
生を生じさせることなくエアーaの圧送力によって圧送
液Kとして噴出管8側に送出される。この実施例の場合
は初期段階から最終段階の直前まで比較的エアー量の少
ない洗浄液を噴出するもので実施例1との作用を異にし
ているものである。
【0014】この発明は上記実施例に限定されるもので
なく、例えばエアー送出管と弁体との長手方向の軸線を
ほぼ一致させる意味はエアー送出管の開口と弁体の弁口
とのそれぞれの流体噴出方向をほぼ一致させることを意
味するものでエアー送出管及び弁体の形状は任意に設計
できるものである。またエアー送出管の進退出の技術手
段は他の公知技術を採用できるものであり、その上エア
ー送出管の開口と弁口との接合構造についても両部材間
の封密性を確保するための公知技術を任意に採用できる
ものである。その上、この発明に係る洗浄装置は必要に
応じて、所定圧の流体を搬送するエアー用ホースに逆止
弁をまた密閉容器に対しては圧力調整弁を設ける等の安
全手段を設置することを任意に設計できるものである。
【0015】
【発明の効果】この発明は所定圧力を発生する出力源と
洗浄剤を充填した密閉容器と噴射具とをそれぞれエアー
ホースによって連結し、噴射具で洗浄物を洗浄するよう
に構成したので、噴射具の操作の自由度を従来の噴射具
に比較して格段に向上させることができる。またこの発
明は密閉空間に充填した溶剤液中に設けたエアー送出管
と弁体のほぼ同一軸線上に位置設定し、しかもエアー送
出管を弁体方向に進退出できるように構成したので初期
段階と最終段階での圧送液を溶剤オンリーからエアーオ
ンリーまで所定圧の洗浄液を噴出することができるもの
である。またこの発明はエアー送出管を囲むように保圧
筒を設けることによって溶剤とエアーの混合比率を任意
に設定できるものであり、洗浄物の性質に対応した洗浄
を行うことができる。その上、この発明は最終段階での
エアーのみを噴出させることで、洗浄物に付着した溶剤
液を飛散させて乾燥させることのできる特別の機能も有
するものである。また、この発明はエアーを使用してい
るので、従来LPGを利用していたエアゾール方式の洗
浄装置に比較して無公害である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る洗浄装置の全体図である。
【図2】実施例Iで示す洗浄装置の要部断面説明図であ
る。
【図3】実施例Iで示す洗浄装置の作用説明図である。
【図4】実施例IIで示す洗浄装置の要部断面説明図であ
る。
【図5】実施例IIで示す洗浄装置の作用説明図である。
【符号の説明】
1 出力源 2 エアー用ホース 21(22) 分岐ホース 3 密閉容器 31 蓋 4 常圧管 41 通孔 5 エアー放出管 51 開口 52 シール材 53 ねじ部 54 操作把手 55 自在継手 56 ガイド筒 6 保圧筒 7 弁体 71 弁口 8 噴出管 81 送出ホース 82 自在継手 9 噴出具 91 噴出流 R 溶剤液 R′ 液柱 K 圧送液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B201 AA47 AB54 BB32 BB36 BB90 BB92 BB98 3D026 AA14 AA23 AA28 AA29 4F033 QA09 QB02Y QB03X QB12Y QB16Y QD03 QD14 QE21 QE23 QF02X QF07Y QF23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定圧力を発生する出力源とこの出力源
    から分岐させた2本の分岐ホースのうちの1本と連接さ
    せた常圧管を溶剤液の液面上に設け、分岐ホースの他の
    1本と連接させたエアー送出管を溶剤液中に設けた密閉
    容器とこの密閉容器から圧送液を噴射する噴出具とで構
    成される洗浄装置において、密閉室内に充填した溶剤液
    の液面空間を常圧管を介して所在圧に維持し、エアー送
    出管を介して、密閉容器に設けた弁体の弁口から溶剤液
    を噴出具に送出するように構成した洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の洗浄装置において、エア
    ー送出管をエアー送出管の開口面が弁体の弁口面を封密
    状に対接する位置まで進退出するように構成した洗浄装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の洗浄装置において、エア
    ー送出管の外径より大口径の保圧筒の端部を弁体に接合
    し、他端をエアー送出管の管部を囲包するように構成し
    た洗浄装置。
JP2002049557A 2002-02-26 2002-02-26 洗浄装置 Pending JP2003245614A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011122325A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 アイ・タック技研株式会社 混合流体噴射装置
CN109013443A (zh) * 2018-06-15 2018-12-18 盐城市力铖汽车配件有限公司 一种汽车刹车片的循环式清洗装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011122325A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-06 アイ・タック技研株式会社 混合流体噴射装置
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